JP2003268995A - 防水パン設置構造 - Google Patents

防水パン設置構造

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JP2003268995A
JP2003268995A JP2002071010A JP2002071010A JP2003268995A JP 2003268995 A JP2003268995 A JP 2003268995A JP 2002071010 A JP2002071010 A JP 2002071010A JP 2002071010 A JP2002071010 A JP 2002071010A JP 2003268995 A JP2003268995 A JP 2003268995A
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JP
Japan
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waterproof pan
wall
wall panel
washing
lid
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Pending
Application number
JP2002071010A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Masuda
裕貴 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストを低減でき、また止水性も良好化でき
る防水パン設置構造の提供を課題とする。 【解決手段】 浴室ユニット1の洗い場側は、壁パネル
2,2,2が載置される3辺の下に補強フレーム5,
6,6を配置し、この補強フレームのうち、浴槽側防水
パン3と接続される2辺の補強フレーム6,6は、壁載
置面が面一となるように浴槽側防水パン3に接続され、
壁パネル2,2,2を建て込んだ後に、3辺の壁パネル
2,2,2と浴槽側防水パン3で囲まれた開口部Kに、
洗い場蓋10を覆設して洗い場を形成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浴室ユニットの床面
を構成する防水パンの設置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、例えば特開2001
−279752号公報に開示されているユニットバスの
防水パンにおいては、図3の概略図で示すように、洗い
場側防水パン51の外周側に排水溝51aが形成され
て、その外側に壁載置面51bが形成され、この壁載置
面51b上に壁パネル52が載置されており、また、洗
い場側防水パン51の中央部には点検口51cが上下に
貫通形成されており、この点検口51c及び排水溝51
aを覆蓋するように、上面に洗い場点検口蓋53が覆設
され、この洗い場点検口蓋53と壁パネル52間に点検
口蓋固定部材54が嵌め込まれた構造となっている。
【0003】このような構造においては、排水溝51a
上に洗い場点検口蓋53が配置されるために、排水溝5
1aの掃除が困難となり、また、洗い場点検口蓋53を
固定するために点検口蓋固定部材54が必要であり、点
検口蓋固定部材54は、洗い場点検口蓋53及び壁パネ
ル52の両方に接するために2ヶ所で止水が必要とな
り、漏水の虞れのある個所が多くなってしまうという問
題点があった。また、この点検口蓋固定部材54によ
り、洗い場点検口蓋53と壁パネル52間に接合ライン
ができるために、この部分の清掃が困難になるという問
題点があった。さらに、図3の構造では、洗い場点検口
蓋53を受けるための洗い場側防水パン51が必要であ
り、コスト高となってしまうという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、排水溝が不要となり、
掃除が容易で、コストを低減させることのできる防水パ
ン設置構造を提供せんことを目的とし、その第1の要旨
は、浴室ユニットの床面を構成する防水パンにおいて、
洗い場側は壁パネルが載置される3辺の下に補強フレー
ムを配置し、該補強フレームのうち浴槽側の防水パンと
接続される2辺は、壁載置面が面一となるように浴槽側
防水パンに接続され、壁パネルを建て込んだ後に、前記
3辺の壁パネルと浴槽側防水パンで囲まれた開口部に洗
い場蓋を覆設して洗い場を形成させることである。ま
た、第2の要旨は、前記洗い場蓋は、壁パネルと接する
3辺に外周立上片が立ち上げ形成され、該外周立上片を
浴室内側から壁パネルに対しネジ等で固定させることで
ある。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、洗い場蓋を取り付ける前の浴室ユニット
の概略構成図であり、浴室ユニット1は、複数の壁パネ
ル2,2,2が外周に建て付けられて浴室の側壁面が形
成され、床側には、浴槽を設置するための浴槽パン3が
設けられており、この浴槽パン3の外周3辺には、前記
壁パネル2,2,2を建て付けるための壁載置面3a,
3a,3aが形成されており、また、洗い場側には排水
口3bが形成されている。また、浴槽パン3には垂下状
に脚ボルト4,4が複数設けられており、この脚ボルト
4により高さ調節できるように構成されている。
【0006】一方、この浴槽パン3に対し洗い場側に
は、長辺補強フレーム5と、この長辺補強フレーム5の
両端側から浴槽パン3側へ延びる一対の短辺補強フレー
ム6,6で、コの字状に3辺が形成され、この各補強フ
レーム5,6,6から下方へ脚ボルト4が垂設されたも
のとなっており、一対の短辺補強フレーム6,6の先端
が、それぞれ浴槽パン3に面一状となるように接続され
ている。
【0007】図2には、縦断面拡大構成図を示すが、補
強フレーム5,6,6から垂設された脚ボルト4は、ナ
ット7,7を弛めたり締め付けたりして適宜高さ調節を
行なうことができるものであり、長辺補強フレーム5及
び短辺補強フレーム6,6上には、別体の壁載置部材8
が被せられるものである。壁載置部材8は、壁パネル2
が載置される壁載置面8aを有し、この壁載置面8aに
は溝8bが凹み状に形成されており、壁載置面8aの外
周側には、立ち上げ状に水切片8cが一体形成されてい
る。
【0008】また、壁載置面8aの室内側には、一段低
く室内側へ略水平に突出して蓋載せ面8dが一体形成さ
れており、この蓋載せ面8dの先端に、垂下状に内垂下
片8eが一体形成されている。また、この内垂下片8e
と平行状に、水切片8c側には垂下状に外垂下片8fが
一体形成されている。この外垂下片8fと内垂下片8e
を、補強フレーム5,6の内,外に被せ状にして、補強
フレーム5,6上に壁載置部材8を設置することがで
き、この設置した壁載置部材8の壁載置面8a上に、壁
パネル2を建て付けることができるものである。なお、
短辺補強フレーム6,6上に載せられる壁載置部材8の
壁載置面8aと、前記浴槽パン3の壁載置面3aが面一
状となるように、浴槽パン3に短辺補強フレーム6,6
が接続されるものである。
【0009】このようにして、洗い場側の補強フレーム
5,6,6上に設けられた壁載置部材8の壁載置面8a
上に、それぞれ壁パネル2を建て込んだ後に、補強フレ
ーム5,6,6上の3辺の壁パネル2,2,2と浴槽パ
ン3で囲まれた開口部Kに、洗い場蓋10を覆設して、
開口部Kを蓋することができるように構成されている。
この洗い場蓋10は、平らな洗い場面10aの、浴槽パ
ン3側を除く3辺外周に外周立上片10bが立ち上げ状
に一体形成され、また、洗い場面10a底側には垂下状
に補強リブ10c,10cが複数形成されて、強度が確
保されたものとなっている。
【0010】このような洗い場蓋10を、前述した壁載
置部材8の蓋載せ面8d上に載せて開口部Kを蓋するこ
とができ、この状態で、洗い場蓋10の外周立上片10
bと壁パネル2間にパッキン12を介在させて、室内側
より、固定ビス11を外周立上片11bに水平状に打ち
込んで、壁パネル2に固定ビス11を締め付け、3辺の
外周立上片10bをそれぞれ3辺の壁パネル2,2,2
に固定することができ、これにより洗い場が形成される
こととなる。
【0011】このように本例では、3辺の補強フレーム
5,6,6に対し、洗い場蓋10を取り付けて洗い場を
形成させることができ、従来のような大型の洗い場側防
水パンが不要となるため、コストを低減させて洗い場を
形成させることができるものとなる。また、洗い場蓋1
0の外周立上片10bにより水返しができ、排水溝が不
要となる。また、外周立上片10bを立ち上げたことに
より止水面を高くすることができ、外周立上片10bの
上面と壁パネル2間を1ヶ所コーキングして止水すれば
良く、1ヶ所の止水ラインとなるため、漏水の虞れが少
なくなる。また、洗い場面10aから、図中Rで示すア
ール形状に外周立上片10bを立ち上げ形成させること
ができるために、この部分の清掃性が向上するものとな
る。
【0012】
【発明の効果】本発明は、浴室ユニットの床面を構成す
る防水パンにおいて、洗い場側は壁パネルが載置される
3辺の下に補強フレームを配置し、補強フレームのうち
浴槽側の防水パンと接続される2辺は、壁載置面が面一
となるように浴槽側防水パンに接続され、壁パネルを建
て込んだ後に、3辺の壁パネルと浴槽側防水パンで囲ま
れた開口部に洗い場蓋を覆設して洗い場を形成させるこ
ととしたため、従来のような大型の洗い場側防水パンが
不要となり、3辺の補強フレームと洗い場蓋で、洗い場
を安価に形成させることができるものとなる。
【0013】また、洗い場蓋は、壁パネルと接する3辺
に外周立上片が立ち上げ形成され、外周立上片を浴室内
側から壁パネルに対しネジ等で固定させることとしたた
め、外周立上片が水返し作用をなし、排水溝が不要とな
り、また、外周立上片と壁パネル間を1ヶ所コーキング
すれば良く、止水ラインが1ヶ所となるため漏水の虞れ
がなくなる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗い場蓋を取り付ける前の浴室ユニットの概略
分解構成図である。
【図2】洗い場蓋の取付状態を示す要部拡大縦断面構成
図である。
【図3】従来の洗い場側の縦断面構成図である。
【符号の説明】
1 浴室ユニット 2 壁パネル 3 浴槽パン 3a 壁載置面 4 脚ボルト 5 長辺補強フレーム 6 短辺補強フレーム 8 壁載置部材 8a 壁載置面 8b 溝 8c 水切片 8d 蓋載せ面 8e 内垂下片 8f 外垂下片 10 洗い場蓋 10a 洗い場面 10b 外周立上片 10c 補強リブ 11 固定ビス 12 パッキン K 開口部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室ユニットの床面を構成する防水パン
    において、洗い場側は、壁パネルが載置される3辺の下
    に補強フレームを配置し、該補強フレームのうち浴槽側
    の防水パンと接続される2辺は、壁載置面が面一となる
    ように浴槽側防水パンに接続され、壁パネルを建て込ん
    だ後に、前記3辺の壁パネルと浴槽側防水パンで囲まれ
    た開口部に洗い場蓋を覆設して洗い場を形成させること
    を特徴とする防水パン設置構造。
  2. 【請求項2】 前記洗い場蓋は、壁パネルと接する3辺
    に外周立上片が立ち上げ形成され、該外周立上片を浴室
    内側から壁パネルに対しネジ等で固定させることを特徴
    とする請求項1に記載の防水パン設置構造。
JP2002071010A 2002-03-14 2002-03-14 防水パン設置構造 Pending JP2003268995A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012172395A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Lixil Corp 浴室ユニットの洗い場構造
JP2013028947A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Lixil Corp 浴室ユニットの洗い場構造及びその施工方法

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