JP2013535191A5

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Publication number: JP2013535191A5
Application number: JP2013519918A
Authority: JP
Filing date: 2011-07-20
Publication date: 2014-07-17
Anticipated expiration: 2031-07-20

Claims

抗体の抗原結合ドメインを含み、前記抗原結合ドメインは、ＩＬ−２３には特異的に結合するが、ＩＬ−１２ｐ４０サブユニットおよびＩＬ−２３ｐ１９サブユニットがＩＬ−２３の構成要素でないときには、それらに有意に結合しない、単離されたまたは組み換えＩＬ−２３結合タンパク質であって、前記抗原結合ドメインが、以下：
（ｉ）配列番号８に記載の配列を含む、重鎖ＣＤＲ１、
（ｉｉ）配列番号９もしくは２２に記載の配列を含み、任意でＣＤＲ２アミノ酸配列の５つのＣ末端アミノ酸のいずれかの１つ以上が、任意の他の天然に存在するアミノ酸で置換される、重鎖ＣＤＲ２、
（ｉｉｉ）配列番号１０に記載の配列を含む、重鎖ＣＤＲ３、
（ｉｖ）配列番号１３に記載の配列を含む、軽鎖ＣＤＲ１、
（ｖ）配列番号１４に記載の配列を含む、軽鎖ＣＤＲ２、および
（ｖｉ）配列番号１５に記載の配列を含む、軽鎖ＣＤＲ３
を含む、
前記ＩＬ−２３結合タンパク質。
配列番号７に記載の配列を含むＶ_Ｈ、またはそのヒト化、脱免疫化、もしくは合成ヒト化形態、および配列番号１１に記載の配列を含むＶ_Ｌ、またはそのヒト化、脱免疫化、もしくは合成ヒト化形態を含む、請求項１に記載のＩＬ−２３結合タンパク質。
重鎖可変領域（Ｖ_Ｈ）および軽鎖可変領域（Ｖ_Ｌ）を含み、前記Ｖ_ＨおよびＶ_Ｌは結合して前記抗原結合ドメインを含むＦｖを形成する、請求項１または２に記載のＩＬ−２３結合タンパク質。
前記Ｖ_ＨおよびＶ_Ｌが単一のポリペプチド鎖中にあり、かつ前記ＩＬ−２３結合タンパク質が：
（ｉ）単鎖Ｆｖ断片（ｓｃＦｖ）、
（ｉｉ）二量体ｓｃＦｖ（ジｓｃＦｖ）、または
（ｉｉｉ）Ｆｃまたは重鎖定常ドメイン（Ｃ_Ｈ）２および／もしくはＣ_Ｈ３に連結された（ｉ）および／または（ｉｉ）のうちの少なくとも１つ
である、請求項３に記載のＩＬ−２３結合タンパク質。
前記Ｖ_ＬおよびＶ_Ｈが別々のポリペプチド鎖中にあり、かつ前記ＩＬ−２３結合タンパク質が：
（ｉ）ダイアボディ、
（ｉｉ）トリアボディ、
（ｉｉｉ）テトラボディ、
（ｉｖ）Ｆａｂ、
（ｖ）Ｆ（ａｂ’）_２、
（ｖｉ）Ｆｖ、
（ｖｉｉ）Ｆｃまたは重鎖定常ドメイン（Ｃ_Ｈ）２および／もしくはＣ_Ｈ３に連結された（ｉ）〜（ｖｉ）のうちの１つ、または
（ｖ）抗体
である、請求項３に記載のＩＬ−２３結合タンパク質。
キメラであるか、脱免疫化、ヒト化、霊長類化、または合成ヒト化抗体である、請求項１〜３または５のいずれか１項に記載のＩＬ−２３結合タンパク質。
（ｉ）配列番号３０のアミノ酸１〜１２０に記載の配列を含むＶ_Ｈ、および配列番号４５のアミノ酸１〜１１３に記載の配列を含むＶ_Ｌ、
（ｉｉ）配列番号３１のアミノ酸１〜１２０に記載の配列を含むＶ_Ｈ、および配列番号４５のアミノ酸１〜１１３に記載の配列を含むＶ_Ｌ、
（ｉｉｉ）配列番号３２のアミノ酸１〜１２０に記載の配列を含むＶ_Ｈ、および配列番号４６のアミノ酸１〜１１３に記載の配列を含むＶ_Ｌ、または
（ｉｖ）配列番号３３のアミノ酸１〜１２０に記載の配列を含むＶ_Ｈ、および配列番号４６のアミノ酸１〜１１３に記載の配列を含むＶ_Ｌ、
のうちのいずれか１つを含むヒト化抗体である、請求項６に記載のＩＬ−２３結合タンパク質。
ヒト重鎖定常領域に連結される配列番号７に記載の配列を含むＶ_Ｈ、およびヒト軽鎖定常領域に連結される配列番号１２に記載の配列を含むＶ_Ｌを含むキメラ抗体である、請求項６に記載のＩＬ−２３結合タンパク質。
配列番号７に記載の配列を含むＶ_Ｈ、および配列番号１２に記載の配列を含むＶ_Ｌ、またはそれらのキメラ、脱免疫化、ＣＤＲグラフト化、ヒト化、もしくは合成ヒト化形態を含むモノクローナル抗体である、請求項５に記載のＩＬ−２３結合タンパク質。
抗体の抗原結合ドメインを含み、前記抗原結合ドメインは、ＩＬ−２３には特異的に結合するが、ＩＬ−１２ｐ４０サブユニットおよびＩＬ−２３ｐ１９サブユニットがＩＬ−２３の構成要素でないときには、それらに有意に結合しない、単離されたまたは組み換えＩＬ−２３結合タンパク質であって、前記抗原結合ドメインが、以下：
（ｉ）配列番号５１に記載の配列を含む、重鎖ＣＤＲ１、
（ｉｉ）配列番号５２に記載の配列を含み、任意でＣＤＲ２アミノ酸配列の５つのＣ末端アミノ酸のいずれかの１つ以上が、任意の他の天然に存在するアミノ酸で置換される、重鎖ＣＤＲ２、
（ｉｉｉ）配列番号５３に記載の配列を含む、重鎖ＣＤＲ３、
（ｉｖ）配列番号５４に記載の配列を含む、軽鎖ＣＤＲ１、
（ｖ）配列番号５５に記載の配列を含む、軽鎖ＣＤＲ２、および
（ｖｉ）配列番号５６に記載の配列を含む、軽鎖ＣＤＲ３
を含む、
前記ＩＬ−２３結合タンパク質。
化合物に抱合した、請求項１〜１０のいずれか１項に記載のＩＬ−２３結合タンパク質。
請求項１〜１０のいずれか１項に記載のＩＬ−２３結合タンパク質をコードする、単離されたまたは組み換え核酸。
プロモーターに操作可能に連結された、請求項１２に記載の核酸を含む、発現構築体。
請求項１〜１０のいずれか１項に記載のＩＬ−２３結合タンパク質を発現する、単離されたまたは組み換え細胞であって、請求項１３に記載の発現構築体を含む、前記細胞。
請求項１〜１１のいずれか１項に記載のＩＬ−２３結合タンパク質、または請求項１２に記載の核酸、または請求項１３に記載の発現構築体、または請求項１４に記載の細胞および好適な担体もしくは希釈剤を含む組成物。
請求項１〜１１のいずれか１項に記載のＩＬ−２３結合タンパク質、または請求項１２に記載の核酸、または請求項１３に記載の発現構築体、または請求項１４に記載の細胞を含む、疾患の治療のための組成物。
前記疾患は、炎症性疾患である、請求項１６に記載の組成物。
前記疾患は、乾癬、クローン病、または多発性硬化症である、請求項１７に記載の組成物。
試料中のＩＬ−２３を検出するための方法であって、試料を、請求項１〜１１のいずれか１項に記載のＩＬ−２３結合タンパク質と接触させて、抗原−タンパク質複合体を形成することと、前記複合体を検出することと、を含み、前記複合体を検出することが前記試料中のＩＬ−２３を示す、前記方法。
対象のＩＬ−２３の位置を特定する（localize）、および／または検出するために、検出可能な標識に抱合されている、請求項１〜１１のいずれか１項に記載のＩＬ−２３結合タンパク質を含む組成物。