JP2013541386A - 圧力炊飯器の制御方法および関連炊飯器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、加熱手段(17,18,19)と、パイロット操作式減圧弁(20)と、温度センサー(15)とを有する蓋(12)付き筐体(10)を具えた圧力炊飯器の制御方法であって、釜(11)が約2時間の所定の継続時間にわたって35℃から40℃までの温度に維持されるように加熱手段(17,18,19)を制御する浸漬ステップと、米の発芽ステップと、釜(11)の内部が100℃から110℃までの所定の設定温度に達するように加熱手段(17,18,19)を制御する加熱ステップと、前記設定温度に達した時点から始まり、釜(11)が20分から40分までの所定の継続時間、例えば35分間にわたって設定温度に維持されるように加熱手段(17,18,19)を制御する炊飯ステップとを含むことを特徴とする圧力炊飯器の制御方法に関する。

Description

本発明は、圧力炊飯器の制御方法およびこの方法を実施するための炊飯器に関する。本発明による方法は、玄米(または全粒米)の調理においてγ−アミノ酪酸(GABA)の含有量を高めるのに特に適している。
GABAは脳細胞の神経伝達物質であり、特定の病気の予防や成長ホルモン産生の刺激に一定の役割を果たす。一方、発芽玄米または部分発芽玄米は、GABAの含有量が高いことは周知の通りである。
玄米の発芽のさせ方は周知の通りである。それは、例えば芽が出るまで玄米を水に浸けておくことにある。玄米を発芽させるためには、例えば周囲温度の水に米を16時間から24時間浸けてから水を捨て、湿った米を水切り容器に入れて暗所に置いておくが、この間にときどき水洗いする必要があり、それを24時間にわたって続けなければならない。
特許文献1は、圧力炊飯器内における発芽玄米の発芽および炊飯の方法の一例を記している。この方法は、40℃前後の設定温度による米の浸漬ステップからなる。浸漬ステップの後、順次数回にわたる温度上昇を含む炊飯ステップが続く。
また、特許文献2によって米の発芽を促す米浸漬専用の装置も知られている。
韓国特許第20050091802号明細書 特開2002−335885号公報
本発明の目的は、米の発芽時間を大幅に短縮し、こうして調製後の米に含まれるGABAの量を増やすことができるシンプルな圧力炊飯器の制御方法を提案することにある。
この目的は、加熱手段と、パイロット操作式減圧弁と、温度センサーとを有する蓋付き筐体を具えた圧力炊飯器の制御方法であって、釜が約2時間の所定の継続時間にわたって35℃から40℃までの温度に維持されるように加熱手段を制御する浸漬ステップと、米の発芽ステップと、釜の内部が100℃から110℃までの所定の設定温度に達するように加熱手段を制御する加熱ステップと、前記設定温度に達した時点から始まり、釜が20分から40分までの所定の時間、例えば35分間にわたって設定温度に維持されるように加熱手段を制御する炊飯ステップとを含むことを特徴とする圧力炊飯器の制御方法によって達成される。
本発明の他の変形形態によると、加熱ステップおよび炊飯ステップにある間は減圧弁が閉鎖位置に保たれ、炊飯ステップの最後に減圧弁は筐体内外の圧力差がほぼゼロになるまで開放される。
炊飯ステップの設定温度が101℃から108℃までの間にある。
蓋を加熱するための加熱手段の要素は炊飯ステップの最後に作動する。
加熱手段の要素は1分から6分間、好ましくは5分間作動する。
浸漬ステップの温度は35℃から40℃までの間、とりわけ38℃である。
蓋を加熱するための加熱手段の要素は浸漬段階の間、停止する。
加熱ステップは、ユーザーによる炊飯器の操作により開始される。
発芽ステップは炊飯器内で行われ、炊飯器は3時間または4時間ごとにユーザーに対して音声信号および/または視覚信号を発する。
炊飯器は、ユーザーによる手動操作が必要であることを教えるため、ユーザーに対して音声信号および/または視覚信号を発する。
米の発芽ステップは炊飯器の外で行われる。
本発明は、本発明による方法を実施するように特に適合させた圧力炊飯器の制御装置およびこの制御装置を具えた圧力炊飯器にも関する。
本発明のその他の特徴や利点は、何ら限定的でない例として添付の図面によって図解しながら示す実施形態に関する以下の説明において明らかになろう。
本発明による方法を実施することができる圧力炊飯器の断面概略図である。 本発明による制御方法の実施形態の第1のステップに対応する温度および圧力を経時的に示すグラフである。 図2の実施形態の別のステップに対応する温度および圧力を経時的に示すグラフである。
本発明による方法を実施するのに適した圧力炊飯器の実施形態について、以下に図1に沿って説明する。
本発明による圧力炊飯器1のこの実施形態は、炊飯用の内釜11を入れる区画が形成された本体10、すなわち筐体を具える。この筐体は、本体の上部が蓋12によって開閉されるように筐体10に装着される蓋12を具える。炊飯器1の制御操作を行う制御装置13もまた、筐体10に装備される。
炊飯器1は、釜内の温度、とりわけ釜11の下部の温度を検出するための第1のセンサー15をさらに具える。第1のセンサー15は、例えば釜の底の近傍に取り付けるなどされる。蓋12の内面の温度を検出するための第2のセンサー16は蓋に取り付けられる。第1のセンサーおよび第2のセンサーは制御装置13に接続される。
炊飯器1の加熱手段は、炊飯器の釜11内で炊飯動作および高温維持動作が行われるようにするための熱源を提供する主たる加熱要素17と、釜11の上縁を加熱する要素18と、蓋12の内面を加熱する要素19とを具える。
圧力炊飯器1は、制御装置13によってパイロット操作される電磁弁などの減圧弁20をさらに具える。減圧弁20は周知のようにして蓋12に取り付けられる。
周知のように、炊飯器1は筐体10内部の圧力の過度な上昇から炊飯器を守る安全弁21を具えることができる。
筐体10も蓋も、例えばプラスチック製である。
制御装置13は、例えば本体の内側など、本体10に設置される。制御装置13は、ユーザーによる炊飯器のプログラミングを可能にする制御ボタン22にさらに接続される。
また、制御装置13は加熱手段17,18,19に接続され、ユーザーが選択する調理プログラムで指定されたイベントに応じてこれらの作動または停止を操作する。これらのイベントのうちのいくつかは、センサー15,16の一方および/またはもう一方によって行われる温度測定を伴う。
1つの変形実施形態によると、主たる加熱要素17は誘導型であり、釜11の上縁を加熱する要素18および蓋12を加熱する要素19は抵抗型である。
炊飯器は、取り外し自在なバスケットを含む発芽用付属品31をさらに具えることができる。
炊飯器は、ユーザーに対して情報を発信することができる信号手段(図示せず)をさらに具える。この信号手段は、例えば音声および/または視覚によるものである。
すでに示したように、通常、玄米を発芽させるためには、周囲温度の水に米を16時間浸けてから水を捨て、湿った米を水切り容器に入れて暗所に置いておくが、この間にときどき水洗いする必要があり、それを24時間にわたって続けなければならない。
本発明による炊飯器の制御方法は、約35℃から40℃までの水に米粒を2時間から4時間までの間、浸漬することによって発芽を加速させることができる。それにより、浸漬時間を6時間短縮することができる。
そこで、本発明によると、玄米などの米を付属品に直接入れ、この付属品を水とともに炊飯器の釜の中に入れる。炊飯器の釜の中で米が水に浸かるようにする。
次いで、釜の水を捨てた後、湿った米を付属品内に入れたまま30時間程度、とりわけ32時間にわたって暗所に置く。
米は、水道の流水下でときどき洗っては、付属品と米とを装置内に戻す。
肉眼で米の芽を確認できたら、米を水で最後に洗い、この米を釜の中に入れる。
次いで、水の量を調整してから発芽米の炊飯ステップにかかる。浸漬によって米はすでにかなり柔らかくなっているため、炊飯はきわめて迅速に行われる。それに加え、炊飯は100℃近傍で、より正確には101℃から108℃までの間で行われる。この温度では、種子の発芽段階で増大した栄養素は保たれ、さらに米のつやが得られる。
こうした調製法では、市場に出回る既知の炊飯器で炊いた玄米と比べて最大で10倍も多いGABAを含んだ調製品を得ることができる。
本件出願人は、米に含まれるGABAの量が温度と浸漬時間とに依存することに気づいた。つまり、温度が高すぎると、玄米中のGABAの量は減少する。これは、高すぎる温度によって種子が死に、発芽を阻害するためである。一方、米の浸漬がある時間を超えると、米の中で細菌が繁殖するおそれがある。
以下では、肉眼による芽の確認に至るまでの発芽ステップと炊飯ステップとを含む米の調製方法の一実施形態であって、炊飯器の制御方法の一実施形態を利用する実施形態について詳細に説明する。
まず、釜の内部に入れた取り外し自在なバスケットの中に米を入れ、米を完全に水に浸す。
次いで、米の浸漬ステップを行う。このステップは、時間の経過による温度の変化を示した図2に表されている。このステップにおいて、減圧弁20は開放位置にあっても閉鎖位置にあってもよい。この一方で、釜11の内部の温度が35℃から40℃の間に維持されるように加熱手段17,18,19のすべてまたは一部を作動させる。すなわち、釜11の底に位置する第1の温度センサー15の信号に対する加熱手段17,18,19の制御ループが実行される。浸漬ステップの継続時間は約2時間である。これは、2時間を超える浸漬を行っても、それ以降の発芽時間に顕著な利得はないことを本件出願人が確認したことによる。1つの変形実施形態によると、浸漬ステップにおける設定温度は37℃±1℃である。もう1つの変形実施形態によると、蓋に設置された加熱要素19は浸漬ステップを通して停止したままである。
浸漬ステップが終了すると、手動操作を行う必要があることを教えるため、炊飯器はユーザーに対して音声信号および/または視覚信号などの信号を発する。
これは、浸漬ステップが終了すると、今度は本来の発芽ステップとなる新たなステップを実施することになるためである。釜の水を抜き、次いで蓋を閉めた釜の中に、すなわち暗所に湿った状態の米を30時間前後、例えば32時間にわたって放置する。好ましくは、3時間または4時間ごとに米を水で洗う。水洗いの際には、取り外し自在なバスケットを釜から取り出し、水洗い後は再び釜の中に戻す。好ましくは、手作業による米の水洗いを行う必要があることを教えるため、炊飯器はユーザーに対して音声信号および/または視覚信号などの信号を発する。もう1つの実施形態によると、発芽は炊飯器の外で、例えばこのために用意された付属品内で行う。この場合、発芽段階にある間、炊飯器を他の調理のために利用することができる。
この段階が終了すると、ユーザーが特定の操作を行うことによって加熱ステップを開始させる。この加熱ステップは、釜11の内部が100℃から110℃まで、好ましくは100℃から105℃までの所定の設定温度に達するようにさせるものである。そこで、制御装置13は、蓋12内に設置された第2のセンサー16が設定温度を示さない限り、炊飯器1のすべての加熱手段17,18,19を作動させる。
この加熱ステップを減圧弁20が開放位置にある状態で行っても、減圧弁20が閉鎖位置にある状態で行ってもよい。この加熱ステップ時の炊飯器釜内の温度および圧力の変化の様子は図3のグラフに示す通りである。この加熱ステップはおよそ30分間続く。ただし、本発明の範囲から外れることなく、例えば10分間など、より迅速な温度上昇を実施することもできる。
加熱ステップの設定温度に達すると、制御装置13によって直ちに炊飯ステップが実行される。このステップは、20分から40分までの所定の継続時間、例えば35分間にわたって加熱ステップの設定温度を維持するものである。このため、炊飯ステップは、蓋12の第2の温度センサー16の信号に対する加熱手段17,18,19の制御ループからなる。炊飯時間が経過すると、加熱手段17,18,19を直ちに停止する。減圧弁20は、例えば炊飯ステップの終了5分前などに開放位置となる。この炊飯ステップ時の炊飯器釜内の温度および圧力の変化の様子は図3のグラフに示した通りである。
好ましくは、加熱手段の要素19を炊飯ステップの最後に1分から6分、好ましくは5分間作動させる。この作動は炊飯ステップに含まれる。
温度を上昇させた後の炊飯ステップには1つのステップしかないため、本発明による方法はきわめてシンプルである。このことは、米を高温にさらす時間を極力短くすることで、米の栄養素を保つことも可能にする。実際、発芽とともにすでに米が柔らかくなっており、このために炊飯時間を長くとる必要はない。また、浸漬ステップの必要もなくなる。
本発明は、本発明による方法を実施するように特に適合させた制御装置13にも関する。本発明による制御装置は、加熱手段と、センサーと、減圧弁と、信号手段とに接続する一方、本発明による方法の実施に対応する様々なシーケンスのプログラムを格納する記憶装置を具える。
また本発明は、このような制御装置が装備された炊飯器に関する。
さらに本発明は、計算機により読み取り可能なデータ記録媒体であって、本発明の対象である制御方法の各ステップを実行するプログラムコード手段を含むプログラムが記録されたデータ記録媒体に関する。
最後に本発明は、本発明の対象である制御方法の各ステップを実行するように適合されたプログラムコード手段を含むプログラムに関する。

Claims (14)

  1. 加熱手段(17,18,19)と、パイロット操作式減圧弁(20)と、温度センサー(15)とを有する蓋(12)付き筐体(10)を具えた圧力炊飯器の制御方法であって、
    釜(11)が約2時間の所定の継続時間にわたって35℃から40℃までの温度に維持されるように、前記加熱手段(17,18,19)を制御する浸漬ステップ
    を含むことを特徴とする圧力炊飯器の制御方法。
  2. 米の発芽ステップと、
    前記釜(11)の内部が100℃から110℃までの所定の設定温度に達するように、前記加熱手段(17,18,19)を制御する加熱ステップと、
    前記設定温度に達した時点から始まり、前記釜(11)が20分から40分までの所定の継続時間、例えば35分間にわたって前記設定温度に維持されるように、前記加熱手段(17,18,19)を制御する炊飯ステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の圧力炊飯器の制御方法。
  3. 前記加熱ステップおよび前記炊飯ステップにある間、前記減圧弁(20)は閉鎖位置に保たれ、炊飯ステップの最後に前記筐体(10)の内外の圧力差がほぼゼロになるまで前記減圧弁(20)を開放することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧力炊飯器の制御方法。
  4. 前記炊飯ステップの前記設定温度が101℃から108℃までの間にあることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の圧力炊飯器の制御方法。
  5. 前記蓋(12)を加熱するようになっている前記加熱手段の要素(19)が炊飯ステップの最後に作動することを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の圧力炊飯器の制御方法。
  6. 前記加熱手段の前記要素(19)が1分から6分、好ましくは5分間作動することを特徴とする請求項5に記載の圧力炊飯器の制御方法。
  7. 前記浸漬温度が35℃から40℃までの間、とりわけ38℃であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の圧力炊飯器の制御方法。
  8. 前記蓋(12)を加熱するようになっている前記加熱手段の前記要素(19)は、前記浸漬ステップの間、停止することを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の圧力炊飯器の制御方法。
  9. 前記加熱ステップは、ユーザーによる前記炊飯器の操作により開始されることを特徴とする請求項1から請求項8の何れかに記載の圧力炊飯器の制御方法。
  10. 前記発芽ステップは前記炊飯器内で行われ、前記炊飯器は3時間または4時間ごとに周期的にユーザーに対して音声信号および/または視覚信号を発することを特徴とする請求項1から請求項9の何れかに記載の圧力炊飯器の制御方法。
  11. ユーザーによる手動操作が必要であることを教えるため、前記炊飯器はユーザーに対して音声信号および/または視覚信号を発することを特徴とする請求項1から請求項10の何れかに記載の圧力炊飯器の制御方法。
  12. 米の前記発芽ステップは前記炊飯器の外で行われることを特徴とする請求項1から請求項11の何れかに記載の圧力炊飯器の制御方法。
  13. 請求項1から請求項12の何れかに記載の方法を実施するように特に適合させた圧力炊飯器の制御装置(13)。
  14. 請求項13に記載の制御装置を具えた圧力炊飯器。
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