JPS62214166A - 表面被覆硬質合金製切削工具 - Google Patents
表面被覆硬質合金製切削工具Info
- Publication number
- JPS62214166A JPS62214166A JP5582986A JP5582986A JPS62214166A JP S62214166 A JPS62214166 A JP S62214166A JP 5582986 A JP5582986 A JP 5582986A JP 5582986 A JP5582986 A JP 5582986A JP S62214166 A JPS62214166 A JP S62214166A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- layers
- hard
- hard alloy
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 17
- 239000000956 alloy Substances 0.000 title claims abstract description 17
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims abstract description 97
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 claims abstract description 33
- 229910001029 Hf alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 150000004767 nitrides Chemical class 0.000 claims abstract description 5
- 229910000997 High-speed steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 4
- 239000011195 cermet Substances 0.000 claims abstract description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 22
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 22
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 13
- 150000001247 metal acetylides Chemical class 0.000 claims description 3
- 150000004649 carbonic acid derivatives Chemical class 0.000 claims description 2
- -1 carbonitrides Chemical class 0.000 claims description 2
- TWNQGVIAIRXVLR-UHFFFAOYSA-N oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Al]O[Al]=O TWNQGVIAIRXVLR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- MTPVUVINMAGMJL-UHFFFAOYSA-N trimethyl(1,1,2,2,2-pentafluoroethyl)silane Chemical compound C[Si](C)(C)C(F)(F)C(F)(F)F MTPVUVINMAGMJL-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- UONOETXJSWQNOL-UHFFFAOYSA-N tungsten carbide Chemical compound [W+]#[C-] UONOETXJSWQNOL-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- 229910052593 corundum Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 229910052735 hafnium Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 229910001845 yogo sapphire Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 abstract description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 abstract description 2
- BVKZGUZCCUSVTD-UHFFFAOYSA-L Carbonate Chemical compound [O-]C([O-])=O BVKZGUZCCUSVTD-UHFFFAOYSA-L 0.000 abstract 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 abstract 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 238000005240 physical vapour deposition Methods 0.000 description 3
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- PIZYHTQSHRQOBI-UHFFFAOYSA-N [C].O=[N] Chemical compound [C].O=[N] PIZYHTQSHRQOBI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003610 charcoal Substances 0.000 description 1
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 1
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、被覆層自体に靭性があり、かつ被覆層の基
体に対する付着強度が高く、したがって被覆層にチッピ
ングや剥離の発生がなく、長期に亘ってすぐれた耐摩耗
性を示す表面被覆硬質合金製切削工具に関するものであ
る。
体に対する付着強度が高く、したがって被覆層にチッピ
ングや剥離の発生がなく、長期に亘ってすぐれた耐摩耗
性を示す表面被覆硬質合金製切削工具に関するものであ
る。
従来、基体が炭化タングステン（以下ＷＣで示す）基超
硬合金、炭化チタン（以下Ｔ１Ｃで示す）基サーメット
、および高速度鋼のうちのいずれかの硬質合金で構成さ
れ、一方この基体の表面に形成される硬質被覆層が周期
律表の４ ａ 、 ５ ａ、および６ａ族金属の炭化物
、同４ａおよび５ａ族金属の窒化物、同４ａ族金属の酸
化物、並びにこれらの２種以上の固溶体、さらに酸化ア
ルミニウム（以下ＡＪ、０３で示す）からなる群（以下
これらを総称して金属の炭・璧・酸化物という）のうち
の１種の単層または２種以上の複層で構成された表面被
覆硬質合金製切削工具が広く実用に供されている。
硬合金、炭化チタン（以下Ｔ１Ｃで示す）基サーメット
、および高速度鋼のうちのいずれかの硬質合金で構成さ
れ、一方この基体の表面に形成される硬質被覆層が周期
律表の４ ａ 、 ５ ａ、および６ａ族金属の炭化物
、同４ａおよび５ａ族金属の窒化物、同４ａ族金属の酸
化物、並びにこれらの２種以上の固溶体、さらに酸化ア
ルミニウム（以下ＡＪ、０３で示す）からなる群（以下
これらを総称して金属の炭・璧・酸化物という）のうち
の１種の単層または２種以上の複層で構成された表面被
覆硬質合金製切削工具が広く実用に供されている。
しかし、上記の従来表面被覆硬質合金製切削工具におい
ては、硬質被覆層の靭性および基体に対する付着強度が
十分でないために、例えばこれを高速切削や、高送りお
よび高切込み切削などの重切削に用いた場合に、硬質被
覆層にチッピングや剥離が発生し易く、比較的短時間で
使用寿命に至るという問題点がある。
ては、硬質被覆層の靭性および基体に対する付着強度が
十分でないために、例えばこれを高速切削や、高送りお
よび高切込み切削などの重切削に用いた場合に、硬質被
覆層にチッピングや剥離が発生し易く、比較的短時間で
使用寿命に至るという問題点がある。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、上記の
表面被覆硬質合金製切削工具において、硬質被覆層自体
に靭性を付与すると共に、硬質被覆層の基体に対する付
着強度を向上せしめるべく研究を行なった結果、上記の
金属の炭・窒・酸化物で構成された硬質被覆層において
、これをＨｆ の炭化物、窒化物、炭窒化物、炭酸化物
、および炭窒酸化物（以下、それぞれＨｆＣ、ＨｆＮ
、 ＨｆＣＮ 、 ＨｆＣ０゜およびＨｆＣＮ０ で
示し、これらを総称してＨｆの炭・窒・酸化物という）
、並びにＡ７２０３に特定限定すると共に、この特定し
た硬質層と、Ｈｆ またはＨｆ 合金から々る金属層
とを、前記硬質層を上側層とし、一方前記金属層を下側
層とした状態で４層以上交互に積層すると、この結果の
被覆層においては、必然的に基体表面と第２層の前記硬
質層との間に第１層として前記金属層が介在するように
なることから、被覆層の基体に対する付着強度が著しく
向上するようになり、さらに前記のように被覆層が４゛
層以上の交互積層構造、すなわち靭性に寄与する２層以
上の金属層と耐摩耗性に寄与する２層以上の硬質層との
交互積層構造によって構成されることから、被覆層はす
ぐれた靭性と耐摩耗性を具備するようになり、この結果
実用に際して被覆層にチッピングや剥離が発生するのが
皆無とな多、著しく長期に亘ってすぐれた切削性能を発
揮するという知見を得たのである。
表面被覆硬質合金製切削工具において、硬質被覆層自体
に靭性を付与すると共に、硬質被覆層の基体に対する付
着強度を向上せしめるべく研究を行なった結果、上記の
金属の炭・窒・酸化物で構成された硬質被覆層において
、これをＨｆ の炭化物、窒化物、炭窒化物、炭酸化物
、および炭窒酸化物（以下、それぞれＨｆＣ、ＨｆＮ
、 ＨｆＣＮ 、 ＨｆＣ０゜およびＨｆＣＮ０ で
示し、これらを総称してＨｆの炭・窒・酸化物という）
、並びにＡ７２０３に特定限定すると共に、この特定し
た硬質層と、Ｈｆ またはＨｆ 合金から々る金属層
とを、前記硬質層を上側層とし、一方前記金属層を下側
層とした状態で４層以上交互に積層すると、この結果の
被覆層においては、必然的に基体表面と第２層の前記硬
質層との間に第１層として前記金属層が介在するように
なることから、被覆層の基体に対する付着強度が著しく
向上するようになり、さらに前記のように被覆層が４゛
層以上の交互積層構造、すなわち靭性に寄与する２層以
上の金属層と耐摩耗性に寄与する２層以上の硬質層との
交互積層構造によって構成されることから、被覆層はす
ぐれた靭性と耐摩耗性を具備するようになり、この結果
実用に際して被覆層にチッピングや剥離が発生するのが
皆無とな多、著しく長期に亘ってすぐれた切削性能を発
揮するという知見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされ丸ものであっ
て、ＷＣＣ超超硬合金ＴｉＣ基サーメット、および高速
度鋼のうちのいずれかで構成された硬質合金の表面に、
平均層厚：０．１〜１μｍ を有するＨｆまたはＨｆ合
金からなる下側層としての金属 ３一 層と、平均層厚：０．２〜４μｍを有するＨｆの炭・窒
・酸化物およびＡｌ２Ｏ３のうちのいずれか１種からな
る上側層としての硬質層との４層以上の交互積層構造を
有する被覆層を０．６〜１５μｍ の平均層厚で形成し
てなる光面被覆硬質合金製切削工具に特徴を有するもの
である。
て、ＷＣＣ超超硬合金ＴｉＣ基サーメット、および高速
度鋼のうちのいずれかで構成された硬質合金の表面に、
平均層厚：０．１〜１μｍ を有するＨｆまたはＨｆ合
金からなる下側層としての金属 ３一 層と、平均層厚：０．２〜４μｍを有するＨｆの炭・窒
・酸化物およびＡｌ２Ｏ３のうちのいずれか１種からな
る上側層としての硬質層との４層以上の交互積層構造を
有する被覆層を０．６〜１５μｍ の平均層厚で形成し
てなる光面被覆硬質合金製切削工具に特徴を有するもの
である。
なお、この発明の切削工具において、１層当りの金属層
の平均層厚を０．１〜１μｍ に限定したのは、その平
均層厚が０．１μｍ 未満では、硬質層形成時に、前記
金珈層が前記硬質層と同じＨｆの炭拳ｆｆ１−酸化物に
変化してしまい、冥質的に金属層が存在しないようにな
って、所望のすぐれた基体付着強度および被覆層靭性向
上効果を確保することができず、一方その平均層厚が１
μｍ 、ｆ越えると、被覆層全体の耐摩耗性が低下す
るようになるという理由にもとすくものであシ、また同
じく１層当シの硬質層の平均層厚を帆２〜４μｍ と定
めた“のけ、その平均層厚が０．２μｍ 未満では所望
の耐摩耗性を確保することができず、一方その平均層厚
が４μｍ を越えると、柱状組織ができやすくなつてチ
ッピングが発生しゃすくなるという理由によるものであ
り、さらに被覆層に関し、所望の靭性と耐摩耗性を確保
する丸めには、前記金属層と硬質層の交互４層以上の積
層構造とする必要があるばかりでなく、その平均層厚も
０．６μｍ 以上とする必要があるが、１５μｍ を越
えた平均層厚にすると、耐欠損性に劣化傾向が現われる
ようになることから、被覆層全体の平均層厚を０．６〜
１５μｍとするのが望ましい。
の平均層厚を０．１〜１μｍ に限定したのは、その平
均層厚が０．１μｍ 未満では、硬質層形成時に、前記
金珈層が前記硬質層と同じＨｆの炭拳ｆｆ１−酸化物に
変化してしまい、冥質的に金属層が存在しないようにな
って、所望のすぐれた基体付着強度および被覆層靭性向
上効果を確保することができず、一方その平均層厚が１
μｍ 、ｆ越えると、被覆層全体の耐摩耗性が低下す
るようになるという理由にもとすくものであシ、また同
じく１層当シの硬質層の平均層厚を帆２〜４μｍ と定
めた“のけ、その平均層厚が０．２μｍ 未満では所望
の耐摩耗性を確保することができず、一方その平均層厚
が４μｍ を越えると、柱状組織ができやすくなつてチ
ッピングが発生しゃすくなるという理由によるものであ
り、さらに被覆層に関し、所望の靭性と耐摩耗性を確保
する丸めには、前記金属層と硬質層の交互４層以上の積
層構造とする必要があるばかりでなく、その平均層厚も
０．６μｍ 以上とする必要があるが、１５μｍ を越
えた平均層厚にすると、耐欠損性に劣化傾向が現われる
ようになることから、被覆層全体の平均層厚を０．６〜
１５μｍとするのが望ましい。
つぎに、この発明の切削工具を実施例により具体的に説
明する。
明する。
実施例１
基体として、８ＮＰ４３２の形状を有するＪＩＳ規格ｐ
３０のＷＣＣ超超硬合金用意し、この基体の表面に、市
販の物理蒸着装置および化学蒸着装置を用い、それぞれ
編１表に示される平均層厚のＨｆ金属層と硬質層の交互
積層からなる被覆層を形成することによって本発明光面
被覆硬質合金製切削工具（以下本発明被覆切削工具とい
う）１〜１５および比較表面被覆硬質合金製切削工具（
以下比較被覆切削工具という）１〜７をそれぞれ製造し
た。
３０のＷＣＣ超超硬合金用意し、この基体の表面に、市
販の物理蒸着装置および化学蒸着装置を用い、それぞれ
編１表に示される平均層厚のＨｆ金属層と硬質層の交互
積層からなる被覆層を形成することによって本発明光面
被覆硬質合金製切削工具（以下本発明被覆切削工具とい
う）１〜１５および比較表面被覆硬質合金製切削工具（
以下比較被覆切削工具という）１〜７をそれぞれ製造し
た。
力お、比較被覆切削工具１〜７は、いずれも金属層およ
び硬質層からなる被覆層に関して、平均層厚および積層
数のうちの少くともいずれか（第１表に※印を付したも
の）が、この発明の範囲から外れたものである。
び硬質層からなる被覆層に関して、平均層厚および積層
数のうちの少くともいずれか（第１表に※印を付したも
の）が、この発明の範囲から外れたものである。
ついで、との結呆得られた本発明被覆切削工具１〜１５
および比較被覆切削工具１〜７について、被削材： Ｓ
Ｎ０Ｍ４３９（硬さ：ＨＢ２６０）の丸棒、切削速度：
１３５ＦＦ！／簾、 送 り： ０．３６ ｍｌ ｒｅｖ。
および比較被覆切削工具１〜７について、被削材： Ｓ
Ｎ０Ｍ４３９（硬さ：ＨＢ２６０）の丸棒、切削速度：
１３５ＦＦ！／簾、 送 り： ０．３６ ｍｌ ｒｅｖ。
切込み：２ｍ＋。
切削時間：１５ｍ。
の条件での鋼の連続切削試験、並びに、被削材： ＳＮ
０Ｍ４３９ （硬さ： ＨＢ ３００ ）の角材、切削
速度：１１０ｍ／ｓＩｌ！。
０Ｍ４３９ （硬さ： ＨＢ ３００ ）の角材、切削
速度：１１０ｍ／ｓＩｌ！。
送Ｆ） ： Ｑ、３１１１１＋＋／ｒｅｖ 。
切込み：３１１１゜
切削時間：２ｉ。
の条件での鋼の断続切削試験を行ない、上記の連続切削
試験では切刃の逃げ面摩耗幅とすくい面摩耗深さを測定
し、また上記の断続切削試験では１０個の試験切刃のう
ちの欠損発生切刃数を測定した。
試験では切刃の逃げ面摩耗幅とすくい面摩耗深さを測定
し、また上記の断続切削試験では１０個の試験切刃のう
ちの欠損発生切刃数を測定した。
これらの測定結果を第２表に示した。
実施例２
基体として、’５ＮＰ４３２の形状を有し、かつ重量係
で、５６係Ｔｉｃ −１５％ＴｉＮ−１２係Ｍｏ２Ｃ−
１７％Ｎｉ の組成を有するＴＩＣＩＣ−メットを用
意し、この基体の表面に、同じく市販の物理蒸着装置を
用い、第１ｒ＠とじて平均層厚二０．２μｍのＨｆ 金
属層、第２層として同０．７μｍのＨｆＣ硬質層、第３
層として同０．２μｍのＨｆ金属屓、第４Ｗ４として同
０．７１１ｍのＨｆＣＮ層、第５ＮＩＩとして同０．２
μｍのＨｆ金属屓、および第６層として同帆４μｍのＨ
ｆＮからなる６ｒ＠積層の被覆層（全平均層厚＝２．４
μｍ）を形成することによって本発明被覆切削工具１６
を製造した。
で、５６係Ｔｉｃ −１５％ＴｉＮ−１２係Ｍｏ２Ｃ−
１７％Ｎｉ の組成を有するＴＩＣＩＣ−メットを用
意し、この基体の表面に、同じく市販の物理蒸着装置を
用い、第１ｒ＠とじて平均層厚二０．２μｍのＨｆ 金
属層、第２層として同０．７μｍのＨｆＣ硬質層、第３
層として同０．２μｍのＨｆ金属屓、第４Ｗ４として同
０．７１１ｍのＨｆＣＮ層、第５ＮＩＩとして同０．２
μｍのＨｆ金属屓、および第６層として同帆４μｍのＨ
ｆＮからなる６ｒ＠積層の被覆層（全平均層厚＝２．４
μｍ）を形成することによって本発明被覆切削工具１６
を製造した。
また、比較の目的で、平均層厚が２．５μｍのＴｉＮ層
だけからなる硬質被覆層を形成する以外は同一の条件で
比較被覆切削工具８を製造した。
だけからなる硬質被覆層を形成する以外は同一の条件で
比較被覆切削工具８を製造した。
この結果得られた本発明被覆切削工具１６および比較被
覆切削工具８について、 被削材： ＳＮ０Ｍ４３９ （硬さ：ＨＢ２６０）の丸
棒、切削速度：１９０ｍ／ｍ、 送 リ ：０．３６鶴／ ｒｅＶ 。
覆切削工具８について、 被削材： ＳＮ０Ｍ４３９ （硬さ：ＨＢ２６０）の丸
棒、切削速度：１９０ｍ／ｍ、 送 リ ：０．３６鶴／ ｒｅＶ 。
切込み＝２腸、
切削時間＝１５−１
の条件での鋼の連続切削試験、並びに、被削材： ＳＮ
０Ｍ４３９（硬さ：ＨＢ３００）の角材、切削速度：１
５０ｍ／１１ｍ、 送 ”） ： ０．１９ｓｓ７ ｒｅｖ 。
０Ｍ４３９（硬さ：ＨＢ３００）の角材、切削速度：１
５０ｍ／１１ｍ、 送 ”） ： ０．１９ｓｓ７ ｒｅｖ 。
切込み＝３鶴。
切削時間＝２−１
の条件での鋼の断続切削試験を行ない、実施例１におけ
ると同様に切刃の逃げ面摩耗幅およびすくい面摩耗深さ
、並びに試験切刃数のうちの欠損切刃数を測定した。こ
れらの測定結果を第２表に示した。
ると同様に切刃の逃げ面摩耗幅およびすくい面摩耗深さ
、並びに試験切刃数のうちの欠損切刃数を測定した。こ
れらの測定結果を第２表に示した。
１０一
実施例３
基体として、直径：８１１１の２枚方エンドミルの形状
を有し、かつＪＩＳ＠５ＫＨ５５の高速度鋼を用意し、
この基体の表面に、同じく市販の物理蒸着装置を用い、
８ｇ１．３層をいずれも平均層厚：０．２μｍを有し、
かつ）Ｊｆ−１０チｚｒの組成を有するＨｆ合金金属層
で構成し、第２層を同０．８μｍのＨｆ ＣＮ硬質層、
第４層を同１．２μｍＨｆＮ 硬質層で構成した４ｒ＃
ｉ積層の被覆層（全平均層厚＝２．４μｍ）を形成する
ことによｐ本発明被覆切削工具１７を製造した。
を有し、かつＪＩＳ＠５ＫＨ５５の高速度鋼を用意し、
この基体の表面に、同じく市販の物理蒸着装置を用い、
８ｇ１．３層をいずれも平均層厚：０．２μｍを有し、
かつ）Ｊｆ−１０チｚｒの組成を有するＨｆ合金金属層
で構成し、第２層を同０．８μｍのＨｆ ＣＮ硬質層、
第４層を同１．２μｍＨｆＮ 硬質層で構成した４ｒ＃
ｉ積層の被覆層（全平均層厚＝２．４μｍ）を形成する
ことによｐ本発明被覆切削工具１７を製造した。
また、比較の目的で、平均層厚が２．５μｍのＴｉＮ層
だけからなる硬質被覆層を形成する以外は同一の条件で
比較被覆切削工具９を製造した。
だけからなる硬質被覆層を形成する以外は同一の条件で
比較被覆切削工具９を製造した。
ついで、この結果の本発明被覆切削工具 および比較被
板切削工具 について、 被削材：５ＫＤ６１（硬さ：ＨＲＣ４０）、切削速度：
４０ｍ１ｍ、 送 り ： ０．０１５６／ｒｅｖ。
板切削工具 について、 被削材：５ＫＤ６１（硬さ：ＨＲＣ４０）、切削速度：
４０ｍ１ｍ、 送 り ： ０．０１５６／ｒｅｖ。
切込み二５６゜
の条件（湿式）で切削試験を行ない、外周２番摩耗が帆
３１に至るまでの切削長を測定した。これらの測定結果
を第２表に示した。
３１に至るまでの切削長を測定した。これらの測定結果
を第２表に示した。
第２表に示される結果から、本発明被覆切削工具１〜１
７においては、いずれも被蟲屡の基体に対する付着強度
が高く、かつ被覆層はすぐれた靭 性をもつので、被
覆層に剥離やチッピングの発生がなく、しかも被覆層は
すぐれた耐過げ面摩耗性、耐すくい面摩耗性、および耐
欠損性を有するので、すぐれたｉｔ摩耗性を示すのに対
して、比較被覆切削工具１〜９は、いずれも満足な切削
性能を示さないことが明らかである。
７においては、いずれも被蟲屡の基体に対する付着強度
が高く、かつ被覆層はすぐれた靭 性をもつので、被
覆層に剥離やチッピングの発生がなく、しかも被覆層は
すぐれた耐過げ面摩耗性、耐すくい面摩耗性、および耐
欠損性を有するので、すぐれたｉｔ摩耗性を示すのに対
して、比較被覆切削工具１〜９は、いずれも満足な切削
性能を示さないことが明らかである。
上述のように、この発明の表面被覆硬質合金製切削工具
は、被覆層の基体に対する付着強度並びに靭性が著しく
高く、かつ被覆層がすぐれた耐過は面摩耗性、耐すくい
面摩耗性、および耐欠損性を有するので、被覆層に剥離
やチッピングの発生なく、すぐれた耐摩耗性を長期に亘
っで発揮するなど工業上有用な特性を有するのである。
は、被覆層の基体に対する付着強度並びに靭性が著しく
高く、かつ被覆層がすぐれた耐過は面摩耗性、耐すくい
面摩耗性、および耐欠損性を有するので、被覆層に剥離
やチッピングの発生なく、すぐれた耐摩耗性を長期に亘
っで発揮するなど工業上有用な特性を有するのである。
Claims (1)
- 炭化タングステン基超硬合金、炭化チタン基サーメット
、および高速度鋼のうちのいずれかで構成された硬質合
金基体の表面に、平均層厚：０．１〜１μｍを有するＨ
ｆまたはＨｆ合金からなる下側層としての金属層と、平
均層厚：０．２〜４μｍを有するＨｆの炭化物、窒化物
、炭窒化物、炭酸化物、および炭窒酸化物、並びに酸化
アルミニウムのうちのいずれか１種からなる上側層とし
ての硬質層との４層以上の交互積層構造を有する被覆層
を０．６〜１５μｍの平均層厚で形成してなる表面被覆
硬質合金製切削工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5582986A JPS62214166A (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 | 表面被覆硬質合金製切削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5582986A JPS62214166A (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 | 表面被覆硬質合金製切削工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62214166A true JPS62214166A (ja) | 1987-09-19 |
Family
ID=13009854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5582986A Pending JPS62214166A (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 | 表面被覆硬質合金製切削工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62214166A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5232318A (en) * | 1990-09-17 | 1993-08-03 | Kennametal Inc. | Coated cutting tools |
| US5250367A (en) * | 1990-09-17 | 1993-10-05 | Kennametal Inc. | Binder enriched CVD and PVD coated cutting tool |
| US5325747A (en) * | 1990-09-17 | 1994-07-05 | Kennametal Inc. | Method of machining using coated cutting tools |
| US5364209A (en) * | 1990-09-17 | 1994-11-15 | Kennametal Inc. | CVD and PVD coated cutting tools |
| JPH0711459A (ja) * | 1993-06-22 | 1995-01-13 | Hitachi Tool Eng Ltd | 被覆サーメット合金 |
| JP2013513027A (ja) * | 2009-12-06 | 2013-04-18 | イスカーリミテッド | 被覆物品および被覆物品を作るための方法 |
| CN108165988A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-06-15 | 东南大学 | 梯度涂层刀具及其制备方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54139891A (en) * | 1978-04-24 | 1979-10-30 | Nagaoka Kk | Specific work metal material and its manufacturing method |
| JPS57200557A (en) * | 1981-06-05 | 1982-12-08 | Mitsubishi Metal Corp | Surface-coated hard alloy member |
-
1986
- 1986-03-13 JP JP5582986A patent/JPS62214166A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54139891A (en) * | 1978-04-24 | 1979-10-30 | Nagaoka Kk | Specific work metal material and its manufacturing method |
| JPS57200557A (en) * | 1981-06-05 | 1982-12-08 | Mitsubishi Metal Corp | Surface-coated hard alloy member |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5232318A (en) * | 1990-09-17 | 1993-08-03 | Kennametal Inc. | Coated cutting tools |
| US5250367A (en) * | 1990-09-17 | 1993-10-05 | Kennametal Inc. | Binder enriched CVD and PVD coated cutting tool |
| US5325747A (en) * | 1990-09-17 | 1994-07-05 | Kennametal Inc. | Method of machining using coated cutting tools |
| US5364209A (en) * | 1990-09-17 | 1994-11-15 | Kennametal Inc. | CVD and PVD coated cutting tools |
| US5395680A (en) * | 1990-09-17 | 1995-03-07 | Kennametal Inc. | Coated cutting tools |
| JPH0711459A (ja) * | 1993-06-22 | 1995-01-13 | Hitachi Tool Eng Ltd | 被覆サーメット合金 |
| JP2013513027A (ja) * | 2009-12-06 | 2013-04-18 | イスカーリミテッド | 被覆物品および被覆物品を作るための方法 |
| CN108165988A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-06-15 | 东南大学 | 梯度涂层刀具及其制备方法 |
| CN108165988B (zh) * | 2018-01-26 | 2019-08-20 | 东南大学 | 梯度涂层刀具及其制备方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3343727B2 (ja) | 硬質皮膜被覆工具 | |
| JP3719731B2 (ja) | 被覆切削工具・被覆耐摩工具 | |
| US6858333B2 (en) | Tool with wear resistant low friction coating and method of making the same | |
| EP3041973A1 (en) | A coated cutting tool and a method for coating the cutting tool | |
| JP3109306B2 (ja) | 硬質被覆層の耐摩耗性が向上した表面被覆サーメット製切削工具 | |
| JPS62214166A (ja) | 表面被覆硬質合金製切削工具 | |
| US4781989A (en) | Surface-coated cutting member | |
| JPS6256564A (ja) | 耐摩耗性のすぐれた表面被覆硬質部材 | |
| JPH0230406A (ja) | 表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具 | |
| JP2590316B2 (ja) | 表面被覆超硬合金製切削工具 | |
| JP2001011632A (ja) | ジルコニウム含有膜被覆工具 | |
| JP2005212025A (ja) | 表面被覆工具 | |
| JP3712242B2 (ja) | 被覆切削工具・被覆耐摩耗工具 | |
| JP4129653B2 (ja) | 超硬質膜被覆工具部材 | |
| JPS586969A (ja) | 切削工具用表面被覆超硬合金部材 | |
| KR20230073856A (ko) | 내마모성과 인성이 우수한 경질피막을 포함하는 절삭공구 | |
| JP3712241B2 (ja) | 被覆切削工具・被覆耐摩耗工具 | |
| JP3414102B2 (ja) | 硬質層積層被覆切削工具 | |
| JP2556088B2 (ja) | 表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削チップ | |
| JP2540904B2 (ja) | 表面被覆硬質材料製切削工具 | |
| JP2000246511A (ja) | 硬質被覆層がすぐれた初期なじみ性を発揮する表面被覆超硬合金製スローアウエイ切削チップ | |
| JP2556116B2 (ja) | 耐摩耗性のすぐれた表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具 | |
| JPH0130910B2 (ja) | ||
| JP2571772B2 (ja) | 耐欠損性のすぐれた表面被覆切削工具 | |
| JPS6389202A (ja) | 安定した使用寿命を示す表面被覆硬質合金製切削工具 |