JP2013254522A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチ位置による触覚の違いを低減する。
【解決手段】電子機器10は、ユーザのタッチ操作を受け付けるタッチパッド11と、タッチパッド11を支持する支持部12と、タッチパッド11に取り付けられており、タッチパッド11をたわみ変形させる振動部13とを備える。タッチパッド11のたわみ振動が支持部12に伝わることにより支持部12は変形して変位振動を発生する。支持部12の変位振動の振幅は、タッチパッド11のたわみ振動の振幅よりも大きい。
【選択図】図1

Description

本開示は、種々の電子機器の操作部等に設けられ、入力装置として用いられるタッチパッドに関する。
特許文献1は、タッチパネルを備えた電子機器を開示する。この電子機器では、振動用素子が取付けられたタッチパネルの4角に固定クッションを配置する。固定用クッションは、固定用フレームに固定され、固定フレーム上にタッチパネルを支持する。振動用素子を駆動すると、タッチパネルを湾曲振動し、固定用クッションがその支点となる。固定用クッションは、振動を可能にする柔らかさと振動の支点となる硬さとを有する。これにより、タッチパネル等の平板状振動体を安定支持するとともに、その振動量を大きくする。
特開2006−227712号公報
本開示は、タッチ位置による触覚の違いを低減することができる電子機器を提供する。
本開示のある実施の形態に係る装置は、ユーザのタッチ操作を受け付けるタッチパッド11と、タッチパッド11を支持する支持部12と、タッチパッド11に取り付けられており、タッチパッド11をたわみ変形させる振動部13とを備える。タッチパッド11のたわみ振動が支持部12に伝わることにより支持部12は変形して変位振動を発生する。支持部12の変位振動の振幅は、タッチパッド11のたわみ振動の振幅よりも大きい。
本開示のある実施の形態に係る装置によれば、タッチ位置による触覚の違いを低減することができる。
実施の形態に係る電子機器の外観斜視図である。 (a)および(b)は実施の形態に係る電子機器の部分拡大図である。 (a)は実施の形態に係る振動の様子を示す図であり、(b)は実施の形態に係るタッチパッドの変形によるたわみ振動の様子を示す図であり、(c)は実施の形態に係る支持部の変形による変位振動の様子を示す図である。 (a)は実施の形態に係るタッチパッドと支持部の一例を示す上面図であり、(b)は実施の形態に係るタッチパッドと支持部の一例を示す断面図である。 実施の形態に係るタッチパッドと支持部の一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチパッドと支持部の一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチパッドと支持部の一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチパッドと支持部の一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチパッドと支持部の一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチパッドと支持部の一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチパッドと支持部の一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチパッドと支持部の一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチパッドと支持部の一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチパッドと支持部の一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチパッドと支持部の一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチパッドと支持部の一例を示す図である。 実施の形態に係るタッチパッドと支持部の一例を示す図である。 (a)は支持部が片持ちとなる構成の上面図であり、(b)は支持部が片持ちとなる構成の断面図である。 実施の形態に係る化粧リングの一例を示す図である。 (a)から(c)は実施の形態に係る支持部の一例を示す図である。 (a)および(b)は実施の形態に係るタッチパッドの一例を示す図である。 実施の形態に係る電子機器の外観斜視図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、出願人は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態)
図1は、実施の形態に係る電子機器10の外観斜視図である。電子機器10は、例えばノートパソコンである。電子機器10は、筐体1と、ディスプレイ2と、タッチパッド11と、キーボード4と、振動を制御する制御回路16(図2)とを備える。ユーザは、電子機器10のタッチパッド11にタッチ操作を行うことにより、ディスプレイ2に表示されたカーソルを移動させたり、所望のコマンドを実行させたりすることができる。さらにユーザは、特定の動きでタッチ操作を行うことにより、ジェスチャ入力を行うことができる。例えば、円を描くようなタッチ操作を行うことにより、ディスプレイ2に表示された
ドキュメントのスクロールを行うことができる。ユーザのタッチ操作に応じて、制御回路16はタッチ操作面を振動させることで、ユーザに触覚的なフィードバックを与えることができる。例えば、カーソルの移動に応じて触覚を提示することで、ユーザはカーソルの移動量を触覚的に把握することができる。またユーザが、ディスプレイ2に表示されたアイコン、ボタン、ソフトウェアキーボードなどを選択した際に、クリック感を提示することで、所望のコマンドが受け付けられたかどうかを触覚的に把握することができる。また、ジェスチャ入力時に触覚を提示することで、所望のジェスチャ入力が受け付けられたかを触覚的に把握することができる。
図2は、実施の形態に係る電子機器10の部分拡大図である。図2(a)はタッチパッド11の上面図、図2(b)は、図2(a)のA−Bで切断した時の断面図である。ここで、説明のためX方向、Y方向、Z方向について定義する。図2(a)において、紙面左右方向をX方向、紙面上下方向をY方向とする。また、図2(b)において、紙面上下方向をZ方向とする。
図2(a)および図2(b)に示すように、タッチパッド11と筐体1は、支持部12により機械的に接続されている。タッチパッド11はユーザのタッチ操作を受け付け、ユーザがタッチするタッチ操作部11aと、ユーザのタッチ操作を検出するタッチセンサ11bとを備える。また、タッチパッド11のユーザがタッチするタッチ操作面の反対側に圧電素子13が取り付けられている。タッチパッド11および圧電素子13は、制御回路16に接続されている。制御回路16は、圧電素子13の振動を制御する。筐体1とタッチパッド11との間には、化粧リング14の少なくとも一部が配置されている。タッチパッド11と制御回路16との間には、クッションシート15が配置されている。
タッチ操作部11aは、ユーザがタッチ可能な場所に配置されており、樹脂、ガラス、金属、またはそれらの複合材など、一定の剛性を備えた材料で構成される。タッチセンサ11bとしては、感圧方式や静電容量方式、光学式、表面弾性波方式など、公知のタッチセンサを用いることができる。
支持部12は、筐体1とタッチパッド11とを機械的に接続し、筐体1に対してタッチパッド11を片持ちでない方法で支持する。例えば、2つ以上の支持部12により、タッチパッド11は少なくとも2箇所で支持され、タッチパッド11は2つ以上の支持部の間に配置されている。例えば、支持部12は、タッチパッド11を両持ちで支持する。支持部12は、タッチパッド11のタッチ操作部11aに対し略平行に伸び、筐体1に接続されている。筐体1と支持部12との接続部分はタッチパッド11の外周部よりも外側に位置している。支持部12は、樹脂、金属、ゴム、ゲル、またはそれらの複合材など、一定の強度と弾性力を備えた材料で構成される。筐体1は、金属、樹脂、またはそれらの複合材などで構成されており、タッチパッド11を支えることができる剛性を備えている。また、筐体1と、タッチ操作部11aと、支持部12とは一体に成型されていてもよい。
圧電素子13は、タッチパッド11をたわみ変形させることで、タッチパッド11を加振する振動部の一例である。圧電素子13は、電圧を印加することで伸縮する、薄型の電気機械変換素子である。
化粧リング14は、加飾部の一例である。化粧リング14は、左化粧リング14aと右化粧リング14bとを有している。化粧リング14は、樹脂、金属、ガラス、またはそれらの複合材などで構成されている。化粧リング14は、筐体1とタッチパッド11との隙間から埃や水滴などが内部へ侵入するのを防ぐことで、防塵・防滴性能を向上させる。また、化粧リング14は、筐体1とタッチパッド11との隙間から電子機器10の内部が見えることを防ぎ、外観上の違和感を低減する。さらに、化粧リング14は、タッチパッド
11のタッチ操作面より表側に凸となっており、Z方向の高さはタッチパッド11よりも高い。このため、ユーザはタッチパッド11の周縁部を触覚的に把握することができる。化粧リング14は、メカニカルスイッチやタッチセンサ式スイッチなどを兼ねていてもよい。例えば、左化粧リング14aが左クリック用スイッチ、右化粧リング14bが右クリック用スイッチとなっていてもよい。
クッションシート15は、タッチパッド11が振動する際、制御回路16と衝突し、騒音や故障が発生するのを防ぐ緩衝材である。また、クッションシート15は、タッチセンサ11bおよび圧電素子13と、制御回路16との間でショートが発生するのを防ぐ。また、クッションシート15は、筐体内部に埃や水滴などが侵入するのを防ぐことで、防塵・防滴性能を向上させる。さらに、化粧リング14がメカニカルスイッチを兼ねている場合、クッションシート15はメカニカルスイッチの感触を向上させる。クッションシート15は、ゴム、ゲル、スポンジ、樹脂、またはそれらの複合材など、一定の弾性と絶縁性とを備えた材料で構成される。
図3に、タッチパッド11の振動の様子を示す。なお、図をわかりやすくするため、振動の大きさを実際より大きく描いている場合がある。また、化粧リング14、クッションシート15、制御回路16など、振動に直接関係ない部材は図中で省略する場合がある。
図3(a)のタッチパッド11の振動は、図3(b)に示すようなタッチパッド11のたわみ変形によるたわみ振動と、図3(c)に示すような支持部12の変形による変位振動とに分けて考えることができる。圧電素子13がタッチパッド11をたわみ変形させることでタッチパッド11はたわみ振動を発生し、タッチパッド11のたわみ振動が支持部12に伝わることにより支持部12は変形して変位振動を発生する。
ここで、タッチパッド11のたわみ変形によるたわみ振動の振幅をa、支持部12の変形による変位振動の振幅をbとする。たわみ振動の振幅aは、変位振動は考慮せずにタッチパッド11のたわみ変形のみに着目したときの振幅である。また、変位振動の振幅bは、たわみ振動は考慮せずに支持部12の変形のみに着目したときの振幅である。また、タッチパッド11のたわみ変形によるたわみ振動の腹の位置をx1、節の位置をx2とする。この時、位置x1における振動振幅z1=a+b、位置x2における振動振幅z2=bとなる。従って、位置x1、位置x2における振動振幅の比z1/z2=(a+b)/b=1+a/bとなる。従って、たわみ振動の振幅aに比べ、変位振動の振幅bが大きい程、タッチ位置による振動振幅の比は1に近づく。このように、タッチパッド11のたわみ振動の振幅aに比べ、支持部12の変位振動の振幅bの方が大きくなるように振動させることで、タッチパッド11のたわみ振動の腹の位置における振幅とタッチパッド11のたわみ振動の節の位置における振幅との差を小さくすることができ、タッチ操作面上のタッチ位置の違いによる触覚の違いを低減することができる。
たわみ振動の振幅aに比べ、変位振動の振幅bが大きくなるように振動させるために、支持部12のばね定数kは、変位振動の共振周波数fkが、たわみ振動の共振周波数fbより低くなるようにする。また、制御回路16は、変位振動の共振周波数fkの近傍の周波数fdでタッチパッド11を加振するように圧電素子13を制御する。例えば加振周波数fdを、共振周波数fk±100Hzの値に設定する。また、例えば加振周波数fdを、共振周波数fk±30Hzの値に設定してもよい。このように、たわみ振動の共振周波数fbよりも変位振動の共振周波数fkに近い周波数fdでタッチパッド11を加振する。これにより、圧電素子13で加振した時、変位振動の共振は発生するが、たわみ振動の共振は発生しなくなる。このため、変位振動の振幅bはたわみ振動の振幅aより大きくなる。
人間の触覚の周波数特性は、200〜300Hzで最も敏感になり、周波数が高くなると徐々に鈍感になっていくことが知られている。従って、ユーザに強い触覚を与え、タッチ位置における触覚の違いを低減するために、加振周波数fdは、例えば600Hz未満に設定される。さらにユーザに強い触覚を与え、タッチ位置における触覚の違いを低減するためには、加振周波数fdは例えば200〜300Hzに設定される。このように、加振周波数fdは例えば200Hz以上600Hz未満に設定されるが、200Hz未満であってもよい。例えば1Hzであってもよい。
また、ユーザに強い触覚を与え、タッチ位置における触覚の違いを低減するために、支持部12のバネ定数kは、変位振動の共振周波数fkが例えば600Hz未満になるように設定される。さらにユーザに強い触覚を与え、タッチ位置における触覚の違いを低減するために、変位振動の共振周波数fkは200〜300Hzに設定される。このように、共振周波数fkは例えば200Hz以上600Hz未満に設定されるが、200Hz未満であってもよい。
また、タッチ位置における触覚の違いを低減するために、タッチパッド11のたわみ振動の共振周波数fbは、例えば600Hz以上に設定される。さらにタッチ位置における触覚の違いを低減するために、タッチパッド11のたわみ振動の共振周波数fbは、1kHz以上に設定されてもよく、例えば5〜6kHzであってもよい。このように、共振周波数fbは例えば600Hz以上に設定され、上限は特に無いが、例えば600Hz以上6kHz以下に設定される。共振周波数fbは、例えば、人の指では感じにくいまたは感じられない周波数に設定される。
ここで、タッチパッド11の質量をmt、圧電素子13の質量をmpとする。変位振動の共振周波数fkは、支持部12をばね、タッチパッド11と圧電素子13とを質量とした時のばね質量系の共振周波数となるため、以下の式が成り立つ。
Figure 2013254522
従って、タッチパッド11の質量mt=6[g]、圧電素子13の質量mp=2[g]、200[Hz]<fk<300[Hz]とすれば、12.6[kN/m]<k<28.4[kN/m]となる。従って、変位振動の共振周波数fkを200〜300Hzにするためには、支持部12のばね定数kが12.6〜28.4kN/mとなるようにすればよい。ただし、実際はタッチセンサ11bや圧電素子13と制御回路16とを接続するフレキシブル基板などの配線が機械抵抗として働くことや、支持部12自体の質量も考慮する必要があるので、それらを考慮してばね定数kを設定する。
図4(a)にタッチパッド11と支持部12の一例の上面図を、図4(b)に図4(a)のC−Dで切断した時の断面図を示す。支持部12のばね定数kを小さくする方法としては、例えば以下の6つのことが考えられる。
(1)支持部材12の幅Wを小さくする。
(2)支持部材12の厚さTを小さくする。
(3)支持部材12の長さLを大きくする。
(4)支持部材12の数を減らす。(ただし、片持ち支持とならないようにする。)
(5)支持部材12の材料の剛性を低くする。
(6)支持部材12の形状を変更する。(例えば、後述する図5Lに示すように、蛇腹状にする)
次に、タッチパッド11の変形によるたわみ振動の共振周波数fbを計算する。例えば、タッチパッド11の形状を半径R=20mm、板厚h=2mmの円板形状とする。また、タッチパッド11の材料を、ヤング率E=2.65[GPa]、密度ρ=1.05、ポアソン比ν=0.33のABSとする。ここで、タッチパッド11の固定条件を自由支持とすれば、たわみ振動の共振周波数fbは、以下の式で与えられる。
Figure 2013254522
一般に、タッチパッド11は複数のたわみ振動の共振周波数を持つ。共振周波数が最も低くなる0次モードの共振では、λ2=5.25なので、共振周波数fb=12.8[k
Hz]となる。
実際のタッチパッドは、ヤング率20〜30GPaのガラスエポキシ基板と樹脂との複合材であることが多い。また、実際のタッチパッドは自由支持ではなく、何らかの形で支持されている。このため、たわみ振動の共振周波数fbは、ここで計算された値より高くなると考えられる。従って、加振周波数fdを200〜300Hzとすれば、たわみ振動の共振は発生しないと考えられる。
タッチパッド11のたわみ振動の共振周波数fbを高くする方法としては、例えば以下の6つのことが考えられる。
(1)タッチパッド11の半径Rを小さくする。
(2)タッチパッド11の板厚hを大きくする。
(3)タッチパッド11の材料の剛性を高くする。
(4)タッチパッド11の材料の密度を低くする。
(5)タッチパッド11の材料のポアソン比を大きくする。
(6)タッチパッド11の形状を変更する。(例えば、後述する図5Mに示すようにリブ17を設ける)
なお、タッチパッド11の振幅が約5〜50μmとなるように各構成要素を設定すると、人間の指に心地良い触覚(振動)を提示することができる。
本実施の形態において、電子機器10は、少なくとも筐体1と、ユーザのタッチ操作を受け付けるタッチパッド11と、筐体1とタッチパッド11を接続する支持部12と、タッチパッド11に取り付けられており、タッチパッド11をたわみ変形させる圧電素子13と、圧電素子13の振動を制御する制御回路16とを備える。支持部12の変形による振動の振幅は、タッチパッド11の変形による振動の振幅より大きい。これにより、ユーザのタッチ位置による振動振幅の差が小さくなる。そのため、タッチ位置による触覚の違いを低減することができる。
また、本実施の形態において、タッチパッド11は、支持部12の変形による変位振動の共振周波数fkと、タッチパッド11の変形によるたわみ振動の共振周波数fbとを有する。制御回路16は、圧電素子13が共振周波数fkの近傍の加振周波数fdでタッチパッド11を加振するように制御する。共振周波数fbは、共振周波数fkより高い。こ
れにより、単純な構成でタッチ位置による触覚の違いを低減することができるとともに、変位振動の共振を発生させることで、大きな振動振幅を得ることができる。
また、本実施の形態において、筐体1、タッチ操作部11a、支持部12が一体に成型されていてもよい。これにより、少ない部品点数で所望の効果を得ることができる。そのため、組み立て工数も削減され、電子機器のコストダウンにも寄与する。
また、本実施の形態において、タッチパッド11のユーザがタッチするタッチ操作面の反対側に直接圧電素子13を取り付けていてもよい。これにより、筐体1に伝播する振動が低減される。そのため、タッチパッド11を効率良く振動させることができる。
また、本実施の形態において、支持部12はタッチ操作面に略平行に伸びていてもよい。これにより、タッチパッド11を厚さ方向に大型化することなく、タッチ位置による触覚の違いを低減することができる。
また、本実施の形態において、化粧リング14をタッチパッド11と筐体1との間の隙間に配置している。これにより、タッチパッド11と筐体1との間のデッドスペースを有効活用することができる。また、タッチパッド11と筐体1との隙間から筐体内部が見えることを化粧リング14が防ぐことで、防塵効果を高めると共に、外観上の違和感を低減している。
また、本実施の形態において、化粧リング14がタッチ操作面より表側に凸となっている。これにより、ユーザがタッチパッド11の周縁部を触覚的に把握することが可能である。
(他の実施の形態)
図5A〜図5Mに、他の実施の形態に係るタッチパッド11と支持部12の例を示す。上記の実施の形態では支持部12は2本としていたが、これに限定されない。支持部12は、図5Aに示すように3本であってもよいし、それ以上であってもよい。また、上記の実施の形態では、支持部12はタッチパッド11の周囲に略均等に配置されていたが、これに限定されない。例えば図5Bのように、支持部12はタッチパッド11の周囲に均等に配置されていなくてもよい。また、上記の実施の形態では、支持部12はタッチパッド11の中心から放射状に伸びていたが、これに限定されない。支持部12は、図5Cに示すように、タッチパッド11の中心から放射状に伸びていなくてもよい。また、上記の実施の形態では、1本の支持部12は、タッチパッド11との接続部を1つ備えていたが、これに限定されない。図5Dに示すように、1本の支持部12がタッチパッド11との接続部を複数備えていてもよい。また、図5Eに示すように、支持部12には、貫通穴12aや切り欠き部12bが形成されていてもよい。このような構成により、支持部12のばね定数kを小さくすることができる。また、上記の実施の形態では支持部12は複数となっていたが、これに限定されない。例えば、図5Fに示すように、支持部12はタッチパッド11の周囲を全周に亘って取り囲むような形状であってもよい。
また例えば、図5Gに示すように、タッチパッド11の形状は、長方形でもよい。また、図5Gでは、タッチパッド11の対向する辺に接続された支持部12の形状や本数が等しくなっているが、これに限定されない。図5Hに示すように、対向する辺に接続された支持部12の形状や本数が異なっていてもよい。また、図5Gおよび図5Hでは支持部12はタッチパッド11の短辺に接続されていたが、これに限定されない。支持部12はタッチパッド11の長辺に接続されていてもよいし、図5Iに示すように、タッチパッド11の短辺、長辺の両方に接続されていてもよい。また、図5G〜図5Iでは、支持部12は、タッチパッド11の各辺の中点付近に配置されていたが、これに限定されない。図5
Jに示すように、支持部12は、タッチパッド11の各辺の中点付近に配置されていなくてもよい。また、タッチパッド11の形状は円形あるいは長方形には限定されない。例えば、図5Kに示すように、多角形でもよい。タッチパッド11の形状は、ユーザのタッチ操作を検出することができる形状であればよい。
また支持部12の形状は、図5Lに示すように、蛇腹状にしてもよい。これにより、支持部12のばね定数kを小さくすることができる。また、図5Mに示すように、タッチパッド11にリブ17を設けてもよい。これにより、タッチパッド11のたわみ振動の共振周波数fbを高くすることができる。
また、図6(a)に支持部12が片持ちとなる構成の上面図を、図6(b)に図6(a)のE−Fで切断した断面図を示す。支持部12の支持方法が片持ちとなる場合、図6(b)に示すように、位置x1における振動振幅と、位置x2における振動振幅が異なる。従って、支持部12の支持方法が片持ちとなる場合、タッチ位置によって触覚が異なり、ユーザが違和感を覚えることになる。このことより、支持部12は、タッチパッド11を片持ちでない方法で支持することが望ましい。タッチパッド11を片持ちでない方法で支持することにより、ユーザのタッチ位置による振動振幅の差が小さくなる。そのため、タッチ位置による触覚の違いを低減することができる。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術はこれらに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態も可能である。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
本実施の形態では、タッチ操作部11aとタッチセンサ11bは別部材として説明したが、これに限定されない。例えば、タッチセンサ11bがタッチ操作部11aを兼用してもよい。また、タッチパッド11は、不透明であってもよいし、透明であってもよい。また、タッチパッド11の下に表示パネルが配置されていてもよい。タッチパッド11として、表示パネルに接着されたオンセル型や、表示パネル自身がタッチ操作を検出するインセル型を用いることもできる。タッチパッド11は、ユーザがタッチ可能であり、ユーザのタッチ操作を検出する機能を有していればよい。
本実施の形態では、筐体1をベース部としていたが、これに限定されない。ベース部は、例えばタッチパッド11の下に配置された表示パネルでもよいし、制御回路16の基板であってもよい。ベース部材は、タッチパッド11を支えることができる剛性を備えている部材であればよい。また、筐体1は電子機器10の筐体に限定されず、タッチパッドモジュールして形成される場合は、そのモジュールの筐体であってもよい。タッチパッドモジュールは、電子機器10に搭載または接続されたときに、ユーザのタッチ操作を受け付けるインターフェースとして機能する。
本実施の形態では、圧電素子13はタッチパッド11のタッチセンサ11bの下面側に取り付けられていたが、これに限定されない。例えば、タッチ操作部11aと、タッチセンサ11bとの間に配置されていてもよい。圧電素子13は、タッチパッド11をたわみ変形させることで、タッチパッド11を加振することができればよい。
また、スパッタリング等の方法により、タッチ操作部11aまたはタッチセンサ11bに薄膜の圧電部材を形成して、圧電素子13として用いてもよい。
また、本実施の形態では振動部として圧電素子13を用いていたが、これに限定されない。振動部は、例えば人工筋肉や電磁アクチュエータなどであってもよい。
本実施の形態の化粧リング14は一例であり、構成、形状、材質などはこれに限定されない。例えば、図7に示すように、化粧リング14は、タッチパッド11および筐体1の上にオーバーハング部14cを備えていてもよい。このような構成にすることで、防塵・防滴性能がさらに向上する。また、外観上の違和感もさらに軽減される。
本実施の形態では、筐体1と、タッチ操作部11aと、支持部12とは一体的に成型されていたが、これに限定されない。筐体1と、タッチ操作部11aと、支持部12とは、それぞれ別体として設けられていてもよい。また、筐体1と支持部12とが一体的に成型されていて、タッチ操作部11aが別体として設けられていてもよいし、タッチ操作部11aと支持部12とが一体的に成型されていて、筐体1が別体として設けられていてもよい。
本実施の形態では、支持部12はタッチパッド11のタッチ操作面の面方向に沿って略平行に伸びていたが、これに限定されない。図8(a)に示すように、支持部12はタッチパッド11のタッチ操作面に対し略垂直に伸びていてもよい。このような構成にすることで、図8(b)に示すように、筐体1とタッチパッド11との隙間を小さくすることができる。このため、化粧リング14を備えていなくても、支持部12がタッチパッド11のタッチ操作面に対し略平行に伸びている構成に比べ、防塵・防滴性能が向上し、外観上の違和感も低減される。また、図8(c)に示すように、支持部12がタッチパッド11のタッチ操作面に対し斜めに伸びている構成でも、同様の効果が得られる。
上述した支持部12のばね定数kを小さくする方法は一例であり、これに限定されない。また、図4に示すタッチパッド11と支持部材12の形状は一例であり、これに限定されない。例えば変位振動の共振周波数fkが600Hz未満になるように、また例えば200〜300Hzになるようにばね定数kが設定されていればよい。支持部12のばね定数kを大きくしたい場合は、上述の(1)〜(5)の方法の逆を行えばよい。あるいは、上記(6)の方法で、ばね定数kが大きくなるように支持部12の形状を変更すればよい。
実際には、ばね定数kを小さくし過ぎると、タッチパッド11の信頼性が低下してしまう恐れがある。そこで、変位振動の共振周波数fkを低くするために、ばね定数kを小さくするのではなく、質量を大きくしてもよい。例えば、タッチパッド11に錘を取り付けてもよい。タッチパッド11の下に表示パネルが配置されている場合は、表示パネルをタッチパッド11に取り付けることで、質量を大きくしてもよい。また、タッチパッド11の板厚hを大きくしてもよい。タッチパッド11の板厚hを大きくすると、タッチパッド11のたわみ振動の共振周波数fbが高くなるため、タッチ位置における触覚の違いをより低減しやすくなる。
なお、上述のたわみ振動の共振周波数fbを高くする方法は一例であり、これに限定されない。また、図5Aから図5Mに示すタッチパッド11の形状は一例であり、これに限定されない。例えばタッチパッド11のたわみ振動の共振周波数fbが600Hz以上となるように、また例えば1kHz以上になるようにタッチパッド11が形成されていればよい。
なお、図9(a)および図9(b)に示すように、タッチパッド11と支持部12とが幾何的に明確な境界がなく一体的に成型されている場合、タッチパッド11と支持部材12との境界が、外観からはわかりにくい場合がある。このような場合は、タッチ操作が有効となるタッチ有効領域11cをタッチパッド11、それ以外の領域を支持部12と定義してもよい。
なお、本実施の形態では、電子機器10の一例としてノートPCを開示したが、これに限定されない。例えば、電子機器10は、図10に示すようなタッチパッド付きリモコンであってもよい。また、例えば、電子機器10は、携帯電話、PDA、ゲーム機、カーナビゲーション、ATMなど、ユーザのタッチ操作を受け付ける電子機器であってもよい。電子機器10は、ユーザのタッチ操作を受け付ける入力装置を備えていればよい。
また、上述の実施の形態では、振動を発生することで触覚を提示したが、本開示の技術はこれに限られない。例えば、静電気による摩擦の変化や、電流による皮膚の刺激、液体によるタッチ操作面形状の変化など、他の方法と振動とを組み合わせて触覚を呈示してもよい。また、触覚の呈示だけでなく、画面表示、音、光、熱などを適宜組み合わせてもよい。
なお、上述した電子機器10の制御動作は、ハードウエアによって実現されてもよいしソフトウエアによって実現されてもよい。そのような制御動作を実行させるコンピュータプログラムは、例えば制御回路16に搭載されるメモリーやROMに記憶される。また、そのようなコンピュータプログラムは、それが記録された記録媒体(光ディスク、半導体メモリー等)から電子機器10へインストールしてもよいし、インターネット等の電気通信回線を介してダウンロードしてもよい。
(まとめ)
実施の形態に係る装置は、例えば、ユーザのタッチ操作を受け付けるタッチパッド11と、タッチパッド11を支持する支持部12と、タッチパッド11に取り付けられており、タッチパッド11をたわみ変形させる振動部13とを備える。タッチパッド11のたわみ振動が支持部12に伝わることにより支持部12は変形して変位振動を発生する。支持部12の変位振動の振幅は、タッチパッド11のたわみ振動の振幅よりも大きい。
実施の形態に係る装置は、例えば、振動部13の振動を制御する制御部をさらに備え、制御部は、支持部12の変位振動の共振周波数の近傍の加振周波数で振動部13がタッチパッド11を加振するように制御し、タッチパッド11のたわみ振動の共振周波数は、支持部12の変位振動の共振周波数よりも高い。
タッチパッド11は、例えば、ユーザがタッチするタッチ操作部11aと、タッチ操作を検出するタッチセンサ11bとを備え、タッチ操作部11aと支持部12を支持するベース部1との少なくとも一方は、支持部12と一体に成型されている。
支持部12の変位振動の共振周波数は例えば600Hz未満である。
タッチパッド11のたわみ振動の共振周波数は例えば600Hz以上である。
振動部13は、例えば圧電素子である。
振動部13は、例えば、タッチパッド11のユーザがタッチするタッチ操作面の反対側に配置されている。
支持部12は、例えば、タッチパッド11のタッチ操作面の面方向に沿って伸びている。
実施の形態に係る装置は、例えば、加飾部をさらに備え、加飾部の少なくとも一部は、支持部12を支持するベース部とタッチパッド11との間に配置されている。
加飾部の少なくとも一部は、例えば、タッチパッド11のタッチ操作面に対し、表側に凸になっている。
タッチセンサ11bは、例えば、タッチ操作部11aと振動部13との間に配置されている。
支持部12を支持するベース部と支持部12とは、例えば、タッチパッド11の外周部よりも外側で接続されている。
実施の形態に係る装置は、例えば、支持部12を2つ以上備えている。
支持部12は、例えば、タッチパッド11の周囲に略均等に配置されている。
支持部12は、例えば、タッチパッド11の中心から略放射状に伸びている。
支持部12は、例えば、タッチパッド11の両側から略平行に伸びている。
支持部12は、例えば、タッチパッド11の周囲を全周に亘って取り囲んでいる。
タッチパッド11は、例えば、略円板形状である。
実施の形態に係る装置は、例えば、支持部12を2つ以上備えており、タッチパッド11は少なくとも2箇所で支持部12により支持されており、タッチパッド11は2つ以上の支持部12の間に配置されている。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示の電子機器は、ノートPC、リモコン、携帯型情報端末装置、コンピュータ用ディスプレイ、カーナビゲーション装置、ATM、券売機等の入力装置として好適に用いられる。
1 筐体
2 ディスプレイ
4 キーボード
10 電子機器
11 タッチパッド
11a タッチ操作部
11b タッチセンサ
11c タッチ有効領域
12 支持部材
12a 貫通穴
12b 切り欠き部
13 圧電素子
14 化粧リング
14a 左化粧リング
14b 右化粧リング
14c オーバーハング部
15 クッションシート
16 制御回路
17 リブ

Claims (22)

  1. ユーザがタッチするタッチパッドと、
    前記タッチパッドを支持する支持部と、
    前記タッチパッドをたわみ変形させる振動部と、
    を備え、
    前記タッチパッドのたわみ振動が前記支持部に伝わることにより前記支持部は変形して変位振動を発生し、
    前記支持部の変位振動の振幅は、前記タッチパッドのたわみ振動の振幅よりも大きい、装置。
  2. 前記振動部は、前記タッチパッドに取り付けられている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記タッチパッドの背面にさらに表示部を備える、請求項1に記載の装置。
  4. 前記振動部は、前記表示部に取り付けられている、請求項3に記載の装置。
  5. 前記振動部の振動を制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記支持部の変位振動の共振周波数の近傍の加振周波数で前記振動部が前記タッチパッドを加振するように制御し、
    前記タッチパッドのたわみ振動の共振周波数は、前記支持部の変位振動の共振周波数よりも高い、請求項1に記載の装置。
  6. 前記タッチパッドは、
    前記ユーザがタッチするタッチ操作部と、
    前記ユーザのタッチ操作を検出するタッチセンサと、
    を備え、
    前記タッチ操作部と前記支持部を支持するベース部との少なくとも一方は、前記支持部と一体に成型されている、請求項1に記載の装置。
  7. 前記支持部の変位振動の共振周波数は600Hz未満である、請求項1に記載の装置。
  8. 前記タッチパッドのたわみ振動の共振周波数は600Hz以上である、請求項1に記載の装置。
  9. 前記振動部は、圧電素子である、請求項1に記載の装置。
  10. 前記振動部は、前記タッチパッドのユーザがタッチするタッチ操作面の反対側に配置されている、請求項1に記載の装置。
  11. 前記支持部は、前記タッチパッドのタッチ操作面の面方向に沿って伸びている、請求項1に記載の装置。
  12. 加飾部をさらに備え、
    前記加飾部の少なくとも一部は、前記支持部を支持するベース部と前記タッチパッドとの間に配置されている、請求項1に記載の装置。
  13. 前記加飾部の少なくとも一部は、前記タッチパッドのタッチ操作面に対し、表側に凸になっている、請求項9に記載の装置。
  14. 前記タッチセンサは、前記タッチ操作部と前記振動部との間に配置されている、請求項3に記載の装置。
  15. 前記支持部を支持するベース部と前記支持部とは、前記タッチパッドの外周部よりも外側で接続されている、請求項1に記載の装置。
  16. 前記支持部を2つ以上備えている、請求項1に記載の装置。
  17. 前記支持部は、前記タッチパッドの周囲に略均等に配置されている、請求項1に記載の装置。
  18. 前記支持部は、前記タッチパッドの中心から略放射状に伸びている、請求項1に記載の装置。
  19. 前記支持部は、前記タッチパッドの両側から略平行に伸びている、請求項1に記載の装置。
  20. 前記支持部は、前記タッチパッドの周囲を全周に亘って取り囲んでいる、請求項1に記載の装置。
  21. 前記タッチパッドは、略円板形状である、請求項1に記載の装置。
  22. 前記支持部を2つ以上備えており、
    前記タッチパッドは少なくとも2箇所で前記支持部により支持されており、
    前記タッチパッドは前記2つ以上の支持部の間に配置されている、請求項1に記載の装置。
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