JP2013529949A - ガラス窓掃除装置及びその移動制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
但し、ガラス窓外壁の場合内壁に比べて掃除作業が難しく、特に、住居建物がますます高層化されることによってガラス窓外壁を磨くことは、高度の危険を伴うしかなかった。
一方、前記移動制御方法は、コンピューターで実行させるためのプログラムを記録したコンピューターで読める記録媒体で具現されることができる。
本発明の他の実施例によれば、掃除終了後ガラス窓掃除装置を初期付着位置に隣接した位置に移動させることで、使用者がガラス窓からのガラス窓掃除装置を分離することで容易にすることができる。
図1を参照すれば、第1掃除ユニット100は、ガラス窓の両側面のうちで内側面に配置されて、第2掃除ユニット200はガラス窓の外側面に配置されることができる。一方、必要によってそれと反対に第1掃除ユニット100がガラス窓の外側面に配置されて、第2掃除ユニット200がガラス窓の内側面に配置されることもできる。
また、第1掃除ユニット100が外部または自体電源によってガラス窓の内側面に付着した状態で移動する場合、第2掃除ユニット200は第1、2掃除ユニット100、200にそれぞれ具備されたマグネチックモジュールの間の磁力によって第1掃除ユニット100の移動に従って同時に移動されることができる。
以下、図1に示された第1、2掃除ユニットら100、200それぞれの具体的な構成に対して図2及び図3を参照してより詳しく説明することにする。
図2を参照すれば、第1掃除ユニット100は、第1フレーム110、複数の第1輪部材ら120及び複数の第1マグネチックモジュールら130を含むことができる。
具体的に、第1掃除ユニット100に具備される第1マグネチックモジュール130と第2掃除ユニットに具備される第2マグネチックモジュール233は、お互いに反対極性を有する磁石を含むことができるし、それによってガラス窓の両側面にそれぞれ配置された第1、2掃除ユニット100、200が磁力によってお互いに引き寄せることで、前記ガラス窓に付着して同時に移動されることができる。
例えば、第1、2掃除ユニット100、200のうちで何れか一つは、永久磁石または電磁石などのような磁性体を含んで、他の一つは前記磁性体の磁力によって引き寄せられることができる金属体などを含むこともできる。
第1マグネチックモジュール130は、前記ガラス窓に接触される方向に露出した形態で具備されることができるし、それとは異なり別途のカバー部材などを利用して第1掃除ユニット100の上面に接するように配置されることもできる。
図3を参照すれば、第2掃除ユニット200は、第2フレーム210、複数の第2輪部材ら220及び複数のクリーニングモジュールら230を含んで構成されることができる。
また、第2フレーム210の下面には複数の第2輪部材ら220が形成されて、第1掃除ユニット100の移動によって磁力によって第2掃除ユニット200が移動可能にすることができる。
図3では第2輪部材220が円錐形状で構成されることを例にして説明したが、本発明はこれに限定されなくて、例えば、ボールベアリングのように球形の部材を利用して構成されることもできる。
図3に示されたところのように、クリーニングモジュール230は、複数のモジュールら、例えば掃除パッド231、第2マグネチックモジュール232及び洗剤噴射口231を含んで構成されることができるし、第1掃除ユニット100の第1マグネチックモジュール130と対応される4個のディスク形状で構成されることができる。
例えば、第1掃除ユニット100も弟2掃除ユニット200に具備されたところのようなクリーニングモジュール230を具備することができるし、それによって本発明によるガラス窓掃除装置がガラス窓の両面を同時に掃除するようにすることもできる。
例えば、第1、2掃除ユニットら100、200のうちでガラス窓の内側面に配置されて、ガラス窓掃除装置の移動を担当する第1掃除ユニット100に具備された制御部(図示せず)が図4に示されたところのような移動制御方法を遂行することができる。
前記のようにガラス窓掃除装置の移動経路が決まれば、前記制御部は前記決まった移動経路に沿ってガラス窓掃除装置を移動させる(S3段階)。
図5は、ガラス窓掃除装置の移動経路に対する一実施例を示したものである。
図5を参照すれば、ガラス窓掃除装置10は、ガラス窓400の一側末端から他側末端まで移動しながら掃除を遂行する第1区間及び前記他側末端から前記一側末端まで移動しながら掃除を遂行する第2区間を繰り返すことができる。
反対に、前記移動経路の上下間隔(d)を減少させようとする場合、ガラス窓掃除装置10の下向き移動角度が減少されて設定されることができるし、それによってガラス窓掃除に消耗する時間は減少できるが、ガラス窓掃除がより細密ではないように遂行されることがある。
また、前記のような重力によるガラス窓掃除装置10の落差程度は、ガラス窓400の幅(w)によって変更されることができる。
すなわち、ガラス窓400の幅(w)が増加することによってガラス窓掃除装置10の落差程度が増加されることができるし、前記のようなガラス窓掃除装置10の落差程度の変化は、前記移動経路の上下間隔(d)を変化させることができる。
前記のように移動経路の上下間隔(d)が変更される場合、例えば、前記移動経路の上下間隔(d)が増加される場合には、ガラス窓400が使用者が所望の程度に細密に掃除されない問題が発生することがある。
この場合、ガラス窓掃除装置に含まれた第1、2掃除ユニットら100、200のうちでガラス窓400の内側面に付着する第1掃除ユニット100が前記したところのような決まった移動経路に沿って移動して、ガラス窓400の外側面に付着する第2掃除ユニット200は第1掃除ユニット100の移動によって磁力によって移動されることができる。
図6を参照すれば、方向感知センサー300は、ガラス窓掃除装置が向かう方向を検出することができる。
例えば、方向感知センサー300は、物体に発生する加速度を電気的信号に変化して測定する加速度センサーを利用して具現されることができるし、前記加速度センサーは圧抵抗(piezo-resistor)を利用したセンサーと静電容量(cpacitance)を利用したセンサーで分類することができる。
前記したところのような加速度センサーを利用して具現される方向感知センサー300は、あらかじめ設定された基準軸ら(例えば、水平方向のx軸と垂直方向のy軸)を基準にして本発明の実施例によるガラス窓掃除装置が向かう方向を認知することができる。
前記では、方向感知センサー300が加速度センサーを利用してガラス窓掃除装置の方向を検出することを例にして本発明の実施例によるガラス窓掃除装置を説明したが、本発明はこれに限定されなくて、前記加速度センサー以外にガラス窓掃除装置の方向を認知することができる多様なセンサーらが利用されることもできる。
例えば、制御部310は、第1掃除ユニット100に具備されて、図2を参照して説明したところのような複数の第1輪部材ら120の回転を制御することができるし、そのために第1輪部材ら120に連結されたモーターらを駆動させるための駆動部(図示せず)を含むことができる。
一方、衝突感知部320は、ガラス窓掃除装置の衝突を感知することができるし、そのために衝撃を感知することができる複数の衝撃感知センサーら(図示せず)を具備することができる。
例えば、衝突感知部320は第1掃除ユニット100に具備されて、第1掃除ユニット100が移動中にガラス窓の窓枠に衝突することを感知することができる。
また、本発明の実施例によれば、ガラス窓掃除装置10に具備された制御部310は、ガラス窓の幅に基礎して前記ガラス窓掃除装置の移動経路を決めて、前記決まった移動経路に沿ってガラス窓掃除装置10が移動されるように制御することができる。
但し、方向感知センサー300の方向オフセットが正確に設定されていない場合、すなわち、方向感知センサー300に設定された基準軸と実際水平/垂直方向が一致しない場合、方向感知センサー300から検出されるガラス窓掃除装置10の方向が実際方向と一致しないこともある。
一方、前記したところのような方向オフセットの設定誤りによって、例えば、制御部310がガラス窓掃除装置10を右側水平方向(x軸方向)に移動させようとする場合、ガラス窓掃除装置10の実際移動方向は、水平方向よりすこし上側方向(x'軸方向)を向けるようになる。
例えば、オフセット設定部330は、ガラス窓掃除装置10がガラス窓の窓枠に衝突時、衝突感知部320から信号の入力を受けて方向感知センサー300の方向オフセットを再設定することができる。
以下、図8乃至図28を参照してガラス窓掃除装置10の移動制御方法に対する実施例らに対してより詳しく説明することにする。
図8及び図9は、ガラス窓の幅を測定する方法に対する一実施例を示したものである。
図8を参照すれば、ガラス窓400の外郭領域には前記ガラス窓400を固定するための窓枠410が具備されることができるし、それによってガラス窓掃除装置10がガラス窓400の一側末端まで移動する場合窓枠410に衝突することがある。
もう少し具体的に、第1掃除ユニット100が垂直上昇する間に上側バンパーが窓枠410にぶつかって上側から圧力を受けることがセンサーによって感知されれば、第1掃除ユニット100は上側方向の移動を終了することができる。
その後、第1掃除ユニット100は、左側方向に水平移動してガラス窓の右側末端まで移動することができるし、第1掃除ユニット100に具備された緩衝部材が右側の窓枠410に衝突する場合第1掃除ユニット100がガラス窓の右側末端まで移動したものとして判断することができる。
前記のような移動によって、第1掃除ユニット100は使用者によって付着した後ガラス窓400の最上端の左側末端に移動することができる。
もう少し具体的に、第1掃除ユニット100が右側に水平移動する間に具備されたバンパーが窓枠410にぶつかって右側から圧力を受けることがセンサーによって感知されれば、第1掃除ユニット100は、右側方向の移動を終了することができる。
本発明の実施例によれば、前記のようにガラス窓400の幅(w)が測定された後、前記測定された幅(w)に基礎してガラス窓掃除装置10、より詳細には、第1掃除ユニット100の移動経路が決まることができる。
また、前記測定されたガラス窓400の幅(w)が前記基準値を超過する場合、前記移動経路が右側または左側に上向き移動する上向き区間を含むようにしてガラス窓掃除装置10の重力によって落差を償うことができる。
本発明のまた他の実施例によれば、図8及び図9を参照して説明したところのようなガラス窓幅の測定過程を通じてガラス窓掃除装置10の初期付着位置が検出されることができる。
図8を参照すれば、第1掃除ユニット100が左側に水平移動する間に第1移動距離(m1)が測定されることができるし、例えば、第1掃除ユニット100に具備された第1輪部材ら120の回転量によって前記第1移動距離(m1)が測定されることができる。
本発明の一実施例によれば、前記のように第1移動距離(m1)及び第2移動距離(m2)が測定された後、前記第1、2移動距離(m1、m2)を比べてガラス窓掃除装置の初期付着位置が検出されることができる。
それによって、掃除終了後ガラス窓掃除装置、より詳細には、第1掃除ユニット100はガラス窓の右側末端に移動して待機して、それによって使用者は第1、2掃除ユニット100、200をガラス窓400から容易に分離することができる。
また、図8及び図9に示された移動経路のうち、第1掃除ユニット100が窓枠410に衝突する時点らで、前記したところのような方向感知センサー300のオフセット設定方法が遂行されることができる。
すなわち、前記水平方向オフセットの設定は、図7に示されたところのような方向感知センサー300の水平方向基準軸(x')を実際水平方向軸(x)と一致するように調整することで、前記調整された水平方向基準軸(x')と直交するように方向感知センサー300の垂直方向基準軸(y')を調整することによって方向感知センサー300の垂直方向オフセットを再設定することができる。
図10を参照すれば、ガラス窓400の幅(w)が基準値、例えば、1m以下である場合、第1掃除ユニット100は、ガラス窓400の左側末端まで水平移動することができる。
第1掃除ユニット100は、ガラス窓400の最上端左側末端まで移動された後、ガラス窓400の右側末端まで右側方向に下向き移動されて、再びガラス窓400の左側末端まで左側方向に下向き移動される。
図11は、ガラス窓の幅が基準値を超過する場合、ガラス窓掃除装置の移動経路に対する一実施例を示したものである。
図11を参照すれば、ガラス窓400の幅(w)が基準値、例えば、1mを超過する場合、ガラス窓掃除装置10、より詳細には、第1掃除ユニット100の移動経路は特定方向に上向き移動する上向き区間515を含むことができる。
すなわち、ガラス窓400の幅(w)が基準値である1mを超過する場合、第1掃除ユニット100は右-下向き区間510、左-上向き区間515及び左-下向き区間520を順次に繰り返して移動することができる。
図12及び図13は、ガラス窓掃除装置の移動経路のうちで上向き区間に対する実施例らを示したものである。
図12を参照すれば、ガラス窓400の幅(w)が基準値を超過する場合、第1掃除ユニット100の移動経路は、右-下向き区間510、左-上向き区間515及び左-下向き区間520を順次に含むことができるし、左-上向き区間515で第1掃除ユニット100は、一定時間(t)の間に左側方向に上向き移動することができる。
すなわち、ガラス窓400の幅(w)が増加するほどガラス窓掃除装置10の落差距離が増加することができるし、上向き移動角度が一定なと仮定する時、左-上向き区間515の移動時間(t)を増加させれば第1掃除ユニット100の上側移動距離が増加されて、前記増加された落差距離が補償されることができる。
例えば、左-上向き区間515の移動時間(t)は、ガラス窓400の幅(w)によって次の数学式1のように計算されることができる。
また、前記右側方向に下向き移動される第1掃除ユニット100が窓枠410の右側垂直フレームに衝突される時点で、方向感知センサー300の水平方向オフセットが再設定されることができる。
図14は、ガラス窓の幅が基準値を超過する場合、ガラス窓掃除装置の移動経路に対する他の実施例を示したものである。
例えば、図14に示された移動パターンは、第1掃除ユニット100がガラス窓400の左側末端から右側末端まで移動される右向き区間530、ガラス窓400の右側末端から左側末端まで移動される左向き区間540と、前記右向き区間530と左向き区間540との間にガラス窓400の右側または左側末端で一定間隔程度離隔されるように移動した後、再び前記末端に復帰する間隔維持区間535を含むことができる。
また、右向き区間530及び左向き区間540で第1掃除ユニット100の落差が発生しないので、ガラス窓400の幅(w)にかかわらず等しいパターンの移動経路が利用されることができる。
図15乃至図19は、ガラス窓の幅が基準値を超過する場合、ガラス窓掃除装置の移動経路に対するまた他の実施例を示したものである。
すなわち、ガラス窓400は、仮想のフレーム(Wvirtual)を間に置いて左側領域401と右側領域402に分割されて、第1掃除ユニット100は前記分割された左側領域401と右側領域402のうちで何れか一つの領域で移動して掃除を遂行した後、残りの領域で移動して掃除を遂行することができる。
一方、前記のようにガラス窓400の左側領域401と右側領域402らのうちで何れか一つの領域に対する掃除が完了すれば、第1掃除ユニット100はガラス窓400の残りの領域に移動する。
前記のように第1掃除ユニット100がガラス窓400の下側フレームに沿ってガラス窓400の分割された領域らの間を移動することで、既に掃除が完了した領域に第1掃除ユニット100の移動による痕跡またはあとが発生することを防止することができる。
前記ガラス窓400の右側領域402での移動経路は、ガラス窓400の最上端右側末端から前記仮想フレーム(Wvirtual)まで水平移動した後、前記仮想フレーム(Wvirtual)からガラス窓400の右側末端まで右側方向に下向き移動される右-下向き区間510と前記ガラス窓400の右側末端から前記仮想フレーム(Wvirtual)まで左側方向に下向き移動される左-下向き区間520が交番的に繰り返されることができる。
例えば、ガラス窓掃除装置10は、ガラス窓400の分割された領域らのうちで初期付着位置に対応される領域を先に移動して掃除を遂行した後、残りの領域を移動して掃除を遂行することができる。
すなわち、図8及び図9を参照して説明したところのような方法を利用して、ガラス窓掃除装置10の初期付着位置が右側であるものとして判断された場合、第1掃除ユニット100はガラス窓400の右側領域402に移動して前記右側領域402に対する掃除が先に遂行されるようにして、前記右側領域402に対する掃除が完了した後左側領域401に移動して前記左側領域401に対する掃除が遂行されるようにできる。
一方、図15乃至図19に示されたところのようにガラス窓400が複数の領域らに分割される移動経路は、ガラス窓400の幅(w)があらかじめ設定された第2基準値を超過する頃に適用されることができるし、例えば、2mを超過する幅(w)を有する超大型ガラス窓で利用できる。
図20及び図21は、ガラス窓掃除装置の水平方向オフセットを調整する方法に対する実施例らを示したものである。
例えば、制御部310は、次の数学式2のようにガラス窓400の幅(w)及びそれによるガラス窓掃除装置10の落差を考慮して、上向きオフセット角度(Hoffset)を計算して、ガラス窓掃除装置10が下側方向に滑らなくて水平方向に移動して、一定な上下間隔(d)を有して掃除が遂行されるようにできる。
前記のように制御部310がガラス窓400の幅(w)に1m当たり必要な上向き角(l)を掛けて上向きオフセット角度(Hoffset)を調節することで、ガラス窓掃除装置10がガラス窓400の幅(w)にかかわらず水平方向に移動するように制御することができる。
また、使用者は、前記したところのように上向きオフセット角度(Hoffset)を調整して、ガラス窓掃除装置10の掃除間隔を調節することもできる。
図21を参照すれば、前記したところのような上向きオフセット角度(Hoffset)の調整は、ガラス窓400が複数の領域ら(例えば、左側領域401及び右側領域402)に分割されて掃除が遂行される場合にも適用できる。
この場合、前記数学式2での幅(w)は、ガラス窓400全体幅の1/2、例えば、ガラス窓400の窓枠の右側または左側フレームから仮想フレーム(Wvirtual)までの距離を意味することができる。
図22は、ガラス窓掃除装置の移動速度を調節する方法に対する一実施例を示したものである。
図22を参照すれば、第1掃除ユニット100が右側方向に移動する途中ガラス窓400の右側フレームから一定間隔(a)程度離隔された位置を通る場合、第1掃除ユニット100の移動速度をあらかじめ設定された値で減少させることができる。
一方、ガラス窓400の窓枠410までの距離を測定するために第1掃除ユニット100は、距離センサー(図示せず)を具備することもできるが、それと異なり第1掃除ユニット100に具備された第1輪部材ら120の回転量によって測定された移動距離を基準にして前記窓枠410までの距離が判断されることができる。
また、第1掃除ユニット100は、v1の速度でガラス窓400の右側末端から左側方向に移動して、ガラス窓400の右側末端から5cm程度離れた位置に到逹すれば、移動速度を前記v1からv2に減少させて、ガラス窓400の左側末端まで移動させることができる。
図23及び図24は、ガラス窓掃除装置の掃除終了方法に対する一実施例を示したものである。
図23を参照すれば、第1掃除ユニット100が前記したところのようにガラス窓400の幅(w)に基礎して決まった移動経路に沿って左右に下向き移動する途中、ガラス窓400の下側末端に至る場合ガラス窓掃除作業が終わることができる。
もう少し具体的に、第1掃除ユニット100に具備された下側緩衝部材が窓枠410にぶつかって一定時間以上下側から圧力を受けることがセンサーによって感知される場合、掃除終了時点として認識することができる。
前記のような洗剤噴射終了後第1掃除ユニット100の右側及び左側の水平移動によって、掃除遂行のうちで垂れ下がって、ガラス窓400下端に残っていることがある洗剤らをきれいにとり除くことができる。
前記のようにガラス窓掃除装置10の掃除が終われば、ガラス窓掃除装置10、より詳細には、第1掃除ユニット100は前記したところのような使用者が分離容易な位置、例えば、初期付着位置に隣接した位置に移動することができる。
図25乃至図27は、掃除終了後ガラス窓掃除装置が復帰する移動経路に対する実施例らを示したものである。
例えば、掃除終了後第1掃除ユニット100は、抛物線に類似な経路を有して右側方向に上向き移動して、一定距離(H)程度上昇することができる。
一方、第1掃除ユニット100がガラス窓400の右側末端まで移動して掃除が終わる場合、第1掃除ユニット100は抛物線に類似な経路を有して左側方向に上向き移動して一定距離(H)程度上昇することもできる。
前記掃除終了後第1掃除ユニット100が上側方向に移動する距離(H)は、使用者がガラス窓掃除装置を初期付着した垂直位置に対応されることができるし、例えば、ガラス窓掃除装置10の初期付着時点で測定された垂直方向の初期付着位置に相応する値を有することができる。
その後、第1掃除ユニット100は、ガラス窓400の左側末端及び右側末端のうちで前記検出されたガラス窓掃除装置の初期付着位置に隣接した末端を向けて移動することができる。
図26を参照すれば、ガラス窓掃除装置の初期付着位置がガラス窓400の右側である場合、第1掃除ユニット100はガラス窓400の右側末端まで右側方向に水平移動することができる。
一方、図27に示されたところのように、第1掃除ユニット100はガラス窓400の右側末端まで移動した後、反対方向、すなわち、左側方向に一定距離(b)程度移動することができる。
図28は、ガラス窓掃除装置の動作を制御する遠隔制御装置の構成に対する一実施例を示したものである。
また、使用者は、遠隔制御装置500に具備された方向ボタンら550乃至553を利用して、ガラス窓掃除装置10の移動方向を受動で制御することができる。
使用者は遠隔制御装置500に具備された速度調節ボタンら560、561を利用して、ガラス窓掃除装置10の移動速度を調節することができる。
すなわち、使用者が"High"ボタン560を押せば、ガラス窓掃除装置10の移動速度が増加されて、"Normal"ボタン561を押せばガラス窓掃除装置10の移動速度が減少されることができる。
また、使用者が"Normal"ボタン561を押す度に移動速度が0.5cm/secずつ減少することができるし、調節可能な最低速度は6cm/secで設定されることができる。
使用者は、遠隔制御装置500に具備された間隔調節ボタンら570、571を利用して、ガラス窓掃除装置10の掃除間隔を調節することができる。
すなわち、使用者が"Dense"ボタン570を押せばガラス窓掃除装置10の掃除間隔が
より細密に調節されて、"Normal"ボタン571を押せばガラス窓掃除装置10の掃除間隔が増加されることができる。
また、使用者が"Normal"ボタン571を押す度に移動角度が0.5゜ずつ増加することができるし、調節可能な最小角度は-3゜に設定されることができる。
使用者は、遠隔制御装置500に具備された噴射調節ボタンら580、581を利用して、ガラス窓掃除装置10の洗剤噴射量を調節することができる。
例えば、ガラス窓掃除装置10は、4.8secの間隔で60msecの間に洗剤を噴射するように基本設定されて、使用者が"Strong"ボタン580を押す度にガラス窓掃除装置10の洗剤噴射間隔が1secずつ減少されて洗剤がより多く噴射されることができる。
一方、使用者が"Normal"ボタン581を押せば前記洗剤噴射時間が60msecで20msecに減少されることができる。
また、前述した本発明によるガラス窓掃除装置の移動制御方法は、コンピューターで実行されるためのプログラムで製作されて、コンピューターが読める記録媒体に保存されることができるし、コンピューターが読める記録媒体の例としては、ROM、RAM、CD-ROM、エムティー(磁気テープ)、フロッピー(登録商標)、光データ保存装置などがあり、またキャリアウェーブ(例えば、インターネットを通じる送信)の形態で具現されることも含む。
以上で本発明に対してその望ましい実施例を中心に説明したが、これは単に例示であるだけで、本発明を限定するものではなくて、本発明が属する分野の通常の知識を有した者なら本発明の本質的な特性を脱しない範囲で以上に例示されないさまざまの変形と応用が可能であることが分かることができるであろう。
本発明の他の実施例によれば、掃除終了後ガラス窓掃除装置を初期付着位置に隣接した位置に移動させることで、使用者がガラス窓からのガラス窓掃除装置を分離することで容易にすることができる。
Claims (20)
- ガラス窓に付着して移動するガラス窓掃除装置を制御する方法において、
ガラス窓の幅に基礎して前記ガラス窓掃除装置の移動経路を決める段階と、及び
前記決まった移動経路に沿って前記ガラス窓掃除装置を移動させて掃除を遂行する段階を含むガラス窓掃除装置の移動制御方法。 - 前記ガラス窓掃除装置を左右に移動させて前記ガラス窓の幅を測定する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
- 前記移動経路は、
前記ガラス窓掃除装置を右側方向に下向き移動させる右-下向き区間及び左側方向で下向き移動させる左-下向き区間を含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。 - 前記移動経路決定段階は、前記ガラス窓の幅と基準値を比べる段階と、及び
前記比較結果によって前記ガラス窓掃除装置の移動経路をお互いに相異であるように設定する段階と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。 - 前記ガラス窓の幅が前記基準値を超過する場合、前記移動経路は前記ガラス窓掃除装置を右側方向に下向き移動させる右-下向き区間、左側方向に下向き移動させる左-下向き区間と、
右側及び左側のうちで少なくとも一方向に上向き移動させる上向き区間を含むことを特徴とする請求項4に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。 - 前記ガラス窓の幅が増加することによって、前記上向き区間の移動時間が漸進的に増加されることを特徴とする請求項5に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
- 前記上向き区間の移動時間は、前記ガラス窓の幅と前記基準値との間の差に比例して増加されることを特徴とする請求項6に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
- 前記ガラス窓の幅が前記基準値を超過する場合、前記移動経路は前記ガラス窓掃除装置を右側方向に下向き移動させる右-下向き区間、左側方向に上向き移動させる左-上向き区間及び
左側方向に下向き移動させる左-下向き区間を順次に含むことを特徴とする請求項4に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。 - 前記ガラス窓の幅が第1基準値と第2基準値との間の値を有する場合、
前記移動経路は、前記ガラス窓掃除装置を前記ガラス窓の右側末端まで水平移動させる右向き区間、左側末端まで移動させる左向き区間及び前記ガラス窓の右側または左側末端で一定間隔程度離隔されるように移動した後、再び前記末端に復帰する間隔維持区間を含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。 - 前記ガラス窓の幅が第2基準値を超過する場合、
前記移動経路は、前記ガラス窓を2以上の領域らで分割して前記分割された領域別に前記ガラス窓掃除装置を移動させることを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。 - 前記移動経路は、前記ガラス窓の左側領域を掃除するための左側移動経路及び前記ガラス窓の右側領域を掃除するための右側移動経路を含むことを特徴とする請求項10に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
- 前記移動経路は、前記ガラス窓の左側及び右側領域らのうちで前記ガラス窓掃除装置が初期付着した位置に対応される領域に対して先に掃除が遂行されるように決まることを特徴とする請求項11に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
- 前記移動経路は、前記ガラス窓の左側及び右側領域らのうちで第1領域に対する掃除が終わった後、前記第1領域で残りの第2領域に移動する領域移動区間をさらに含んで、
前記領域移動区間で、前記ガラス窓掃除装置は前記ガラス窓の下側窓枠に沿って左側または右側のガラス窓末端まで水平移動されることを特徴とする請求項11に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。 - 前記移動経路決定段階は、前記ガラス窓掃除装置の水平方向移動時に適用される上向きオフセット(offset)角度を前記ガラス窓の幅によって決める段階を含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
- 前記上向きオフセット角度は、遠隔制御装置を利用した使用者入力によって調整されることを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
- 前記ガラス窓掃除装置が移動中に前記ガラス窓の窓枠に一定間隔以下で近接する場合、前記ガラス窓掃除装置の移動速度を減少させる段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
- 前記ガラス窓掃除装置が前記ガラス窓の左側または右側窓枠に衝突時、前記ガラス窓掃除装置の水平方向位置を再設定する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
- ガラス窓に付着して移動するガラス窓掃除装置において、
磁力で前記ガラス窓の内側面及び外側面にそれぞれ付着して移動される第1掃除ユニット及び第2掃除ユニットを含んで、
前記第1、2掃除ユニットらのうちで少なくとも一つは、ガラス窓の幅に基礎して前記ガラス窓掃除装置の移動経路を決めて、前記決まった移動経路に沿って前記ガラス窓掃除装置を移動させるための制御部を含むガラス窓掃除装置。 - 前記ガラス窓の幅が第1基準値と第2基準値との間の値を有する場合、
前記移動経路は、前記ガラス窓掃除装置を前記ガラス窓の右側末端まで水平移動させる右向き区間、左側末端まで移動させる左向き区間及び前記ガラス窓の右側または左側末端で一定間隔程度離隔されるように移動した後再び前記末端に復帰する間隔維持区間を含むことを特徴とする請求項18に記載のガラス窓掃除装置。 - 前記ガラス窓の幅が第2基準値を超過する場合、
前記移動経路は、前記ガラス窓の左側領域を掃除するための左側移動経路、前記ガラス窓の右側領域を掃除するための右側移動経路及び前記ガラス窓の左側及び右側領域らのうちで第1領域に対する掃除が終わった後前記第1領域で残り第2領域に移動するための領域移動区間を含むことを特徴とする請求項18に記載のガラス窓掃除装置。
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