JP2013249649A - 作業車両 - Google Patents

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Hideki Kiyono
英樹 清野
Masao Nagata
正夫 永田
Takuzo Kawamura
卓蔵 河村
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Abstract

【課題】旋回台の剛性を確保しつつ旋回台の利便性を向上させることができる作業車両の提供を目的とする。
【解決手段】作業装置4を支持する第一ビーム44及び第二ビーム45が底板43に並置され、第一ビーム44の一側端部である後端部と第二ビーム45の一側端部である後端部とが連結板48で連結される旋回台6を備える作業車両であるバックホー1において、前記旋回台6は、第三ビーム46及び第四ビーム47が連結板48から旋回台6の一側である後側に向けてその間隔を徐々に広げるように前記底板43に並置され、第三ビーム46の一側端部である前側端部が第一ビーム44の後側端部の近傍になるように連結板48に連結され、第四ビーム47の一側端部である前側端部が第二ビーム45の後側端部の近傍になるように連結板48に連結され、連結板48と第三ビーム46と第四ビーム47とを連結するように補強板49が設けられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、作業車両に関する。
従来、作業車両は、機体にキャビン、エンジン、作業装置、燃料タンク、作動油タンク、コントロールバルブ等が配置される。バックホー等の旋回台を有する作業車両(建設機械)においては、荒地の走行時や掘削作業時において、旋回台に大きな加重が発生する。従って、旋回フレーム(旋回台)には、剛性を向上させるために、作業装置が配置される前方からエンジンが配置される後方に向かって縦板(ビーム)が設けられたものが知られている。例えば特許文献1の如くである。
特許文献1に記載の建設機械の旋回フレームは、エンジンからの熱を遮断するために縦板を中間位置で分割して仕切板を設けている。さらに、縦板の分割による剛性の低下を抑制するために、仕切板に閉塞ボックス構造が形成されている。しかし、機器が配置し易いように縦板を配置して旋回台の利便性を向上させると旋回台の剛性が低下する問題があった。
特開2005−336829号公報
本発明の目的は、旋回台の剛性を確保しつつ旋回台の利便性を向上させることができる作業車両の提供を目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、作業装置を支持する第一ビーム及び第二ビームが底板に並置され、前記第一ビームの一側端部と前記第二ビームの一側端部とが連結板で連結される旋回台を備える作業車両において、前記旋回台は、第三ビーム及び第四ビームが前記連結板から前記旋回台の一側に向けてその間隔を徐々に広げるように前記底板に並置され、前記第三ビームの一側端部が前記第一ビームの一側端部の近傍になるように前記連結板に連結され、前記第四ビームの一側端部が前記第二ビームの一側端部の近傍になるように前記連結板に連結され、前記連結板と前記第三ビームと前記第四ビームとを連結するように補強板が設けられるものである。
請求項2においては、前記連結板は、前記底板を旋回自在に支持する旋回輪の近傍に配置されるものである。
請求項3においては、前記第三ビーム、前記第四ビーム及び前記補強板には、エンジンが搭載されるものである。
請求項4においては、前記連結板、前記第三ビーム、前記第四ビーム及び前記補強板は、配線又は配管用の孔が形成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、ビームを分割したことによる剛性の低下を抑制した上で旋回台に配置される機器の位置を考慮してビームを配置することができる。これにより、旋回台の剛性を確保しつつ旋回台の利便性を向上させることができる。
請求項2においては、分割したビームが接合されている連結板が旋回輪によって強固に支持される。これにより、旋回台の剛性を確保しつつ旋回台の利便性を向上させることができる。
請求項3においては、ビームとの干渉を回避するようにエンジンを配置する必要がない。これにより、旋回台の剛性を確保しつつ旋回台の利便性を向上させることができる。
請求項4においては、ビームの配置を考慮して配線及び配管を行う必要がない。これにより、旋回台の剛性を確保しつつ旋回台の利便性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る作業車両の全体的な構成を示す右側面図。 本発明の一実施形態に係る作業車両における旋回装置の上面図。 本発明の一実施形態に係る作業車両における旋回装置の左側面図。 本発明の一実施形態に係る作業車両における旋回台の斜視図。 本発明の一実施形態に係る作業車両における旋回台の上面図。 本発明の一実施形態に係る作業車両における旋回台にエンジンが搭載された状態を示す上面図。
まず、図1から図3を用いて、本発明の第一実施形態に係る作業車両であるバックホー1について説明する。なお、本実施形態においては、バックホー1を作業車両の一実施形態として説明するが、作業車両はこれに限るものではなく、その他の農業車両、建設車両、産業車両等であっても良い。
以下の説明では矢印F方向をバックホー1の前方向、矢印U方向をバックホー1の上方向として前後左右上下方向を規定して説明する。
図1に示すように、バックホー1は、主として走行装置2、旋回装置3、及び作業装置4を具備する。
走行装置2は、主として左右一対のクローラ5・5、左走行用油圧モータ5L、及び右走行用油圧モータ5Rを具備する。
走行装置2は、左走行用油圧モータ5Lにより機体左側のクローラ5・5を、右走行用油圧モータ5Rにより機体右側のクローラ5・5を、それぞれ駆動することで、バックホー1を前後進及び旋回させることができる。
旋回装置3は、主として旋回台6、旋回モータ7、操縦部8、及びエンジンルーム9等を具備する。
旋回台6は、旋回装置3の主たる構造体となるものである。旋回台6は、走行装置2の上方に配置され、走行装置2に旋回可能に支持される。旋回装置3は、旋回モータ7を駆動することで、旋回台6を走行装置2に対して旋回させることができる。旋回台6には、作業装置4、操縦部8及びエンジンルーム9が設けられる。
操縦部8は、種々の操作具を備え、バックホー1を操作可能に構成される。操縦部8は、旋回台6の左側前方に設けられる。操縦部8は、キャビン10内の略中央に操縦席11が配置され、その左右両側に図示しない操作レバー装置が配置される。操作レバー装置は、作業装置4を操作可能に構成される。また、操縦部8には、エンジン19のスロットル開度を変更する図示しないアクセルレバー等が備えられる。操縦者は、アクセルレバーを操作することによってエンジン19の出力を変更することができる。
作業装置4は、主としてブーム12、アーム13、アタッチメントの一種であるバケット14、ブームシリンダ15、アームシリンダ16、アタッチメント用シリンダ17を具備する。
ブーム12は、その一端部が旋回台6の略中央前端部に回転自在に支持される。ブーム12は、伸縮自在に駆動するブームシリンダ15によって一端部を回転中心として回転される。より詳細には、ブームシリンダ15が伸ばされた場合、ブーム12は上方に回転され、ブームシリンダ15が縮められた場合、ブーム12は下方に回転される。ブーム12の一端部近傍には、図示しない油圧配管を案内するガイド35が設けられている。
アーム13は、その一端部がブーム12の他端部に回転自在に支持される。アーム13は、伸縮自在に駆動するアームシリンダ16によって一端部を回転中心として回転される。より詳細には、アームシリンダ16が伸ばされた場合、アーム13は下方(アーム13の他端側がブーム12に近接する方向)に回転され、アームシリンダ16が縮められた場合、アーム13は上方(アーム13の他端側がブーム12から離間する方向)に回転される。
アタッチメントの一種であるバケット14は、その一端部がアーム13の他端部に回転自在に支持される。バケット14は、伸縮自在に駆動するアタッチメント用シリンダ17によって一端部を回転中心として回転される。より詳細には、アタッチメント用シリンダ17が伸ばされた場合、バケット14は下方(バケット14の他端側がアーム13に近接する方向)に回動され、アタッチメント用シリンダ17が縮められた場合、バケット14は上方(バケット14の他端側がアーム13から離間する方向)に回動される。
以上の如く、作業装置4は、バケット14を用いて土砂等の掘削を行う多関節構造を構成している。作業装置4には、ブームシリンダ15、アームシリンダ16及びアタッチメント用シリンダ17に作動油を供給するために図示しない油圧配管が設けられる。作業装置4が稼動した場合、旋回台6からブームに敷設されている油圧配管にたわみやねじれ等が生じるが、ガイド35によって適正な位置に案内される。従って、油圧配管が他の機器等と接触して損傷することがない。なお、本実施形態に係るバックホー1は、バケット14を有して掘削作業を行う作業装置4としているが、これに限定するものではなく、例えば油圧ブレーカーを有して破砕作業を行う作業装置4であっても良い。
次に、図2を用いて、本発明に係るバックホー1のエンジンルーム9内のエンジン19、燃料タンク24、作動油タンク25の配置、及びエンジンルーム9外のコントロールバルブ26の配置について説明する。
図2に示すように、エンジンルーム9は、操縦部8のキャビン10の後端に沿うように配置される仕切り板18によって前側と後側に仕切られた旋回台6の後側に構成される。
図3に示すように、キャビン10の後部には、操縦席11がリクライニングするための空間が設けられている。一方、キャビン10の後部には、操縦席11の背もたれのリクライニングする範囲以外の空間は不要である。従って、キャビン10の後端は、途中部から最大リクライニング角度に沿うようにして操縦席11に近接するように形成される。これに伴い、エンジンルーム9は、キャビン10の操縦席11がリクライニングするための空間の下方を含むように構成される。
エンジン19は、エンジンルーム9内の後方であって略左右中央に配置される。エンジン19の右側には、冷却用ファン20及び排気ダクト21が設けられる。エンジンルーム9内の熱気は、冷却用ファン20によって排気ダクト21を通じて外部に排気可能に構成される。排気ダクト21の途中部には、エンジン19のラジエータ22が配置される。エンジン19の左側には、作業装置4に作動油を供給する作動油ポンプ23が配置される。
燃料タンク24は、軽油等のエンジン19の燃料を収容する。燃料タンク24は、エンジンルーム9内の右側前方の仕切り板18に隣接するようにして配置される。つまり、燃料タンク24は、キャビン10の右側後方であって操縦席11の操縦者の視界から外れた位置に配置される。また、図1に示すように、燃料タンク24には、その斜め上前方に向けて燃料を供給する給油口24aが設けられている。
作動油タンク25は、作業装置4が具備するブームシリンダ15、アームシリンダ16、アタッチメント用シリンダ17等を作動させる作動油を保持する。作動油タンク25は、エンジンルーム9内の左側前方の仕切り板18に隣接するようにして配置される。つまり、作動油タンク25は、キャビン10の後方であって操縦席11がリクライニングするための空間の下方に配置される。
コントロールバルブ26は、作業装置4が具備するブームシリンダ15、アームシリンダ16、アタッチメント用シリンダ17に供給される作動油の方向を切り換える。コントロールバルブ26は、複数のバルブが隣接されて略直方体に構成される。
図2に示すように、コントロールバルブ26は、エンジンルーム9の外部である旋回台6の右側前方に配置される。すなわち、コントロールバルブ26は、操縦部8のキャビン10の右側に配置される。この際、コントロールバルブ26は、高さを抑えるよう平置きにして旋回台6に配置される。
以下では、図4から図6を用いて、上述の如く構成されるバックホー1の旋回台6の構成について説明する。
図4及び図5に示すように、旋回台6は、主に中央フレーム40、右フレーム41、左フレーム42から構成される。旋回台6は、中央フレーム40の右側に右フレーム41が連結され、左側に左フレーム42が連結される。旋回台6は、中央フレーム40が旋回輪37(図5参照)を介して走行装置2に支持される。
中央フレーム40は、旋回台6の中央部分を構成する。中央フレーム40は、主に底板43、第一ビーム44、第二ビーム45、第三ビーム46、第四ビーム47、連結板48、補強板49から構成される。
底板43は、中央フレーム40の主な構成部材である。底板43は、略長方形状の板材から構成される。底板43は、各短辺が前側と後側になるように配置される。つまり、底板43は、旋回台6において、旋回台6の一側である前側から他側である後側にむけて配置されている。底板43は、中央よりも前方寄りの部分が走行装置2の旋回輪37に連結され、旋回自在に支持される。
第一ビーム44及び第二ビーム45は、作業装置4を支持する。第一ビーム44及び第二ビーム45は、板材から構成される。第一ビーム44及び第二ビーム45は、底板43の前側端部から旋回輪37に向かうようにして配置される。この際、第一ビーム44及び第二ビーム45は、互いの板面が左右方向に対向するようにして所定の間隔をあけて並置される。第一ビーム44及び第二ビーム45は、一側端部である後側端部が旋回輪37の近傍に到達するように配置される。具体的には、第一ビーム44及び第二ビーム45の後側端部は、旋回輪37の直径を一辺の長さとする正方形の領域内に収まるように配置される。第一ビーム44及び第二ビーム45の他側端部である前側端部には、作業装置4のブーム12及びブームシリンダ15が支持される。なお、本実施形態において、第一ビーム44及び第二ビーム45は、板材としたがこれに限定されるものではなく、角パイプやH鋼等で構成してもよい。
連結板48は、第一ビーム44の後側端と第二ビーム45の後側端とを連結する。連結板48は、旋回輪37近傍の底板43に配置される。具体的には、連結板48は、旋回輪37の直径を一辺の長さとする正方形の領域内に収まるように配置される。連結板48には、その一側の板面に第一ビーム44と第二ビーム45との後側端面が連結される。つまり、連結板48は、第一ビーム44の後側端と第二ビーム45の後側端とを連結する。
第三ビーム46及び第四ビーム47は、エンジン19を支持する。第三ビーム46及び第四ビーム47は、板材から構成される。第三ビーム46及び第四ビーム47は、連結板48から底板43の後側端部に向かうように配置される。この際、第三ビーム46及び第四ビーム47は、板面が略左右方向に向くようにしてその間隔を徐々に広げるように底板43に並置される。つまり、第三ビーム46及び第四ビーム47は、旋回台6において連結板48から旋回台6の後側に向けてその間隔が徐々に広がるように配置される。このようにして、第三ビーム46と第四ビーム47との間隔を徐々に広げていくことで、旋回台6の剛性を維持しつつ旋回台6における機器の配置を容易にして利便性を向上させることができる。なお、本実施形態において、第一ビーム44及び第二ビーム45は、板材としたがこれに限定されるものではなく、各パイプやH鋼等で構成してもよい。
第三ビーム46の一側端部である前側端面は、第一ビーム44の後側端部の近傍になるように連結板48の他側の板面に連結される。第四ビーム47の一側端部である前側端面は、第二ビーム45の後側端部の近傍になるように前記連結板48の他側の板面に連結される。つまり、第一ビーム44の後側端と第二ビーム45の後側端と第三ビーム46の前側端と第四ビーム47の前側端と旋回輪37の近傍に配置される連結板48で連結される。具体的には、第一ビーム44又第二ビーム45の後側端と第三ビーム46又は第四ビーム47の前側端が旋回輪37の外側で連結板48に接続される場合には、各ビームの板厚程度離間した位置関係になるように配置されることが望ましい。同様に、各ビームの後側端と前側端が旋回輪37の内側で連結板48に接続される場合には、旋回輪37の内側に収まる程度離間した位置関係になるように配置されることが望ましい。このようにして、各ビームは、底板43のたわみが最も少ない旋回輪37の近傍で連結されるので剛性を向上させることができる。
補強板49は、第三ビーム46の上端と第四ビーム47の上端とを連結する。補強板49は、第三ビーム46の上端と第四ビーム47の上端と連結板48とに密接するように配置される。つまり、補強板49は、第三ビーム46の上端と第四ビーム47の上端とを連結して閉断面を形成するとともに連結板48にも連結される。このようにして、閉断面を形成する底板43と第三ビーム46と第四ビーム47と補強板49とが連結板48によって互いに連結されることで剛性を向上させることができる。
図4に示すように、第三ビーム46及び第四ビーム47の前側端部には、配線や配管用の孔46a・47aが形成される。同様に、連結板48には孔48aが形成され、補強板49には、孔49aが形成される。つまり、閉断面が形成される連結板48と第三ビーム46と第四ビーム47との連結部分に孔が形成される。このようにして、連結板48と第三ビーム46と第四ビーム47と補強板49とから構成される空間を有効に利用することで旋回台6の利便性が向上する。
図6に示すように、第三ビーム46及び第四ビーム47の後側端部には、エンジン支持板50が設けられる。第三ビーム46の後側端部と第四ビーム47の後側端部とは、エンジン支持板50によって連結される。第三ビーム46及び第四ビーム47は、エンジン支持板50の上面と補強板49の上面とが略同一平面上になるように構成される。第三ビーム46及び第四ビーム47には、エンジン支持板50と補強板49とにまたがるようにしてエンジン19が搭載される。このように、第三ビーム46及び第四ビーム47の間隔が広くなるように配置されているので容易かつ安定的にエンジンを支持することができる。
右フレーム41は、旋回台6の右側部分を構成する。右フレーム41は、主に枠材51、補強部材52等から構成される。右フレーム41には、燃料タンク24やコントロールバルブ26が配置される(図2参照)。
枠材51は、旋回台6の右側の外形を構成する。枠材51は、断面視C字状のチャンネル材を側面視L字状に組み合わせて構成される。枠材51は、長辺部分が前後に向くようにして短辺部分側の端部が中央フレーム40の第一ビーム44に連結される。さらに、枠材51は、長辺部分の途中部が補強部材52によって底板43に連結される。なお、右フレーム41の構成は、本実施形態に限定されるものではなく、板材やパイプ材から構成されてもよい。
左フレーム42は、旋回台6の左側部分を構成する。左フレーム42は、主に枠材53、補強部材54等から構成される。左フレーム42には、キャビン10、作動油タンク25等配置される(図2参照)。左フレーム42は、キャビンが搭載されるため、右フレーム41に比べて左右方向の長さが大きく構成される。
枠材53は、旋回台6の左側の外形を構成する。枠材53は、断面視C字状のチャンネル材を側面視L字状に組み合わせて構成される。枠材53は、長辺部分が前後に向くようにして短辺部分側の端部が中央フレーム40の第二ビーム45に連結される。さらに、枠材53は、長辺部分の途中部が補強部材54によって底板43に連結される。なお、右フレーム41の構成は、本実施形態に限定されるものではなく、板材やパイプ材から構成されてもよい。
このように構成される旋回台6は、大きな加重が加わる作業装置4を第一ビーム44及び第二ビーム45で支持するとともに、旋回輪37の近傍で第三ビーム46及び第四ビーム47と連結されることで旋回台6の剛性を確保している。また、第三ビーム46及び第四ビーム47の間隔を徐々に広げるようにして配置することで旋回台6の剛性を維持しつつ旋回台6の利便性を向上させている。
以上の如く、作業装置4を支持する第一ビーム44及び第二ビーム45が底板43に並置され、第一ビーム44の一側端部である後端部と第二ビーム45の一側端部である後端部とが連結板48で連結される旋回台6を備える作業車両であるバックホー1において、前記旋回台6は、第三ビーム46及び第四ビーム47が連結板48から旋回台6の一側である後側に向けてその間隔を徐々に広げるように前記底板43に並置され、第三ビーム46の一側端部である前側端部が第一ビーム44の後側端部の近傍になるように連結板48に連結され、第四ビーム47の一側端部である前側端部が第二ビーム45の後側端部の近傍になるように連結板48に連結され、連結板48と第三ビーム46と第四ビーム47とを連結するように補強板49が設けられるものである。
このように構成することにより、各ビームを分割したことによる剛性の低下を抑制した上で旋回台6に配置される機器の位置を考慮して各ビームを配置することができる。これにより、旋回台6の剛性を確保しつつ旋回台6の利便性を向上させることができる。
また、連結板48は、底板43を旋回自在に支持する旋回輪37の近傍に配置されるものである。
このように構成することにより、分割した各ビームが接合されている連結板48が旋回輪37によって強固に支持される。これにより、旋回台6の剛性を確保しつつ旋回台6の利便性を向上させることができる。
また、第三ビーム46、第四ビーム47及び補強板49には、エンジン19が搭載されるものである。
このように構成することにより、各ビームとの干渉を回避するようにエンジン19を配置する必要がない。これにより、旋回台6の剛性を確保しつつ旋回台6の利便性を向上させることができる。
また、連結板48、第三ビーム46、第四ビーム47及び補強板49は、配線又は配管用の孔48a・46a・47a・49aが形成されるものである。
このように構成することにより、各ビームの配置を考慮して配線及び配管を行う必要がない。これにより、旋回台6の剛性を確保しつつ旋回台6の利便性を向上させることができる。
1 バックホー
4 作業装置
6 旋回台
43 底板
44 第一ビーム
45 第二ビーム
46 第三ビーム
47 第四ビーム
48 連結板
49 補強板

Claims (4)

  1. 作業装置を支持する第一ビーム及び第二ビームが底板に並置され、前記第一ビームの一側端部と前記第二ビームの一側端部とが連結板で連結される旋回台を備える作業車両において、
    前記旋回台は、
    第三ビーム及び第四ビームが前記連結板から前記旋回台の一側に向けてその間隔を徐々に広げるように前記底板に並置され、前記第三ビームの一側端部が前記第一ビームの一側端部の近傍になるように前記連結板に連結され、前記第四ビームの一側端部が前記第二ビームの一側端部の近傍になるように前記連結板に連結され、前記連結板と前記第三ビームと前記第四ビームとを連結するように補強板が設けられる作業車両。
  2. 前記連結板は、前記底板を旋回自在に支持する旋回輪の近傍に配置される請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記第三ビーム、前記第四ビーム及び前記補強板には、エンジンが搭載される請求項1又は請求項2に記載の作業車両。
  4. 前記連結板、前記第三ビーム、前記第四ビーム及び前記補強板は、配線又は配管用の孔が形成される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の作業車両。
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