JP2013249676A - 浴槽用の防水パン - Google Patents

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Abstract

【課題】狭い浴室であっても、浴槽の周りを上端部まで覆うことが可能な浴槽用の防水パンを提供することを目的とする。
【解決手段】洗い場に隣接して設置され平面視で長方形状を有する浴槽用の防水パンであって、前記防水パンは、底面と側壁とを有し、内部に前記浴槽を収容可能な容器であって収容された前記浴槽の外面に前記側壁の上端部が密着可能な容器の構造を有し、前記容器は、前記底面と、前記浴槽の一方の短辺側の前記側壁と前記洗い場とは反対の側の長辺側の前記側壁とを一体形成した主部と、前記浴槽の他方の短辺側の前記側壁の少なくとも一部を形成する分割パーツと、を有し、前記分割パーツは、前記主部に組み付けられてなることを特徴とする浴槽用の防水パンが提供される。
【選択図】図1

Description

本発明の態様は、一般的に、浴槽用の防水パンに関する。
浴槽の下方に防水パンを設置した浴室が提案されている。
例えば、浴槽と比較して高さの低い浴槽パンが浴槽の下方に設置された保温浴槽がある(特許文献1)。特許文献1に記載された浴槽パンは、浴槽からの排水が排水管から溢れた場合に、排水を貯めて浴室外に漏水することを防止することができる。しかし、浴槽からの排水の温度が比較的高温であると、浴槽パンと排水管とを繋ぐ逆止弁から浴槽の周りに蒸気が漏出することがある。この際、特許文献1に記載されたような高さの低い浴槽パンでは、蒸気が浴室外に漏出することを防止できない。
また、浴槽の上端部の近傍まで届く高さを有する防水層が設けられた浴槽の防水構造がある(特許文献2)。しかし、特許文献2に記載された防水層は、浴槽には密着していない。そのため、特許文献1に記載された保温浴槽と同様に、蒸気が浴室外に漏出することを防止できない。
蒸気がそのままあるいは結露水として浴室外に漏れると、建築躯体を劣化させるおそれがある。
特開2011−143000号公報 特開2008−156952号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、狭い浴室であっても、浴槽の周りを上端部まで覆うことが可能な浴槽用の防水パンを提供することを目的とする。
第1の発明は、洗い場に隣接して設置され平面視で長方形状を有する浴槽用の防水パンであって、前記防水パンは、底面と側壁とを有し、内部に前記浴槽を収容可能な容器であって収容された前記浴槽の外面に前記側壁の上端部が密着可能な容器の構造を有し、前記容器は、前記底面と、前記浴槽の一方の短辺側の前記側壁と前記洗い場とは反対の側の長辺側の前記側壁とを一体形成した主部と、前記浴槽の他方の短辺側の前記側壁の少なくとも一部を形成する分割パーツと、を有し、前記分割パーツは、前記主部に組み付けられてなることを特徴とする浴槽用の防水パンである。
この浴槽用の防水パンによれば、浴室ユニットが設置される建築躯体が狭い場合でも、浴槽の周囲を覆うことが可能な防水パンを設置することができる。そのため、浴室ユニットが設置される建築躯体が狭い場合でも、蒸気がそのままあるいは結露水として浴室外に漏出することを防止し、建築躯体の劣化を防止することができる。また、浴室ユニットが設置される建築躯体の中で主部を回転させて浴槽載置部に据え置いた後、分割パーツを主部に組み付けるため、より簡単な作業で防水パンを組み立てることができる。そのため、作業性を向上させることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記分割パーツは、下面に設けられた複数の接続ピンを有し、前記主部は、前記他方の短辺側の前記側壁に設けられ前記接続ピンが差し込まれる複数の穴を有し、前記複数の接続ピンが前記複数の穴に差し込まれることにより、前記分割パーツが前記主部に接続されてなることを特徴とする浴槽用の防水パンである。
この浴槽用の防水パンによれば、接続ピンを穴に差し込むことで分割パーツを主部に組み付けることができる。そのため、施工性を向上させることができる。
第3の発明は、洗い場に隣接して設置され平面視で長方形状を有する浴槽用の防水パンであって、前記防水パンは、底面と、高さ方向に伸縮可能な側壁と、前記側壁を伸ばした状態を保持する形状保持部と、有し、内部に前記浴槽を収容可能であり、前記防水パンの上端部は、収容された前記浴槽の外面に密着可能であることを特徴とする浴槽用の防水パンである。
この浴槽用の防水パンによれば、浴室ユニットが設置される建築躯体が狭い場合でも、浴槽の周囲を覆うことが可能な防水パンを設置することができる。そのため、浴室ユニットが設置される建築躯体が狭い場合でも、蒸気がそのままあるいは結露水として浴室外に漏出することを防止し、建築躯体の劣化を防止することができる。また、伸縮可能な側壁を伸ばした上で、形状保持部を設置する簡単な作業で防水パンを組み立てることができる。そのため、作業性を向上させることができる。
第4の発明は、洗い場に隣接して設置され平面視で長方形状を有する浴槽用の防水パンであって、前記防水パンは、底面と側壁とを有し、内部に前記浴槽を収容可能な容器であって収容された前記浴槽の外面に前記側壁の上端部が密着可能な容器の構造を有し、前記容器は、前記底面を有する底面部材と、前記底面部材の上面に接続可能な側壁部材と、を有することを特徴とする浴槽用の防水パンである。
この浴槽用の防水パンによれば、浴室ユニットが設置される建築躯体が狭い場合でも、浴槽の周囲を覆うことが可能な防水パンを設置することができる。そのため、浴室ユニットが設置される建築躯体が狭い場合でも、蒸気がそのままあるいは結露水として浴室外に漏出することを防止し、建築躯体の劣化を防止することができる。また、施工者等は、底面部材を所定位置に据え置いた後、底面部材の上に側壁部材を組み付ける簡単な作業で防水パンを組み立てることができる。そのため、作業性を向上させることができる。
第5の発明は、第4の発明において、前記側壁部材は、下面に設けられた複数の接続ピンを有し、前記底面部材および前記側壁部材は、それぞれの上面に設けられ前記接続ピンが差し込まれる複数の穴を有し、前記複数の接続ピンが前記複数の穴に差し込まれることにより、前記側壁部材が前記底面部材に接続されてなることを特徴とする浴槽用の防水パンである。
この浴槽用の防水パンによれば、接続ピンを穴に差し込むことで側壁部材を底面部材に組み付けることができる。そのため、施工性を向上させることができる。
第6の発明は、洗い場に隣接して設置され平面視で長方形状を有する浴槽用の防水パンであって、前記防水パンは、底面と側壁とを有し、内部に前記浴槽を収容可能な容器であって収容された前記浴槽の外面に前記側壁の上端部が密着可能な容器の構造を有し、前記側壁は、荷重が加わると変形し前記荷重が解除されると元の形状に復元する性状を有することを特徴とする浴槽用の防水パンである。
この浴槽用の防水パンによれば、浴室ユニットが設置される建築躯体が狭い場合でも、浴槽の周囲を覆うことが可能な防水パンを設置することができる。そのため、浴室ユニットが設置される建築躯体が狭い場合でも、蒸気がそのままあるいは結露水として浴室外に漏出することを防止し、建築躯体の劣化を防止することができる。また、防水パンを建築躯体の中で回転させるときに、防水パンの側壁が一時的に変形する。そのため、優れた作業性を提供することができる。
また、防水パンの内部に浴槽を収容する際に、浴槽が防水パンと衝突すると、防水パンは、一時的に変形する。そのため、浴槽をより楽に設置することができる。さらに、防水パンは、複数のパーツから組み立てられる構造を有しているわけではない。そのため、防水パンを設置する手数がより少なくなり、施工性をより向上させることができる。
本発明の態様によれば、狭い浴室であっても、浴槽の周りを上端部まで覆うことが可能な浴槽用の防水パンが提供される。
本発明の実施の形態にかかる浴槽用の防水パンが設置された浴室ユニットを表す模式的分解図である。 本発明の実施の形態にかかる浴槽用の防水パンが設置された浴室ユニットを表す模式的組立図である。 本実施形態の防水パンを表す模式的斜視図である。 本実施形態の防水パンの主部と分割パーツとの接続部を表す模式的斜視図である。 本実施形態の防水パンを建築躯体の中で回転させる状態の一例を例示する模式的斜視図である。 本実施形態の分割パーツを主部に取り付ける状態の一例を例示する模式的斜視図である。 本実施形態の浴槽の排水口の近傍を表す模式的斜視図である。 本実施形態の浴槽の排水口を拡大して眺めた模式的拡大図である。 本実施形態の浴槽の排水口部材の取付構造を表す模式的分解図である。 本発明の他の実施の形態にかかる浴槽用の防水パンを表す模式的斜視図である。 本発明のさらに他の実施の形態にかかる浴槽用の防水パンを表す模式的斜視図である。 本発明のさらに他の実施の形態にかかる浴槽用の防水パンを表す模式的斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる浴槽用の防水パンが設置された浴室ユニットを表す模式的分解図である。
図2は、本発明の実施の形態にかかる浴槽用の防水パンが設置された浴室ユニットを表す模式的組立図である。
本実施形態にかかる浴室ユニット10は、架台100と、洗い場床(洗い場)200と、浴槽300と、浴槽用の防水パン400と、を備える。
架台100は、下部に設けられた支持脚110を有し、図示しない建築躯体の床の上に載置されている。洗い場床200および防水パン400は、架台100の上に設置されている。
図1に表したように、防水パン400は、洗い場床200に隣接して設置され、例えば上方からの平面視において略長方形状を有する。防水パン400は、底面411と、側壁413と、を有し、内部に浴槽300を収容可能な容器の構造を有する。また、図2に表したように、側壁413の上端部415は、収容した浴槽300の外面に密着可能である。具体的には、図2に表したように、側壁413の上端部415は、浴槽300のリム310の裏面(防水パン400の側の面)に密着可能である。なお、防水パン400の洗い場床200側には、上端部が浴槽300のリム310の裏面に密着可能な側壁413は設けられていない。
ここで、本願明細書において「密着」という範囲には、防水パン400の側壁413の上端部415が浴槽300の外面に直接的に接触し密着する場合だけではなく、防水パン400の側壁413の上端部415がパッキンなどを介して浴槽300の外面に接触し密着する場合が含まれるものとする。
図1に表したように、容器の構造を有する防水パン400は、底面411と側壁413とが一体形成された主部410と、分割パーツ420と、を有する。側壁413は、浴槽300の一方の短辺側の第1の側壁413aと、洗い場床200とは反対の側の浴槽300の長辺側の第2の側壁413bと、第1の側壁413aとは反対側の側壁であって浴槽300の他方の短辺側の第3の側壁413cと、を有する。図1に表したように、第3の側壁413cの高さは、第1の側壁413aの高さよりも低い。
分割パーツ420は、浴槽300の他方の短辺側の側壁413の少なくとも一部を形成する。
浴槽300は、防水パン400の内部に収容され、洗い場床200の側方に隣接して配置されている。
本実施形態にかかる浴室ユニット10には、図示しない複数の壁パネルが設けられている。具体的には、壁パネルは、浴槽300の洗い場床200の側を除くリム310の外周部(周辺部)に設置されている。また、壁パネルは、洗い場床200の浴槽300の側を除く外周部(周辺部)に設置されている。壁パネルは、浴室ユニット10の外部と内部とを隔離している。
図3は、本実施形態の防水パンを表す模式的斜視図である。
図4は、本実施形態の防水パンの主部と分割パーツとの接続部を表す模式的斜視図である。
図1および図4に表したように、分割パーツ420の下面には、下方へ突出した複数の接続ピン421が設けられている。一方、主部410の第3の側壁413cの上端部には、接続ピン421が差し込まれる複数の穴417が設けられている。そして、図4に表したように、分割パーツ420は、接続ピン421が穴417に差し込まれることで主部410に接続され組み付けられている。なお、接続ピン421および穴417の設置数および設置箇所は、図1、図3、および図4に表した設置数および設置箇所に限定されるわけではない。
ここで、例えば施工者等は、浴室ユニット10が設置される建築躯体の中に防水パン400を搬入するときには、防水パン400を立てた状態すなわち防水パン400の長手方向を略鉛直方向とした状態で浴室ユニット10の入口から建築躯体の中へ搬入する。そして、施工者等は、建築躯体の中で防水パン400を回転させ、架台100の上の所定位置(浴槽載置部)に設置する。この場合、防水パン400の側壁413の高さが比較的高いと、施工者等が防水パン400を建築躯体の中で回転させるときに、防水パン400の側壁413が建築躯体の壁面と接触するおそれがある。すると、施工者等は、建築躯体の中で防水パン400を回転させることができず、架台100の上の所定位置に防水パン400を設置することができないおそれがある。
これに対して、本実施形態にかかる浴槽用の防水パン400は、底面411と側壁413とが一体形成された主部410と、分割パーツ420と、を有する。また、浴槽300の他方の短辺側の第3の側壁413cの高さは、浴槽300の一方の短辺側の第1の側壁413aの高さよりも低い。これにより、施工者等は、浴室ユニット10が設置される建築躯体が狭い場合でも防水パン400の側壁413が建築躯体の壁面と接触することを回避しつつ、防水パン400の主部410を建築躯体の中で回転させることができる。そして、施工者等は、架台100の上の所定位置に防水パン400の主部410を設置した後に、分割パーツ420を主部410に接続し組み付けることができる。そのため、浴室ユニット10が設置される建築躯体が狭い場合でも、浴槽300の周囲を覆うことが可能な防水パン400を設置することができる。また、接続ピン421を穴417に差し込むことで分割パーツ420を主部410に組み付けることができるため、作業性あるいは施工性を向上させることができる。
これについて、図面を参照しつつさらに説明する。
図5は、本実施形態の防水パンを建築躯体の中で回転させる状態の一例を例示する模式的斜視図である。
図6は、本実施形態の分割パーツを主部に取り付ける状態の一例を例示する模式的斜視図である。
図5に表した矢印A1のように、防水パン400を建築躯体の中で回転させて架台100の上の所定位置に設置するときには、第3の側壁413cの側の任意位置を略軸C1として回転させる。このとき、第3の側壁413cの高さは、第1の側壁413aの高さおよび第2の側壁413bの高さよりも低い。そのため、図5に表したように、施工者等は、浴室ユニット10が設置される建築躯体が狭い場合でも防水パン400の側壁413が建築躯体の壁面と接触することを回避しつつ、防水パン400を建築躯体の中で傾けることができる。なお、防水パン400を回転させるときの軸は、図5に表した軸C1に限定されるわけではなく、第3の側壁413cの側の任意位置であればよい。
その後、防水パン400の底面411を略水平に保ちつつ、架台100の上の所定位置に防水パン400を設置する。
続いて、図6に表したように、施工者等は、第3の側壁413cの上端部に例えばシリコーンなどのシール材を塗布し、分割パーツ420の接続ピン421を第3の側壁413cの穴417に差し込む。これにより、分割パーツ420を主部410に接続し組み付けることができる。そのため、作業性あるいは施工性を向上させることができる。
続いて、施工者等は、防水パン400の内部に浴槽300を収容する。すると、図2に関して前述したように、防水パン400の側壁413の上端部415を、浴槽300のリム310の裏面に密着させることができる。これにより、浴室ユニット10の内部で発生する蒸気が浴室ユニット10の外部に漏出することを防止することができる。
これについて、図面を参照しつつさらに説明する。
図7は、本実施形態の浴槽の排水口の近傍を表す模式的斜視図である。
図8は、本実施形態の浴槽の排水口を拡大して眺めた模式的拡大図である。
図9は、本実施形態の浴槽の排水口部材の取付構造を表す模式的分解図である。
なお、図7および図8は、図1に表した矢印A2の方向からみたときの模式的斜視図である。また、図8では、洗い場床200および防水パン400を省略している。
図7および図8に表したように、架台100の下側には、排水トラップ500が取り付けられ固定されている。図9に表したように、排水トラップ500は、浴槽排水口受けピース510および締め付けフランジ520により防水パン400の貫通孔431の部分に取り付けられている。すなわち、浴槽排水口受けピース510は、外周に設けられたねじ部511を有する。一方、締め付けフランジ520は、内周に設けられたねじ部521を有する。浴槽排水口受けピース510と締め付けフランジ520との間に防水パン400の貫通孔431の部分を挟設し、浴槽排水口受けピース510のねじ部511と、締め付けフランジ520のねじ部521と、を螺合することで、排水トラップ500は、防水パン400の貫通孔431の部分に取り付けられる。
図8に表したように、浴槽排水口受けピース510には、排水弁プレート530が取り付けられている。排水弁プレート530には、浴槽排水口531および防水パン排水口533が形成されている。図8に表した矢印A11のように、浴槽300内の水は、浴槽排水口531を通過し、排水トラップ500へ導かれる。また、図8に表した矢印A12のように、防水パン400内の水は、防水パン排水口533を通過し、排水トラップ500へ導かれる。
洗い場床200には、洗い場排水口211が形成されている。図8に表した矢印A14のように、洗い場床200の上(表側)の水は、洗い場排水口211を通過し、排水トラップ500へ導かれる。
なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。
排水トラップ500は、浴槽排水口531を介して浴槽300内から排出された水を受けることができる。また、排水トラップ500は、防水パン排水口533を介して防水パン400内から排出された水を受けることができる。また、排水トラップ500は、洗い場排水口211を介して洗い場床200から排出された水を受けることができる。そして、排水トラップ500は、浴槽排水口531、防水パン排水口533、および洗い場排水口211を介して排出された水を内部に一時的に貯留して封水を形成し、図示しない排水管から悪臭や害虫類などが浴室ユニット10の内部に侵入することを防止することができる。続いて、排水トラップ500は、封水として一時的に貯留した水を図示しない排水管へ排出する。
すなわち、浴槽排水口531を介して浴槽300内から排出された水は、防水パン排水口533を介して防水パン400内から排出された水と合流する。続いて、図8に表した矢印A13のように、合流した水は、排水トラップ500の内部を洗い場排水口211の側へ導かれる。続いて、浴槽排水口531および防水パン排水口533から排出され合流した水は、洗い場排水口211を介して洗い場床200から排出された水と合流する。続いて、図8に表した矢印A15のように、浴槽排水口531、防水パン排水口533、および洗い場排水口211から排出され合流した水は、図示しない排水管へ排出される。
ここで、防水パン排水口533の部分には、排水弁(逆止弁)が設けられている。排水弁は、通常状態では開いている一方で、排水トラップ500の側の圧力が所定値よりも高くなると閉じて水の逆流を防止することができる。
但し、浴槽排水口531、防水パン排水口533、および洗い場排水口211の少なくともいずれかから排出された水の温度が比較的高い場合、あるいはその水が湯である場合、排水トラップ500内で発生した蒸気が防水パン排水口533を介して防水パン400内に流れることがある。つまり、防水パン排水口533の部分に設けられた排水弁は、排水トラップ500内で発生した蒸気の圧力では閉じないことがある。
この場合において、防水パン400の側壁413の上端部415が、収容した浴槽300の外面に密着していないと、防水パン排水口533を介して防水パン400内に流れてきた蒸気がそのままあるいは結露水として浴室外に漏出する。すると、建築躯体を劣化させるおそれがある。
これに対して、図1および図2に関して前述したように、本実施形態にかかる防水パン400の側壁413の上端部415は、収容した浴槽300の外面に密着している。これにより、排水トラップ500内で発生した蒸気が防水パン排水口533を介して防水パン400内に流れても、蒸気がそのままあるいは結露水として浴室外に漏出することを防止することができる。そのため、建築躯体の劣化を防止することができる。
本実施形態によれば、浴室ユニット10が設置される建築躯体が狭い場合でも、浴槽300の周囲を覆うことが可能すなわち側壁413の上端部415が浴槽300の外面に密着可能な防水パン400を設置することができる。そのため、浴室ユニット10が設置される建築躯体が狭い場合でも、蒸気がそのままあるいは結露水として浴室外に漏出することを防止し、建築躯体の劣化を防止することができる。
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。
図10は、本発明の他の実施の形態にかかる浴槽用の防水パンを表す模式的斜視図である。
本実施形態にかかる防水パン400aは、形状保持部451と、底部455と、側壁457と、を備える。
形状保持部451は、架台100の上に立設される支柱452と、複数の支柱452の上端部をわたって設けられる上枠453と、を有する。底部455は、底面455aを有し、内部に浴槽300を収容可能な容器の構造を有する。底部455の高さは、図1〜図9に関して前述した防水パン400の第1の側壁413aおよび第2の側壁413bの高さよりも低く、例えば第3の側壁413cの高さと同程度である。
側壁457は、上枠453と底部455との間を繋ぐように設けられる。側壁457は、例えばゴム状のシートや、アルミニウムが蒸着された防湿シートなどにより形成され、高さ方向(上下方向)に伸縮可能である。
施工者等は、防水パン400aを架台100の上に設置する場合には、底部455を立てた状態すなわち底部455の長手方向を略鉛直方向とした状態で浴室ユニット10の入口から建築躯体の中へ搬入する。そして、施工者等は、建築躯体の中で底部455を回転させ、架台100の上の所定位置に設置する。このとき、底部455の高さは、比較的低く、図1〜図9に関して前述した防水パン400の第3の側壁413cの高さと同程度である。そのため、施工者等は、浴室ユニット10が設置される建築躯体が狭い場合でも底部455が建築躯体の壁面と接触することを回避しつつ、底部455を建築躯体の中で傾け回転させることができる。
続いて、図10に表したように、施工者等は、底部455の角部の近傍に支柱452を立設する。なお、支柱452の設置数および設置箇所は、これだけに限定されるわけではない。続いて、施工者等は、複数の支柱452の上端部をわたって上枠453を設ける。続いて、施工者等は、側壁457を浴室ユニット10の入口から建築躯体の中へ搬入し、伸縮可能な側壁457を伸ばした上で上枠453と底部455との間を繋ぐように側壁457を設ける。
このとき、側壁457は、高さ方向に伸縮可能である。そのため、施工者等は、より楽に側壁457を建築躯体の中へ搬入することができ、より楽に側壁457を設置することができる。また、図10に表したように、側壁457の一端は、上枠453に取り付けられる。そのため、側壁457がシートにより形成されていても、側壁457の形状は、形状保持部451(支柱452および上枠453)により保持される。
続いて、施工者等は、防水パン400aの内部に浴槽300を収容する。すると、防水パン400aの上枠453を、浴槽300のリム310の裏面に密着させることができる。
本実施形態によれば、浴室ユニット10が設置される建築躯体が狭い場合でも、浴槽300の周囲を覆うことが可能すなわち上枠453が浴槽300の外面に密着可能な防水パン400aを設置することができる。そのため、浴室ユニット10が設置される建築躯体が狭い場合でも、蒸気がそのままあるいは結露水として浴室外に漏出することを防止し、建築躯体の劣化を防止することができる。また、施工者等は、伸縮可能な側壁457を伸ばした上で、形状保持部451を設置する簡単な作業で防水パン400aを組み立てることができる。そのため、作業性あるいは施工性を向上させることができる。
図11は、本発明のさらに他の実施の形態にかかる浴槽用の防水パンを表す模式的斜視図である。
本実施形態にかかる防水パン400bは、底面部材461と、側壁部材(側壁)470と、を備える。側壁部材470は、底面部材461の上面に接続可能とされている。
底面部材461は、底面461aを有し、内部に浴槽300を収容可能な容器の構造を有する。底面部材461の高さは、図1〜図9に関して前述した防水パン400の第1の側壁413aおよび第2の側壁413bの高さよりも低く、例えば第3の側壁413cの高さと同程度である。
側壁部材470は、第1の側壁部材471と、第2の側壁部材473と、を有する。第1の側壁部材471は、第1の側壁ピース471aと、第2の側壁ピース471bと、第3の側壁ピース471cと、を有する。第2の側壁部材473は、第1の側壁ピース473aと、第2の側壁ピース473bと、第3の側壁ピース473cと、を有する。
図11に表したように、第2の側壁部材473の第1の側壁ピース473a、第2の側壁ピース473b、および第3の側壁ピース473cの下面には、下方へ突出した複数の接続ピン475が設けられている。一方、第1の側壁部材471の第1の側壁ピース471a、第2の側壁ピース471b、および第3の側壁ピース471cの上端部には、接続ピン475が差し込まれる複数の穴477が設けられている。なお、接続ピン475および穴477の設置数および設置箇所は、図11に表した設置数および設置箇所に限定されるわけではない。
施工者等は、防水パン400bを架台100の上に設置する場合には、底面部材461を立てた状態すなわち底面部材461の長手方向を略鉛直方向とした状態で浴室ユニット10の入口から建築躯体の中へ搬入する。そして、施工者等は、建築躯体の中で底面部材461を回転させ、架台100の上の所定位置に設置する。このとき、底面部材461の高さは、比較的低く、図1〜図9に関して前述した防水パン400の第3の側壁413cの高さと同程度である。そのため、施工者等は、浴室ユニット10が設置される建築躯体が狭い場合でも底面部材461が建築躯体の壁面と接触することを回避しつつ、底面部材461を建築躯体の中で傾け回転させることができる。
続いて、施工者等は、底面部材461の上端部に例えばシリコーンなどのシール材を塗布し、第1の側壁部材471を底面部材461に取り付ける。このとき、図示しないが、第1の側壁部材471の第1の側壁ピース471a、第2の側壁ピース471b、および第3の側壁ピース471bの下面には、下方へ突出した複数の接続ピンが設けられている。一方、底部の上端部には、接続ピン475が差し込まれる複数の穴が設けられている。これは、前述した接続ピン475および穴477と同様である。そのため、施工者等は、第1の側壁部材471の接続ピンを底面部材461の穴に差し込むことより、第1の側壁部材471を底面部材461に接続し組み付けることができる。
続いて、施工者等は、第1の側壁部材471の上端部に例えばシリコーンなどのシール材を塗布し、第2の側壁部材473の接続ピン475を第1の側壁部材471の穴477に差し込む。これにより、第2の側壁部材473を第1の側壁部材471に接続し組み付けることができる。
続いて、施工者等は、防水パン400bの内部に浴槽300を収容する。すると、防水パン400bの第2の側壁部材473の上端部を、浴槽300のリム310の裏面に密着させることができる。
本実施形態によれば、浴室ユニット10が設置される建築躯体が狭い場合でも、浴槽300の周囲を覆うことが可能すなわち第2の側壁部材473の上端部が浴槽300の外面に密着可能な防水パン400bを設置することができる。そのため、浴室ユニット10が設置される建築躯体が狭い場合でも、蒸気がそのままあるいは結露水として浴室外に漏出することを防止し、建築躯体の劣化を防止することができる。また、施工者等は、底面部材461を所定位置に据え置いた後、底面部材461の上に第1の側壁部材471および第2の側壁部材473を組み付ける簡単な作業で防水パン400bを組み立てることができる。そのため、作業性あるいは施工性を向上させることができる。
なお、側壁部材470の設置数は、図11に表した設置数に限定されるわけではない。例えば、側壁部材470は、第1の側壁部材471だけを有していてもよいし、第1の側壁部材〜第3以上の側壁部材を有していてもよい。また、側壁ピースの設置数および分割方向は、図11に表した設置数および分割方向に限定されるわけではない。側壁ピースの設置数は、例えば2つあるいは4つ以上であってもよい。あるいは、側壁ピースは、分割されていなくともよい。また、側壁ピースの分割方向は、例えば上下方向あるいは水平方向であってもよい。
図12は、本発明のさらに他の実施の形態にかかる浴槽用の防水パンを表す模式的斜視図である。
本実施形態にかかる防水パン400cは、底面部材481と、側壁483と、を備える。
底面部材481は、底面481aを有し、内部に浴槽300を収容可能な容器の構造を有する。底面部材481の高さは、図1〜図9に関して前述した防水パン400の第1の側壁413aおよび第2の側壁413bの高さよりも低く、例えば第3の側壁413cの高さと同程度である。一方で、側壁483の高さは、図1〜図9に関して前述した防水パン400の第1の側壁413aおよび第2の側壁413bの高さと同程度である。
側壁483は、底面部材481の上に設けられ、荷重が加わると変形し、加わった荷重が解除されると元の形状に復元する性状を有する。このような側壁483として、例えば蛇腹形状を有する側壁が挙げられる。但し、側壁483の設置形態は、これだけに限定されるわけではない。本実施形態の側壁483は、前述した性状を有していればよい。
施工者等は、浴室ユニット10が設置される建築躯体の中に防水パン400cを搬入するときには、防水パン400cを立てた状態すなわち防水パン400cの長手方向を略鉛直方向とした状態で浴室ユニット10の入口から建築躯体の中へ搬入する。そして、施工者等は、建築躯体の中で防水パン400cを回転させ、架台100の上の所定位置に設置する。
このとき、側壁483の高さは、図1〜図9に関して前述した防水パン400の第1の側壁413aおよび第2の側壁413bの高さと同程度である。そのため、施工者等が防水パン400cを建築躯体の中で回転させるときに、防水パン400cの側壁483が建築躯体の壁面と接触するおそれがある。これに対して、施工者等は、側壁483に荷重を加え、側壁483を一時的に変形させる。あるいは、施工者等が防水パン400cを建築躯体の中で回転させるときに、防水パン400cの側壁483が建築躯体の壁面と接触すると、側壁483が一時的に変形する。これにより、施工者等は、浴室ユニット10が設置される建築躯体が狭い場合でも側壁483が建築躯体の壁面と接触することを回避しつつ、防水パン400cを建築躯体の中で傾け回転させることができる。
続いて、施工者等は、一時的に加えた荷重を解除し、側壁483の形状を元の形状に復元させる。その後、防水パン400cの底面481aを略水平に保ちつつ、架台100の上の所定位置に防水パン400cを設置する。なお、側壁483に一時的に加えた荷重を解除するタイミングは、架台100の上の所定位置に防水パン400cを設置した後であってもよい。
続いて、施工者等は、防水パン400cの内部に浴槽300を収容する。すると、防水パン400cの側壁483の上端部を、浴槽300のリム310の裏面に密着させることができる。
本実施形態によれば、浴室ユニット10が設置される建築躯体が狭い場合でも、浴槽300の周囲を覆うことが可能すなわち側壁483の上端部が浴槽300の外面に密着可能な防水パン400cを設置することができる。そのため、浴室ユニット10が設置される建築躯体が狭い場合でも、蒸気がそのままあるいは結露水として浴室外に漏出することを防止し、建築躯体の劣化を防止することができる。また、施工者等が防水パン400cを建築躯体の中で回転させるときに、防水パン400cの側壁483が一時的に変形する。そのため、本実施形態にかかる防水パン400cは、優れた作業性を提供することができる。
また、施工者等が防水パン400cの内部に浴槽300を収容する際に、浴槽300が防水パン400cと衝突すると、防水パン400cは、一時的に変形する。そのため、施工者等は、浴槽300をより楽に設置することができる。さらに、本実施形態にかかる防水パン400cは、複数のパーツから組み立てられる構造を有しているわけではない。そのため、防水パン400cを設置する手数がより少なくなり、施工性をより向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、防水パン400、400a、400b、400cなどが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などや接続ピン421、475および穴417、477の設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 浴室ユニット、 100 架台、 110 支持脚、 200 洗い場床、 211 洗い場排水口、 300 浴槽、 310 リム、 400、400a、400b、400c 防水パン、 410 主部、 411 底面、 413 側壁、 413a 第1の側壁、 413b 第2の側壁、 413c 第3の側壁、 415 上端部、 417 穴、 420 分割パーツ、 421 接続ピン、 431 貫通孔、 451 形状保持部、 452 支柱、 453 上枠、 455 底部、 455a 底面、 457 側壁、 461 底面部材、 461a 底面、 470 側壁部材、 471 第1の側壁部材、 471a 第1の側壁ピース、 471b 第2の側壁ピース、 471c 第3の側壁ピース、 473 第2の側壁部材、 473a 第1の側壁ピース、 473b 第2の側壁ピース、 473c 第3の側壁ピース、 475 接続ピン、 477 穴、 481 底面部材、 481a 底面、 483 側壁、 500 排水トラップ、 510 浴槽排水口受けピース、 511 ねじ部、 520 締め付けフランジ、 521 ねじ部、 530 排水弁プレート、 531 浴槽排水口、 533 防水パン排水口

Claims (6)

  1. 洗い場に隣接して設置され平面視で長方形状を有する浴槽用の防水パンであって、
    前記防水パンは、底面と側壁とを有し、内部に前記浴槽を収容可能な容器であって収容された前記浴槽の外面に前記側壁の上端部が密着可能な容器の構造を有し、
    前記容器は、
    前記底面と、
    前記浴槽の一方の短辺側の前記側壁と前記洗い場とは反対の側の長辺側の前記側壁とを一体形成した主部と、
    前記浴槽の他方の短辺側の前記側壁の少なくとも一部を形成する分割パーツと、
    を有し、
    前記分割パーツは、前記主部に組み付けられてなることを特徴とする浴槽用の防水パン。
  2. 前記分割パーツは、下面に設けられた複数の接続ピンを有し、
    前記主部は、前記他方の短辺側の前記側壁に設けられ前記接続ピンが差し込まれる複数の穴を有し、
    前記複数の接続ピンが前記複数の穴に差し込まれることにより、前記分割パーツが前記主部に接続されてなることを特徴とする請求項1記載の浴槽用の防水パン。
  3. 洗い場に隣接して設置され平面視で長方形状を有する浴槽用の防水パンであって、
    前記防水パンは、底面と、高さ方向に伸縮可能な側壁と、前記側壁を伸ばした状態を保持する形状保持部と、有し、内部に前記浴槽を収容可能であり、
    前記防水パンの上端部は、収容された前記浴槽の外面に密着可能であることを特徴とする浴槽用の防水パン。
  4. 洗い場に隣接して設置され平面視で長方形状を有する浴槽用の防水パンであって、
    前記防水パンは、底面と側壁とを有し、内部に前記浴槽を収容可能な容器であって収容された前記浴槽の外面に前記側壁の上端部が密着可能な容器の構造を有し、
    前記容器は、
    前記底面を有する底面部材と、
    前記底面部材の上面に接続可能な側壁部材と、
    を有することを特徴とする浴槽用の防水パン。
  5. 前記側壁部材は、下面に設けられた複数の接続ピンを有し、
    前記底面部材および前記側壁部材は、それぞれの上面に設けられ前記接続ピンが差し込まれる複数の穴を有し、
    前記複数の接続ピンが前記複数の穴に差し込まれることにより、前記側壁部材が前記底面部材に接続されてなることを特徴とする請求項4記載の浴槽用の防水パン。
  6. 洗い場に隣接して設置され平面視で長方形状を有する浴槽用の防水パンであって、
    前記防水パンは、底面と側壁とを有し、内部に前記浴槽を収容可能な容器であって収容された前記浴槽の外面に前記側壁の上端部が密着可能な容器の構造を有し、
    前記側壁は、荷重が加わると変形し前記荷重が解除されると元の形状に復元する性状を有することを特徴とする浴槽用の防水パン。
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