JP2004272651A - タッチパネル及びそれを備えた画面入力型表示装置 - Google Patents

タッチパネル及びそれを備えた画面入力型表示装置 Download PDF

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JP2004272651A JP2003063341A JP2003063341A JP2004272651A JP 2004272651 A JP2004272651 A JP 2004272651A JP 2003063341 A JP2003063341 A JP 2003063341A JP 2003063341 A JP2003063341 A JP 2003063341A JP 2004272651 A JP2004272651 A JP 2004272651A
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Abstract

【課題】長期的に品質の安定した振動で感知するタッチパネルを得る。
【解決手段】可撓性を有する方形の上透明絶縁基板62の下面に透明電極と引き回し電極14、15とを設けた上基板と、方形の下透明絶縁基板52の上面に透明電極と引き回し電極4、5と透明樹脂にて形成したドットスペーサとを設けた下基板と、を所定の隙間を持たせて対向配置して、絶縁性のシール材67で前記上基板と下基板の外周域を周回して接合したタッチパネル50において、前記上基板と下基板に、対向する一対の短辺の片方側に、対面して延設した第1の額縁62a、52aを設け、該上基板の第1の額縁62aに圧電素子65を設け、該上基板と下基板の第1の額縁の一部分を接着剤67e2、67f2で接着固定する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ATM、カーナビゲーション、自動販売機、複写機、各種端末機等の機器において、液晶ディスプレイ等の表示画面上に配置し、透視した画面の指示に従って使用者が情報の表示画面を指やペンで直接押してデータの入力が行われるタッチパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術における抵抗膜式タッチパネルは、可撓性を有する透明絶縁基板の下面に透明電極とこの透明電極に接続する引き回し電極を形成した上基板と、同じく上面に透明電極とこの透明電極に接続する引き回し電極を形成し、前記透明電極の上面にドットスペーサを一定間隔に配設した下基板とが、所定の隙間を持って透明電極同士が対面するような配置構造を取っている。そして、このタッチパネルを液晶表示装置等の表示装置の上面側に配置して使用される。表示装置の表示部分に位置する所のタッチパネルを指又はペンで押すことによって、タッチパネルの上基板が撓んでその押した所の透明電極が下基板の透明電極に接触し、そして、その接触点の位置が電気抵抗の測定によって検知されて入力情報が読みとられる。
【0003】
以下、従来例を図7〜10用いて説明する。図7は従来技術におけるタッチパネルの平面図、図8は図7におけるE−E断面図、図9は図7における下基板の平面図、図10は図7における上基板の平面図を示している。
【0004】
図7、図8、図9、図10に示すように、従来例のタッチパネル20は形状が方形形状をなす下基板1と可撓性を有する上基板11とを備えている。下基板1は、板厚が1.1mmの透明な方形のガラスからなる透明絶縁基板2と、この透明絶縁基板2の上面に方形形状に形成された透明電極3と、この透明電極3の図中上下の対向する両辺に沿って接続形成されて透明絶縁基板2の片方端にある点線枠で囲ったFPC取付部Sまで延設した一対の引き回し電極4及び5と、FPC取付部S近辺に形成された接続電極6、7と、透明電極3上にマトリックス状に配置したドットスペーサ8とで構成されている。尚、上記接続電極6、7は、後述する上基板11の引き回し電極14、15に導通接続を行うためにFPC取付部S近辺に設けられている。
【0005】
上基板11は、板厚が0.2mmの可撓性のある透明な方形形状のマイクロガラス(マイクロシートガラス)からなる透明絶縁基板12と、この透明絶縁基板12の下面に方形形状に形成されている透明電極13と、この透明電極13の図中左右の対向する両辺に沿って接続形成されてFPC取付部S方向に向かって延設された一対の引き回し電極14、15とで構成されている。
【0006】
そして、上下基板11、1の引き回し電極14、15及び4、5が方形配置となるように対向配置し、上下基板11、1とに10μm前後の隙間を持たせてシール材17で上下基板11、1とを固定すると共に、上下基板11、1の外周域を周回してシールしている。更に、上基板11に設けられた引き回し電極14及び15は、接続部B及びAの場所において、その先端部14a、15aが下基板1に設けた接続電極6及び7と導電性接着剤を介して接続され、導通がとられている。
【0007】
また、シール材17は、図中中央上部において、封口材19で封口した封口部Dを有している。
【0008】
また、防眩性を高めて透視性や品質表示を良くするために、上基板11の上面には偏光板18、下基板1の下面には位相差板16が貼付けられている。また、下基板1のFPC取付部SにはFPC9が取り付けられて外部との導通が図られるようになっている。
【0009】
上記構造を成すタッチパネル20の各構成要素部品は次のようになっている。下基板1を構成する透明絶縁基板2は透明なガラスが用いられる。このガラスはソーダガラスや石英ガラス、アルカリガラス、ほうけい酸ガラス、普通板ガラス等が利用でき、反り等が起きない程度の厚さのものが使われる。多くは0.7〜1.1mmのものが選択される。上基板11を構成する透明絶縁基板12は可撓性を必要とするところなので透明な薄板ガラスや透明なプラスチックフイルムが用いられる。一般的に、耐熱性が求められる機器(例えば、カーナビゲーション等)にはガラスが使用される。上記従来例は耐熱性や衝撃性にも強く、且つ可撓性も有する0.2mm厚みのほうけい酸ガラスからなるマイクロガラス(マイクロシートガラス)を使っている。
【0010】
下基板1を構成する透明電極3及び上基板11を構成する透明電極13は錫をドープした酸化インジウムのITO(Indium Tin Oxide)膜で、真空蒸着法、スパッタリング法、CVD法、印刷法等で形成する。この透明電極3及び13は高抵抗値であることが求められるため250〜500オングストロームの範囲で非常に薄く形成する。このITO膜は、基板全面に形成したものをフォトリソグラフィにより不要部分を除去し、必要な部分を残して形成する。
【0011】
下基板1を構成する引き回し電極4、5、接続電極6、7、及び上基板11を構成する引き回し電極14、15は、透明電極3、13に電圧印加するために設けるもので、銀粉や銅粉等の高導電性金属粉を熱硬化性のエポキシ樹脂等に混ぜ合わせてインク化したものをスクリーン印刷等の印刷方法で形成する。タッチパネルの性能上、これらの電極の抵抗値が低ければ低いほど良いものであり、一般に、透明電極のシート抵抗値に対してこれらの電極のシート抵抗値は100分の1以下であることが必要とされている。そこで、これらの電極の印刷の厚さを増したり、幅を広くしたりして抵抗値を小さく押さえる設計がなされている。
【0012】
下基板1を構成するドットスペーサ8は、押圧した部分以外の部分の透明電極同士が接触しないために設けるもので、透明なアクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、その他の透明な樹脂材料をスクリーン印刷等の方法でドットマトリックス状に一定間隔に形成し、その後、熱または紫外線で硬化処理を施して形成する。このドットスペーサ8は目に見えない大きさであることが求められることから、直径30〜60μm、高さは2〜5μm、ドット間隔は1〜8mmの範囲で設計される。
【0013】
シール材17は、スペーサボールを分散させた熱硬化性のエポキシ樹脂接着剤やアクリル樹脂接着剤等をスクリーン印刷等の方法で印刷して形成する。ここで使われるスペーサボールは上基板11と下基板1との隙間を一定隙間に保持するために設けるもので、所定の大きさの絶縁性のあるプラスチックボールやファイバーガラス等が利用される。このプラスチックボールやファイバーガラスの大きさは、上基板11の透明絶縁基板12の材質や厚さによって異なるが、0.2mmのマイクロガラスを使用した場合は概ね10μm前後の径のものが選択される。このシール材17は上基板11または下基板1の何れか一方に印刷した後、上基板11と下基板1とを位置を合わせて貼合わせ、加圧の下で加熱処理を施して硬化させ、接着固定を行っている。また、このシール材17は上基板11と下基板1を固定する役目と共に内部に水分やゴミ等の進入を防止するシールの役目も持っている
【0014】
偏光板18と位相差板16は防眩性を高めて透視性や表示品質を良くするために設けている。偏光板18は、様々なものが使用されているが一例をあげると、ポリビニールアルコールフイルムを常法により一軸延伸することによって厚さが20μmの偏光フイルムを作成し、この両面に厚さが80μmのセルロース系フイルムを張り合わせて厚さ180μmの偏光板としたもの等が利用できる。また、位相差板19は、ポリカーボネイトを素材として形成され、厚さ80μm程度である。
【0015】
上記構造のタッチパネルは、一般的に、液晶表示装置等の表示装置の上に取り付き、各種の機器等に組み込まれて使用される。例えば、複写機の場合についてのその使用方法を説明する。
【0016】
図11は複写機の斜視図を示している。先ず、この複写機の構造を簡単に説明すると、複写機30の本体37は、上部の方からカバー31があり、カバー31の下にコピーをする用紙をセットするスクリーン台32がある。スクリーン台32の下にはコピーされた用紙の搬出口33と収納場がある。前方には飛び出して操作盤34があり、この操作盤34にタッチパネル35や各種のスイッチボタン36が配設されている。タッチパネル35の下面には液晶表示装置が取り付けられており、液晶表示装置の表示画面がこのタッチパネル35の表示画面として現れる。コピー作業はこのタッチパネル35の表示画面を操作して行う。
【0017】
図12に示す表示画面はタッチパネル35のある表示画面を取り出して示したもので、コピー枚数を入力してコピーを実行させる表示画面を示している。この表示画面は、枚数を入力する1、2、3等の数字の表示部35a、入力した枚数を表示する表示部35e、入力した枚数を−、+で修正ができる修正表示部35b、入力枚数の枚数数字をクリアするクリア表示部35c、コピー開始の実行指示を出すコピー開始表示部35d、その他濃度調整の表示部、設定のやり直し表示部35fなどの各種の表示部を有している。
【0018】
この表示画面の操作方法は、コピーしたい枚数を数字の表示部35aの該当数字を指圧して枚数を入力する。次に、コピー開始表示部35dを指圧してコピー作業を実行させる。入力枚数を修正したい場合は−、+の修正表示部35bを指圧して修正するとか、或いはクリア表示部35cを指圧して再度入力し直す等の方法を取る。
【0019】
このような操作方法でコピー枚数を入力指示し、コピー作業を実行させる。しかし、指圧によって確実に入力指示がされたかどうかが分からないことが起きる。この表示画面の場合は入力枚数の表示部35eがあるので注意して見れば分かるのであるが、急いで操作する時とか馴れてしまった時には一々そこまで確認して行うことは少ない。そこで、指圧した時に入力指示がされたか否かが瞬時に分かるようになれば大変便利である。この点に関し、いままでに数々研究が成されてきた。その一つとして、特許文献1において、振動によって感知させる技術の開示をみている。
【0020】
図13は、この開示された、振動によって感知させるタッチパネル入力装置の断面図を示したものである。このタッチパネル入力装置は、液晶表示装置102と液晶表示装置102の上面側に設けられたタッチパネル101と液晶表示装置2の下面側に設けられた振動ユニット103とで構成されている。そして、このタッチパネル入力装置はバネ109により支持されていて、フレーム108に取り付いている。また、このタッチパネル入力装置には化粧板110が取り付いている。
【0021】
液晶表示装置102で表示された所定の表示部位のタッチパネル101を指圧すると電気的導通が図られて振動ユニット103が作動し、振動が起きる。この振動が液晶表示装置102を介してタッチパネル101の表面に伝わり、更にそれが利用者の指に伝わって感知させるものである。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
しかしなが、この構成のタッチパネル入力装置は、液晶表示装置及びタッチパネル全体を振動させるものであるから、液晶表示装置やタッチパネルの接着剤の接着部分の剥離現象や導通パターンの亀裂現象などが発生し易くなり、長期的に安定した品質保持が得られなくなる。また、バネなどの部品も必要となり、製造コストもアップしてくる。
【0023】
【特許文献1】
特開2000−137576号公報
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、製造コストを安くし、長期的に安定した品質保持が得られるタッチパネルを得ることを目的としたものである。そして、この目的を達成するものとして、本発明の請求項1に記載のタッチパネルは、可撓性を有する方形形状の上透明絶縁基板の下面に透明電極と引き回し電極とを設けた上基板と、方形形状の下透明絶縁基板の上面に透明電極と引き回し電極と透明樹脂にて形成したドットスペーサとを設けた下基板と、を所定の隙間を持たせて対向配置して、絶縁性のシール材で前記上基板と下基板の外周域を周回して接合したタッチパネルにおいて、前記上基板と下基板に、対向する一対の短辺の片方側に、対面して延設した第1の額縁を設け、該上基板の第1の額縁に圧電素子を設け、該上基板と下基板の第1の額縁の一部分を接着剤で接着固定したことを特徴とするものである。
【0025】
上基板に延設して設けた額縁に、圧電素子を配設して、上基板を振動させれば、指に振動が伝わり、確実にタッチングしたことを利用者に感知させることができる。上基板のみを振動させるので、タッチパネルの下面側に配設する液晶表示素子には全く振動の影響を与えない。また、圧電素子を設けた上基板の額縁の一部分を下基板と接着固定しているので、圧電素子によって上基板が振動し易い状態になっている。
【0026】
また、本発明の請求項2に記載のタッチパネルは、前記下基板の対向する一対の長辺の片方側に延設した第2の額縁を設け、該第2の額縁の一部分に、前記上基板の引き回し電極と、前記下基板の引き回し電極と、前記圧電素子に接続する引き回し電極とに接続するそれぞれの接続電極パターンを集合したことを特徴とするものである。
【0027】
下基板に第2の額縁を設け、そこにそれぞれの電極パターンを集合させ、FPCケーブルで接続して導通を図れば、1本のFPCケーブルで外部との接続処理を行うことができる。複雑な配線がなくなり、その取扱が容易になる。
【0028】
また、本発明の請求項3に記載のタッチパネルは、前記圧電素子は前記上基板の下面側に設けられていて、対面する下基板には、圧電素子が触れないように、切り欠けを設けてあることを特徴とするものである。
【0029】
下基板に切り欠けを設けて、下基板に触れないようにして上基板の下面側に圧電素子を設ければ、圧電素子が邪魔にならない状態でタッチパネルを、或いは表示装置をまとめることができる。取扱上の注意もなくせる。
【0030】
また、本発明の請求項4に記載のタッチパネルは、前記圧電素子は前記上基板の短辺幅の中心に設けられていることを特徴とするものである。
【0031】
短辺幅の中心位置に圧電素子を設ければ、上基板に均一な振動分布が起き、どの位置でも一様な振動の感知を得ることができる。また、品質寿命を長くすることになる。
【0032】
また、本発明の請求項5に記載のタッチパネルは、前記接着剤で接着固定した第1の額縁の一部分は前記上基板と下基板の長辺側の外縁部であることを特徴とするものである。
【0033】
長辺側の外縁部を固定して、短辺側の外縁は解放しているので、上基板に振動が起きやすい。
【0034】
また、本発明の請求項6に記載のタッチパネルは、前記接着剤で接着固定した第1の額縁の一部分は、前記上基板と下基板のコーナ部であることを特徴とするものである。
【0035】
これも、コーナ部のみを固定しているいるので、上基板に振動が起きやすい。
【0036】
また、本発明の請求項7に記載のタッチパネルは、前記シール材と前記接着剤は弾性エポキシ樹脂からなることを特徴とするものである。
【0037】
弾性樹脂で上基板を支えていると、上基板に振動が起きやすくなり、また、破損などもなくなる。
【0038】
また、本発明の請求項8に記載のタッチパネルは、第1の額縁の上基板に設けた圧電素子は、基板上にITO膜を形成し、該ITO膜上に導電性接着剤を介して接着固定したことを特徴とするものである。
【0039】
上基板上にITO膜を設けて、このITO膜と圧電素子を導電性接着剤を介して接着固定すれば、圧電素子を上基板に堅く、確実に接続して固定することができる。
【0040】
また、本発明の請求項9に記載のタッチパネルは、圧電素子に接続する引き回し電極を、圧電素子を接着固定したITO膜に接続していることを特徴とするものである。
【0041】
圧電素子の引き回し電極を圧電素子を取り付けたITO膜に接続するようにすれば、圧電素子への確かな導通接続を図ることができる。
【0042】
また、本発明の請求項10に記載のタッチパネルは、液晶表示装置などの表示装置の上面にタッチパネルを備えている画面入力型表示装置であって、前記請求項1乃至7のいずれか1つに記載のタッチパネルを備えていることを特徴とするものである。
【0043】
本発明のタッチパネルは上基板のみを振動させてパネルの確実なタッチングを感知させる。従って他の装置への振動の影響を与えない。また、タッチパネル自身もコンパクトにまとまっており、その取扱いも容易である。また、部品点数も少ないので製造コストも安くできる。各種の画面入力型表示装置に備えることによって、コスト的メリット、取扱いメリット、品質耐久性のメリットを得ることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜6をもって説明する。ここで、図1は本発明の第1実施形態に係るタッチパネルの平面図、図2は図1におけるX−X断面図、図3は図1における下基板の平面図、図4は図1における上基板の平面図、図5は圧電素子の作用によっての上基板の撓みの状態を示した模式図、図6は本発明の第2実施形態に係るタッチパネルの平面図を示している。尚、従来例と同一構成部品を取るものは同一付号を付して説明する。
【0045】
図1、図2より、本発明のタッチパネル50は、主要構成部品である方形形状の上基板61と下基板51とをシール材67を介して貼合わせ、それらの上下面に偏光板18と位相差板16を設けた構成となっている。また、本発明のタッチパネル50は、大きく分けて、操作領域部50aと振動体取付領域部50bとFPC取付領域部50cに分けられる。
【0046】
上記操作領域部50aは、液晶表示装置などの表示画像を見て、上基板61を指圧して指示操作を行うところで、シール材67でその周囲がシールされている。また、上記振動体取付領域部50bには、上下基板61、51の対向する一対の短辺の片方側を延設して設けた第1の額縁62a、52aに形成されていて、圧電素子65が設けられている。また、上記FPC取付領域部50cは、下基板51の対向する一対の長辺の片方側を延設して設けた第2の額縁52bに形成されていて、この部分に全ての導通パターンが集合し、FPC取付部Sが形成されている。そして、FPCを介して外部との導通が図られるようになっている。
【0047】
主要構成部品である上基板51は、図3に示すように、ガラスから成る方形形状をした透明絶縁基板52と、この下透明絶縁基板52の上面に方形形状に形成した透明電極3と、この透明電極3の図中上下の対向する両辺に沿ってFPC取付部Sにまで形成した引き回し電極4と5と、後述する上基板61の引き回し電極と接続する接続電極6、7と、後述する圧電素子65の引き回し電極と接続する接続電極56、57と、透明電極3の上面に一定の間隔に形成したドットスペーサ8とで構成されている。ここでの接続電極56、57は接続電極6、7と同じ材料で形成される。
【0048】
ここで、図3において、一点鎖線で示したラインはシール材67が設けられる部分を示している。この下透明絶縁基板52は、この一点鎖線を境にして、図中右側に、即ち、一対の短辺52c、52dの片方の短辺52d側に延設した第1の額縁52aを有している。この第1の額縁52aには後述する圧電素子が納まるように切り欠け52hが設けられている。また、上記した接続電極56の先端部56a、及び接続電極57の先端部57aがこの額縁52aの所まで伸びて形成されている。一方、図中下側に、一対の長辺52e、52fの片方の長辺52f側に延設した第2の額縁52bを有している。そしてこの額縁52bの所にFPC取付部Sを形成している。
【0049】
主要構成部品である上基板61は、図4に示すように、板厚が0.2mmの可撓性のある透明な方形形状をしたマイクロガラス(マイクロシートガラス)からなる上透明絶縁基板62と、この上透明絶縁基板62の下面に方形形状に形成した透明電極13と、この透明電極13の図中左右の辺に沿って形成した引き回し電極14、15と、図中一点鎖線の右側に設けた圧電素子65と、この圧電素子65に導通を図るために設けた引き回し電極63、64とで構成されている。ここでの引き回し電極63、64は引き回し電極14、15と同じ材料で形成される。
【0050】
ここで、図4において、一点鎖線で示したラインはシール材67が設けられる部分を示している。この上透明絶縁基板62は、この一点鎖線を境にして、図中右側に、即ち、一対の短辺62c、62dの片方の短辺62d側に延設した第1の額縁62aを有している。この第1の額縁62aの下面に圧電素子65と、それに接続する引き回し電極63、64を設けている。尚後述するが、この引き回し電極63、64は、その先端部63a、64aにおいて、下基板51に設けた接続電極57、56の先端部57a、56aとそれぞれ接続部G及び接続部Fで接続される。
【0051】
上記上基板61と下基板51は、ちょうど上基板61の引き回し電極14、15、及び下基板51の引き回し電極4、5が方形配置となるように、対向配置して、上下基板61、51とに10μm前後の隙間を持たせてシール材67で固定される。また、上基板61に設けた引き回し電極14、15は、下基板51に設けた接続電極6、7とそれぞれ図中の接続部Aと接続部Bで接続されて導通が図られる。また、同様に、上基板61に設けた圧電素子65の引き回し電極63は、その先端部63aにおいて、下基板51に設けた接続電極57の先端部57aと図中接続部Gの所で接続される。また、引き回し電極64も、その先端部64aにおいて、下基板51に設けた接続電極56の先端部56aと図中接続部Fの所で接続されて、それぞれ導通が図られる。
【0052】
ここで、上基板61の上透明絶縁基板62に形成した第1の額縁62aと下基板51の下透明絶縁基板52に形成した第1の額縁52aは、対面する位置に配置される。そして、上透明絶縁基板62の下面に設けた圧電素子65は、ちょうど下透明絶縁基板52に設けた切り欠け52hの所に接触しない状態で納まるようになっている。
【0053】
また、シール材67は、前記した操作領域部50aの外周四辺をシール材67e1、67c、67f1、67dで囲んでシールしている。また、振動体取付領域部50bは、本実施の形態では、延設した部分の辺にのみ接着剤67e2と67f2を設けている。そして、延設の外端部(図中では右側端部)は解放状態になっている。ここでの接着剤67e2、67f2はシール材67と全く同じ材料を使っており、シール材67e1と67f1を延設して接着剤67e2、67f2を形成したものである。
【0054】
上記シール材67は、上下基板51、61の隙間量に等しい粒径のスペーサボールを分散させた弾性エポキシ樹脂接着剤を用いている。スクリーン印刷方法などの公知の方法で形成する。弾性エポキシ樹脂としては、具体的には、東レ・レギュレックス樹脂(東レ株式会社)、エポソフト(横浜ゴム株式会社)などがあって、常温硬化型ではあるが、接着性、強靱性、耐水性、柔軟性に優れた特性を有している。尚、このシール材67に常温硬化型の樹脂接着剤を使用した場合は、常温で硬化させるものであるから、従来例で設けていた封口材での封口部は設ける必要はない。また、必ずしも弾性エポキシ樹脂を用いなければならないものでもなく、熱硬化型のエポキシ樹脂接着剤でも効果を有するものである。本実施の形態では、圧電素子65の作用で上基板61により振動を起こしやすくするために弾性エポキシ樹脂を使用しているものである。
【0055】
図5は圧電素子の作用によっての上基板の撓みの状態を示した模式図である。圧電素子65の分極方向と同一方向に電圧を印可すると圧電素子は縮み、それに連れて固定している上基板61bが圧電素子の縮む方向に引きつられて図に示すように凹状に撓む。上基板61はシール材67cと67dで固定されているが、圧電素子の部分で上基板61bが凹状に撓むと、シール材67dが支点となって、上基板61a部分は凸状に撓む(a図)。次に、圧電素子の分極方向と逆方向に電圧を印可すると圧電素子は伸び、それにつれて上基板61bは凸状に撓む。上基板61bが凸状に撓むと、シール材67dが支点となって上基板61a部分は凹状に撓む(b図)。このように、圧電素子に特定の周波数の下で交互に電圧を印可させることによって、操作領域部50aの上基板61aは凸状、凹状の撓み変形を繰り返して振動が発生する。この振動が指に感知されて、タッチパネルを完全に指示操作したことを知る。
【0056】
上記圧電素子の制御回路は図中では省略してあるが、別つな所に設けられている。上基板61を所望の表示位置を指圧し、上基板61の透明電極13と下基板51の透明電極3とが接触すると電流が流れ、その情報が制御回路に伝わり、更に、制御回路から圧電素子65へ情報が流れ、圧電素子65に上記の動作を連続的に起こさせる。
【0057】
圧電素子65を取り付けている振動体取付領域部50bにおける上基板61は、シール材67dと接着剤67e2、67f2との3方向で下基板51と固定されていて、一方向は完全に解放状態にある。圧電素子65は、接着剤67e2、67f2から少し離れた位置に有って、しかも片方は解放されているので、圧電素子の作用が上基板61に良く伝わる。更に、シール材67及び接着剤に弾性エポキシ樹脂を使用していることから、操作領域部50aの上基板61に振動が起きやすくなる。
【0058】
本実施の形態では、圧電素子65を短辺側の額縁に、しかも、その中心位置に設けている。振動をなるべく狭い幅で起こした方が均一になりやすい。また、その振動を中心位置で起こした方が左右両方に均一に振動が伝わりやすい。このことは、指圧した指にバラツキの小さい均一な振動を感じさせることになる。また、均一な振動が起きると、振動による破損などを少なくすることになって耐久性の面でも良い効果を生む。
【0059】
また、圧電素子65と引き回し電極63、64との接続方法は、圧電素子65の取付け部分の上基板61にITO膜を形成し、このITO膜と導電性接着剤を介して圧電素子65を接着固定している。また、このITO膜は一部分圧電素子65より外側にはみ出させて形成してあり(図中では省略)、このはみ出した部分のITO膜と圧電素子65の引き回し電極63、64とを接続している。
【0060】
このような接続方法を取っているので、圧電素子65を堅く確実に上基板61に固定できる。また、ITO膜を介して引き回し電極63、64と圧電素子65との接続を行っているので確かな導通接続が図れる。
【0061】
次に、図6は本発明の第2の実施形態に係るタッチパネルを示している。本発明の第2実施形態に係るタッチパネル70は、振動体取付領域部70bに設ける接着剤の塗布場所が前述した第1実施形態のタッチパネル50と異なるのみで、他の構成は全て同じである。
【0062】
本発明の第2実施形態のタッチパネル70は、第1実施形態のタッチパネルと同様に、操作領域部70a、振動体取付領域部70b、FPC取付領域部70cを有している。そして、操作領域部70aはシール材77e、77c、77f、77dの四辺でシールされている。また、振動体取付領域部70bは、そのコーナの2箇所で接着剤77gと77hで上下基板61、51が接着固定されている。ここでの接着剤77g、77hは、シール材77と全く同じ材料のものを使用しており、第1実施形態のシール材と全く同じもので、弾性エポキシ樹脂を使用している。
【0063】
上記構成のタッチパネル70は、圧電素子65から少し離れた2箇所のコーナで上基板61と下基板51を固定しているため、圧電素子65の作用で上基板61自身が良く振動するようになる。従って、利用者の指に良く振動が伝わる。
【0064】
本発明の実施形態を説明するに当たって、圧電素子65を上基板61の下面に設けた構成を説明した。圧電素子65を上基板61の上面に設けた構成のものでも同じ効果を得る。圧電素子65を上基板61の上面に設ける構成は、圧電素子65が外側に出ることから、破損などで取扱に充分注意を要する。また、装置組み込みにおいても圧電素子65の収納をも考慮した構造が必要になる。
【0065】
以上詳細に説明したように、本発明のタッチパネルにあっては、上基板のみを振動させて利用者の指に感知させる。従来例にあるように、液晶表示装置やタッチパネル全体を振動させるものではないので、長期的に品質が維持できて耐久性に優れたものが得られる。
【0066】
また、圧電素子を上基板の下面側に設けているのでタッチパネルの構造がコンパクトにまとまって、取扱いが容易になっている。また、引き回し電極や接続電極を1箇所に集合してFPCケーブルで外部と接続を図っているので、その取扱いが容易になっている。
【0067】
また、振動体を短辺側の額縁で、その中心位置に設けているので、起きる振動にバラツキが小さくて均一な振動を得る。
【0068】
また、圧電素子から少し離れた位置で上下基板を固定していること、シール材に弾性エポキシ樹脂を使用していること、から圧電素子の作用が上基板に良く伝わり、上基板に振動が起きやすくなる。
【0069】
本発明タッチパネルを液晶表示装置などの表示装置の上に備えて画面入力型表示装置に組み込めば、品質の安定した状態で長期的に使用することが可能となる。また、利用者に均一な振動を感じさせて違和感を感じさせない。複写機、FAX、ATM、その他の端末装置などに利用することによって上記に述べた効果を得ることができる。
【0070】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、長期的に安定した品質の下で使用が可能となる。また、振動のバラツキが小さく均一な振動が得られ、利用者に違和感を感じさせない。また、従来例より部品点数が少ないので、製造コストを安くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るタッチパネルの平面図である。
【図2】図1におけるX−X断面図である。
【図3】図1における下基板の平面図である。
【図4】図1における上基板の平面図である。
【図5】圧電素子の作用によっての上基板の撓みの状態を示した模式図で、(a)は圧電素子の分極方向と同一方向に電圧を印可したときの上基板の撓みの状態を示し、(b)は圧電素子の分極方向と逆方向に電圧を印可したときの上基板の撓みの状態を示した模式図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係るタッチパネルの平面図である。
【図7】従来のタッチパネルの平面図である。
【図8】図7におけるE−E断面図である。
【図9】図7における下基板の平面図である。
【図10】図7における上基板の平面図である。
【図11】複写機の斜視図である。
【図12】図11におけるタッチパネルのある表示画面を示した平面図である。
【図13】従来の振動によって感知させるタッチパネル入力装置の断面図である。
【符号の説明】
3、13 透明電極
4、5、14,15 引き回し電極
6、7 接続電極
8 ドットスペーサ
16 位相差板
18 偏光板
50、70 タッチパネル
50a 操作領域部
50b 振動体取付領域部
50c FPC取付領域部
51 下基板
52 下透明絶縁基板
52a 第1の額縁
52b 第2の額縁
52c、52d、62c、62d 短辺
52e、52f、62e、62f 長辺
52h 切り欠け
56、57 接続電極
61 上基板
62 上透明絶縁基板
62a 第1の額縁
63、64 引き回し電極
65 圧電素子
67、67c、67d、67e1、67f1、 シール材
67e2、67f2 接着剤
77、77c、77d、77e、77f シール材
77g、77h 接着剤
S FPC取付部

Claims (10)

  1. 可撓性を有する方形形状の上透明絶縁基板の下面に透明電極と引き回し電極とを設けた上基板と、方形形状の下透明絶縁基板の上面に透明電極と引き回し電極と透明樹脂にて形成したドットスペーサとを設けた下基板と、を所定の隙間を持たせて対向配置して、絶縁性のシール材で前記上基板と下基板の外周域を周回して接合したタッチパネルにおいて、
    前記上基板と下基板に、対向する一対の短辺の片方側に、対面して延設した第1の額縁を設け、該上基板の第1の額縁に圧電素子を設け、該上基板と下基板の第1の額縁の一部分を接着剤で接着固定したことを特徴とするタッチパネル。
  2. 前記下基板の対向する一対の長辺の片方側に延設した第2の額縁を設け、該第2の額縁の一部分に、前記上基板の引き回し電極と、前記下基板の引き回し電極と、前記圧電素子に接続する引き回し電極とに接続するそれぞれの接続電極パターンを集合したことを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル。
  3. 前記圧電素子は前記上基板の下面側に設けられていて、対面する下基板には、圧電素子が触れないように、切り欠けを設けてあることを特徴とする請求項1又は2に記載のタッチパネル。
  4. 前記圧電素子は前記上基板の短辺幅の中心に設けられていることを特徴とする請求項1、2、3のいずれか1つに記載のタッチパネル。
  5. 前記接着剤で接着固定した第1の額縁の一部分は前記上基板と下基板の長辺側の外縁部であることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル。
  6. 前記接着剤で接着固定した第1の額縁の一部分は、前記上基板と下基板のコーナ部であることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル。
  7. 前記シール材と前記接着剤は弾性エポキシ樹脂からなることを特徴とする請求項1、5、6のいずれか1つに記載のタッチパネル。
  8. 前記第1の額縁の上基板に設けた圧電素子は、基板上にITO膜を形成し、該ITO膜上に導電性接着剤を介して接着固定したことを特徴とする請求項1、2、3、4のいずれか1つに記載のタッチパネル。
  9. 前記圧電素子に接続する引き回し電極は、前記圧電素子を接着固定したITO膜と接続していることを特徴とする請求項2又は8に記載のタッチパネル。
  10. 液晶表示装置などの表示装置の上面にタッチパネルを備えている画面入力型表示装置であって、前記請求項1乃至9のいずれか1つに記載のタッチパネルを備えていることを特徴とする画面入力型表示装置。
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