JP2013529949A - ガラス窓掃除装置及びその移動制御方法 - Google Patents

ガラス窓掃除装置及びその移動制御方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、磁力でガラス窓の両面にそれぞれ付着して移動される第1掃除ユニット及び第2掃除ユニットを含むガラス窓掃除装置及びその移動制御方法に関するものであり、その移動制御方法はガラス窓掃除装置の初期付着位置を検出する段階と、及び掃除終了後検出された初期付着位置に隣接した位置に前記ガラス窓掃除装置を移動させる段階を含む。

Description

本発明は、ガラス窓を掃除する装置に関するものである。
一般に、建物の壁面に設置されるガラス窓は、外部のほこり、公害などの影響で易しく汚染して美観を害するか、または採光性が落ちやすい。よって、建物の外壁に設置されるガラス窓らの場合しきりに掃除をすることが望ましい。
但し、ガラス窓外壁の場合内壁に比べて掃除作業が難しく、特に、住居建物がますます高層化されることによってガラス窓外壁を磨くことは、高度の危険を伴うしかなかった。
本発明は、ガラス窓掃除の効率性を改善することができるガラス窓掃除装置の移動制御方法を提供することを目的とする。
本発明の実施例によるガラス窓掃除装置の移動制御方法は、ガラス窓に付着して移動するガラス窓掃除装置を制御して、ガラス窓の幅に基礎して前記ガラス窓掃除装置の移動経路を決める段階と、及び前記決まった移動経路に沿って前記ガラス窓掃除装置を移動させて掃除を遂行する段階と、を含む。
また、本発明の実施例によるガラス窓掃除装置は、磁力で前記ガラス窓の内側面及び外側面にそれぞれ付着して移動される第1掃除ユニット及び第2掃除ユニットを含んで、前記第1、2掃除ユニットらのうちで少なくとも一つは、ガラス窓の幅に基礎して前記ガラス窓掃除装置の移動経路を決めて、前記決まった移動経路に沿って前記ガラス窓掃除装置を移動させるための制御部を含む。
一方、前記移動制御方法は、コンピューターで実行させるためのプログラムを記録したコンピューターで読める記録媒体で具現されることができる。
本発明の実施例によれば、ガラス窓掃除装置の移動経路をガラス窓の幅に基礎して決めることで、多様な幅のガラス窓らを効率的に掃除することができる。
本発明の他の実施例によれば、掃除終了後ガラス窓掃除装置を初期付着位置に隣接した位置に移動させることで、使用者がガラス窓からのガラス窓掃除装置を分離することで容易にすることができる。
図1は本発明の一実施例によるガラス窓掃除装置の構成を簡略に示す斜視図である。 図2はガラス窓の内側に配置される第1掃除ユニットの構成に対する一実施例を示す平面図である。 図3はガラス窓の外側に配置される第2掃除ユニットの構成に対する一実施例を示す平面図である。 図4は本発明の実施例によるガラス窓掃除装置の移動制御方法を示す流れ図である。 図5はガラス窓掃除装置の移動経路に対する一例を説明するための図面である。 図6は本発明の実施例によるガラス窓掃除装置に具備される移動制御装置の構成を簡略に示すブロック図である。 図7はガラス窓掃除装置に具備される方向感知センサーの方向オフセット(offset)を設定する方法に対する一例を説明するための図面である。 図8及び図9は、ガラス窓の幅を測定する方法に対する一実施例を示す図面である。 図10はガラス窓の幅が基準値以下である場合、ガラス窓掃除装置の移動経路に対する一実施例を示す図面である。 図11はガラス窓の幅が基準値を超過する場合、ガラス窓掃除装置の移動経路に対する一実施例を示す図面である。 図12及び図13は、ガラス窓掃除装置の移動経路のうちで上向き区間に対する実施例らを示す図面である。 図14はガラス窓の幅が基準値を超過する場合、ガラス窓掃除装置の移動経路に対する他の実施例を示す図面である。 図15乃至図19は、ガラス窓の幅が基準値を超過する場合、ガラス窓掃除装置の移動経路に対するまた他の実施例を示す図面である。 図20及び図21は、ガラス窓掃除装置の水平方向オフセットを調整する方法に対する実施例らを示す図面である。 図22はガラス窓掃除装置の移動速度を調節する方法に対する一実施例を示す図面である。 図23及び図24は、ガラス窓掃除装置の掃除終了方法に対する一実施例を示す図面である。 図25乃至図27は、掃除終了後ガラス窓掃除装置の復帰経路に対する実施例を示す図面である。 図28はガラス窓掃除装置の動作を制御する遠隔制御装置の構成に対する一実施例を示す図面である。
以下、添付された図1乃至図28を参照して本発明の実施例によるガラス窓掃除装置及びその移動制御方法に対して説明することにする。以下、実施例は、さまざまな他の形態で変形されることができるし、実施例の技術的範囲を以下説明する実施形態で限定されるものではない。実施例は、当業界で平均的な知識を有した者により完全に説明するために提供されるものである。よって、図面での要素らの形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されることができる。
図1は、本発明の実施例によるガラス窓掃除装置の簡略な構成を斜視図で示したものであり、図1に示すガラス窓掃除装置は、ガラス窓の両側面にそれぞれ配置される二つの掃除ユニットら100、200を含んで構成されることができる。
図1を参照すれば、第1掃除ユニット100は、ガラス窓の両側面のうちで内側面に配置されて、第2掃除ユニット200はガラス窓の外側面に配置されることができる。一方、必要によってそれと反対に第1掃除ユニット100がガラス窓の外側面に配置されて、第2掃除ユニット200がガラス窓の内側面に配置されることもできる。
第1掃除ユニット100及び第2掃除ユニット200は、それぞれ内部に磁力を有するマグネチックモジュールを利用して、ガラス窓の両側面にお互いに対向されるように付着することができる。
また、第1掃除ユニット100が外部または自体電源によってガラス窓の内側面に付着した状態で移動する場合、第2掃除ユニット200は第1、2掃除ユニット100、200にそれぞれ具備されたマグネチックモジュールの間の磁力によって第1掃除ユニット100の移動に従って同時に移動されることができる。
第2掃除ユニット200は、使用者がガラス窓に第2掃除ユニット100を容易に脱付着することができるようにする脱付着部材250、例えば、図1に示されたところのような取っ手250を具備することができるし、第1掃除ユニット100も脱付着を容易にする脱付着部材(図示せず)を前記第2掃除ユニット200の脱付着部材250に対応されるように具備することができる。
それによって、使用者はガラス窓掃除装置の使用時第1、2掃除ユニット100、200にそれぞれ具備された二つの脱付着部材ら、すなわち、二つの取っ手らを利用してガラス窓に掃除装置を付着することができるし、掃除完了時前記二つの取っ手らを利用して第1、2掃除ユニット100、200をガラス窓から分離させることができる。
一方、本発明の実施例によるガラス窓掃除装置は、使用者が前記第1、2掃除ユニットら100、200の動作を制御できるようにするリモートコントローラー(remote controller、図示せず)をさらに含むことができる。
上記のように、第2掃除ユニット200は、第1掃除ユニット100の移動によって磁力によって従属的に移動されて、使用者はリモートコントローラー(図示せず)を利用して第1掃除ユニット100の移動を操作して、第1、2掃除ユニットら100、200で構成されたガラス窓掃除装置の駆動を制御することができる。
本実施例では、使用者の便宜上無線方式で操作可能なリモートコントローラー(図示せず)を構成したが、これは本発明による一実施例として有線上で操作するか、または使用者が直接受動で作業する方式で利用することもできる。
一方、本発明の実施例によるガラス窓掃除装置、より詳細には、ガラス窓の内側に配置された第1掃除ユニット100は、あらかじめ設定された移動経路に沿って移動するか、または、ほこりなどを検出することができるセンサー(図示せず)を具備して、掃除効率を向上させることができる移動経路を決めて移動することもできる。
以下、図1に示された第1、2掃除ユニットら100、200それぞれの具体的な構成に対して図2及び図3を参照してより詳しく説明することにする。
図2は、第1掃除ユニット100の構成に対する一実施例を平面図で示したものであり、第1掃除ユニット100の両面のうちでガラス窓と接触する上面の構成を示すものである。
図2を参照すれば、第1掃除ユニット100は、第1フレーム110、複数の第1輪部材ら120及び複数の第1マグネチックモジュールら130を含むことができる。
第1フレーム110は、第1掃除ユニット100の胴体を形成して、第1フレーム110に複数の第1輪部材ら120及び複数の第1マグネチックモジュールら130が結合されて固定されることができる。
一方、第1フレーム110のわくにはガラス窓掃除装置の移動中にガラス窓の窓枠などのような突き出された構造物との衝突時に衝撃を最小化させることができるように緩衝部材ら140乃至143が形成されることがある。また、緩衝部材ら140乃至143それぞれに連結されたセンサー(図示せず)によって衝撃が感知されれば、第1掃除ユニット100は移動経路を変更することができる。
例えば、図2に示すように、緩衝部材ら140乃至143は、第1掃除ユニット100の4個の縁部分らにそれぞれ具備されることができるし、連結されたセンサー(図示せず)を利用して衝撃を感知することで第1掃除ユニット100がガラス窓の窓枠に衝突したことを認知することができる。
具体的に、ガラス窓掃除装置の移動中に第1掃除ユニット100の一側に具備された二つの緩衝部材ら140、141で衝撃が感知される場合、第1掃除ユニット100の外郭部分らのうちで前記緩衝部材ら140、141が具備された一側がガラス窓の窓枠に衝突したことが認識されることができる。
本実施例では第1掃除ユニット100の第1フレーム110が直四角形の断面を有するように構成されたが、これは本発明の一実施例として本発明がこのような形状に限定されるものではなくて、円形または他の多角形の断面を有する多様な構造で構成することができることは勿論である。
一方、第1掃除ユニット100は、複数の第1マグネチックモジュールら130を含むことができるし、第1マグネチックモジュール130は第1掃除ユニット100と第2掃除ユニット200がガラス窓両側面に付着できるように磁力を発生させる機能をする。
例えば、第1マグネチックモジュール130は、ネオジム磁石のような永久磁石を含んで構成されることができるし、第2掃除ユニット200に具備される第2マグネチックモジュール233と共に磁力を発生させることができる。
具体的に、第1掃除ユニット100に具備される第1マグネチックモジュール130と第2掃除ユニットに具備される第2マグネチックモジュール233は、お互いに反対極性を有する磁石を含むことができるし、それによってガラス窓の両側面にそれぞれ配置された第1、2掃除ユニット100、200が磁力によってお互いに引き寄せることで、前記ガラス窓に付着して同時に移動されることができる。
また、本発明の他の実施例としてマグネチックモジュール130、233は、前記永久磁石以外に電磁石を利用して構成されることもできて、また他の実施例として永久磁石及び電磁石を共に具備して構成されることもできる。
本発明の実施例によるガラス窓掃除装置は、前記したところのようなマグネチックモジュール130、233に限定されなくて、第1、2掃除ユニットら100、200がガラス窓を間に置いて磁力によって付着及び移動されることができる多様な構成ができる。
例えば、第1、2掃除ユニット100、200のうちで何れか一つは、永久磁石または電磁石などのような磁性体を含んで、他の一つは前記磁性体の磁力によって引き寄せられることができる金属体などを含むこともできる。
図2に示されたところのように、第1マグネチックモジュール130は、4個のディスク形状で構成されることができるし、第1掃除ユニット100のうちでガラス窓に付着する上面に配置されることができる。
第1マグネチックモジュール130は、前記ガラス窓に接触される方向に露出した形態で具備されることができるし、それとは異なり別途のカバー部材などを利用して第1掃除ユニット100の上面に接するように配置されることもできる。
また、第1輪部材120は、一部分が第1フレーム110の上側方向に露出するように第1掃除ユニット100の左右側に2個以上、例えば、図2に示されたところのように左右側それぞれに一つずつ総2個で具備されるか、または縁部分らそれぞれに一つずつ総4個で具備されることができる。
例えば、第1輪部材120は、第1フレーム110に内蔵設置されるモーターなどの駆動部(図示せず)によって回転されることができる。第1掃除ユニット100は、ガラス窓に付着した状態で第1輪部材120が回転することによって所定方向に移動されることができる。
一方、第1掃除ユニット100が直線方向の移動だけではなく曲線方向の移動、すなわち、移動方向の転換をすることができる。例えば、第1輪部材120の回転軸が変更されるようにするか、または左右側にそれぞれ具備された2個の第1輪部材ら120がお互いに相異な速度で回転されるようにして第1掃除ユニット100の移動方向が変更されるようにすることができる。
第1輪部材120の表面は、回転時にガラス窓と所定の摩擦力が発生するように纎維またはゴムなどの材質を利用して構成されることができるし、それによって第1輪部材120が回転時に空転しないで第1掃除ユニット100がガラス窓内側面に沿って容易に移動することができる。また、第1輪部材120の表面は、回転時にガラス窓にきずが発生しないようにする材質で構成されることができる。
第1掃除ユニット100が第1マグネチックモジュール130の磁力によってガラス窓の一面に付着して、ガラス窓と垂直方向に形成される反力が第1輪部材120に作用することができる。それによって、モーターなどを具備した駆動部(図示せず)によって第1輪部材120が回転すれば、第1掃除ユニット100が摩擦力によってガラス窓の内側面に沿って移動することができる。
一方、第1掃除ユニット100が第1輪部材120の回転によって移動すれば、ガラス窓の向こう側、すなわち外側面に付着した第2掃除ユニット200も磁力によって第1掃除ユニット100の移動によって一体で移動しながら掃除作業を進行することができる。
図3は、第2掃除ユニット200の構成に対する一実施例を平面図で示したものであり、第2掃除ユニット200の両面のうちでガラス窓と接触する下面の構成を示すものである。
図3を参照すれば、第2掃除ユニット200は、第2フレーム210、複数の第2輪部材ら220及び複数のクリーニングモジュールら230を含んで構成されることができる。
第2フレーム210は、第2掃除ユニット200の胴体を形成して、前記したところのような第1掃除ユニット100の第1フレーム110と対応される形状、例えば直四角形の断面を有するプレート構造で構成されることができる。
また、第2フレーム210の下面には複数の第2輪部材ら220が形成されて、第1掃除ユニット100の移動によって磁力によって第2掃除ユニット200が移動可能にすることができる。
本発明の一実施例によれば、第2輪部材220は、第1掃除ユニット100に具備された第1輪部材120と異なりモーターなどのような駆動部に連結されないで、第2掃除部材200の移動によって自然に回転するように第2フレーム210に軸連結された状態で具備されることができる。
それによって、第2掃除ユニット200が第1掃除ユニット100と共に磁力によって移動時、第2輪部材220が回転してベアリングと類似な機能を遂行することができる。
図3では第2輪部材220が円錐形状で構成されることを例にして説明したが、本発明はこれに限定されなくて、例えば、ボールベアリングのように球形の部材を利用して構成されることもできる。
クリーニングモジュール230は、第2フレーム210の下面に露出するように形成されて、ガラス窓の一面、例えば、第2掃除ユニット200が配置された外側面を掃除することができる。
図3に示されたところのように、クリーニングモジュール230は、複数のモジュールら、例えば掃除パッド231、第2マグネチックモジュール232及び洗剤噴射口231を含んで構成されることができるし、第1掃除ユニット100の第1マグネチックモジュール130と対応される4個のディスク形状で構成されることができる。
一方、クリーニングモジュール230に具備された4個のディスク形状らをそれぞれはモーター(図示せず)などのような駆動部(図示せず)によって回転可能になるように具備されることができる。また、クリーニングモジュール230は、第2フレーム210の下面から所定間隔を有して突出するように形成されることができるし、それによって第2掃除ユニット200がガラス窓に付着した状態でクリーニングモジュール230の回転によって摩擦力を利用してガラス窓の外側面に対する掃除作業を進行することができる。
クリーニングモジュール230は、回転時に摩擦力によってガラス窓の異物を容易にとり除くように纎維またはゴムなどの材質でなされたパッド231が露出した面上に付着することができる。この場合、ガラス窓掃除装置の掃除性能を向上させるように、パッド231は微細毛構造または多孔性構造の材質で構成されることができる。
また、クリーニングモジュール230は、洗剤を噴射するための洗剤噴射口232を具備することができるし、例えば、洗剤噴射口232は第2掃除ユニット200に内蔵した洗剤保存容器(図示せず)及びポンプ(図示せず)などと別途の流路によって連結されて洗剤の供給を受けることができる。それによって、ガラス窓掃除時にクリーニングモジュール230は、洗剤噴射口232を利用してガラス窓に洗剤を噴射しながら掃除作業を進行することができる。
一方、クリーニングモジュール230の内側、より詳細には、パッド231の下側にそれと重畳されるように第2マグネチックモジュール233が形成されることができる。第2マグネチックモジュール233は、第1掃除ユニット100に具備された第1マグネチックモジュール233と対応される形状を有して、第1、2掃除ユニット100、200がガラス窓両側面に付着できるように磁力を発生させる機能をする。
第2マグネチックモジュール233は、永久磁石、電磁石などのような磁性体または金属体で構成されることができるし、それによってガラス窓の両側面にそれぞれ配置された第1、2掃除ユニット100、200が磁力によってお互いに引き寄せることで、前記ガラス窓に付着して同時に移動されることができる。
例えば、クリーニングモジュール230は、第1マグネチックモジュール130と対応される位置に配置されて、第1マグネチックモジュール130と反対極性を有するネオジム磁石で構成された第2マグネチックモジュール233をクリーニングモジュール230の内側に配置することができる。
それによって、第1マグネチックモジュール130とクリーニングモジュール230に具備された第2マグネチックモジュール233の間の磁力によって第1掃除ユニット100及び第2掃除ユニット200がガラス窓の両側に付着設置されるだけでなく、第1掃除ユニット100と第2掃除ユニット200が一体で移動することができる。
また、第1、2マグネチックモジュールら130、233の間の磁力によってクリーニングモジュール230にガラス窓方向に持続的な力が作用して、それによってクリーニングモジュール230の回転時にガラス窓との摩擦力が増加して掃除性能が向上することができる。
図3を参照すれば、第2掃除ユニット200は、縁部分に形成される複数の補助クリーニングモジュールら240を具備することができる。クリーニングモジュール230は、第2フレーム210の内側に形成されてガラス窓のわく部分を掃除しにくいことがあるので、第2掃除ユニットは補助クリーニングモジュールら240を具備して窓枠などのガラス窓枠部分をより容易に掃除することができる。
補助クリーニングモジュール240は、回転可能に設置されるローラー部材(図示せず)を含んで、前記ローラー部材の外周面などにブラッシュが形成されることができる。それによって、第2掃除ユニット200が窓枠に沿って移動時、補助クリーニングモジュールら240は窓枠との摩擦力によって回転しながら窓枠部分の異物をとり除くことが可能である。
一方、補助クリーニングモジュールら240は、前記したところのような第1掃除ユニット100に具備された緩衝部材140と等しい機能、すなわち窓枠などのような突き出された構造物との衝突時に衝撃を最小化させて、具備されたセンサーを利用して衝撃を感知する機能をすることもできる。
前記では図1乃至図3を参照してガラス窓掃除装置がガラス窓の一面、例えば、外側面のみを掃除することを例にして本発明の実施例によるガラス窓掃除装置の構成に対して説明したが、これは本発明の一実施例に過ぎないので、本発明はこれに限定されない。
例えば、第1掃除ユニット100も弟2掃除ユニット200に具備されたところのようなクリーニングモジュール230を具備することができるし、それによって本発明によるガラス窓掃除装置がガラス窓の両面を同時に掃除するようにすることもできる。
本発明の実施例によれば、ガラス窓に付着して移動してガラス窓を掃除するガラス窓掃除装置は、前記掃除の対象であるガラス窓の幅に基礎して移動経路を決めて、前記決まった移動経路に沿って移動して掃除を遂行することができる。
図4は、本発明の実施例によるガラス窓掃除装置の移動制御方法を流れ図で示したものであり、図4に示した移動制御方法は、ガラス窓掃除装置の第1掃除ユニット100及び第2掃除ユニット200のうちで少なくとも一つによって遂行されることができる。
例えば、第1、2掃除ユニットら100、200のうちでガラス窓の内側面に配置されて、ガラス窓掃除装置の移動を担当する第1掃除ユニット100に具備された制御部(図示せず)が図4に示されたところのような移動制御方法を遂行することができる。
図4を参照すれば、ガラス窓掃除装置に具備された前記制御部は、ガラス窓の幅を測定して(S1段階)、前記測定されたガラス窓の幅に基礎して前記ガラス窓掃除装置の移動経路を決める(S2段階)。
例えば、前記制御部は、ガラス窓掃除装置が使用者によって付着した位置で左右に移動させて掃除しようとするガラス窓の幅を測定することができるし、前記測定されたガラス窓に沿って前記ガラス窓掃除装置の移動経路をお互いに相異であるように決めることができる。
前記のようにガラス窓掃除装置の移動経路が決まれば、前記制御部は前記決まった移動経路に沿ってガラス窓掃除装置を移動させる(S3段階)。
すなわち、本発明の実施例によるガラス窓掃除装置は、前記のようにガラス窓の幅に基礎して決まった移動経路に従って移動しながら掃除を遂行することができる。
図5は、ガラス窓掃除装置の移動経路に対する一実施例を示したものである。
図5を参照すれば、ガラス窓掃除装置10は、ガラス窓400の一側末端から他側末端まで移動しながら掃除を遂行する第1区間及び前記他側末端から前記一側末端まで移動しながら掃除を遂行する第2区間を繰り返すことができる。
例えば、ガラス窓掃除装置10の移動経路は、左側末端から右側末端まで右側方向に下向き移動する右-下向き区間510及び右側末端から左側末端まで左側方向に下向き移動する左-下向き区間520を含んで、図5に示されたところのように前記右-下向き区間510と前記左-下向き区間520が交番的に繰り返されることができる。
一方、前記右-下向き区間510及び前記左-下向き区間520でガラス窓掃除装置10が下向き移動する角度は、前記移動経路の上下間隔(d)、すなわち、前記ガラス窓掃除装置の移動経路のうちで隣接した二つの末端位置らの間の間隔によって設定されることができる。
例えば、前記移動経路の上下間隔(d)を増加させようとする場合、ガラス窓掃除装置10の下向き移動角度が増加されて設定されることができるし、それによってガラス窓掃除がより細密に遂行できるが、ガラス窓掃除に消耗する時間は増加されることがある。
反対に、前記移動経路の上下間隔(d)を減少させようとする場合、ガラス窓掃除装置10の下向き移動角度が減少されて設定されることができるし、それによってガラス窓掃除に消耗する時間は減少できるが、ガラス窓掃除がより細密ではないように遂行されることがある。
また、前記移動経路の上下間隔(d)は、一定値、例えば、ガラス窓掃除装置10の大きさ(s)の1/2であらかじめ設定されてあり得て、使用者は所望の掃除消耗時間または掃除精密度などによって前記移動経路の上下間隔(d)を減少または増加させて変更することができる。
一方、ガラス窓掃除装置10が右側方向または左側方向に移動する間に重力によって下側方向で滑ることができるし、前記のような落差によってガラス窓掃除装置10は設定された値より大きい下向き角度を有して移動するようになることができる。
また、前記のような重力によるガラス窓掃除装置10の落差程度は、ガラス窓400の幅(w)によって変更されることができる。
すなわち、ガラス窓400の幅(w)が増加することによってガラス窓掃除装置10の落差程度が増加されることができるし、前記のようなガラス窓掃除装置10の落差程度の変化は、前記移動経路の上下間隔(d)を変化させることができる。
例えば、ガラス窓400の幅(w)が増加することによって重力によるガラス窓掃除装置10の落差距離が増加して、それによって前記移動経路の上下間隔(d)が増加されることができる。
前記のように移動経路の上下間隔(d)が変更される場合、例えば、前記移動経路の上下間隔(d)が増加される場合には、ガラス窓400が使用者が所望の程度に細密に掃除されない問題が発生することがある。
本発明の実施例によれば、ガラス窓400の幅(w)によってガラス窓掃除装置10の移動経路を決めて重力によるガラス窓掃除装置10の落差を償うことができるし、それによって移動経路の上下間隔(d)が設定された値、例えば、ガラス窓掃除装置10の大きさ(s)の1/2または使用者が設定した値を維持するようにできる。
前記したところのようなガラス窓掃除装置10の移動制御方法は、図1乃至図3を参照して説明したところのような構成を有するガラス窓掃除装置に適用されることができる。
この場合、ガラス窓掃除装置に含まれた第1、2掃除ユニットら100、200のうちでガラス窓400の内側面に付着する第1掃除ユニット100が前記したところのような決まった移動経路に沿って移動して、ガラス窓400の外側面に付着する第2掃除ユニット200は第1掃除ユニット100の移動によって磁力によって移動されることができる。
図6は、本発明の実施例によるガラス窓掃除装置に具備される移動制御装置の簡略な構成をブロック図で示したものであり、前記移動制御装置は方向感知センサー300、制御部310及び衝突感知部320を含むことができる。
図6を参照すれば、方向感知センサー300は、ガラス窓掃除装置が向かう方向を検出することができる。
前記センサーは、外部の物理的環境変化を感知して電気的信号に変換してくれる素子として、物体の傾き及び加速度などの物理的値らを感知して対応する電気信号に変換してくれる。
例えば、方向感知センサー300は、物体に発生する加速度を電気的信号に変化して測定する加速度センサーを利用して具現されることができるし、前記加速度センサーは圧抵抗(piezo-resistor)を利用したセンサーと静電容量(cpacitance)を利用したセンサーで分類することができる。
もう少し具体的に、前記静電容量型の加速度センサーは、加速運動する場合加速度センサーに含まれた内部質量体の位置が変動されて、内部質量体の変位によって質量体と感知電極がオーバーラップ(overlap)される面積が変化して、面積変化に従って電極の間のキャパシタンス(capacitance)が変化する程度を測定することで加速度を測定することができる。
前記したところのような加速度センサーを利用して具現される方向感知センサー300は、あらかじめ設定された基準軸ら(例えば、水平方向のx軸と垂直方向のy軸)を基準にして本発明の実施例によるガラス窓掃除装置が向かう方向を認知することができる。
一方、方向感知センサー300は、図1乃至図3を参照して説明したところのような第1、2掃除ユニット100、200のうちで少なくとも一つに具備されることができるし、本発明の一実施例によれば前記第1、2掃除ユニット100、200のうちでガラス窓の内側に付着してガラス窓掃除装置の移動を担当する第1掃除ユニット100に具備されることができる。
この場合、第1掃除ユニット100に具備された方向感知センサー300は、前記したところのような加速度センサーを利用して第1掃除ユニット100が向かう方向を検出することができる。
前記では、方向感知センサー300が加速度センサーを利用してガラス窓掃除装置の方向を検出することを例にして本発明の実施例によるガラス窓掃除装置を説明したが、本発明はこれに限定されなくて、前記加速度センサー以外にガラス窓掃除装置の方向を認知することができる多様なセンサーらが利用されることもできる。
また、制御部310は方向感知センサー300で検出されたガラス窓掃除装置の方向に基礎して本発明の実施例によるガラス窓掃除装置の移動を制御することができる。
例えば、制御部310は、第1掃除ユニット100に具備されて、図2を参照して説明したところのような複数の第1輪部材ら120の回転を制御することができるし、そのために第1輪部材ら120に連結されたモーターらを駆動させるための駆動部(図示せず)を含むことができる。
もう少し具体的に、制御部310は、第1輪部材ら120にそれぞれ連結されたモーターらに供給される電圧(または、電流)を調節して、第1掃除ユニット100が所望の方向及び速度で移動するように制御することができるし、第1掃除ユニット100の移動方向は方向感知センサー300で検出されたガラス窓掃除装置の方向によって制御されることができる。
すなわち、制御部310は移動しようとする方向と前記方向感知センサー300で検出されたガラス窓掃除装置の現在方向を比べて、ガラス窓掃除装置の方向が前記移動しようとする方向に近くなるように第1掃除ユニット100の移動方向を変化させて移動させることができるし、そのために制御部310は前記方向感知センサー300で検出される方向を周期的に確認することができる。
制御部310は、前記したところのような機能をするように構成された回路部(図示せず)を含むことができるし、前記回路部はPCB(Printed Circuit Board)の形態で具現されることができる。
一方、衝突感知部320は、ガラス窓掃除装置の衝突を感知することができるし、そのために衝撃を感知することができる複数の衝撃感知センサーら(図示せず)を具備することができる。
例えば、衝突感知部320は第1掃除ユニット100に具備されて、第1掃除ユニット100が移動中にガラス窓の窓枠に衝突することを感知することができる。
そのために、衝突感知部320は、図2に示されたところのように第1掃除ユニット100の縁部分らにそれぞれ装着された複数の緩衝部材ら140乃至143を含むことができるし、前記緩衝部材ら140乃至143は、衝撃感知センサーらを利用して前記ガラス窓の窓枠に対する衝突によって加えられる衝撃を感知することができる。
一方、制御部310は、方向感知センサー300で検出されたガラス窓掃除装置10の方向を利用して移動方向を制御してガラス窓掃除装置10が図5を参照して説明したところのようなあらかじめ設定された移動パターンによって移動されるようにすることができる。
また、本発明の実施例によれば、ガラス窓掃除装置10に具備された制御部310は、ガラス窓の幅に基礎して前記ガラス窓掃除装置の移動経路を決めて、前記決まった移動経路に沿ってガラス窓掃除装置10が移動されるように制御することができる。
但し、方向感知センサー300の方向オフセットが正確に設定されていない場合、すなわち、方向感知センサー300に設定された基準軸と実際水平/垂直方向が一致しない場合、方向感知センサー300から検出されるガラス窓掃除装置10の方向が実際方向と一致しないこともある。
この場合、制御部310によって移動制御されるガラス窓掃除装置10の移動経路があらかじめ設定された移動経路と一致しないこともあって、これはガラス窓掃除装置10の掃除性能が低下されるか、またはガラス窓掃除装置10が誤動作する問題を発生させることがある。
図7を参照して、方向感知センサー300の方向オフセットが不正確に設定された場合の問題点に対してより詳しく説明すれば、方向感知センサー300に設定された水平基準軸(x')と垂直方向基準軸(y')が実際水平/垂直方向の軸ら(x、y)と一致しないこともあって、前記したところのような方向オフセットの設定誤りは、方向感知センサー300のモデル偏差、器具的な組み立て偏差または内外部の温度変化などの原因によって発生することがある。
一方、前記したところのような方向オフセットの設定誤りによって、例えば、制御部310がガラス窓掃除装置10を右側水平方向(x軸方向)に移動させようとする場合、ガラス窓掃除装置10の実際移動方向は、水平方向よりすこし上側方向(x'軸方向)を向けるようになる。
したがって、前記したところのような方向感知センサー300の方向オフセット設定誤りによって発生する移動方向の誤差発生を防止するために、方向感知センサー300の方向オフセットを正確に設定する(すなわち、図7に示された水平/垂直方向の基準軸ら(x'、y')と実際水平/垂直方向の軸ら(x、y)と一致させる)作業が必要なことがある。
そのために、本発明の実施例によるガラス窓掃除装置10は、方向感知センサー300の方向オフセット(offset)を設定するためのオフセット設定部330をさらに具備することができる。
例えば、オフセット設定部330は、ガラス窓掃除装置10がガラス窓の窓枠に衝突時、衝突感知部320から信号の入力を受けて方向感知センサー300の方向オフセットを再設定することができる。
以下、図8乃至図28を参照してガラス窓掃除装置10の移動制御方法に対する実施例らに対してより詳しく説明することにする。
一方、以下では前記のようにガラス窓掃除装置10に含まれた第1、2掃除ユニットら100、200のうちでガラス窓400の内側面に付着する第1掃除ユニット100が本発明の実施例による移動制御方法によって移動される場合を例にして説明する。
図8及び図9は、ガラス窓の幅を測定する方法に対する一実施例を示したものである。
図8を参照すれば、ガラス窓400の外郭領域には前記ガラス窓400を固定するための窓枠410が具備されることができるし、それによってガラス窓掃除装置10がガラス窓400の一側末端まで移動する場合窓枠410に衝突することがある。
本発明の実施例によれば、使用者がガラス窓掃除装置10をガラス窓400に付着させた後掃除作業の開始を要請すれば、ガラス窓掃除装置10、より詳細には、ガラス窓400の内側面に付着した第1掃除ユニット100は、前記付着位置から上側方向に移動する。
例えば、第1掃除ユニット100は、前記付着位置で垂直上昇してガラス窓の上側末端まで移動することができるし、第1掃除ユニット100に具備された緩衝部材が上側の窓枠410に衝突する場合第1掃除ユニット100がガラス窓の上側末端まで移動したものとして判断することができる。
もう少し具体的に、第1掃除ユニット100が垂直上昇する間に上側バンパーが窓枠410にぶつかって上側から圧力を受けることがセンサーによって感知されれば、第1掃除ユニット100は上側方向の移動を終了することができる。
一方、前記のように第1掃除ユニット100が垂直上昇する間に第2掃除ユニット200の洗剤噴射口231を通じて洗剤が噴射されてクリーニングモジュール230に具備されたパッド231が濡らされることができる。
その後、第1掃除ユニット100は、左側方向に水平移動してガラス窓の右側末端まで移動することができるし、第1掃除ユニット100に具備された緩衝部材が右側の窓枠410に衝突する場合第1掃除ユニット100がガラス窓の右側末端まで移動したものとして判断することができる。
もう少し具体的に、第1掃除ユニット100が左側に水平移動する間に具備されたバンパーが窓枠410にぶつかって左側から圧力を受けることがセンサーによって感知されれば、第1掃除ユニット100は左側方向の移動を終了することができる。
前記のような移動によって、第1掃除ユニット100は使用者によって付着した後ガラス窓400の最上端の左側末端に移動することができる。
図9を参照すれば、第1掃除ユニット100は、ガラス窓400の最上端の左側末端から右側方向に水平移動してガラス窓の右側末端まで移動することができるし、第1掃除ユニット100に具備された緩衝部材が右側の窓枠410に出動する場合第1掃除ユニット100がガラス窓の右側末端まで移動したものとして判断することができる。
もう少し具体的に、第1掃除ユニット100が右側に水平移動する間に具備されたバンパーが窓枠410にぶつかって右側から圧力を受けることがセンサーによって感知されれば、第1掃除ユニット100は、右側方向の移動を終了することができる。
図9に示されたところのように第1掃除ユニット100がガラス窓400の最上端の左側末端から右側末端まで移動することによってガラス窓40の幅(w)が測定されることができるし、例えば、第1掃除ユニット100に具備された第1輪部材ら120の回転量によってガラス窓40の幅(w)が測定されることができる。
本発明の実施例によれば、前記のようにガラス窓400の幅(w)が測定された後、前記測定された幅(w)に基礎してガラス窓掃除装置10、より詳細には、第1掃除ユニット100の移動経路が決まることができる。
例えば、前記測定されたガラス窓400の幅(w)があらかじめ設定された基準値以下である場合、図5に示されたところのような経路、すなわち右-下向き区間510と前記左-下向き区間520が交番的に繰り返されるように移動経路が設定されることができる。
また、前記測定されたガラス窓400の幅(w)が前記基準値を超過する場合、前記移動経路が右側または左側に上向き移動する上向き区間を含むようにしてガラス窓掃除装置10の重力によって落差を償うことができる。
前記では図8及び図9を参照して、ガラス窓掃除装置10を移動させて前記ガラス窓400の幅(w)を測定することを例にして本発明の実施例を説明したが、本発明はこれに限定されなくて、前記ガラス窓400の幅(w)は使用者によって入力されることもできる。
本発明のまた他の実施例によれば、図8及び図9を参照して説明したところのようなガラス窓幅の測定過程を通じてガラス窓掃除装置10の初期付着位置が検出されることができる。
図8を参照すれば、第1掃除ユニット100が左側に水平移動する間に第1移動距離(m1)が測定されることができるし、例えば、第1掃除ユニット100に具備された第1輪部材ら120の回転量によって前記第1移動距離(m1)が測定されることができる。
また、図9を参照すれば、第1掃除ユニット100がガラス窓400の最上端の左側末端から右側末端まで移動する間に第2移動距離(m2)が測定されることができるし、例えば第1掃除ユニット100に具備された第1輪部材ら120の回転量によって前記第2移動距離(m2)が測定されることができる。
本発明の一実施例によれば、前記のように第1移動距離(m1)及び第2移動距離(m2)が測定された後、前記第1、2移動距離(m1、m2)を比べてガラス窓掃除装置の初期付着位置が検出されることができる。
図8及び図9に示された場合において、前記第1移動距離(m1)が前記第2移動距離(m2)の1/2より大きいので、ガラス窓掃除装置の初期付着位置はガラス窓400の右側であるものとして判断されることができる。
それによって、掃除終了後ガラス窓掃除装置、より詳細には、第1掃除ユニット100はガラス窓の右側末端に移動して待機して、それによって使用者は第1、2掃除ユニット100、200をガラス窓400から容易に分離することができる。
反対に、前記第1移動距離(m1)が前記第2移動距離(m2)の1/2より小さな場合、ガラス窓掃除装置の初期付着位置がガラス窓の左側であるものとして判断されることができるし、それによって掃除終了後第1掃除ユニット100はガラス窓の左側末端に移動して待機することができる。
また、図8及び図9に示された移動経路のうち、第1掃除ユニット100が窓枠410に衝突する時点らで、前記したところのような方向感知センサー300のオフセット設定方法が遂行されることができる。
例えば、第1掃除ユニット100がガラス窓400の窓枠410のうちで上側フレームに衝突する時点(A1)で方向感知センサー300の垂直方向オフセットが再設定されて、前記再設定された垂直方向オフセットに基礎して方向感知センサー300の水平方向オフセットが再設定されることができる。
すなわち、前記水平方向オフセットの設定は、図7に示されたところのような方向感知センサー300の水平方向基準軸(x')を実際水平方向軸(x)と一致するように調整することで、前記調整された水平方向基準軸(x')と直交するように方向感知センサー300の垂直方向基準軸(y')を調整することによって方向感知センサー300の垂直方向オフセットを再設定することができる。
そして、第1掃除ユニット100がガラス窓400の窓枠410のうち左側フレームに衝突する時点(A2)で、方向感知センサー300の水平方向オフセットが再設定されることができる。
一方、第1掃除ユニット100がガラス窓400の窓枠410のうち右側フレームに衝突する時点(A3)で、方向感知センサー300の水平方向オフセットが再設定されて、前記再設定された水平方向オフセットに基礎して方向感知センサー300の垂直方向オフセットが再設定されることができる。
図10は、ガラス窓の幅が基準値以下である場合、ガラス窓掃除装置の移動経路に対する一実施例を示したものである。
図10を参照すれば、ガラス窓400の幅(w)が基準値、例えば、1m以下である場合、第1掃除ユニット100は、ガラス窓400の左側末端まで水平移動することができる。
第1掃除ユニット100が図7に示されたところのように右側方向に水平移動して、図10に示されたところのように左側方向に水平移動することによって、ガラス窓400の上端部分に対しては2回繰り返されて掃除が遂行されることができるし、それによって窓枠410に隣接した部分に存在するほこりなどがよりきれいに除去されることができる。
第1掃除ユニット100は、ガラス窓400の最上端左側末端まで移動された後、ガラス窓400の右側末端まで右側方向に下向き移動されて、再びガラス窓400の左側末端まで左側方向に下向き移動される。
すなわち、ガラス窓400の幅(w)が基準値である1m以下である場合、第1掃除ユニット100は前記したところのように右-下向き区間510及び左-下向き区間520を交番的に繰り返して移動することができる。
図11は、ガラス窓の幅が基準値を超過する場合、ガラス窓掃除装置の移動経路に対する一実施例を示したものである。
図11を参照すれば、ガラス窓400の幅(w)が基準値、例えば、1mを超過する場合、ガラス窓掃除装置10、より詳細には、第1掃除ユニット100の移動経路は特定方向に上向き移動する上向き区間515を含むことができる。
例えば、ガラス窓400の最上端左側末端に位置する第1掃除ユニット100は、ガラス窓400の右側末端まで右側方向に下向き移動されて、一定時間の間に左側方向に上向き移動された後、ガラス窓400の左側末端まで左側方向に下向き移動されることができる。
すなわち、ガラス窓400の幅(w)が基準値である1mを超過する場合、第1掃除ユニット100は右-下向き区間510、左-上向き区間515及び左-下向き区間520を順次に繰り返して移動することができる。
第1掃除ユニット100の移動経路が前記したところのような上向き区間515を含むことによって、基準値を超過するガラス窓400の幅(w)によるガラス窓掃除装置10の落差を償うことができるし、それによって移動経路の上下間隔(d)があらかじめ設定された値、例えば、ガラス窓掃除装置10の大きさ(s)の1/2または使用者が設定した値を維持するように調節されることができる。
図12及び図13は、ガラス窓掃除装置の移動経路のうちで上向き区間に対する実施例らを示したものである。
図12を参照すれば、ガラス窓400の幅(w)が基準値を超過する場合、第1掃除ユニット100の移動経路は、右-下向き区間510、左-上向き区間515及び左-下向き区間520を順次に含むことができるし、左-上向き区間515で第1掃除ユニット100は、一定時間(t)の間に左側方向に上向き移動することができる。
一方、前記左-上向き区間515の移動時間(t)は、ガラス窓400の幅(w)によって設定されることができるし、例えば、ガラス窓400の幅(w)が増加するほど左-上向き区間515の移動時間(t)が増加するように設定して、ガラス窓掃除装置10の落差を効果的に償うことができる。
すなわち、ガラス窓400の幅(w)が増加するほどガラス窓掃除装置10の落差距離が増加することができるし、上向き移動角度が一定なと仮定する時、左-上向き区間515の移動時間(t)を増加させれば第1掃除ユニット100の上側移動距離が増加されて、前記増加された落差距離が補償されることができる。
本発明の一実施例によれば、左-上向き区間515の移動時間(t)は、ガラス窓400の幅(w)と前記基準値(例えば、1m)の間差に比例するように設定されることができる。
例えば、左-上向き区間515の移動時間(t)は、ガラス窓400の幅(w)によって次の数学式1のように計算されることができる。
前記数学式1で、前記rは、ガラス窓400の幅(w)に対する基準値として、例えば、1mであることがあって、前記kは比例定数である。
本発明のまた他の実施例によれば、ガラス窓400の幅(w)と左-上向き区間515の移動時間(t)を対応させてルックアップテーブル(lookup table)で構成して、ガラス窓掃除装置10に保存させることができるし、それによって左-上向き区間515の移動時間(t)は、前記測定されたガラス窓400の幅(w)によって前記ルックアップテーブルを参照して求められることもできる。
図13を参照すれば、ガラス窓400の幅(w)が増加することによって、第1掃除ユニット100が左側方向に上側移動する左-上向き区間515の移動時間(t)が増加されることができるし、それによって左-上向き区間515の移動距離も増加されることができる。
一方、図10及び図11に示された移動経路のうち、左側方向に下向き移動される第1掃除ユニット100が窓枠410の左側垂直フレームに衝突される時点で、方向感知センサー300の水平方向オフセットが再設定されることができる。
また、前記右側方向に下向き移動される第1掃除ユニット100が窓枠410の右側垂直フレームに衝突される時点で、方向感知センサー300の水平方向オフセットが再設定されることができる。
前記水平方向オフセットの再設定は、図10または図11に示された移動経路に沿って第1掃除ユニット100が移動される間に窓枠410に衝突される度に遂行されるか、またはあらかじめ設定された周期(T)を基準に遂行されることもできる。
例えば、方向オフセットの再設定周期(T)が100秒に設定された場合、オフセット設定部330は方向感知センサー300の方向オフセットが再設定された時点から時間をカウンティング(counting)して、前記カウンティングされた時間が100秒に到逹すると、その後最初に発生する第1掃除ユニット100の窓枠衝突時点に方向感知センサー300の水平方向オフセットを再設定することができる。
図14は、ガラス窓の幅が基準値を超過する場合、ガラス窓掃除装置の移動経路に対する他の実施例を示したものである。
図14を参照すれば、ガラス窓400の幅(w)が基準値、例えば、1mを超過する場合、ガラス窓掃除装置10、より詳細には、第1掃除ユニット100の移動経路は、"?"型に類似なパターンを有することができる。
例えば、図14に示された移動パターンは、第1掃除ユニット100がガラス窓400の左側末端から右側末端まで移動される右向き区間530、ガラス窓400の右側末端から左側末端まで移動される左向き区間540と、前記右向き区間530と左向き区間540との間にガラス窓400の右側または左側末端で一定間隔程度離隔されるように移動した後、再び前記末端に復帰する間隔維持区間535を含むことができる。
この場合、右向き区間530及び左向き区間540で第1掃除ユニット100が下側方向に滑らないように移動方向を調節して右側または左側に水平移動するようにできて、移動経路の上下間隔(すなわち、ガラス窓掃除装置10の掃除間隔)は、図14に示されたところのような間隔維持区間535によって維持されることができる。
一方、図14に示されたところのような移動経路は、ガラス窓400の幅(w)があらかじめ設定された第1基準値と第2基準値との間の値を有するガラス窓に適用されることができるし、例えば、1mと2mとの間の幅(w)を有する中大型ガラス窓で利用できる。
また、右向き区間530及び左向き区間540で第1掃除ユニット100の落差が発生しないので、ガラス窓400の幅(w)にかかわらず等しいパターンの移動経路が利用されることができる。
本発明のまた他の実施例によれば、ガラス窓掃除装置10、より詳細には、第1掃除ユニット100の移動経路はガラス窓400を2以上の領域らで分割して、前記分割された領域別にガラス窓掃除装置10を移動させることができる。
図15乃至図19は、ガラス窓の幅が基準値を超過する場合、ガラス窓掃除装置の移動経路に対するまた他の実施例を示したものである。
図15を参照すれば、ガラス窓400の幅(w)が基準値、例えば、1mを超過する場合、ガラス窓掃除装置10、より詳細には、第1掃除ユニット100の移動経路はガラス窓400の左側領域401を掃除するための左側移動経路及びガラス窓400の右側領域402を掃除するための右側移動経路を含むことができる。
すなわち、ガラス窓400は、仮想のフレーム(Wvirtual)を間に置いて左側領域401と右側領域402に分割されて、第1掃除ユニット100は前記分割された左側領域401と右側領域402のうちで何れか一つの領域で移動して掃除を遂行した後、残りの領域で移動して掃除を遂行することができる。
一方、前記ガラス窓400の左側領域401と右側領域402それぞれで第1掃除ユニット100が移動する移動経路は、図10乃至図14を参照して説明したところのような多様な移動経路を有することができるし、この場合前記仮想フレーム(Wvirtual)がガラス窓400の窓枠410のような役割ができる。
例えば、図15に示されたところのように、第1掃除ユニット100の移動経路は、前記仮想フレーム(Wvirtual)に隣接したガラス窓400の最上端でガラス窓400の左側末端まで水平移動した後、前記仮想フレーム(Wvirtual)まで右側方向に下向き移動される右-下向き区間510と前記仮想フレーム(Wvirtual)からガラス窓400の左側末端まで左側方向に下向き移動される左-下向き区間520が交番的に繰り返されることができる。
一方、前記のようにガラス窓400の左側領域401と右側領域402らのうちで何れか一つの領域に対する掃除が完了すれば、第1掃除ユニット100はガラス窓400の残りの領域に移動する。
図16を参照すれば、図15に示されたところのような移動経路に沿ってガラス窓400の左側領域401に対する掃除が完了した後、第1掃除ユニット100はガラス窓400の窓枠410の下側フレームに沿ってガラス窓400の右側末端まで移動されることができる。
前記のように第1掃除ユニット100がガラス窓400の下側フレームに沿ってガラス窓400の分割された領域らの間を移動することで、既に掃除が完了した領域に第1掃除ユニット100の移動による痕跡またはあとが発生することを防止することができる。
図17及び図18を参照すれば、第1掃除ユニット100は、窓枠410の右側フレームに沿ってガラス窓400の最下端右側末端からガラス窓400の最上端右側末端まで移動した後、ガラス窓400の右側領域402を移動して掃除を遂行することができる。
前記ガラス窓400の右側領域402での移動経路は、ガラス窓400の最上端右側末端から前記仮想フレーム(Wvirtual)まで水平移動した後、前記仮想フレーム(Wvirtual)からガラス窓400の右側末端まで右側方向に下向き移動される右-下向き区間510と前記ガラス窓400の右側末端から前記仮想フレーム(Wvirtual)まで左側方向に下向き移動される左-下向き区間520が交番的に繰り返されることができる。
一方、前記ではガラス窓掃除装置10がガラス窓400の分割された領域らのうちで左側領域401を先に移動して掃除を遂行することを例にして本発明の実施例を説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、ガラス窓掃除装置10は、ガラス窓400の分割された領域らのうちで初期付着位置に対応される領域を先に移動して掃除を遂行した後、残りの領域を移動して掃除を遂行することができる。
すなわち、図8及び図9を参照して説明したところのような方法を利用して、ガラス窓掃除装置10の初期付着位置が右側であるものとして判断された場合、第1掃除ユニット100はガラス窓400の右側領域402に移動して前記右側領域402に対する掃除が先に遂行されるようにして、前記右側領域402に対する掃除が完了した後左側領域401に移動して前記左側領域401に対する掃除が遂行されるようにできる。
また、ガラス窓400の左側領域401と右側領域402それぞれに対する第1掃除ユニット100の移動パターンは、図15または図16に示されたパターンと相異であることがあるし、左側領域401と右側領域402に対する移動パターンがお互いに相異であることもある。
図19を参照すれば、ガラス窓400の左側領域401と右側領域402それぞれに対する第1掃除ユニット100の移動パターンは、図14を参照して説明したところのような右向き区間530、左向き区間540及び間隔維持区間535を含むこともできる。
一方、図15乃至図19に示されたところのようにガラス窓400が複数の領域らに分割される移動経路は、ガラス窓400の幅(w)があらかじめ設定された第2基準値を超過する頃に適用されることができるし、例えば、2mを超過する幅(w)を有する超大型ガラス窓で利用できる。
本発明のまた他の実施例によれば、ガラス窓掃除装置10の水平方向オフセットを調整してガラス窓400の幅(w)にかかわらず一定な上下間隔(d)を有して第1掃除ユニット100が移動されるようにできる。
図20及び図21は、ガラス窓掃除装置の水平方向オフセットを調整する方法に対する実施例らを示したものである。
図20を参照すれば、ガラス窓掃除装置10の制御部310は、水平方向移動時に適用される上向きオフセット角度(Hoffset)をガラス窓400の幅410によって決めることができる。
例えば、制御部310は、次の数学式2のようにガラス窓400の幅(w)及びそれによるガラス窓掃除装置10の落差を考慮して、上向きオフセット角度(Hoffset)を計算して、ガラス窓掃除装置10が下側方向に滑らなくて水平方向に移動して、一定な上下間隔(d)を有して掃除が遂行されるようにできる。
前記数学式2で、wはガラス窓400の幅であり、lはガラス窓400の幅1m当たり落差を償うために必要な上向き角である。
すなわち、ガラス窓掃除装置10の重力によるスライド量は、水平方向の移動距離に比例するので、制御部310はガラス窓掃除装置10の水平移動量であるガラス窓400の幅(w)に比例するように上向きオフセット角度(Hoffset)を調節することができる。
前記のように制御部310がガラス窓400の幅(w)に1m当たり必要な上向き角(l)を掛けて上向きオフセット角度(Hoffset)を調節することで、ガラス窓掃除装置10がガラス窓400の幅(w)にかかわらず水平方向に移動するように制御することができる。
また、前記数学式2でAoffsetは、使用者によって入力された追加オフセットとして、例えば、使用者はガラス窓掃除装置10の動作を制御するための遠隔制御装置(図示せず)を利用して、上向きオフセット角度(Hoffset)を0.5゜単位で調整することができる。
ガラス窓掃除装置10のスライド量は、使用当時の天気やガラス窓400の特性などによって微細に変更されることができるので、使用者はガラス窓掃除装置10の実際スライド量によって上向きオフセット角度(Hoffset)を調整することができる。
また、使用者は、前記したところのように上向きオフセット角度(Hoffset)を調整して、ガラス窓掃除装置10の掃除間隔を調節することもできる。
図21を参照すれば、前記したところのような上向きオフセット角度(Hoffset)の調整は、ガラス窓400が複数の領域ら(例えば、左側領域401及び右側領域402)に分割されて掃除が遂行される場合にも適用できる。
この場合、前記数学式2での幅(w)は、ガラス窓400全体幅の1/2、例えば、ガラス窓400の窓枠の右側または左側フレームから仮想フレーム(Wvirtual)までの距離を意味することができる。
本発明の一実施例によれば、ガラス窓掃除装置10がガラス窓400の窓枠410に一定間隔以下で近接する場合ガラス窓掃除装置10の移動速度が減少されることができるし、それによって窓枠410との衝突によって発生することができるガラス窓掃除装置10の損傷及び衝撃騷音などを最小化することができる。
図22は、ガラス窓掃除装置の移動速度を調節する方法に対する一実施例を示したものである。
図22を参照すれば、第1掃除ユニット100が右側方向に移動する途中ガラス窓400の右側フレームから一定間隔(a)程度離隔された位置を通る場合、第1掃除ユニット100の移動速度をあらかじめ設定された値で減少させることができる。
例えば、第1掃除ユニット100は、v1の速度でガラス窓400の左側末端から右側方向に移動して、ガラス窓400の左側末端から5cm程度離れた位置に到逹すれば、移動速度を前記v1からv2(例えば、前記v1の1/2)に減少させてガラス窓400の右側末端まで移動させることができる。
一方、ガラス窓400の窓枠410までの距離を測定するために第1掃除ユニット100は、距離センサー(図示せず)を具備することもできるが、それと異なり第1掃除ユニット100に具備された第1輪部材ら120の回転量によって測定された移動距離を基準にして前記窓枠410までの距離が判断されることができる。
前記窓枠410までの距離をより正確に測定するために、第1掃除ユニット100が窓枠410に衝突時にガラス窓掃除装置10の水平方向位置(X)を再設定することができる。
例えば、第1掃除ユニット100がガラス窓400の左側フレームに衝突する時点でガラス窓掃除装置10の水平方向位置(X)を'0'に初期化して、ガラス窓400の右側フレームに衝突する時点でガラス窓掃除装置10の水平方向位置(X)をガラス窓400の幅(w)に再設定することができる。
また、第1掃除ユニット100は、v1の速度でガラス窓400の右側末端から左側方向に移動して、ガラス窓400の右側末端から5cm程度離れた位置に到逹すれば、移動速度を前記v1からv2に減少させて、ガラス窓400の左側末端まで移動させることができる。
前記したところのようなガラス窓掃除装置10の移動速度調整方法は、第1掃除ユニット100がガラス窓400の上側または下側フレームに近接するように垂直方向に移動する場合にも適用可能である。
図23及び図24は、ガラス窓掃除装置の掃除終了方法に対する一実施例を示したものである。
図23を参照すれば、第1掃除ユニット100が前記したところのようにガラス窓400の幅(w)に基礎して決まった移動経路に沿って左右に下向き移動する途中、ガラス窓400の下側末端に至る場合ガラス窓掃除作業が終わることができる。
例えば、第1掃除ユニット100が右側方向に下向き移動する途中に緩衝部材が下側の窓枠410にぶつかって接触される場合第1掃除ユニット100がガラス窓の下側末端まで移動したものとして判断することができる。
もう少し具体的に、第1掃除ユニット100に具備された下側緩衝部材が窓枠410にぶつかって一定時間以上下側から圧力を受けることがセンサーによって感知される場合、掃除終了時点として認識することができる。
前記のように第1掃除ユニット100がガラス窓の下側末端まで移動して、掃除終了時点が認識されれば、第1掃除ユニット100は下側窓枠410に沿って右側方向に水平移動してガラス窓400の右側末端まで移動することができるし、前記右側方向の水平移動時点では第2掃除ユニット200の洗剤噴射が終わることができる。
図24を参照すれば、第1掃除ユニット100は、ガラス窓400の右側末端まで移動した後、再び下側窓枠410に沿って左側方向に水平移動してガラス窓400の左側末端まで移動することができる。
前記のような洗剤噴射終了後第1掃除ユニット100の右側及び左側の水平移動によって、掃除遂行のうちで垂れ下がって、ガラス窓400下端に残っていることがある洗剤らをきれいにとり除くことができる。
前記のようにガラス窓掃除装置10の掃除が終われば、ガラス窓掃除装置10、より詳細には、第1掃除ユニット100は前記したところのような使用者が分離容易な位置、例えば、初期付着位置に隣接した位置に移動することができる。
図25乃至図27は、掃除終了後ガラス窓掃除装置が復帰する移動経路に対する実施例らを示したものである。
図25を参照すれば、図24に示されたところのように第1掃除ユニット100がガラス窓400の左側末端まで移動して掃除が終わる場合、第1掃除ユニット100は上側方向に一定距離(H)程度移動することができる。
例えば、掃除終了後第1掃除ユニット100は、抛物線に類似な経路を有して右側方向に上向き移動して、一定距離(H)程度上昇することができる。
一方、第1掃除ユニット100がガラス窓400の右側末端まで移動して掃除が終わる場合、第1掃除ユニット100は抛物線に類似な経路を有して左側方向に上向き移動して一定距離(H)程度上昇することもできる。
前記掃除終了後第1掃除ユニット100が上側方向に移動する距離(H)は、使用者がガラス窓掃除装置を初期付着した垂直位置に対応されることができるし、例えば、ガラス窓掃除装置10の初期付着時点で測定された垂直方向の初期付着位置に相応する値を有することができる。
すなわち、掃除終了後、第1掃除ユニット100が付着段階で検出された垂直方向の初期付着位置(H)程度上昇して待機することで、使用者はガラス窓からガラス窓掃除装置を容易に分離することができる。
その後、第1掃除ユニット100は、ガラス窓400の左側末端及び右側末端のうちで前記検出されたガラス窓掃除装置の初期付着位置に隣接した末端を向けて移動することができる。
図26を参照すれば、ガラス窓掃除装置の初期付着位置がガラス窓400の右側である場合、第1掃除ユニット100はガラス窓400の右側末端まで右側方向に水平移動することができる。
一方、図27に示されたところのように、第1掃除ユニット100はガラス窓400の右側末端まで移動した後、反対方向、すなわち、左側方向に一定距離(b)程度移動することができる。
前記のように掃除終了後第1掃除ユニット100がガラス窓400の右側末端から一定距離(b)程度離隔された位置に停止することで、使用者のガラス窓掃除装置の分離が容易になることができる。これはガラス窓掃除装置が窓枠410に接触している場合、ガラス窓掃除装置の分離が容易ではないこともあるためである。
反対に、ガラス窓掃除装置の初期付着位置がガラス窓400の左側である場合、第1掃除ユニット100はガラス窓400の左側末端まで左側方向に水平移動した後右側方向に一定距離(b)程度移動して停止することができる。
図28は、ガラス窓掃除装置の動作を制御する遠隔制御装置の構成に対する一実施例を示したものである。
図28を参照すれば、使用者はガラス窓掃除装置10をガラス窓400に付着した後遠隔制御装置500に具備された"START"ボタン510を選択して掃除作業をスタートさせて、掃除作業が遂行される途中に"STOP"ボタン52、0または"PAUSE"ボタン530を選択して掃除作業を停止または一時停止させることができる。
一方、使用者は、遠隔制御装置500に具備された"HOME"ボタンを540を選択して、ガラス窓掃除装置10を現在位置から初期付着位置に復帰させることができる。
また、使用者は、遠隔制御装置500に具備された方向ボタンら550乃至553を利用して、ガラス窓掃除装置10の移動方向を受動で制御することができる。
例えば、使用者が遠隔制御装置500に具備された右側方向ボタン552を押していれば、ガラス窓掃除装置10は、ガラス窓400の右側窓枠と衝突するまで現在位置から右側方向に移動することができる。
使用者は遠隔制御装置500に具備された速度調節ボタンら560、561を利用して、ガラス窓掃除装置10の移動速度を調節することができる。
すなわち、使用者が"High"ボタン560を押せば、ガラス窓掃除装置10の移動速度が増加されて、"Normal"ボタン561を押せばガラス窓掃除装置10の移動速度が減少されることができる。
例えば、ガラス窓掃除装置10の移動速度は、8cm/secで基本(defualt)設定されて、使用者が"High"ボタン560を押す度に移動速度が0.5cm/secずつ増加することができるし、調節可能な最大速度は10cm/secで設定されることができる。
また、使用者が"Normal"ボタン561を押す度に移動速度が0.5cm/secずつ減少することができるし、調節可能な最低速度は6cm/secで設定されることができる。
使用者は、遠隔制御装置500に具備された間隔調節ボタンら570、571を利用して、ガラス窓掃除装置10の掃除間隔を調節することができる。
すなわち、使用者が"Dense"ボタン570を押せばガラス窓掃除装置10の掃除間隔が
より細密に調節されて、"Normal"ボタン571を押せばガラス窓掃除装置10の掃除間隔が増加されることができる。
例えば、使用者が"Dense"ボタン570を押す度にガラス窓掃除装置10の移動角度が0.5゜ずつ減少して、掃除間隔がより細密になることができるし、調節可能な最大角度は3゜に設定されることができる。
また、使用者が"Normal"ボタン571を押す度に移動角度が0.5゜ずつ増加することができるし、調節可能な最小角度は-3゜に設定されることができる。
使用者は、遠隔制御装置500に具備された噴射調節ボタンら580、581を利用して、ガラス窓掃除装置10の洗剤噴射量を調節することができる。
すなわち、使用者が"Strong"ボタン580を押せばガラス窓掃除装置10の洗剤噴射間隔が減少されて、"Normal"ボタン581を前記洗剤噴射間隔が増加されることができる。
例えば、ガラス窓掃除装置10は、4.8secの間隔で60msecの間に洗剤を噴射するように基本設定されて、使用者が"Strong"ボタン580を押す度にガラス窓掃除装置10の洗剤噴射間隔が1secずつ減少されて洗剤がより多く噴射されることができる。
一方、使用者が"Normal"ボタン581を押せば前記洗剤噴射時間が60msecで20msecに減少されることができる。
前記ではガラス窓掃除装置が磁力によってガラス窓の内側面及び外側面にそれぞれ付着する第1、2掃除ユニットら100、200を含む場合を例にして、本発明の実施例による移動制御方法に対して説明したが、本発明はそれに限定されなくて、例えば、ガラス窓400の内側面及び外側面のうちで何れか片面のみに付着するガラス窓掃除装置、または磁力以外に真空吸入などの方法によってガラス窓400に付着するガラス窓掃除装置にも適用することができる。
また、前述した本発明によるガラス窓掃除装置の移動制御方法は、コンピューターで実行されるためのプログラムで製作されて、コンピューターが読める記録媒体に保存されることができるし、コンピューターが読める記録媒体の例としては、ROM、RAM、CD-ROM、エムティー(磁気テープ)、フロッピー(登録商標)、光データ保存装置などがあり、またキャリアウェーブ(例えば、インターネットを通じる送信)の形態で具現されることも含む。
コンピューターが読める記録媒体は、ネットワークで連結されたコンピューターシステムに分散して、分散方式でコンピューターの読めるコードが保存されて実行されることができる。そして、前記制御方法を具現するための機能的な(function)プログラム、コード及びコードセグメントらは、本発明が属する技術分野のプログラマーらによって容易に推論されることができる。
以上で本発明に対してその望ましい実施例を中心に説明したが、これは単に例示であるだけで、本発明を限定するものではなくて、本発明が属する分野の通常の知識を有した者なら本発明の本質的な特性を脱しない範囲で以上に例示されないさまざまの変形と応用が可能であることが分かることができるであろう。
例えば、本発明の実施例に具体的に現われた各構成要素は、変形して実施することができるものである。そして、このような変形と応用に係る差異点らは、添付された請求範囲で規定する本発明の範囲に含まれるものとして解釈されなければならないであろう。
以上説明したように、本発明の実施例によれば、ガラス窓掃除装置の移動経路をガラス窓の幅に基礎して決めることで、多様な幅のガラス窓らを効率的に掃除することができる。
本発明の他の実施例によれば、掃除終了後ガラス窓掃除装置を初期付着位置に隣接した位置に移動させることで、使用者がガラス窓からのガラス窓掃除装置を分離することで容易にすることができる。

Claims (20)

  1. ガラス窓に付着して移動するガラス窓掃除装置を制御する方法において、
    ガラス窓の幅に基礎して前記ガラス窓掃除装置の移動経路を決める段階と、及び
    前記決まった移動経路に沿って前記ガラス窓掃除装置を移動させて掃除を遂行する段階を含むガラス窓掃除装置の移動制御方法。
  2. 前記ガラス窓掃除装置を左右に移動させて前記ガラス窓の幅を測定する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
  3. 前記移動経路は、
    前記ガラス窓掃除装置を右側方向に下向き移動させる右-下向き区間及び左側方向で下向き移動させる左-下向き区間を含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
  4. 前記移動経路決定段階は、前記ガラス窓の幅と基準値を比べる段階と、及び
    前記比較結果によって前記ガラス窓掃除装置の移動経路をお互いに相異であるように設定する段階と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
  5. 前記ガラス窓の幅が前記基準値を超過する場合、前記移動経路は前記ガラス窓掃除装置を右側方向に下向き移動させる右-下向き区間、左側方向に下向き移動させる左-下向き区間と、
    右側及び左側のうちで少なくとも一方向に上向き移動させる上向き区間を含むことを特徴とする請求項4に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
  6. 前記ガラス窓の幅が増加することによって、前記上向き区間の移動時間が漸進的に増加されることを特徴とする請求項5に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
  7. 前記上向き区間の移動時間は、前記ガラス窓の幅と前記基準値との間の差に比例して増加されることを特徴とする請求項6に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
  8. 前記ガラス窓の幅が前記基準値を超過する場合、前記移動経路は前記ガラス窓掃除装置を右側方向に下向き移動させる右-下向き区間、左側方向に上向き移動させる左-上向き区間及び
    左側方向に下向き移動させる左-下向き区間を順次に含むことを特徴とする請求項4に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
  9. 前記ガラス窓の幅が第1基準値と第2基準値との間の値を有する場合、
    前記移動経路は、前記ガラス窓掃除装置を前記ガラス窓の右側末端まで水平移動させる右向き区間、左側末端まで移動させる左向き区間及び前記ガラス窓の右側または左側末端で一定間隔程度離隔されるように移動した後、再び前記末端に復帰する間隔維持区間を含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
  10. 前記ガラス窓の幅が第2基準値を超過する場合、
    前記移動経路は、前記ガラス窓を2以上の領域らで分割して前記分割された領域別に前記ガラス窓掃除装置を移動させることを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
  11. 前記移動経路は、前記ガラス窓の左側領域を掃除するための左側移動経路及び前記ガラス窓の右側領域を掃除するための右側移動経路を含むことを特徴とする請求項10に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
  12. 前記移動経路は、前記ガラス窓の左側及び右側領域らのうちで前記ガラス窓掃除装置が初期付着した位置に対応される領域に対して先に掃除が遂行されるように決まることを特徴とする請求項11に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
  13. 前記移動経路は、前記ガラス窓の左側及び右側領域らのうちで第1領域に対する掃除が終わった後、前記第1領域で残りの第2領域に移動する領域移動区間をさらに含んで、
    前記領域移動区間で、前記ガラス窓掃除装置は前記ガラス窓の下側窓枠に沿って左側または右側のガラス窓末端まで水平移動されることを特徴とする請求項11に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
  14. 前記移動経路決定段階は、前記ガラス窓掃除装置の水平方向移動時に適用される上向きオフセット(offset)角度を前記ガラス窓の幅によって決める段階を含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
  15. 前記上向きオフセット角度は、遠隔制御装置を利用した使用者入力によって調整されることを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
  16. 前記ガラス窓掃除装置が移動中に前記ガラス窓の窓枠に一定間隔以下で近接する場合、前記ガラス窓掃除装置の移動速度を減少させる段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
  17. 前記ガラス窓掃除装置が前記ガラス窓の左側または右側窓枠に衝突時、前記ガラス窓掃除装置の水平方向位置を再設定する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス窓掃除装置の移動制御方法。
  18. ガラス窓に付着して移動するガラス窓掃除装置において、
    磁力で前記ガラス窓の内側面及び外側面にそれぞれ付着して移動される第1掃除ユニット及び第2掃除ユニットを含んで、
    前記第1、2掃除ユニットらのうちで少なくとも一つは、ガラス窓の幅に基礎して前記ガラス窓掃除装置の移動経路を決めて、前記決まった移動経路に沿って前記ガラス窓掃除装置を移動させるための制御部を含むガラス窓掃除装置。
  19. 前記ガラス窓の幅が第1基準値と第2基準値との間の値を有する場合、
    前記移動経路は、前記ガラス窓掃除装置を前記ガラス窓の右側末端まで水平移動させる右向き区間、左側末端まで移動させる左向き区間及び前記ガラス窓の右側または左側末端で一定間隔程度離隔されるように移動した後再び前記末端に復帰する間隔維持区間を含むことを特徴とする請求項18に記載のガラス窓掃除装置。
  20. 前記ガラス窓の幅が第2基準値を超過する場合、
    前記移動経路は、前記ガラス窓の左側領域を掃除するための左側移動経路、前記ガラス窓の右側領域を掃除するための右側移動経路及び前記ガラス窓の左側及び右側領域らのうちで第1領域に対する掃除が終わった後前記第1領域で残り第2領域に移動するための領域移動区間を含むことを特徴とする請求項18に記載のガラス窓掃除装置。
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