JP2013250558A - パンチルトドライバ - Google Patents

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Abstract

【課題】パンチルトドライバに取り付けられた装置の重量が重い場合にも、パンチルトドライバに対する耐久性及び正確性を向上させることができる構成及び配置を有するパンチルトドライバを提供する。
【解決手段】本発明は、パンチルトドライバにおいて、底面から左右の側面のそれぞれに垂直に延長形成された2つの内壁を含むハウジングと、前記ハウジングの上端の前記2つの内壁間に結合されて前記ハウジングに渡される第1ウォームホイール回転軸を含む第1ウォームホイールと、前記第1ウォームホイールの下端に隣接して、前記第1ウォームホイールと噛み合って前記第1ウォームホイールを垂直回転させる第1ウォームギアと、前記第1ウォームギアに動力が伝達されるように連結された第1タイミングベルトと、前記第1タイミングベルトを回転させる第1モータと、を備え、前記第1モータは前記第1ウォームホイール回転軸の下に位置するように配置されたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、パンチルトドライバに関し、より具体的には、重量の重い装置を取り付けても耐久性を確保することができるパンチルトドライバに関する。
パンチルト(pan−tilt)ドライバは、これに取り付けられる装置を特定位置に固定させたまま、モータなどの駆動装置を用いて左右(pan)及び/又は上下(tilt)に動かすようにする装置である。
パンチルトドライバは、一般的に住宅を始め、道路、駐車場、デパート、銀行、展示場などのような特定の場所で不法行為や盗難などを防止するためにカメラを装置に取り付けたパンチルトドライバが多く用いられている。
韓国特許公開番号第10−2009−0099674号の「監視カメラ」などでは、左右及び/又は上下に動かすことのできるパンチルトドライバについて開示されている。
図1aは従来のパンチルトドライバの断面図を示した図である。
図1aに示したように、従来のパンチルトドライバは、第1モータ(10)を駆動させて、第1モータ(10)の駆動軸に配置された第1ウォームギア(11)を駆動させることで、第1ウォームギアと噛み合った第1ウォームホイール(12)を回転させるようになり、最終的にパンチルトドライバに取り付けられた装置をチルト方向(上下方向)に駆動させるようになる。
また、パン方向(左右方向)へのパンチルトドライバの駆動は、第2モータ(20)を駆動させて、第2モータ(20)の駆動軸に配置された第2ウォームギア(21)を駆動させることで、第2ウォームギア(21)と噛み合った第2ウォームホイール(22)を回転させることで行われるようになる。
また、図1bは従来のパンチルトドライバの内側斜視図を示した図である。
図1aに示したように、パンチルトドライバに取り付けられる装置はブラケット(30)の上面に位置するようになり、第1ウォームホイール(12)の回転によってブラケット(30)はチルト方向に動作するようになる。このとき、従来のパンチルトドライバは、内部構成の水平的な配置と、それによってブラケット(30)作用面(A)の回転角度を確保するために、第1ウォームホイール(12)と第1ウォームホイール(12)の回転により円周に沿って移動するブラケット(30)の作用面(A)との距離(r)は遠くなるように形成される。
韓国特許公開番号第10−2009−0099674号公報
図1に示した従来のパンチルトドライバは、これに取り付けられる装置の重量が重い場合(例えば約50kg以上の場合)には、円滑なパン及び/又はチルト動作が行われず、たとえパン及び/又はチルト動作が行われたとしても、耐久性及び正確性の側面で問題が発生せざるを得ない。
パンチルトドライバの耐久性は駆動ステップの最終段である第1ウォームホイール(12)又は第2ウォームホイール(22)により決定され、その中でも特にチルト方向、すなわち重量の重い装置を持ち上げたり、持ち下げたりする過程で摩耗がひどくなるため、耐久性及び正確度の向上のために第1ウォームホイール(12)の直径は大きいものであるほど好ましい。しかし、従来のパンチルトドライバの場合、図1aに示したように、第1モータ(10)と第1ウォームホイール(12)は水平的に一平面上に並んで位置した構造であるため、空間的な制約により第1ウォームホイール(12)のサイズを大きくすることができず、耐久性及び正確度の向上に限界があるという問題がある。
また、従来のパンチルトドライバでは、第1ウォームホイール(12)と作用面(A)との距離(r)が遠くなると、トルク(torque)により第1ウォームホイール(12)に作用する力が大きくなり、第1ウォームホイール(12)の摩耗がひどくなるためパンチルトドライバに対する耐久性を確保しにくいという問題がある。
よって、パンチルトドライバに重量が重い(例えば約50kg以上)の装置が取り付けられる場合、耐久性及び正確性の向上のために必要な技術が切実に求められるのが実情である。
本発明が達成しようとする技術的課題は、上記のような問題を解決するためのものであって、パンチルトドライバに取り付けられた装置の重量が重い場合にもパンチルトドライバに対する耐久性及び正確性を向上させることができる構成及び配置を有するパンチルトドライバを提供することにある。
上述の技術的課題を解決するための手段として、本発明は、パンチルトドライバにおいて、底面からそれぞれ垂直に延長形成された左右2つの内壁を含むハウジングと、前記ハウジングの上端の前記2つの内壁間に結合されて前記ハウジングに渡される第1ウォームホイール回転軸に結合した第1ウォームホイールと、前記第1ウォームホイールの下端に隣接して、前記第1ウォームホイールと噛み合って前記第1ウォームホイールを回転させる第1ウォームギアと、前記第1ウォームギアに動力が伝達されるように連結された第1タイミングベルトと、前記第1タイミングベルトを回転させる第1モータと、を備え、前記第1モータは、前記第1ウォームホイール回転軸の下に離隔して位置するように配置されたことを特徴とするパンチルトドライバを提供する。
好適には、前記パンチルトドライバは、前記ハウジングの底面を貫通する第2ウォームホイール回転軸に結合した第2ウォームホイールと、前記第2ウォームホイールの側面に隣接して、前記第2ウォームホイールと噛み合って前記第2ウォームホイールを水平回転させる第2ウォームギアと、前記第2ウォームギアに動力が伝達されるように連結された第2タイミングベルトと、前記第2タイミングベルトを回転させる第2モータと、をさらに備え、前記第2モータは前記第1ウォームホイール回転軸の下に位置するように配置されたことを特徴とするパンチルトドライバを提供する。
好適には、前記第1ウォームホイールの円周面と前記第1ウォームホイールの回転によって垂直回転するブラケットの作用面との最短距離は、前記第1ウォームホイールの直径の1/2以内であることを特徴とするパンチルトドライバを提供する。
好適には、前記第1ウォームホイール回転軸の中心から垂直方向に描いた仮想の線と前記第2ウォームホイール回転軸の中心から垂直方向に描いた仮想の線との距離は、前記第1ウォームホイールの直径の1/6以内であることを特徴とするパンチルトドライバを提供する。
好適には、前記第2ウォームホイール回転軸の中心から前記ハウジングの底面の外郭までの最大長さは、前記第2ウォームホイールの直径の1.3倍以内であることを特徴とするパンチルトドライバを提供する。
好適には、第1モータ回転軸は、水平回転する第2ウォームホイールの中心軸線上に位置することを特徴とするパンチルトドライバを提供する。
好適には、前記2つの内壁間に固定結合した支持パネルをさらに備え、前記第1モータ及び/又は前記第2モータは前記支持パネルに固定されることを特徴とするパンチルトドライバを提供する。
好適には、前記パンチルトドライバは、前記ハウジングと結合して、前記パンチルトドライバの内部を覆う蓋をさらに備え、前記蓋は前記第1モータの駆動を制御するための制御ポートが外部に露出するように制御口が形成されたことを特徴とするパンチルトドライバを提供する。
好適には、前記パンチルトドライバは、前記ハウジングと結合して、前記パンチルトドライバの内部を覆う蓋をさらに備え、前記蓋は上部面に凹溝が形成されたことを特徴とするパンチルトドライバを提供する。
以上の本発明によるパンチルトドライバは、パンチルトドライバに大きな直径を有するウォームホイールを取り付けることができる構造ないしパッチにより、パンチルトドライバに重量の重い装置が取り付けられても、パンチルトドライバに対する耐久性及び精度を確保できるという効果がある。
また、本発明によるパンチルトドライバは、機構的な設計により、重量の重い装置がパンチルトドライバに取り付けられてパン方向又はチルト方向の運動を行う場合にも、慣性による揺れ又は捻れを防止できるという効果がある。
また、本発明によるパンチルトドライバは、モータの駆動を制御可能な制御ポートが外部に露出し、遠く離れた遠隔の管制センターで複数のパンチルトドライバを制御する環境においても、パンチルトドライバのそれぞれに対して現場で直接制御し、又は内部モニタリングできるという効果がある。
従来のパンチルトドライバの断面図を示した図である。 従来のパンチルトドライバの内側斜視図を示した図である。 本発明の一実施例によるパンチルトドライバの外部斜視図を示した図である。 本発明の一実施例によるパンチルトドライバの内部背面図を示した図である。 本発明の一実施例によるパンチルトドライバの背面図を基準として垂直に切った断面図を示した図である。 本発明の一実施例によるパンチルトドライバの背面図を基準として垂直に切った断面図を示した図である。 本発明の一実施例によるパンチルトドライバの内部左側面図を示した図である。 本発明の一実施例によるパンチルトドライバの左側面図を基準として垂直に切った断面図を示した図である。 本発明の一実施例によるパンチルトドライバの内部右側面図を示した図である。 は、本発明の一実施例によるパンチルトドライバの右側面図を基準として垂直に切った断面図を示した図である。 本発明の一実施例によるパンチルトドライバの内部正面図を示した図である。 本発明の一実施例によるパンチルトドライバの主要構成に対する右側面透視図を示した図である。
以下においては、添付の図面を参照して、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施することができるように、本発明の実施例を詳しく説明する。しかし、本発明は様々の異なる形態で構成されることができ、ここで説明する実施例に限定されない。また、図面において、本発明を明確に説明するために説明と関係のない部分は省略しており、明細書全体を通じて類似した部分に対しては類似した図面符号を付けて説明する。
以下、本発明で実施しようとする具体的な技術内容について添付の図面を参照して詳細かつ明確に説明する。
(パンチルトドライバ)
図2は、本発明の一実施例によるパンチルトドライバの外部斜視図を示した図である。
図2に示したように、本発明の一実施例によるパンチルトドライバは、固定部材(500)、ハウジング(300)、蓋(400)及びブラケット(600)を含むことができる。
固定部材(500)は、パンチルトドライバを特定位置に装着及び/又は固定させるための手段であって、固定部材(500)上にハウジング(300)が第2ウォームホイール回転軸(210a)(図3cなど参照)を中心として水平回転可能に結合して、最終的にブラケット(600)に装着される装置が水平回転できるようにする。
ブラケット(600)は、一端が第1ウォームホイール回転軸(121)に回転不能に結合して、第1ウォームホイール回転軸(121)が回転不能に結合された第1ウォームホイール(120)の垂直回転によってブラケット(600)及びこれに装着される装置が垂直回転できるようにする(図4b及び図5b参照)。
蓋(400)は、ハウジング(300)と結合して、パンチルトドライバの内部を覆い、外部の汚染物質や衝撃からその内部を保護できるようにする。
上記のような構成により、ブラケット(600)に装着される装置が垂直又は水平に回転移動し、このとき、ブラケット(600)に装着される装置の重量が重い場合に、パンチルトドライバに対する耐久性及び水平又は垂直に回転移動するときの移動の正確性を確保するための詳細構成及びその配置について詳しく検討する。
図3aは、本発明の一実施例によるパンチルトドライバの内部背面図を示した図であり、図3bは、図3aと同一方向を基準として垂直に切った断面図を示した図である。
図3aないし図3cに示したように、本発明によるパンチルトドライバは、2つの内壁(310a、310b)を含むハウジング(300)、第1ウォームホイール(120)、第1ウォームギア(110)、第1タイミングベルト(101)及び第1モータ(100)を含み、パンチルトドライバがこれに取り付けられる装置を垂直方向に回転移動するように動作し、このとき、従来のパンチルトドライバとは異なり、第1ウォームホイール(120)及び第1モータ(100)が同一平面ではなく、第1ウォームホイール回転軸(121)の下に第1モータ(100)が位置するように垂直的に配置して、第1ウォームホイール(120)を最大限ブラケット(600)の作用面(B)と近接させることで(図7参照)、ブラケット(600)に装着される装置の重量が重くても第1ウォームホイール(120)に作用する力を最小化して耐久性を確保することを特徴とする。
以下、各構成について図3のパンチルトドライバの内部背面図及びそれに対する断面図、図4のパンチルトドライバの内部左側面図及びそれに対する断面図、図5のパンチルトドライバの内部右側面図及びそれに対する断面図、及び図6のパンチルトドライバの内部正面図を参照して詳しく検討する。
ハウジング(300)は、パンチルトドライバを駆動させるための構成を固定し、又は支持するためのフレームであって、底面から左右の側面のそれぞれに垂直に延長形成された2つの内壁(310a、310b)を含むことを特徴とする。
第1ウォームホイール(120)は、ハウジング(300)の上端の2つの内壁(310a、310b)間にハウジング300に対して回転可能に結合されてハウジング(300)に渡される第1ウォームホイール回転軸(121)を含み(図3c参照)、第1ウォームホイール回転軸(121)を中心として垂直方向に回転することで、第1ウォームホイール回転軸(121)と回転不能に結合したブラケット(600)は第1ウォームホイール回転軸(121)を中心として上下に回転できるようになる。
このとき、第1ウォームホイール(120)は、第1ウォームホイール(120)の下端に第1ウォームホイール回転軸(121)と垂直方向に配置された第1ウォームギア(110)が密着するように隣接して、第1ウォームギア(110)の回転により第1ウォームホイール(120)が噛み合って垂直回転するようになる。このとき、第1ウォームギア(110)は図6に示したように、ハウジング(300)に固定結合された第1軸受(111)に回転可能に結合されて、第1ウォームギア(110)の回転時における揺れや軸離脱を防止することができる。
このように、ウォームとウォームギア(worm&worm gear)を用いて、第1モータ(100)の動力を第1ウォームホイール(120)に伝達することで、1500rpmないし4000rpmの回転速度を有する第1モータ(100)から大きな減速が得られ、停止時にギアがブレーキの役割を行い、ブラケット(600)に外力が作用しても上下回転ないし逆回転が行われないようにすることで、回転移動において正確度を確保できるようになる。
一方、第1タイミングベルト(101)は、第1ウォームギア(110)と第1モータ(100)との間に連結され、第1モータ(100)の動力を第1ウォームギア(110)に伝達する手段であって、第1タイミングベルト(101)を用いて減速することで、遊隔発生を防止して回転移動に正確度を確保できるようになる。すなわち、複数のギアが噛み合って回転する場合には、ギアが摩耗することがあり、摩耗したギアの間には遊隔が発生して逆回転することがあるためである。
ウォームとウォームギア、そしてタイミングベルトにより2段階の減速を経ることで、第1ウォームホイール(120)は遅い回転速度による正確性と共に大きな回転力が得られるようになる。
本発明によるパンチルトドライバは、第1モータ(100)を第1ウォームホイール回転軸(121)の下に離隔して位置するように配置することを特徴とする。すなわち、第1ウォームホイール回転軸(121)をハウジング(300)の上端に位置させ、これに第1ウォームホイール(120)を回転不能に結合することで、第1ウォームホイール(120)はパンチルトドライバ内部の最上端に位置するようになり、パンチルトドライバの内部空間が小さくても第1ウォームホイール(120)の直径を大きく構成することができ、併せてブラケット(600)が上下方向に回転可能になるように一端を第1ウォームホイール回転軸(121)に回転不能に結合するとき、図7に示したように、第1ウォームホイール(120)の外周面とブラケット(600)の作用面(B)までの最短距離(D1)を近接するように構成できるようになる。
このとき、D1の距離を第1ウォームホイール(120)の直径の1/2以内に構成することが好ましい。これにより、ブラケット(600)に重量の重い装置が固定結合されて、上下回転移動を行う場合にも第1ウォームホイール(120)に作用するトルクは小さくなり、第1ウォームホイール(120)の摩耗度を減らすことで耐久性を確保できるようになる。また、第1ウォームホイール(120)を120cm以上の直径を有するように構成することが好ましく、これにより、円周面に沿って複数形成された鋸歯により回転移動に対する正確性も共に確保できるようになる。
一方、上記のような内部構成の垂直配置によって、本発明によるパンチルトドライバは、図3a及び図3bに示したように、ハウジング(300)に形成された2つの内壁(310a、310b)間に連結されて固定結合された支持パネル(320)をさらに含むことができる。
支持パネル(320)を備えることで、横方向の外力がハウジング(300)に加えられても横方向に対する支持力を有することができ、特に支持パネル(320)に第1モータ(100)の一端を固定結合することができるため、第1ウォームホイール回転軸(121)の下に第1モータ(100)が位置するようにする支持手段を提供できるようになる。
パンチルトドライバは、左右方向に回転移動するために第2ウォームホイール(220)、第2ウォームギア(210)、第2タイミングベルト(201)及び第2モータ(200)を含むことができる。
第2ウォームホイール(220)、第2ウォームギア(210)、第2タイミングベルト(201)は、第1ウォームホイール(120)、第1ウォームギア(110)、第1タイミングベルト(101)、第1モータ(100)と同一の構成で同一の作用をし、上下又は左右へのその駆動方向のみが異なるだけである。
すなわち、第2ウォームホイール(220)はハウジング(300)の底面を貫通する第2ウォームホイール回転軸(221)に回転不能に結合して、第2ウォームホイール回転軸(221)を中心として水平方向に回転することで、第2ウォームホイール(220)と固定結合されたハウジング(300)自体が第2ウォームホイール回転軸(221)を中心として左右に回転して、最終的にブラケット(600)に装着される装置が左右に回転するようになる。
このとき、第2ウォームホイール(220)の水平回転は、第2ウォームホイール(220)の側面に第2ウォームホイール回転軸(221)と垂直方向に配置された第2ウォームギア(210)が密着するように隣接して、第2ウォームギア(210)の回転により第2ウォームホイール(220)が噛み合って回転するようになる。
そして、第2ウォームギア(210)は、その一端が第2モータ(200)と第2タイミングベルト(201)により連結され、第2モータ(200)の動力を第2ウォームギア(210)に伝達するようにする。上述したように、第2ウォームギア(210)も第2軸受(211)に回転可能に結合できるのは勿論である。
第1ウォームホイール(120)の外周面とブラケット(600)の作用面(B)までの最短距離を減らし、ハウジング(300)の長さを減らすために、第2モータ(200)も、第1モータ(100)と同様に、第1ウォームホイール回転軸(121)の下に位置するように配置されてもよく、このような垂直的な配置を容易にするために、第2モータ(200)の一端も支持パネル(320)に固定結合されてもよい。
一方、第2ウォームホイール(220)が備えられたパンチルトドライバの場合、図7に示したように、パンチルトドライバの一側面を基準として、第1ウォームホイール回転軸(121)の中心から垂直方向に描いた仮想の線と第2ウォームホイール回転軸(221)の中心から垂直方向に描いた仮想の線との距離(D2)は、第1ウォームホイール(120)又は第2ウォームホイール(220)(第1ウォームホイール(120)の直径と第2ウォームホイール(220)の直径は同一であると仮定)の直径の1/6以内であることが好ましい。
重量の重い装置が第1ウォームホイール回転軸(121)を中心軸として上下方向に回転し、又は第2ウォームホイール回転軸(221)を中心として左右方向に回転する場合、2つの中心軸間の距離(D2)が第1ウォームホイール(120)又は第2ウォームホイール(220)の直径(第1ウォームホイール(120)の直径と第2ウォームホイール(220)の直径は同一であると仮定)の1/6以上であれば、重量の重い装置が装着されたパンチルトドライバの上下又は左右方向への回転時に装着された装置が有する慣性による揺れにより、パンチルトドライバの胴体には機構的に捻れが発生することがあり、破損の恐れがある。
また、第2ウォームホイール(220)が備えられたパンチルトドライバの場合、図7に示したように、第2ウォームホイール回転軸(221)の中心からハウジング(300)の底面の外郭までの最大長さ(D3)は、第2ウォームホイール(220)の直径の1.3倍以内であることが好ましい。
従来は、ハウジング(300)の底面が長く(図1a及び図1b参照)、第2ウォームホイール回転軸(221)の中心からハウジング(300)の底面の外郭までの最大距離は、第2ウォームホイール(220)の直径の1.5倍以上であった。ただし、本発明によるパンチルトドライバの場合、第1ウォームホイール回転軸(121)及びこれに軸結合した第1ウォームギア(110)を上端に位置させ、第1ウォームホイール回転軸(121)の下に第1モータ(100)が位置するようにする垂直的な構造により、第2ウォームホイール回転軸(221)の中心からハウジング(300)の底面の外郭までの最大長さ(D3)を短く構成することが可能となり、D3の長さを第2ウォームホイール(220)の直径の1.3倍以内に短く構成することで、左右方向への回転時にハウジング(300)に発生する揺れを最小化して、耐久性と共に、左右方向の回転移動に対する正確性も確保できるようになる。
また、第1モータ回転軸(100a)及び/又は第2モータ回転軸(200a)は、第2ウォームホイール回転軸(221)の中心に近接するように位置することが好ましい。特に、ブラケット(600)に取り付けられる装置の重量が重い場合には、左右回転よりも上下回転にさらに大きな力を要するため、容量が大きいか又は重量が重い第1モータ(100)をできる限り横方向の中心に位置するようにし、又は第1モータ(100)の第1モータ回転軸(100a)を第2ウォームホイール回転軸(221)の中心線上に位置するようにすることで、左右方向に対する回転移動時のハウジング(300)に発生する揺れを最小化して、耐久性を確保できるようになる。
一方、本発明によるパンチルトドライバは、ハウジング(300)と結合して、パンチルトドライバの内部を覆う蓋(400)をさらに含むことができ、このとき、蓋(400)は、第1モータ(100)及び/又は第2モータ(200)の駆動を制御するための制御ポートが外部に露出するように制御口(410)が形成されたことを特徴とする。
一般的に、パンチルトドライバは遠隔の管制センターと通信するための通信部(図示せず)を含み、前記の通信部を通じてパンチルトドライバの回転移動を制御し、又はモニタリングを行うようになる。
ただし、複数のパンチルトドライバのうち、特定の1つのパンチルトドライバに対する動作をテストしたり、状態をモニタリングしたりすることを容易にするために、蓋(400)に制御ポートが外部に露出するようにする制御口(410)を形成することが好ましい。
これにより、従来における、パンチルトドライバに対する動作テスト又は状態(電圧、電流、温度など)モニタリングを行うために遠隔の管制センターを通じて確認するか、直接パンチルトドライバを分解して動作テスト又は状態モニタリングを実行するような不便さを減らして、パンチルトドライバを現場で直接迅速に動作テスト及び状態モニタリングが行われるようにする。
また、蓋(400)は上部面の外形を第1ウォームホイール(120)に対応する部分のみが突出するようにしてもよい。一例として、図2、図3b及び図3cなどに示したように、蓋(400)の上端がU字形に形成されるように、上端の中央に凹溝(420)を備えてもよい。
すなわち、第1ウォームホイール(120)をハウジング(300)に形成された2つの内壁(310a、310b)のいずれか一側に近接するように位置させることで、蓋(400)の上部面に空間を形成してもよく、例示したように蓋(400)に凹溝(420)を備えてもよい。このように、蓋(400)の上端における第1ウォームホイール(120)に対応する部分を除いた領域に凹溝(420)を形成することで、作業者がブラケット(600)とこれに装着される装置との間のボルト結合などを簡単かつ容易に行えるようにする作業環境を形成することができるようになる。
以上において説明した本発明の好ましい実試例は技術的課題を解決するために開示されたものであって、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者(当業者)であれば、本発明の思想及び範囲内で多様な修正、変更、付加等が可能であり、このような修正や変更などは下記の特許請求の範囲に属するものと見なすべきである。
10…モータ、11…第1ウォームギア、12…第1ウォームホイール 20…第2モータ、21…第2ウォームギア、22…第2ウォームホイール、30…ブラケット、100…第1モータ、100a…第1モータ回転軸、101…第1タイミングベルト、110…第1ウォームギア、110a…第1ウォームギア回転軸、111…第1軸受、120…第1ウォームホイール、121…第1ウォームホイール回転軸、200…第2モータ、200a…第2モータ回転軸、201…第2タイミングベルト、210…第2ウォームギア、210a…第2ウォームギア回転軸、211…第2軸受、220…第2ウォームホイール、221…第2ウォームホイール回転軸、300…ハウジング、310a、310b…内壁、320…支持パネル、400…蓋、410…制御口、420…凹溝、500…固定部材、600…ブラケット。

Claims (10)

  1. 底面からそれぞれ垂直に延長形成された左右2つの内壁を含むハウジングと、
    前記ハウジングの上端の前記2つの内壁間に結合されて前記ハウジングに渡される第1ウォームホイール回転軸に結合した第1ウォームホイールと、
    前記第1ウォームホイールの下端に隣接して、前記第1ウォームホイールと噛み合って前記第1ウォームホイールを回転させる第1ウォームギアと、
    前記第1ウォームギアに動力が伝達されるように連結された第1タイミングベルトと、
    前記第1タイミングベルトを回転させる第1モータと、を備え、
    前記第1モータは、前記第1ウォームホイール回転軸の下に離隔して位置するように配置されたことを特徴とするパンチルトドライバ。
  2. 前記ハウジングの底面を貫通する第2ウォームホイール回転軸に結合した第2ウォームホイールと、
    前記第2ウォームホイールの側面に隣接して、前記第2ウォームホイールと噛み合って前記第2ウォームホイールを水平回転させる第2ウォームギアと、
    前記第2ウォームギアに動力が伝達されるように連結された第2タイミングベルトと、
    前記第2タイミングベルトを回転させる第2モータと、をさらに備え、
    前記第2モータは前記第1ウォームホイール回転軸の下に位置するように配置されたことを特徴とする請求項1に記載のパンチルトドライバ。
  3. 前記第1ウォームホイールの円周面と前記第1ウォームホイールの回転によって垂直回転するブラケットの作用面との最短距離は前記第1ウォームホイールの直径の1/2以内であることを特徴とする請求項1又は2に記載のパンチルトドライバ。
  4. 前記第1ウォームホイール回転軸の中心から垂直方向に描いた仮想の線と前記第2ウォームホイール回転軸の中心から垂直方向に描いた仮想の線との距離は、前記第1ウォームホイールの直径の1/6以内であることを特徴とする請求項2に記載のパンチルトドライバ。
  5. 前記第2ウォームホイール回転軸の中心から前記ハウジングの底面の外郭までの最大長さは、前記第2ウォームホイールの直径の1.3倍以内であることを特徴とする請求項2に記載のパンチルトドライバ。
  6. 第1モータ回転軸は、水平回転する第2ウォームホイールの中心軸線上に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載のパンチルトドライバ。
  7. 前記2つの内壁間に固定結合した支持パネルをさらに備え、
    前記第1モータ又は前記第2モータは前記支持パネルに固定されることを特徴とする請求項2に記載のパンチルトドライバ。
  8. 前記2つの内壁間に固定結合した支持パネルをさらに備え、
    前記第1モータは前記支持パネルに固定されることを特徴とする請求項2に記載のパンチルトドライバ。
  9. 前記ハウジングと結合して、前記パンチルトドライバの内部を覆う蓋をさらに備え、
    前記蓋は、前記第1モータの駆動を制御するための制御ポートが外部に露出するように制御口が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のパンチルトドライバ。
  10. 前記ハウジングと結合して、前記パンチルトドライバの内部を覆う蓋をさらに備え、
    前記蓋は上部面に凹溝が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のパンチルトドライバ。
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