JP2013253569A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

蒸発燃料処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013253569A
JP2013253569A JP2012130314A JP2012130314A JP2013253569A JP 2013253569 A JP2013253569 A JP 2013253569A JP 2012130314 A JP2012130314 A JP 2012130314A JP 2012130314 A JP2012130314 A JP 2012130314A JP 2013253569 A JP2013253569 A JP 2013253569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing body
holding member
grid
casing
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012130314A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Arase
雄治 荒瀬
Hiroyuki Yoshida
博行 吉田
Toshinobu Horimatsu
俊宣 堀松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mahle Filter Systems Japan Corp
Original Assignee
Mahle Filter Systems Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mahle Filter Systems Japan Corp filed Critical Mahle Filter Systems Japan Corp
Priority to JP2012130314A priority Critical patent/JP2013253569A/ja
Priority to US13/909,568 priority patent/US20130327303A1/en
Priority to EP20130170842 priority patent/EP2671624A1/en
Priority to CN201310227249.1A priority patent/CN103480236A/zh
Publication of JP2013253569A publication Critical patent/JP2013253569A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/08Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
    • F02M25/0854Details of the absorption canister
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/02Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by adsorption, e.g. preparative gas chromatography
    • B01D53/04Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by adsorption, e.g. preparative gas chromatography with stationary adsorbents
    • B01D53/0407Constructional details of adsorbing systems
    • B01D53/0415Beds in cartridges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2259/00Type of treatment
    • B01D2259/45Gas separation or purification devices adapted for specific applications
    • B01D2259/4516Gas separation or purification devices adapted for specific applications for fuel vapour recovery systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)

Abstract

【課題】金属製スプリングに代わるウレタンフォーム等の成形弾性材の採用を前提に、成形弾性材を過剰に圧縮変形させることなしに、適度な弾性力による吸着材の圧締保持構造を実現した構造を提供する。
【解決手段】ケース本体2内に充填された吸着材4と重ね合わせるようにして、成形弾性材としてのウレタンフォーム15と保持部材としての格子状のグリッド18を配置する。ケース本体側の歯付き溝部20に対してグリッド18側の歯付き突状部23をねじの螺進作用と同じ原理で締め込む。双方の歯同士の噛み合わせにより段階的な任意の位置でグリッド18を止めて、ウレタンフォーム15に適度な弾性力を付与して過剰な圧縮変形を未然に防止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車の燃料タンクから蒸発した燃料を吸着して、その燃料をエンジン稼働時に燃焼させる蒸発燃料処理装置(キャニスタとも称される。)に関する。
従来の蒸発燃料処理装置としては、例えば活性炭を吸着材として用いたカーボンキャニスタと称されるものが知られている。このキャニスタは、内部に蒸発燃料や大気が通流する流路があり、燃料タンクから発生した蒸発燃料を活性炭に一旦吸着させる一方、エンジン稼働時にはそのエンジン負圧を利用して大気をキャニスタ内に導入し、活性炭が吸着している蒸発燃料を脱離させてエンジン内へ吸引することで燃焼処理する機能を有するものである。
そして、例えば特許文献1,2に記載されているように、吸着材である活性炭は樹脂製あるいは金属製のケースに充填されていて、同じくケース内に配置された金属製の圧縮コイルスプリングやウレタンフォーム等の弾性力を利用して、適度な力で圧締保持されている。
これは、キャニスタの吸着材として使用される活性炭が造粒炭あるいは破砕炭等の粒状のものであることに基づいていて、粒状の活性炭の充填量や充填率のばらつき、あるいはケースの製造時の容量ばらつき等により活性炭層の端面位置が微妙に変動することから、このような活性炭層の端面位置のばらつきを吸収しつつ充填後の活性炭のいわゆる踊り現象を抑制するために上記のような弾性体による圧締保持構造が採用されている。
なお、上記のような金属製の圧縮コイルスプリングやウレタンフォームが配置される部位では、活性炭漏れを防止しつつ通気性を確保するためのフィルター機能が同時に要求され、金属製の圧縮コイルスプリングを採用した場合には例えば多孔板状のグリッドが併用されるものの、ウレタンフォームを採用した場合にはそれ自体でフィルター機能を発揮させることができる。
特開2009−127603号公報 特開2006−299849号公報
しかしながら、活性炭の圧締保持構造として金属製の圧縮コイルスプリングを用いた場合には、弾性特性には優れるもののコストアップが余儀なくされ、他方、ウレタンフォーム等の成形弾性材を用いた場合には、先に述べたような活性炭層の端面位置のばらつきを吸収する上で過剰に圧縮変形させて使用することが避けられず、結果として通気抵抗が大きくなりすぎて必要な通気性を確保することができなくなるおそれがあるほか、過剰に圧縮変形させて使用する故に「へたり」等の影響による耐久性の面でもなおも課題を残している。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、コスト的に有利なウレタンフォーム等の成形弾性材の採用を前提に、とりわけ過剰に圧縮変形させることなしに先に述べたような活性炭層の端面位置のばらつきを吸収することができて、適度な弾性力による活性炭の圧締保持構造を実現することができるようにした構造を提供しようとするものである。
本発明に係る蒸発燃料処理装置は、請求項1に記載のように、一端面が開放された有底筒状のケーシング本体と、このケーシング本体内に充填されて蒸発燃料の吸着・離脱作用をなす粒状の吸着材と、上記ケーシング本体の開放された一端面側において吸着材と積層配置された成形弾性体からなる通気性部材と、上記ケーシング本体の開放された一端面側において上記通気性部材と積層配置されて、当該通気性部材を圧締保持する格子状または多孔状の保持部材と、上記ケーシング本体の開放された一端面に装着されて当該開放された一端面を閉塞するカバー部材と、を備えている。
そして、上記保持部材は、ケーシング本体の内周面と保持部材の外周面との間に形成された歯形位置決め保持機構によって、上記通気性部材を圧縮変形させた状態に保ちつつケーシング本体に対する押し込み方向の任意の位置に位置決め保持されているとともに、上記歯形位置決め保持機構は、ケーシング本体からの保持部材の抜け方向の変位を阻止していることを特徴とする。
この場合において、請求項2に記載のように、上記歯形位置決め保持機構は、ケーシング本体に対する保持部材の押し込み方向において段階的な任意の位置でその保持部材の位置決め保持が可能となっていることが望ましい。
より具体的には、請求項3に記載のように、上記ケーシング本体は有底円筒状のものであるとともに、上記通気性部材、カバー部材および保持部材は共に円形のものであって、上記歯形位置決め保持機構は、上記ケーシング本体の開放された一端面側内周面および保持部材の外周面のうちいずれか一方に形成された螺旋状の歯付き溝部と他方に形成された歯付き突状部とで形成されているとともに、これらの歯付き溝部と歯付き突状部との係合・噛み合いに基づく螺進作用によって、ケーシング本体に対する保持部材の押し込み方向において段階的な任意の位置でそのスペーサ部材の位置決め保持が可能となっていて、さらに上記歯付き溝部と歯付き突状部との係合・噛み合いよって、ケーシング本体からの保持部材の抜け方向の変位を阻止している構造であるものとする。
したがって、少なくとも請求項1に記載の発明では、一端面が開放された有底筒状のケーシング本体に所定量の吸着材を充填し、その吸着材の上に通気性部材、保持部材の順に重ね合わせたならば、ケーシング本体の開放された一端面をカバー部材にて閉塞する前に、保持部材をケーシング本体内に押し込むものとする。そして、歯形位置決め保持機構は保持部材の押し込み方向において任意の位置にその保持部材を位置決め保持することができる機能を有していることから、通気性部材が適度に圧縮変形した時点で保持部材に対する押し込み力を解除する。これにより、保持部材はその任意の位置に位置決め保持されて、ケーシング本体からの保持部材の抜け止めが施されるとともに、通気性部材の適度な圧縮変形状態が維持することができる。
本発明によれば、金属製の圧縮コイルスプリングを採用する場合と比べてコストダウンを図ることができるほか、ウレタンフォーム等の成形弾性材を過剰に圧縮変形させることなしに、ケーシング本体内に収容される吸着材層の端面位置のばらつきを吸収することができて、成形弾性材の適度な圧縮変形状態を安定して維持できるとともに、成形弾性体も最小限の厚みのもので済むことになる。そのため、成形弾性体に必要な通気性を十分に確保することができるとともに、成形弾性体の耐久性も向上する。
特に請求項3に記載の発明によれば、歯形位置決め保持機構が螺旋状の歯付き溝部と歯付き突状部との組み合わせにより形成されているため、ケーシング本体に保持部材を一旦押し込んでしまえば歯付き溝部と歯付き突状部との噛み合いのためにその保持部材の抜き取りが不可となり、歯形位置決め保持機構による通気性部材や保持部材の位置決め保持性が一段と向上する。
本発明に係る蒸発燃料処理装置の第1の実施の形態を示す図で、その全断面説明図。 図1の要部断面説明図。 図2における各構成要素同士の分解斜視図。 図3のケーシング本体に対してグリッドを装着した状態を示す要部断面斜視図。 図4の左側面説明図。 本発明に係る蒸発燃料処理装置の第2の実施の形態を示す図で、その全断面説明図。 本発明に係る蒸発燃料処理装置の第3の実施の形態を示す図で、その要部拡大断面図。 本発明に係る蒸発燃料処理装置の第4の実施の形態を示す図で、その要部拡大説明図。
図1〜5は本発明に係る蒸発燃料処理装置(以下、「キャニスタ」と略称する。)を実施するためのより具体的な第1の形態を示し、特に図1はいわゆる2室タイプのキャニスタ全体の断面図を、図2以下の図面は図1に示したキャニスタの細部の構造を示している。
図1に示すように、キャニスタは、密閉されたケーシング1内に吸着材4としての粒状の活性炭(多くの場合には、造粒炭あるいは破砕炭)を充填したものであって、ケーシング1の一端にはチャージポート5とパージポート6のほか大気ポート7がそれぞれに付帯している。
ケーシング1は、ポリアミド樹脂その他の所定の樹脂材料にて形成された大小二つのケーシング本体2,3、ここでは円筒状で大径の一方のケーシング本体2とこれよりも小径の同じく円筒状の他方のケーシング本体3とを並べて配置した上で底部側の連接壁部8(図5参照)を介して相互に一体化したものであって、これらの二つのケーシング本体2,3はそれぞれの底壁部として機能するカバー部材たる浅皿状のカバープレート9を共有している。このカバープレート9は双方のケーシング本体2,3内に吸着材4を充填した後に、事後的に溶着等の手段によりそれぞれのケーシング本体2,3と接合・一体化される。これにより、双方のケーシング本体2,3の内部空間は相互に隔離されてはいても、カバープレート9に近い狭隘な連通路10を介して互いに連通している。なお、図1から明らかなように、双方のケーシング本体2,3は同図の上端側に向かってその断面積が漸次小さくなる緩やかなテーパ状のものとして形成されている。
大径の一方のケーシング本体2の一端には所定容積の二つのチャンバ部11,12が並列に突出形成されていて、一方のチャンバ部11にはこれよりも小径のチャージポート5が開口形成されているとともに、他方のチャンバ部12にはこれよりも小径のパージポート6が開口形成されている。同様に小径の他方のケーシング本体3の一端にはチャンバ部を介することなく大気ポート7が直接的に開口形成されている。上記チャージポート5は図示外の燃料タンクからの蒸発燃料をケーシング1内に導入するための蒸発燃料導入部として機能し、パージポート6は後述する大気導入によって吸着材4から脱離した燃料をエンジンの吸気系に戻すための蒸発燃料排出部として機能することになる。また、大気ポート7は外部からケーシング1内に大気を積極的に導入するための大気導入部として機能することになる。
大径の一方のケーシング本体2では、チャンバ部11,12ごとに独立した不織布あるいはウレタンフォーム等の所定厚みの通気性部材からなるシート状のスクリーン13,14のほか底部側の成形弾性体からなる通気性部材としてのウレタンフォーム15を介して粒状の吸着材4がフルに且つ満遍なく充填されていて、これらの吸着材4は後述するようにウレタンフォーム15により付与される適度な弾性力にて圧締保持されている。
同様に、小径の他方のケーシング本体3では、大気ポート7側に位置する不織布あるいはウレタンフォーム等の所定厚みの通気性部材からなるシート状のスクリーン16のほか底部側の成形弾性体からなる通気性部材としてのウレタンフォーム17を介して粒状の吸着材4がフルに且つ満遍なく充填されていて、これらの吸着材4は同様にウレタンフォーム17により付与される適度な弾性力にて圧締保持されている。
以上により、吸着材4が充填されている容積の大きな一方のケーシング本体2がキャニスタの主室として機能し、同じく吸着材4が充填されている容積の小さな他方のケーシング本体3がキャニスタの副室として機能することになる。
大径側の一方のケーシング本体2側では、通気性を有しながらも剛性のある保持部材、例えば樹脂材料製の例えば格子状のグリッド18がウレタンフォーム15と重ね合わせるかたちで配置されている。これにより、底部側の通気性部材であるウレタンフォーム15がグリッド18にてバックアップされているとともに、後述するようにグリッド18それ自体は単独で一方のケーシング本体2に対して位置決め保持されていて、グリッド18とカバープレート9との間には所定の隙間が確保されている。
このような構造は小径の他方のケーシング本体3側についても全く同様であって、通気性を有しながらも剛性のある保持部材としての樹脂材料製の例えば格子状のグリッド19が底部側の通気性部材であるウレタンフォーム17と重ね合わせるかたちで配置されている。これにより、ウレタンフォーム17がグリッド19にてバックアップされているとともに、後述するようにグリッド19それ自体は単独で他方のケーシング本体3に対して位置決め保持されていて、グリッド19とカバープレート9との間には所定の隙間が確保されている。
このように、双方のケーシング本体2,3共に吸着材4の両側にスクリーン13,14,16、ウレタンフォーム15,17、さらにはグリッド18,19等があることによって、チャージポート5やパージポート6側さらには大気ポート7側、あるいはカバープレート9側への吸着材4の漏れ出しが未然に防止されている。同時に、吸着材4に後述する各ウレタンフォーム18,19の弾性力が加わることで吸着材4全体が適度に圧締保持されていて、各ケーシング本体2,3内での吸着材4の無用な移動やいわゆる踊り現象が防止されている。
図2〜4は図1における一方のケーシング本体2の底部近傍の詳細を示し、特に図2はウレタンフォーム15やグリッド18のほかカバープレート9まで含んだ断面図を、図3はカバープレート9を除いた各要素の分解図を、図4は一方のケーシング本体2に対するスペーサ部材としてのグリッド18の組付状態をそれぞれ示している。さらに、図5は図4の左側面図を示している。
図2〜図4に示すように、一方のケーシング本体2のうちカバープレート9が装着されることになる底部開口面側(開放された一端面側)の端部内周面には、その円周方向の三等分位置にねじの形態で螺旋状の歯付き溝部20が形成されている。なお、図3と図4を比較すると明らかなように、図3では一方のケーシング本体2のうち螺旋状の歯付き溝部20が形成された部分が外周側に膨出していて(膨出部を符号20aで示す。)内部のラチェット歯あるいは鋸歯状の歯21の形状がわかりにくいので、この歯21の形状を明確化するために図4では上記膨出部20aを意図的に切除してある。
図3〜5から明らかなように、大径の一方のケーシング本体2の円周方向の三等分位置に内周側から所定量だけ窪ませるかたちで形成された螺旋状の歯付き溝部20のうち一方のケーシング本体2の底部開口面側に近い内側面にラチェット歯あるいは鋸歯状の複数の歯21を形成してある。そして、歯付き溝部20の始端部側には後述するように相手側となる歯付き突状部23を受容するための導入部22が形成されていて、この導入部22は一方のケーシング本体2の底部開口面に開放されている。
他方、上記一方のケーシング本体2の底部開口面側に装着されることになる保持部材としてのグリッド18の外周面には、その円周方向の三等分位置に同じく螺旋状の歯付き突状部23が形成されている。この歯付き突状部23についても歯付き溝部20と同様にラチェット歯あるいは鋸歯状の複数の歯24を形成してある。
そして、図3〜5に示すように、一方のケーシング本体2側の螺旋状の歯付き溝部20に付帯している三箇所の導入部22とグリッド18側の同じく三箇所の歯付き突状部23との位相を合わせるように両者を合致させた上で、グリッド18を一方のケーシング本体2側に押し込みながら時計回り方向(図5の矢印P方向)に回転させると、ねじの螺進作用と同じ原理で一方のケーシング本体2に対してグリッド18が締め込まれて固定されるようになっている。これにより、ウレタンフォーム15はグリッド18にバックアップされながら適度に圧縮変形した状態に保たれている。
その際に、歯付き溝部20と歯付き突状部23における双方の歯21,24同士が係合して噛み合うことで、一方のケーシング本体2に対するグリッド18の押し込み(締め込み)方向の段階的な任意の位置にてそのグリッド18を位置決め保持することができ、同時に一方のケーシング本体2からのグリッド18の抜け方向の変位が阻止されて、実質的にグリッド18のその抜け止めが施されるようになっている。言い換えるならば、グリッド18は一方のケーシング本体2に対して時計方向の回転操作をもって締め込み可能ではあっても、その逆動作は実質的に不可能となっている。
このように、一方のケーシング本体2側の歯付き溝部20と保持部材たるグリッド18側の歯付き突状部23とで、一方のケーシング本体2に対するグリッド18の押し込み方向の任意の位置にて当該グリッド18を位置決め保持する歯形位置決め保持機構25が形成されていることになる。そして、上記歯形位置決め保持機構25によるグリッド18の位置決め保持構造は、小径の他方のケーシング本体3側についても全く同様の構造となっている。
ここで、上記歯付き溝部20と歯付き突状部23とから形成される歯形位置決め保持機構25は、その構造を単純化するならばあたかも溝カムとそれに噛み合うピンとの関係に置き換えることができるから、少なくとも歯付き突状部23は必ずしも螺旋状のものである必要はないことになる。
したがって、このように構成されたキャニスタによれば、車両の停車時においては図示外の燃料タンクから発生する蒸発燃料が図1のチャージポート5から大径側の一方のケーシング本体2内に導入されて、その一方のケーシング本体2側の吸吸着材4のほか、小径側の他方のケーシング本体3側の吸着材4に吸着(チャージ)される。
より具体的には、一方のケーシング本体2側の吸着材4で吸着しきれなかった蒸発燃料はその吸着材4の下方のウレタンフォーム15とグリッド18を通過し、さらに連通路10を通過した上で他方のケーシング本体3側のグリッド19およびウレタンフォーム17を通過して吸着材4側に移動し、実質的に連通路10にてU字状に流れの向きを変えることで他方のケーシング本体3側の吸着材4内にも流入して、その吸着材4に吸着される。
その一方、エンジン稼働時には図1のパージポート6からケーシング1を通して吸気を行うことにより大気ポート7から空気(大気)が導入され、その導入された空気は小径側の他方のケーシング本体3および大径側の一方のケーシング本体2内を通過してパージポート6からエンジン側に吸入される。この導入空気の流れにより小径側の他方のケーシング本体3側の吸着材4のほか、大径側の一方のケーシング本体2の吸着材4がいわゆるパージされ、吸着材4に吸着されている蒸発燃料が脱離して導入空気とともにエンジン側に吸気されて燃焼処理される。そして、このパージによる蒸発燃料の脱離によって吸着材4の性能が復活して再生されることになる。なお、これらの蒸発燃料の吸着および脱離のメカニズムは従来のものと基本的に同様である。
その一方、図1,2に示したキャニスタを組み立てる際には、吸着材4が充填されていない双方のケーシング本体2,3を天地反転させてその開口端面を上にした状態で、それぞれのスクリーン13,14,16を挿入するとともに、それぞれのケーシング本体2,3内に吸着材4である必要量の活性炭を投入する。そして、それぞれのケーシング本体2,3内の吸着材4である活性炭の上面がほぼ平行になるように均す。これ以降の作業については、一方のケーシング本体2側と他方のケーシング本体3側とでは共に同じ作業となるので、ここでは一方のケーシング本体2側を例にとって説明する。
上記のように、ケーシング本体2内に吸着材4である活性炭を投入して均したならば、図3に示すように、通気性部材である所定厚みのウレタンフォーム15を吸着材4に重ね合わせるようにして保持部材であるグリッド18とともに挿入する。この時、ウレタンフォーム15は外力によっては何ら圧縮されていない自由状態にある。
上記グリッド18のセットに際しては、図3に示したように、一方のケーシング本体2側の螺旋状の歯付き溝部20に付帯している三箇所の導入部22とグリッド18側の同じく三箇所の歯付き突状部23との位相を合わせるように両者を合致させる。そして、グリッド18を一方のケーシング本体2側に押し込みながら時計回り方向(図5の矢印P方向)に回転させて、ねじの螺進作用と同じ原理で一方のケーシング本体2に対してグリッド18が締め込み固定する。
その際に、グリッド18にて押し込まれるウレタンフォーム15が適度に圧縮変形するまでグリッド18を締め込むものとし、やがては図4に示したように歯付き溝部20と歯付き突状部23における双方の歯21,24同士が係合して噛み合うことで、一方のケーシング本体2に対するグリッド18の押し込み(締め込み)方向の段階的な任意の位置にてそのグリッド18が位置決め保持される。
すなわち、ウレタンフォーム15が適度に圧縮変形したとの感触が得られるまでグリッド18を締め込んだならば、そのグリッド18の締め込み力(押し込み力)を解除する。これにより、グリッド18はその任意の位置に位置決め保持されて、一方のケーシング本体2からのグリッド18の抜け止めが施されるとともに、通気性部材であるウレタンフォーム15の適度な圧縮変形状態を維持することができる。このようなグリッド18の装着作業は、他方のケーシング本体3側のグリッド19についても全く同様である。
これにより、双方のケーシング本体2,3内に充填されている吸着材4を各ウレタンフォーム15,17の適度な弾性力にて圧締保持することができる。
その結果、それぞれのケーシング本体2,3内での粒状の吸着材4の充填量や充填率のばらつき、あるいは各ケーシング本体2,3の製造時の容量ばらつき等により吸着材4の端面位置が微妙に変動したとしても、その吸着材4の初期の端面位置のばらつきをグリッド18の締め込み加減によって吸収することができる。
また、キャニスタとして組み立てが完了した後あるいはそのキャニスタが実際に車両に搭載された後に例えば吸着材4が摩滅した場合の容量変化や吸着材4のいわゆる踊り現象等を、適度に圧縮変形している各ウレタンフォーム15,17にて吸収または抑制することができる。
こうして双方のケーシング本体2,3でのグリッド18,19の締め込み動作が完了したならば、後工程にて双方のケーシング本体2,3の底部に両者が共有しているところの図2,3に示したカバープレート9を溶着等により固定することで図1,2のようなキャニスタが組み立てられる。
このようの本実施の形態のキャニスタによれば、通気性部材であるウレタンフォーム15,17を過剰に圧縮変形させることなしに、それぞれのケーシング本体2,3内に収容される吸着材4の端面位置のばらつきを吸収することができるため、成形弾性材であるウレタンフォーム15,17の適度な圧縮変形状態を安定して維持できるとともに、ウレタンフォーム15,17も最小限の厚みのもので済むことになる。したがって、ウレタンフォーム15,17に必要な通気性を十分に確保することができるとともに、ウレタンフォーム15,17の耐久性も向上することになる。
また、歯形位置決め保持機構25が螺旋状の歯付き溝部20と歯付き突状部23との組み合わせにより形成されているため、それぞれのケーシング本体2,3に保持部材としてのグリッド18,19を一旦押し込んでしまえば歯付き溝部20と歯付き突状部23との噛み合いのためにそのグリッド18,19の抜き取りが不可となり、歯形位置決め保持機構25によるウレタンフォーム15,17やグリッド18,19の位置決め保持性が一段と向上することになる。
さらに、ウレタンフォーム15,17の弾性力はグリッド18,19が負担していて各ケーシング本体2,3にはウレタンフォーム15,17の弾性力が作用しないため、各ケーシング本体2,3の底部に両者が共有しているカバープレート9を溶着等にて固定する際の作業性が良好なものとなる。
ここで、通気性部材としてのウレタンフォーム15,17は適度な弾性力と通気性を有していれば良く、ウレタンフォーム15,17に代えて同種の成形弾性体を通気性部材として用いることができる。また、保持部材としてのグリッド18,19はウレタンフォーム15,17等の通気性部材をバックアップすることができる剛性と通気性を有していれば良く、先の実施の形態の格子状のグリッド18,19に代えて例えば多孔板状あるいはメッシュ状のものを用いることができる。
図6は本発明に係るキャニスタの第2の実施の形態を示す図である。
図1に示した第1の実施の形態のキャニスタは、それぞれのケーシング本体2,3が長手方向でオーバーラップするように並べて配置し、双方のケーシング本体2,3の他端部同士を連通路10にて連通させたものと理解することができる。この場合において、一方のケーシング本体2と他方のケーシング本体3とが直列の関係にさえなれば、双方のケーシング本体2,3の他端同士を突き合わせるようにして、その双方のケーシング本体2,3を同一軸線上に配置するようにしても良く、これを具体化したものが図6の第2の実施の形態のキャニスタである。
なお、図6において、図1と共通する部分には同一符号を付してある。ただし、26はケーシング1の主体となるケーシング本体、27はカバー部材としてのカバープレート、28は通気性部材としてのウレタンフォーム、29は保持部材としてのグリッドである。グリッド29の位置決め保持構造は先の第1の実施の形態のものと同様である。
この第2の実施の形態においても先の第1の実施の形態のものと同様の効果が得られることは言うまでもない。
図7は本発明に係るキャニスタの第3の実施の形態を示す図で、図1に示した第1の実施の形態と共通する部分には同一符号を付してある。
この第3の実施の形態では、例えば一方のケーシング本体2の内周面における円周方向の等分位置に複数条からなる歯形突状部30を形成するとともに、保持部材としてのグリッド34の外周面にも円周方向の等分位置に複数条からなる歯形突状部31を形成し、これらの双方の歯形突状部30,31によって歯形位置決め保持機構32を形成したものである。双方の歯形突状部30,31共に第1の実施の形態の螺旋状のもののように捻れ角を有しているものではなく、一方のケーシング本体2およびグリッド34の円周方向に沿って形成されている。
この第3の実施の形態では、一方のケーシング本体2に対して保持部材としてのグリッド34を回転させることなく単に押し込むものとし、通気性部材としてのウレタンフォーム15が適度に圧縮変形したとの感触が得られたならば、そのグリッド34の押し込み力を解除する。これにより、グリッド34は押し込み方向の段階的な任意の位置に位置決め保持されて、一方のケーシング本体2からのグリッド34の抜け止めが施されるとともに、通気性部材であるウレタンフォーム15の適度な圧縮変形状態が維持されることになる。
よって、この第3の実施の形態においても先の第1の実施の形態と同様の効果が得られることになる。
図8は本発明に係るキャニスタの第4の実施の形態を示す図で、図4に断面で示した歯付き溝部20に相当する部分の拡大図を示している。
この第4の実施の形態では、例えば一方のケーシング本体2側に形成される螺旋条の歯付き溝部35のそれぞれの歯36の形状をより微細な階段状のものとする一方、保持部材としてのグリッド18側に形成される螺旋状の歯付き突状部37の歯38を自己弾性力が発揮されやすい単一の薄肉爪形状のものとしたものである。これらの螺旋状の歯付き溝部35と歯付き突状部37とで歯形位置決め保持機構39が形成されていて、かかる構造は他方のケーシング本体3側についても同様に採用される。
この第4の実施の形態では、第1の実施の形態のものと同様に、ねじの螺進作用と同じ原理でケーシング本体2に対してグリッド18が締め込まれる(押し込まれる)ことになるものの、より細かく且つ多段階にグリッド18の位置を調整できるほか、グリッド18が締め込まれる過程でのいわゆる節度感が容易に得られる利点がある。
また、この第4の実施の形態における単一の薄肉爪形状の歯付き突状部37の歯38の形状は、必要に応じて図7の第3の実施の形態における歯形位置決め保持機構32にも採用することができる。
1…ケーシング
2…ケーシング本体
3…ケーシング本体
4…吸着材
9…カバープレート(カバー部材)
15…ウレタンフォーム(通気性部材)
17…ウレタンフォーム(通気性部材)
18…グリッド(保持部材)
19…グリッド(保持部材)
20…歯付き溝部
21…歯
23…歯付き突状部
24…歯
25…歯形位置決め保持機構
32…歯形位置決め保持機構
39…歯形位置決め保持機構

Claims (4)

  1. 一端面が開放された有底筒状のケーシング本体と、
    このケーシング本体内に充填されて蒸発燃料の吸着・離脱作用をなす粒状の吸着材と、
    上記ケーシング本体の開放された一端面側において吸着材と積層配置された成形弾性体からなる通気性部材と、
    上記ケーシング本体の開放された一端面側において上記通気性部材と積層配置されて、当該通気性部材を圧締保持する格子状または多孔状の保持部材と、
    上記ケーシング本体の開放された一端面に装着されて当該開放された一端面を閉塞するカバー部材と、
    を備えていて、
    上記保持部材は、ケーシング本体の内周面と保持部材の外周面との間に形成された歯形位置決め保持機構によって、上記通気性部材を圧縮変形させた状態に保ちつつケーシング本体に対する押し込み方向の任意の位置に位置決め保持されているとともに、
    上記歯形位置決め保持機構は、ケーシング本体からの保持部材の抜け方向の変位を阻止していることを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  2. 上記歯形位置決め保持機構は、ケーシング本体に対する保持部材の押し込み方向において段階的な任意の位置でその保持部材の位置決め保持が可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の蒸発燃料処理装置。
  3. 上記ケーシング本体は有底円筒状のものであるとともに、
    上記通気性部材とカバー部材および保持部材は共に円形のものであって、
    上記歯形位置決め保持機構は、上記ケーシング本体の開放された一端面側内周面および保持部材の外周面のうちいずれか一方に形成された螺旋状の歯付き溝部と他方に形成された歯付き突状部とで形成されているとともに、
    これらの歯付き溝部と歯付き突状部との係合・噛み合いに基づく螺進作用によって、ケーシング本体に対する保持部材の押し込み方向において段階的な任意の位置でその保持部材の位置決め保持が可能となっていて、
    さらに上記歯付き溝部と歯付き突状部との係合・噛み合いよって、ケーシング本体からの保持部材の抜け方向の変位を阻止していることを特徴とする請求項2に記載の蒸発燃料処理装置。
  4. 上記歯付き溝部はケーシング本体の開放された一端面側内周面に形成されているとともに、上記歯付き突状部は保持部材の外周面に形成されていることを特徴とする蒸発燃料処理装置。
JP2012130314A 2012-06-08 2012-06-08 蒸発燃料処理装置 Pending JP2013253569A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012130314A JP2013253569A (ja) 2012-06-08 2012-06-08 蒸発燃料処理装置
US13/909,568 US20130327303A1 (en) 2012-06-08 2013-06-04 Evaporated fuel treatment device
EP20130170842 EP2671624A1 (en) 2012-06-08 2013-06-06 Evaporated fuel treatment device
CN201310227249.1A CN103480236A (zh) 2012-06-08 2013-06-08 蒸发燃料处理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012130314A JP2013253569A (ja) 2012-06-08 2012-06-08 蒸発燃料処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013253569A true JP2013253569A (ja) 2013-12-19

Family

ID=48625783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012130314A Pending JP2013253569A (ja) 2012-06-08 2012-06-08 蒸発燃料処理装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20130327303A1 (ja)
EP (1) EP2671624A1 (ja)
JP (1) JP2013253569A (ja)
CN (1) CN103480236A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015111704A1 (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 フタバ産業株式会社 グリッド、及び、このグリッドを用いたキャニスタ
CN113389662A (zh) * 2020-03-11 2021-09-14 爱三工业株式会社 吸附罐

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130291734A1 (en) * 2012-05-01 2013-11-07 Ford Global Technologies, Llc Carbon canister with integrated filter
JP6901452B2 (ja) * 2018-10-23 2021-07-14 フタバ産業株式会社 キャニスタ
JP7257301B2 (ja) * 2019-09-25 2023-04-13 マーレジャパン株式会社 燃料吸着装置及びそれを用いた蒸発燃料処理装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4717401A (en) * 1986-09-24 1988-01-05 Casco Products Corporation Fuel vapor recovery system
US5529203A (en) * 1995-03-01 1996-06-25 Stanhope Products Company Desiccant container having cap retaining nib segments
EP1227872A4 (en) * 1999-10-08 2003-03-19 Stanhope Products Company RETENTION OF COLORING SEMICONDUCTOR BOARDS IN A DRYING CONTAINER
US6309450B1 (en) * 1999-12-09 2001-10-30 Multisorb Technologies, Inc. Flow-through adsorbent unit assembly for receiver dryer
JP3812462B2 (ja) * 2002-03-08 2006-08-23 日産自動車株式会社 キャニスタベントバルブの取り付け構造
JP4173065B2 (ja) * 2002-07-16 2008-10-29 株式会社マーレ フィルターシステムズ 蒸発燃料処理装置
JP4718311B2 (ja) * 2005-11-30 2011-07-06 株式会社マーレ フィルターシステムズ キャニスタ
US7465314B2 (en) * 2006-01-12 2008-12-16 Hutchinson Fts, Inc. Desiccant cartridge
JP2008303846A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Mahle Filter Systems Japan Corp キャニスタ
DE202007012689U1 (de) * 2007-09-11 2009-03-26 Mann+Hummel Gmbh Bauteil zum Einbau unter der Motorhaube eines Kraftfahrzeugs
JP2012007501A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Mahle Filter Systems Japan Corp キャニスタ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015111704A1 (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 フタバ産業株式会社 グリッド、及び、このグリッドを用いたキャニスタ
JPWO2015111704A1 (ja) * 2014-01-23 2017-03-23 フタバ産業株式会社 グリッド、及び、このグリッドを用いたキャニスタ
US10155191B2 (en) 2014-01-23 2018-12-18 Futaba Industrial Co., Ltd. Grid and canister using the grid
CN113389662A (zh) * 2020-03-11 2021-09-14 爱三工业株式会社 吸附罐
JP2021143611A (ja) * 2020-03-11 2021-09-24 愛三工業株式会社 キャニスタ
JP7317751B2 (ja) 2020-03-11 2023-07-31 愛三工業株式会社 キャニスタ
CN113389662B (zh) * 2020-03-11 2023-11-03 爱三工业株式会社 吸附罐

Also Published As

Publication number Publication date
US20130327303A1 (en) 2013-12-12
EP2671624A1 (en) 2013-12-11
CN103480236A (zh) 2014-01-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013253569A (ja) 蒸発燃料処理装置
JP5587217B2 (ja) キャニスタ
JP4173065B2 (ja) 蒸発燃料処理装置
JP5583609B2 (ja) キャニスタ
US7322343B2 (en) Fuel vapor storage canister
JP6017167B2 (ja) トラップキャニスタ
JP2012007501A (ja) キャニスタ
US20130186375A1 (en) Trap canister capturing fuel vapor
JP5976381B2 (ja) 蒸発燃料処理装置
AU2005216914A1 (en) X-spring volume compensator for automotive carbon canister
US20140165843A1 (en) Fuel vapor treatment device
JP2003003914A (ja) 蒸発燃料処理装置
JP4589422B2 (ja) 蒸発燃料処理装置
JP2008038675A (ja) キャニスタ
JP2021102937A (ja) 燃料吸着装置及びそれを用いた蒸発燃料処理装置
JP2010144549A (ja) 蒸発燃料処理装置
JP2009127603A (ja) キャニスタ
JP7444836B2 (ja) キャニスタ
JP2010031711A (ja) キャニスタ
JP2012007503A (ja) キャニスタ
JP2009250152A (ja) キャニスタ
US20230149847A1 (en) Canister
JP6442087B2 (ja) キャニスタ
JP2015055188A (ja) 蒸発燃料処理装置
JP2015086847A (ja) 蒸発燃料処理装置