JPH0428945Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0428945Y2 JPH0428945Y2 JP1987139824U JP13982487U JPH0428945Y2 JP H0428945 Y2 JPH0428945 Y2 JP H0428945Y2 JP 1987139824 U JP1987139824 U JP 1987139824U JP 13982487 U JP13982487 U JP 13982487U JP H0428945 Y2 JPH0428945 Y2 JP H0428945Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof pan
- corner
- edge
- water
- rectangular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 14
- 101150006573 PAN1 gene Proteins 0.000 description 10
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、ユニツトバス等の床面を構成する
防水パンの改良に関するものである。
防水パンの改良に関するものである。
(従来技術及びその問題点)
従来、例えばホテル内等の所定スペース内にユ
ニツトバスを設置するにあたり、その設置すべき
スペース内に柱部が突出しているような場合に
は、柱部を回避させてユニツトバスを設置する必
要があり、ユニツトバスは主として方形状の定格
寸法に形成されているため、柱部T1,T2のある
スペースSにおいては、例えば第5図に示すよう
に、ユニツトバスUを柱部T1,T2を回避させた
小型のものにせざるを得ず、設置スペースSにA
及びBで示す相当の幅長のデツドスペースが形成
されることとなり、設置スペースSを有効に利用
できないという問題点があった。尚、第5図中M
は間仕切り用の間仕切壁であり、Dはドアを設置
可能なドア枠である。
ニツトバスを設置するにあたり、その設置すべき
スペース内に柱部が突出しているような場合に
は、柱部を回避させてユニツトバスを設置する必
要があり、ユニツトバスは主として方形状の定格
寸法に形成されているため、柱部T1,T2のある
スペースSにおいては、例えば第5図に示すよう
に、ユニツトバスUを柱部T1,T2を回避させた
小型のものにせざるを得ず、設置スペースSにA
及びBで示す相当の幅長のデツドスペースが形成
されることとなり、設置スペースSを有効に利用
できないという問題点があった。尚、第5図中M
は間仕切り用の間仕切壁であり、Dはドアを設置
可能なドア枠である。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したもの
であつて、設置すべきスペース内に柱が突出して
いる時にも、柱との接触を回避した状態にて有効
にスペース内一杯に設置可能なユニツトバス等の
防水パン構造を提供せんことを目的とし、その要
旨は、平面状の底面の周縁部に、底面上の水滴の
外部への飛散を防止するための止水縁部が立上状
に周設されてなる防水パンにおいて、該防水パン
の前記底面の隅角部には、前記止水縁部と同じ高
さの方形状の第1段部が一体形成され、該第1段
部の上面側に更に一段立ち上がつた第1段部より
小さい方形状の第2段部が一体形成されているこ
とである。
であつて、設置すべきスペース内に柱が突出して
いる時にも、柱との接触を回避した状態にて有効
にスペース内一杯に設置可能なユニツトバス等の
防水パン構造を提供せんことを目的とし、その要
旨は、平面状の底面の周縁部に、底面上の水滴の
外部への飛散を防止するための止水縁部が立上状
に周設されてなる防水パンにおいて、該防水パン
の前記底面の隅角部には、前記止水縁部と同じ高
さの方形状の第1段部が一体形成され、該第1段
部の上面側に更に一段立ち上がつた第1段部より
小さい方形状の第2段部が一体形成されているこ
とである。
(作用)
防水パンの隅角部には一段高く段部が形成され
ているため、設置すべきスペース内に柱部が突出
している時には、隅角部の段部を柱の形状に切断
して防水パンの隅角部を切欠くことができ、その
切り欠いた状態にて所定スペース内に柱部を回避
させた状態で良好に防水パンを設置することがで
きる。
ているため、設置すべきスペース内に柱部が突出
している時には、隅角部の段部を柱の形状に切断
して防水パンの隅角部を切欠くことができ、その
切り欠いた状態にて所定スペース内に柱部を回避
させた状態で良好に防水パンを設置することがで
きる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図〜第4図は実施例を示し、図において、
ユニツトバス等の床面を構成する防水パン1は
FRP等の素材により一体形成されたものであり、
平面状の底面1aの周縁部には、立ち上がり状に
床面1a上の水滴の外部への飛散を防止するため
の止水縁部1bが周設されており、さらにこの止
水縁部1bの上端部には外方に水平状に突出した
水平辺部1cが鍔状に一体形成されており、さら
に水平辺部1cの外端部には立ち上がり状に立ち
上り縁部1dが一体周設されている。
ユニツトバス等の床面を構成する防水パン1は
FRP等の素材により一体形成されたものであり、
平面状の底面1aの周縁部には、立ち上がり状に
床面1a上の水滴の外部への飛散を防止するため
の止水縁部1bが周設されており、さらにこの止
水縁部1bの上端部には外方に水平状に突出した
水平辺部1cが鍔状に一体形成されており、さら
に水平辺部1cの外端部には立ち上がり状に立ち
上り縁部1dが一体周設されている。
本例においては、さらに床面1aの隅角部に前
記止水縁部1bと同じ高さを有する方形状の第1
段部2が一体状に形成されており、さらにこの第
1段部2の上面側に、さらに1段立ち上がり僅か
に小さい方形状の第2段部3が一体形成されてい
る。
記止水縁部1bと同じ高さを有する方形状の第1
段部2が一体状に形成されており、さらにこの第
1段部2の上面側に、さらに1段立ち上がり僅か
に小さい方形状の第2段部3が一体形成されてい
る。
このように形成された防水パン1の前記水平辺
部1cには上方よりタイルパネルP1,P2を載置
することができ、ホテル内等の柱部のない方形状
に形成された設置スペース内にこの防水パン1を
設置する時には、第2図のようにタイルパネル
P1,P2が防水パン1上に組付けられバスユニツ
ト等が構築される。即ち、タイルパネルP1,P2
は直交状に組付けられるものであり、それぞれ水
平辺部1cに下端部を当接し、立ち上り縁部1b
により後面側を支持され、止水縁部1bとほぼ面
一状に一体状に取り付けられるものである。
部1cには上方よりタイルパネルP1,P2を載置
することができ、ホテル内等の柱部のない方形状
に形成された設置スペース内にこの防水パン1を
設置する時には、第2図のようにタイルパネル
P1,P2が防水パン1上に組付けられバスユニツ
ト等が構築される。即ち、タイルパネルP1,P2
は直交状に組付けられるものであり、それぞれ水
平辺部1cに下端部を当接し、立ち上り縁部1b
により後面側を支持され、止水縁部1bとほぼ面
一状に一体状に取り付けられるものである。
本例においては、前記第2段部3のコーナー側
にはこのタイルパネルP1,P2が嵌入可能な水平
辺部1cの幅長に相当する隙間が形成されている
ため、良好にタイルパネルP1,P2を直交状に当
接させて組付けることができ、組付状態において
は第2段部3のコーナー側周面と立ち上り縁部1
dのコーナー側内面側にてタイルパネルP1,P2
が挟持され良好な組付状態を呈することができ
る。しかも組立後においては、防水パン1のコー
ナー部に階段状の第1段部2及び第2段部3が突
出されるため、この第1段部2及び第2段部3上
に洗面器等の洗面用具を載置することができ、水
に濡れない状態で良好に防水パン1のコーナー部
を利用することができる。
にはこのタイルパネルP1,P2が嵌入可能な水平
辺部1cの幅長に相当する隙間が形成されている
ため、良好にタイルパネルP1,P2を直交状に当
接させて組付けることができ、組付状態において
は第2段部3のコーナー側周面と立ち上り縁部1
dのコーナー側内面側にてタイルパネルP1,P2
が挟持され良好な組付状態を呈することができ
る。しかも組立後においては、防水パン1のコー
ナー部に階段状の第1段部2及び第2段部3が突
出されるため、この第1段部2及び第2段部3上
に洗面器等の洗面用具を載置することができ、水
に濡れない状態で良好に防水パン1のコーナー部
を利用することができる。
一方、設置スペースS内に突出する柱部Tが存
在する時には、突出する柱部Tの形状に沿つて、
例えば第1図におけるE1−E2−E3切断線に沿つ
て防水パン1のコーナー部を切除することがで
き、第1段部2の一部のみを隅角部に残すことが
できる。その切除した状態で第3図に示すよう
に、タイルパネルP1,P2を前述した如く水平辺
部1c上に載置させて、それぞれの対向する端部
を設置スペースS内に突出している柱部Tの壁面
に向かつて当接させて設置することができる。し
かも柱部Tの下縁外周に沿つて第1段部2の切り
残し部が当接されるため、防水パン1の底面1a
に流出した水等は止水縁部1bと第1段部2の立
ち上がつた切り残し部により良好に止水される。
このようにしてホテル内等の設置スペースS内一
杯に防水パン1を設置することができ、その設置
状態の平面図を第4図に示す。
在する時には、突出する柱部Tの形状に沿つて、
例えば第1図におけるE1−E2−E3切断線に沿つ
て防水パン1のコーナー部を切除することがで
き、第1段部2の一部のみを隅角部に残すことが
できる。その切除した状態で第3図に示すよう
に、タイルパネルP1,P2を前述した如く水平辺
部1c上に載置させて、それぞれの対向する端部
を設置スペースS内に突出している柱部Tの壁面
に向かつて当接させて設置することができる。し
かも柱部Tの下縁外周に沿つて第1段部2の切り
残し部が当接されるため、防水パン1の底面1a
に流出した水等は止水縁部1bと第1段部2の立
ち上がつた切り残し部により良好に止水される。
このようにしてホテル内等の設置スペースS内一
杯に防水パン1を設置することができ、その設置
状態の平面図を第4図に示す。
尚、設置スペースS内への柱部T1,T2の突出
量が僅かである場合には、第1図のC1−C2−C3
線に沿つて第2段部3を切断することができ、突
出した柱部T1,T2の寸法に合わせて適宜第1段
部2又は第2段部3を切除して有効に設置スペー
スS内一杯に防水パン1を設置することができ
る。
量が僅かである場合には、第1図のC1−C2−C3
線に沿つて第2段部3を切断することができ、突
出した柱部T1,T2の寸法に合わせて適宜第1段
部2又は第2段部3を切除して有効に設置スペー
スS内一杯に防水パン1を設置することができ
る。
(考案の効果)
本考案は、平面上の底面の周縁部に、底面上の
水滴の外部への飛散を防止するための止水縁部が
立上状に周設されてなる防水パンにおいて、該防
水パンの前記底面の隅角部には、前記止水縁部と
同じ高さの方形状の第1段部が一体形成され、該
第1段部の上面側に更に一段立ち上がつた第1段
部より小さい方形状の第2段部が一体形成されて
いることにより、ホテル内等の設置スペース内に
柱部が突出している場合にも、防水パンの隅角部
の第2段部または第1段部を適宜切除し、突出し
た柱部に適応させることができ、柱部が突出して
いても設置スペース内いつぱいに有効に防水パン
を設置することができ、スペースの有効利用を図
ることができる。又、柱部が突出していないスペ
ース内では、第1段部および第2段部をそのまま
用いて、この第1段部および第2段部上に洗面器
等の洗面用具を載置することができ、水に濡れな
い状態で良好に防水パンの隅角部を利用すること
ができる。又、第2段部のコーナー側周面と止水
段部のコーナー側内面にて、建て付けられるタイ
ルパネルを挟持し、良好なタイルパネルの建付状
態を得ることができる。
水滴の外部への飛散を防止するための止水縁部が
立上状に周設されてなる防水パンにおいて、該防
水パンの前記底面の隅角部には、前記止水縁部と
同じ高さの方形状の第1段部が一体形成され、該
第1段部の上面側に更に一段立ち上がつた第1段
部より小さい方形状の第2段部が一体形成されて
いることにより、ホテル内等の設置スペース内に
柱部が突出している場合にも、防水パンの隅角部
の第2段部または第1段部を適宜切除し、突出し
た柱部に適応させることができ、柱部が突出して
いても設置スペース内いつぱいに有効に防水パン
を設置することができ、スペースの有効利用を図
ることができる。又、柱部が突出していないスペ
ース内では、第1段部および第2段部をそのまま
用いて、この第1段部および第2段部上に洗面器
等の洗面用具を載置することができ、水に濡れな
い状態で良好に防水パンの隅角部を利用すること
ができる。又、第2段部のコーナー側周面と止水
段部のコーナー側内面にて、建て付けられるタイ
ルパネルを挟持し、良好なタイルパネルの建付状
態を得ることができる。
図は本考案の実施例を示し、第1図は実施例の
防水パンの隅角部の要部斜視図、第2図は第1図
の防水パンにタイルパネルを組付けた状態の斜視
図、第3図は設置スペース内に柱部が突出してい
る時に第1図における段部を切除して設置スペー
ス内に防水パンを設置した状態を示す要部斜視
図、第4図は第3図の設置状態における平面図、
第5図は従来の設置状態を示す第4図に対応させ
た平面図である。 1……防水パン、1a……床面、1b……止水
縁部、1c……水平辺部、1d……立ち上り縁
部、2……第1段部、3……第2段部、P1,P2
……タイルパネル、T……柱部、S……設置スペ
ース。
防水パンの隅角部の要部斜視図、第2図は第1図
の防水パンにタイルパネルを組付けた状態の斜視
図、第3図は設置スペース内に柱部が突出してい
る時に第1図における段部を切除して設置スペー
ス内に防水パンを設置した状態を示す要部斜視
図、第4図は第3図の設置状態における平面図、
第5図は従来の設置状態を示す第4図に対応させ
た平面図である。 1……防水パン、1a……床面、1b……止水
縁部、1c……水平辺部、1d……立ち上り縁
部、2……第1段部、3……第2段部、P1,P2
……タイルパネル、T……柱部、S……設置スペ
ース。
Claims (1)
- 平面状の底面1aの周縁部に、底面1a上の水
滴の外部への飛散を防止するための止水縁部1b
が立上状に周設されてなる防水パンにおいて、該
防水パンの前記底面1aの隅角部には、前記止水
縁部1bと同じ高さの方形状の第1段部2が一体
形成され、該第1段部2の上面側に更に一段立ち
上がつた第1段部2より小さい方形状の第2段部
3が一体形成されていることを特徴とする防水パ
ン構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987139824U JPH0428945Y2 (ja) | 1987-09-12 | 1987-09-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987139824U JPH0428945Y2 (ja) | 1987-09-12 | 1987-09-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6447876U JPS6447876U (ja) | 1989-03-24 |
JPH0428945Y2 true JPH0428945Y2 (ja) | 1992-07-14 |
Family
ID=31403440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987139824U Expired JPH0428945Y2 (ja) | 1987-09-12 | 1987-09-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428945Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5914796B2 (ja) * | 2012-06-13 | 2016-05-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 床パン設置構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58115574U (ja) * | 1982-01-27 | 1983-08-06 | 松下電器産業株式会社 | 浴室構成体 |
JPS6289363U (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-08 |
-
1987
- 1987-09-12 JP JP1987139824U patent/JPH0428945Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6447876U (ja) | 1989-03-24 |
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