JP2008156952A - 浴槽の防水構造 - Google Patents

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Tetsuya Machida
徹也 町田
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Matsushita Electric Works Bathroom Ware System and Life Ltd
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Abstract

【課題】浴槽からの漏水が生じても漏水を確実に受けて建物のスラブ等の床を濡らすことがない。外部に漏水した排水を垂れ流すことなく確実に排水でき、防水槽内への水、臭気の逆流がなく、小さな虫の侵入も防止でき、更に、簡単に防水槽や排水チューブの保守、点検ができる。
【解決手段】防水槽1で浴槽2を覆い、該防水槽1の下部から排水チューブ3を導出する。排水チューブ3の先端部を浴室の排水をする排水経路4の途中又は洗い場床パン5に臨ませる。排水チューブ3に防水槽1側からのみ水を流すことができる逆止弁6を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴槽の防水構造に関するものである。
浴槽の亀裂や、あるいは、追い炊き用のアダプター、ジェットバス等の部品、底部に取付ける排水口金具等の取付け部分の緩みによって水漏れが生じた場合、建物のスラブ等の床に漏水が流れ、階下への浸水を招くなどの不都合がある。
そこで、浴槽の亀裂や、追い炊き用のアダプター、ジェットバス等の部品、排水口金具等の取付け部分の緩みによって浴槽から漏水が生じた場合、漏水を建物の床に流出させないようにするために、浴槽の外側を袋状の防水膜で覆って浴槽から漏水した水を袋状の防水膜内に回収して建物の床を濡らさないようにしたものが特許文献1により知られている。
しかしながらこの特許文献1に示された従来例においては、袋状の防水膜の底部に漏水を排水するための漏水排水管を接続し、該漏水排水管を屋外に導出し、浴槽からの水漏れが生じて袋状の防水膜に流れた漏水を漏水排水管により外部に垂れ流すようにしている。このため、漏水排水管から漏水が屋外に流れて屋外の排水箇所を濡らし、衛生的でないという問題があり、また、建物の壁に孔をあけて漏水排水管を外部に導出する必要があり、工事が面倒であり、更に、屋外に導出した漏水排水管を通して小さな虫が防水膜内に侵入して、防水膜内が虫の棲家となったりするという問題もある。
また、長期間の使用により漏水排水管が目詰まりしたり、漏水排水管の接続部分の緩み等が生じた場合、漏水の排水ができなくなったりするおそれがあるが、従来にあってはこの点に対する対策が考慮されておらず、このため、長期化の使用により漏水排水管が目詰まりすると防水膜内に漏水が溜まったままの状態となったり、あるいは、漏水排水管の接続部分の緩みのためこの部分から漏水して建物の床を濡らしてしまうという問題がある。
特開平7−313391号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、浴槽からの漏水が生じても漏水を確実に受けて建物のスラブ等の床を濡らすことがなく、しかも、外部に漏水した排水を垂れ流すことなく確実に排水でき、また、防水槽内への水、臭気の逆流がなく、小さな虫の侵入も防止でき、更に、簡単に防水槽や排水チューブの保守、点検ができる浴槽の防水構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る浴槽の防水構造は、上方に開口した容器状又は袋状をした防水槽1で浴槽2を覆い、該防水槽1の下部から排水チューブ3を導出し、排水チューブ3の先端部を浴室の排水をする排水経路4の途中又は洗い場床パン5に臨ませ、該排水チューブ3に防水槽1側からのみ水を流すことができる逆止弁6を設けて成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、浴槽2の亀裂や、あるいは、追い炊き用のアダプター、ジェットバス等の部品、底部に取付ける排水口金具7等の取付け部分の緩みによって水漏れが生じた場合、漏水が防水槽1に流れ込み、防水槽1に流れた水は排水チューブ3から浴室の排水(つまり浴槽2からの排水や洗い場床パン5からの排水)をする排水経路4の途中又は洗い場床パン5に流れ、浴室に本来備わっている排水手段をそのまま利用して確実に漏水を排水でき、屋外に漏水を垂れ流すもののように屋外の垂れ流し箇所を汚すという恐れがなく、また、排水チューブ3に防水槽1側からのみ水を流すことができる逆止弁6を設けてあるので、排水チューブ3を通じて排水経路4や床洗い場床パン5側から水が逆流したり、あるいは臭気が逆流したりすることがなく、また、排水経路4を介して小さな虫が防水槽1内に侵入するのも防止することができる。
また、浴槽2と洗い場床パン5との間に設けられるエプロン9を着脱自在とすることが好ましい。
このような構成とすることで、エプロン9を外すことで、簡単に防水槽1や排水チューブ3の保守、点検ができ、特に、排水チューブ3の接続部分の保守、点検、排水チューブ3の目詰まりの保守、点検ができ、浴槽2からの漏水を長期間にわたってスムーズに排水することが可能となる。
本発明の請求項1記載の発明は、防水槽により浴槽からの漏水を確実に受けて漏水を浴室の排水をする排水経路の途中又は洗い場床パンに排水することができ、浴槽からの漏水で建物のスラブ等の床を濡らすことがないだけでなく、浴室に本来備わっている排水手段を利用して浴槽からの漏水を確実且つスムーズに排水できて、漏水した排水を屋外に垂れ流す従来例のように屋外の排水箇所を汚すというおそれもなく、更に、排水チューブを介しての防水槽内への水、臭気の逆流がなく、小さな虫の侵入も防止できるという効果がある。
また、請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、簡単に防水槽や排水チューブの保守、点検ができ、浴槽からの漏水を長期間にわたってスムーズに排水することが可能となる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1には本発明の一実施形態が示してある。図1はいわゆる床ハーフ方式といわれる浴室ユニットの例が示してある。
図1に示す浴室ユニットは、洗い場床パン5と、支持枠10と、支持枠10に載設支持される浴槽2と、エプロン7と、洗い場床パン5の3辺の外端部及び浴槽2の3辺の外端部に立設する壁パネル11と及びドア枠(図示せず)と、天井パネル(図示せず)とで構成してある。
支持枠10は少なくとも浴槽設置部13を備えており、この支持枠10上に洗い場床パン5を一体に設けてもよく、あるいは、洗い場床パン5と支持枠10とは分離してあってもよい。
支持枠10や洗い場床パン5の下面部には高さ調整機能を備えた脚部14が設けてあり、更に、支持枠10の上面部の隅部(図においては四隅部)に支柱15が立設してあり、支柱15には係止部16が設けてある
浴槽2を覆うための防水槽1は上方が開口した容器状又は袋状をしており、合成樹脂の成形品、シート材、あるいは伸縮性のあるシート材により容器状又は袋状に形成してあり、支持枠10の上面部に載置した状態で、図2に示すように防水槽1の上端をフック17により支持枠10の支柱15の係止部16に引掛け支持させてある。なお、防水槽1が合成樹脂の成形品で自己保形性を有しているものの場合は支柱15は支持枠10の上面部の四隅部にそれぞれ支柱15を設ける必要はなく、1又は2又は3つの隅部に支柱15を設けて支持枠10上に載置した防水槽1をフック17のような連結部材を介して支持するようにしてもよい。
防水槽1の下端部には排水チューブ3の一端部が連通接続してあり、この排水チューブ3の他端部には防水槽1側からのみ水を流すことができる逆止弁6を設けある。
また、防水槽1の底部には浴槽2の底部に取付けた排水口金具7を挿通することができる孔18が設けてある。
浴槽2は防水槽1の上開口から挿入されて防水槽1を介して支持枠10上に載置されるもので、これにより浴槽2の全側面及び下面が防水槽1により覆われるようになっている。
浴槽2の底部には排水口金具取付け用の孔20が設けてあり、この排水口金具取付け用の孔20に排水口金具7を取付けて浴槽排水部が構成してある。
浴槽2の底部に取付けられた排水口金具7は浴槽2の底部から下方に突出しており、この突出部分を防水槽1の底部の孔18に挿通し、該排水口金具7の孔18から突出した部分に排水筒22を接続することで、排水口金具7と排水筒22とで防水槽1の底部を上下から水密的に挟持することで孔18部分から水が漏らないようになっている。
排水筒22の先端部は洗い場床パン5の排水孔19に取付けた排水トラップ23に連通接続してあり、排水トラップ23に排水管24の一端部が接続してあり、上記排水筒22、排水トラップ23、排水管24により浴室の排水(洗い場床パン5からの排水、浴槽2からの排水)をする排水経路4が構成してある。
図3に示す実施形態においては、防水槽1の下端部に一端部を連通接続した排水チューブ3の他端部(先端部)が排水トラップ23に連通接続してある。なお、排水チューブ3の先端を排水経路4に臨ませるに当り、実施形態では排水トラップ23部分に連通接続しているが、排水経路4の他の部位に連通接続してもよい。また、排水経路4ではなく洗い場床パン5に臨ませ、排水チューブ3から排水した水を洗い場床パン5に流し、その後、排水経路4により排水するようにしてもよい。
また、浴槽2と洗い場床パン5との間にはエプロン9が設けられるが、添付図面に示す実施形態ではエプロン9は浴槽2や洗い場床パン5に対して着脱自在となっている。
上記のような構成の浴室ユニットにおいて、浴槽2の亀裂や、追い炊き用のアダプター、ジェットバス等の部品、底部に取付ける排水口金具7等の取付け部分の緩みなどによって水漏れが発生した場合、浴槽2を覆う防水槽1に流れ込み、防水槽1内の下端部に連通接続した排水チューブ3の先端部から浴室の排水をするための排水経路4に直接又は洗い場床パン5を介して排水経路4に流れる。このようにして浴槽2からの漏水を浴室に本来備わっている排水経路4を有効に利用して正確且つスムーズに排水することができる。
ここで、排水チューブ3には防水槽1側からのみ水を流すことができる逆止弁6を設けてあるので、排水チューブ3を通じて排水経路4や床洗い場床パン5側から水が逆流することがない。特に、排水チューブ3を排水経路4に連通接続した場合は、排水経路4から臭気が逆流することがなく、防水槽1の上開口から臭気が浴室内に流れ込むという事態を回避できる。逆止弁6が設けてあるので、排水経路4を介して小さな虫が防水槽1内に侵入するという事態も発生しない。
また、防水槽1や排水チューブ3の保守、点検に当っては、エプロン9を外すことで、ができ、防水槽1や排水チューブ3の保守、点検を行うものであり、これにより排水チューブ3の接続部分の保守、点検、排水チューブ3の目詰まりの保守、点検ができ、浴槽2からの漏水を長期間にわたって排水チューブ3を用いてスムーズに排水することが可能となる。
なお、防水槽1により浴槽2を覆うに当って、図4(a)のように、防水槽1を浴槽2よりもやや大きく形成して防水槽1と浴槽2との間に隙間が形成されるようにしてもよく、また、図4(b)のように、防水槽1を浴槽2の外面にぴったりと接触するようにして覆ってもよい。
本発明の一実施形態の分解斜視図である。 同上の支持枠に防水槽を支持した状態の一実施形態の概略説明図である。 同上の排水チューブを排水トラップに連通接続した状態の実施形態を示す支持枠を省略した状態の概略断面図である。 (a)(b)はそれぞれ浴槽を防水槽で覆う各例を示す概略説明図である。
符号の説明
1 防水槽
2 浴槽
3 排水チューブ
4 排水経路
5 洗い場床パン
6 逆止弁
9 エプロン

Claims (2)

  1. 上方に開口した容器状又は袋状をした防水槽で浴槽を覆い、該防水槽の下部から排水チューブを導出し、排水チューブの先端部を浴室の排水をする排水経路の途中又は洗い場床パンに臨ませ、該排水チューブに防水槽側からのみ水を流すことができる逆止弁を設けて成ることを特徴とする浴槽の防水構造。
  2. 浴槽と洗い場床パンとの間に設けられるエプロンを着脱自在として成ることを特徴とする請求項1記載の浴槽の防水構造。
JP2006348621A 2006-12-25 2006-12-25 浴槽の防水構造 Withdrawn JP2008156952A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009300034A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Toyobo Engineering Kk 仮設用浄水風呂設備
JP2010082140A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Toto Ltd ユニットバス
JP2013249676A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Toto Ltd 浴槽用の防水パン

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