JP2013531795A - 光触媒を含むセンサ - Google Patents

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Abstract

センサを汚す可能性がある汚染物質を分解するためのデバイスおよび方法。センサに関連付けられた光触媒は、光と相互作用して、有機化合物、揮発性有機化合物(VOC)、有機金属化合物、すす、有機物、細菌、藻類、水生生物の卵、プランクトンの幼生などであるが、それらに限定されない汚染物質によるセンサの汚染を防止すること、および/またはセンサの汚染除去を促進することができる。

Description

光触媒は、水から水素および/または酸素を生成することばかりでなく、廃棄物の処理および空気の浄化のための潜在的使用について注目を集めている。光触媒は、半導体または葉緑素などの有機金属の複合体から形成されることが多い。これら2つのうち、半導体が、化学的に安定しており、生産コストが安く、エネルギーのバンドギャップが広く、取り扱いが容易であることもあり、一般的に好まれている。
半導体の光触媒作用は、特定の光触媒に特有の十分なエネルギーの波長を有する光の光子を吸収することによって開始される。光子を吸収すると、エネルギーのバンドギャップにまたがって分離された電子と正孔が生成される。光学的励起によって生成された、還元力の強い電子および酸化力の強い正孔が、環境汚染物質を分解することができる反応、水素生産のための水の分解などにつながり得る。
センサを汚す可能性がある汚染物質を分解するためのデバイスおよび方法が開示される。長期の監視(例えば環境モニタリング)を通じて、一般的なセンサは、有機化合物、揮発性有機化合物(VOC)、有機金属化合物、すす、有機物、細菌、藻類、水生生物の卵、プランクトンの幼生などの1つまたは複数によって汚染される、または汚れる可能性がある。このセンサと関連付けられた(associated with)光触媒は、光源と相互作用して汚染物質を分解し、センサの汚染を防止する、および/またはセンサの汚染除去(decontamination)を促進することができる。
一実施形態では、センサと、このセンサに関連付けられた光触媒を含んでいるデバイスが開示される。光触媒は、センサを汚す可能性がある材料を分解して、センサの汚染を防止する、および/またはセンサの汚染除去を促進するように構成される。一態様では、センサは、温度、pH、導電率、誘電率、塩度、混濁度、総懸濁固体量(TSS)、総溶解固形物(total dissolved solids、TDS)、生物学的酸素要求量(BOD)、および化学的酸素要求量(COD)の1つまたは複数を検出する、および/または監視するように構成されてよい。このデバイスに関連付けられ得る光触媒の適切な例は、TiO、vis−TiO、SnO/TiO、SnO/Al、TiON、TiON/PdO、TiO/WO、Pd−WO、CuO−WO、Pt−WO、NaTaO、TiO2−x、およびそれらの組合せを含むが、それらに限定されない。
別の実施形態では、デバイスは、センサ部分を有するセンサ、このデバイスと関連付けられた光源、および少なくともこのセンサ部分と関連付けられた光触媒を含む。先の実施形態に似て、少なくともセンサ部分と関連付けられた光触媒は、センサ部分を汚す可能性がある材料を分解して、センサ部分の汚染を防止する、および/またはセンサ部分の汚染除去を促進するように構成される。
一態様では、光源は、光触媒を活性化させるように選択された波長の光を発するように構成される。別の態様では、光源は、UV光、可視光、またはそれらの組合せを発するように構成される。別の態様では、光源は、ランプ、レーザー、LED、他のタイプの光、およびそれらの組合せから成る群から選択される。
さらに別の実施形態では方法が開示される。この方法は、センサを提供する工程と、センサと光触媒を関連付ける工程と、光源で光触媒を活性化させて、センサの汚染を防止する、および/またはセンサを汚染除去する工程とを含む。一態様では、光源は、日光または人工光源であり得る。別の態様では、光源は、センサの汚染防止および/または汚染除去のために、基本的には常時活動状態であり、あるいは選択された間隔で活性化されることもある。
前述の概要は例示のみであって、限定するようには少しも意図されていない。上記で説明された例示の態様、実施形態、および特徴に加えて、さらなる態様、実施形態、および特徴が、以下の詳細な説明を参照することによって明らかになるであろう。
本開示の一実施形態による、光化学触媒作用による有機材料の分解メカニズムを示す概略図である。 本開示の一実施形態による、センサおよび光触媒を含むデバイスの例示的実施形態を示す図である。 本開示の一実施形態による、センサ、光触媒、および光触媒を活性化させるように構成された光源を含むデバイスの例示的実施形態を示す図である。 本開示の一実施形態による、センサ、光触媒、および光触媒を活性化させるように構成された内部の光源を含むデバイスの例示的実施形態を示す図である。
以下の詳細な説明では、本明細書の一部分を形成する添付図面が参照される。図面では、文脈が別様に規定しない限り、類似の符号は一般に類似の構成要素を識別する。発明を実施するための形態、図面、および特許請求の範囲において説明される例示的実施形態は、限定することを意味するものではない。本明細書で示された主題の趣旨または範囲から逸脱することなく、他の実施形態が利用され得、また他の変更がなされ得る。本明細書で全般的に説明され、図面で示された本開示の態様は、構成され、置換され、組み合わされ、分離され、かつ多種多様な別々の構成に設計され得、それらのすべてが本明細書で明確に企図されていることが容易に理解されよう。
センサを、汚す、汚染する、またはその性能を劣化させる可能性がある有機汚染物質を分解するためのデバイスおよび方法が開示される。水質、大気質、土壌水分量、土中または水中の塩分、工業プロセスなどの監視を目的として、いくつかの環境にセンサが配置され得る。しかし、監視する環境には、短期または長期にわたってセンサを汚す可能性がある、さまざまな汚染物質が含まれ得る。本明細書で開示されるデバイスは、センサの汚染を防止する、および/またはセンサの汚染除去を促進するために、多くの種類の汚染物質を分解するように光源と相互作用することができるセンサと関連付けられた光触媒を含む。
I.光触媒を含むデバイス
一実施形態では、デバイスが開示される。このデバイスは、センサと、このセンサに関連付けられた光触媒とを含む。水質、大気質、土壌水分量、土中または水中の塩分、温度などであるが、それらに限定されない特性の監視を目的とした、さまざまなセンサが知られている。そのため、一態様では、センサは、温度、pH、導電率、誘電率、塩度、混濁度、総懸濁固体量(TSS)、総溶解固形物(TDS)、生物学的酸素要求量(BOD)、および化学的酸素要求量(COD)の1つまたは複数を検出する、および/または監視するように構成されてよい。センサは、アンモニウム、バリウム、ブロマイド、カドミウム、カルシウム、塩化物、銅、シアニド、フッ化物、沃化物、鉛、水銀、硝酸塩、亜硝酸塩、過塩素酸塩、カリウム、ナトリウム、銀、硫化物、硫化物、チオシアン酸塩、硫酸塩、酸化還元電位(ORP)、溶存酸素(DO)などの1つまたは複数を監視/検出するように構成することもできる。
多くのセンサは、環境の選択された特性の監視を目的として構成された電極に基づくものである。例えば、センサはセンサを囲む媒体(すなわち土)の導電率および/または誘電率の測定に基づく、塩度、土壌の水分などの監視用の市場で利用可能である。水の誘電率は、約80とかなり高い。それと対照的に、土などの材料の誘電率は、一般に約4でしかない。したがって、土の含水量の変化が、センサによって監視することができる誘電率の相対的に大きな変化を引き起こし得ることを理解することができる。
別の一般的なタイプの電極にpH電極がある。最も頻繁に使用されるpH電極はガラス電極である。一般的なpH電極には、終端に小さなガラス気泡を有するガラス管と、管の中の銀/塩化銀電極とが含まれる。電極の管は、通常、塩化物の緩衝液で満たされ、その中に銀の電極が沈められている。
電極の活性部分はガラス気泡である。ガラス気泡の表面は、内部の溶液および外部の溶液によってプロトン化され、このことが、一般に帯電差をもたらし、これが測定されてpH測定値に変換される。市販されているpH電極のほとんどは、1つの容器の中に、H+イオンに感応するガラスの電極および追加の基準電極を含んでいる、いわゆる「組合せ電極」である。
アンモニウム、バリウム、ブロマイド、カドミウム、カルシウム、塩化物、銅、シアニド、フッ化物、沃化物、鉛、水銀、硝酸塩、亜硝酸塩、過塩素酸塩、カリウム、ナトリウム、銀、硫化物、硫化物、チオシアン酸塩、硫酸塩、酸化還元電位(ORP)、溶存酸素(DO)などの1つまたは複数を検出するように構成されたイオン選択電極は、pH電極と同様に機能する。イオン選択性電極では、ガラス球は、一般にイオン特異的膜で置換される。特定のイオンとイオン選択膜との相互作用によって電位差が生じ、検出されて、検査中のイオンに関する濃度測定値に変換され得る。イオン選択電極は、通常はリアルタイムベースで水溶液のイオン濃度を測定しなければならない生化学および生物物理学の研究に用いられる。
さまざまなセンサは、混濁度、総懸濁固体量(TSS)、総溶解固形物(TDS)、生物学的酸素要求量(BOD)、および化学的酸素要求量(COD)の監視するための市場でも利用可能である。水監視の技法およびセンサのさらなる議論は、「Standard Methods for the Examination of Water and Wastewater」(第20版)、Clescerl、Leonore S.(編集者)、Greenberg、Arnold E.(編集者)、Eaton、Andrew D.(編集者)、American Public Health Association、Washington,D.C.、ISBN 0−87553−235−7に見いだすことができ、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
一実施形態では、本明細書に開示されたデバイスは、試験可能な媒体などであるが、それらに限定されない媒体に挿入するように構成される。試験可能な媒体の適切な例には、固体、多孔質媒体、液体、ガス、およびそれらの組合せが含まれる。試験可能な媒体のさらなる適切な例には、土、水、または空気の少なくとも1つが含まれる。一実施形態では、本明細書に説明されたセンサは、試験可能な媒体の長期監視用に設置することができる。例えば、本明細書に開示されたセンサデバイスは、水質の長期監視のために水に沈める(submerge)ように構成されてよい。
本明細書に説明されたセンサのどの1つも、試験可能な媒体を監視する間に、多くの潜在的な汚染物質によって汚される可能性がある。センサを汚す可能性がある潜在的な汚染物質の適切な例は、有機化合物、揮発性有機化合物(VOC)、有機金属化合物、すす、有機物、細菌、藻類、水生生物の卵、プランクトンの幼生およびそれらの組合せを含むが、それらに限定されない。例えば、有機化合物、揮発性有機化合物(VOC)、有機金属化合物、すす、有機物のどれか1つ、またはそれらの組合せが、センサの表面に集まってセンサの性能を劣化させる可能性がある。細菌、藻類、水生生物の卵、プランクトンの幼生などであるが、それらに限定されない生物が、同様にセンサ上に定着し、またはセンサの表面で繁殖することがあり、センサの性能を劣化させる可能性がある。
このデバイスに関連付けられ得る光触媒の適切な例は、TiO、vis−TiO、SnO/TiO、SnO/Al、TiON、TiON/PdO、TiO/WO、Pd−WO、CuO−WO、Pt−WO、NaTaO、TiO2−x、およびそれらの組合せを含むが、それらに限定されない。
光触媒が十分なエネルギーを有する光の光子を吸収すると、電子が励起され得る。結果として生じる「正孔/電子」対は、極めて反応性に富み、有機材料を劣化させる可能性があるさまざまな反応に結合され得る。この現象が、図1に概略的に示されている。
図1は、エネルギーhνを有する光子112によって照射されている光触媒粒子100を示す。光子112が光触媒100に吸収されると、電子は、価電子帯120aからバンドギャップ118を越えて伝導帯120bへと励起される。これによって、伝導帯120bにはマイナスに帯電した電子116が生成され、価電子帯120aにはプラスに帯電した正孔114が生成される。正孔114は、強力な酸化体である。例えば、正孔114は、水を酸化させてヒドロキシルラジカル(・OH)122を生成し得る。ヒドロキシルラジカルは、酸素と反応してスーパーオキシドアニオン(O )124を形成し得る。ヒドロキシルラジカル122およびスーパーオキシドアニオン124は、さまざまな有機材料126を分解してHOおよびCOの128を生成し得る。正孔114は、有機材料126を直接酸化させることもできる。光触媒は、ガラスなどであるが、これに限定されないものの表面の親水性を大幅に向上させることも知られており、これにより、水だけの運動で、表面を汚染物質がない清浄な状態に保つことができる。さらに、この現象の議論は、「Photooxidative self−cleaning transparent titanium dioxide films on glass」、Journal of Materials Research 10(11)1995年2842〜2848ページ、Paz,Y.ら、および「Photocatalytic activity and photoinduced hydrophilicity of titanium dioxide coated glass」、Thin Solid Films 351(1〜2)1999年260〜263ページ、Watanabe,T.ら、に見いだすことができ、それらの全体が参照によって本明細書に組み込まれる。そのため、光触媒は、有機材料によってセンサが汚れるのを、防止する、または元に戻すために用いることができる。
本明細書に開示されたデバイスおよび方法と共に用いることができる光触媒の例の1つには、二酸化チタン(TiO)がある。本明細書に論じられた光触媒のうち、TiOは、最も一般的で最もよく知られているものである。TiOは、チタンの自然発生の酸化物である。TiOは、塗料から、日焼け止め、食品着色剤まで、その広範な用途で注目に値する。
TiOにはルチル、板チタン石、および鋭錐石の3つの一般的な結晶形がある。ルチルおよび鋭錐石の形態のTiOは、光触媒的に活性があることが知られていて、2つうち、鋭錐石の形態が、より活性がある。TiOの鋭錐石の形態は、約388nm以下の波長を有する紫外(UV)光によって活性化される。最近、二酸化チタンに窒素イオンを加えたもの、または三酸化タングステンのような金属酸化物をドープしたもの(本明細書では一般にvis−TiOと称される)も、可視光またはUV光の下で光触媒になることが判明している。
TiOが光を吸収すると、有機材料と反応して分解することができる反応種を生成する。したがって、二酸化チタンは、殺菌、脱臭、防汚の特性ために、塗料、セメント、窓、タイル、または他の製品に付加され、加水分解触媒として用いられる。TiOの光化学触媒作用の特性およびその準備の方法のさらなる議論が、例えば、米国特許第6,576,589号、および「A low−cost,high−efficiency solar cell based on dye−sensitized colloidal TiO films」、Nature 353(6346)1991年737〜740ページ、O’Regan,B.ら、に見いだすことができ、それらの全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
本明細書に論じられたデバイスおよび方法と共に用いることができるさらなる光触媒は、vis−TiO、SnO/TiO、SnO/Al、TiON、TiON/PdO、TiO/WO、Pd−WO、CuO−WO、Pt−WO、NaTaO、TiO2−x、およびそれらの組合せを含むが、それらに限定されない。TiOとは対照的に、これらの光触媒の多くは、さまざまな波長(すなわち約380nmから約800nmの波長)の可視光で活性化され得て、このことは、利用可能な自然のUV光がほとんどない状況では有利であり得る。さらに、可視光を生成する人工光源は、一般に、UVを生成するように設計された光源ほど特化されておらず、一般に消費エネルギーがより少ない。
例えば、TiO2−xは、TiOの中の酸素のいくらかが窒素原子によって置換された光触媒である。TiO2−xは、約500nm未満の波長の光によって活性化され、太陽の照射エネルギー(すなわち約460nm)の主なピークが対象になるので、広範な用途が見込まれる。さらに、最近開発された約390nmから420nmのピーク放射波長を有する発光窒化インジウムガリウムダイオードを含む、この範囲を対象にする優れた人工光源がある。TiO2−xのさらなる議論は、米国特許出願公開第2010/0044630号、および「Highly Efficient Formation of Visible Light Tunable TiO2−x Photocatalysts and Their Transformation at the Nanoscale」、James L.Gole、および、John D.Stout、Clemens Burda、Yongbing Lou、および、Xiaobo Chen、The Journal of Physical Chemistry B 2004 108(4)、1230〜1240ページに見いだすことができ、それらの全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
可視光TiO(vis−TiO)は、触媒がどのように準備されているかということ次第で、約500nmから約600nmの波長を有する光によって活性化することができる。vis−TiOのさらなる議論は、「Preparation of Visible Light−responsive TiO Thin Film Photocatalysts by an RF Magnetron Sputtering Deposition Method and Their Photocatalytic Reactivity」、Masaaki Kitano、Masato Takeuchi、Masaya Matsuoka、John M.Thomas、およびMasakazu Anpo、Chemistry Letters 34巻、No.4(2005年)、および「Photocatalytic Water Splitting on Visible Light−responsive TiO Thin Films Prepared by a RF Magnetron Sputtering Deposition Method」、M.Matsuoka、M.Kitano、M.Takeuchi、M.AnpoおよびJ.M.Thomas、Topics in Catalysis、35巻、Numbers 3〜4、2005年7月、305〜310ページに見いだすことができ、それらの全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
SnO/TiOの吸収特性は、SnOがTiOの励起状態を安定化することを除けばTiOのものに類似であり、この混合材料は、単独のTiOより触媒現象的に活性がある。SnO/TiOのさらなる議論は、「The preparation of coupled SnO/TiO photocatalyst by ball milling」、Chen Shifu、Chen Lei、Gao Shen、Cao Gengyu、Materials Chemistry and Physics、98巻、1号、2006年7月1日、116〜120ページに見いだすことができ、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
SnO/Alの吸収特性は、TiOのものに類似である。また、SnO/Alの挙動は、混合材料がいずれかの単独の成分より光化学的に活性があるという点でSnO/TiOの挙動に類似である。SnO/Alのさらなる議論は、「Enhancement of photocatalytic activity in UV−illuminated tin dioxode/aluminum oxide system in aqueous 4−nitrophenol」、Chao−Yin Kuo、Reaction Kinetics and Catalysis Letters、92巻、Number 2/2007年12月、337〜343ページに見いだすことができ、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
TiONは、約400nmから約800nmの波長を有する可視光によって活性化されて、真の可視光の光触媒になり得る。TiONのさらなる議論は、「Enhanced Visible−Light−Induced Photocatalytic Disinfection of E.coli by Carbon−Sensitized Nitrogen−Doped Titanium Oxide」、Qi Li、Rongcai Xie、Yin Wai Li、Eric A.Mintz、および、Jian Ku Shang、Environmental Science & Technology 2007年41(14)、5050〜5056ページに見いだすことができ、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
同様に、TiON/PdOは、約400nmから約800の波長を有する可視光によって活性化されて、真の可視光の光触媒になり得る。TiON/PdOのさらなる議論は、「Visible−light−induced photocatalytic inactivation of bacteria by composite photocatalysts of palladium oxide and nitrogen−doped titanium oxide」、Pinggui Wu、Rongcai Xie、James A.Imlay、Jian Ku Shang、Applied Catalysis B:Environmental、88巻、3〜4号、2009年5月20日、576〜581ページ、およびUniversity of Illinois at Urbana−Champain(2010年1月20日)「New visible light photocatalyst kills bacteria,even after light turned off」、ScienceDaily(ScienceDailyのウェブサイトにオンラインで公開されている)に見いだすことができ、それらの全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
TiO/WO、Pd−WO、CuO−WO、Pt−WOは約400nmから約800nmの波長の光によって活性化することができる。TiO/WOおよびPd−WO、CuO−WO、Pt−WOのさらなる議論は、特開2009−61426、「Development of a Visible Light Responsive Photocatalyst using Tungsten Oxide under Indoor Lighting,Complete oxidative decomposition of various volatile organic compounds under visible light」(National Institute of Advanced Industrial Science and Technology(AIST)(産業技術総合研究所)のウェブサイトにオンラインで公開されている)および「Successful Synthesis of Tungsten Oxide Nanotubes by a Simple Method,Expected to be used as a visible−light−driven photocatalyst for indoor applications」(AISTのウェブサイトにオンラインで公開されている)に見いだすことができ、それらの全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
NaTaOは、約250nmから約300nmの波長の光によって活性化することができる。NaTaOのさらなる議論は、「Effect of lanthanide−doping into NaTaO photocatalysts for efficient water splitting」、Akihiko Kudo、Hideki Kato、Chemical Physics Letters、331巻、5〜6号、2000年12月8日、373〜377ページ、「Preparation of NaTaO by Spray Pyrolysis and Evaluation of Apparent Photocatalytic Activity for Hydrogen Production from Water」、Hyun Woo Kang、Eun−Jung Kim、およびSeung Bin Park、International Journal of Photoenergy、2008巻(2008年)、論文照会番号519643、ページ数8に見いだすことができ、それらの全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
一実施形態では、光触媒が塗布されるセンサの表面は、ホウ珪酸ガラス、ソーダガラス、または石英などであるがそれらに限定されないガラス材料、ステンレス鋼、アルミニウム、銅、およびさまざまな合金などであるがそれらに限定されない金属材料、ならびにポリカーボネート、ポリスチレン、ナイロン、およびポリエチレンなどであるがそれらに限定されないプラスチック材料から形成することができる。光触媒は、当技術分野で知られている任意の通常の技法により、センサまたはセンサの上にあるカバーの表面に塗布することができる。通常の技法は、化学的気相成長法、噴霧コーティング、スパッタリング、およびゾル−ゲル法を含むが、それらに限定されない。さらに、これらの堆積技法の議論は、「Spectral and Photocatalytic Characteristics of TiO CVD Films on Quartz」、Millsら、Photochem.Photobiol.Sci.、2002年、1、865〜868ページ、「Nanosized TiO Photocatalyst Powder via Sol−Gel Method:Effect of Hydrolysis Degree on Powder Properties」、Hafizahら、International Journal of Photoenergy、2009巻、論文照会番号962783、ページ数8、「Preparation of Visible Light−responsive TiO Thin Film Photocatalysts by an RF Magnetron Sputtering Deposition Method and Their Photocatalytic Reactivity」、Kitanoら、Chemistry Letters(2005年)34巻、616〜617ページ、「Preparation of NaTaO by Spray Pyrolysis and Evaluation of Apparent Photocatalytic Activity for Hydrogen Production from Water」、Kangら、International Journal of Photoenergy、2008巻、論文照会番号519643、ページ数8に見いだすことができ、それらの全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
いくつかの例では、光触媒は、その光触媒が付加される基板と反応することが知られている。例えば、表面に定着した有機材料を光触媒が分解することを可能にする反応種(例えばヒドロキシルラジカル)は、(例えばプラスチックの)表面が反応種による攻撃の影響を受けやすい材料を含んでいると、表面も分解し得る。一実施形態では、影響を受けやすい基板の、光触媒に誘起される分解は、光触媒が直接基板と接触しないようにする保護層を含めることによって防止することができる。例えば、保護層として燐灰石を用いることができる。別の実施形態では、光触媒を保護層の内部に封入する(encapsulate)ことができる。さらに、これらの技法の議論は、特開2008−088436および米国特許第6,217,999号に見いだすことができ、それらの全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
次に図2を参照すると、センサおよび光触媒を含むデバイス200の例示的実施形態が示されている。デバイス200は、センサ部分220およびセンサ部分220上の光触媒層250を含む。図2に示されるように、デバイス200は、任意に、センサ部分220と関連付けられたさまざまな電子部品を収容するように構成され得る容器230を含んでよい。別の実施形態(図示せず)では、センサ部分220は、デバイスを動作させるのに必要とされるさまざまな電子部品をすべて含むように構成されてよい。これも図2に示されるように、デバイス200は、任意に、デバイス200に電力を供給する、および/またはデバイス200との間でデータを伝送するように構成され得る電気的接続240を含んでよい。さらなる実施形態(図示せず)では、デバイス200は、バッテリーまたは太陽電池によって給電されてよい。さらに、デバイス200は、電源にかかわらず、データを無線で送受するように構成されてよい。
上記で詳細に論じられたように、センサ部分220は、温度、pH、1つまたは複数の選択されたイオン(例えばナトリウム、硝酸塩、亜硝酸塩など)、導電率、誘電率、塩度、混濁度、総懸濁固体量(TSS)、総溶解固形物(TDS)、生物学的酸素要求量(BOD)、および化学的酸素要求量(COD)の1つまたは複数を検出する、および/または監視するように構成されてよい。
上記で詳細に論じられたように、デバイス200上の光触媒層250は、光と相互作用して、センサ部分220の汚染を防止する、またはセンサ部分220を汚染除去することができる。このことは、入射する光子260によって概略的に示されている。図1に関して詳細に説明されたように、光子260は、光触媒250と相互作用して、分解されなければセンサ部分220を汚す可能性があるさまざまな有機的汚染物質を分解し得る反応種を生成することができる。光触媒層250が、センサ部分220を塞がないように塗布される限り、光触媒層250がデバイス200の機能を妨害することは予期されない。しかし、いくつかの例では、分解の生成物がいくつかの測定を妨害する可能性がある。例えば、COは、pH測定を妨害する可能性がある。そのような場合、測定の間中、(例えば光源260を阻止することにより)汚染除去システムを失活させる必要性があり得る。光源260が日光の場合には、測定が夜間に行なわれ得る。
基本的に、任意の適切な光源は光子源260であり得る。例えば、デバイス200に周辺光が当たる環境では、光子源260は、日光および/または蛍光灯もしくは白熱照明などの屋内照明などであるが、それらに限定されない人工の光源でよい。日光は、基本的には、本明細書に論じられた光触媒のうちのいかなるものでも刺激するのに必要とされるすべての波長を含んでいるが、ほとんどの人工照明は、可視スペクトル(すなわち約400nmから約800nm)に限られている。しかし、人工光源は、基本的には、本明細書に論じられた光触媒のあらゆるものの刺激を目的として提供することができる。
地下、深い水中、実質的に不透明な媒体(例えば懸濁された固体の割合が大きい水)の中、および閉じた環境(例えばパイプの内部)など、センサが周辺光に露出されない環境では、デバイスがそれ自体の光源を含んでよい。このことは、図3および図4に示されている。
図3は、デバイス300の別の実施形態を示す。デバイス300は、センサ部分320、容器330、およびセンサ部分320上の光触媒層350を含む。これも図3に示されるように、デバイス300は、任意に、デバイス300に電力を供給する、および/またはデバイス300との間でデータを伝送するように構成され得る電気的接続340を含んでよい。さらなる実施形態(図示せず)では、デバイス300は、バッテリーまたは太陽電池によって給電されてよい。さらに、デバイス300も、電源にかかわらず、データを無線で送受するように構成されてよい。
図3に示されるように、デバイス300は、光触媒350を刺激することができる光子360を発するように構成され得る光源335をさらに含む。図示の実施形態では、光源335は、任意の光触媒350aの層を含む。いくつかの実施形態では、センサ部分320を汚す恐れのある有機的汚染物質と同じ有機的汚染物質によって光源335が覆われるのを防止するために、光源335上に光触媒350aが含まれてよい。図示の実施形態では、光源は容器の中にある。しかし、光源335は、基本的にはデバイス300の任意の部分と関連付けられ得ることが理解されよう。さらに、光源335は、デバイス300から分離可能になり得る、および/または容器330上に止めるなどしてデバイス300上に後付けされる(retrofit)ように構成され得る。
光源335の中に含むことができる照明の適切な例は、ランプ(例えば白熱灯、蛍光灯、ガス放電ランプなど)、レーザー、LED、およびそれらの組合せを含むが、それらに限定されない。光源335は、基本的には任意の波長の光を発するように構成することができる。例えば、光源335は、約150nmから約800nmの範囲内の1つまたは複数の波長を発するように選択するか、または構成することができる。より具体的な例では、光源335は、約330nmから約420nm、約350nmから約400nm、約380nmから約500nm、または約390nmから約420nmの範囲内の1つまたは複数の波長を発するように選択するか、または構成することができる。
次に図4を参照すると、内部光源435を含むデバイス400の例示的実施形態が示されている。デバイス400は、前述のように、標準的なイオン選択性のpH電極でよく、センサ部分420は、アウタチューブ/本体428の中に収容された内部電極422を含む。デバイス400は、光触媒450でコーティングされたアウタチューブ/本体428を含む。アウタチューブ428は、電極部分420、内部電極422、内部電極溶液426、および内部電極がアウタチューブ428の外部環境を感知することを可能にする接合424(例えばガラスフリット)を含む。例えば、接合424により、内部溶液426は、電極の外部の溶液と、部分的にまたは完全に平衡することが可能になる。示されるように、光源からの光(例えば光子460)は、アウタチューブの内部で反射されて、汚染物質を分解するための光触媒450を刺激するのに十分な光をセンサ部分420に供給する。
アウタチューブ428は、光源からの光460を、チューブ428の内部から光触媒450に伝達することができる任意の適切な材料から作製することができる。アウタチューブを作製することができる材料の適切な例は、ガラス、プラスチックなどを含むが、それらに限定されない。
一実施形態では、アウタチューブ428はデバイス400に一体化されて(integral to)よい。別の実施形態では、アウタチューブ428は、デバイス400に後付けすることができる。
II.センサを汚染除去する方法
一実施形態では、センサの汚染を除去する方法が開示される。この方法は、センサを提供する工程と、センサと光触媒を関連付ける工程と、光源で光触媒を活性化させて、センサの汚染を防止する、および/またはセンサを汚染除去する工程とを含む。一態様では、光源は、日光または人工光源であり得る。別の態様では、光源は、センサの汚染防止および/または汚染除去のために、基本的には常時活動状態であり、あるいは選択された間隔で活性化されることもある。さらに別の態様では、光は、狭域スペクトルの波長または広域スペクトルの波長を有することができる。
一実施形態では、提供されるセンサは、水質、大気質、土壌水分量、土中または水中の塩分、温度などの1つまたは複数の感知用または検出用に構成される。そのため、一態様では、センサは、温度、pH、導電率、誘電率、塩度、混濁度、総懸濁固体量(TSS)、総溶解固形物(TDS)、生物学的酸素要求量(BOD)、および化学的酸素要求量(COD)の1つまたは複数を検出する、および/または監視するように構成されてよい。センサは、アンモニウム、バリウム、ブロマイド、カドミウム、カルシウム、塩化物、銅、シアニド、フッ化物、沃化物、鉛、水銀、硝酸塩、亜硝酸塩、過塩素酸塩、カリウム、ナトリウム、銀、硫化物、硫化物、チオシアン酸塩、硫酸塩、酸化還元電位(ORP)、溶存酸素(DO)などの1つまたは複数を監視/検出するようにも構成することができる。
本明細書に説明されたセンサのどれも、試験可能な媒体を監視する間に、いくつかの潜在的な汚染物質によって汚される可能性がある。センサを汚す可能性がある潜在的な汚染物質の適切な例は、有機化合物、揮発性有機化合物(VOC)、有機金属化合物、すす、有機物、細菌、藻類、水生生物の卵、プランクトンの幼生およびそれらの組合せを含むが、それらに限定されない。例えば、有機化合物、揮発性有機化合物(VOC)、有機金属化合物、すす、有機物のどれか1つ、またはそれらの組合せが、センサの表面に集まってセンサの性能を劣化させる可能性がある。細菌、藻類、水生生物の卵、プランクトンの幼生などであるが、それらに限定されない生物が、同様にセンサ上に定着し、またはセンサの表面で繁殖することがあり、センサの性能を劣化させる可能性がある。
このデバイスに関連付けられ得る光触媒の適切な例は、TiO、vis−TiO、SnO/TiO、SnO/Al、TiON、TiON/PdO、TiO/WO、Pd−WO、CuO−WO、Pt−WO、NaTaO、TiO2−x、およびそれらの組合せを含むが、それらに限定されない。
一実施形態では、この方法は、光触媒を活性化することができる波長の光を発するように構成された光源を提供する工程をさらに含むことができる。一実施形態では、提供される光源は、可視光、UV光、またはそれらの組合せを発する。一実施形態では、提供される光源は、自然光源(例えば日光)、またはランプ、レーザー、LED、およびそれらの組合せから成る群から選択された人工光源を含むことができる。
一実施形態では、光触媒をセンサに関連付ける工程は、噴霧コーティング、化学的気相成長法、ゾル−ゲル法、化学的気相成長法、およびスパッタコーティングなどの1つまたは複数を含む。
本開示は、本出願で説明された特定の例に関して限定されるものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく多くの修正および変更がなされ得ることが、当業者には明らかであろう。本明細書に列挙されたものに加えて、本開示の範囲内の機能的に等価な方法および装置は、前述の説明から当業者には明らかであろう。このような修正および変更は、添付の特許請求の範囲の範囲内にあるように意図されている。本開示は、添付の特許請求の範囲の各項に加えて、このような特許請求の範囲に権利を与えられる等価物の最大限の範囲によってのみ限定されるべきである。本開示が、特定の方法、試薬、化合物の組成または生物系(もちろん、これらはさまざまであり得る)に限定されないことを理解されたい。本明細書で用いられる用語は、特定の例を説明するだけのためであって、限定するようには意図されていないことも理解されたい。
本明細書における実質的にすべての複数形および/または単数形の用語の使用に対して、当業者は、状況および/または用途に適切なように、複数形から単数形に、および/または単数形から複数形に変換することができる。さまざまな単数形/複数形の置き換えは、理解しやすいように、本明細書で明確に説明することができる。
通常、本明細書において、特に添付の特許請求の範囲(例えば、添付の特許請求の範囲の本体部)において使用される用語は、全体を通じて「オープンな(open)」用語として意図されていることが、当業者には理解されよう(例えば、用語「含む(including)」は、「含むがそれに限定されない(including but not limited to)」と解釈されるべきであり、用語「有する(having)」は、「少なくとも有する(having at least)」と解釈されるべきであり、用語「含む(includes)」は、「含むがそれに限定されない(includes but is not limited to)」と解釈されるべきである、など)。導入される請求項の記載で具体的な数が意図される場合、そのような意図は、当該請求項において明示的に記載されることになり、そのような記載がない場合、そのような意図は存在しないことが、当業者にはさらに理解されよう。例えば、理解の一助として、添付の特許請求の範囲は、導入句「少なくとも1つの(at least one)」および「1つまたは複数の(one or more)」を使用して請求項の記載を導くことを含む場合がある。しかし、そのような句の使用は、同一の請求項が、導入句「1つまたは複数の」または「少なくとも1つの」および「a」または「an」などの不定冠詞を含む場合であっても、不定冠詞「a」または「an」による請求項の記載の導入が、そのように導入される請求項の記載を含む任意の特定の請求項を、単に1つのそのような記載を含む実施形態に限定する、ということを示唆していると解釈されるべきではない(例えば、「a」および/または「an」は、「少なくとも1つの」または「1つまたは複数の」を意味すると解釈されるべきである)。同じことが、請求項の記載を導入するのに使用される定冠詞の使用にも当てはまる。また、導入される請求項の記載で具体的な数が明示的に記載されている場合でも、そのような記載は、少なくとも記載された数を意味すると解釈されるべきであることが、当業者には理解されよう(例えば、他の修飾語なしでの「2つの記載(two recitations)」の単なる記載は、少なくとも2つの記載、または2つ以上の記載を意味する)。さらに、「A、BおよびC、などの少なくとも1つ」に類似の慣例表現が使用されている事例では、通常、そのような構文は、当業者がその慣例表現を理解するであろう意味で意図されている(例えば、「A、B、およびCの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびBを共に、AおよびCを共に、BおよびCを共に、ならびに/またはA、B、およびCを共に、などを有するシステムを含むが、それに限定されない)。2つ以上の代替用語を提示する事実上いかなる離接する語および/または句も、明細書、特許請求の範囲、または図面のどこにあっても、当該用語の一方(one of the terms)、当該用語のいずれか(either of the terms)、または両方の用語(both terms)を含む可能性を企図すると理解されるべきであることが、当業者にはさらに理解されよう。例えば、句「AまたはB」は、「A」または「B」あるいは「AおよびB」の可能性を含むことが理解されよう。
また、本開示の特徴または態様がMarkush groupに関して記述されている場合、本開示が、それによって、そのMarkush groupの任意の個々の要素または要素の下位群に関しても記述されていることを当業者なら理解するであろう。
明細書の記載を提供するという点などのあらゆる目的のために、本明細書に開示された範囲は、すべてが、あらゆる可能な部分範囲およびその部分範囲の組合せも包含することが当業者には理解されよう。いかなる列挙された範囲も、同一の範囲が、少なくとも、等しい2分割、等しい3分割、等しい4分割、等しい5分割、等しい10分割などに分解されるのを十分に説明し可能にすることが容易に認識され得る。限定的でない例として、本明細書で論じられた各範囲は、下部3分の1、中部3分の1および上部3分の1などに容易に分解することができる。「まで」、「少なくとも」、「より大きい」、「より小さい」などのすべての言語が、列挙された数を含み、上記で論じたように後に部分範囲に分解することができる範囲を指すことも当業者には理解されよう。最後に、範囲には個々の要素が含まれることが、当業者には理解されよう。したがって、例えば、1〜3個のセルを有する群は、1個、2個、または3個のセルを有する群を指す。同様に、1〜5個のセルを有する群は、1個、2個、3個、4個、または5個のセルを有する群を指し、以下同様である。
本明細書に用いられる用語「実質的に」は、大部分または高い度合いを意味するように用いられる。用語「実質的に」は、別の用語と共に、角度、形状、および状態などであるが、それらに限定されない、その用語の程度または度合いを説明するのに、しばしば用いられる。例えば、用語「実質的に垂直の」は、角度の測定において、ある程度の余地を示すのに用いられてよい。すなわち、「実質的に垂直の」角度は、90°でよいが、45°、60°、65°、70°、75°、80°、85°、95°、100°、105°、110°、115°、120°、125°、130°、または135°などの角度も「実質的に垂直である」と考えられてよい。同様に、「実質的に」は、言及された対象が円形のプロファイルまたは卵形のプロファイルを有し得ることを示すのに、例えば「実質的に円筒状の」など、形状の用語と共に用いられてよい。同様に、用語「実質的に閉まっている」などの状態を説明する用語は、あるものが、ほとんど閉まっている、または通常閉まっているが、100%閉まっている、または常時閉まっているわけではないことを示すのに用いられてよい。
さまざまな態様および実施形態が本明細書に開示されてきたが、当業者には他の態様および実施形態が明らかであろう。したがって、本明細書に開示されたさまざまな態様および実施形態は、説明のためであって限定するようには意図されておらず、真の範囲および趣旨は、以下の特許請求の範囲によって示されている。

Claims (61)

  1. センサと、
    前記センサに関連付けられた光触媒と
    を備える(comprise)デバイス。
  2. 前記センサが、温度、pH、導電率、誘電率、塩度、混濁度、総懸濁固体量(TSS)、総溶解固形物(TDS)、生物学的酸素要求量(BOD)、および化学的酸素要求量(COD)の1つまたは複数を検出するように構成されている請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記光触媒が、前記センサの汚染を防止する、および/または前記センサの汚染除去を促進する、および/または有機化合物、揮発性有機化合物(VOC)、有機金属化合物、すす、有機物、細菌、藻類、水生生物の卵、プランクトンの幼生、およびそれらの組合せの1つまたは複数を分解するように構成されている請求項1に記載のデバイス。
  4. 前記光触媒が、TiO、vis−TiO、SnO/TiO、SnO/Al、TiON、TiON/PdO、TiO/WO、Pd−WO、CuO−WO、Pt−WO、NaTaO、TiO2−x、およびそれらの組合せから成る群から選択される請求項1に記載のデバイス。
  5. 前記光触媒が保護層を含む請求項4に記載のデバイス。
  6. 前記保護層が燐灰石を含む請求項5に記載のデバイス。
  7. 前記光触媒が、前記保護層に封入されている請求項5に記載のデバイス。
  8. 光源をさらに備える請求項1に記載のデバイス。
  9. 前記光源が日光である請求項8に記載のデバイス。
  10. 前記光源が人工光源である請求項8に記載のデバイス。
  11. 前記人工光源が、ランプ、レーザー、LED、およびそれらの組合せから成る群から選択される請求項10に記載のデバイス。
  12. 前記人工光源が、前記デバイスの内部に密閉されている請求項10に記載のデバイス。
  13. 前記人工光源が、カバーによって前記デバイスの内部に密閉されている請求項12に記載のデバイス。
  14. 前記カバーが、ガラスまたはプラスチックの材料から製作される請求項13に記載のデバイス。
  15. 前記光源が、UV光、可視光、またはそれらの組合せを発するように構成されている請求項8に記載のデバイス。
  16. 前記光源が、約150nmから約800nmの範囲の波長の光を発するように構成されている請求項15に記載のデバイス。
  17. 前記光源が、約330nmから約420nmの範囲の波長の光を発するように構成されている請求項15に記載のデバイス。
  18. 前記光源が、約350nmから約400nmの範囲の波長の光を発するように構成されている請求項15に記載のデバイス。
  19. 前記光源が、約380nmから約500nmの範囲の波長の光を発するように構成されている請求項15に記載のデバイス。
  20. 前記光源が、約390nmから約420nmの範囲の波長の光を発するように構成されている請求項15に記載のデバイス。
  21. 前記センサが、媒体の中に挿入するように構成されている請求項1に記載のデバイス。
  22. 前記媒体が試験可能な媒体である請求項21に記載のデバイス。
  23. 前記試験可能な媒体が、固体、多孔性媒体、液体、またはガスのうち少なくとも1つを含む請求項22に記載のデバイス。
  24. 前記試験可能な媒体が、土、水、または空気のうち少なくとも1つを含む請求項22に記載のデバイス。
  25. 前記試験可能な媒体が水である請求項22に記載のデバイス。
  26. 前記センサが、水質の長期監視のために、水の中に沈めるように構成されている請求項25に記載のデバイス。
  27. 前記光触媒が、有機物、細菌、藻類、水生生物の卵、プランクトンの幼生、およびそれらの組合せの1つまたは複数による前記センサの汚染を防止するように構成されている請求項26に記載のデバイス。
  28. デバイスであって、
    センサ部分を有するセンサと、
    前記デバイスに関連付けられた光源と、
    少なくとも前記センサ部分に関連付けられた光触媒であって、前記光源によって発せられた光と相互作用して、前記センサ部分の汚染を防止する、および/または前記センサ部分の汚染除去を促進するように構成されている光触媒と
    を備えるデバイス。
  29. 前記センサ部分が、温度、pH、導電率、塩度、混濁度、総懸濁固体量(TSS)、総溶解固形物(TDS)、生物学的酸素要求量(BOD)、および化学的酸素要求量(COD)の1つまたは複数を検出するように構成されている請求項28に記載のデバイス。
  30. 前記光触媒が、前記センサの汚染を防止する、および/または前記センサの汚染除去を促進する、および/または有機化合物、揮発性有機化合物(VOC)、有機金属化合物、すす、有機物、細菌、藻類、水生生物の卵、プランクトンの幼生、およびそれらの組合せの1つまたは複数を分解するように構成されている請求項28に記載のデバイス。
  31. 前記光触媒が、TiO、vis−TiO、SnO/TiO、SnO/Al、TiON、TiON/PdO、TiO/WO、Pd−WO、CuO−WO、Pt−WO、NaTaO、TiO2−x、およびそれらの組合せから成る群から選択される請求項28に記載のデバイス。
  32. 前記センサ部分が、水質の長期監視のために、水の中に沈めるように構成されている請求項28に記載のデバイス。
  33. 前記光触媒が、有機物、細菌、藻類、水生生物の卵、プランクトンの幼生、およびそれらの組合せの1つまたは複数によって引き起こされる前記センサ部分の汚染を防止する、および/または前記センサの汚染除去を促進するように構成されている請求項32に記載のデバイス。
  34. 前記光源が、前記光触媒を活性化させるように選択された波長の光を発するように構成されている請求項28に記載のデバイス。
  35. 前記光触媒を活性化するように選択された光の波長が、約150nmから約800nmの範囲内にある請求項34に記載のデバイス。
  36. 前記光触媒を活性化するように選択された光の波長が、約330nmから約420nmの範囲内にある請求項34に記載のデバイス。
  37. 前記光触媒を活性化するように選択された光の波長が、約350nmから約400nmの範囲内にある請求項34に記載のデバイス。
  38. 前記光触媒を活性化するように選択された光の波長が、約380nmから約500nmの範囲内にある請求項34に記載のデバイス。
  39. 前記光触媒を活性化するように選択された光の波長が、約390nmから約420nmの範囲内にある請求項34に記載のデバイス。
  40. 前記光源が、UV光、可視光、またはそれらの組合せを発するように構成されている請求項28に記載のデバイス。
  41. 前記光源が、ランプ、レーザー、LED、およびそれらの組合せから成る群から選択される請求項40に記載のデバイス。
  42. 前記センサ部分が、前記センサ部分を少なくとも部分的に密封するカバー部分に関連付けられる請求項28に記載のデバイス。
  43. 前記カバー部分が、UV光、可視光、またはそれらの組合せに対して少なくとも部分的に透過性である請求項42に記載のデバイス。
  44. 前記カバー部分が、ガラスまたはプラスチックの材料から製作される請求項42に記載のデバイス。
  45. 前記カバー部分が、前記デバイスと一体である請求項42に記載のデバイス。
  46. 前記カバー部分が、前記センサ部分に後付けされるように構成されている請求項42に記載のデバイス。
  47. センサを提供する工程と、
    光触媒を前記センサに関連付ける工程と、
    前記光触媒を光源で活性化して、前記センサの汚染を防止する、および/または前記センサを汚染除去する工程と
    を含む方法。
  48. 前記センサが、温度、pH、導電率、塩度、混濁度、総懸濁固体量(TSS)、総溶解固形物(TDS)、生物学的酸素要求量(BOD)、および化学的酸素要求量(COD)の1つまたは複数を検出するように構成されている請求項47に記載の方法。
  49. 前記光触媒が、TiO、vis−TiO、SnO/TiO、SnO/Al、TiON、TiON/PdO、TiO/WO、Pd−WO、CuO−WO、Pt−WO、NaTaO、TiO2−x、およびそれらの組合せから成る群から選択される請求項47に記載の方法。
  50. 前記光触媒を活性化することができる波長の光を発するように構成された光源を提供する工程をさらに含む請求項47に記載の方法。
  51. 前記光源が、UV光、可視光、またはそれらの組合せを発するように構成されている請求項50に記載の方法。
  52. 前記センサが、前記センサを少なくとも部分的に密封するカバーに関連付けられる請求項47に記載の方法。
  53. 前記カバーが、UV光、可視光、またはそれらの組合せに対して少なくとも部分的に透過性である請求項52に記載の方法。
  54. 前記カバーが、ガラスまたはプラスチックの材料から成る請求項52に記載の方法。
  55. 前記光源が、前記カバーの中に密閉されている請求項52に記載の方法。
  56. 前記光源が、ランプ、レーザー、LED、およびそれらの組合せから成る群から選択される請求項47に記載の方法。
  57. 前記光源が日光である請求項47に記載の方法。
  58. 前記光触媒を前記センサに関連付ける工程が、噴霧コーティング、化学的気相成長法、ゾル−ゲル法、化学的気相成長法、およびスパッタコーティングの1つまたは複数を含む請求項47に記載の方法。
  59. 前記センサ部分が、1つまたは複数の水質特性を感知するように構成されている請求項47に記載の方法。
  60. 前記センサが、水質の長期監視のために、水の中に沈めるように構成されている請求項59に記載の方法。
  61. 前記光触媒が、有機物、細菌、藻類、水生生物の卵、プランクトンの幼生、およびそれらの組合せの1つまたは複数による前記センサ部分の汚染を防止するように構成されている請求項60に記載の方法。
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