JP2013531872A - ガルバニセル - Google Patents

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Abstract

ガルバニセルは、活性部分、前記活性部分を受容するためのハウジング、及び、前記ハウジングの外側から前記活性部分に接触するための少なくとも2つの極接触領域を備えており、前記活性部分は、電気化学的に活性な材料を有する平型ホイル構造を備えており、前記ホイル構造は、少なくとも1つの第1のコレクタホイルと少なくとも1つの第2のコレクタホイルとを有しており、前記ハウジングは、少なくとも略前記活性部分の第1の平坦面に沿って延在する第1のハウジング部材と、少なくとも略前記活性部分の第2の平坦面に沿って延在する第2のハウジング部材とを有しており、前記第1のハウジング部材と前記第2のハウジング部材とは、前記活性部分を受容しており、前記極接触領域は、それぞれ前記第1のコレクタホイル又は前記第2のコレクタホイルと接続されており、前記ハウジングの外側から接触可能である。

Description

本発明はガルバニセルに関する。
電気エネルギーを貯蔵するためのバッテリ(一次貯蔵装置)及び蓄電池(二次貯蔵装置)等のガルバニセルが知られている。これらは、1つ又は複数の貯蔵セルから構成されており、当該貯蔵セル内では、電荷電流を印加した場合に、カソードとアノードとの間における、電解質内又は電解質間での電気化学充電反応において、電気エネルギーが化学エネルギーに変換されて貯蔵されると共に、電力使用者が接続された場合に、電気化学放電反応において、化学エネルギーが電気エネルギーに変換される。一次貯蔵装置は、一般的に一回のみ充電され、放電後に廃棄されるが、二次貯蔵装置は複数回(数100サイクルから10,000サイクルを超えるまで)の充放電を行うことが可能である。このとき注意すべきことに、特に車両分野においては、蓄電池もバッテリと表記される。
近年、リチウム化合物を基盤とする一次及び二次貯蔵装置が重要性を増してきている。これらは高いエネルギー密度と熱的安定性とを有し、自己放電が小さい場合に一定の電圧を供給し、いわゆるメモリ効果から免れている。リチウムイオンセルの一般的な機能原則は良く知られている。例えば、一般的にアクセス可能な情報源であるwww.wikipedia.deで「リチウムイオン蓄電池」というキーワードを入力すると、さらなる参照先が示される。
先行技術からは、いわゆるフレーム平型セルが知られている。このようなセルは、特許文献1又は特許文献2から知られている。このとき、セルの活性部分は、例えば電極(アノード、カソード)、集電装置又はコレクタ(アノードコレクタ、カソードコレクタ)及びセパレータとして作用する材料を有する複数のホイルから成るホイルスタックを有し、その周囲をフレームによって包囲されており、その平坦面は、平坦な金属板部分によって密封されている。活性部分の導体突起(各端面でのコレクタホイルの延長部分)は、フレームの一部によって、金属板部分で加圧され、平坦な金属板部分は、セルの極接触部を形成する。
特許文献3からは、円筒状のセルのために、エンドレスホイルを形成し、アノードコレクタホイルの自由端がロールの端面で突出し、カソードコレクタホイルの自由端がロールの向かい側の端面で突出するように巻き込み、このロールを、コレクタホイルの自由端にばねのあるカバーが接触するように、円筒状のハウジング内に取り付けることが知られている。
独国特許出願公開第102007063181号明細書 独国特許出願公開第102008010814号明細書 欧州特許第1610401号明細書
本発明の課題は、先行技術に係る構造を改善することにある。
本課題は、独立請求項の特徴によって解決される。本発明の有利なさらなる構成は、下位請求項の対象である。
本発明に係るガルバニセルには、活性部分と、活性部分を受容するためのハウジングと、ハウジングの外側から活性部分に接触するための少なくとも2つの極接触領域とが設けられており、活性部分は、電気化学的に活性な材料を有する平型ホイル構造を備えており、ホイル構造は、少なくとも1つの第1のコレクタホイル及び少なくとも1つの第2のコレクタホイルを有しており、ハウジングは、少なくとも略活性部分の第1の平坦面に沿って延在する第1のハウジング部材と、少なくとも略活性部分の第2の平坦面に沿って延在する第2のハウジング部材とを有しており、第1のハウジング部材と第2のハウジング部材とは、活性部分を受容しており、極接触領域は、それぞれ第1のコレクタホイル又は第2のコレクタホイルに接続されており、ハウジングの外側から接触することができる。本発明によると、第1のハウジング部材及び第2のハウジング部材の内、少なくとも1つ、又は好ましくは両方が、成形プロセスによって製造された、好ましくは深絞りした部材である。好ましくは、第1の部材又は第2の部材の内少なくとも1つは、金属板又はプラスチックから、特に好ましくは鋼板、アルミニウム板、又は銅板から構成されている。
本発明においてガルバニセルとは、電気エネルギーの放出も行うように設計かつ装備されたあらゆる装置であると理解される。特に、一次若しくは二次電気化学貯蔵セル(バッテリ若しくは蓄電池セル)、燃料セル、又はコンデンサセルが該当するが、これに限定されるものではない。ここで、活性部分とは、その内部で電気化学的充放電プロセス、及び、場合によっては電気エネルギーの変換プロセスが行われる部分であると理解される。活性部分は、好ましくは電気化学的に活性な材料(電極)と、導電性材料(集電装置)と、分離材料(セパレータ)とから成るホイル層を有している。本発明においてホイルとは、金属及び/又はプラスチックから形成された薄い半製品であると理解される。ここで、ホイルは、所望の電気的及び/若しくは化学的特性を有する材料のための担体(基板)として用いられるか、又は、前記特性を有する材料から自身が形成されていても良い。本発明においてコレクタホイルとは、電荷を収集し伝導するために設計かつ装備されたホイルであると理解される。本発明においてコレクタホイルとは、例えば導電性ホイル、特に金属ホイル、又は導電性材料、特に金属でコーティングされたプラスチックホイルであるが、それに限定されるものではない。本発明において電気化学的に活性な材料とは、活性部分における電気化学反応にも参加する材料であると理解される。本発明において構造は、その1つの空間方向における広がりが、残りの2つの空間方向における広がりよりも小さい、特に明らかに小さい場合に、平坦であると理解される。本発明においてハウジングとは、少なくとも活性部分を受容し全方位を取り囲む、気体、蒸気及び液体に対して密なカバーであると理解される。本発明において極接触領域とは、活性部分との電気エネルギーの交換を可能にする、ハウジングの外側からアクセス可能な領域であると理解される。極接触領域は、例えばいわゆる、ハウジング内部で活性部分と接続され、ハウジング内の壁、継ぎ目、若しくは隙間を通じてハウジングの外側に導かれているか、又は、ハウジングの部分によって自身が形成されている導体であるが、これに限定されるものではない。本発明において成形された、好ましくは深絞りされた部材とは、金属板、すなわちプレート状半製品の引張圧縮成形によって形成された部材であると理解される。さらなる意味においては、引張圧縮成形又は加熱プレスによって形成された、その他の薄肉部材も、成形された、又は深絞りされた部材であると理解される。
本発明によると、ハウジング部材の少なくとも1つは、好ましくは金属板から成る成形又は深絞りした部材であり、両方のハウジング部材が活性部分を受容するので、一周するフレームは不要である。これによって、取り付けも容易になる。
本発明の好ましい一実施形態によると、活性部分は電極接触領域を有しており、当該電極接触領域は、端面、特に異なる端面において、又は同じ端面において、ホイル構造から突出し、好ましくはコレクタホイルの一部によって形成されている。本発明において電極接触領域とは、接触の際に、活性部分内部において電極領域との電気的接続を可能にする領域であると理解される。
本発明のさらなる好ましい一実施形態によると、少なくとも1つの弾性部材が設けられており、当該弾性部材は、弾性圧縮力の意味で、電極接触領域の内少なくとも1つに作用し、付属する極接触領域との摩擦接続による接触を形成する。本発明において弾性部材とは、弾性的にも変型可能であり、弾性的復元力を有する部材であると理解される。弾性圧縮力の意味で、電極接触領域の内少なくとも1つに作用し、付属する極接触領域との摩擦接続による接触を形成する弾性部材が設けられる場合、電極接触領域と極接触領域との間における電気的接続も確実に実現可能である。
本発明のさらなる好ましい一実施形態によると、少なくとも1つの弾性部材は、圧縮力の意味において、平面状に構成された電極接触領域に垂直に作用する。平面状の電極接触領域が設けられており、弾性部材が圧縮力の意味で、当該電極接触領域に垂直に作用する場合、当該電極接触領域は互いに効果的に加圧し合い、一体的構造を形成することができる。電極接触領域は、端面において、平坦な活性部分から突出しているので、少なくとも部分的にハウジングの部分に沿って延在し、弾性部材とハウジングの部分との間に確実に固定され得る。ここで、電極接触領域と弾性部材との間、及び/又は、電極接触領域とハウジング部材との間に、さらなる部材が配置されている場合は、本発明の範囲に含まれる。したがって、電極接触領域と極接触領域との間の電気的接続も確実に実現し得る。
本発明のさらなる好ましい一実施形態によると、少なくとも1つの弾性部材は、圧縮力の意味で、活性部分の端面の方向において、そこから突出する1つの電極接触領域又はそこから突出する複数の電極接触領域に作用する。弾性部材が、活性部分の端面の方向において作用する場合、当該活性部分はハウジングに対しても有効に支持及び固定され得る。弾性部材が、同時にそこから突出した複数の電極接触領域に作用する場合、これらは有効に極接触領域に接続され得る。
本発明のさらなる好ましい一実施形態によると、少なくとも1つの弾性部材は、導電性材料から形成されており、極接触領域と電極接触領域との間の流路に配置されている。それによって、弾性部材は同時に、電極接触領域と極接触領域との間の接触にも用いられる。
本発明のさらなる好ましい一実施形態によると、少なくとも1つの弾性部材は、自身と極接触領域との間の電極接触領域をクランプする。このようにして、電極接触領域と極接触領域との間における直接の電気的接続が形成され得る。
本発明のさらなる好ましい一実施形態によると、極接触領域は、電気的に互いに絶縁した第1のハウジング部材と第2のハウジング部材とによって形成されており、好ましくは、ハウジング部材の平坦面における隆起は、接触面として設けられている。
これらのハウジング部材が同時に極接触領域を構成する場合、セルの構造及び形成も容易に保持され得る。特に、例えば平型セルの平坦面が広範囲の接触領域として用いられ得るが、これに限定されるものではない。ハウジング部材の平坦面における隆起が接触面として設けられている場合、電流伝達のために特定の場所を定めることができる。
本発明のさらなる好ましい一実施形態によると、極接触領域は導体によって形成されており、これらの導体はそれぞれ、第1のハウジング部材と第2のハウジング部材との間の接合部を通って延在しており、好ましくはハウジング部材に対して絶縁している。ハウジング部材の代わりに、特別な導体が極接触領域として設けられている場合、セルの接触は特定の場所に制限され得る。導体は、ハウジングの外側において任意の形態で構成可能であり、その時々の使用事例に応じて、構造的に適応可能である。
本発明のさらなる好ましい一実施形態によると、導体は、ハウジングの外側において、ハウジング部材の内少なくとも1つのハウジング部材の表面に沿って延在している。この形態では、導体を特に省スペースに配置することができる。ハウジング部材の表面は、特に平坦面又は小幅面であり得るが、これに限定されるものではない。
本発明のさらなる好ましい一実施形態によると、第1のハウジング部材と第2のハウジング部材とは、弾性的な、好ましくは導電性を有さない物質によって、材料接続的に接続されている。
本発明のさらなる好ましい一実施形態によると、ホイル構造は平坦なスタック構造である。本発明においてスタック構造とは、積層されており、縁側が好ましくはつながっていない各ホイルが識別できる構造であると理解される。
本発明のさらなる好ましい一実施形態によると、ホイル構造は、特に巻き芯に巻きつけられた平坦なロールである。本発明においてロールとは、少なくとも1枚の個別ホイル又は複数の積層された個別ホイルが、繰り返し互いをめぐって巻きつけられ、その結果、この個別ホイル又は複数の個別ホイルは、最も内側の層から最も外側の層まで好ましくは連続してつながっているような構造であると理解される。本発明において巻き芯とは、巻きつけの際の補助として、及び/又は、ロールの安定化に用いられる部材であると理解される。巻き芯は、巻きつけの後も残しても良いし、又は、除去しても良い。
本発明のさらなる好ましい一実施形態によると、巻き芯は、伝熱要素及び/又は導電要素の機能を有している。本発明において伝熱要素とは、熱を、セルの活性部分から、外側へ、場合によってはハウジングの外側へ誘導し、セルの熱収支の調整に用いられる部材であると理解される。巻き芯が導電要素の機能を有している場合、巻き芯は、例えば電極接触領域として、及び、場合によっては同時に導体として、すなわち極接触領域として用いられるが、これに限定されるものではない。最後の場合、電極接触領域と極接触領域との間におけるさらなる接触はもはや不要である。
本発明のさらなる好ましい実施形態によると、第1のコレクタホイルの少なくとも片側、好ましくは両側に隣接して、第1の極性の意味において電気化学的に活性な、第1の電極材料が配置されており、第1の電極材料は、好ましくは層として第1のコレクタホイルに塗布されている。第2のコレクタホイルの少なくとも片側、好ましくは両側に隣接して、第2の極性の意味において電気化学的に活性な、第2の電極材料が配置されており、第2の電極材料は、好ましくは1つの層又は複数の層として、第1のコレクタホイルに塗布されている。隣接するコレクタホイルの第1の電極材料と第2の電極材料との間には、セパレータ材料が配置されている。
本発明の前記及びさらなる特徴、課題、及び利点は、添付の図を用いて行う以下の説明から明らかになる。
本発明の基本的な実施例における、平型接触セルの外側構造の空間描写の図である。 好ましい実施変型例における、セルの上面を示す上面図である。 図2の矢印「III」の方向に見た、セルの側面を示す側面図である。 図2の矢印「IV」の方向に見た、セルの中心面に沿った、セルの例示的内部構造の縦断面を示す図である。 セルのさらなる変型例の、図3に対応する縦断面図である。 図5の矢印「VI」の方向に見た、図5の鎖線で示した面に沿った、セルの横断面図である。 セルのさらなる変型例の、図3に対応する縦断面図である。 セルのさらなる変型例の、図3に対応する縦断面図である。 図8のセルの空間描写の図である。 セルのさらなる変型例の、図3に対応する縦断面図である。 セルのさらなる変型例の、図3に対応する縦断面図である。 図11の矢印「XII」の方向に見た、図11の鎖線で示した面に沿った、図11のセルの横断面図である。 セルのさらなる変型例の、図3に対応する縦断面図である。 セルのさらなる変型例の、図3に対応する縦断面図である。 セルのさらなる変型例の、図3に対応する縦断面図である。 本発明に係るセルにおけるホイルパッケージの例示的構造の、未完成の状態(製造中)における空間描写の図である。 本発明に係るセルにおけるホイルパッケージの異なる例示的構造の、未完成の状態(製造中)における空間描写の図である。 図17のホイルパッケージの構造の変型例の空間描写の図である。 ホイルパッケージの構造の変型例の上面図である。 ホイルパッケージの構造のさらなる変型例の上面図である。 図17のホイルパッケージの変型例の上面図である。 図17のホイルパッケージ内で用いるためのロール心棒の上面図である。 図13の変型例の具体的な実施例の縦断面図である。 図23において鎖線で示された面に沿った、矢印「XXIV」の方向に見た、図23のセルの端面領域の拡大水平断面図である。 セル10の上側シェルと下側シェルとの間の接続の構造における変型例の、図3に対応する概略的縦断面図である。 セルのさらなる変型例の、図3に対応する縦断面図である。 セルのさらなる変型例の、図3に対応する縦断面図である。 図27において鎖線で示された面に沿った、矢印「XXVIII」の方向に見た、図27の変型例のセルの横断面図である。
図中の描写は概略的であり、本発明の理解にとって最も重要な特徴を描写することに限定されていることを指摘しておきたい。また、図中に再現された寸法及び縮尺は、描写を明確にするためだけのものであり、本明細書から他に何か明らかになる場合は別として、限定的に理解されるべきものではない。特に、材料の厚さは、図中でしばしば実際よりもはるかに大きく示されている。
図1は、本発明の基本的な好ましい実施例における、平型接触セル10の外側構造を空間描写で概略的に示した図である。平型接触セル10は、本明細書の枠内では、セル10としても表記されている。
平型接触セル10は、平坦で、略直方体の形状を有している。具体的には、セル10には、上面12、下面14、2つの端面16、18、及び2つの側面20、22が決定されている。上面12と下面14とは、少なくとも互いに略平行に配置されている。同様に、それぞれ端面16、18及び側面20、22は、少なくとも互いに略平行に配置されている。上面12と下面14とは、他の面に比べて、最大の広がりを有する面であり、平坦面12、14とも表記されている。平坦面12、14の寸法は、セル10の長さLと幅Wとを決定し、長さLは、一般性を制限されることなく、幅Wよりも大きい。上面12と下面14との間隔は、セル10の厚さTを決定する。端面16、18と側面20、22とは、上面12と下面14とを互いに、縁側を取り囲んで接続している。ここで、やはり一般性が制限されることなく、端面16、18は、寸法W(幅)の平坦面12、14の短い方の縁部を互いに接続し、側面20、22は、寸法L(長さ)の平坦面12、14のより長い方の縁部を互いに接続する。端面16、18及び側面20、22は、セル10の小幅面16、18、20、22とも表記される。側面20、22に平行であり、平坦面12、14を幅Wの半分で分断する面は、セル10の中心面Mを規定する。
セル10は、電気化学的に活性な部分を有しているが、この活性部分は図1で詳細には図示されていない。一般性が制限されることなく、セル10の活性部分は、特定の電気化学的特性を有する、好ましくはコーティングされたホイルの、パッケージ状、積層された、又は巻き込まれた構造である。ここで、ホイル及び/又は層は交互に、ガルバニセルの意味において、帯電エネルギーの受容、変換、貯蔵及び放出に用いられるアノード領域、セパレータ領域及びカソード領域と、それぞれアノードまたはカソード領域に接続され、アノード若しくはカソード領域から電荷を放出するため、又はアノード若しくはカソード領域に電荷を供給するために用いられる集電領域とを構成する。このようなホイル構造の構成については、後で特別な実施変型例を用いて、より詳細に説明する。コレクタとも表記される集電領域は、本来のホイルパッケージから外へ突出しており、割り当てごとに分かれてまとめられている。本来のホイルパッケージから突出したコレクタの部分は、導体突起とも表記される。
セル10のホイルパッケージ又は活性部分のハウジング又は囲いは、上側シェル24及び下側シェル26から形成される。これらのシェルは、ハーフシェル24、26とも表記される。図示された実施例では、下側シェル26は、上側シェル24よりも明らかに高い。
したがって、下側シェル26を槽と、上側シェル24を蓋と表記することができる。この造型は完全に例示的なものであり、機械的、電気的、製造技術的及び経済的要求に鑑みて、一部変化を加えることができる。上側シェル24と下側シェル26との間の接触面には、シール28が配置されている。ハーフシェル24、26は、導電性に優れた、特に銅、アルミニウム、又は合金等の金属材料から形成されている。ハーフシェル24、26の形状は、深絞りによって形成されている。
セル10の活性部分の導体突起は、それぞれハーフシェル24、26の内1つと接続されている。したがって、ハーフシェル24、26は、特にそれらによって規定された平坦面12、14で、セルの平坦な接触領域又は極を形成している。シール28は、電気的絶縁特性を有しており、極の確実な電気的分離にも用いられる(ハーフシェル24、26)。
バッテリは、複数のセル10を互いに接するように配置することによって構成され得る。平坦面12、14は互いに接触し、セル10の間の接続(特に直列接続)が実現する。
任意的な、それにもかかわらず同じように好ましい変型例では、ハーフシェル24、26の接触に用いられない領域、例えば小幅面16、18、20、22を、絶縁性材料でコーティングすることができる。
図2及び図3は、図1の平型接触セル10の好ましい実施変型例を示している。図2は、セル10の上面12の上面図であり、図3は、側面16の側面図である(図2の矢印「III」方向に見た)。
図2及び図3の描写によると、上側シェル24の平坦面12には4つの隆起24aが形成されており、下側シェル26の平坦面14には4つの隆起26aが形成されている。隆起24a、26aは、環状の接触部分を形成し、共にそれぞれ、セル10の上面12に接触面30を、又は、下面14に接触面32を決定する。したがって、隆起24a、26aは正確に決定された接触面を形成し、当該接触面は、セル10の動作中における、平坦面12、14の生じ得る変型又は反りからは概ね自由である。
図4は、セル10の中心面Mに沿った、セル10の例示的内部構造の縦断面を示す図である(図2の矢印「IV」の方向に見た)。
図4の描写によると、ハーフシェル24、26は、セル10のホイルパッケージ(電気化学的活性部分)34のためのハウジングを形成している。切断面(中心面、図1又は図2)によって同じように切断されているにもかかわらず、ホイルパッケージ34の内部の詳細は図4に詳細には示されておらず、ホイルパッケージ34の切断面は、対角線の交わりによってのみ示されている。図4の断面図では、下側シェル26が、深絞りした縁部26bを備えた槽形状を有しているが、上側シェル24は少なくとも略プレート状に形成されていることが明らかである。ハーフシェル24、26は、シール28によって、電気的には互いに絶縁しており、機械的には互いに接続されている。シール28は、例えば高温結合剤等であり得る。
端面16の領域では、導体突起36がホイルパッケージ34から突出しており、向かい側の端面18の領域では、導体突起38がホイルパッケージ34から突出している。一方の端面16の領域に配置され、セル10の厚さ方向Tにおいて下側シェル26を支持する支え40は、この側で導体突起36を上側シェル24に対して押圧し、そこにクランプする。もう一方の端面18の領域に配置され、セル10の厚さ方向Tにおいて上側シェル24を支持するさらなる支え40は、この側で導体突起38を下側シェル26に対して押圧し、そこにクランプする。(図中、導体突起36又は38の間の空間が示されているが、これは複数の導体突起を明確にするためにのみ役立つものであり、実際には、導体突起は組み立てられた状態において、中間空間を有さずに密に並んでいる。)支え40は、電気的に絶縁性で、機械的に弾性の材料から形成されており、導体突起36を下側シェル26と、導体突起38を上側シェル24と絶縁するために用いられる。支え40は、導体突起36又は38の厚さを引いた、ハーフシェル24、26の間の自由な空間に鑑みて正確に寸法設計されている限りにおいて、比較的対圧縮性の高い材料で形成しても良い。
詳細には図示されていない、好ましい変型例においては、レーザー溶接継目が、上面又は下面12、14から構成されており、それによって、導体突起36、38が互いに、及び、それぞれハーフシェル24、26と接続される。さらなる好ましい変型例においては、導体突起36、38には、それぞれはんだ層(詳細には図示されていない)を塗布しても良い。このはんだ層は、外からの熱によって短時間で溶解した後、再び凝固し、導体突起36、38同士の接続と、それぞれハーフシェル24、26との接続を形成する。さらなる好ましい変型例では、導体突起36、38には、それぞれ反応層(詳細には図示されていない)を塗布することが可能であり、当該反応層は、例えば熱、電流等の形態における、外からの点火パルスによって活性化され、発熱反応を生じ、導体突起36、38の相互間接続及びそれぞれハーフシェル24、26との接続を形成する。
ホイルパッケージ34の平坦面とハーフシェル24、26との間には、それぞれ減衰装置42が配置されている。減衰装置42は、ゴム、泡ゴム、膨張ゴム等の弾性材料から形成され、厚さ方向Tにおける、ホイルパッケージ34への機械的負荷(押圧、湾曲等による)をスプリングによって緩和する。摩擦作用によって、ホイルパッケージ34は、長さ方向L及び幅方向(W)においても、減衰装置42によって弾性的に保持される。加えて、さらなる減衰装置(詳細には図示されていない)を、ホイルパッケージの側面と下側シェル26との間に配置することが可能であり、支え40は、適切な造型によって、セル10を長さ方向Lにおいて支持する。
図5は、図3に対応する縦断面図であり、セル10のさらなる好ましい実施変型例を示しており、図6は、図5の鎖線によって示された面に沿った横断面の図である(図5の矢印「VI」の方向に見た)。
図5及び図6の描写によると、両方のハーフシェル24、26は、槽状であり、それぞれ縁部24b、26bを有している。当該縁部は、シール28と共に、セル10の小幅面16、18、20、22を形成している。隆起24a、24bは、前に述べた実施変型例のように形成されている。
この実施変型例では、導体突起36、38は、ホイルパッケージ34の端面においてのみ突出しており、ここでは、一般性が制限されることなく、セル10の端面16の側において突出している。導体突起36、38は、セル10の幅方向Bにおいて、中心面Mを越えて延在してはいない。すなわち、導体突起36、38は、幅方向Bにおいて、ホイルパッケージ34の幅の半分よりもわずかに小さい、又は明らかに小さい広がりを有している。このとき、やはり一般性が制限されることなく、導体突起36は、セル10の側面20の側で突出しており、導体突起38は、もう一方の側面22の側で突出している。
側面20の領域に配置され、セル10の厚さ方向Tにおいて下側シェル26を支持する支え44は、この側で導体突起36を上側シェル24に対して押圧し、そこにクランプする。もう一方の側面22の領域に配置され、セル10の厚さ方向Tにおいて上側シェル24を支持するさらなる支え44は、この側で導体突起38を下側シェル26に対して押圧し、そこにクランプする。支え44の材料の選択及びその他の特性については、上述の実施変型例の支え40について説明した内容が有効である。減衰装置46は、もう一方の端面18で、ホイルパッケージ34を、ハーフシェル24、26の縁部24b、26bに対して弾性的に支持している。ホイルパッケージ34とハーフシェル24、26との間隔を、平坦面14、16及び場合によっては側面20、22で調整する、さらなる減衰装置は、図に詳細には示されていない。
図7は、図3に対応する縦断面図であり、セル10のさらなる好ましい実施変型例を示している。
この実施変型例において、セル10は、2つの極板48、50を有しており、これらの極板は、端面16、18の領域において、上側シェル24と下側シェル26との間において、セル10の内部から外に向かって延在している。極板48、50は、上側シェル24の内側に密着している。これらは、シール28によって下側シェル26に対して、かつ、さらなるシール52によって上側シェル24に対して電気的に絶縁しており、これらのシェルとは材料接続的に接続されている。
端面16の領域に配置され、セル10の厚さ方向Tにおいて下側シェル26を支持する支え40は、この側で導体突起36を、上側シェル24の方向において、そこに配置された極板48に対して押圧し、そこにクランプする。もう一方の端面18の領域に配置され、セル10の厚さ方向Tにおいて下側シェル26を支持する、さらなる支え40は、この側で導体突起38を、上側シェル24の方向において、そこに配置された極板50に対して押圧し、そこにクランプする。支え44の材料の選択及びその他の特性については、第1の実施変型例の支え40について説明した内容が有効である。
ホイルパッケージ34とハーフシェル24、26との間隔を、平坦面14、16及び場合によっては側面20、22で調整する減衰装置は、図に詳細には示されていない。
この実施変型例のハーフシェル24、26は、電気的絶縁性材料から形成されており、それによって、極板48、50との意図しない伝導接続が回避される。別の選択肢としては、ハーフシェルは、カバーの目的で、導電性を有する材料、例えば銅、アルミニウム、又は合金等の金属材料から形成されており、任意的に絶縁性コーティングが設けられている。
図8は、図3に対応する縦断面図であり、極板48、50を有するセル10のさらなる好ましい実施変型例を示しており、図9は、この実施変型例のセル10の空間描写の図である。
図9の描写によると、ハーフシェル24、26は箱状であり、それぞれ端面側の縁部24c又は26cは、セル10の全体の厚さTを越えて延在し、セル10の端面16又は18を形成しており、向かい側の端面には縁部が設けられておらず、共にセル10の側面20、22を形成する側方の縁部24d、26dは、それぞれセル10の厚さTの半分(シール28の厚さを差し引いて)を越えて延在する。側方の縁部24d、26dは互いに鈍角に接すると共に、それらの間にシール28が配置された端面側の縁部24c、26cとも当接しており、したがって、ハーフシェル24、26は材料接続的に相互に接続される。
この実施変型例のセル10も2つの極板48、50を有しており、これらの極板は、上側シェル24と下側シェル26との間において、セル10の内部から外に向かって延在している。極板48、50は、U字形断面を有している。極板48は、下側シェル26の端面側縁部26cを向いた上側シェル24の自由端部を含んでおり、シール54はその間に配置されている。同様に極板50も、上側シェル24の端面側縁部24cを向いた下側シェル26の自由端部を含んでおり、さらなるシール54はその間に配置されている。シール28を通じて、極板48、50は、端面側縁部24c、26cに対して密閉されており、これら縁部から電気的に絶縁しており、これら縁部と材料接続的に接続されている。
端面16の領域に配置され、セル10の厚さ方向Tにおいて下側シェル26を支持する支え40は、この側で導体突起36を、上側シェル24の方向において、そこに配置された極板48に対して押圧し、そこにクランプする。もう一方の端面18の領域に配置され、セル10の厚さ方向Tにおいて上側シェル26を支持する、さらなる支え40は、この側で導体突起38を、下側シェル26の方向において、そこに配置された極板50に対して押圧し、そこにクランプする。支え40の材料の選択及びその他の特性については、第1の実施変型例に関連して説明した内容が有効である。
ホイルパッケージ34とハーフシェル24、26との間隔を、平坦面14、16及び場合によっては側面20、22で調整する減衰装置は、図に詳細には示されていない。
この実施変型例の極板48、50は、接触領域48a、50aを形成しており、これらの接触領域は、セル10の向かい合う平坦面12、14上に平らに載置されている。接触領域48a、50aに向かい合うセル10の端面16、18の領域において、平坦面12、14から隆起した隆起24e、26eは、セル10の平坦面12、14に設けられた接触領域48a、50aの厚さを補償する。したがって、角度をずらさずに、隣同士のセル10の接触領域48a、50aを接触させながら面を積層することによって、複数のセル10を接続することができる。ハーフシェル24、26の内側表面では、隆起24e、26eが、それぞれ支え40の形状接続的受容も可能にする窪みに対応する。
図10は、図3に対応する縦断面図であり、極板48、50を有するセル10のさらなる好ましい実施変型例を示している。
図10の描写によると、セル10は、少なくとも略プレート状の上側シェル24と、少なくとも略槽状の下側シェル26とを有している。この点では、この実施変型例のセル10のハウジング形状は、図7に示された形状と類似している。図7の実施変型例と異なる点は、極板48、50がハウジングの外側で曲げられており、曲げられた部分でセル10の端面16、18と密着している点である。シール28は、この領域において拡張し、端面16、18と極板48、50の曲げられた部分との間に延在している。
極板48、50の曲げられた部分は、セル10の接触領域(極)を形成しており、当該接触領域は、端面で外側からアクセス可能である。この構成では、複数のセル10を長さ方向Lに配置し、直接互いに接触させることも可能である。重ね合わせて配置されたセル10の接触は、外部の接続要素によって可能である。
図11は、図3に対応する縦断面図であり、セル10のさらなる好ましい実施変型例を示しており、図12は、図11の鎖線で示した面に沿った横断面図である(図11の矢印「XII」の方向に見た)。
図11の描写によると、セル10は、少なくとも略プレート状の上側シェル24と、少なくとも略槽状の下側シェル26とを有している。
図3の実施変型例のように、導体突起36、38は、ホイルパッケージ34の端面(端面16)においてのみ突出しており、導体突起36、38は、セル10の幅方向Bにおいて、中心面Mを越えて延在してはいない。端面16の領域においてセル10の幅を越えて通るように配置され、セル10の厚さ方向Tにおいて下側シェル26を支持する支え55は、上側シェル24の方向において導体突起36、38を押圧する。
接触板56、58は、支え44に対して、上側シェル24の下面で密着しており、その間にはシール60、62が設けられている。これらの接触板は、ハーフシェル24、28によって形成されたハウジングから突出して延在してはいない。接触板56、58の領域には、上側シェル24内に凹部64、66が設けられており、これらの凹部はシール60、62を通って延在している。凹部64、66を通って、接触板56、58は外側からアクセス可能である。
支え44は、導体突起36、38を接触板56、58に対して押圧し、そこにクランプする。接触板56、58はセル10の極を形成する。凹部64、66の様々なジオメトリ形状及び/又は配置によって、接触板56、58の極位置が符号化される。
支え44の材料の選択及びその他の特性については、上述の内容が有効である。減衰装置46は、もう一方の端面18で、ホイルパッケージ34を、ハーフシェル24、26の縁部24b、26bに対して弾性的に支持している。ホイルパッケージ34とハーフシェル24、26との間隔を、平坦面14、16及び場合によっては側面20、22で調整する、さらなる減衰装置は、図に詳細には示されていない。
任意的な、それにもかかわらず同じように好ましい変型例では、シール60、62は、唯一の連続的なシールの部分であっても良いし、又は、シール28と一体化するか、若しくはその一部であっても良い。
図13は、図3に対応する縦断面図であり、セル10のさらなる好ましい実施変型例を示している。
この実施変型例のセル10の場合、ハーフシェル24、26は、図9及び図10に示した変型例の場合のように、それぞれセル10の端面16、18の内1つを形成している。セル10の側面20、22は、図10に示したように、それぞれ半分が、側方の縁部24d、26dによって形成されている。(代替的な実施変型例では、ハーフシェル24、26の内一方は、セル10の全体の高さを越えて延在する側方の縁部を有しているが、ハーフシェル24、26の内もう一方は、L字形に曲がった板の基本形態を有している。)
この実施変型例では、ホイルパッケージ34の導体突起36、38は、ホイルパッケージ34の端面において比較的わずかに突出しているのみである。張力を加えられた、弾性及び導電性を有する材料から形成された接触バネ(圧力バネ)68は、端面において突出した導体突起36、38に載置されており、ハーフシェル24、26の端面縁部24c、26cへの電気的接続を形成する。接触バネ68はそれぞれ連結リンク(Kulisse)70内を延在している。連結リンク70は、電気的絶縁材料から形成されており、接触バネ68をハーフシェル24、26のその他の領域に対して絶縁する。接触バネ68は、長さ方向において、ホイルパッケージ34も支持し、ハウジング内での動きから保護している。
ハーフシェル24、26は、導電性に優れた金属材料から形成されており、セル10の極を構成している。平坦面12、14上の任意的な隆起は図には示されておらず、ホイルパッケージ34とセル10の平坦面又は側面との間における任意的な減衰装置も同様である。
図14は、図3に対応する縦断面図であり、セル10のさらなる好ましい実施変型例を示している。
この実施変型例は、それぞれシール76によってハーフシェル24、26に対して絶縁され、ハーフシェル24、26間の接合部を通ってセル10の内側から外側へと延在する導体72、74が設けられている点で、上述のものと異なる。導体72、74は、銅、アルミニウム又はそれらの合金等の導電性に優れた材料から形成されており、内側においてハーフシェル24、26の端面側縁部24c、26cに境を接している。接触バネ68は、導体72、74とホイルパッケージ34の各端面側端部との間に配置されており、そこから突出する導体突起36、38と各導体72、74との間に電気的接続を形成する。ハウジング(ハーフシェル24、26)の外側にある導体72、74の部分は、セル10の極を形成する。
導体72、74は、L字形の横断面を有している。導体72、74の、ハーフシェル24、26の外側にある辺は、それぞれセル10の各平坦面12、14と少なくとも略並んで延在している。それぞれ異なる導体(極)72、74を有する複数のセル10を並べて配置することによって、直列接続を実現し、バッテリブロックが形成される。
接続の際の取り扱い及び安全性は、導体72、74の、外側に位置している辺の適切な造型及び配置の影響を受ける。導体72、74の、外側に位置した辺が、各平坦面12、14の面より後退する場合、これらの辺は複数のセル10を並べても接触しない。電気的接続は、クリップ、ブッシュ等の追加的接続要素によって形成される。導体72、74の、外側に位置する辺が、各平坦面12、14の面を越えて突出する場合、又は、これらの辺が、面の方向に傾斜し、少なくともその外側部分がこの面を越えて突出する場合、複数のセル10が並べられた際に、直接の電気的接続が形成される。
代替的な、それにもかかわらず同じように好ましい変型例では、導体72、74はU字形又はJ字形に曲げられても良く、外側に位置する辺は、少なくとも少しは各端面16、18において、セル10に沿って延在している。
図15は、図3に対応する縦断面図であり、セル10のさらなる好ましい実施変型例を示している。
この実施変型例では、ハーフシェル24、26は、ホイルパッケージ34を密に包囲しており、このとき、接合する力をホイルパッケージ34に及ぼしている。図13に示した実施変型例とは異なり、この実施変型例においてハーフシェル24、26は、ホイルパッケージ34の端面を放すのではなく、間隙が生じないように固定する。したがって、導体突起36、38とハーフシェル24、26との間の摩擦接続による接触が実現する。
図16は、本発明の好ましい実施変型例としての、セル10のホイルパッケージ34の例示的構造の、未完成の状態(製造中)における空間描写の図である。
図中詳細には示されていないロール心棒又は巻き芯には、複数のホイルが、すなわち第1のコレクタホイル78、セパレータホイル80、第2のコレクタホイル82及びさらなるセパレータホイル80が巻きつけられている。第1のコレクタホイル78は、第1の電極層78を形成する第1のコーティング78aを担持しており、第2のコレクタホイル82は、第2の電極層86を形成する第2のコーティング82aを担持している。図中詳細には示されていないが、コレクタホイル78、82は、それぞれ両側にコーティングが設けられている。
第1のコーティング78aは、図の上側で上側縁部78bが空けられたままでいるように、第1のコレクタホイル78に塗布されている。しかしながら、第1のコーティング78aは、第1のコレクタホイル78の下側縁部78cに達している。対応して、第2のコーティング82aは、図の下側で下側縁部82bが空けられたままでいるように、第2のコレクタホイル82に塗布されている。しかしながら、第2のコーティング82aは、第2のコレクタホイル82の上側縁部82cに達している。第1のコレクタホイル78の下側縁部(コーティング材料に覆われた縁部)78cは、(ホイルパッケージ34の)ロールの厚さ方向において、コーティングされた領域の端部と、第2のコレクタホイル82の自由端82bで並んでおり、第2のコレクタホイル78の上側縁部(コーティングされた縁部)82cは、コーティングされた領域の端部と、第1のコレクタホイル78の自由端78bで並んでいる。セパレータホイル80は、コーティング78a、82aの上側縁部及び下側縁部に重なっているので、コレクタホイル71間の確実な絶縁が得られている。円筒状ホイルロールのための類似の構造は、冒頭に挙げた特許文献3から知られている。
ホイルはエンドレステープとして存在しており、その全体の面積が所望のセルパラメータ、特にセル10の所望の容量に一致するまで、ロール心棒に巻きつけられる。その後、テープは切断され、自由端が例えば接着テープを用いて固定される。
完成したロール(ホイルパッケージ)34内でセパレータホイル80を越えて突出するコレクタホイル78、82の自由端78b、82bは、ホイルパッケージ34の導体突起を形成している(図2から図13の36、38を参照)。これらの導体突起を、厚さ方向において集約して接触を可能にするために(例えば図2から図12に示したように)長く構成しても良いし、端面側で圧力を加えて接触を可能にするために(例えば図13に示したように)短く構成しても良い。
詳細には図示されていない、やはり好ましい変型例では、電極層78、86は、セパレータホイル80へのコーティングによっても構成され得る。このとき、各セパレータホイルは、第1のコレクタホイルに対向する側において、第1のコーティングを担持し、第2のコレクタホイルに対向する側において、第2のコーティングを担持する。
さらなる好ましい変型例では、セパレータホイルは、コレクタホイル78、82の片側又は両側に塗布されたセパレータ材料から成るさらなるコーティングによって代替可能である。
ホイルパッケージ34を巻き上げた後、ロール心棒を除去しても良い。しかしながら、ロール心棒がロールに残存していても良いし、例えば受動的な熱伝導のために、支え及び/又はさらなる導電要素として用いても良いが、これに限定されるものではない。
代替的な製造方法では、ホイル78、80、82を丸く巻いた後、平らな形に押圧しても良い。ロール中の伸び及びせん断応力を減少させるために、十分な直径を有する丸い心棒に巻いても良い。この心棒は、平らに押圧する前に取り除かれるか、又は残存する。
図17は、本発明のさらなる好ましい実施変型例としての、セル10のホイルパッケージ34の別の例示的構造の、未完成の状態(製造中)における空間描写の図である。
ホイルスタックは、第1のコレクタホイル78、セパレータホイル80、第2のコレクタホイル82及びさらなるセパレータホイル80を有しており、この構成は、例えばセル10の容量のような所望されるパラメータが要求する回数だけ繰り返される。これらのホイルは、図14のロール内のホイルと同じ構造及び機能を有している―その限りでは、かつ、可能な変型例に関しては、これに関係する明細書が引き合いに出される―が、エンドレステープとしては存在しておらず、ホイルパッケージの所望される大きさに合致するように切断されている。
完成したスタック(ホイルパッケージ)34内でセパレータホイル80を越えて突出するコレクタホイル78、82の自由端78b、82bは、ホイルパッケージ34の導体突起を形成している(図2から図13の36、38を参照)。これらの導体突起を、厚さ方向において集約して接触を可能にするために(例えば図2から図12に示したように)長く構成しても良いし、端面側で圧力を加えて接触を可能にするために(例えば図13に示したように)短く構成しても良い。
図18は、本発明のさらなる好ましい実施変型例としての、図17のスタック構造の変型例の空間描写の図である。
図18のスタック構造は、図17に示した構造とは異なり、コレクタホイル78、82の自由端78b、82bが、ホイルパッケージの同じ端面から突出している。ここで、第1のコレクタホイル78の自由端78bは一方の側において、幅の半分以上にわたって切り取られ、第2のコレクタホイル82の自由端82bはもう一方の側において、幅の半分以上にわたって切り取られているので、自由端78b、82bは、積層方向において重ならないフラップを形成する。このスタック構造は、電力消費及び導電がホイルパッケージ34の同じ端面で行われる構造に適している。
図19は、本発明のさらなる好ましい実施変型例として、ホイルパッケージ34の変型例を示した上面図である。
図18の描写によると、導体突起36、38は、縁側に切り欠き36a、38aを有している(図18の点線部分を参照)。切り欠き36a、38aは、パッケージ内での接触の改善に役立つ。この実施変型例は、特に、図13に示した実施変型例の適用に適していることが明らかになっているが、これに限定されるものではない。
図20は、本発明のさらなる好ましい実施変型例として、図7の導体48、50を有するホイルパッケージ34の変型例を示した上面図である。
図20の描写によると、導体突起36には、付属する導体に背向する側に、発熱性のはんだホイル88が塗布されている。発熱性はんだホイル88は、ナノメートル反応性多層構造によって形成されている。これは、温度、レーザーインパルス等の外的影響によって点火可能であり、局所的かつ短時間で高い熱エネルギーを放出する、管理されたエネルギー貯蔵装置として用いられる。はんだホイル88は、例えば、ホイルパッケージ34の所定の過負荷(点火インパルス)の際に点火され、導体突起36を溶解するように設計されている。これによって、セルへの電流が遮断される。したがって、はんだホイル88は、多層アクティブヒューズとして用いられる。
代替的な、それにもかかわらず同じように好ましい変型例では、ナノメートル反応性多層構造は、導体突起36に蒸着しても良いし、又は、その他の方法で堆積させても良い。このような層は、好ましくは、全ての導体突起36に、又は、1つのみ(特に最外側のもの)に設けても良い。さらなる好ましい変型例では、この層を、導体に対向する側にも設けることができる。さらなる好ましい変型例では、ナノメートル反応性多層構造を、両極の導体突起36、38に設けることができる。
図21は、本発明のさらなる好ましい実施変型例として、図16のホイルパッケージ34の変型例を、巻き終わって接触された状態において示す概略的上面図であり、図22は、同じ画面において、この実施変型例のホイルパッケージ34内で用いるためのロール心棒を示す図である。
ホイルパッケージ34は、概ね図16に示したように構成されており、向かい合う端面に置かれた、コレクタホイルの自由端は、導体突起36、38を形成している。ホイルパッケージは、図21の描写によると、ロール心棒90に巻きつけられており、このロール心棒は、図22において、再び個別に描写されている。ロール心棒90は、少なくとも略長方形のプレートの形状を有している。ロール心棒は、セルの端面に相当する、その小幅面の1つにおいて、少なくとも略長方形の凹部90a(図22の点線部分)を幅内に有しており、この凹部90aは、プレートの幅の略半分に相当するか、好ましくは半分以上に相当する。ロール心棒90の総延長はホイルパッケージ34の長さよりも大きく、凹部90aによって残された、ロール心棒90の長さは、少なくとも略ホイルパッケージ34の長さに相当する。凹部90aは、適切な長さのフラップ90bを決定する。フラップ90bは、ロール心棒90の、凹部90aには該当しない部分の小幅面から突出している。
ロール心棒は、例えば銅、アルミニウム、又はそれらの合金等の導電性材料から形成されており、ロール心棒90の、凹部90aには該当しない部分がフラップ90bに移行する領域において、絶縁体90cを有している。絶縁体90cは、好ましくはコーティングの形態において塗布されているが、しかしながら別の選択肢として、絶縁体90cを、例えばニス等の形態において塗布しても良いし、帯として周囲に巻き付けて収縮させるか、又は貼り付けても良い。
図21の描写によると、ロール心棒90のフラップ90bは、ホイルパッケージ34の一方の端面の導体突起36の領域において、端面側で突出している。この端面側の導体突起36は、導体92と溶接されている。導体92は、ホイルパッケージ34の幅の半分よりも多少幅が小さく、ホイルパッケージの厚さ方向に見て、ロール心棒90のフラップ90cに重なっていない。ホイルパッケージ34のもう一方の端面の導体突起38は、溶接点94を用いて、互いに及びロール心棒90と接続されている。
ロール心棒90の表面上の絶縁体90cの幅は、導体突起36が、フラップ90bの端面において、確実にロール心棒90から絶縁されているように定められる。
この実施変型例において、ロール心棒90のフラップ90bは、ホイルパッケージ34の向かい合う端面の導体突起38のための導体を形成している。同様に、ロール心棒90を、フラップ90bを通じて、有効な伝熱要素又は冷却要素として用いることができる。
ロール心棒90のフラップ90bに向かい合うホイルパッケージ34の端面の導体突起38が、ロールの第1層においてロール心棒90に最も近いコレクタホイルによって形成されていると有利である。
任意的な、それにもかかわらず同じように好ましい変型例では、これらの接続は、はんだ付け、クランプ、又は、導電性接着剤を用いた接着によって行われ得る。
図23は、図13に示した実施変型例の好ましい実施選択肢を、対応する縦断面図において示したものであり、図24は、図23において鎖線で示された面に沿った、矢印「XXIV」の方向に見た、セル10の端面領域の拡大水平断面図である。
図23の描写によると、セル10のホイルパッケージ34は、図16に示すようなホイルロールによって形成されている。平型ロール心棒96には、第1のコレクタホイル78と第2のコレクタホイル82とが巻きつけられており、これらのコレクタホイルにはそれぞれ電極層がコーティングされている。コレクタホイル78、82の間に存在する電極材料(コーティング材料)及びセパレータ材料(セパレータホイル80)には、図23では描写が過剰にならないように斜線を付していない。コレクタホイル78、82は、そのコーティングされていない端部で、ホイルパッケージ34の異なる端面で突出しており、ホイルパッケージ34の導体突起36、38を形成している。ホイルパッケージ34の平坦面及び側面と、セルハウジングのハーフシェル24、26の内側表面との間には、それぞれ減衰装置42が設けられている。
この実施変型例のセル10の場合、セル10の第1の端面16は下側ハウジング26によって形成されており、セル10の第2の端面18は上側ハウジング24によって形成されている。導電性材料から形成された接触バネ98は、それぞれ加圧による摩擦接続によって、下側シェル26の端面側内側表面と導体突起36との間に、又は、上側シェル26の端面側内側表面と導体突起38との間に、電気的接続を形成する。
この実施変型例の場合、セル10の上面12でのみ、上側シェル24内に隆起24aが形成され、下面14では隆起が形成されていないことに注意が必要である。これによって、セル10の隆起24aは、セル10のスタック構造において場合によっては隣接する部分の、下側シェル26によって形成された平坦面14に直接接触する。
摩擦接続の構造は、図24に明確に示されている。図24には、セル10の(下側シェル26の)端面16が、ホイルパッケージ34の付属する部分と共に示されている。
図23の描写によると、圧力バネ98は、下側シェル26で支持される2つの自由端98aと、湾曲した、ホイルパッケージ34の端面を向いた中間部分98bとを備えた弓形の形状を有している。接触バネ98の圧力と電気的接続とは、接触バネ68とホイルパッケージ34の導体突起36との間に配置された接触板100を通じて伝えられる。確実な電流伝達を行うために、接触バネの中間部分98bは、十分な距離にわたって接触板100に密着しており、自由端98aは、十分な距離にわたってハーフシェル26に密着している。圧力板100は、電流の伝達を改善するために、先端が導体突起36の方を向いており、加圧すると端面において導体突起36に突き入るノッチ100aを備えている。縁側では、接触板100に絶縁体100bが塗布されており、この絶縁体は、接触板100をハーフシェル24、26から電気的に絶縁する。この構造は、もう一方の端面(導体突起38の側)でもこの限りでは同じである。
図23にも示されているように、接触バネ98の中間部分98bには、接触板100に対向する面に、発熱性のはんだホイル102が塗布されている。発熱性はんだホイル102は、ナノメートル反応性多層構造によって構成されている。これは、温度、レーザーインパルス等の外的影響によって点火可能であり、局所的かつ短時間で高い熱エネルギーを放出する、管理されたエネルギー貯蔵装置として用いられる。はんだホイル102は、例えば、ホイルパッケージ34の所定の過負荷(点火インパルス)の際に点火され、接触バネ98を溶解するように設計されている。これによって、セルへの電流が遮断される。したがって、はんだホイル102は、多層アクティブヒューズとして用いられる。接触バネ98の自由端98aと接触板100との間に配置された絶縁パッケージ104は、接触バネ98が溶解した場合にも、接触板100とハーフシェル24、26との間の距離を維持している。
任意的又は代替的な、それにもかかわらず同じように好ましい変型例では、発熱性はんだホイルは、接触板に背向する面か、又は、接触板100自体に塗布され得る。このような構成は、例えば、発熱性はんだホイルの導電性が、接触板及び/又は接触バネの導電性よりも弱い場合に好ましいが、これに限定されるものではない。さらなる好ましい変型例では、ナノメートル反応性多層構造は、蒸着によって得られるか、又はその他の方法で堆積させられる。この実施変型例では、発熱性はんだホイル102は、両端面16、18の接触バネ98に設けられているが、さらなる好ましい変型例では、端面16、18の内1つにおいて、発熱性はんだホイルを省くことが可能である。さらなる好ましい変型例では、接触をさらに改善するために、2つ以上のノッチ100aを設けることができる。
図25は、本発明に係るセル10のさらなる好ましい実施変型例を示している。図3のような縦断面図であり、一方の端面16の領域のみが描写されている。セル10の内部構造は、図では省略されている。
この実施変型例は、セル10の上側シェル24と下側シェル26との間の接続の構造にも関する。図25の描写によると、端面16は、少なくとも概ね、下側シェル26の端面側縁部(端面壁)26cによって形成されており、上側シェル24は、上側の角の領域において、端面壁26に直面する。前に説明した実施変型例では、上側シェル24と下側シェル26との間には接続が存在しており、上側シェルは鈍角を示し、外的影響又はセル10の内圧によって、上側シェル24と下側シェル26との間の接合部に作用し得る力は、シール28の接着作用によってのみ吸収されていた。この実施変型例の場合、上側シェル24と下側シェル26との間の接続は、少なくとも端面壁の領域において、少なくとも部分的に形状接続によって実現又は支援される。このために、端面壁16の方を向いた上側シェル24の端部は、まず直角に下へ曲げられた後、U字形を成すように上へ曲げられ、ビード状縁(Boerdelrand)24fを形成する。下側シェル26の端面側縁部26cの上端は、U字形を成すように内側に曲げられており、ビード(Boerdelung)26hを形成している。ビード26hは、上側シェル24のビード状縁24fのU字形に曲げられた部分の内に存在している。この実施変型例の場合、シール28は、描写された領域において、ハーフシェル24、26の互い隣接する部分の間をメアンダー状に延在している。
この実施変型例では、ハーフシェル24、26間の動きが、長さ方向及び厚さ方向において、少なくとも開口部を可能にする範囲において、ハーフシェル24、26の互いに隣接する部分によってブロックされ、対応する力を相殺する。ここでも、シール28は、必要な限りにおいて、ハーフシェル24、26間の電気的絶縁及び気密に用いられるが、接続継目における引張力を受容することはない。
この実施変型例は、セル10の平坦面12、14における接触面の構成にも関する。すでに説明したように、図25の描写によると、上面12において、上側シェル24の表面に隆起24aが形成されている。この点に関するこれまでの説明が、明らかに参照される。セル10の下面14では、窪み26iが下側シェル26の表面に形成されており、これらの窪みは、上側シェルの隆起24aと並んでいる。複数のセル10を組み立てた状態では、セル10の隆起24aは、それぞれ最も近いセル10の窪み26i内に位置している。このとき、下側シェル26の窪み26iは、上側シェル24の隆起24aの高さよりもわずかに浅い。このようにして、1つのセル10の上側シェル24及びその隣のセル10の下側シェル26の間の十分な間隔と、隆起24a及び窪み26iの領域における確実な接触とを保障することができる。セル10同士が横にずれることを確実に制限又は防止することができる。隆起24a及び窪み26iによって、セル10の極位置が確実に符号化される。
図26は、セル10のさらなる好ましい実施変型例の、図3に対応する縦断面図である。
この実施変型例では、ハーフシェル24、26は、少なくとも概ね同じように構成されている。特に、端面16、18(及び、図中視認不可能な側面20、22。図1を参照)は、それぞれ半分が、端面側縁部24c、26c(及び、図中視認不可能な側方縁部24d、26d。異なる構成の端面を有する図9を参照)によって形成されている。シール28は、少なくとも略一周するように、半分の高さにおいて、セル10の厚さ方向において延在している。
この実施変型例では、図23及び図24に示した実施変型例と形状が一致する接触バネ98が用いられている。特に、接触バネ98は、ハウジングで支持される2つの自由端(98a、図24を参照)と、湾曲した、ホイルパッケージ34の端面を向いた中間部分98bとを備えた弓形の形状を有している。接触バネ98の圧力と電気的接続とは、接触バネ68とホイルパッケージ34の導体突起36との間に配置された接触板100を通じて伝えられる。
図26の描写によると、端面16、18において、ハーフシェル24、26の縁部24c、26cが内側に曲げられており、それによって、二重の縁部24g、26gが形成されている(すなわち、そこでは板厚が二倍になっている)。それぞれもう片方の端面では、絶縁帯106が内側表面に配置されており、その厚さは、少なくとも略板厚に一致する。組み立てられた状態において、ハーフシェル24、26は、二重の縁部24c、26cが、それぞれ絶縁帯を有する縁部24c、26cに向かい合うように組み立てられている。
上述した構成に起因して、接触バネ98の自由縁は、それぞれ半分が、接触されるべきハーフシェル24、26の二重縁部24g、26gに載置されており、残りの半分が、接触バネ98を接触されるべきではないハーフシェル24、26から電気的に絶縁する絶縁帯106に載置されている。このようにして、各端面16、18では、それぞれハーフシェル26、24が、接触バネ98と、及び、ホイルパッケージ34の端面の導体突起36、38と接続されており、残りのハーフシェル24、26は、確実にそれから絶縁される。したがって、ハーフシェル24、26、又は、平坦面に設けられたそれらの隆起24a、26aは、セル10の極として用いられ得る。
この実施変型例では、上側シェル24の隆起24aは、下側シェル26の隆起26aよりも小さく構成されており、それによって、セル10の極位置がマーキングされる。図26に示したように、セル10の外側表面全体には、隆起24a、26aを除いて、カバー108が設けられている。カバー108は、ゴム又はシリコーン材料等のような、弾性を有する電気的絶縁材料から形成されており、一方ではセル10をさらに密閉し、他方では極として用いられる予定のないセル10の部分を電気的に絶縁する。
発熱性のはんだホイル(ここでは詳細に図示されていない)を、適切な位置において、接触バネ98の領域内に設けても良い。それによって、上述のような多層アクティブヒューズが実現される。絶縁パッケージ(104、図24を参照)は、図26には詳細には図示されていないが、当該絶縁パッケージを設けても良い。
図27は、セル10のさらなる好ましい実施変型例の、図3に対応する縦断面図であり、図28は、図27において鎖線で示された面に沿った、矢印「XXVIII」の方向に見た、この実施変型例のセル10を示す横断面図である。
この実施変型例では、上側シェル24は、少なくとも略プレート状の形状を有しており、下側シェル26は、少なくとも略槽状の形状を有している。セル10の接触部分(極)は、セル10(ハーフシェル24、26)の平坦面12、14に形成された隆起24a、26aによって決定される。上側シェル24は下側シェル26の縁部に載置されており、シール28は、一周するようにその間に形成されている。
ホイルスタック34は、向かい合う端面に導体突起36、38を有しており、これらの導体突起は、その平坦面でそれぞれ積層されている。端面16の領域における導体突起36は、その平坦面で積層されており、接触支持部材110によって、上側シェル24に対して絶縁されている。導体突起36の下面には、導電性ナノメートル多層構造を有する発熱性はんだホイル112が配置されている。接触クリップ98は、下側シェル26を支持しており、下からはんだホイル112を押圧している。このようにして、導体突起36と下側シェル26との間に、電気的接触が形成される。はんだホイル112は、多層アクティブヒューズとして機能する。この多層アクティブヒューズは、例えば、ホイルスタックが過負荷の際に反応し、少なくとも導体突起36か接触バネ98のいずれかを溶解するが、それだけに限定されるものではない。
同様に、もう一方の端面18の領域における導体突起38は、その平坦面で積層されており、接触支持部材110によって、下側シェル26に対して絶縁されている。導体突起38の上面には、導電性ナノメートル多層構造を有する発熱性はんだホイル112が配置されている。接触クリップ98は、上側シェル24を支持しており、上からはんだホイル112を押圧している。このようにして、導体突起38と上側シェル24との間に、電気的接触が形成される。
上側シェル24又は下側シェル26a上の隆起24a、26aは、セルの接触部分(極)として用いられる。この点に関するこれまでの説明が、明らかに参照される。この実施変型例では、下側シェル26の隆起26aは、上側シェル24の隆起24aよりも高く構成されている。このようにして、セル10の極位置を確実に符号化することも可能である。
さらなる好ましい変型例では、はんだホイル112は、導体突起パッケージ36、38の内1つにのみ設けられている。
図28は、図27において鎖線で示された面に沿った、矢印「XXVIII」の方向に見た、この実施変型例のセル10を示す横断面図であり、セル10の側面20、22の領域における、上側シェル24と下側シェル26との間の接続の構成を明らかにしている。
図28の描写によると、槽状の下側シェルの側面側縁部26dは、その自由端において直角に内側に向かって曲げられており、プレート状の上側シェル24hは、両側に、内側を向いた屈曲部24hを有している。上側シェル24の屈曲部24hは、それぞれ下側シェル26の側面側縁部26dの下に伸びており、シール28によって互いに絶縁されている。減衰装置42、46は、少なくとも略振動しないように、セル10のハウジング(ハーフシェル24、26)内で、幅方向および厚さ方向においてホイルパッケージを支持する。
セル10の長さ方向において、ホイルスタック34の動きは、接触支持部材110によって制限されるか、又は、バネによって緩和される。(導体突起36又は38の、相互間の間隔、および、それぞれの側における接触支持部110との間隔は、図では明瞭にするために実際より大きく示されている。)
以上、本発明を、数多くの変型例を有する選択された実施例を用いて説明した。
これまで、本発明を、具体的な実施例を用いて、その主要な特徴に関して説明してきたが、自明のことながら、本発明は当該実施例に限定されるものではなく、請求項に規定された規模及び範囲において、例えば以下に示唆するように、しかしながらこの示唆に限定されることなく、変更及び拡大することができる。
導体、ハウジング部材等のための導電材料として、上記ではアルミニウム、銅、及びそれらの合金について言及した。好ましい選択肢として、鉄合金、鋼、洋銀等を、合金としても選択することができる。好ましくは、伝達抵抗を減少させるための接触面はコーティングされている。コーティング材料として適しているのは、例えば銀、金等の貴金属であるが、これに限定されるものではない。任意的に、しかしながら、やはり好ましくは、伝達抵抗を減少させるための接触面は、粗面化される。
上述した実施例、変型例では、支え、シール、減衰装置等は、明確に固定することなく、ハウジング(ハーフシェル24、26)内に配置されている。好ましい変型例においては、これらの部材は、ハウジング部材(ハーフシェル24、26)に貼付、噴霧、膨張(側壁の間等に)、又はその他の方法で固定される(例えば形状接続によって。しかしながら、一般性が制限されることはない)。
隆起24a、26aは、上述の説明及び図では、円形であると描写及び説明されてきた。この円形の形状は、完全に例示的である。好ましい変型例では、隆起24a、26aは楕円形、正方形、長方形、又は他の形状であり得る。隆起24a、26aのジオメトリ形状によって、セルの極位置を符号化することも可能である。
隆起24a、26aは、任意的な、それにもかかわらず同じように好ましい変型例では、平坦性及び平行性を改善するために、平坦に研磨又はフライス加工され得る。
図26に示した実施変型例を除いて、これまで述べてきた実施例、変型例では、ハーフシェル24、26は、むき出しの金属板部分として図示及び説明されてきた。好ましい変型例では、ハーフシェル24、26には、接触が望ましくないところ全てに、絶縁体がコーティング、ニス引きされているか、又はそれとは別に絶縁体で覆われている。特に、導体を有する実施変型例(図7〜図12、図14を参照)において、ハーフシェル24、26は、好ましくは、必要に応じて少なくとも外側で、及び導体が隣接しているところで、絶縁されている。
上述の実施例、変型例では、電極材料は、コレクタホイル上のコーティングであると見なされ、セパレータは、ホイル構造内の追加的ホイルであると見なされた。活性部分の構造は異なっていても良い。例えば、好ましい変型例においては、電極材料を、コレクタホイル間に配置されたセパレータホイルの2つの面に塗布しても良いし、又は、コレクタホイル及びセパレータホイル間の単独の中間層として設けても良い。その他の構成も、有利であることがわかっている。さらなる好ましい変型例では、電極パッケージを、絶縁カバーによって囲むことができる。空間の利用をさらに最適化するために、さらなる好ましい変型例では、ホイルロールを例えば、図16に示した実施変型例のように、巻いた後に横側で切断し、少なくとも略直方体のホイルスタックを維持するが、これに限定されるものではない。
本発明は、ガルバニセルに関するものであり、特に平型のガルバニ二次セルに適用される。これらのセルでは、活性部分は、2種類の化学的に活性な材料(電極材料)、導電性材料(コレクタホイル)、及び場合によっては電解質材料を浸漬させた分離層(セパレータ)の、ラミネート加工されたホイルパッケージから構成されている。1種類の化学的活性材料は、好ましくはリチウム化合物を含有しており、もう1種類の化学的活性材料は、好ましくはグラファイトを含有している。セパレータは、好ましくは細孔性電解質を有している。
接触バネ68、98は、これに関する実施変型例の関連では、特に弓形の重ね板バネの形状で示された。さらなる好ましい変型例では、接触バネは、ぜんまい、円錐コイルバネ、円盤バネ、ダイヤフラムスプリング、緩衝バネ、環状バネ、重ね板バネ、又はその他あらゆる適切なバネ形状等の形状も有することができる。さらなる好ましい変型例では、複数のバネが直列及び/又は並列に接続されている。
指摘しておくべきことには、個々の実施変型例に関連して説明された多数の特徴は、実際的な理由によって不可能とならない限りは、その他の実施変型例においても適用可能である。
本発明に係るガルバニセルは、活性部分、当該活性部分を受容するためのハウジング、及び、ハウジングの外側から活性部分に接触するための少なくとも2つの極接触領域を備えており、活性部分は、電気化学的に活性な材料を有する平型ホイル構造を備えており、ホイル構造は、少なくとも1つの第1のコレクタホイルと少なくとも1つの第2のコレクタホイルとを有しており、ハウジングは、少なくとも略活性部分の第1の平坦面に沿って延在する第1のハウジング部材と、少なくとも略活性部分の第2の平坦面に沿って延在する第2のハウジング部材とを有しており、第1のハウジング部材と第2のハウジング部材とは、活性部分を受容しており、極接触領域は、それぞれ第1のコレクタホイル又は第2のコレクタホイルと接続されており、ハウジングの外側から接触可能である。第1のハウジング部材及び第2のハウジング部材の内少なくとも1つ、好ましくは両方が、成形した、又は深絞りした部材である。
上述したセル10は、本発明に係るガルバニセルである。上述したハーフシェル24、26は、ハウジング部材であり、組み立てられた状態において、本発明に係るハウジングを形成する。上述のホイルパッケージ34は、本発明に係る活性部分である。上述のコーティング78a、82aは、特に、上述のセパレータホイル80と共に、本発明に係る電気化学的に活性な材料であるが、これに限定されるものではない。特に導電性があり、外側がむきだしになっている限りにおいて上述のハーフシェル24、26の外側表面と、特に隆起24a、26a又は窪み26iと、上述の導体48、50、92と、特にハウジングの外側でアクセス可能な限りにおいて巻き芯90のフラップ90bとは、本発明に係るセルの極接触領域である。上述の導体突起36、38は、本発明に係る電極接触領域である。上述の支え40、44、55と接触バネ68、98とは、本発明に係る弾性部材である。上述のシール28、52によって密閉される、ハーフシェル24、26間の間隙は、本発明に係る接合部である。図21、図22に示された巻き芯90は、本発明に係る伝熱要素及び導電要素である。ロール心棒と巻き芯とは、本出願では同義語として用いられる。
10 セル(平型接触セル)
12 上面(平坦面)
14 下面(平坦面)
16、18 端面(小幅面)
20、22 側面(小幅面)
24 上側シェル(ハーフシェル)
24a 隆起(接触部分)
24b 縁部
24c 端面側縁部
24d 側面側縁部
24e 隆起(隣接部分)
24f ビード状縁
24g 二重縁部
24h 屈曲部
26 下側シェル(ハーフシェル)
26a 隆起(接触部分)
26b 縁部
26c 端面側縁部
26d 側面側縁部
26e 隆起(隣接部分)
26g ビード
26i 窪み
28 シール
30、32 接触面
34 ホイルパッケージ
36、38 導体突起(コレクタ)
36a、38a 切り欠き
40 支え
42 減衰装置
44 支え
46 減衰装置
48、50 極板
48a、50a 接触領域
52 シール
54 シール
55 支え
56、58 接触板
60、62 シール
64、66 凹部
68 接触バネ
70 連結リンク
72、74 導体
76 シール
78 第1のコレクタホイル
78a 第1のコーティング
78b 上側縁部(自由縁)
78c 下側縁部(コーティングされた縁部)
80 セパレータホイル
82 第2のコレクタホイル
82a 第2のコーティング
82b 下側縁部(自由縁)
82c 上側縁部(コーティングされた縁部)
84 第1の電極層
86 第2の電極層
88 発熱性はんだホイル
90 ロール心棒(巻き芯)
90a 凹部
90b フラップ(導体)
90c 絶縁体
92 導体
94 溶接点
96 ロール心棒
98 接触バネ
98a 自由端
98b 中間部分
100 接触板
100a ノッチ
100b 絶縁体
102 発熱性はんだホイル
104 絶縁パッケージ
106 絶縁帯
108 カバー
110 接触支持部材
112 発熱性はんだホイル
L セルの長さ
M 中心面
T セルの厚さ
W セルの幅
上記の参照符号のリストが、本明細書の不可欠な構成要素であることを明示的に指摘する。
10 セル(平型接触セル)
12 上面(平坦面)
14 下面(平坦面)
16、18 端面(小幅面)
20、22 側面(小幅面)
24 上側シェル(ハーフシェル)
24a 隆起(接触部分)
24b 縁部
24c 端面側縁部
24d 側面側縁部
24e 隆起(隣接部分)
24f ビード状縁
24g 二重縁部
24h 屈曲部
26 下側シェル(ハーフシェル)
26a 隆起(接触部分)
26b 縁部
26c 端面側縁部
26d 側面側縁部
26e 隆起(隣接部分)
26g ビード
26i 窪み
28 シール
30、32 接触面
34 ホイルパッケージ
36、38 導体突起(コレクタ)
36a、38a 切り欠き
40 支え
42 減衰装置
44 支え
46 減衰装置
48、50 極板
48a、50a 接触領域
52 シール
54 シール
55 支え
56、58 接触板
60、62 シール
64、66 凹部
68 接触バネ
70 連結リンク
72、74 導体
76 シール
78 第1のコレクタホイル
78a 第1のコーティング
78b 上側縁部(自由縁)
78c 下側縁部(コーティングされた縁部)
80 セパレータホイル
82 第2のコレクタホイル
82a 第2のコーティング
82b 下側縁部(自由縁)
82c 上側縁部(コーティングされた縁部)
84 第1の電極層
86 第2の電極層
88 発熱性はんだホイル
90 ロール心棒(巻き芯)
90a 凹部
90b フラップ(導体)
90c 絶縁体
92 導体
94 溶接点
96 ロール心棒
98 接触バネ
98a 自由端
98b 中間部分
100 接触板
100a ノッチ
100b 絶縁体
102 発熱性はんだホイル
104 絶縁パッケージ
106 絶縁帯
108 カバー
110 接触支持部材
112 発熱性はんだホイル
L セルの長さ
M 中心面
T セルの厚さ
W セルの幅

Claims (15)

  1. 活性部分、前記活性部分を受容するためのハウジング、及び、前記ハウジングの外側から前記活性部分に接触するための少なくとも2つの極接触領域を備えたガルバニセルであって、前記活性部分は、電気化学的に活性な材料を有する平型ホイル構造を備えており、前記ホイル構造は、少なくとも1つの第1のコレクタホイルと少なくとも1つの第2のコレクタホイルとを有しており、前記ハウジングは、少なくとも略前記活性部分の第1の平坦面に沿って延在する第1のハウジング部材と、少なくとも略前記活性部分の第2の平坦面に沿って延在する第2のハウジング部材とを有しており、前記第1のハウジング部材と前記第2のハウジング部材とは、前記活性部分を受容しており、前記極接触領域は、それぞれ前記第1のコレクタホイル又は前記第2のコレクタホイルと接続されており、前記ハウジングの外側から接触可能であるガルバニセルにおいて、
    前記第1のハウジング部材及び前記第2のハウジング部材の内少なくとも1つ、好ましくは両方が、成形プロセスによって製造された、好ましくは深絞りされた部材であり、その内、少なくとも1つが好ましくは金属板又はプラスチックから構成されていることを特徴とするガルバニセル。
  2. 前記活性部分は電極接触領域を有しており、前記電極接触領域は、端面、特に異なる端面において、又は同じ端面において、前記ホイル構造から突出し、好ましくは前記コレクタホイルの一部によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガルバニセル。
  3. 少なくとも1つの弾性部材が設けられており、前記弾性部材は、弾性圧縮力の意味で、前記電極接触領域の内少なくとも1つに作用し、付属する極接触領域との摩擦による接触を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のガルバニセル。
  4. 前記少なくとも1つの弾性部材は、圧縮力の意味において、平面状に構成された電極接触領域に垂直に作用することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のガルバニセル。
  5. 前記少なくとも1つの弾性部材は、圧縮力の意味で、前記活性部分の端面の方向において、そこから突出する1つの電極接触領域又はそこから突出する複数の電極接触領域に作用することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のガルバニセル。
  6. 前記少なくとも1つの弾性部材は、導電性材料から形成されており、極接触領域と電極接触領域との間の流路に配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のガルバニセル。
  7. 前記少なくとも1つの弾性部材は、自身と極接触領域との間の電極接触領域をクランプすることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のガルバニセル。
  8. 前記極接触領域は、電気的に互いに絶縁した前記第1のハウジング部材と前記第2のハウジング部材とによって形成されており、好ましくは、前記ハウジング部材の前記平坦面における隆起は、接触領域として設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のガルバニセル。
  9. 前記極接触領域は導体によって形成されており、前記導体は、前記第1のハウジング部材と前記第2のハウジング部材との間の接合部を通って延在しており、好ましくは前記ハウジング部材に対して絶縁されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のガルバニセル。
  10. 前記導体は、前記ハウジングの外側において、前記ハウジング部材の内少なくとも1つのハウジング部材の表面に沿って延在していることを特徴とする請求項9に記載のガルバニセル。
  11. 前記第1のハウジング部材と前記第2のハウジング部材とは、弾性的な、好ましくは導電性を有さない物質によって、材料接続的に接続されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載のガルバニセル。
  12. 前記ホイル構造は、平型スタック構造であることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載のガルバニセル。
  13. 前記ホイル構造は、特に巻き芯に巻きつけられた平坦なロールであることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載のガルバニセル。
  14. 前記巻き芯は、伝熱要素及び/又は導電要素の機能を有していることを特徴とする請求項13に記載のガルバニセル。
  15. 前記第1のコレクタホイルの少なくとも片側、好ましくは両側に隣接して、第1の極性の意味において電気化学的に活性な、第1の電極材料が配置されており、前記第1の電極材料は、好ましくは層として前記第1のコレクタホイルに塗布されており、前記第2のコレクタホイルの少なくとも片側、好ましくは両側に隣接して、第2の極性の意味において電気化学的に活性な、第2の電極材料が配置されており、前記第2の電極材料は、好ましくは1つの層又は複数の層として、前記第1のコレクタホイルに塗布されており、隣接するコレクタホイルの第1の電極材料と第2の電極材料との間には、セパレータ材料が配置されていることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載のガルバニセル。
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