JP5106975B2 - 浴槽防水パンと浴槽の接続構造 - Google Patents

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本発明は、立壁を有する浴槽防水パンと、この浴槽防水パン上に設置される浴槽とを接続する接続構造に関するものである。
従来、洗い場側を除く外周に立壁を有する浴槽防水パンを備え、この浴槽防水パン上に浴槽が設置されて構成された浴室ユニットが存在し、この浴室ユニットでは、浴槽のフランジ部の裏面にパッキンを介在させて浴槽防水パンの立壁上端を当接させている。
特開2003−293415号公報
上記特許文献1に開示されている構造では、パッキンは浴室内と浴槽を繋ぐものであり、パッキンは水が侵入する位置に介在されているために、水に強いパッキンである必要があり、高価なパッキンを用いなければならないという問題点があった。
本発明は、安価なパッキンを使用して浴室外に水が漏れることを防ぐことのできる浴槽防水パンと浴槽の接続構造を提供することを目的の1つとし、本願発明は、この目的の少なくとも一部を達成するために、以下の手段をとった。
本発明は、洗い場側を除く外周に立壁を有する浴槽防水パンと、該浴槽防水パン上に設置される浴槽との接続構造であって、
前記浴槽の上端側に外側へ向かって突設されているフランジ部に壁が載置されるとともに、フランジ部の裏面にパッキンが設けられ、該パッキンに前記浴槽防水パンの立壁上端を圧着させ、前記浴槽防水パンの立壁上部に第1の金具を立設して該第1の金具の上端側を前記浴槽のフランジ部外周に立設されている水返し片の上方に臨ませ、該第1の金具に対し第2の金具を前記水返し片を挟むように固定した
ことを要旨とする。
本発明では、浴槽と浴槽防水パンの間にパッキンを圧入したものであるため、浴槽側で発生した漏水を浴室ユニット外に漏れないようにすることができ、また、外部からの虫等の侵入を防ぐことができるものとなる。また、パッキンには水が侵入しないために安価なパッキンを使用することが可能となる。
また、浴槽と浴槽防水パンを金具で固定でき、浴槽と浴槽防水パンの間にあるパッキンを一定の力で押さえ付けることができるため、良好な止水性を確保することができるものとなる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、浴室ユニットの概略構成図であり、浴室ユニットは、浴槽防水パン1と、この浴槽防水パン1上に設置される浴槽3と、洗い場パン5と、エプロン4で構成されている。浴槽防水パン1は、洗い場パン5側を除く外周に立壁2が一体形成されており、浴槽3の洗い場パン5側を除く外周をこの立壁2で覆うように構成されたものである。
また、立壁2の存在しない洗い場パン5側にはエプロン4が取り付けられて、浴槽3の洗い場パン5側がエプロン4で閉ざされるものである。
この浴槽防水パン1の立壁2の上端と浴槽3との接続部Pの部分を図2の拡大断面図で示す。
浴槽3は、その上端側に外方へ向かって略水平に突設されたフランジ部3aが一体形成され、このフランジ部3aには一段高く段部3bが形成されており、フランジ部3aの外側端には、さらに上方へ立ち上げて水返し片3cが一体形成されている。なお、浴槽3のフランジ部3aの裏側には、段部3b付近から下方へ垂設された補強リブ3dが一体形成されている。
また、浴槽防水パン1の立壁2は、その上端側に外側へ水平に折り曲げて折曲部2aが一体形成され、折曲部2aから上方へさらに立ち上げて上端立壁部2bが一体形成されており、上端立壁部2bの上端で外側へ略水平に折り曲げて突出部2cが一体形成されている。
浴槽3のフランジ部3aの裏面に、補強リブ3dにほぼ当接させた状態で予めパッキン6を貼り付けておく。このパッキン6は、例えば発泡ウレタンあるいはゴムの発泡体で構成されたものであり、材質はどのようなものであっても良く、止水性が確保できるものであれば良い。
本例では、浴槽防水パンの立壁2の上端に第1の金具7が立設されており、この第1の金具7の上端側に第2の金具8をビス9で固定して、第2の金具8と第1の金具7間に浴槽3の水返し片3cを挟み込んで、パッキン6を第1の金具7で浴槽3側へ押圧させ、パッキン6が逃げないようにしており、パッキン6に浴槽防水パンの立壁2の上端を外側より圧着させて止水性を確保するように構成したものである。
第1の金具7は、浴槽防水パンの立壁2の上端立壁部2bの外側にビス11で固定される固定片7aと、この固定片7aの上端で外側へ折り曲げられて立壁2の突出部2cの下面に当接される水平片7bと、この水平片7bから上方へ向かって一体状に立ち上げられた立上片7cで構成されており、立上片7cは浴槽の水返し片3cよりも上方に位置するように立ち上げ形成されたものである。
また、第2の金具8は、浴室内側から第1の金具7の立上片7cにビス9で重ね合わせて固定される固定片8aと、この固定片8aの下端から浴室内へ傾斜した傾斜片8bと、傾斜片8bの下端から垂設されて、水返し片3cの内側に配置される壁パネルフレームの立上片10dに当接する当接片8cで構成されている。
なお、浴槽のフランジ部3a上に壁パネル10が載置されるが、壁パネル10の下端裏側には略コの字状断面のフレームが設けられており、このフレームは、水平に延びる水平片10aと、水平片10aの内端から垂設された垂下片10bと、垂下片10bの下端で水返し片3c側へ水平に延びる底片10cと、底片10cから上方へ立ち上げられて水返し片3cに当接する立上片10dで構成されており、このフレームの立上片10dの内側に第2の金具8の当接片8cが当接される。
このような構造の接続部Pとしたため、浴槽防水パンの立壁2の上端側に第1の金具7を固定させて立設させることで、浴槽3に貼り付けられているパッキン6を外側から押圧して、パッキン6が外側へ逃げるのを良好に防ぐことができるものとなる。また、この第1の金具7に対しビス9で浴室内より第2の金具8を固定することで、浴槽3の水返し片3cは第1の金具7の立上片7cと第2の金具8の当接片8c間に挟み込まれた状態となり、第2の金具8を介して第1の金具7は浴槽3に強固に固定されることとなる。
この状態では、浴槽防水パンの立壁2の上端は、第1の金具7を介してパッキン6に外側から圧着された状態となる。そのため浴槽3側で発生した漏水は、パッキン6に浴槽防水パンの立壁2が圧着されているため、浴室ユニット外に漏れることはなく、また、浴槽のフランジ部3aと浴槽防水パンの立壁2の上端と浴槽3に囲まれる空間は塞がれるため、浴室ユニットの外部から虫が浴室内に侵入することも確実に防がれるものとなる。
このように金具7,8を用いてパッキン6を一定の力で浴槽3に押し付け、浴槽防水パンの立壁2の上端をパッキン6に圧着状態で接続して、パッキン6で確実な止水性を確保することができるものである。
なお、本例では、パッキン6には浴槽3側から水が侵入することはなく、そのためパッキン6は水に強いパッキンである必要もなく、安価な材質のパッキン6を用いることができるものである。
浴室ユニットの概略構成図である。 図1における浴槽と浴槽防水パンの立壁上端の接続部の拡大縦断面構成図である。
1 浴槽防水パン
2 立壁
2b 上端立壁部
2c 突出部
3 浴槽
3a フランジ部
3c 水返し片
3d 補強リブ
4 エプロン
5 洗い場パン
6 パッキン
7 第1の金具
7a 固定片
7c 立上片
8 第2の金具
8a 固定片
8c 当接片
9,11 ビス
10 壁パネル
10d 壁パネルフレームの立上片

Claims (1)

  1. 洗い場側を除く外周に立壁を有する浴槽防水パンと、該浴槽防水パン上に設置される浴槽との接続構造であって、
    前記浴槽の上端側に外側へ向かって突設されているフランジ部に壁が載置されるとともに、フランジ部の裏面にパッキンが設けられ、該パッキンに前記浴槽防水パンの立壁上端を圧着させ、前記浴槽防水パンの立壁上部に第1の金具を立設して該第1の金具の上端側を前記浴槽のフランジ部外周に立設されている水返し片の上方に臨ませ、該第1の金具に対し第2の金具を前記水返し片を挟むように固定した
    ことを特徴とする浴槽防水パンと浴槽の接続構造。
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