JP4469323B2 - 浴槽の取付構造 - Google Patents

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本願発明は、ユニットバスルームにおける浴槽の取付構造に関するものである。
従来、浴槽エプロンを設置しないタイプの浴槽として、図4に示すような置き浴槽41がある。この種の置き浴槽41は、ユニットバスルームの床42に単に載置するだけで入浴が可能となることから、簡易な入浴設備として利用されてきた。このような置き浴槽41は、浴槽本体の下方に脚部43を備え、この脚部43により浴槽本体の支持を行っており、置き浴槽41を壁44の近くに配置し、壁44又は床42から給水給湯管を立ち上げて、浴槽壁部45に設けた給水給湯接続部に接続配管を介して接続し、湯水噴出部46から給水、給湯を行っている。
しかしながら、上記のような構造の置き浴槽41では、床42に対し浴槽本体を脚部43により支持しているため、またぎ込み量が高くなり、年配者や子供などにとっては置き浴槽41に入りづらいという問題があった。また、床42に単に置き浴槽41を単独で載置するだけの不安定な状態であったため、安全面での課題を有していた。
そこで、本願発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたもので、浴槽内の形状はそのままとしてもまたぎ込み量を少なくすることができ、浴槽に入りやすく、しかも安全性が向上した浴槽の取付構造を提供することを課題とする。
本願発明は、上記課題を解決するため、第1には、エプロンが設けられていない置き浴槽としての浴槽を浴槽載置用床パンに設置するための浴槽の取付構造であって、浴槽載置用床パンには、浴槽の底部の形状にならった形状を有する凹状の浴槽底部収容凹部が設けられ、この浴槽底部収容凹部の上端部の周りに、浴槽底部収容凹部の底部よりも一段高い固定用段部が形成され、浴槽には、浴槽壁部の外壁の下方側がその全周に亘って内側にくぼんで、前記固定用段部と相補形状をなす段部が形成され、浴槽の底部が前記浴槽底部収容凹部に入り込んだ状態において、前記段部前記固定用段部の上側に嵌合し、浴槽の底部を除く、エプロンが設けられていない浴槽壁部の外壁が露出して浴槽が浴室載置用床パンに取り付けられることを特徴とする。
また、第2には、上記第1の発明において、前記段部に、前記固定用段部と密着するパッキンを設けたことを特徴とする。
さらに、第3には、上記第2の発明において、前記パッキンが中空であり且つ断面が略三角形状であることを特徴とする。
本願請求項1の発明によれば、浴槽の外壁に設けた周方向の段部と床パンに設けた固定用段部とを嵌合固定させることにより浴槽の取付を行うようにしたので、またぎ込み量を少なくすることができ、浴槽に入りやすくなる利点がある。また、段部と固定用段部との嵌合により浴槽が取り付けられているため、安全性の向上を図ることができる。
本願請求項2の発明によれば、パッキンを段部と固定用段部の間に介在させたので、浴槽をより安定して設置することができる上、止水効果の向上を図ることができる。
本願請求項3の発明によれば、中空で断面が略三角形状のパッキンを用いることにより、浴槽の安定性及び止水効果をより一層向上させることができる。
本願発明は上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下にその実施の形態について説明する。
図1(a)は、本願発明の一実施形態に係る浴槽の取付構造の要部を示す断面図、図1(b)は同上浴槽の取付構造の嵌合固定部分を拡大して示す断面図、図2は、同上浴槽の取付構造の全体を示す断面図、図3は、同上浴槽を設置した様子を模式的に示す斜視図である。
本実施形態においては、浴槽1がユニットバスルームを構成する床2に載置される。この浴槽1は浴槽エプロンを設けず、単独で床2に載置する置き浴槽である。床2は床パン構造となっており、洗い場を構成する洗い場用床パン3と浴槽1を載置する浴槽載置用床パン4とが接合されている。洗い場用床パン3と浴槽載置用床パン4には、合成樹脂や金属などの従来から使用されている各種材料を用いることができる。浴槽載置用床パン4においては浴槽1の底部の形状にならった浴槽底部収容凹部5が設けられ、浴槽底部収容凹部5の回りには固定用段部6が形成されている。一方、浴槽1の浴槽壁部7の外壁8の下方側には全周に亘って段部9が形成されている。浴槽1の段部9には全周に亘って中空で断面が略三角形状のパッキン10が取り付けられている。そして浴槽1の底部が浴槽底部収容凹部5に入り込んだ状態で浴槽1の段部9と浴槽載置用床パン4の固定用段部6とがパッキン10を介在させて嵌合することにより、浴槽1が位置合わせされ、取り付けられている。パッキン10は洗い場使用者からは見えないようになっており、パッキン10により止水性能が発揮されるとともに、浴槽1がより安定して取り付けられるようになる。また、パッキン10を中空構造とすることにより、施工時にパッキン10が捲れ上がることなくスムーズな設置が可能となる。パッキン10としては、耐久性を有する合成樹脂や各種ゴムなどで作製したものを使用することができる。浴槽1の壁11に近い方の浴槽壁部7内側には給水、給湯のための湯水噴出部12が設けられ、外側には給水給湯接続部13が設けられている。給水給湯接続部13は、床2から立ち上げられた、給湯装置(不図示)の給水給湯管14に、銅管などよりなる接続配管15を介して接続されている。
上記のような構造の本実施形態によれば、床2に対して脚部による支持の代わりに、浴槽1の浴槽壁部7の外壁8に設けた周方向の段部9と浴槽載置用床パン4に設けた固定用段部6とを嵌合固定させることにより浴槽1の取付支持を行うようにしたので、またぎ込み量を少なくすることができ、浴槽1に入りやすくなる。例えば、本実施形態の浴槽1と脚部を設けた構造の浴槽(浴槽内部はともに同じ形状、寸法)とを比較した場合、脚部を設けた構造の浴槽ではまたぎ込み量が55cmあったものが、本実施形態における浴槽1ではまたぎ込み量を50cmと少なくすることができ、本実施形態における浴槽1は入りやすくなることが確認できた。また、浴槽1の安定性を高めることが確認できた。
また、本実施形態によれば、パッキン10を段部9と固定用段部6の間に介在させたので、浴槽1をより安定して設置することができ、且つ止水効果の向上を図ることができる。
以上、本願発明を一実施形態に基づいて説明したが、もちろん本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形、変更が可能である。
また、本願発明によれば、給水給湯系は上記実施形態で用いた構造以外の種々の構造のものとすることができる。
さらに、上記実施形態ではパッキンとして中空で断面が略三角形状のものを用いたが、本願発明によれば、止水性が発揮でき且つ浴槽1をより安定的に取り付けることができるものであればこれに限定されない。
(a)は、本願発明の一実施形態に係る浴槽の取付構造の要部を示す断面図、(b)は同上浴槽の取付構造の嵌合固定部分を拡大して示す断面図である。 同上浴槽の取付構造の全体を示す断面図である。 同上浴槽を設置した様子を模式的に示す斜視図である。 浴室エプロンを設けない従来の置き浴槽の構造例を示す斜視図である。
符号の説明
1 浴槽
2 床
3 洗い場用床パン
4 浴槽載置用床パン
5 浴槽底部収容凹部
6 固定用段部
7 浴槽壁部
8 外壁
9 段部
10 パッキン
11 壁
12 湯水噴出部
13 給水給湯接続部
14 給水給湯管
15 接続配管

Claims (3)

  1. エプロンが設けられていない置き浴槽としての浴槽を浴槽載置用床パンに設置するための浴槽の取付構造であって、
    浴槽載置用床パンには、浴槽の底部の形状にならった形状を有する凹状の浴槽底部収容凹部が設けられ、この浴槽底部収容凹部の上端部の周りに、浴槽底部収容凹部の底部よりも一段高い固定用段部が形成され、
    浴槽には、浴槽壁部の外壁の下方側がその全周に亘って内側にくぼんで、前記固定用段部と相補形状をなす段部が形成され、
    浴槽の底部が前記浴槽底部収容凹部に入り込んだ状態において、前記段部前記固定用段部の上側に嵌合し、浴槽の底部を除く、エプロンが設けられていない浴槽壁部の外壁が露出して浴槽が浴室載置用床パンに取り付けられることを特徴とする浴槽の取付構造。
  2. 前記段部に、前記固定用段部と密着するパッキンを設けたことを特徴とする請求項1に記載の浴槽の取付構造。
  3. 前記パッキンが中空であり且つ断面が略三角形状であることを特徴とする請求項2に記載の浴槽の取付構造。
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