JP2013521981A - ヘアー切断器具のブレードの歯及びヘアー切断器具のブレード - Google Patents

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Abstract

ヘアー切断器具のブレード(10)の歯(22’)は、ブレードの基部(12)に固定された歯根部(24)と、歯根部の反対側の歯先部(26)と、歯根部と歯先部の間に定められる歯の長手方向の軸を備える。この歯には、底部の平坦な切断面(28)が備えられ、切断面の反対側にある上表面(30)と、上表面を底部の平坦面から隔てる複数の側壁部(32)とが備えられる。上表面と側壁部の少なくとも一部は、歯先部(26)を開始部として、軸の長手方向に楕円形状である。
【選択図】図3

Description

本発明は、往復動作するブレードによってヘアーを切断するヘアークリッパーまたはヘアートリマーなどのヘアー切断器具に係り、より詳しくは、ブレードに設けられる複数の歯の形状に関する。
従来、ヘアークリッパーは、静止ないし固定したブレードと、固定ブレードに対して駆動力によって往復運動する可動ブレードを具備している。各ブレードは、概して平坦な基部を有する。固定ブレードの基部には、ブレードをクリッパーに固定するファスナーを収容するファスナー用開口部を備える。一般には、可動ブレードは、ばねクリップによって固定ブレードに固定され、駆動部材のための中央開口部を備える。
固定ブレード及び可動ブレードの端部には、複数の歯が備えられる。望ましいヘアーの切断動作や、人、家畜、ペット、またはカーペットなどのヘアーを切断する対象に応じて、歯の長さは異なる。しかしほとんどの場合、歯の横断面は、箱状である。歯は、基部に隣接する歯根部から反対側の歯先部まで延びている。多くの場合、歯先部は、角の鋭利な端部を取り除くため、研磨・艶出しの従来技法を用いて最初の仕上げ加工がおこなわれる。平坦な表面が歯の底部に沿って形成され切断面を形成する。また、従来の多くのブレードにおいては、側面と切断面の間にアールを与える第2の仕上げ加工が行なわれる。このような仕上げ加工がなされるにもかかわらず、従来のブレードの歯は、一般に、上下左右の複数の平坦面によって形成される。
前述の従来のブレードの歯の形状の改良を行なって、ヘアークリッパーの切断作業が著しく向上することが判明した。実際、従来のブレードを以下に記載される歯のブレードで置き換えると、ヘアークリッパーのブレードを通過するヘアーの切断速度が数倍増加する。ただし、向上の度合いは切断される材料の密集状態やブレードの形状によって異なる。場合によっては、従来の切断速度に比べ10倍もの増加が達成された。また、切断の質の向上も著しく、本発明のブレードを備えた任意のクリッパーは、従来のブレードを備えた同じヘアークリッパーと比べて、よりすぐれた切断と繊維(毛)の供給が可能となる。
本発明のブレードの歯の特徴は、立体的で切断量を増加させる形状を備えた歯先部上の楕円形状の移行部にある。このような形状にすることにより、歯先部は、切断面を除いて平坦面がない。好ましい実施の形態においては、楕円形状を形成して、歯の軸方向またはY方向において形を定められる弧は、横軸方向またはX方向の弧より大きい。適用の形態によっては、Y方向の弧の大きさは、X方向の弧の3倍の大きさになる。
具体的には、ヘアー切断器具のブレードの歯は、ブレードの基部に固着された歯根部と、歯根部の反対側にある歯先部と、歯根部と歯先部の間で定められる歯の長手方向の軸と、を備える。歯には底部に平坦な切断面が備えられ、同様に、底部の平坦面に対して反対側にある上表面と、上表面を底部の平坦面から隔てる複数の側壁部と、が備えられる。上表面と側壁部の少なくとも一部は、歯先部を開始部として長手方向に楕円形状である。
他の実施の形態においては、ヘアー切断器具のブレードは、第1端部とその反対側の第2端部を有する基部と、第1端部から突出する複数個の歯とを備え、歯のそれぞれが第1端部に固定される歯根部と歯根部の反対側の歯先部の間に長手方向の軸を定める。複数個の歯のそれぞれは、底部の平坦な切断面、その反対側の上表面、側壁面を備える。それぞれの歯の横断面は、歯先部において定められる平面において、切断面に平行な平面の少なくとも1つと、切断面に直角に交わって長手方向に延びる平面の少なくとも1つによって定められる楕円形状をなす。
従来技術の固定クリッパーのブレードの上面斜視図である。 図1のブレードの歯を拡大した上面斜視図である。 本発明による歯を備えたブレードの上面斜視図である。 図3の線3A−3Aに沿った合成断面図であり、右側は指示される方向を見た断面図であり、左側はその逆方向を見た断面図である。 図3に記載の歯の拡大部分斜視図である。 本発明による歯の別の実施の形態を示す部分底面図である。 本発明による歯のまた別の実施の形態を示す部分底面図である。 図5の歯の部分側面図である。 図7の線7A−7Aに沿った断面図である。 図3及び図7の線7B−7Bに沿った断面図である。 本発明による歯を備えたブレードの分解斜視図である。
以下、ヘアークリッパーのブレードの歯について説明する。
図1及び図2は、従来技術または先行技術のヘアークリッパーのブレードを概略的に図示したものである。ヘアークリッパーのブレードは、符号10で示され、第1端部(後端部)14と第2端部(前端部)16を有する平坦な基部12を備える。従来技術においては、周知のように、ブレード10がヘアークリッパーに装着される時、上表面が、ユーザーの見る面となり、反対側の底部平面20は、クリッパーのハウジング(図示せず)に面する。従来技術では、ブレード10は種々の形状を有することが可能であり、図1は例示のためのものにすぎない。本発明の焦点は歯の構造にある。
ヘアークリッパーの複数個の歯22が第2端部16から突き出ており、それぞれの歯は第2端部に固定された歯根部24と反対側の歯先部26を有する。本願においては、歯先部26は歯22の端部または末端領域を指しており、終端点に限定されてはいない。かくして符号26は歯先部領域を指す。各歯22は、歯根部24と歯先部26の間で長手方向の軸‘Q’を定める。図2に示すように、各歯22は、ここでは長方形、正方形、台形、その他の四辺形の箱状の横断面を有する。この他に、平坦面を有するその他の多角形形状も、歯の横断面として、従来技術では知られている。歯22の底部平面上に、平坦な切断面28がある。切断面28の反対側に上表面30があり、側壁部32により切断面と上表面が隔てられる。上表面30と側壁部32は平坦である。従来の歯22は、歯先部26を定める端部34、36、38と、上表面30と側壁部32を隔てる端部40、42において、ほぼ直角を形成する幾つかの鋭い角を有することに注意されたい。
図3〜図8に示すように、本発明の歯は符号22’で示す。歯22’と共通の要素は同じ符号で示す。試験の結果によれば、端部34、36、38、40、42の直角を取り去り、底部の平坦な切断面28を除き、完全に平坦でない外縁部を有する歯22’を再構成すると、切断性能の向上が得られる。本発明のブレードの歯22’の重要な特徴は、それぞれの上表面30と、側壁部32の少なくとも一部が、歯先部26を開始部として長手方向の軸‘Q’の方向に楕円形状であるということである。歯22’の歯先部26は長手方向の軸‘Q’を横切る弧‘X’の形を定め、長手方向の軸‘Q’の少なくとも一部は弧‘Y’の形を定め、かつY>Xであり、このようにして楕円形状(図4〜図6)を定めることが好ましい。
また、弧‘X’と弧‘Y’の隣接する両端部間の移行が滑らかであることが好ましい。別の特徴は、弧‘X’と弧‘Y’が、1つは図4及び図6に示すように切断面28に平行であり、他の1つは図7に示すように切断面に直角に交わり長手方向の軸‘Q’に沿っている少なくとも2つの平面において測定されることが好ましい。さらに、弧‘Y’は、歯先部26を開始部とする長手方向の軸‘Q’の1/3以下の部分を含むことが特に好ましい。しかしながら、弧‘Y’の長さは用途に合わせて変化させ、長手方向の軸‘Q’の1/3を上回ることもありうる。
図3及び図4に示すように、弧‘Y’が弧‘X’より大きいということによって、弧‘X’と弧‘Y’が楕円形状を定めることがわかる。このような歯22’を持つ1つのブレードを具備したヘアークリッパーは、ヘアーの切断速度を著しく増加させる。好ましい歯22’は、側壁部32が楕円形状の弧‘Y’であって、歯22’の唯一の平坦面は切断面28であるような歯形状に形成される。このようにして、歯先部26の上表面30と側壁部32との間の移行は、角のないものとなる。
図3及び図3Aに示すように、歯根部24の近くの長手方向の軸‘Q’に対する第1の横断面A−Aは箱状である。そして歯先部26近くの第2の横断面3A−3Aは、底部の切断面28により定められる1本の直線と楕円形状である残りの表面を有する“D”字形状である。従来技術において、ヘアークリッパーのブレードの切断動作は、可動ブレードが固定ブレードに対して往復動して、ハサミのように作用するブレードの歯の側端部で達成される。
この切断動作を保持するため、歯根部24方向を見た歯22’の横断面3A−3Aは、鋭い切断端部を形成する角44を有しており、平坦な切断面28から側壁部32へと移行する。これは、図3Aの右側に見られる。しかしながら、本発明のブレードの歯22’は、ヘアーの切断性能を向上するため、線3A−3Aから歯先部26の方向の図3Aの左側は、角44Aに丸みがついていることが好ましい。この場合、線3A−3Aから歯先部26の末端部に向けて、切断動作は起こらない。
図3A及び図5〜図7において、角44の丸みをつけた形状というコンセプトを選択的に拡張すると、底部の切断面28の周縁端部46もまた丸みがつけられるかあるいは“R”において滑らかに移行し、歯先部26の切断面と側壁部32の間には角ができないようにできる。この移行領域‘R’は滑らかに切断面28と融合する。丸みのついた移行領域‘R’は歯先部26に限定されるのが特に好ましいが、移行領域‘R’が周縁端部46に沿って歯根部24に向けてさらに拡張されてもよい。図5と図6に示すように、移行領域‘R’の長さが変化している。図5には比較的小さな歯先部‘D’が示され、図6には、比較的大きな歯先部‘D’が示される。
図7、図7A及び図7Bを参照すると、歯22’上の第1の横断面7A−7Aと第2の横断面7B−7Bの間に漸進的で円滑な移行部‘T’が形成される。言い換えると、図7Aに見られる歯先部26近くの平坦でなくカーブのある形状から、図7Bに見られる歯根部24近くの上表面30と側壁部32を有する箱形形状へと滑らかに移行させている。
図8を参照して説明する。実際にヘアークリッパーのブレードの動作を高速度写真で観測すると、ヘアーは、従来のブレードの歯の形状において見られる鋭い角により、ブレードを通る流れが妨げられる。具体的には、これまでの歯の険しい形状のブレードは、ヘアーとの接触点において圧力スパイクを引き起し、抵抗を劇的に増加させる。従って、この抵抗により切断スピードが低下し、全体的に切断の質が低下する。さらに、従来のブレードの歯10においては、通常、角または端部に丸みをつける二次的な仕上げまたはラッピングが施されるにもかかわらず、なお上下左右に複数の平坦面を有する。
端部34−42での直角または角を取り除くと、固定ブレード50と可動ブレード52からなるブレードのセット48を通過するヘアーの切断速度を著しく増加させることが判明しており、固定ブレード50と可動ブレード52のうちの少なくとも1つは、本発明の歯22’が具備される(図8)。こうしたブレードのセット48は、従来技術のヘアークリッパーでは、周知のブレードガイド54を具備する。図6を参照すると、ハサミ状の切断動作を得るために、可動ブレード52の複数個の歯は、切断面28上のライン56を定める。
少なくとも固定ブレード50に本発明の歯22’を備えることにより、平坦な上表面及び側壁面を有する標準的な“角のある”ブレードより5倍から10倍ほど速い切断速度が達成された。さらに、固定ブレード50がそのような歯を備えるからには、可動ブレード52にも歯22’が具備されうる。本発明の歯22’の主たる性能上の効果は、固定ブレード50に形成された時に発揮される。また本発明の歯22’を備えた場合、ユーザーが対象の頭部をヘアークリッパー使って作業する時、より少ない動作で済ますことができるので、切断効率が向上することが判明した。このようにして、本発明の歯22’を有する固定ブレード50及び可動ブレード52、あるいは少なくともブレード50を具備するクリッパーは、ずっと強力なクリッパーのレベルの性能をしばしば発揮する。
下記の表1は、標準的な従来品のクリッパーのブレードの切断速度と、歯22’を有する本発明のブレードの切断速度を比較したものである。
『合成繊維からなる毛の切断テスト』
このテストでは、ブレードのセットのサンプル3つ(A、B、C)を、例えば20〜24インチの範囲の長さの、所定の間隔に沿って配列された、所定密度の合成繊維の毛を通過させて作動させ、その所要時間を秒単位で測定した。
Figure 2013521981
上記の結果を平均すると、切断スピードは、本発明のブレードが従来品のブレードのほぼ5倍である。
再び図3A、図4、図7A及び図7Bに戻ると、本発明の歯22’の形状は3つの明確な領域、すなわち移行ゾーン58、本体部60、歯先部26を有する。好ましくは、本体部60は、打ち抜き加工、ミル加工、研削加工などにより形成され、平坦面を有して、横断面が箱形状となる。移行ゾーン58は、歯先部26から本体部60にかけて、滑らかな形状変化を提供する。図3A及び図7Aにおいて、仮想線62の形状で示されるように、標準的なブレードの歯から取り除かれた材料の量が見てとれる。歯先部26は、球状であることも、弾丸状であることもありうる。
本発明の歯22’を備えた本発明の固定ブレード50、可動ブレード52は、歯が、研掃材研磨、研磨仕上げ、弾性研磨材、研磨輪、研磨艶出し剤などの、また、周知の研削技術、艶出し技術、バフ研磨技術、機械加工技術などの、またこれらだけには限定されない周知の機械加工、仕上げ加工技術を使用して、所望の形状を得られるように形成されうる。
以上の通り、切断面を除いて平坦面がない歯先部26を有する歯22’が備えられたブレードを提供することにより、従来のクリッパーブレードのセットより著しく速いヘアー切断速度が得られる。本発明による低抵抗なヘアークリッパーのブレードの歯形状は、特定の実施の形態で示され記載されているが、当業者は、特許請求の範囲に記載の発明の広範囲な諸側面から逸脱せずに、本発明に種々の変更が可能である。
10 ブレード
12 基部
14 第1端部
16 第2端部
20 底部平面
22、22’ 歯
24 歯根部
26 歯先部
28 切断面
30 上表面
32 側壁部
34、36、38、40、42 端部
44 角
46 周縁端部
48 ブレードのセット
50 固定ブレード
52 可動ブレード
54 ブレードのガイド
56 ライン
58 移行ゾーン
60 本体部




Claims (18)

  1. ブレードの基部(12)に固着された歯根部(24)と、
    前記歯根部の反対側にある歯先部(26)と前記歯根部と前記歯先部の間で定められる歯(22’)の長手方向の軸と、
    底部の平坦な切断面(28)と、
    前記切断面の反対側にある上表面(30)と、
    前記上表面を前記切断面から隔てる複数の側壁部(32)と、
    前記歯先部を開始部として、前記軸の長手方向に楕円形状を呈する前記上表面と前記側壁部の少なくとも一部と、
    を含んでなることを特徴とするヘアー切断器具のブレードの歯。
  2. 前記歯先部は、前記長手方向の軸を横切る弧‘X’の形を定め、前記長手方向の軸は弧‘Y’の形を定め、かつ‘Y’>‘X’であることを特徴とする請求項1に記載のヘアー切断器具のブレードの歯。
  3. 前記弧‘Y’は、前記歯先部を開始部とする前記長手方向の軸の1/3以下の部分を含むことを特徴とする請求項2に記載のヘアー切断器具のブレードの歯。
  4. 前記弧‘X’と弧‘Y’は、前記切断面に平行な平面の少なくとも1つと、前記切断面に直角に交わって前記長手方向軸に平行に延びる平面の少なくとも1つにおいて、測定されることを特徴とする請求項2に記載のヘアー切断器具のブレードの歯。
  5. 前記長手方向の軸は、前記複数の側壁部と前記歯先部を含み、前記歯先部に隣接した前記上表面に反映される非放射状の弧の形状を定めることを特徴とする請求項1に記載のヘアー切断器具のブレードの歯。
  6. 前記歯根部の近くの前記歯の前記長手方向の軸に対する第1の横断面は、箱状であり、前記歯先部近くの第2の横断面は、前記切断面により定められる1本の直線を有し、残りの表面が非平坦であり、“D”字形状であることを特徴とする請求項1に記載のヘアー切断器具のブレードの歯。
  7. 前記第1の横断面と前記第2の横断面の間に漸進的で滑らかな移行部をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載のヘアー切断器具のブレードの歯。
  8. 前記歯先部における前記切断面の周縁端部が、前記側壁部とともに移行部を形成するように丸みをつけられることを特徴とする請求項1に記載のヘアー切断器具のブレードの歯。
  9. 前記上表面と前記側壁部との間の移行部は、角がないことを特徴とする請求項1に記載のヘアー切断器具のブレードの歯。
  10. 第1端部(14)と反対側の第2端部(16)とを有する基部(12)と、
    それぞれの歯が前記第1端部に固定された歯根部(24)と前記歯根部の反対側にある歯先部(26)の間に長手方向軸を定める、前記第2端部(16)から突出する複数個の歯(22’)と、
    前記それぞれの歯は、底部の平坦な切断面(28)と、反対側の上表面(30)と、側壁部(32)と、を有しており、
    歯先部において定められる平面において、切断面に平行な平面の少なくとも1つと、切断面に直角に交わって長手方向に延びる平面の少なくとも1つによって定められて楕円形状をなす前記それぞれの歯の横断面と、
    を含んでなることを特徴とするヘアー切断器具のブレード。
  11. 前記複数個の歯の少なくとも1つにおいて、前記歯先部は前記長手方向の軸を横切る弧‘X’の形を定め、前記長手方向の軸は弧‘Y’の形を定め、かつ‘Y’>‘X’であることを特徴とする請求項10に記載のヘアー切断器具のブレード。
  12. 前記弧‘Y’は、前記歯先部を開始部とする前記長手方向の軸の1/3以下の部分を含むことを特徴とする請求項11に記載のヘアー切断器具のブレード。
  13. 前記弧‘X’と弧‘Y’の隣接する端部の間の移行部が滑らかであることを特徴とする請求項11に記載のヘアー切断器具のブレード。
  14. 前記長手方向の軸に沿った前記歯の上表面が非放射状の弧の形状を定めることを特徴とする請求項10に記載のヘアー切断器具のブレード。
  15. 前記歯根部の近くの前記歯の前記長手方向の軸に対する第1の横断面は、箱状であり、前記歯先部近くの第2の横断面は、前記切断面により定められる1本の直線を有し、残りの表面が非平坦であり、“D”字形状であることを特徴とする請求項10に記載のヘアー切断器具のブレード。
  16. 前記第1の横断面と前記第2の横断面の間に漸進的で滑らかな移行部をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載のヘアー切断器具のブレード。
  17. 前記歯先部における前記切断面の周縁端部が、前記側壁部とともに移行部を形成するように丸みをつけられることを特徴とする請求項10に記載のヘアー切断器具のブレード。
  18. 前記上表面と前記側壁部との間の移行部は、角がないことを特徴とする請求項10に記載のヘアー切断器具のブレード。


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