JP2013256379A - 給紙機構、給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

給紙機構、給紙装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013256379A
JP2013256379A JP2012134602A JP2012134602A JP2013256379A JP 2013256379 A JP2013256379 A JP 2013256379A JP 2012134602 A JP2012134602 A JP 2012134602A JP 2012134602 A JP2012134602 A JP 2012134602A JP 2013256379 A JP2013256379 A JP 2013256379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
sheet
document
arm
restricting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012134602A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5810038B2 (ja
Inventor
Yuichiro Takimoto
祐一朗 瀧本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2012134602A priority Critical patent/JP5810038B2/ja
Publication of JP2013256379A publication Critical patent/JP2013256379A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5810038B2 publication Critical patent/JP5810038B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】シートを給紙するための給紙部材とシートの位置を規制する規制部材とを簡便に連動させる構造を提供することが課題である。
【解決手段】本発明の給紙機構は、シートを給紙及び搬送する第1及び第2ローラーと、第1ローラーを保持する保持機構と、保持機構を回動させ、離間位置と接触位置との間で、第1ローラーを変位させる変位機構と、保持機構を支持する支持構造体と、を備え、支持構造体は、保持機構に隣接する隣接壁と、隣接壁から保持機構に向けて突出する突出部と、を含み、保持機構は、隣接壁に対向する対向壁と、対向壁に取り付けられた回動可能な規制部と、を含み、規制部は、搬送経路へのシートの挿入を規制する規制位置と、搬送経路を開く開放位置と、の間で回動する規制アームと、規制アームの位置を制御する制御アームと、を含むことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、シートを給紙する給紙機構、給紙機構を備える給紙装置及び給紙装置を備える画像形成装置に関する。
プリンターや複写機といった画像形成装置は、多くの場合、シートを給紙するための給紙機構を備える(特許文献1参照)。特許文献1の給紙機構は、シートの束を支持するトレイと、トレイに支持されたシート上で上下動するピックアップローラーと、を備える。トレイは、シート束の先頭縁を揃える壁部を含む。したがって、シートの給紙が開始される開始位置は、略一定である。
特開2008−280121号公報
複写機に用いられる原稿供給装置の多くは、原稿の束の先頭縁を揃える壁部を有するトレイを備えていない。このため、既知の原稿供給装置の多くは、原稿供給装置内に形成された搬送経路を横切る規制部材を含む規制機構を有する。
使用者は、まず、原稿を搬送経路に押し込むように、原稿供給装置に原稿をセットする。このとき、規制部材は、搬送経路内への原稿束の過度の進入を規制する。その後、使用者が複写機を起動すると、複写機は、規制部材を移動させ、規制部材による搬送経路の遮断を解除する。その後、原稿は、搬送経路に沿って搬送される。
特許文献1に開示されるピックアップローラーの動作は、原稿供給装置にも有用である。ピックアップローラーが上昇しているならば、使用者は、原稿束を原稿供給装置に容易にセットすることができる。複写機の起動に応じて、ピックアップローラーが下降するならば、原稿は、原稿供給装置に適切に供給される。
多くの場合、ピックアップローラーの上下動及び規制部材の動作は、独立して制御される。このことは、原稿供給装置の構造を複雑化或いは大型化させる。
ピックアップローラーの上下動に規制部材の動作を連動させるためには、原稿供給装置は、非常に精度よく組み立てられる必要がある。
上述の課題は、原稿供給装置だけでなく、シートが搬送経路に押し込まれるシートの設置構造を有する様々な給紙装置に共通する。
本発明は、シートを給紙するための給紙部材とシートの位置を規制する規制部材とを簡便に連動させる給紙機構、給紙装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る給紙機構は、シートを給紙する第1ローラーと、該第1ローラーによって給紙された前記シートを搬送する第2ローラーと、前記第1ローラーを保持し、前記第1ローラーから前記第2ローラーへの前記シートの搬送経路を規定する保持機構と、該保持機構を回動させ、前記第1ローラーが前記シートから離れる離間位置と、前記第1ローラーが前記シートに接触する接触位置との間で、前記第1ローラーを変位させる変位機構と、前記保持機構を支持する支持構造体と、を備え、前記支持構造体は、前記保持機構に隣接する隣接壁と、該隣接壁から前記保持機構に向けて突出する突出部と、を含み、前記保持機構は、前記隣接壁に対向する対向壁と、該対向壁に取り付けられた回動可能な規制部と、を含み、該規制部は、前記搬送経路を横切り、前記搬送経路への前記シートの挿入を規制する規制位置と、前記搬送経路に沿い、前記搬送経路を開く開放位置と、の間で回動する規制アームと、前記突出部と協働して、前記規制アームの位置を制御する制御アームと、を含み、前記変位機構が前記第1ローラーを前記離間位置から前記接触位置へ移動させるならば、前記制御アームと前記突出部との接触により、前記規制アームは、前記規制位置から前記開放位置へ回動することを特徴とする(請求項1)。
上記構成によれば、第1ローラーを保持する保持機構は、第1ローラーから第2ローラーへの搬送経路を規定する。第1ローラーによって給紙されたシートは、搬送経路に沿って移動し、第2ローラーに到達する。第2ローラーは、第1ローラーから送られたシートを搬送する。変位機構は、保持機構を回動させるので、第1ローラーは、離間位置と接触位置との間で変位することができる。第1ローラーが離間位置に存するならば、使用者は、シートを給紙機構に容易にセットすることができる。接触位置に存する第1ローラーは、シートを第2ローラーに向けて送り出すことができる。
保持機構を支持する支持構造体は、保持機構に隣接する隣接壁と、隣接壁から保持機構に向けて突出する突出部と、を含む。保持機構は、隣接壁に対向する対向壁と、対向壁に取り付けられた回動可能な規制部と、を含む。規制部は、規制位置と開放位置との間で回動する規制アームを含む。規制位置に存する規制アームは、搬送経路を横切るので、搬送経路へのシートの挿入を規制することができる。したがって、使用者は、シートを搬送経路へ過度に押し込むことはない。開放位置に存する規制アームは、搬送経路に沿うので、搬送経路が開かれる。この結果、シートは、第1ローラーから第2ローラーへ適切に搬送される。
規制部の制御アームは、突出部と協働して、規制アームの位置を制御する。変位機構が第1ローラーを離間位置から接触位置へ移動させるならば、制御アームと突出部との接触により、規制アームは、規制位置から開放位置へ回動する。したがって、シートを給紙するための給紙部材として用いられる第1ローラーとシートの位置を規制する規制部材として用いられる規制アームとが簡便且つ適切に連動される。
上記構成において、前記規制アームが前記規制位置に存するときに前記シートが前記搬送経路に挿入されるならば、前記突出部は、前記規制アームに接触し、前記規制位置から前記開放位置への前記規制アームの回動を制限することが好ましい(請求項2)。
上記構成によれば、規制アームが規制位置に存するときにシートが搬送経路に挿入されるならば、突出部は、規制アームに接触する。この結果、規制位置から開放位置への規制アームの回動は制限される。したがって、使用者は、シートを搬送経路へ過度に押し込むことはない。
上記構成において、前記規制アームは、第1方向へ延出し、前記制御アームは、前記第1方向とは異なる第2方向に延出し、前記突出部は、前記規制アームと前記制御アームとの間で突出することが好ましい(請求項3)。
上記構成によれば、規制アームは、第1方向へ延出する。制御アームは、第1方向とは異なる第2方向に延出する。突出部は、規制アームと制御アームとの間で突出するので、変位機構が第1ローラーを離間位置から接触位置へ移動させるならば、制御アームは、突出部に接触する。この結果、規制アームは、規制位置から開放位置へ回動する。また、規制アームが規制位置に存するときにシートが搬送経路に挿入されるならば、突出部は、規制アームに接触する。この結果、規制位置から開放位置への規制アームの回動は制限される。したがって、使用者は、シートを搬送経路へ過度に押し込むことはない。かくして、シートを給紙するための給紙部材として用いられる第1ローラーとシートの位置を規制する規制部材として用いられる規制アームとが簡便且つ適切に連動される。
上記構成において、前記支持構造体は、前記保持機構を磁気的に吸着し、前記離間位置に前記第1ローラーを保持するマグネット部を含むことが好ましい(請求項4)。
上記構成によれば、マグネット部は、保持機構を磁気的に吸着するので、第1ローラーは、離間位置に保持される。したがって、第1ローラーの意図しない変位は生じない。
上記構成において、前記規制部は、前記規制アームを前記規制位置に向けて付勢する付勢部材を含むことが好ましい(請求項5)。
上記構成によれば、付勢部材は、規制アームを規制位置に向けて付勢する。したがって、規制アームは、規制位置から開放位置へ意図せず変位しない。
上記構成において、前記保持機構は、前記第2ローラーを保持し、前記変位機構は、駆動力を生じさせる駆動源と、前記駆動力を伝達する第1伝達部と、を含み、該第1伝達部は、前記駆動力を前記第2ローラーへ伝達する第1伝達経路と、前記駆動力を前記保持機構へ伝達させる第2伝達経路と、を選択的に設定するクラッチ機構と、を含み、該クラッチ機構が前記第1伝達経路を設定するならば、前記第2ローラーは回転し、前記クラッチ機構が前記第2伝達経路を設定するならば、前記第1ローラーは、前記離間位置と前記接触位置との間で移動することが好ましい(請求項6)。
上記構成によれば、保持機構は、第1ローラーだけでなく、第2ローラーも保持する。したがって、給紙機構は、構造的に簡素化される。
クラッチ機構は、駆動源から生じた駆動力の伝達経路を第1伝達経路又は第2伝達経路に選択的に設定する。クラッチ機構が駆動力の伝達経路を第1伝達経路に設定するならば、駆動力は、第1伝達部を通じて、第2ローラーへ伝達される。この結果、第2ローラーは回転し、シートは適切に搬送される。クラッチ機構が駆動力の伝達経路を第2伝達経路に設定するならば、駆動力は、第1伝達部を通じて、保持機構へ伝達される。この結果、第1ローラーは、離間位置と接触位置との間で移動する。第1ローラーが離間位置に存するならば、使用者は、シートを容易に給紙機構に対してセットすることができる。接触位置に存する第1ローラーは、シートを第2ローラーに向けて送り出すことができる。
上記構成において、前記変位機構は、前記第2ローラーへ伝達された前記駆動力を前記第1ローラーへ伝達する第2伝達部を含むことが好ましい(請求項7)。
上記構成によれば、第2伝達部は、第2ローラーへ伝達された駆動力を前記第1ローラーへ伝達するので、第1ローラーは、第2ローラーに同期して回転することができる。したがって、シートは、第1ローラーと第2ローラーとによって適切に搬送される。
上記構成において、前記駆動源が前記第1伝達部を第1回転方向に回転させている間に前記第1伝達部に加わるトルクが所定の閾値以下になるならば、前記クラッチ機構は、前記第2伝達経路を設定し、前記トルクが前記所定の閾値を超えた後に前記駆動源が前記第1伝達部を前記第1回転方向に回転させるならば、前記クラッチ機構は、前記第1伝達経路を設定することが好ましい(請求項8)。
上記構成によれば、駆動源が第1伝達部を第1回転方向に回転させている間に第1伝達部に加わるトルクが所定の閾値以下であるならば、クラッチ機構は、第2伝達経路を設定する。したがって、駆動力は、第1伝達部を通じて、保持機構へ伝達される。この結果、第1ローラーは、離間位置と接触位置との間で移動する。第1ローラーが離間位置に存するならば、使用者は、シートを容易に給紙機構に対してセットすることができる。接触位置に存する第1ローラーは、シートを第2ローラーに向けて送り出すことができる。
第1ローラーが接触位置に移動した後、駆動源が第1伝達部を第1回転方向に回転させるならば、トルクは所定の閾値を超える。トルクが所定の閾値を超えた後に駆動源が第1伝達部を第1回転方向に回転させるならば、クラッチ機構は、第1伝達経路を設定する。したがって、第1ローラーが接触位置に存する間、第1ローラー及び第2ローラーは適切に同期回転することができる。かくして、シートは、第1ローラーと第2ローラーとによって適切に搬送される。
上記構成において、前記駆動源が前記第1回転方向とは反対の第2回転方向に回転させるならば、前記クラッチ機構は、前記第2伝達経路を設定し、前記第1ローラーを前記接触位置から前記離間位置へ移動させることが好ましい(請求項9)。
上記構成によれば、駆動源が第1回転方向とは反対の第2回転方向に回転させるならば、クラッチ機構は、第2伝達経路を設定する。この結果、第1ローラーは、接触位置から離間位置に移動される。第1ローラーが離間位置に存するならば、使用者は、シートを容易に給紙機構に対してセットすることができる。
本発明の他の実施形態に係る給紙装置は、原稿を支持する透明板を有するスキャナー装置に原稿を供給する。給紙装置は、上述の給紙機構を備え、支持構造体は、給紙機構によって供給された原稿が通過する搬送路に沿って配置された搬送ローラーを含むことを特徴とする(請求項10)。
上記構成によれば、給紙装置は、上述の給紙機構を備えるので、原稿は搬送路へ適切に供給される。
本発明の他の実施形態に係る画像形成装置は、前記スキャナー装置と、上述の給紙装置と、前記スキャナー装置によって読み取られた前記原稿の画像に関する画像データに従って、画像を形成する画像形成部と、を備えることを特徴とする(請求項11)。
上記構成によれば、画像形成装置は、上述の給紙装置を備えるので、原稿は、スキャナー装置へ適切に供給される。画像形成部は、スキャナー装置によって読み取られた原稿の画像に関する画像データに従って、画像を適切に形成することができる。
本発明に従う給紙機構、給紙装置及び画像形成装置は、シートを給紙するための給紙部材とシートの位置を規制する規制部材とを簡便に連動させることができる。
画像形成装置として例示される複写機の概略的な斜視図である。 図1に示される複写機の概略的な断面図である。 図1に示される複写機の原稿供給装置の概略的な斜視図である。 図3に示される原稿供給装置の概略的な斜視図である。 図3に示される原稿供給装置の概略的な部分断面図である。 図5に示される原稿供給装置の給紙機構の概略的な斜視図である。 図6に示される給紙機構の概略的な正面図である。 図4に示される原稿供給装置の概略的な斜視図である。 図8に示される原稿供給装置の回動カバーの概略的な拡大斜視図である。 図8に示される原稿供給装置の内部フレーム上の給紙機構の概略的な斜視図である。 図10に示される給紙機構の概略的な正面図である。 図11に示される給紙機構のストッパー片の周囲における回動カバーの概略的な拡大断面図である。 図5に示される原稿供給装置の給紙ローラー又は保持フレームへ供給される動力の伝達経路を表す概略的なブロック図である。 図11に示される給紙機構の周りにおける回動カバーの概略的な拡大斜視図である。 図11に示される給紙機構の周りにおける回動カバーの概略的な拡大断面図である。 図10に示される給紙機構の動作を表す概略図である。 図10に示される給紙機構の動作を表す概略図である。 図10に示される給紙機構の動作を表す概略図である。 図10に示される給紙機構の動作を表す概略図である。 図10に示される給紙機構の動作を表す概略図である。
以下、添付の図面を用いて、給紙機構、給紙装置及び画像形成装置が説明される。尚、以下の説明で用いられる「上」、「下」、「左」や「右」といった方向を表す用語は、単に、説明の明瞭化を目的とするものである。したがって、これらの用語は、給紙機構、給紙装置及び画像形成装置の原理を何ら限定するものではない。
<画像形成装置>
図1は、画像形成装置として例示される複写機100の概略的な斜視図である。図1を用いて、複写機100が説明される。
複写機100は、原稿を供給する原稿供給装置500を備える。原稿供給装置500は、トレイ501を備える。使用者は、原稿をトレイ501に載置することができる。原稿供給装置500は、原稿を読取位置に搬送する。複写機100は、読取位置に存する原稿の画像を読み取り、画像データを生成する。その後、複写機100は、画像データに基づき、複写画像を形成する。
複写機100は、原稿供給装置500を支持する主筐体110を更に備える。主筐体110は、原稿供給装置500が取り付けられた上部筐体111と、上部筐体111の下方に配置された下部筐体112と、上部筐体111と下部筐体112との間に配置された中間筐体113と、を含む。上部筐体111、下部筐体112及び中間筐体113は、主筐体110内に空間114を形成する。複写画像が形成された複写シートは、空間114内に蓄積される。
複写機100は、コンソール120を更に備える。使用者は、コンソール120を通じて、複写機100に所望の動作を実行させることができる。
原稿供給装置500は、上部筐体111上で回動される。使用者は、原稿供給装置500を上方に回動し、上部筐体111の上面に原稿を設置することができる。使用者がその後、原稿供給装置500を下方に回動するならば、原稿は、上部筐体111と原稿供給装置500に挟まれる。この結果、原稿は、読取位置で安定的に保持されることとなる。使用者は、その後、コンソール120を操作し、複写機100を起動することができる。その後、複写機100は、上部筐体111と原稿供給装置500との間で安定的に保持された原稿の画像を読み取る。
使用者は、原稿供給装置500を上下に回動させる代わりに、トレイ501に原稿を設置してもよい。使用者がコンソール120を通じて、複写機100を起動させるならば、原稿供給装置500は、原稿を上部筐体111の上面へ搬送する。この結果、原稿は、上部筐体111と原稿供給装置500とに挟まれる。その後、複写機100は、上部筐体111と原稿供給装置500との間で安定的に保持された原稿の画像を読み取る。
上部筐体111は、原稿の画像を読み取るための様々な光学素子を収容する。本実施形態において、上部筐体111は、原稿の画像を読み取るスキャナー装置の一部として機能する。原稿供給装置500は、スキャナー装置として用いられる上部筐体111に原稿を供給するので、本実施形態において、原稿供給装置500は、給紙装置として例示される。
複写機100は、下部筐体112に挿入されたカセット130を備える。使用者は、カセット130を下部筐体112から引き出し、シートをカセット130内に収容することができる。その後、使用者は、カセット130を下部筐体112に押し込むことができる。カセット130内のシートは、主筐体110内で上方に搬送され、最終的に、中間筐体113から空間114へ排出される。
下部筐体112は、複写画像を形成する様々な装置を収容する。複写画像は、上部筐体111が収容する光学素子によって読み取られた原稿の画像データに従って、下部筐体112内で形成される。
図2は、複写機100の概略的な断面図である。図1及び図2を参照して、複写機100が更に説明される。尚、原稿供給装置500は、図2に示される複写機100から除去されている。
(シートの搬送)
複写機100は、カセット130からシートを引き出すピックアップローラー131と、ピックアップローラー131によって引き出されたシートを下流へ搬送する給紙ローラー132と、給紙ローラー132に隣接するリタードローラー133と、を更に備える。リタードローラー133の回転は、トルクに応じて制御される。リタードローラー133に高いトルクが負荷されるならば、リタードローラー133は停止する。リタードローラー133に加わるトルクが低いならば、リタードローラー133は、シートの搬送にしたがって回転する。ピックアップローラー131が複数枚のシートをカセット130から引き出すならば、リタードローラー133に加わるトルクは高くなり、リタードローラー133は停止する。この結果、給紙ローラー132に接触したシートのみが下流へ搬送される。ピックアップローラー131が1枚のシートをカセット130から引き出すならば、リタードローラー133に加わるトルクは低い。したがって、リタードローラー133は、シートの移動に従って回転する。かくして、シートは、1枚ずつ搬送されることとなる。
複写機100は、シートにトナー画像を形成する画像形成部200、給紙ローラー132と画像形成部200との間に配置された搬送ローラー対134及びレジストローラー対135を更に備える。搬送ローラー対134は、給紙ローラー132によって送られたシートをレジストローラー対135に中継する。レジストローラー対135は、シートの搬送タイミングを調整し、シートを画像形成部200へ適時に送る。この結果、トナー画像は、シートの適所に形成される。
複写機100は、シート上の画像を定着させる定着装置300を更に備える。定着装置300は、シートを加熱する加熱ローラー310と、シートを加熱ローラー310に押しつける加圧ローラー320と、を備える。画像形成部200は、シートを加熱ローラー310と加圧ローラー320との間に送る。加圧ローラー320は、シートを加熱ローラー310に押しつける。シート上のトナーは、加熱ローラー310によって溶融される。この結果、トナー画像は、シートに定着する。
複写機100は、中間筐体113内で保持された搬送ローラー対136及び排出ローラー対137を更に備える。定着装置300は、搬送ローラー対136へシートを送る。その後、搬送ローラー対136は、排出ローラー対137へシートを送る。シートは、排出ローラー対137によって中間筐体113から空間114へ排出される。
(読取機構)
複写機100は、原稿の画像を読み取る読取機構400を備える。読取機構400は、上部筐体111内に収容される。
上部筐体111は、原稿を支持する透明なコンタクトガラス115を備える。コンタクトガラス115は、上部筐体111の上面を形成する。図1を参照して説明された如く、使用者は、原稿供給装置500を上方に回動させ、原稿をコンタクトガラス115上に設置することができる。その後、使用者が、原稿供給装置500を下方に回動させると、原稿は、コンタクトガラス115上で安定的に保持される。使用者は、原稿供給装置500のトレイ501に原稿を設置してもよい。使用者が、その後、コンソール120を操作するならば、原稿供給装置500は、原稿を読取位置へ搬送する。本実施形態において、コンタクトガラス115は、透明板として例示される。
読取機構400は、移動ユニット410を備える。使用者が、原稿供給装置500を上方に回動させ、コンタクトガラス115上に原稿を直接的に設置するならば、移動ユニット410は、上部筐体111内で移動する。図2において、移動ユニット410の移動方向は、副走査方向として示されている。使用者がトレイ501上に原稿を設置するならば、移動ユニット410は、所定の読取位置(後述される)に留まる。この間、読取機構400は、原稿の副走査方向の移動を利用して、画像を読み取る。
移動ユニット410は、副走査方向に直交する主走査方向に延びる光帯を出射する光源411を備える。コンタクトガラス115上の原稿は、光源411から出射された光帯を反射する。移動ユニット410は、原稿からの反射光を受ける第1反射鏡412を更に備える。
読取機構400は、原稿からの反射光に応じて画像データを生成するデータ生成部420と、移動ユニット410から送られた反射光をデータ生成部420へ反射する反射ユニット430と、を更に備える。反射ユニット430は、第2反射鏡432及び第3反射鏡433を備える。第1反射鏡412は、原稿からの反射光を第2反射鏡432に向けて反射する。第2反射鏡432は、第1反射鏡412から送られた反射光を第3反射鏡433に向けて反射する。第3反射鏡433は、第2反射鏡432から送られた反射光をデータ生成部420に向けて反射する。
データ生成部420は、第3反射鏡433から送られた反射光を受け、画像データを生成する。データ生成部420は、例えば、CCDセンサーやCMOSセンサーであってもよい。
反射ユニット430は、移動ユニット410に連動して、副走査方向に移動する。この結果、第1反射鏡412からデータ生成部420までの適切な光路長が維持される。したがって、データ生成部420は、原稿の画像に関する画像データを適切に生成することができる。本実施形態において、上部筐体111及び読取機構400は、スキャナー装置として例示される。
(画像形成部)
下部筐体112内に配置された画像形成部200は、データ生成部420によって生成された画像データに従って、トナー画像を形成する。画像形成部200は、4つの画像形成ユニット210と、画像形成ユニット210それぞれにレーザー光線を出射する露光装置220と、を備える。4つの画像形成ユニット210が形成するトナー画像は、色相において互いに相違する。
画像形成部200は、4つのトナーコンテナ230を更に備える。4つのトナーコンテナ230は、4つの画像形成ユニット210にそれぞれ対応する。4つのトナーコンテナ230は、互いに異なる色相のトナーを収容する。トナーコンテナ230は、対応する画像形成ユニット210にトナーを随時供給する。
画像形成ユニット210は、感光体ドラム211と、感光体ドラム211の周面を略一様に帯電させる帯電器212と、を備える。感光体ドラム211が回転すると、感光体ドラム211の帯電された周面は、露光位置に移動する。露光位置において、感光体ドラム211の周面は、露光装置220からのレーザー光線を受ける。
露光装置220は、データ生成部420によって生成された画像データに従って、レーザー光線の照射位置を変更する。この結果、感光体ドラム211の周面には、画像データに合致する静電潜像が形成される。
画像形成ユニット210は、静電潜像を現像する現像装置213を更に備える。静電潜像の形成の後、感光体ドラム211の周面は、現像装置213からのトナーの供給位置に移動する。現像装置213は、対応するトナーコンテナ230からトナーを受け取る。現像装置213は、感光体ドラム211にトナーを供給する。この結果、感光体ドラム211の周面にトナーが静電気的に付着し、静電潜像が現像される。
画像形成部200は、シートにトナー画像を転写する転写ユニット240を備える。転写ユニット240は、4つの画像形成ユニット210上で走行する転写ベルト241と、転写ベルト241を駆動する駆動ローラー242と、駆動ローラー242と協働して、転写ベルト241の走行経路を規定する従動ローラー243と、を備える。
転写ユニット240は、4つの第1転写ローラー244を更に備える。4つの第1転写ローラー244は、4つの感光体ドラム211上にそれぞれ配置される。転写ベルト241は、第1転写ローラー244と感光体ドラム211との間を走行する。感光体ドラム211上のトナー画像は、第1転写ローラー244によって静電気的に吸引される。この結果、トナー画像は、転写ベルト241に乗り移る。4つの感光体ドラム211から転写ベルト241に転写されたトナー画像は、互いに重ね合わせられる。この結果、カラー画像が転写ベルト241上に形成されることとなる。
転写ユニット240は、駆動ローラー242に隣接する第2転写ローラー245を更に備える。カラー画像を担持した転写ベルト241は、駆動ローラー242と第2転写ローラー245との間を通過する。レジストローラー対135は、駆動ローラー242と第2転写ローラー245との間のカラー画像の通過に合わせて、シートを駆動ローラー242と第2転写ローラー245との間に送り込む。この結果、シートの適所にカラー画像が転写される。
<原稿供給装置>
図3は、原稿供給装置500の概略的な斜視図である。図2及び図3を用いて、原稿供給装置500が説明される。
原稿供給装置500は、トレイ501を支持する筐体510を備える。筐体510は、トレイ501上の原稿を搬送するための様々な部品を収容する収容部520と、トレイ501の下方で延びる延出部530と、を含む。収容部520は、トレイ501と協働して給紙口521を形成する回動カバー522と、回動カバー522を支持する一対の支持部523と、を含む。回動カバー522は、一対の支持部523の間で、上下に回動される。
トレイ501に載置された原稿は、給紙口521を通じて、収容部520内に引き込まれる。その後、原稿は、収容部520内で搬送され、最終的に、延出部530上に送り出される。
図4は、原稿供給装置500の概略的な斜視図である。図4を用いて、原稿供給装置500が更に説明される。尚、図4に示される原稿供給装置500の回動カバー522は、上方に回動されている。
収容部520は、回動カバー522に覆われる内部フレーム524を備える。原稿の搬送路は、内部フレーム524と回動カバー522との間に形成される。回動カバー522は、内部フレーム524に対向する内面525を含む。
原稿供給装置500は、内面525に取り付けられた給紙機構600を備える。給紙機構600は、トレイ501上の原稿を、内面525と内部フレーム524との間に形成された搬送路に引き込む。
(原稿の搬送)
図5は、原稿供給装置500の概略的な部分断面図である。図1、図2及び図5を用いて、原稿供給装置500が更に説明される。
回動カバー522は、トレイ501と協働して、給紙口521を形成する先端縁526を含む。給紙機構600は、先端縁526の近くに配置される。回動カバー522は、先端縁526とは反対側の基端部527を含む。回動カバー522は、基端部527を軸に上下に回動する。
回動カバー522と内部フレーム524との間には、給紙口521から基端部527に向かって延びる主搬送路531が形成される。主搬送路531は、原稿の一部が差し込まれる導入部532と、導入部532から延びる案内部533と、を含む。案内部533は、回動カバー522の基端部527の近くで湾曲する。
給紙機構600は、導入部532に差し込まれた原稿を、案内部533へ引き込むように回転するピックアップローラー611と、ピックアップローラー611によって給紙された原稿を案内部533へ搬送する給紙ローラー612と、を備える。ピックアップローラー611は、上下に変位する。ピックアップローラー611が上限位置に存するならば、ピックアップローラー611は、トレイ501上の原稿から離間している。ピックアップローラー611が下限位置に存するならば、ピックアップローラー611は原稿に接触している。原稿は、下限位置に存するピックアップローラー611の回転によって、案内部533へ送り込まれる。本実施形態において、ピックアップローラー611は、第1ローラーとして例示される。給紙ローラー612は、第2ローラーとして例示される。ピックアップローラー611の上限位置は、離間位置として例示される。ピックアップローラー611の下限位置は、接触位置として例示される。
図5に示されるピックアップローラー611は、上限位置に存する。ピックアップローラー611の下限位置は、導入部532に差し込まれた原稿の束の厚さに依存する。
回動カバー522は、上側ローラー528を備える。内部フレーム524は、下側ローラー529を備える。給紙ローラー612によって案内部533へ送り込まれた原稿は、上側ローラー528と下側ローラー529とに挟まれる。上側ローラー528及び下側ローラー529は、回転し、原稿を下流へ搬送する。
内部フレーム524は、第1搬送ローラー対541と、第2搬送ローラー対542と、回動カバー522の先端縁526の下方に配置された排出ローラー対543と、を備える。第1搬送ローラー対541、第2搬送ローラー対542及び排出ローラー対543は、湾曲した案内部533に沿って配置される。第1搬送ローラー対541は、上側ローラー528及び下側ローラー529によって送られた原稿を受け取る。その後、第1搬送ローラー対541は、第2搬送ローラー対542へ送り出す。第2搬送ローラー対542は、原稿を排出ローラー対543へ送り出す。排出ローラー対543は、トレイ501の下方の延出部530上に原稿を排出する。本実施形態において、第1搬送ローラー対541、第2搬送ローラー対542及び排出ローラー対543として用いられるローラーは、搬送ローラーとして例示される。案内部533は、搬送路として例示される。
内部フレーム524は、第1搬送ローラー対541と第2搬送ローラー対542との間に配置されたコンタクトガラス544を更に備える。図2を参照して説明された移動ユニット410は、原稿供給装置500が原稿を搬送している間、コンタクトガラス544の下方に位置する。移動ユニット410から出射された光帯は、コンタクトガラス544を通じて、原稿に到達する。原稿は、光帯を反射する。移動ユニット410は、コンタクトガラス544を通過した反射光を受け取る。この結果、読取機構400は、原稿の画像を読み取ることができる。
内部フレーム524には、給紙ローラー612と下側ローラー529との間で、案内部533から分岐した第1補助搬送路545が形成される。第1補助搬送路545は、導入部532の下方に形成される。
内部フレーム524には、第1補助搬送路545から分岐した第2補助搬送路546が形成される。第2補助搬送路546は、第2搬送ローラー対542と排出ローラー対543との間で、案内部533に接続される。
内部フレーム524は、スイッチバックローラー対547を更に備える。スイッチバックローラー対547は、第1補助搬送路545に配置される。
使用者が、図1を参照して説明されたコンソール120を操作し、複写機100に両面印刷を指示するならば、第1補助搬送路545、第2補助搬送路546及びスイッチバックローラー対547が利用される。原稿は、コンタクトガラス544を通過した後、第1補助搬送路545に送り込まれる。
スイッチバックローラー対547は、第1補助搬送路545に送り込まれた原稿を受け取り、トレイ501の下方に原稿を送り出す。その後、スイッチバックローラー対547は逆転し、原稿を収容部520内に再度引き込む。収容部520内に引き込まれた原稿は、第2補助搬送路546を通じて、案内部533へ送り出される。
第2補助搬送路546を通じて、案内部533へ送り出された原稿は、第1搬送ローラー対541によって受け取られる。その後、原稿は、コンタクトガラス544上を通過する。この結果、原稿の両面に描かれた画像が読取機構400によって読み取られる。原稿は、コンタクトガラス544を通過した後、延出部530上に排出される。
(給紙機構)
図6は、給紙機構600の概略的な斜視図である。図7は、給紙機構600の概略的な正面図である。図5乃至図7を用いて、給紙機構600が説明される。
給紙機構600は、ピックアップローラー611及び給紙ローラー612を保持する保持フレーム620を備える。図5に示される如く、保持フレーム620は、ピックアップローラー611から給紙ローラー612への原稿の搬送経路として用いられる導入部532を規定する。本実施形態において、保持フレーム620は、保持機構として例示される。
給紙機構600は、導入部532への原稿の挿入を規制する一対のストッパー機構630を備える。保持フレーム620は、ストッパー機構630がそれぞれ取り付けられる一対の取付壁621と、給紙機構600の上面を形成する上壁622と、を含む。
ストッパー機構630は、略L字型のストッパー片631と、ストッパー片631を取付壁621に連結するシャフト632と、シャフト632に巻回された捻りコイルバネ633と、を備える。ストッパー片631は、シャフト632周りに回動する。ストッパー片631の回動は、後述される。
図8は、原稿供給装置500の概略的な斜視図である。図4及び図8を用いて、原稿供給装置500が説明される。尚、図8に示される原稿供給装置500から給紙機構600は除去されている。
回動カバー522の内面525には、凹部548が形成される。給紙機構600は、凹部548に収容される。回動カバー522は、凹部548に収容された給紙機構600の保持フレーム620を支持する。本実施形態において、回動カバー522は、支持構造体として例示される。
図9は、凹部548周囲における回動カバー522の概略的な拡大斜視図である。図6、図7及び図9を用いて、回動カバー522への給紙機構600の取付が説明される。
回動カバー522は、一対の取付壁621のうち一方に隣接する第1隣接壁551と、他方に隣接する第2隣接壁552と、第1隣接壁551と第2隣接壁552との間で延びる天壁553と、を含む。天壁553は、上壁622に隣接する。第1隣接壁551、第2隣接壁552及び天壁553は、凹部548を規定する。本実施形態において、第1隣接壁551及び第2隣接壁552は、隣接壁としてそれぞれ例示される。第1隣接壁551及び第2隣接壁552に対向する一対の取付壁621それぞれは、対向壁として例示される。取付壁621に取り付けられたストッパー機構630は、規制部として例示される。
図6に示される如く、保持フレーム620は、各取付壁621から突出する一対のシャフト筒640を備える。図7に示される如く、シャフト筒640は、給紙ローラー612に対して略同軸である。
図9に示される如く、回動カバー522は、第1隣接壁551から突出する接続筒554を備える。接続筒554は、一方のシャフト筒640に連結される。第2隣接壁552には、他方のシャフト筒640が挿入される軸受凹部555が形成される。回動カバー522は、接続筒554及び軸受凹部555を用いて、保持フレーム620を支持する。保持フレーム620は、シャフト筒640周りに回動する。この結果、ピックアップローラー611は、上下動する。
回動カバー522は、第1隣接壁551及び第2隣接壁552からそれぞれ突出する一対の突出棒560を備える。突出棒560は、取付壁621に向けて突出する。本実施形態において、突出棒560は、突出部として例示される。
図10は、内部フレーム524上の給紙機構600の概略的な斜視図である。図10を用いて、ストッパー片631が説明される。
ストッパー片631は、シャフト632から下方に延びる第1アーム634と、シャフト632から水平に延びる第2アーム635と、を含む。突出棒560は、内部フレーム524に向かって延びる第1アーム634と、シャフト筒640に向かって延びる第2アーム635との間に入り込む。したがって、ストッパー片631の回動は、突出棒560によって干渉される。本実施形態において、第1アーム634は、規制アームとして例示される。第2アーム635は、制御アームとして例示される。第1アーム634の延出方向は、第1方向として例示される。第2アーム635の延出方向は、第2方向として例示される。
図11は、図10に対応する給紙機構600の概略的な正面図である。図5、図10及び図11を用いて、給紙機構600が説明される。
シャフト632に巻回された捻りコイルバネ633は、第1アーム634が給紙口521へ向かうように、ストッパー片631を付勢する。第1アーム634が下方に向き、導入部532を横切るとき、第2アーム635は、突出棒560に接触する。したがって、捻りコイルバネ633の付勢方向へのストッパー片631の回動は、突出棒560によって制限される。
第1アーム634が、導入部532を横切り、導入部532への原稿の進入を規制する規制位置に存する間、捻りコイルバネ633は、第1アーム634を、給紙口521に向けて付勢する。したがって、第1アーム634は、束ねられた原稿の先頭縁を揃えることができる。本実施形態において、捻りコイルバネ633は、付勢部材として例示される。
図12は、ストッパー片631の周囲における回動カバー522の概略的な拡大断面図である。図11及び図12を用いて、ストッパー片631の回動が説明される。
図11及び図12に示されるピックアップローラー611は、上限位置に存する。したがって、導入部532は、大きく開かれている。使用者は、原稿を、給紙口521を通じて導入部532に容易に挿入することができる。
図11に示される如く、第2アーム635が突出棒560に接触している間、第1アーム634は、突出棒560から離れている。したがって、使用者は、第1アーム634が突出棒560に接触するまで、原稿を導入部532に押し込むことができる。
原稿が導入部532に押し込まれると、第1アーム634は、給紙ローラー612に向けて回動する。図12に示される如く、第1アーム634が突出棒560に接触すると、給紙ローラー612に向かう第1アーム634の回動は停止される。この結果、原稿は、導入部532内において適切に位置決めされる。
(駆動機構)
図13は、給紙ローラー612又は保持フレーム620へ供給される動力の伝達経路を表す概略的なブロック図である。図5及び図13を用いて、保持フレーム620又は給紙ローラー612への動力の伝達が説明される。
給紙機構600は、保持フレーム620及び給紙ローラー612を駆動する駆動機構650を備える。駆動機構650は、保持フレーム620及び給紙ローラー612を駆動するための駆動力を生じさせるモーター651と、モーター651から駆動力を受ける伝達機構652と、を含む。伝達機構652は、回転シャフト、ギア、ベルトや減速器といった様々な既知の機械要素を用いて形成されてもよい。本実施形態において、モーター651は、駆動源として例示される。
伝達機構652は、保持フレーム620又は給紙ローラー612に駆動力を選択的に伝達するクラッチ機構653を含む。以下の説明において、クラッチ機構653から給紙ローラー612へ向かう駆動力の伝達経路は、「第1伝達経路」と称される。クラッチ機構653から保持フレーム620へ向かう駆動力の伝達経路は、「第2伝達経路」と称される。本実施形態において、伝達機構652は、第1伝達部として例示される。
クラッチ機構653は、バネクラッチやトルクリミッターであってもよい。本実施形態において、クラッチ機構653は、伝達機構652に加わるトルクに応じて駆動力の伝達経路を第1伝達経路と第2伝達経路との間で切り替える。
以下の説明において、給紙ローラー612が原稿を案内部533へ供給している間のモーター651の回転方向は、「第1回転方向」と称される。第1回転方向とは反対のモーター651の回転方向は、「第2回転方向」と称される。モーター651が第1回転方向に回転している間、伝達機構652に加わるトルクが所定の閾値を超えるならば、クラッチ機構653は、駆動力の伝達経路を第1伝達経路に設定する。モーター651が第1回転方向に回転している間、伝達機構652に加わるトルクが所定の閾値以下になるならば、クラッチ機構653は、駆動力の伝達経路を第2伝達経路に設定する。このとき、保持フレーム620は、ピックアップローラー611が下限位置に移動するように回動する。
ピックアップローラー611が下限位置に移動している間、ストッパー片631は、回動し、ストッパー片631と原稿との間の干渉は解消される。保持フレーム620とストッパー片631の連動は、後述される。
ピックアップローラー611が下限位置において原稿に接触した後、モーター651が第1回転方向に回転し続けるならば、伝達機構652に加わるトルクは増大する。伝達機構652に加わるトルクは、その後、閾値を超え、駆動力の伝達経路は、第1伝達経路に切り替えられる。この結果、給紙ローラー612は、回転し始める。ピックアップローラー611は、給紙ローラー612に同期して回転する。したがって、給紙機構600は、導入部532から案内部533へ原稿を送り込むことができる。
モーター651が第2回転方向に回転するならば、伝達機構652に加わるトルクは、閾値以下となる。この結果、クラッチ機構653は、駆動力の伝達経路を、第1伝達経路から第2伝達経路へ切り替える。モーター651が第2回転方向に回転を続けると、保持フレーム620は上方に回動し、ピックアップローラー611は上限位置に到達する。その後、モーター651は停止される。モーター651の停止は、保持フレーム620の位置を検出するセンサーからの信号に基づいてもよい。本実施形態において、駆動機構650は、保持フレーム620を上下に回動させ、ピックアップローラー611を、上限位置と下限位置との間で変位させる。したがって、駆動機構650は、変位機構として例示される。
図14は、凹部548内に収容された給紙機構600の周りにおける回動カバー522の概略的な拡大斜視図である。図13及び図14を用いて、給紙ローラー612からピックアップローラー611への動力の伝達が説明される。
駆動機構650は、給紙ローラー612とピックアップローラー611とに巻回される無端ベルト654を更に備える。図13を参照して説明された如く、クラッチ機構653が、駆動力の伝達経路を第1伝達経路に設定している間、駆動力は、給紙ローラー612に伝達される。給紙ローラー612へ伝達された駆動力は、無端ベルト654によって、ピックアップローラー611にも伝達される。この結果、ピックアップローラー611は、給紙ローラー612に同期して回転する。本実施形態において、無端ベルト654は、第2伝達部として例示される。
図15は、給紙機構600周りにおける回動カバー522の概略的な拡大断面図である。図6、図13及び図15を用いて、ピックアップローラー611を上限位置で保持するための構造が説明される。
図15に示されるピックアップローラー611は、上限位置に配置されている。図6に示される如く、ピックアップローラー611を保持する保持フレーム620の上壁622には、凹部623が形成される。
図15に示される如く、給紙機構600は、下マグネットプレート661を備える。下マグネットプレート661は、凹部623に配置される。回動カバー522は、下マグネットプレート661上に配置される上マグネットプレート562を備える。上マグネットプレート562は、天壁553に取り付けられる。
上マグネットプレート562は、下マグネットプレート661を磁気的に吸着する。したがって、ピックアップローラー611が上限位置に到達し、モーター651が停止した後も、ピックアップローラー611は、上限位置に保持されることとなる。モーター651が第1回転方向に回転し、クラッチ機構653が駆動力の伝達経路を第1伝達経路に設定すると、モーター651によって、下マグネットプレート661は上マグネットプレート562から分離される。その後、ピックアップローラー611は、下限位置に向け下降し、原稿に接触する。本実施形態において、上マグネットプレート562は、マグネット部として例示される。
(給紙機構の動作)
図16A乃至図16Eは、給紙機構600の動作を表す概略図である。図1、図10、図13、図16A乃至図16Eを用いて、給紙機構600の動作が説明される。
図16Aは、初期状態の給紙機構600を表す。初期状態において、導入部532には、原稿は挿入されていない。また、ピックアップローラー611は、上限位置に存する。第1アーム634は、導入部532を横切って延びる規制位置にある。
図16Bは、使用者が給紙口521を通じて導入部532へ原稿を挿入したときの給紙機構600を表す。図16Aと同様に、ピックアップローラー611は、上限位置に存するので、導入部532は、大きく開かれている。したがって、使用者は、給紙口521を通じて、原稿を導入部532へ容易に挿入することができる。
導入部532へ挿入された原稿の先頭縁は、第1アーム634に接触する。この結果、ストッパー片631は、シャフト632周りに回転する。ストッパー片631の回転により、第1アーム634は、突出棒560に向けて移動する。第1アーム634が、突出棒560に接触すると、ストッパー片631の回転は停止する。この結果、第1アーム634は、原稿の過度の挿入を防止することができる。
図16Cは、保持フレーム620の下方への回動を表す。使用者は、コンソール120を操作し、モーター651を起動することができる。このとき、クラッチ機構653は、駆動力の伝達経路を第2伝達経路に設定している。したがって、モーター651の駆動力は、保持フレーム620に伝達される。
保持フレーム620は、給紙ローラー612の回転軸周りに回転し、ピックアップローラー611は、下方へ変位する。保持フレーム620の下方への回動に伴い、保持フレーム620に取り付けられたストッパー片631も下方へ変位する。一方、回動カバー522の一部である突出棒560は変位しない。したがって、突出棒560の上方に存する第2アーム635は、突出棒560に接触する。
図16Dは、保持フレーム620の更なる下方への回動を表す。モーター651が回転し続けると、保持フレーム620は更に下方へ回動する。この結果、ピックアップローラー611及びストッパー片631も、更に下降する。第2アーム635は、突出棒560と干渉しているので、ストッパー片631は、シャフト632周りに回転する。
図16Eは、保持フレーム620の更なる下方への回動を表す。モーター651が回転し続けると、保持フレーム620は更に下方へ回動する。この結果、ピックアップローラー611は、下限位置に到達し、原稿に接触する。
保持フレーム620の回動の間、第2アーム635と突出棒560との干渉により、ストッパー片631は、シャフト632周りに回転し続ける。この結果、第1アーム634は、導入部532によって規定される原稿の搬送経路に沿う開放位置に到達する。したがって、第2アーム635は、突出棒560と協働して、第1アーム634の位置を適切に制御することができる。
ピックアップローラー611が下限位置に到達した後、モーター651が回転を続けると、伝達機構652に加わるトルクが増大する。この結果、クラッチ機構653は、駆動力の伝達経路を第1伝達経路に切り替える。この結果、給紙ローラー612及びピックアップローラー611が回転し始める。
ピックアップローラー611が回転すると、原稿は、導入部532へ引き込まれる。上述の如く、第1アーム634は、開放位置にあり、導入部532によって規定される原稿の搬送経路を開いているので、原稿は、給紙ローラー612に向けて適切に搬送される。
トレイ501上の全ての原稿が処理されると、モーター651は、逆転し、保持フレーム620は上昇する。シャフト632に巻回された捻りコイルバネ633によってストッパー片631は付勢されているので、第1アーム634は、図16Aに示される直立姿勢に復帰することができる。
本実施形態において、ローラーを用いた給紙構造が例示されている。代替的に、シートは、ローラーに巻回されたベルトを用いて給紙する給紙構造を用いて給紙されてもよい。
本実施形態の原理は、シートを搬送する機構を有する装置に好適に適用される。
100・・・・・・・・・・・・・・・複写機(画像形成装置)
111・・・・・・・・・・・・・・・上部筐体(スキャナー装置)
115・・・・・・・・・・・・・・・コンタクトガラス(透明板)
200・・・・・・・・・・・・・・・画像形成部
400・・・・・・・・・・・・・・・読取機構(スキャナー装置)
500・・・・・・・・・・・・・・・原稿供給装置(給紙装置)
522・・・・・・・・・・・・・・・回動カバー(支持構造体)
531・・・・・・・・・・・・・・・主搬送路(搬送経路)
532・・・・・・・・・・・・・・・導入部(搬送経路)
533・・・・・・・・・・・・・・・案内部(搬送路)
541・・・・・・・・・・・・・・・第1搬送ローラー対(搬送ローラー)
542・・・・・・・・・・・・・・・第2搬送ローラー対(搬送ローラー)
543・・・・・・・・・・・・・・・排出ローラー対(搬送ローラー)
551・・・・・・・・・・・・・・・第1隣接壁(隣接壁)
552・・・・・・・・・・・・・・・第2隣接壁(隣接壁)
560・・・・・・・・・・・・・・・突出棒(突出部)
562・・・・・・・・・・・・・・・上マグネットプレート(マグネット部)
600・・・・・・・・・・・・・・・給紙機構
611・・・・・・・・・・・・・・・ピックアップローラー(第1ローラー)
612・・・・・・・・・・・・・・・給紙ローラー(第2ローラー)
620・・・・・・・・・・・・・・・保持フレーム(保持機構)
621・・・・・・・・・・・・・・・取付壁(対向壁)
630・・・・・・・・・・・・・・・ストッパー機構(規制部)
633・・・・・・・・・・・・・・・捻りコイルバネ(付勢部材)
634・・・・・・・・・・・・・・・第1アーム(規制アーム)
635・・・・・・・・・・・・・・・第2アーム(制御アーム)
650・・・・・・・・・・・・・・・駆動機構(変位機構)
651・・・・・・・・・・・・・・・モーター(駆動源)
652・・・・・・・・・・・・・・・伝達機構(第1伝達部)
653・・・・・・・・・・・・・・・クラッチ機構
654・・・・・・・・・・・・・・・無端ベルト(第2伝達部)

Claims (11)

  1. シートを給紙する第1ローラーと、
    該第1ローラーによって給紙された前記シートを搬送する第2ローラーと、
    前記第1ローラーを保持し、前記第1ローラーから前記第2ローラーへの前記シートの搬送経路を規定する保持機構と、
    該保持機構を回動させ、前記第1ローラーが前記シートから離れる離間位置と、前記第1ローラーが前記シートに接触する接触位置との間で、前記第1ローラーを変位させる変位機構と、
    前記保持機構を支持する支持構造体と、を備え、
    前記支持構造体は、前記保持機構に隣接する隣接壁と、該隣接壁から前記保持機構に向けて突出する突出部と、を含み、
    前記保持機構は、前記隣接壁に対向する対向壁と、該対向壁に取り付けられた回動可能な規制部と、を含み、
    該規制部は、前記搬送経路を横切り、前記搬送経路への前記シートの挿入を規制する規制位置と、前記搬送経路に沿い、前記搬送経路を開く開放位置と、の間で回動する規制アームと、前記突出部と協働して、前記規制アームの位置を制御する制御アームと、を含み、
    前記変位機構が前記第1ローラーを前記離間位置から前記接触位置へ移動させるならば、前記制御アームと前記突出部との接触により、前記規制アームは、前記規制位置から前記開放位置へ回動することを特徴とする給紙機構。
  2. 前記規制アームが前記規制位置に存するときに前記シートが前記搬送経路に挿入されるならば、前記突出部は、前記規制アームに接触し、前記規制位置から前記開放位置への前記規制アームの回動を制限することを特徴とする請求項1に記載の給紙機構。
  3. 前記規制アームは、第1方向へ延出し、
    前記制御アームは、前記第1方向とは異なる第2方向に延出し、
    前記突出部は、前記規制アームと前記制御アームとの間で突出することを特徴とする請求項2に記載の給紙機構。
  4. 前記支持構造体は、前記保持機構を磁気的に吸着し、前記離間位置に前記第1ローラーを保持するマグネット部を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の給紙機構。
  5. 前記規制部は、前記規制アームを前記規制位置に向けて付勢する付勢部材を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の給紙機構。
  6. 前記保持機構は、前記第2ローラーを保持し、
    前記変位機構は、駆動力を生じさせる駆動源と、前記駆動力を伝達する第1伝達部と、を含み、
    該第1伝達部は、前記駆動力を前記第2ローラーへ伝達する第1伝達経路と、前記駆動力を前記保持機構へ伝達させる第2伝達経路と、を選択的に設定するクラッチ機構と、を含み、
    該クラッチ機構が前記第1伝達経路を設定するならば、前記第2ローラーは回転し、前記クラッチ機構が前記第2伝達経路を設定するならば、前記第1ローラーは、前記離間位置と前記接触位置との間で移動することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の給紙機構。
  7. 前記変位機構は、前記第2ローラーへ伝達された前記駆動力を前記第1ローラーへ伝達する第2伝達部を含むことを特徴とする請求項6に記載の給紙機構。
  8. 前記駆動源が前記第1伝達部を第1回転方向に回転させている間に前記第1伝達部に加わるトルクが所定の閾値以下になるならば、前記クラッチ機構は、前記第2伝達経路を設定し、
    前記トルクが前記所定の閾値を超えた後に前記駆動源が前記第1伝達部を前記第1回転方向に回転させるならば、前記クラッチ機構は、前記第1伝達経路を設定することを特徴とする請求項7に記載の給紙機構。
  9. 前記駆動源が前記第1回転方向とは反対の第2回転方向に回転させるならば、前記クラッチ機構は、前記第2伝達経路を設定し、前記第1ローラーを前記接触位置から前記離間位置へ移動させることを特徴とする請求項8に記載の給紙機構。
  10. 原稿を支持する透明板を有するスキャナー装置に原稿を供給する給紙装置であって、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の給紙機構を備え、
    前記支持構造体は、前記給紙機構によって供給された前記原稿が通過する搬送路に沿って配置された搬送ローラーを含むことを特徴とする給紙装置。
  11. 前記スキャナー装置と、
    請求項10に記載の給紙装置と、
    前記スキャナー装置によって読み取られた前記原稿の画像に関する画像データに従って、画像を形成する画像形成部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2012134602A 2012-06-14 2012-06-14 給紙機構、給紙装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP5810038B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012134602A JP5810038B2 (ja) 2012-06-14 2012-06-14 給紙機構、給紙装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012134602A JP5810038B2 (ja) 2012-06-14 2012-06-14 給紙機構、給紙装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013256379A true JP2013256379A (ja) 2013-12-26
JP5810038B2 JP5810038B2 (ja) 2015-11-11

Family

ID=49953158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012134602A Expired - Fee Related JP5810038B2 (ja) 2012-06-14 2012-06-14 給紙機構、給紙装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5810038B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002096935A (ja) * 2000-09-21 2002-04-02 Matsushita Graphic Communication Systems Inc 給紙装置
JP2003155133A (ja) * 2001-11-20 2003-05-27 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2005126202A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Murata Mach Ltd 自動原稿搬送装置
JP2005194023A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Murata Mach Ltd 自動原稿搬送装置
JP2006056690A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Canon Electronics Inc シート給送装置及び画像処理装置
JP2007050991A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Kyocera Mita Corp 給紙装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002096935A (ja) * 2000-09-21 2002-04-02 Matsushita Graphic Communication Systems Inc 給紙装置
JP2003155133A (ja) * 2001-11-20 2003-05-27 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2005126202A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Murata Mach Ltd 自動原稿搬送装置
JP2005194023A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Murata Mach Ltd 自動原稿搬送装置
JP2006056690A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Canon Electronics Inc シート給送装置及び画像処理装置
JP2007050991A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Kyocera Mita Corp 給紙装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5810038B2 (ja) 2015-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5605698B2 (ja) シート材搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JP6244629B2 (ja) 手差し給紙装置および画像形成装置
US7305209B2 (en) Sheet transport device, image reading device, and image forming device
JP2004357370A (ja) 接続装置、画像読取装置および画像形成システム
US7699304B2 (en) Paper feed structure for an image forming apparatus
JP5140702B2 (ja) 搬送装置及び搬送装置が組み込まれた画像形成装置
JP6707573B2 (ja) シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP5810038B2 (ja) 給紙機構、給紙装置及び画像形成装置
JP7151235B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP5481458B2 (ja) シート搬送装置およびこれを備えた画像形成装置
US8654413B2 (en) Reader and image forming apparatus
JP2006069693A (ja) 画像形成装置
JP7413056B2 (ja) シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP7484225B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP5439326B2 (ja) シート材給送装置及び画像形成装置
JP5265598B2 (ja) 搬送装置及び搬送装置が組み込まれた画像形成装置
JP2011011859A (ja) 画像処理装置、画像形成装置及び画像読取装置
JP2002370860A (ja) シート材給送装置及び画像形成装置
JP4996436B2 (ja) 用紙案内装置及びこれを搭載した画像形成装置
JPH0639297B2 (ja) 反転給紙装置
JP3806066B2 (ja) 画像形成装置
JP2019038699A (ja) 手差し給紙装置および画像形成装置
JP2011194699A (ja) 光学装置及び光学装置が組み込まれた画像形成装置
JPH1111740A (ja) 画像形成装置
JP2018039677A (ja) 手差し給紙装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150818

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5810038

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees