JP2009185481A - 浴室ユニット - Google Patents
浴室ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009185481A JP2009185481A JP2008024936A JP2008024936A JP2009185481A JP 2009185481 A JP2009185481 A JP 2009185481A JP 2008024936 A JP2008024936 A JP 2008024936A JP 2008024936 A JP2008024936 A JP 2008024936A JP 2009185481 A JP2009185481 A JP 2009185481A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- waterproof pan
- bathroom unit
- bathroom
- pan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Abstract
【課題】 防水パンの接続部分の強度を高めて防水パンと他の部品との接続を簡単化、迅速化し、作業者の熟練度に左右されることなく一定の接続品質を維持でき、また嵌合等の接続手段を採り易く、堅固に接続できるようにする。
【解決手段】 軟質材で形成した深底形の防水パン1を備えた浴室ユニットにおいて、防水パン1の、浴槽2その他の部材との接続箇所1bを、硬質状に形成する。この場合、本発明は、防水パン1の接続箇所1bと、この接続箇所1bに接合する浴槽2その他の部材の接続部6とを挟み付けて固定するクリップ部材5を備えて形成するのが好ましい。
【選択図】 図1
【解決手段】 軟質材で形成した深底形の防水パン1を備えた浴室ユニットにおいて、防水パン1の、浴槽2その他の部材との接続箇所1bを、硬質状に形成する。この場合、本発明は、防水パン1の接続箇所1bと、この接続箇所1bに接合する浴槽2その他の部材の接続部6とを挟み付けて固定するクリップ部材5を備えて形成するのが好ましい。
【選択図】 図1
Description
本発明は、浴室ユニットに関し、更に詳しくは樹脂シート等の軟質材で深底形に形成された浴槽載置用の防水パンを備えてなる浴室ユニットに関するものである。
従来この種の浴室ユニットとしては、例えば本出願人の提案に係る特許文献1に記載されている発明がある。
この従来品は、浴槽載置用の防水パンと、この防水パンに載置される浴槽と、この浴槽を支持するため防水パンの下側に設けられる支持部材とを備え、上記の防水パンが軟質材で形成されると共に、その周囲の洗い場側以外の囲い壁が浴槽とほぼ同じ高さに形成され、この防水パンの囲い壁の上部と上記の浴槽のフランジ部とが接続され、上記の支持部材が浴槽の脚の真下に設けられているものである。
この従来品は、浴槽載置用の防水パンと、この防水パンに載置される浴槽と、この浴槽を支持するため防水パンの下側に設けられる支持部材とを備え、上記の防水パンが軟質材で形成されると共に、その周囲の洗い場側以外の囲い壁が浴槽とほぼ同じ高さに形成され、この防水パンの囲い壁の上部と上記の浴槽のフランジ部とが接続され、上記の支持部材が浴槽の脚の真下に設けられているものである。
ところでこの種の浴室ユニットは、深底形の防水パンによって浴槽周りに発生する臭気の散逸を防止でき、浴槽の湯を保温できるという利点がある。また防水パンが軟質材で形成されている場合、これによると施工時等に衝撃を受けても壊れ難く、樹脂シート等の軟質材によれば、防水パンの軽量化、低コスト化、施工の容易化を、一層、図ることができるものである。
しかしながら従来品は、防水パンの全体が軟質状に形成されていたため、例えば浴槽のフランジ部に接着するとき貼り合せ皺ができるなど、接続状態が作業者の熟練度に左右され、整然と且つ一定の品質で接続できない、という問題点があった。
また従来品の場合は、上記の通り、防水パンの接続部分を含めて全体が軟質のため、接続部分の強度が低く、接着以外の、例えば嵌合等の接続手段を採りにくく、接続手段が限られ、堅固に接続できない、という問題点があった。
特開2007−92346号公報
しかしながら従来品は、防水パンの全体が軟質状に形成されていたため、例えば浴槽のフランジ部に接着するとき貼り合せ皺ができるなど、接続状態が作業者の熟練度に左右され、整然と且つ一定の品質で接続できない、という問題点があった。
また従来品の場合は、上記の通り、防水パンの接続部分を含めて全体が軟質のため、接続部分の強度が低く、接着以外の、例えば嵌合等の接続手段を採りにくく、接続手段が限られ、堅固に接続できない、という問題点があった。
本発明は、このような従来品の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、軟質材で形成された深底形の防水パンを備えた浴室ユニットにおいて、防水パンの接続部分の強度を高めて防水パンと他の部品との接続を簡単化、迅速化でき、作業者の熟練度に左右されることなく一定の接続品質を維持でき、また嵌合等の接続手段を採り易く、堅固に接続できるよう形成した浴室ユニットを提供することにある。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、軟質材で形成された深底形の防水パンを備えた浴室ユニットにおいて、防水パンの接続部分の強度を高めて防水パンと他の部品との接続を簡単化、迅速化でき、作業者の熟練度に左右されることなく一定の接続品質を維持でき、また嵌合等の接続手段を採り易く、堅固に接続できるよう形成した浴室ユニットを提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち本発明は、図1等に示されるように、浴槽載置用の防水パン1と、この防水パン1に載置される浴槽2と、この浴槽2の洗い場に面する前面を覆うエプロン部材3と、また浴槽2を支持するため防水パン1の下側に設けられる支持部材4とを備え、上記の防水パン1が軟質材で形成されると共に、洗い場側以外の周囲の囲い壁1aが浴槽2とほぼ同じ高さに形成され、この防水パン1の囲い壁1aの上部と上記の浴槽2のフランジ部2aとが接続される浴室ユニットであって、上記の防水パン1の、浴槽2その他の部材との接続箇所1bが、硬質状に形成されていることを特徴とする(請求項1)。
即ち本発明は、図1等に示されるように、浴槽載置用の防水パン1と、この防水パン1に載置される浴槽2と、この浴槽2の洗い場に面する前面を覆うエプロン部材3と、また浴槽2を支持するため防水パン1の下側に設けられる支持部材4とを備え、上記の防水パン1が軟質材で形成されると共に、洗い場側以外の周囲の囲い壁1aが浴槽2とほぼ同じ高さに形成され、この防水パン1の囲い壁1aの上部と上記の浴槽2のフランジ部2aとが接続される浴室ユニットであって、上記の防水パン1の、浴槽2その他の部材との接続箇所1bが、硬質状に形成されていることを特徴とする(請求項1)。
ここで、軟質材としては、例えば樹脂シートやゴムシート等の変形可能なシート材や板材がある。本発明の場合、この軟質材には、弾性を有する場合も含まれる。また浴槽2その他の部材とは、具体的には浴槽2のほか、例えばエプロン部材3、洗い場パン15、浴槽2の四隅位置などに立てられる柱などの構造材14がある。また防水パン1の硬質状の接続箇所1bは、具体的には防水パン1の成形時に一体成形法で形成したり、或いは板状の別部材を後加工により固着することで実現される。
而して本発明は、図3に示されるように、防水パン1の接続箇所1bと、この接続箇所1bに接合される浴槽2その他の部材の接続部6とを挟み付けて固定するクリップ部材5を備えて形成されているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、クリップ部材5によって防水パン1と浴槽2等とを簡単、迅速に接続でき、また例えばリフォーム時に解体するときも楽に分解できるからである。
なぜならこれによると、クリップ部材5によって防水パン1と浴槽2等とを簡単、迅速に接続でき、また例えばリフォーム時に解体するときも楽に分解できるからである。
また本発明は、図1、図5に示されるように、支持部材4が浴槽2の脚2cの真下に設けられ、防水パン1の底面に、支持部材4と嵌合する嵌合部8が形成されているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、支持部材4を嵌合部8に嵌合させて防水パン1に取り付けることができ、振動や衝撃が防水パン1等に加えられても支持部材4の位置ずれを防止できるからである。またこの場合は、支持部材4の位置決めの手間暇を一掃でき、設置作業を容易化できるからである。本発明の場合、嵌合部8は、具体的には底面の所定位置が硬質状に一体成形されたり、或いは別部材が取り付けられることで実現される。
なぜならこれによると、支持部材4を嵌合部8に嵌合させて防水パン1に取り付けることができ、振動や衝撃が防水パン1等に加えられても支持部材4の位置ずれを防止できるからである。またこの場合は、支持部材4の位置決めの手間暇を一掃でき、設置作業を容易化できるからである。本発明の場合、嵌合部8は、具体的には底面の所定位置が硬質状に一体成形されたり、或いは別部材が取り付けられることで実現される。
またこの場合は、図5に示されるように、嵌合部8が、防水パン1の底面から突き上げられて凸段差状に形成され、この凸段差状の嵌合部8に嵌合する凹段差部9が浴槽2の脚2cの下端に形成されているのが好ましい(請求項4)。
なぜならこれによると、浴槽2が脚2cを介して支持部材4と一体化し、位置ずれを防止できるからである。また嵌合部8が凸段差状に突き出ているため、作業者が浴槽2の脚2cの配置位置を容易に知ることができ、例えばレベル調整用のスペーサーを挿入することが容易になるからである。
なぜならこれによると、浴槽2が脚2cを介して支持部材4と一体化し、位置ずれを防止できるからである。また嵌合部8が凸段差状に突き出ているため、作業者が浴槽2の脚2cの配置位置を容易に知ることができ、例えばレベル調整用のスペーサーを挿入することが容易になるからである。
また請求項1乃至4の何れかに記載の本発明は、浴槽2の排水口2dに対応する防水パン1の底面位置に、浴槽2の排水口2dと連通する排水孔1cが形成され、この排水孔1cの周囲1dが硬質状に形成されているのが好ましい(請求項5)。
なぜならこれによると、浴槽2の排水口2dと防水パン1の排水孔1cを合わせて浴槽2と防水パン1とを接続するとき、排水孔1cの周囲1dに環状のパッキン11をあてがい易くなり、接続作業を容易化できるからである。
なぜならこれによると、浴槽2の排水口2dと防水パン1の排水孔1cを合わせて浴槽2と防水パン1とを接続するとき、排水孔1cの周囲1dに環状のパッキン11をあてがい易くなり、接続作業を容易化できるからである。
またこの場合、本発明は、排水孔1cの周囲1dが硬質状に形成されているのに代え、弾性質に形成されているのでも良い(請求項6)。
なぜならこれによると、浴槽2の排水口2dに防水パン1の排水孔1cを合わせて締め付けたとき、排水孔1cの周囲1dがパッキンとして機能するため、専用のパッキン11を省略でき、その分、接続作業の容易化や部品コストの低廉化を図ることができるからである。
なぜならこれによると、浴槽2の排水口2dに防水パン1の排水孔1cを合わせて締め付けたとき、排水孔1cの周囲1dがパッキンとして機能するため、専用のパッキン11を省略でき、その分、接続作業の容易化や部品コストの低廉化を図ることができるからである。
またこの場合、本発明は、図7に示されるように、排水孔1cの周囲1dが上側に折り返され、浴槽2の排水口2dの周縁部が挟み込み可能に形成されているのが好ましい(請求項7)。
なぜならこれによると、一層、水密状に浴槽2と防水パン1とを接続できるからである。
なぜならこれによると、一層、水密状に浴槽2と防水パン1とを接続できるからである。
本発明は、このように防水パンの、浴槽その他の部材との接続箇所が、硬質状に形成されているものである。
従って本発明の場合は、防水パンの接続箇所の強度が高くなり、接続作業時に防水パンの取り扱いが容易になる。それ故これによれば、防水パンと他の部材との接続を、簡単化、迅速化でき、また作業者の熟練度に左右されることなく、一定の品質で安定的に且つ堅固に接続でき、嵌合等の接続手段も採り易くなるものである。
従って本発明の場合は、防水パンの接続箇所の強度が高くなり、接続作業時に防水パンの取り扱いが容易になる。それ故これによれば、防水パンと他の部材との接続を、簡単化、迅速化でき、また作業者の熟練度に左右されることなく、一定の品質で安定的に且つ堅固に接続でき、嵌合等の接続手段も採り易くなるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明は、図1等に示されるように、浴槽載置用の防水パン1と、この防水パン1に載置される浴槽2と、この浴槽2の洗い場に面する前面を覆うエプロン部材3と、また浴槽2を支持するため防水パン1の下側に設けられる支持部材4とを備えて形成されている。浴槽2は、この実施形態では平面視で長方形に形成され、洗い場側以外の三方のフランジ部2aの外周位置が立ち上げられ、立ち上げ片2bを備えて形成されている。
本発明は、図1等に示されるように、浴槽載置用の防水パン1と、この防水パン1に載置される浴槽2と、この浴槽2の洗い場に面する前面を覆うエプロン部材3と、また浴槽2を支持するため防水パン1の下側に設けられる支持部材4とを備えて形成されている。浴槽2は、この実施形態では平面視で長方形に形成され、洗い場側以外の三方のフランジ部2aの外周位置が立ち上げられ、立ち上げ片2bを備えて形成されている。
上記の防水パン1は、この実施形態では軟質樹脂で薄肉状に形成されている。またこの防水パン1の、洗い場側以外の周囲の囲い壁1aは、板状に形成されると共に、浴槽2とほぼ同じ高さに形成されている。そして防水パン1は、浴槽2その他の部材との接続箇所1bが、一体成形により、硬質状に形成されている。
上記の支持部材4は、図5に示されるように、浴槽2の脚2cの真下に設けられ、この実施形態では平面視でコの字形に形成されている。本発明の場合、浴槽2と入浴者の体重や湯の重量は、浴槽2の脚2cを介して支持部材4で支持されるものである。
5(図3参照)は、防水パン1の接続箇所1bと、この接続箇所1bに接合される浴槽2その他の部材の接続部6とを挟み付けて固定するクリップ部材である。接続部6は、この実施形態では上記の立ち上げ片2bで構成されている。クリップ部材5は、図示されるように、この実施形態では浴槽2周りに連続するよう長尺状に形成されると共に、内方に収縮するバネ性を備えて断面略R字状に形成されている。この実施形態では、このクリップ部材5によって防水パン1の囲い壁1aの上端部の接続箇所1bと、浴槽2のフランジ部2aの立ち上げ片2bとが挟み付けられて固定されている。なお7は、シート状のパッキンである。
また防水パン1の底面には、図1、図5に示されるように、上記の支持部材4と嵌合する嵌合部8が平面視でコの字形に、底面の成形と同時に一体成形されている。この嵌合部8は、この実施形態では防水パン1の底面から突き上げられて凸段差状に、且つ硬質状に形成されている。またこの凸段差状の嵌合部8に嵌合する凹段差部9(図5参照)が、浴槽2の脚2cの下端に形成されている。
10(図1、図5参照)は、防水パン1の底面に設けられている点検口部である。この点検口部10は、蓋式に形成され、嵌合部8で囲まれた底面の位置に設けられている。この実施形態の場合、点検口部10は、このように周囲より一段高い凸段差状の嵌合部8の内側に設けられているため、点検口部10の水密性を維持し易いものである。
また防水パン1は、この実施形態では図6に示されるように、浴槽2の排水口2dに対応する底面位置に、排水口2dと連通する排水孔1cが形成されている。この排水孔1cの周囲1dは、この実施形態では硬質状に形成されている。11は、環状のパッキンである。また12は、鍔付きの上側排水部材、13はこの上側排水部材12が締め込まれる下側排水部材である。
次にこの実施形態に係る本発明品の施工例を説明する。
先ず作業者は、支持部材4を防水パン1の嵌合部8に嵌合し、防水パン1を浴室の所定位置に配置する。次に作業者は、防水パン1の嵌合部8に浴槽2の脚2cの凹段差部9を嵌合させ、浴槽2を防水パン1に載せる。そして浴槽2のフランジ部2aの立ち上げ片2bと、防水パン1の囲い壁1aの上端部の接続箇所1bとを、板状のパッキン7を介して接合し、クリップ部材5を上から被せて挟み付けて固定する。
また作業者は、図4に示されるように、防水パン1の周辺部の接続箇所1bを、浴槽2その他の部材としての柱等の構造材14や、洗い場パン15に接続する。この接続は、具体的には接着剤を使用したり、或いは防水パン1の接続箇所1bと構造材14等とを嵌合することで行なわれる。
先ず作業者は、支持部材4を防水パン1の嵌合部8に嵌合し、防水パン1を浴室の所定位置に配置する。次に作業者は、防水パン1の嵌合部8に浴槽2の脚2cの凹段差部9を嵌合させ、浴槽2を防水パン1に載せる。そして浴槽2のフランジ部2aの立ち上げ片2bと、防水パン1の囲い壁1aの上端部の接続箇所1bとを、板状のパッキン7を介して接合し、クリップ部材5を上から被せて挟み付けて固定する。
また作業者は、図4に示されるように、防水パン1の周辺部の接続箇所1bを、浴槽2その他の部材としての柱等の構造材14や、洗い場パン15に接続する。この接続は、具体的には接着剤を使用したり、或いは防水パン1の接続箇所1bと構造材14等とを嵌合することで行なわれる。
また作業者は、浴槽2の排水口2dと防水パン1の排水孔1cを合わせ、環状のパッキン11を排水口2dと排水孔1cの周縁部に外装するよう挟み込む。この場合、本発明では、防水パン1が軟質性のため、排水口2dと排水孔1cの位置に多少の位置ずれがあっても、楽に調節を行なうことができる。そして作業者は、上側排水部材12を下側排水部材13に締め込み、防水パン1と浴槽2とを締め付けて固定する。
以上の処において、本発明は、排水孔1cの周囲1dが硬質状に形成されているのに代え、排水孔1cの周囲1dがパッキンとして機能するよう、弾性質に形成されているのでも良い。この場合は、図7に示されるように、排水孔1cの周囲1dが上側に折り返され、浴槽2の排水口2dの周縁部が挟み込み可能に形成されているのが好ましい。この場合は、上側排水部材12を下側排水部材13に締め込むと、排水孔1cの周囲1dがパッキンとして機能するため、上記の環状のパッキン11を省略できるからである。
また本発明は、図8に示されるように、防水パン1の囲い壁1aの上端部1eが、浴槽2のフランジ部2aの外周部より高く、且つフランジ部2aの周りに連続した状態で形成され、洗い場パン15の側に突き出されているのでも良い。この場合は、囲い壁1aの上端部1eが、水漏れ防止用の壁として機能し、水漏れしても洗い場パン15に水を逃すことができ、浴槽2周りの水密性を一層向上できるものである。
1 防水パン
1a 囲い壁
1b 接続箇所
2 浴槽
2a フランジ部
2c 脚
3 エプロン部材
4 支持部材
1a 囲い壁
1b 接続箇所
2 浴槽
2a フランジ部
2c 脚
3 エプロン部材
4 支持部材
Claims (7)
- 浴槽載置用の防水パンと、この防水パンに載置される浴槽と、この浴槽の洗い場に面する前面を覆うエプロン部材と、また浴槽を支持するため防水パンの下側に設けられる支持部材とを備え、上記の防水パンが軟質材で形成されると共に、洗い場側以外の周囲の囲い壁が浴槽とほぼ同じ高さに形成され、この防水パンの囲い壁の上部と上記の浴槽のフランジ部とが接続される浴室ユニットであって、上記の防水パンの、浴槽その他の部材との接続箇所が、硬質状に形成されていることを特徴とする浴室ユニット。
- 請求項1記載の浴室ユニットであって、防水パンの接続箇所と、この接続箇所に接合される浴槽その他の部材の接続部とを挟み付けて固定するクリップ部材を備えて形成されていることを特徴とする浴室ユニット。
- 請求項1又は2記載の浴室ユニットであって、支持部材が浴槽の脚の真下に設けられ、防水パンの底面に、支持部材と嵌合する嵌合部が形成されていることを特徴とする浴室ユニット。
- 請求項3記載の浴室ユニットであって、嵌合部が、防水パンの底面から突き上げられて凸段差状に形成され、この凸段差状の嵌合部に嵌合する凹段差部が浴槽の脚の下端に形成されていることを特徴とする浴室ユニット。
- 請求項1乃至4の何れかに記載の浴室ユニットであって、浴槽の排水口に対応する防水パンの底面位置に、浴槽の排水口と連通する排水孔が形成され、この排水孔の周囲が硬質状に形成されていることを特徴とする浴室ユニット。
- 請求項5記載の浴室ユニットであって、排水孔の周囲が硬質状に形成されているのに代え、弾性質に形成されていることを特徴とする浴室ユニット。
- 請求項6記載の浴室ユニットであって、排水孔の周囲が上側に折り返され、浴槽の排水口の周縁部が挟み込み可能に形成されていることを特徴とする浴室ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008024936A JP2009185481A (ja) | 2008-02-05 | 2008-02-05 | 浴室ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008024936A JP2009185481A (ja) | 2008-02-05 | 2008-02-05 | 浴室ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009185481A true JP2009185481A (ja) | 2009-08-20 |
Family
ID=41068988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008024936A Pending JP2009185481A (ja) | 2008-02-05 | 2008-02-05 | 浴室ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009185481A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013249676A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Toto Ltd | 浴槽用の防水パン |
JP2016221620A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 株式会社ディスコ | 防水パン |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08270032A (ja) * | 1995-03-29 | 1996-10-15 | Toto Ltd | 寸法可変式床パン |
JP2006149434A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Yamaha Livingtec Corp | 浴槽の設置構造 |
JP2006200157A (ja) * | 2005-01-18 | 2006-08-03 | Toto Ltd | 床パン分割構造 |
-
2008
- 2008-02-05 JP JP2008024936A patent/JP2009185481A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08270032A (ja) * | 1995-03-29 | 1996-10-15 | Toto Ltd | 寸法可変式床パン |
JP2006149434A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Yamaha Livingtec Corp | 浴槽の設置構造 |
JP2006200157A (ja) * | 2005-01-18 | 2006-08-03 | Toto Ltd | 床パン分割構造 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013249676A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Toto Ltd | 浴槽用の防水パン |
JP2016221620A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 株式会社ディスコ | 防水パン |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5720877B2 (ja) | 浴室構造 | |
JP7016475B2 (ja) | 浴室壁部材の取付構造 | |
JP2009185481A (ja) | 浴室ユニット | |
JP6080096B2 (ja) | 浴室洗い場の組立方法 | |
JP6011991B2 (ja) | 浴室構造 | |
JP4876505B2 (ja) | 浴室ユニット | |
JP5660318B2 (ja) | 洗い場床 | |
JP6065254B2 (ja) | 洗い場床パン | |
JP5831812B2 (ja) | 洗い場床パン | |
JP6099017B2 (ja) | 分割床パンの防水構造 | |
JP5792547B2 (ja) | 浴室ユニットの洗い場構造及びその施工方法 | |
JP6889871B2 (ja) | 浴槽、浴室、および浴室の組み立て方法 | |
JP2017095873A (ja) | 表皮材、洗い場床、浴槽、壁、浴室、および浴室の組み立て方法 | |
JP4479405B2 (ja) | 浴室床点検口の取付構造 | |
JP2009287175A (ja) | 洗い場パン | |
JP2010270533A (ja) | 浴槽防水パン | |
JP7081810B2 (ja) | 浴室の洗い場床パネル | |
JP5817985B2 (ja) | 洗い場床パン | |
JP5427251B2 (ja) | 配管固定構造 | |
JP2019052519A (ja) | 浴室の洗い場床パネル | |
JP3739354B2 (ja) | 浴室の防水パン構造 | |
JP7215714B2 (ja) | 浴室用配管導出構造 | |
JP5469300B2 (ja) | 浴槽のエプロン取付構造 | |
JP7336069B2 (ja) | 水まわりユニット | |
JP4060635B2 (ja) | 気泡浴槽用ポンプの設置構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120724 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121120 |