JP2013541203A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. ポリマー材料を押し出すのと同時的に前記ポリマー材料の押し出された領域を分極処理する工程を有し、
   前記領域は、前記分極処理の前に、１以上の加熱されたローラを越えて引き出されることを特徴とする圧電ポリマー素子の製造方法。
2. 前記圧電ポリマー素子は繊維またはフィルムである請求項１に記載の圧電ポリマー素子の製造方法。
3. 前記圧電ポリマー素子は、ポリマー顆粒の供給材料から押し出されたものである請求項１または２に記載の圧電ポリマー素子の製造方法。
4. 前記ポリマー顆粒は、圧電セラミック粒子が分散されたポリマーである請求項３に記載の圧電ポリマー素子の製造方法。
5. 前記領域は、ガラス転移温度とポリマーの溶融温度との間の温度、または、６０℃乃至９０℃の間の温度まで加熱される請求項１乃至４のいずれか１項に記載の圧電ポリマー素子の製造方法。
6. 前記領域は、前記分極処理の前に、前記領域が少なくとも２：１の伸張比で塑性的に伸張するように、降伏点を超える圧力下で引き出される請求項１乃至５のいずれか１項に記載の圧電ポリマー素子の製造方法。
7. 前記領域を一対の電極の間に搬送する工程を含む請求項１乃至６のいずれか１項に記載の圧電ポリマー素子の製造方法。
8. 前記分極処理は、前記領域の両側から０．５ＭＶ／ｍ乃至１．５ＭＶ／ｍの電界を印加することにより行われる請求項１乃至７のいずれか１項に記載の圧電ポリマー素子の製造方法。
9. 請求項１乃至８のいずれか１項に記載の製造方法によって製造された圧電ポリマー素子であって、
   圧電セラミック粒子が分散したポリマーからなり、
   中実な断面を有し、該断面は全体にわたって略均一な組成である圧電ポリマー素子。
10. ２つの導電層の間に配置された、請求項９に記載の圧電ポリマー素子を１以上備える圧電構造体。
11. 請求項１０に記載の圧電構造体を備えて力学的エネルギーを電気的エネルギーに変換するシステムであって、前記２つの導電層はそれぞれ、整流回路の各端子に接続されているエネルギー変換システム。
12. 圧電ポリマー素子の製造装置であって、
    顆粒供給材料からポリマー素子を押し出す押し出し機と、
    前記ポリマー素子の押し出しと同時的に押し出された前記ポリマー素子の領域を横断するように電界を印加する一対の電極と、
    １以上の加熱されたローラとを備え、
    前記１以上の加熱されたローラは、前記一対の電極により前記領域に電界が印加される前に、前記領域が前記１以上の加熱されたローラを越えて引き出されるように構成されていることを特徴とする圧電ポリマー素子の製造装置。
13. 前記１以上の加熱されたローラは、ガラス転移温度と前記顆粒供給材料の溶融温度との間の温度、または、６０℃乃至９０℃の間の温度に維持することが可能である請求項１２に記載の圧電ポリマー素子の製造装置。
14. 前記一対の電極は、前記領域に対して、０．５ＭＶ／ｍ乃至１．５ＭＶ／ｍの電界を印加することが可能な請求項１２または１３に記載の圧電ポリマー素子の製造装置。