JP2013513027A5 - 被覆切削工具および被覆切削工具を作るための方法 - Google Patents

被覆切削工具および被覆切削工具を作るための方法 Download PDF

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本発明は、硬質層と可塑性微小層とを有する厚いPVDコーティングにて少なくとも一部が被覆され、かつ金属を機械加工するための切削工具に関する。
特許文献1は、少なくとも2つの非金属機能層または層構造の間に位置する金属中間層を有し、この金属中間層がTi,Mo,Al,Cr,V,Y,Nb,W,TaおよびZrまたはこれらの混合の1つ以上から選択される金属元素を少なくとも60原子%具えた切削工具のためのコーティングを記述する。非金属機能層または層構造は、窒化物,酸化物,ホウ化物,炭化物またはこれらの組み合わせの1つ以上である。
本発明の1つの形態によると、少なくとも一部が被覆され、基材とコーティングとを具えた切削工具が提供される。コーティングは、相互に接合した可塑性微小層と硬質層との交互に重なる層を有し、2つの硬質層の間に位置する可塑性微小層を具えた3つの層の少なくとも1つの連続体がある。
可塑性微小層の少なくとも70原子%が金属元素である。この可塑性微小層がTi x Ag y ,Ti u Al v Cu t およびCr u Al v Cu t (ただしx+y=1かつx≦0.9かつu+v+t=1かつt≧0.02)からなるグループから選択される合金層か、Fe,Co,Ni,Cu,Hf,Ag,AuおよびRuからなるグループから選択される1つ以上の金属元素と、N,O,C,Bおよびこれらの組み合わせからなるグループから選択される非金属元素とを具えた亜化学量論的セラミック層の何れかである。可塑性微小層の厚さは10nmから0nmまでである。
硬質層は、(Me a 1-a )と(N w x y z )とで構成され、MeはTi,Al,CrおよびZrからなるグループから選択される1つ以上の金属であり、XはSi,Ta,V,YおよびNbからなるグループから選択される1つ以上の元素であり、0.75<a≦1.0 かつw+x+y+z=1である。この硬質層の厚さは0.5μmからμmまでである
いくつかの実施形態において、可塑性微小層は、Fe,Co,Ni,Cu,Hf,Ag,AuおよびRuからなるグループから選択される1つ以上の金属を0.5原子%から99.5原子%まで具えた純金属層であり、残りがAl,Yおよび耐熱金属からなるグループから選択される1つ以上の金属を具えている。
本発明の別な形態において、基材とコーティングとを具えた被覆切削工具を作成する方法が提供される。この方法は
a)基材を覆う少なくとも1層の硬質層を堆積させるステップであって、この少なくとも1層の硬質層が(Me a 1-a )と(N w x y z )とで構成され、MeがTi,Al,CrおよびZrからなるグループから選択される1つ以上の金属であり、XがSi,Ta,V,Y,Nbからなるグループから選択される1つ以上の元素であり、0.75<a≦1.0かつw+x+y+z=1であるステップと、
b)少なくとも1層の可塑性微小層を少なくとも1層の硬質層に堆積させるステップであって、この少なくとも1層の可塑性微小層が少なくとも70原子%の金属元素を具え、かつ可塑性微小層がTi x Ag y ,Ti u Al v Cu t およびCr u Al v Cu t (ただしx+y=1かつx≦0.9かつu+v+t=1かつt≧0.02)からなるグループから選択される合金層か、Fe,Co,Ni,Cu,Hf,Ag,AuおよびRuからなるグループから選択される少なくともつの金属元素と、N,O,C,Bおよびその組み合わせからなるグループから選択される非金属元素とを具えた亜化学量論的セラミック層との何れかであるステップと、
c)少なくとも1層の他の硬質層を可塑性微小層に堆積させステップとを具えている。
典型的には、硬質層のそれぞれの厚さは0.5μmからμmまでであり、可塑性微小層の厚さは10nmから0nmまでである。
図1に関し、本発明は基材110とコーティング200とを含む切削工具100に関し、基材の少なくとも一部が相互に接合される可塑性微小層130a,130bと硬質層120,140aとを交互に重ねた層を持つコーティングで覆われている。このコーティングは、3つの層、すわなち金属質可塑性微小層130aが2つの硬質層120,140aの間に位置する少なくとも1つの連続体180を有する。この「連続体」という用語は、上述した意味でこの明細書全体を通して用いられよう。金属質可塑性微小層の少なくとも70原子%は1つ以上の金属元素である。この金属元素は任意の金属であってよく、好ましくはAl,Fe,Co,Ni,Cu,Hf,Ag,Au,Ru,耐熱金属またはこれらの混合物である。可塑性微小層の少なくとも0.5原子%がFe,Co,Ni,Cu,Hf,Ag,AuおよびRuからなるグループの1つ以上の金属から選択される。Fe,Cr,NiまたはHfを含む合金の金属質微小層は耐酸化性を改善する。Niを含む合金は接合性を改善するのに対し、Hfを含む合金は耐熱性を改善する。Cu,AgおよびAuを含む合金は、可塑性層の延性および濡れ性を増大させて硬質層に対するその接合力を改善する。
硬質層は、切削工具に適当な窒化物,酸化物,ホウ化物,炭化物またはこれらの組み合わせの如き任意の組成を有することができる。この硬質層は、構造および組成に関して相互に同じか、または異なることが可能である。随意的に、硬質層を(Mea1-a)(Nwxyz)で構成することができ、ここでMeはTi,Al,CrおよびZrから選択される1つ以上の金属であり、XはSi,Ta,V,YおよびNbから選択される1つ以上の元素である(0.75<a≦1.0 かつw+x+y+z=1)。例として、この硬質層は(Al,Ti)N,TiN,(Al,Cr)N,CrN,ZrN,Ti(B,N),TiB2または(Zr,Al)Nの何れか1つであってよい。
本発明による硬質層は、任意のコーティング構造を有することができる。このコーティングの任意の連続体の硬質層は、構造および組成に関して相互に同様であってよく、または相違することができる。異なる連続体の硬質層が構造および組成に関して相互に相違していてもよい。
覆切削工具は、むくの一体型切削工具か、インサートホルダーとこれに固定される切削インサートとからなる切削工具か、インサートホルダーか、あるいは切削インサートであってよい
切削工具の基材は、超硬合金と、サーメットと、高速度鋼と、酸化物,炭化物,窒化物またはホウ化物セラミックと、超研磨材(PcBNまたはPCD)と、炭素鋼と、低合金鋼と、オーステナイト系,フェライト系またはマルテンサイト系ステンレス鋼と、熱間加工工具鋼と、冷間加工工具鋼と、51000鋼と、ニッケル・コバルト超合金とから作ることができる。
本発明の別な実施形態において、可塑性微小層が純金属微小層であり、その金属の少なくとも0.5原子%がFe,Co,Ni,Cu,Hf,Ag,AuおよびRuおよびこれらの混合物から選択される。
本発明の別な実施形態において、可塑性微小層は、Fe,Co,Ni,Cu,Hf,Ag,Au,Ruから選択される1つ以上の金属を少なくとも0.5原子%具え、残りがAl,Yおよび耐熱金属から選択される1つ以上の金属を具えた純金属微小層である。
本発明の別な実施形態において、可塑性微小層が亜化学量論的セラミックであり、その非金属元素の1つ以上がN,O,CまたはBであり、その金属はFe,Co,Ni,Cu,Hf,Ag,Au,Ruおよびこれらの混合物からなるグループから選択される。随意的に、可塑性微小層は窒化物である。この亜化学量論的セラミック中の金属元素の量は、亜化学量論的セラミックの少なくとも70原子%、好ましくは80原子%、より好ましくは少なくとも90原子%である。
本発明の別な実施形態において、可塑性微小層が亜化学量論的セラミックであり、その非金属元素の1つ以上がN,O,CまたはBであって、その金属の少なくとも0.5原子%がFe,Co,Ni,Cu,Hf,Ag,Au,Ruおよびこれらの混合物からなるグループから選択される。随意的に、可塑性微小層は窒化物である。この亜化学量論的セラミック中の金属元素の量は、亜化学量論的セラミックの少なくとも70原子%、好ましくは80原子%、より好ましくは少なくとも90原子%である。
本発明の別な実施形態において、可塑性微小層は本質的にCu,TiおよびAlからなる合金であって、Cuが少なくとも2原子%である。
本発明のまた別な実施形態において、可塑性微小層は本質的にCu,AlおよびCrからなる合金であって、Cuが少なくとも2原子%である。
本発明はまた、上のすべての実施形態にて記述した被覆切削工具を製造する方法にも関する。この方法は、
a)基材を覆う少なくとも1層の硬質層を堆積させるステップと、
b)可塑性微小層を少なくとも1層の前記硬質層に堆積させるステップと、
c)少なくとも1層の他の硬質層を前記可塑性微小層に堆積させるステップと
を具える。
第1の補助層は、基材と第1の硬質層との間の接合層として機能する。第2の補助層は、コーティングの最も外側の表面層として機能する。補助層は、存在するすべての場合において、その少なくとも60原子%がHf,Al,Y,Fe,Co,Ni,Cu,Si,Ag,Au,Ruおよび耐熱金属からなるグループから選択される1つ以上の元素である。この補助層の厚さは、2nmから100nmまでである。
切削工具をコーティングする場合に一般的に用いられる任意のPVD法を本発明の方法にて用いることができる。好ましくは、陰極アーク蒸着またはマグネトロンスパッターリングが用いられるけれども、HIPIMS(高出力衝撃マグネトロンスパッターリング)の如き新参技術もまた利用することができる。本発明によるコーティングが「PVDコーティング」として呼称されるとしても、このコーティングはまた、例えば従来のCVDコーティングよりもPVDコーティングのそれにより近い特性を持ったコーティングを作り出すPECVD法(プラズマ促進化学気相蒸着)にて堆積させることも可能である。

Claims (14)

  1. 少なくとも部分的に被覆され、基材とコーティングとを具えた切削工具であって、
    前記コーティングは、相互に接合する硬質層と可塑性微小層とが交互に重なる層を具え、2つの硬質層の間に位置する可塑性微小層を具えた3つの層の少なくとも1つの連続体があり、
    前記可塑性微小層は少なくとも70原子%の金属元素を具え、この可塑性微小層は、
    i.TixAgy,TiuAlvCutおよびCruAlvCut(ただしx+y=1かつx≦0.9かつu+v+t=1かつt≧0.02)からなるグループから選択される合金層か、
    ii.Fe,Co,Ni,Cu,Hf,Ag,AuおよびRuからなるグループから選択される少なくとも1つの金属元素と、N,O,C,Bおよびこれらの組み合わせからなるグループから選択される非金属元素とを具えた亜化学量論的セラミック層
    の何れかであり、
    前記硬質層が(Me a 1-a )と(N w x y z )とで構成され
    MeはTi,Al,CrおよびZrからなるグループから選択される1つ以上の金属であり、
    XはSi,Ta,V,YおよびNbからなるグループから選択される1つ以上の元素であり、
    0.75<a≦1.0 かつ
    w+x+y+z=1であり、
    前記硬質層の厚さが0.5μmからμmまでであり、
    前記可塑性微小層の厚さが10nmから0nmまでであることを特徴とする被覆工具
  2. 前記コーティングは、このような連続体を3つから30まで具えたことを特徴とする請求項1に記載の被覆工具
  3. 相互に異なる組成を持つ少なくとも2つの可塑性微小層を具えたことを特徴とする請求項2に記載の被覆工具
  4. 前記コーティングは、前記基材に隣接し、かつ前記基材と前記硬質層との間の接合層として機能する補助層をさらに具え、
    この補助層は、Hf,Al,Y,Fe,Co,Ni,Cu,Si,Ag,Au,Ru,耐熱金属およびこれらの混合物からなるグループから選択される元素を少なくとも60%具え、
    当該補助層の厚さが2nmから100nmまでであることを特徴とする請求項1に記載の被覆工具
  5. 前記コーティングは、最も外側の硬質層に隣接し、かつこのコーティングの最も外側の表面層として機能する補助層をさらに具え、
    この補助層は、Hf,Al,Y,Fe,Co,Ni,Cu,Si,Ag,Au,Ru,耐熱金属およびこれらの混合物からなるグループから選択される元素を少なくとも60%具え、
    当該補助層の厚さが2nmから100nmまでであることを特徴とする請求項1に記載の被覆工具
  6. 前記コーティングは、
    前記基材に隣接し、かつ前記基材と前記硬質層との間の接合層として機能する第1の補助層と、
    最も外側の硬質層に隣接し、かつこのコーティングの最も外側の表面層として機能する第2の補助層と
    をさらに具え、
    これら第1および第2の補助層は、Hf,Al,Y,Fe,Co,Ni,Cu,Si,Ag,Au,Ru,耐熱金属およびこれらの混合物からなるグループから選択される元素をそれぞれ少なくとも60%具え、
    当該補助層のそれぞれの厚さが2nmから100nmまでであることを特徴とする請求項1に記載の被覆工具
  7. 前記コーティングの厚さが0.5μmから20μmまでであることを特徴とする請求項1に記載の被覆工具
  8. 基材とコーティングとを具えた被覆切削工具を製造する方法であって、
    a)前記基材を覆う少なくとも1層の硬質層を堆積させるステップであって、前記少なくとも1層の硬質層が(Me a 1-a )と(N w x y z )とで構成され、
    MeがTi,Al,CrおよびZrからなるグループから選択される1つ以上の金属であり、
    XがSi,Ta,V,Y,Nbからなるグループから選択される1つ以上の元素であり、
    0.75<a≦1.0 かつ
    w+x+y+z=1
    であるステップと、
    b)少なくとも1層の可塑性微小層を前記少なくとも1層の硬質層に堆積させるステップであって、この少なくとも1層の可塑性微小層が少なくとも70原子%の金属元素を具え、かつ当該可塑性微小層が
    .TixAgy,TiuAlvCutおよびCruAlvCut(ただしx+y=1かつx≦0.9かつu+v+t=1かつt≧0.02)からなるグループから選択される合金層か
    ii.Fe,Co,Ni,Cu,Hf,Ag,AuおよびRuからなるグループから選択される少なくとも1つの金属元素と、N,O,C,Bおよびこれらの組み合わせからなるグループから選択される非金属元素とを具えた亜化学量論的セラミック
    何れかであるステップと、
    c)少なくとも1層の他の硬質層を前記可塑性微小層に堆積させるステップと
    を具え、前記硬質層のそれぞれの厚さが0.5μmからμmまでであり、
    前記少なくとも1層の可塑性微小層の厚さが10nmから0nmまでであることを特徴とする方法。
  9. 前記コーティングをPVD法にて堆積させることを特徴とする請求項に記載の方法。
  10. ステップb)およびステップc)が交互に3回から30回の間行われることを特徴とする請求項に記載の方法。
  11. ステップb)を実行する前に前記基材に補助層を堆積させるステップをさらに具え、
    この補助層がHf,Al,Y,Fe,Co,Ni,Cu,Si,Ag,Au,Ru,耐熱金属およびこれらの混合物からなるグループから選択される元素を少なくとも60%具え、
    当該補助層の厚さが2nmから100nmまでであることを特徴とする請求項に記載の方法。
  12. 最も外側の硬質層に補助層を堆積させ、それによってこの補助層をコーティングの表面層として機能させるステップをさらに具え、
    当該補助層はHf,Al,Y,Fe,Co,Ni,Cu,Si,Ag,Au,Ru,耐熱金属およびこれらの混合物からなるグループから選択される元素を少なくとも60%具え、
    該補助層の厚さが2nmから100nmまでであることを特徴とする請求項に記載の方法。
  13. ステップb)を実行する前に前記基材に第1の補助層を堆積させるステップと、
    最外硬質層に第2の補助層を堆積させ、それによってこの第2の補助層をコーティングの最外層として機能させるステップと
    をさらに具え、これら第1および第2の補助層がHf,Al,Y,Fe,Co,Ni,Cu,Si,Ag,Au,Ru,耐熱金属およびこれらの混合物からなるグループから選択される元素をそれぞれ少なくとも60%具え、
    これら補助層の厚さがそれぞれ2nmから100nmまでであることを特徴とする請求項に記載の方法。
  14. ステップb)およびステップc)が物理的気相蒸着を用いて同じコーティングチャンバー内で交互に3回から30回の間行われることを特徴とする請求項に記載の方法。
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