JPH0710751Y2 - 気泡浴槽付衛生設備室 - Google Patents

気泡浴槽付衛生設備室

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JPH0710751Y2
JPH0710751Y2 JP15042988U JP15042988U JPH0710751Y2 JP H0710751 Y2 JPH0710751 Y2 JP H0710751Y2 JP 15042988 U JP15042988 U JP 15042988U JP 15042988 U JP15042988 U JP 15042988U JP H0710751 Y2 JPH0710751 Y2 JP H0710751Y2
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JP
Japan
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circulation pump
pan
washing
room
bathtub
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JP15042988U
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JPH0271533U (ja
Inventor
浩暁 奥村
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、気泡流を噴出してマッサージ効果を得る気泡
浴槽を備えた衛生設備室に関する。
(従来の技術とその問題点) 一般に衛生設備室は、床パン周縁に壁パネルを立設して
周壁を形成し、かつ上面を天井パネルで被蓋してなり、
前記床パン一半部には浴槽を載置すると共に、他半部に
は洗い場を形成している。
一方、気泡浴槽は、浴槽に設けた吸引金具と噴出金具と
を循環ポンプを備えた循環路で連絡して構成されてい
る。
ところで、上述した気泡浴槽(B)を上記衛生設備室
(A)に設置しようとする場合、第3図に示す如く、循
環ポンプ(5)は衛生設備室(A)外に設置される。と
ころが、この場合、衛生設備室(A)に隣接したポンプ
設置スペース(A1)が必要となるので、衛生設備室
(A)の設置場所が限定されるという不具合が生じる。
そこで、第4図に示す如く、浴槽(3)周りに形成した
点検スペース(3b)を利用して、循環ポンプ(5)を衛
生設備室(A)内に設置することも考えられる。ところ
が、この場合には、循環ポンプ(5)を設置するに十分
な広さの点検スペース(3b)を備えた大型の衛生設備室
(A)を形成しなければならず、よって小型の衛生設備
室(A)内に循環ポンプ(5)を設置することはできな
かった。
(考案が解決しようとする課題) 以上の問題点を解決する為の本考案の課題は、一半部に
浴槽を載置した床パンの他半部に循環ポンプを設置し
て、衛生設備室の設置場所の限定を防ぐと共に循環ポン
プを小型の衛生設備室内にも設置できるようにすること
である。
(課題を達成する為の手段) 以上の課題を達成する為の本考案の手段は、上述した床
パン他半部に循環ポンプを設置すると共に、該他半部を
洗い場パンによって被蓋したことを特徴とする。
(作用) 以上の手段によれば、衛生設備室内における洗い場下方
に循環ポンプを設置して、衛生設備室に隣接するポンプ
設置スペースの必要をなくすと共にポンプを設置するに
十分な広さの点検スペースを形成する必要をなくす。一
方、洗い場パンが循環ポンプを覆って洗い場における洗
身水等が循環ポンプに掛かる虞れをなくすと共に循環ポ
ンプの露呈を防ぐ。
さらに、洗い場パンによって洗い場面が床パン上方に位
置し、洗い場面と浴槽上縁面の高低差が縮少される。
(考案の効果) 本考案は以上の様に構成したことにより、以下の効果を
有する。
衛生設備室内にポンプを設置したことにより隣接するポ
ンプ設置スペースを必要とせず、よって衛生設備室設置
場所の限定を防ぐことができる。さらに、ポンプを設置
するに十分な広さの点検スペースを必要としないので、
小型の衛生設備室内にも循環ポンプを設置することがで
きる。
また、洗い場パンによって洗身水等による循環ポンプの
故障の虞れ及び循環ポンプが露呈することによる洗い場
内観の低下を防ぐことができる。
さらに、洗い場から浴槽に入る際の跨ぎ込み高さが低く
なり、よって老人,幼児等が入浴し易い衛生設備室を提
供できる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図中(A)は衛生設備室、(B)は気泡浴槽を示してい
る。
衛生設備室(A)は床パン(1)周縁に壁パネル(2)
を立設して周壁を形成し、上面を天井パネル(図示せ
ず)で被蓋してなり、前記床パン(1)には浴槽(3)
を載置すると共に浴槽(3)に隣接して洗い場パン
(4)を設け、洗い場パン(4)下方には循環ポンプ
(5)を設けてある。
床パン(1)は、周縁に立上り面(1a)を有する平面矩
形状に一体成形され、その略中央部位には立面(1b)を
立設して一半部を前記浴槽(3)の載置スペースとし、
他半部に臨む立上り面(1a)及び立面(1b)の上端部に
洗い場パン(4)の載せ面(1c)を周設してなり、この
載せ面(1c)間にわたって洗い場パン(4)を載置して
ある。
洗い場パン(4)は前記他半部全面を覆う平面方形状に
一体成形され、その周縁を前記載せ面(1c)に係合して
他半部を被蓋し、床パン(1)との間に空間部(6)を
形成すると共にその上方に洗い場(7)を形成してい
る。空間部(6)の内面には循環ポンプ(5)から発生
する騒音を吸収する吸音材又は共振を防ぐための制振材
を貼付け、騒音の発生を防止するようにした方が良い。
また、床パン(1)上に立上がる支持脚(8)でもって
支持されて入浴者の荷重を支えるようになっている。
気泡浴槽(B)は、前記浴槽(3)に吸引金具(9)及
び噴出金具(10)を取付け、該夫々の金具(9)(10)
と、前記空間部(6)内に設置した循環ポンプ(5)と
を連結管(11)で連絡して構成され、循環ポンプ(5)
の作動によって浴槽水を噴出金具(10)に送って気泡流
を噴出するようになっている。尚、図中(12)は給気管
(12a)を介して噴出金具(10)に連絡する給気口、(1
3)は浴槽上縁面(3a)と立面(1b)の間に設けたエプ
ロン板、(3b)は浴槽(3)周りに形成した点検スペー
スである。点検スペース(3b)内面にも空間部(6)と
同様に吸音材,制振材を貼付けた方が良い。
また、本実施例では、連絡管(11)が立面(1b)を貫通
するようになっているが、連絡管(11)が通る部分に凹
部を設けて点検スペース(3b)と空間部(6)を連通さ
せ連絡管(11)を通すようにしても良い。この場合、連
絡管(11)が床パン(1)外に出ないため漏水等の恐れ
がなくなる。
以下に本実施例の作用を説明すると、床パン(1)他半
部に循環ポンプ(5)を設置し、その上面を洗い場パン
(4)で覆うと共に、洗い場パン(4)上方に洗い場
(7)を形成する。
一方、洗い場パン(4)は循環ポンプ(5)を覆って洗
い場(7)における洗身水等が循環ポンプ(5)に掛か
る虞れをなくすと共に循環ポンプ(5)の露呈を防ぐ。
さらに、洗い場パン(4)によって洗い場面が床パン
(1)上方に位置し、洗い場面と浴槽上縁面(3a)の高
低差が従来の衛生設備室より縮少され、浴槽(3)に入
る際の跨ぎ込み高さが低くなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は気泡浴槽付衛
生設備室の中央縦断正面図で要部を拡大して示し、第2
図は第1図の平面図、第3図及び第4図は夫々従来の気
泡浴槽付衛生設備室の要部拡大断面図である。 尚、図中、 床パン:(1)、浴槽:(3) 吸引金具:(9)、噴出金具:(10) 循環ポンプ:(5)、洗い場パン:(4) とする。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床パン一半部に浴槽を載置し該浴槽に設け
    た吸引金具,噴出金具夫々を循環ポンプに連絡してな
    り、前記床パン他半部に循環ポンプを設置すると共に、
    該他半部を洗い場パンによって被蓋したことを特徴とす
    る気泡浴槽付衛生設備室。
JP15042988U 1988-11-17 1988-11-17 気泡浴槽付衛生設備室 Expired - Lifetime JPH0710751Y2 (ja)

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JP15042988U JPH0710751Y2 (ja) 1988-11-17 1988-11-17 気泡浴槽付衛生設備室

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Publication Number Publication Date
JPH0271533U JPH0271533U (ja) 1990-05-31
JPH0710751Y2 true JPH0710751Y2 (ja) 1995-03-15

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