JP3648674B2 - 分割防水パン - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、浴室ユニットの底部を形成する分割された防水パンに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、図8に断面図で示すように、洗い場を形成する洗い場防水パン61と、浴槽53を設置する浴槽防水パン62が分割されて形成されたものが存在し、従来では、洗い場防水パン61の外周の壁パネルPを建て付ける壁パネル載置面61aと、浴槽防水パン62の外周の壁パネルPを建て付ける壁パネル載置面62aは同一高さに設定されており、浴槽防水パン62上に浴槽53を設置すると、浴槽防水パン62の壁パネル載置面62a上に立設される壁パネルPの下端部が浴槽53で隠れてしまい、壁パネルPはタイル等を貼着して形成された高価なものであるが、この高価な壁パネルPの下端部分が隠れて無駄になってしまうという問題点があった。
また、従来では、壁パネルPを建て付けた後に浴槽53を設置しなくてはならないため、施工に苦労するという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、コストを低減させて、しかも施工が容易となる分割防水パンを提供せんことを目的とし、その要旨は、洗い場を形成する洗い場防水パンと、浴槽設置面を形成する浴槽防水パンを別体で分離形成し、前記浴槽防水パンの底側の、浴槽を設置する浴槽設置面の外周3面に立ち上げ形成される壁パネル載置面を、前記洗い場防水パンの壁パネル載置面より高く設定するとともに、前記浴槽防水パンの壁パネル載置面の内側に、浴槽を支持するバックハンガーを一体で成形したことである。
【0004】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、分割防水パンの要部分解斜視図であり、分割防水パンは、浴槽を設置する浴槽設置面11を形成する浴槽防水パン1と、洗い場31を形成する洗い場防水パン3が別体で分割形成されており、前記浴槽防水パン1の底側の浴槽を設置する浴槽設置面11の外周側3面には一体状に立ち上げて外周立上壁面12,12,12が形成されており、この外周立上壁面12の上端には外方向へ水平に折曲されて、壁パネルPを建て付けるための壁パネル載置面13,13,13が形成され、さらに各壁パネル載置面13,13,13の外周側には立ち上げ状に水切片14,14,14が一体形成されたものとなっている。
【0005】
さらに前記各外周立上壁面12,12,12の内側には一体状にバックハンガー15,15,15が形成されており、このバックハンガー15は、図2の要部拡大図で示すように、上端側が上方へ突出した掛止片15aを形成しており、この掛止片15aと前記外周立上壁面12間に、図2のように、浴槽6の上面を形成するフランジ片6aの外周で垂下する垂下片6bを掛止させて、バックハンガー15で浴槽6を支持することができるように構成されており、図2のように、浴槽6をバックハンガー15に掛止して支持させた状態では、浴槽6の上面を構成するフランジ片6aと前記壁パネル載置面13がほぼ面一状をなして同一高さとなるように設定されており、この壁パネル載置面13上に図示しない壁パネルPが建て付けられると、壁パネルPの下端は浴槽6のフランジ片6aとほぼ同一の高さとなって、従来のように壁パネルPの下端が浴槽6で隠されることがなく、壁パネルPを全部露出させることができるものとなる。
【0006】
即ち、本例では、浴槽防水パン1の前記外周立上壁面12が、洗い場防水パン3側の外周立上壁面32よりも高い寸法に設定されて、浴槽防水パン1の壁パネル載置面13は洗い場防水パン3の壁パネル載置面33よりもかなり高い位置に設定されているものであり、そのため、浴槽防水パン1側の壁パネル載置面13上に建て付ける壁パネルPは上下寸法を短く設定しておくことができ、高価な壁パネルPを短く形成して使用することができるため、コストを低減させることができるものとなる。
【0007】
また、本例の浴槽防水パン1にはバックハンガー15が一体形成されているため、このバックハンガー15に浴槽6を支持させて、浴槽6を浴槽防水パン1に先付けして、従来のように後に浴槽を設置することなく、壁パネルPを建て付ける前に先に浴槽6を浴槽防水パン1に設置して施工を楽に行うことができるものとなる。
なお、浴槽防水パン1は外周立上壁面12の上下高さ寸法が高く設定されているため、この外周立上壁面12を利用して、配管を行うための配管用孔23をこの外周立上壁面12に形成させておくことができ、従来のように配管用の孔を壁パネルP側に開口させる必要がなく、予め浴槽防水パン1に配管用孔23を形成させておき、配管施工を良好に行うことができるものとなる。
なお、浴槽設置面11には、トラップ用のトラップ孔24とか、点検用の点検口25を予め開口させておくことができる。なお、図中26は外周に一体形成される補強用リブである。
【0008】
また、浴槽防水パン1の洗い場防水パン3との連結側は開口されており、図3の要部拡大断面斜視図で示すように、浴槽設置面11の連結側先端に立ち上げ状に立上片16が一体形成され、さらに立上片16の上端から水平片17が一体形成され、さらに水平片17の先端から直角にレール立片18が立ち上げ形成されており、さらにレール立片18の上端に水平状にレール上片19が形成され、さらにレール上片19の先端から直角に垂下してレール垂下片20が一体形成されたものとなっており、また、レール垂下片20の両端側には、洗い場防水パン3側へ突出状に、前記外周立上壁面12から連続して重ね代部21が一体形成されており、この重ね代部21の外側には、直角に外側へ突出して直角片22が一体形成されたものとなっており、この直角片22の下端にはネジ孔22aが形成されたものとなっている。
【0009】
一方、前記洗い場31を形成する洗い場防水パン3は、外周立上壁面32上縁に壁パネル載置面33が形成され、さらにその外側には水切片34が一体形成されたものとなっており、浴槽防水パン1との連結側には、図3の拡大断面斜視図で示すように、外周立上壁面32上縁に水平片35が形成され、この水平片35には凹み状にシリコン溝36が形成されており、水平片35の先端には立ち上げ状に連結片37が一体形成されたものとなっており、この連結片37は水切片34と連続して形成されている。また、シリコン溝36の両側の水切片34の内側には突出して連結リブ38が一体形成されており、この連結リブ38にはネジ孔38aが形成されている。
【0010】
この洗い場防水パン3に対し浴槽防水パン1を連結させる際には、図4の反対側から見た要部斜視図で示すように、洗い場防水パン3の連結リブ38に対し、浴槽防水パン1の前記直角片22を洗い場防水パン3の内側で当接させ、即ち、洗い場防水パン3の壁パネル載置面33上に直角片22を載せて、直角片22と連結リブ38のそれぞれのネジ孔22a,38aを整合させて、ネジ5を各ネジ孔22a,38aに洗い場防水パン3側からネジ込んで、図6の平面図で示すように、ネジ5により直角片22と連結リブ38を連結させる。その際、浴槽防水パン1の重ね代部21が連結リブ38の位置まで重ね合わされることとなり、また、洗い場防水パン3のシリコン溝36内に前記浴槽防水パン1側のレール垂下片20が図5の断面拡大図で示すように配置される。この場合、浴槽防水パン1のレール立片18の内側に洗い場防水パン3の連結片37が嵌まり込んで、連結片37とレール立片18が当接状となり、予め浴槽防水パン1のレール立片18とレール垂下片20間にシール材4を嵌め込んでおけば、図5のようにシール材4は密閉された状態となり、この状態でレール立片18のネジ孔18aに対し浴槽防水パン1側からネジ7を締め付けて、ネジ7によりレール立片18と連結片37を連結固定させることができるものであり、ネジ7は図6の平面図で示すように、所定間隔で複数用いられるものである。
【0011】
このように連結リブ38と直角片22をネジ5で連結させ、かつネジ7で連結片37とレール立片18を連結させて、浴槽防水パン1と洗い場防水パン3を連結させることができ、その後に図5に示すように、レール垂下片20の外側のシリコン溝36内にシリコンを充填させてシリコンコーキングCを形成させ、連結部分のシールを確実に行うことができるものである。
【0012】
なお、本例では、図7の平面図で示すように、前記重ね代部21が洗い場防水パン3に重ね合わされる寸法、即ち重ね代Sが予め設定されており、図7に示すように、ドア枠8の幅寸法が800mmである場合、前記壁パネル載置面13及び壁パネル載置面33上に建て付けられる壁パネルPの幅寸法は800mmにモジュール化され、浴槽防水パン1と洗い場防水パン3が連結された状態では、外周各辺が1600mmとなるように前記重ね代Sの寸法が設定されており、幅寸法が800mmにモジュール化された壁パネルを建て付けることにより、ドア枠8の側方には1枚の壁パネルPを建て付け、その他の辺では2枚ずつの壁パネルPを建て付けて、良好に浴室ユニットが形成されるように構成されている。
【0013】
【発明の効果】
本発明の分割防水パンは、洗い場を形成する洗い場防水パンと、浴槽設置面を形成する浴槽防水パンを別体で分離形成し、浴槽防水パンの底側の、浴槽を設置する浴槽設置面の外周3面に立ち上げ形成される壁パネル載置面を、洗い場防水パンの壁パネル載置面より高く設定するとともに、浴槽防水パンの壁パネル載置面の内側に、浴槽を支持するバックハンガーを一体で成形したことにより、浴槽を浴槽防水パンに設置した際に、壁パネル載置面上に建て付けられる壁パネルに従来のように隠れる部分が生ずることがなく、その分、高価な壁パネルが無駄にならず、壁パネルの寸法を短く設定してコストを低減させることができるものとなる。
また、バックハンガーに浴槽を支持させて、浴槽を壁パネルの建て付け前に強固に設置することができ、施工が容易となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 浴槽防水パンと洗い場防水パンの分解斜視構成図である。
【図2】 浴槽防水パンに一体成形されたバックハンガーに浴槽の上部を掛止支持させた状態の要部拡大断面図である。
【図3】 浴槽防水パンと洗い場防水パンのそれぞれの連結部分の断面分解斜視構成図である。
【図4】 図3の要部を逆方向から見た状態の分解斜視図である。
【図5】 洗い場防水パンに対し浴槽防水パンを連結させた連結部分の拡大断面構成図である。
【図6】 連結状態の平面要部拡大図である。
【図7】 連結状態の平面構成図である。
【図8】 従来の防水パンの断面構成図である。
【符号の説明】
1 浴槽防水パン
3 洗い場防水パン
4 シール材
5,7 ネジ
6 浴槽
6a フランジ片
6b 垂下片
11 浴槽設置面
12 外周立上壁面
13 壁パネル載置面
14 水切片
15 バックハンガー
15a 掛止片
18 レール立片
19 レール上片
20 レール垂下片
21 重ね代部
22 直角片
22a ネジ孔
23 配管用孔
24 トラップ孔
25 点検口
31 洗い場
32 外周立上壁面
33 壁パネル載置面
34 水切片
35 水平片
36 シリコン溝
37 連結片
38 連結リブ
38a ネジ孔
C シリコンコーキング
P 壁パネル

Claims (1)

  1. 洗い場を形成する洗い場防水パンと、浴槽設置面を形成する浴槽防水パンを別体で分離形成し、前記浴槽防水パンの底側の、浴槽を設置する浴槽設置面の外周3面に立ち上げ形成される壁パネル載置面を、前記洗い場防水パンの壁パネル載置面より高く設定するとともに、前記浴槽防水パンの壁パネル載置面の内側に、浴槽を支持するバックハンガーを一体で成形したことを特徴とする分割防水パン。
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