JP2013539354A5

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Info

Publication number: JP2013539354A5
Application number: JP2013516997A
Authority: JP
Filing date: 2012-02-13
Publication date: 2014-10-02
Anticipated expiration: 2032-02-13

Description

さらに、本発明には、本発明に開示されるアミノ酸配列に対し少なくとも５０％の同一性を保持するアミノ酸配列、又はその断片及び同等の機能を持つアミノ酸配列が開示されている。一つの実施形態では、該アミノ酸配列は、本発明に提供されるアミノ酸配列ＳＥＱＩＤＮＯ：１又は２に対し少なくとも７５％の同一性を保持する。好ましくは少なくとも８５％の同一性、より好ましくは少なくとも９０％の同一性、更に好ましくは少なくとも９５％の同一性、特に好ましくは少なくとも９７％の同一性、最も好ましくは少なくとも９９％の同一性を保持する。

Claims

ＳＥＱＩＤＮＯ：１に示されるアミノ酸配列またはそれに対し少なくとも９７％の同一性を保持するアミノ酸配列を有する重鎖と、ＳＥＱＩＤＮＯ：２に示されるアミノ酸配列またはそれに対し少なくとも９７％の同一性を保持するアミノ酸配列を有する軽鎖と、を含む、単離された抗腫瘍壊死因子ヒト化モノクローナル抗体であって、
当該重鎖の可変領域において、相補性決定領域ＣＤＲ−Ｈ１はＳＥＱＩＤＮＯ：３に示されるアミノ酸配列を有し、ＣＤＲ−Ｈ２はＳＥＱＩＤＮＯ：４に示されるアミノ酸配列を有し、ＣＤＲ−Ｈ３はＳＥＱＩＤＮＯ：５に示されるアミノ酸配列を有し、
当該軽鎖の可変領域において、相補性決定領域ＣＤＲ−Ｌ１はＳＥＱＩＤＮＯ：６に示されるアミノ酸配列を有し、ＣＤＲ−Ｌ２はＳＥＱＩＤＮＯ：７に示されるアミノ酸配列を有し、ＣＤＲ−Ｌ３はＳＥＱＩＤＮＯ：８に示されるアミノ酸配列を有する、
当該ヒト化モノクローナル抗体。
前記重鎖および／または軽鎖が１つ以上のアミノ酸残基の挿入、欠失または保守的置換により修飾されるものであって、当該重鎖の１つ以上のアミノ酸残基の保守的置換が、以下の：
フレームワーク領域ＦＲ−Ｈ１において、第１６位のアミノ酸ＡがＥで置換され、第１７位のアミノ酸ＳがＴで置換され、かつ第２０位のアミノ酸ＩがＶで置換される（ＳＥＱＩＤＮＯ：１１）；
ＦＲ−Ｈ２において、第３位のアミノ酸ＫがＲで置換され、かつ第９位のアミノ酸ＧがＳで置換される（ＳＥＱＩＤＮＯ：１２）；
ＦＲ−Ｈ３において、第３位のアミノ酸ＴがＶで置換され、第７位のアミノ酸ＥがＤで置換され、第１０位のアミノ酸ＶがＴで置換され、第１４位のアミノ酸ＦがＹで置換され、第１９位のアミノ酸ＳがＴで置換され、かつ第２７位のアミノ酸ＴがＶで置換される（ＳＥＱＩＤＮＯ：１３）；
からなる群から選択される、請求項１に記載の抗腫瘍壊死因子ヒト化モノクローナル抗体。
前記１つ以上のアミノ酸残基の保守的置換が、以下の：
ＦＲ−Ｈ１において、第１６位のアミノ酸ＡがＥで置換される；ＦＲ−Ｈ１において、第１７位のアミノ酸ＳがＴで置換される；ＦＲ−Ｈ１において、第２０位のアミノ酸ＩがＶで置換される；ＦＲ−Ｈ２において、第３位のアミノ酸ＫがＲで置換される；ＦＲ−Ｈ２において、第９位のアミノ酸ＧがＳで置換される；ＦＲ−Ｈ３において、第３位のアミノ酸ＴがＶで置換される；ＦＲ−Ｈ３において、第７位のアミノ酸ＥがＤで置換される；ＦＲ−Ｈ３において、第１０位のアミノ酸ＶがＴで置換される；ＦＲ−Ｈ３において、第１４位のアミノ酸ＦがＹで置換される；ＦＲ−Ｈ３において、第１９位のアミノ酸ＳがＴで置換される；ＦＲ−Ｈ３において、第２７位のアミノ酸ＴがＶで置換される；ＦＲ−Ｌ１において、第１１位のアミノ酸ＬがＭで置換される；ＦＲ−Ｌ１において、第１８位のアミノ酸ＲがＥで置換される；ＦＲ−Ｌ１において、第２１位のアミノ酸ＭがＩで置換される；ＦＲ−Ｌ２において、第１３位のアミノ酸ＷがＬで置換される；ＦＲ−Ｌ３において、第４位のアミノ酸ＳがＡで置換される；ＦＲ−Ｌ３において、第２２位のアミノ酸ＬがＶで置換される；ＦＲ−Ｌ３において、第２７位のアミノ酸ＡがＦで置換される；
からなる群から選択される、請求項２に記載の抗腫瘍壊死因子ヒト化モノクローナル抗体。
請求項１に記載の抗腫瘍壊死因子ヒト化モノクローナル抗体をコードする核酸配列を有する、単離された核酸。
請求項４に記載の核酸を含むベクター。
発現を容易にするために核酸に操作可能に連結されるプロモーターをさらに含む請求項５に記載のベクター。
請求項５に記載のベクターを含む、単離された宿主細胞。
ｈＴＮＦαの診断性解析のための医薬の製造における、請求項１〜３のいずれかに記載の抗腫瘍壊死因子ヒト化モノクローナル抗体の使用。
請求項１に記載の抗腫瘍壊死因子ヒト化モノクローナル抗体を含む医薬組成物であり、抗ｈＴＮＦαヒト化抗体および薬学的に許容される賦形剤を含む医薬組成物。
前記重鎖が、ＳＥＱＩＤＮＯ：１、２７、２８、２９及び３０からなる群から選択される配列を有する、請求項１に記載の抗腫瘍壊死因子ヒト化モノクローナル抗体を含む医薬組成物。
前記軽鎖が、ＳＥＱＩＤＮＯ：２、３１、３２及び３３からなる群から選択される配列を有する、請求項３に記載の抗腫瘍壊死因子ヒト化モノクローナル抗体を含む医薬組成物。