JP2013506093A - クランプカラー - Google Patents

クランプカラー Download PDF

Info

Publication number
JP2013506093A
JP2013506093A JP2012530307A JP2012530307A JP2013506093A JP 2013506093 A JP2013506093 A JP 2013506093A JP 2012530307 A JP2012530307 A JP 2012530307A JP 2012530307 A JP2012530307 A JP 2012530307A JP 2013506093 A JP2013506093 A JP 2013506093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
protrusion
front wall
shaped
clamp collar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012530307A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5618279B2 (ja
Inventor
シリアク フォークレ
アドリアン サシエ
クリストフ ラシュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caillau SAS
Original Assignee
Etablissements Caillau SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Etablissements Caillau SAS filed Critical Etablissements Caillau SAS
Publication of JP2013506093A publication Critical patent/JP2013506093A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5618279B2 publication Critical patent/JP5618279B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B2/00Friction-grip releasable fastenings
    • F16B2/02Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening
    • F16B2/06Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening external, i.e. with contracting action
    • F16B2/08Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening external, i.e. with contracting action using bands
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B2/00Friction-grip releasable fastenings
    • F16B2/20Clips, i.e. with gripping action effected solely by the inherent resistance to deformation of the material of the fastening
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/08Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
    • F16L3/12Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing comprising a member substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
    • F16L3/137Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing comprising a member substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing and consisting of a flexible band
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L33/00Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses
    • F16L33/02Hose-clips
    • F16L33/035Hose-clips fixed by means of teeth or hooks
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/14Bale and package ties, hose clamps
    • Y10T24/1457Metal bands
    • Y10T24/148End-to-end integral band end connection
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/14Bale and package ties, hose clamps
    • Y10T24/1457Metal bands
    • Y10T24/1482Ratchet and tool tightened band clamp

Abstract

クランプカラーは、第一端(10A)の近傍に突起(18)を有すると共に第二端(10B)の近傍にフック(14)を有する金属ベルト(10)を備えている。フックが突起(18)に引っ掛けられてカラーを締め付け状態に保つ際に、突起(18)の後壁(19)に保持されるように形成された前壁(15)を前記フックが有する。突起(18)の後壁(19)は上から見るとV字型であり、このV字型の先端(19A)はフック(14)から離れる方向(S)を向いており、フック(14)の前壁(15)は、V字型の枝部(19B)の傾斜角と一致するように金属ベルトの横方向(T)に対して傾斜した引っ掛け側部(15B)を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、第一端の近傍に突起を有すると共に第二端の近傍にフックを有する金属ベルトを備えたクランプカラーであって、カラーが締め付け状態を維持するためにフックが突起に引っ掛けられる際に、突起の後壁に対して保持されるように形成された前壁をフックが有する、クランプカラーに関する。
この種のクランプカラーは、特許文献1などによって既に知られている。この従来技術において、突起は半径方向への二つ折り(radial double fold)で形成され、二つ折りの各層は金属ベルトの長手方向に対して横方向、つまり、カラーの軸方向に延びている。
このような従来技術のカラーの改良型は、例えば特許文献2や特許文献3が示すように、二つ折りの後側の層が突起の後壁から突出する中心合わせ用突出部(centering projection)を有している。フックは、その前壁が前記突出部に対して軸方向にくさび形となるように適切に構成されている。特に、従来技術では、突起の前壁には、突出部が挿入される窪みが設けられている。これにより、ベルトの長手方向の軸に沿って位置合わせすることで突起の中心とフックとを相互に中心合わせすることができる。
混乱を避けるため、「カラーの軸」という用語は、ベルトとカラーの中心を通り、ベルトの幅方向に延びる軸を意味することとする。反対に、「ベルトの長手方向の軸」という用語は、ベルトを輪にする前のフラットな状態において、ベルトの長手方向に沿って延び、幅方向に直交する軸を意味することとする。ベルトを輪にした後では、ベルトの長手方向の軸は、ベルトの幅方向の中心を通る円を形成する。
このような従来技術のカラーは、フックと突起とを互いに中心合わせすることが可能である点においては満足の行くものである。さて、カラーを閉じて締め付ける際、フックは突起を通り越し、フックの前壁が突起の後壁に引っ掛かる。このとき、突起の前壁は一種の傾斜路を形成し、この上をフックの前壁の縁部がスライドすることで、フックが突起を通過する。しかし、前記従来技術のカラーでは、フックと突起との中心を互いに合わせることが可能である点について改善されているものの、前記のような傾斜路は、中心合わせを行う点から言えばフックを効果的に導くことができない。詳細には、フックの前壁の縁部が、中心合わせ用突出部に対して大きく中心がずれた突起の頂点に達した場合、引っ掛け動作が適切に行われないことがある。
EP特許出願公開0,003,192 FR特許出願公開2,705,411 EP特許出願公開0,724,106
本発明の目的は、上記特徴に加えてさらに改良型の突起を有するクランプカラーを提供することで、従来技術をさらに改良することである。
この目的は、上から見ると、突起の後壁が、フックから離れる方向を向いた先端を有するV型の形状を有し、フックの前壁が、V字型の2つの枝部(branches)の傾斜角と一致するようにベルトの横方向に対して傾斜した引っ掛け側部を有することによって達成される。
上から見ると、突起の後壁によって形成されるV字型の先端は「鈍い」形状、すなわち、鋭い先端ではなく丸まった先端となっていてもよい。いずれの形状にしろ、前記突起は、その先端の両側に、V字型を形成する二つの傾斜枝部を有することを大きな特徴とする。これにより、突起の頂上を通過する際、フックの前壁の縁部が中心からずれていても、前記縁部がV字型の傾斜した枝部の一つと優先的に協働し、フックの前壁の縁部の方向を、突起に対して再度中心合わせされるように自然に変えることができる。さらに、締め付け力の配分も改善される。カラーが締め付けられると、前記締め付け力は特にフックの前壁の引っ掛け側部に作用し、この前壁が突起の後壁によって形成されるV字型の枝部と協働する。前記引っ掛け側部と前記枝部とは傾斜しているので、締め付け力は、原則的に、ベルトの長手方向の軸上に集中した一成分だけに低減される。これにより、締め付ける力が改善され、フックの予期しないはずれや、フックと突起の想定しない横方向への相互に対する移動が防止される。
また、突起が二つ折りによって形成され、上から見ると、二つ折りの前部分、すなわち突起の前壁を形成する部分も、その先端がフックから離れる方向に向いたV字型となっていることも有利な点である。
突起によって形成された二つ折りの前壁もV字型であることにより、フックと突起との相互の中心合わせがさらに改善される。上記のように、カラーが閉じられる際、前記前壁は、フックの前壁の縁部と協働する傾斜路として機能する。ここがV字型であることから、突起の前壁は、フックの前壁の縁部、特に前記前壁の傾斜した引っ掛け側部の縁部と協働するガイドを形成し、これによって、前記傾斜路を登るフックは突起に対して適切に中心合わせされる。フックは完全に中心合わせされつつ突起の頂点に達するので、完全に安全に引っ掛け動作が行われる。
また、突起の前壁が補強材としてのリブを有することも有利な点である。好ましくは、前記リブは前記前壁によって形成されるV字型の先端に対して対称に配置され、前記ガイド動作に悪影響を及ぼさないようになっている。
また、V字型における窪みにおいて、突起を形成する二つ折りの前部分の根元の中央部が、前記前部分の下で、ベルトの面内において押し込まれていることも有利な点である。
突起の後壁が中心合わせ用突出部を有する従来技術のカラーでは、前記突出部の下の部分で締付が局所的に不十分な場合がある。これに対し、本発明の特徴によると、突起によって形成される二つ折りの前部分の下で金属部材が押し込まれているので、突起の後壁によって形成されるV字型の先端が形成する中心合わせ用突出部の部分においても、金属部材は、カラーによって締め付けられる物体に対する支持力連続性を有する。
また、フックの前壁が中央セットバック部を有していることも有利な点である。
この中央セットバック部は、特に、フックの前壁に形成される窪みであって、カラーの引っ掛けおよび締め付け状態において突起の後壁のV字型の先端を収容する窪みによって形成されていてもよい。
一方、フックの前壁が、フックの頂部(head)からその前側の縁部に向けて突出した中央部と、前記中央部に対して後退した二つの側面部とを有する構成も好適である。フックの前壁に窪みが形成されていない場合、突起の後壁のV字型の先端と協働するのは突出した中央部となり、引っ掛けおよび締め付け状態にあるカラーによって前記先端と前記中央部とが係合することになる。これにより、締め付け力がフックの前壁の全幅に渡って作用し、前壁に窪みを有する場合よりも締め付け力がより良好に配分される。
本発明のカラーの第一実施形態の側面図である。 図1の矢印IIAの方向に上から見た平面図であって、突起を図示している。 図1の矢印IIBの方向に上から見た平面図であって、フックを図示している。 図3は、カラーの別の実施形態を一方側から見た斜視図である。 図3のカラーを図3の矢印IVの方向に上から見た平面図である。 図4AのIVB線部分断面図である。 図5は、図4Aの矢印Vに沿って見た場合のカラーの斜視図である。 図6は、図5の矢印VIに沿って見た場合のカラーの斜視図であり、フックと突起の内側の面を図示している。 図7は突起を下から見た図である。
本発明とその利点は、非限定的な例示による下記実施形態の詳細な説明によってよりよく理解されるであろう。本願は下記の添付図面を参照する。図1に示されたカラーは、二つの帯片からなる金属ベルトを有する。第一帯片12はフック14を有し、第二帯片16は突起18を有する。突起18はベルトの第一端10Aを形成する第二帯片16の自由端の近傍に形成されている。フック14は、ベルトの第二端10Bを形成する第一帯片12の端部に形成されている。端部10Aの反対側の第二帯片16の端部16Aはフック14の下を通って戻るので、第二帯片16は360°を越えて回って、フック14下で支持力連続性(bearing continuity)を付与する舌部を形成している。
フック14の反対側の第一帯片12の端部12Aは、リベット20等の適当な手段によって第二帯片16に固定されている。端部12Aとフック14との間で、第一帯片12には、弾性確保部22と、第一帯片16に形成されたスタッド26が突出するウィンドウ24(図2B参照)とが設けられている。
ここで、カラーを閉じて締め付ける場合、フック14の前壁15が突起18を越え、突起18の後壁19に対して保持された状態で後壁に引っ掛かることがわかる。
この説明において、フックにおいて他の部分に対して「前」である部分は、他の部分よりも突起に近い部分を意味し、前記他の部分は、当然前である部分よりも「後方」または「後ろ」に位置することになる。同様に、突起において他の部分より「前」である部分は、他の部分よりもフックに近い部分である。
図2Aが示すように、上から見ると後壁19はV字型の形状を有しており、その先端19Aは、矢印Sが示すようにフック14から離れる方向を向いている。この矢印Sは、フックの前壁15を突起18の後ろに引っ掛けるためにフックが突起に対して移動する方向も示している。フックの後壁である先端19AのV字型は鈍く、図示されるように多少丸まっているか平面になっており、これによって前記先端は、突起18が形成される帯片の全幅LBのおよそ1/4から1/3の間の範囲を示す幅LPを越えて延在している。前記先端の両側において、突起18のV字型後壁は二つの枝部19B、19Cを有しており、これらは対応する帯片の長軸Lに対して対称に配置されている。
図2Bに示すように、フックの前壁15は引っ掛け側部15B、15Cを有しており、これらはベルトの横方向T(カラーの軸方向)に対して傾斜して、突起の後部に形成されたV字型の枝部19B、19Cの傾斜角と、横方向Tについて一致するように構成されている。本例では、前壁15は突出した中央部15Aと、前記中央部より後退した側面部15B、15Cとを有する。図1、2Bから、前壁15の中央部15Aがフックのヘッド15’から前方にフックの縁部15”に向かって突出していることが分かる。中央部15Aにおいて、縁部15”は前側に配置(set forward)されている。フック14のヘッド15’は上壁14’の前縁に対応し、ここで折り曲げが行われて、フックの前壁が突起18の後側に引っ掛かることが可能なように略半径方向に延びている。引っ掛けられた状態では、突出した中央部15Aは、突起18の後壁19が形成するV字型の先端19Aに係合している。
図1が明示するように、突起18は、後折り層18Aと前折り層18Bの二つの折り畳み層からなる二つ折りによって形成されている。突起の前壁17は、前記二つ折りの前部分によって形成されている。図2Aに示すように、上から見ると壁17もV字型になっており、その先端17Aの向く方向が矢印Sで示されている。この先端の両側において、前記前壁は傾斜枝部17B、17Cを有する。図面から、後壁のV字型19A、19B、19Cと前壁の17A、17B、17Cとが平行になっていることが分かる。カラーが締められると、フック14の前壁15の縁部15’は突起の前壁17と協働する。このとき、突出した中央部15Aは突起の前壁のV字型部分の窪み17Aと協働し、引っ掛け側部15B、15Cは枝部17B、17Cと協働する。これにより、締め付け時にフックをガイドして、フックが前記突起を通り越す前でもフックと突起との中心合わせを行うことができる。
V字型部分19A、19B、19Cと、17A、17B、17Cとは、それぞれ鈍い先端19A、17Aを有する。本例では、前記先端は横方向Tに延びる平面を形成している。よって、前記V字型をU字型として、枝部19B、19Cと17B、17Cとを底部19A、17Aから、本例では軸Lに一致する中心線に対して対称に分かれるようにすることも可能である。
図2Aが示すように、突起18の前部において、V字型の枝部は、ベルトの第一端10Aに対応しベルトの略面内に位置する帯前側部16Bに接続されている。傾斜リブ21B、21Cはこの接続部分に設けられている。これらのリブは、突起が形成されている帯部分の長軸Lについて対称に配置されている。前記リブは、フック14の前壁15の縁部15’が突起18を乗り越えやすくするための傾斜路として機能する。V字型を形成する枝部17B、19Bと17C、19Cの略半分の位置に、前記リブが設けられている。
図2Aにおいて、V字型を形成する枝部、すなわち、突起の後壁19のV字型あるいはその前壁17のV字型の枝部は、ベルトの横方向Tに対して角度αで傾斜している。この角度はおよそ10°から45°の間であり、およそ15°から30°の間であることが望ましい。さらに、前述のように、V字型の先端19A、17Aは平らになっているか丸まっている。
ここで、本発明のカラーの別の実施形態を示す図3について説明する。このカラーは、単一の金属片からなる金属ベルト110を有する。ベルトの第一端110Aには突起118が形成され、ベルトの第二端110Bにはフック114が形成されている。図面から分かるように、フックの後側に、前記ベルトは弾性確保部を形成する波型部122を有する。前記フックは、図1、2A、2Bを用いて説明したフック18と同一である。一方、図4Aが示すように、突起114は前記図面の突起14とは多少異なっている。この突起の前壁は中央セットバック部115Aを有し、その両側にはこの場合も二つの側面部115B、115Cがある。これらの側面部は、突起が形成するV字型における枝部19B、19Cと17B、17Cとの形状に合うように傾斜している。リブ21B、21Cも図4Aにおいてはっきりと図示されている。フック114が突起118を越えて引っ掛けられる際、側面部115B、115Cの縁部は突起の前壁17のV字型の枝部17B、17Cに対してスライドする。より詳細には、縁部は、リブ21B、21Cと協働して、ベルトが形成される帯の長軸L上でフックの中心と突起の中心とが位置あわせされるようにフックをガイドする。引っ掛けられた後は、側面部115B、115Cはそれぞれ突起118の後壁に形成されたV字型の枝部19B、19Cと係合する。これと同時に、突起118の後壁のV字型の先端19Aは、突起の前壁のセットバック部115Aに収容される。
特に図4Aを参照すると分かるように、図示されているカラーは幅LGが広くなっている。一方、フックと突起からなる引っ掛け部材が設けられている部分では、前記幅は幅LBに狭まっている。図2Aに示すように、突起118の後壁のV字型の先端19Aは、その先端を有する帯片の幅LBのおよそ1/3から1/4である幅LTを越えて延びている。幅LBは局所的にベルトの幅LGよりも短く、前記幅のおよそ1/3であり、ベルトが形成される帯片の長軸Lに中心合わせされている。
図3、図4Aが示すように、ベルトの縁部は直立マージン110C、110C’を有する。これらの直立マージンは放射状に等間隔で分離しているので、カラーの締付を阻害することがない。これにより、幅を有するカラーに耐衝撃性を与えることができる。さらに、これらの直立マージンの存在によって長手方向の縁部が鋭くない状態になっているため、カラーによって締め付けられる物体が前記長手方向の縁部によって傷つけられてしまうことが少なくなる。この効果は、物体がゴム等の一般的な非金属からなる場合に顕著である。
突起の内側面を示す図4B、図6、図7について以下に説明する。突起118の下で、突起の外面上の窪み19’AがV字型の先端19Aと対応していることがわかる。図4B、図6が示すように、ベルトの面内で、突起18を形成する二つ折りの前部分の根元の中央部17’Aが、前記前部分の下で窪み19’Aに押し込まれている。これについては図4Aにも示されており、ここでは、突起の前壁のV字型の窪み17Aの根元が、2つのリブ21B、21Cの間において突起118の下で延びるように、17”Aにおいて押し込まれている。
図7が示すように、押し込まれる中央部17’Aの幅LRは、突起の前記幅のおよそ1/4から1/3となる。この幅は、本例では、突起が形成される帯片の幅LBに対応する。
このような従来技術のカラーの改良型は、例えば特許文献2や特許文献3が示すように、二つ折りの後側の層が突起の後壁から突出する中心合わせ用突出部(centering projection)を有している。フックは、その前壁が前記突出部に対して軸方向にくさび形となるように適切に構成されている。特に、従来技術では、フックの前壁には、突出部が挿入される窪みが設けられている。これにより、ベルトの長手方向の軸に沿って位置合わせすることで突起の中心とフックとを相互に中心合わせすることができる。
ここで、本発明のカラーの別の実施形態を示す図3について説明する。このカラーは、単一の金属片からなる金属ベルト110を有する。ベルトの第一端110Aには突起118が形成され、ベルトの第二端110Bにはフック114が形成されている。図面から分かるように、フックの後側に、前記ベルトは弾性確保部を形成する波型部122を有する。前記突起は、図1、2A、2Bを用いて説明した突起18と同一である。一方、図4Aが示すように、フック114は前記図面のフック14とは多少異なっている。この突起の前壁は中央セットバック部115Aを有し、その両側にはこの場合も二つの側面部115B、115Cがある。これらの側面部は、突起が形成するV字型における枝部19B、19Cと17B、17Cとの形状に合うように傾斜している。リブ21B、21Cも図4Aにおいてはっきりと図示されている。フック114が突起118を越えて引っ掛けられる際、側面部115B、115Cの縁部は突起の前壁17のV字型の枝部17B、17Cに対してスライドする。より詳細には、縁部は、リブ21B、21Cと協働して、ベルトが形成される帯の長軸L上でフックの中心と突起の中心とが位置あわせされるようにフックをガイドする。引っ掛けられた後は、側面部115B、115Cはそれぞれ突起118の後壁に形成されたV字型の枝部19B、19Cと係合する。これと同時に、突起118の後壁のV字型の先端19Aは、突起の前壁のセットバック部115Aに収容される。
特に図4Aを参照すると分かるように、図示されているカラーは幅LGが広くなっている。一方、フックと突起からなる引っ掛け部材が設けられている部分では、前記幅は幅LBに狭まっている。図2Aに示すように、突起118の後壁のV字型の先端19Aは、その先端を有する帯片の幅LBのおよそ1/3から1/4である幅LPを越えて延びている。幅LBは局所的にベルトの幅LGよりも短く、前記幅のおよそ1/3であり、ベルトが形成される帯片の長軸Lに中心合わせされている。

Claims (9)

  1. 第一端(10A;110A)の近傍に突起(18;118)を有すると共に、第二端(10B;110B)の近傍にフック(14;114)を有する金属ベルト(10;110)を備えたクランプカラーであって、前記フックが前記突起(18;118)に引っ掛けられて前記クランプカラーを締め付け状態に保つ際に、前記突起(18;118)の後壁(19)に保持されるように形成された前壁(15)を前記フックが有し、
    前記突起(18;118)の後壁(19)は上から見るとV字型であり、このV字型の先端(19A)は前記フック(14;114)から離れる方向(S)を向いており、前記フック(14;114)の前壁(15)は、前記V字型の枝部(19B,19C)の傾斜角と一致するように前記金属ベルトの横方向(T)に対して傾斜した引っ掛け側部(15B,15C;115B,115C)を有する、クランプカラー。
  2. 前記突起(18;118)は二つ折り(18A,18B)によって形成され、上から見ると、前記突起(18)の前壁(17)を形成する前記二つ折りの前部分は、その先端が前記フックから離れる方向(S)を向いたV字型である、請求項1に記載のクランプカラー。
  3. 前記V字型の各枝部(19B,19C,17B,17C)は、前記金属ベルトの横方向(T)に対して、10度から45度の範囲、好ましくは15度から30度の範囲の角度(α)で傾斜している、請求項1または2に記載のクランプカラー。
  4. 前記V字型の先端(19A,17A)が平らまたは曲面となっている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のクランプカラー。
  5. 前記V字型における窪み(19’A)において、前記突起(18;118)を形成する前記二つ折り(18A,18B)の前記前部分の根元の中央部(17’A)が、前記前部分の下で、前記金属ベルト(10;110)の面内において押し込まれている、請求項2〜4のいずれか1項に記載のクランプカラー。
  6. 前記押し込まれている中央部(17’A)の幅(LR)が、前記突起の幅(LB)の1/4から1/3の範囲の長さである、請求項5に記載のクランプカラー。
  7. 前記突起(18;118)の前記前部分において、前記V字型の前記枝部が、傾斜リブ(21B,21C)を介して、前記金属ベルトの面内に実質的に位置する帯前側部(16B)に接続されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のクランプカラー。
  8. 前記フック(114)の前壁に中央セットバック部(115A)が設けられている、請求項1〜7のいずれか1項に記載のクランプカラー。
  9. 前記フック(14)の前壁(15)が、前記フックの頂部(15’)からその前側の縁部(15”)に向けて突出した中央部(15A)と、前記中央部(15A)に対して後退した二つの側面部(15B,15C)とを有する、請求項1〜8のいずれか1項に記載のクランプカラー。
JP2012530307A 2009-09-24 2010-08-30 クランプカラー Active JP5618279B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0956601A FR2950402B1 (fr) 2009-09-24 2009-09-24 Collier de serrage.
FR0956601 2009-09-24
PCT/FR2010/051798 WO2011036364A2 (fr) 2009-09-24 2010-08-30 Collier de serrage.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013506093A true JP2013506093A (ja) 2013-02-21
JP5618279B2 JP5618279B2 (ja) 2014-11-05

Family

ID=42169281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012530307A Active JP5618279B2 (ja) 2009-09-24 2010-08-30 クランプカラー

Country Status (11)

Country Link
US (1) US8695173B2 (ja)
EP (1) EP2480795B1 (ja)
JP (1) JP5618279B2 (ja)
KR (1) KR101768170B1 (ja)
CN (1) CN102597539B (ja)
BR (1) BR112012006603B1 (ja)
FR (1) FR2950402B1 (ja)
IN (1) IN2012DN02140A (ja)
MX (1) MX2012003562A (ja)
RU (1) RU2557525C2 (ja)
WO (1) WO2011036364A2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2932856B1 (fr) * 2008-06-18 2010-08-13 Caillau Ets Collier de serrage a ergot d'accrochage embouti
CN102507164B (zh) * 2011-10-11 2014-07-30 湖北航达科技有限公司 快卸卡箍综合试验系统
CN103621430A (zh) * 2012-08-20 2014-03-12 敖志辉 一种定位环
CN103621428A (zh) * 2012-08-20 2014-03-12 敖志辉 一种卡扣式舵轮形定位环
FR3017167B1 (fr) 2014-01-31 2016-08-26 Caillau Ets Collier de serrage a reserve de capacite dissymetrique
JP6503839B2 (ja) * 2015-03-31 2019-04-24 豊田合成株式会社 頭部保護エアバッグ装置
US20170344913A1 (en) * 2016-05-29 2017-11-30 Confirm Ticket Online Solutions Private Limited System and method for detecting effective travel option and tickets between a source and destination with different modes of transports
DE102017002885A1 (de) * 2017-03-25 2018-09-27 Man Truck & Bus Ag Befestigungsvorrichtung für ein Spannband
FR3101127B1 (fr) * 2019-09-23 2021-10-01 Caillau Collier de serrage

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61270506A (ja) * 1985-05-23 1986-11-29 日本発条株式会社 ホ−スバンド
JPS6384485U (ja) * 1986-11-20 1988-06-02
JPH06330912A (ja) * 1993-05-19 1994-11-29 Etab Caillau バンドクランプ部品
JPH0735278A (ja) * 1993-07-16 1995-02-07 Takagi Seiko:Kk クランプ
JP2004150512A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Sawakyu Industries Co Ltd ホースクランプ
JP2004534924A (ja) * 2000-12-19 2004-11-18 エタブリスマン・カイロウ 締着用カラー

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3266109A (en) * 1965-02-04 1966-08-16 Jurid Werke Gmbh Coupling-clamp
FR2415223A1 (fr) 1978-01-18 1979-08-17 Caillau Ets Collier de serrage du type " ouvert "
FR2632049B1 (fr) * 1988-05-25 1990-10-05 Caillau Ets Collier de serrage
SU1557374A1 (ru) * 1988-09-12 1990-04-15 Предприятие П/Я А-7160 Крепежный хомут
FR2705411B1 (fr) * 1993-05-19 1995-08-18 Caillau Ets Structure de collier de serrage.
FR2729733B1 (fr) * 1995-01-25 1997-04-25 Caillau Ets Collier de serrage

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61270506A (ja) * 1985-05-23 1986-11-29 日本発条株式会社 ホ−スバンド
JPS6384485U (ja) * 1986-11-20 1988-06-02
JPH06330912A (ja) * 1993-05-19 1994-11-29 Etab Caillau バンドクランプ部品
JPH0735278A (ja) * 1993-07-16 1995-02-07 Takagi Seiko:Kk クランプ
JP2004534924A (ja) * 2000-12-19 2004-11-18 エタブリスマン・カイロウ 締着用カラー
JP2004150512A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Sawakyu Industries Co Ltd ホースクランプ

Also Published As

Publication number Publication date
KR101768170B1 (ko) 2017-08-16
JP5618279B2 (ja) 2014-11-05
MX2012003562A (es) 2012-05-08
BR112012006603B1 (pt) 2019-07-30
EP2480795B1 (fr) 2013-08-14
FR2950402A1 (fr) 2011-03-25
US8695173B2 (en) 2014-04-15
WO2011036364A3 (fr) 2011-08-18
BR112012006603A2 (pt) 2017-07-25
EP2480795A2 (fr) 2012-08-01
IN2012DN02140A (ja) 2015-08-07
KR20120082410A (ko) 2012-07-23
CN102597539B (zh) 2014-07-09
US20120174343A1 (en) 2012-07-12
CN102597539A (zh) 2012-07-18
RU2557525C2 (ru) 2015-07-20
RU2012116241A (ru) 2013-10-27
WO2011036364A2 (fr) 2011-03-31
FR2950402B1 (fr) 2011-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5618279B2 (ja) クランプカラー
JP4864799B2 (ja) ホースクランプ
JP5819516B2 (ja) バンド締付け具
CA2599127C (en) T-bolt clamp quick attach latch
JP2015024135A5 (ja)
AU2008357891B2 (en) Hose clamps
RU2008146417A (ru) Муфта магистрали для текучей среды
JP6709739B2 (ja) 横バックル付きクランプカラー
JP2017518831A5 (ja)
KR20090131668A (ko) 다이-클램프식 고정 스터드를 갖는 클램핑 고리
JP2009115148A (ja) クリップ
US8850664B2 (en) Hose clamp
KR102412564B1 (ko) 횡단 버클을 갖춘 클램핑 칼라
JP5203471B2 (ja) ホースクランプ
CN104554078B (zh) 线束用固定件及安装有线束用固定件的线束的制造方法
JP2021014918A (ja) 保持フィンガーを有するクランプカラー
US20180153300A1 (en) Ironing board leg lock
JP6296029B2 (ja) バンド
JP3851420B2 (ja) ブーツバンド
JP3186499U (ja) バンド締付具
US9322425B1 (en) Instrument clip
WO2010114453A1 (en) Needle
CN109328144B (zh) 媒介装订机布置和制造媒介装订机的方法
JP2009096550A5 (ja)
JP2009097148A (ja) 角型竪樋切断用治具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140908

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5618279

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250