JP2013248926A - ガード部材および積層体 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い自由度で設計された所望の形状を安定して付与されながら且つ安価に製造され得るガード部材を提供する。
【解決手段】ガード部材40は、ベビーカー10の幅方向に互いから離間して当該ベビーカー10に取り付けられる一対の取り付け部40aと、一対の取り付け部の間を延びるガード部40bと、を有する。ガード部材は、少なくともガード部の一部分を構成する積層体であって、芯材60と、芯材の一方の側に設けられた第1外材71と、芯材の他方の側に設けられた第2外材72と、を含む積層体50を有する。積層体は、ガード部を構成する部分におけるガード部の長手方向に直交する断面内で両端部となる位置において、圧縮された状態で一体化している。
【選択図】図5

Description

本発明は、ベビーカーの幅方向に延びるようにして当該ベビーカーに取り付けられるガード部材に関する。また、本発明は、ガード部材を有したベビーカーに関する。
例えば文献1に開示されているように、多くのベビーカーにおいて、ベビーカーの幅方向に延びるガード部材(ガードアームとも呼ぶ)が、ベビーカーに着座した乳幼児の前方となる位置に取り付けられている。このガイド部材には、ベビーカーの走行時における安全性を確保する目的や、折り畳み動作を阻害しないようにする観点から、或る程度の強度、柔軟性、クッション性等の種々の特性が要望されている。
このような要望を満たすため、昨今では、図8に示すようなガード部材も使用されている。図8に示されたガード部材100は、外装用生地99と、外装用生地99内に配置された多数の生地からなる積層体91と、によって構成されている。積層体91は、ポリプロピレンベルト93および二枚のポリプロピレンシート94からなる芯材92と、芯材92の両外方に重ねられた発泡素材96と、を有している。また、各発泡素材96は、保護生地97によって覆われている。
実願平04−080169号 (実開平06−037052号)のCD−ROM
図8に示された従来のガード部材によれば、各層の特性を調整することによって、ガード部材に所望の特性を付与することができる。しかしながらその一方で、多数の層の位置ずれに起因してガード部材が期待された機能を発揮し得なくなることを防止する必要がある。このため、芯材をなすポリプロピレンベルトおよび二枚のポリプロピレンシートを縫いつけ(例えば、縫製ラインL1)、且つ、一対の外装材も芯材を包囲するように両端部を縫いつける(例えば、縫製ラインL2)必要が生じている。したがって、単に積層体の部品点数が多いだけでなく、縫製を伴う作業性の問題から、製造コストが上昇してしまっていた。
また、ガード部材の積層体は、通常の状態において、曲面に沿って延びる。したがって、外力が付与されていない状態においても曲面に沿うよう、ガード部材が、三次元的な形状を有していることが望ましい。しかしながら、上記したような縫製を伴う製造方法において、ガード部材に一定の三次元形状を安定して付与することは困難である。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであって、高い自由度で設計された所望の形状を安定して確保しながら安価に製造することができるガード部材、並びに、このガード部材を有したベビーカーを提供することを目的とする。
本発明によるガード部材は、
ベビーカーの幅方向に互いから離間して当該ベビーカーに取り付けられる一対の取り付け部と、前記一対の取り付け部の間を延びるガード部と、を有するガード部材であって、
少なくとも前記ガード部の一部分を構成する積層体であって、芯材と、前記芯材の一方の側に設けられた第1外材と、前記芯材の他方の側に設けられた第2外材と、を含む積層体を備え、
前記積層体は、前記ガード部を構成する部分における前記ガード部の長手方向に直交する断面内で両端部となる位置において、圧縮された状態で一体化している。
本発明によるガード部材において、前記積層体は、前記ガード部を構成する部分における前記ガード部の長手方向に直交する断面内で両端部となる位置において、熱プレス加工により一体化していてもよい。
本発明によるガード部材において、前記第1外材および前記芯材は、前記両端部となる位置以外においても互いに接合され、前記第2外材および前記芯材は、前記両端部となる位置以外においても互いに接合されていてもよい。
本発明によるガード部材において、前記芯材は、熱可塑性材料を含んで構成されていてもよい。
本発明によるガード部材において、前記芯材は、熱接着性繊維集合体および熱可塑性エラストマー層の少なくとも一つを含んでいてもよい。
本発明によるガード部材において、前記芯材は、前記積層体の積層方向に直交する面を中心として非対称な層構成となっていてもよい。
本発明によるガード部材において、前記積層体に含まれている隣り合う二つの層は、互いに接触している領域において互いに接合され、前記積層体が一体化していてもよい。
本発明によるガード部材が、
前記第1外材の前記芯材とは反対側となる面に接合された第1表生地と、
前記第2外材の前記芯材とは反対側となる面に接合された第2表生地と、をさらに備えるようにしてもよい。
本発明によるガード部材において、前記積層体は、周縁部となる周状の領域において、圧縮された状態で一体化していてもよい。
本発明によるガード部材が、前記取り付け部を構成する保持部材であって前記ベビーカーに取り付けられる一対の保持部材を、さらに備え、
前記積層体の長手方向における端部は、前記取り付け部を構成し、各保持部材によって保持され、
前記積層体の長手方向における当該端部は、圧縮された状態で一体化している部位であってもよい。
本発明によるガード部材が、
前記取り付け部を構成し前記ベビーカーに固定される一方の端部を有した第1部材と、
前記取り付け部を構成し前記ベビーカーに固定される一方の端部を有した第2部材と、
前記第1部材の他方の端部と前記第2部材の他方の端部とを開放可能に連結する連結具と、を備え、
前記第1部材および前記第2部材の少なくとも一方が、前記積層体からなるようにしてもよい。
本発明によるガード部材において、前記積層体は、周縁部となる周状の領域において、圧縮された状態で一体化しており、前記積層体の前記ベビーカーに固定される一方の端部は、圧縮された状態で一体化している部位であってもよい。
本発明によるガード部材において、前記積層体は、周縁部となる周状の領域において、圧縮された状態で一体化しており、前記積層体の前記連結具に連結される他方の端部は、圧縮された状態で一体化している部位であってもよい。
本発明によるガード部材において、前記第1部材が前記積層体からなるとともに、前記第2部材が前記積層体からなるようにしてもよい。
本発明によるガード部材が、前記一体化している端部に縫いつけられた端部生地を、さらに備えてもよい。
本発明によるガード部材が、前記積層体を覆う外装材を、さらに備えてもよい。
本発明による別のガード部材は、
ベビーカーの幅方向に互いから離間して当該ベビーカーに取り付けられる一対の取り付け部と、前記一対の取り付け部の間を延びるガード部と、を有するガード部材であって、 熱プレスによって一体化している積層体を備える。
本発明によるさらに別のガード部材は、
ベビーカーの幅方向に互いから離間して当該ベビーカーに取り付けられる一対の取り付け部と、前記一対の取り付け部の間を延びるガード部と、を有するガード部材であって、
前記取り付け部を構成し前記ベビーカーに固定される一方の端部を有した第1部材と、
前記取り付け部を構成し前記ベビーカーに固定される一方の端部を有した第2部材と、
前記第1部材の他方の端部と前記第2部材の他方の端部とを開放可能に連結する連結具と、を備える。
本発明によるベビーカーは、上述した本発明によるガード部材のいずれかを備える。
本発明による積層体は、
ベビーカーの幅方向に互いから離間して当該ベビーカーに取り付けられる一対の取り付け部と、前記一対の取り付け部の間を延びるガード部と、を有するガード部材に用いられ、少なくとも前記ガード部の一部分を構成する積層体であって、
芯材と、前記芯材の一方の側に設けられた第1外材と、前記芯材の他方の側に設けられた第2外材と、を含む積層体を備え、
前記積層体は、前記ガード部を構成する部分における前記ガード部の長手方向に直交する断面内で両端部となる位置において、圧縮された状態で一体化している。
本発明による別の積層体は、
ベビーカーの幅方向に互いから離間して当該ベビーカーに取り付けられる一対の取り付け部と、前記一対の取り付け部の間を延びるガード部と、を有するガード部材に用いられ、少なくとも前記ガード部の一部分を構成する積層体であって、
熱プレスによって一体化している。
本発明によるガード部材の製造方法は、
ベビーカーの幅方向に延びるようにして前記ベビーカーに取り付けられるガード部材の製造方法であって、
熱プレス加工によって積層体を作製する工程と、
前記積層体の両端部に保持部材を固定する工程と、を備える。
本発明による積層体の製造方法は、
ベビーカーの幅方向に延びるようにして前記ベビーカーに取り付けられるガード部材に用いられる積層体の製造方法であって、
熱プレス加工によって積層体を作製する工程を、備える。
本発明によれば、高い自由度で設計された形状を有するともに安定して安価に製造され得るガード部材が得られる。
図1は、本発明の一実施の形態を説明するための図であって、ベビーカーおよびガード部材を示す斜視図である。 図2は、図1のベビーカーを示す側面図である。 図3は、保持部材を分解した状態でガード部材を示す平面図である。 図4は、図3に対応する図であって、ガード部材の一変形例を示す平面図である。 図5は、図3のIV−IV線に沿った断面を示す図である。 図6は、ガード部材の積層体の製造方法を説明するための図である。 図7は、ガード部材の他の変形例を説明するための図であって、ベビーカーを示す部分斜視図である。 図8は、従来のガード部材を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
図1〜図7は本発明によるベビーカーおよびガード部材の一実施の形態およびその変形例を説明するための図である。このうち、図1には、ベビーカーの全体構成が示されている。図1に示されたベビーカー10は、一対の前脚22および一対の後脚24を有するフレーム部15と、フレーム部15に揺動可能に連結された手押しハンドル13と、を有するベビーカー本体11を備えている。ベビーカー本体11の各前脚22の下端には、前車輪23が回転可能に保持されており、各後脚24の下端には、後車輪25が回転可能に保持されている。
本実施の形態のベビーカー10では、ハンドル13をフレーム部15に対して揺動させることにより、操作者(保護者)が乳幼児の背面側からハンドル13を把持してベビーカー10を操縦し、乳幼児が進行方向の前方を向くようにしてベビーカー10を走行させること(図1の状態、および、図2の二点鎖線で示す状態)、並びに、操作者が乳幼児に対面する前脚側の位置からハンドル13を把持してベビーカー10を操縦し、ベビーカー10の後脚側が進行方向の前方となるようにしてベビーカー10を走行させること(図2の実線で示す状態)、の両方が可能となっている。すなわち、ハンドル13は、図2に実線で示す対面押し位置と、図2に二点鎖線で示す背面押し位置と、に解放可能に固定され得るように構成されている。なお、ハンドル13をフレーム部15に対して揺動可能とする構成は、既知の構成を、採用することができる。したがって、本明細書においては、これ以上の詳細な説明を省略する。
また、本実施の形態において、ベビーカー10は、広く普及しているように、例えばJP2008−254688Aに開示されているように、折り畳み可能に構成されている。具体的な一例として、ベビーカー10は、以下のように構成され得る。
ベビーカー本体11(ベビーカー10)は、全体的に、前後方向に沿って延びる横方向中心面を中心として概ね対称な構成となっている。図1に示すように、本実施の形態におけるフレーム部15は、それぞれ左右に配置された一対の前脚22と、それぞれ左右に配置された一対の後脚24と、それぞれ左右に配置された一対のアームレスト28と、それぞれ左右に配置された一対の第1リンク材26と、を有している。前脚22の上方端部は、対応する側(左側または右側)に配置されたアームレスト28に回動可能(揺動可能)に連結されている。同様に、後脚24の上方端部が、対応する側(左側または右側)に配置されたアームレスト28に回動可能(揺動可能)に連結されている。また、第1リンク材26の上方部分が、対応する側(左側または右側)に配置されたアームレスト28の後方部分に回動可能(揺動可能)に連結されている。
フレーム部15は、左前脚22と左第1リンク材26とを連結する左第2リンク材18、および、右前脚22と右第1リンク材26とを連結する右第2リンク材18をさらに有している。各第2リンク材18は、その前方部分を前脚22の中間部分に回動可能に連結され、その後方部分を第1リンク材26の下方部分に回動可能に連結されている。また、フレーム部15は、左後脚24と左第1リンク材26とを連結する左第3リンク材16、および、右後脚24と右第1リンク材26とを連結する右第3リンク材16と、をさらに有している。各第3リンク材16は、その一部分において後脚24の中間部分に回動可能(揺動可能)に連結され、他の部分において第1リンク材26の下方部分に回動可能に連結されている。
このような構成からなるフレーム部15に対し、ハンドル13が揺動可能に連結されている。ハンドル13は、U字の両端部を対応する側の第3リンク材16に回動可能(揺動可能)に連結されている。背面押し位置にあるハンドル13は、アームレスト28または第1リンク材26と回動可能に連結されるようになる。なお、ハンドル13の第3リンク材16に対する回動軸線(揺動中心)は、第3リンク材16と第1リンク材26との回動軸線、および、第1リンク材26と第2リンク材18との回動軸線と一致していてもよい。
図11に示すように、ベビーカー10の横方向(幅方向)に延びる部材として、一対の前脚22の間を連結するフットレスト17と、一対の後脚24の間を連結する後方連結部材19と、が設けられている。さらに、一対のアームレスト28には、ガード部材40が取り外し可能に取り付けられている。このガード部材40については、後述する。
以上のような全体構成を有したベビーカー10は、各構成部材を互いに回動させることにより、折り畳むことができる。具体的には、背面押し位置に配置されたハンドル13をいったん後上方に引き上げ、その後、下方に押し下げることによって、第3リンク材16を後脚24に対し図2において時計回り方向に回動させる。この操作にともなって、アームレスト28および第2リンク材18は第1リンク材26に対し図2において時計回り方向に回動する。このような操作により、側面視においてハンドル13と前脚22とが接近して略平行に配置されるとともに、ハンドル13の配置位置が下げられるようになる。以上のようにして、ベビーカー10を折り畳むことができ、ベビーカーの前後方向および上下方向に沿った寸法を小型化することができる。一方、ベビーカー10を折り畳み状態から展開するには、上述した折り畳み操作と逆の手順を踏めばよい。
なお、本明細書中において、ベビーカーに対する「前」、「後」、「上」および「下」の用語は、特に指示がない場合、展開状態にあるベビーカー10に乗車する乳幼児を基準とした「前」、「後」、「上」および「下」を意味する。したがって、ベビーカー10の「前後方向」とは、図1における紙面の左下と右上とを結ぶ方向に相当する。そして、特に指示がない限り、「前」とは、乗車した乳幼児が向く側であり、図1における紙面の左下側がベビーカー10の前側となる。一方、ベビーカー10の「上下方向」とは前後方向に直交するとともにベビーカー10の接地面に直交する方向である。したがって、ベビーカー10の接地面が水平面である場合、「上下方向」とは垂直方向をさす。また、「横方向」とは幅方向であって、「前後方向」および「上下方向」のいずれにも直交する方向である。
次に、ガード部材40について説明する。図1に示すように、ガード部材40は、ガードアームとも呼ばれ、ベビーカー10の幅方向に延びるようにしてベビーカー本体11の一対のアームレスト28に取り付けられている。図1および図2に示すように、ガード部材40は、ベビーカー10の幅方向に互いから離間して当該ベビーカー10に取り付けられる一対の取り付け部40aと、一対の取り付け部40aの間を延びるガード部40bと、を有している。図示された例では、右側の取り付け部40aが、右側のアームレスト28に取り付けられ、左側の取り付け部40bが、左側のアームレスト28に取り付けられている。
具体的な構成として、ガード部材40は、右側のアームレスト28に取り付けられた右側の保持部材41と、左側のアームレスト28に取り付けられた左側の保持部材41と、一対の保持部材41間を延びる積層体50と、を有している。積層体50は、その長手方向における両端部を対応する側の保持部材41に保持されている。この構成において、取り付け部40aは、一対の保持部材41および積層体50の保持部材41に保持された部分によって構成されている。一方、ガード部40aは、積層体50の一対の保持部材41の間を延びる部分によって構成され、ベビーカー10に着座した乳幼児に前方から対面するようになる。また、少なくとも一方の保持部材41は、対応する側のアームレスト28から取り外し可能となっている。これにより、例えば乳幼児の乗り降りに際して、一対のアームレスト28間を開放することができる。
図5に示すように、積層体50は、多数の層から構成されている。積層体50は、ガード部40bを構成する部分においてガード部40bの長手方向に直交する断面(図5の断面)内の端部となる位置において、圧縮された状態で一体化している、言い換えると、圧縮された状態で積層体50を構成する各層が互いに接合されている。すなわち、積層体50の端部領域は、その他の領域と比較して厚みの薄いプレス部51として、形成されている。ここで説明する積層体50は、周縁部となる周状の領域において、圧縮された状態で一体化している。すなわち、圧縮されたプレス部51は、積層体50の周縁に沿って周状に形成されている。
図3に示すように、プレス部51の幅は、積層体50の長手方向における両端部において広くなっている。図3に示すように、圧縮されて剛性が高められたプレス部51において、積層体50は、保持部材41と連結されている。図3に示された例では、積層体50のうちの取り付け部40aをなす部分のほとんどが、プレス部51として形成されている。図3に示された例では、プレス部51に貫通孔52が形成されており、保持部材41には貫通孔52を通過する把持部(ボス)42が設けられている。把持部42と貫通孔52との係合により、積層体50が保持部材41に保持されている。
ただしこの例に限られず、一例として、図4に示すようにして、積層体50が保持部材41によって保持されるようにしてもよい。図4に示された例では、プレス部51をなしている積層体50の長手方向端部が折り返されて、当該部分よりも長手方向内方に位置する部分に縫製ラインLdに沿って縫い付けられている。この折り返された部分によって、積層体50の長手方向端部に輪状部53が形成されている。そして、図4に示された例によれば、保持部材41に固定された例えばピン等からなる把持部42が、積層体50の長手方向端部の輪状部53を挿通することによって、積層体50が保持部材41によって保持されるようになっている。
また、ここで説明する積層体50では、積層体50を構成する多数の層は、圧縮された端部だけではなく向かい合う面の全域において、互いに接合されている。より具体的には、この積層体50において、隣り合う二つの層は、熱可塑性の接着剤を用いて、或いは、層を構成する材料自体の熱可塑性を利用して、溶着(ヒートシール、熱接着)されている。
なお、図3〜図5に示すように、積層体50の側端面は、端部生地(バイアス)45によって覆われている。端部生地45は、縫製ラインLcに沿って積層体50のプレス部51に縫いつけられ、積層体50の周縁に沿って周状に延びている。
ところで、ガード部材40は、主としてベビーカー10に乗車した乳幼児が、ベビーカー本体11から意図せず落下してしまうことを防止することを、主目的として設けられている。このため或る程度の強度を持つこと、典型的には或る程度の力で切断されないことが、ガード部材に要望されている。また、ガード部材40は、ベビーカー10に着座した乳幼児の前方に位置するようになる。したがって、ベビーカー10の走行時等に、乳幼児がガード部材40に接触することもある。このため、乗り心地を悪化させないように、ガード部材40には柔軟性やクッション性も要望されている。さらに、折り畳み動作を阻害しない観点からも、ガード部材40には柔軟性やクッション性が要望されている。このような要望に応えるとともに、さらに所望の形状を安定して付与され得るよう、ガード部材40の積層体50は、次のような層構成を有している。
まず、積層体50は、芯材60と、芯材60の一方の側に設けられた第1外材71と、芯材60の他方の側に設けられた第2外材72と、を有している。また、積層体50は、第1外材71の芯材60とは反対側となる面(すなわち、第1外材71の一方の側の面)に接合された第1表生地73と、第2外材72の芯材60とは反対側となる面(すなわち、第2外材71の他方の側の面)に接合された第2表生地74と、をさらに有している。なお、積層体50がガード部材40の一構成要素としてベビーカー10に装着された際には、積層体50の第1表生地73の側が前方に配置され、積層体50の第2表生地74の側が後方に配置されベビーカー10に乗車した乳幼児に対面する。
上述したように、積層体50をなす隣り合う二つの層は、互いに接合されている。すなわち、第1表生地73および第1外材71は互いに接合され、第1外材71および芯材60は互いに接合され、芯材60および第2外材72は互いに接合され、並びに、第2外材72および第2表生地74は互いに接合されている。図示された例では、第1表生地73および第1外材71の間に、熱可塑性の接合層75が設けられ、この接合層75を介して第1表生地73および第1外材71が溶着されている。また、芯材60の第1外材71側の面が熱可塑性を有しており、芯材60の熱可塑性を利用して、第1外材71および芯材60が溶着されている。さらに、芯材60および第2外材72の間に、熱可塑性の接合層76が設けられ、この接合層76を介して芯材60および第2外材72が溶着されている。さらに、第2外材72および第2表生地74の間に、熱可塑性の接合層77が設けられ、この接合層77を介して第2外材72および第2表生地74が溶着されている。
芯材60は、主として、或る程度の強度、より具体的には、或る程度の抗張力または引っ張り強さをガード部材40に付与する層として機能する。すなわち、芯材60は、図8に示された従来のガード部材100における芯材92の役割を担う。また、芯材60は、適当な嵩を持っており、積層体50に付与されるべき所望の形状の実現に貢献する。
図示された積層体50において、芯材60は、第1熱可塑性エラストマー層64、第1熱接着性繊維集合体61、熱可塑性の接合層66、第2熱接着性繊維集合体62、第2熱可塑性エラストマー層65、および、第3熱接着性繊維集合体63を、第1外材71の側からこの順番で、含んでいる。熱可塑性エラストマー層64、65は、加熱されると軟化して流動性を示し、その一方で冷却されると弾性体に戻る性質を有した層である。すなわち、熱可塑性エラストマー層64、65は、積層体50の柔軟性を維持しながら所定の強度を積層体50に付与している。熱可塑性エラストマー層64、65としては、熱可塑性ポリウレタンからなる層を用いることができる。
一方、熱接着性繊維集合体61、62、63は、加熱により溶融し得る熱接着性繊維からなる層、例えば熱接着性繊維からなる不織布として、構成されている。熱接着性繊維集合体61、62、63は、或る程度の嵩を持つとともに、加熱加圧によって所望の形状に賦型され得る。すなわち、熱接着性繊維集合体61、62、63を含んだ芯材60は、加熱加圧よって所望の三次元形状を付与され得る。また、熱接着性繊維集合体61、62、63は、一般に、高い引っ張り強さ(抗張力)を有しており、これにより、積層体50に優れた強度を付与することができる。さらに、熱接着性繊維集合体61、62、63は嵩を有していることから、後述する第1外材71および第2外材72とは異なるクッション性を、積層体50に付与することができる。
なお、図示された例において、第1熱接着性繊維集合体61および第2熱接着性繊維集合体62は、積層体50の長手方向に直交する断面において、積層体50の両端部まで延びきっていない。そして、第1熱接着性繊維集合体61および第2熱接着性繊維集合体62は、積層体50のプレス部51まで延び入っていない。その一方で、最も後方(最も乳幼児側)に配置された第3熱接着性繊維集合体63は、積層体50のプレス部51まで延び入って積層体50の両端部まで延び亘っている。加えて、第1熱接着性繊維集合体61、第2熱接着性繊維集合体62および第3熱接着性繊維集合体63は、それぞれ異なる厚みを有している。このため、芯材60は、積層体50の積層方向に直交するいずれの面を中心としても、非対称な層構成となっている。このような構成によれば、所望の三次元形状、例えば、所望の三次元曲げ形状を積層体50に安定して付与することが可能となる。
外材71、72は、主として、クッション性をガード部材40に付与する層として機能する。すなわち、比較的高強度の芯材60を挟む位置に配置された外材71、72は、図8に示された従来のガード部材100における外材96の役割を担う。このような外材71、72は、一例として、或る程度の嵩を有して所望のクッション性を発現し得るウレタン層として構成され得る。
表生地73,75は、積層体50の最外層をなしており、ベビーカーに着座する乳幼児や、当該乳幼児の保護者が接触し得る部位である。このため、表生地73,75は、肌触りの良い生地や、汚れを落としやすい生地によって構成され得る。
接合層75、76、77および芯材60内の接合層66は、熱可塑性の接着剤からなる層であり、隣接する二層を溶着するための層として機能する。接合層75、76、77、66は、熱可塑性の性質を有した種々の層から構成され得る。一具体例として、熱可塑性の不織布を、接合層75、76、77、66として用いることができる。
以上のような構成からなる積層体50は、一例として、図6に示された熱プレス加工によって、極めて容易に作製され得る。
図6に示された熱プレス加工においては、まず、上述した積層体50の各層をなすようになる材料(生地、素材)を上述した順番で積層する。次に、積層された材料群を、積層体50に付与されるべき形状に対応するキャビティを有した一対の型81、82で、両側から加圧する。この際、型81,82は、積層体50の各層をなすようになる材料が軟化する温度以上の温度に加熱されている。これにより、積層体50の各層をなす材料が、互いに溶着される。同時に、積層体50の各層をなす材料、とりわけ、第1熱接着性繊維集合体61、第2熱接着性繊維集合体62および第3熱接着性繊維集合体63が、型81,82のキャビティ形状に対応して変形する。次に、必要に応じて成型品の周囲をトリミングすると、積層体50が得られる。
以上の製造方法によれば、一度の熱プレス加工によって、積層体50の成形と積層体50をなす各層の接合(溶着)とを行うことができる。すなわち、高い生産性で積層体50を作製することができ、ガード部材40の製造コストを大幅に低減することが可能となる。
また、型81、82のキャビティ形状や、積層体50の各層をなす材料の種類および量等を適宜調節しておくことによって、所望の断面形状を積層体50に安定して付与することが可能となる。この際、平面的な形状だけでなく、所望の立体的な形状を積層体50に安定して付与することも可能となる。したがって、展開状態のベビーカー10へ取り付けた時と同様の形状(曲がり具合)で積層体50を安定して作製することが可能となり、この場合、ガード部材40のベビーカー本体11への着脱作業が容易になる。
また、得られた積層体50の端部領域には、圧縮された状態で各材料が互いに接合(溶着)されて一体化したプレス部51が形成される。このような積層体50を用いたガード部材40では、煩雑な縫製を行うことなく、積層体50の積層状態が安定することになる。すなわち、安価に製造され得るガード部材40が、当該ガード部材40に期待された機能を安定して発揮することが可能となる。
加えて、上述した熱プレスを用いた製造方法によれば、積層体50のプレス部51において、各材料が互いに接合されるだけなく、プレス部51以外の領域においても、積層体50中に含まれる隣り合う二つの層が互いに接合(溶着)される。すなわち、この積層体50の積層状態は極めて安定することになる。したがって、ガード部材40の使用中に、積層体50が捻られてしまうことがあったとしても、積層体50の積層状態が安定し、これにより、ガード部材40が、当該ガード部材40に期待された機能を安定して発揮し続けることが可能となる。
以上のような本実施の形態によれば、安価に製造され得るガード部材40が、高い自由度で設計された所望の形状を安定して付与されるようになる。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、変形の一例について説明する。
上述した実施の形態において、積層体50の構成について説明したが、上述した層構成以外の層構成を有するようにしてもよい。例えば、積層体50の周囲に積層体50を取り囲む外装材を設けるようにしてもよい。この例において、ガード部材40のガード部40bは、積層体50と外装材とによって形成されるようになる。この外装材は、積層体50と接合されておらず、積層体50から取り外して洗浄することができるようにしてもよい。
また、ガード部材40の全体的な構成を種々変更することも可能である。例えば、上述した実施の形態において、積層体50が保持部材41を介してベビーカー本体11に取り付けられる例を示したが、これに限られず、積層体50の長手方向端部が、リベット等の固定具54(図7参照)を用いて、ベビーカー本体11に取り付けられていても良い。この際、積層体50の長手方向端部がプレス部51として形成されていれば、積層体50をベビーカー本体11のアームレスト28等に安定して固定することができる。
さらに、ガード部材40が、一方の端部56aをベビーカー本体11に固定される第1部材56と、一方の端部57aをベビーカー本体11に固定される第2部材57と、第1部材56の他方の端部56bと第2部材57の他方の端部57bとを開放可能に連結する連結具58と、を備えるようにしてもよい。連結具58は、分離可能に連結され得る一対の部品58a,58b、例えばバックルから構成され得る。このような構成によれば、別途の保持部材を用意する必要がなく、軽量化および製造コストを削減を実現することができる。
また、この例において、第1部材56および第2部材57の少なくとも一方が、積層体50によって構成されるようにしてもよい。この例では、第1部材56の一方の端部56aおよび第2部材57の一方の端部57aによって、ガード部材40の取り付け部40aが構成されており、第1部材56の一方の端部56aおよび第2部材57の一方の端部57aの間に位置する部分によって、ガード部材40のガード部40bが構成されている。
図7に示された例では、第1部材56および第2部材57とも、上述した積層体50と同様に構成され得る積層体として、構成されている。第1部材56は、ベビーカー本体部11に固定される一方の端部56aをプレス部51として形成され、また、連結具58に連結される第1部材56の他方の端部56bもプレス部51として形成されている。第1部材56は、第1端部56aおよび第2端部56bの間においては、上述した積層体50のガード部40bを構成する部分と同様に構成され得る。このような第1部材56は、ベビーカー本体11および連結具58に安定して固定され得る。
また、図7に示された例において、第2部材57は、ベビーカー本体部11に固定される一方の端部57aをプレス部51として形成され、また、連結具58に連結される第2部材57の他方の端部57bもプレス部51として形成されている。さらに、第2部材57は、第1端部57aおよび第2端部57bの間において、上述した積層体50のガード部40bを構成する部分と同様に構成されてもよいし、あるいは、第1端部57aおよび第2端部57bと同様にプレス部51として構成されていてもよい。このような第2部材57は、ベビーカー本体11および連結具58に安定して固定され得る。
また、上述した実施の形態において説明したベビーカー10のベビーカー本体11の構成は、単なる例に過ぎない。例えば、折り畳み不可能にフレーム部15を構成するようにしてもよい。あるいは、特開2011−148454に開示されたベビーカーのように、前後方向に小型化するように折り畳んだ後にさらに折り畳んで幅方向にも小型化させ得るよう、ベビーカー10のベビーカー本体11が構成されていてもよい。具体的には、ベビーカー本体11の幅方向に延びる部材、すなわち、ハンドル13の上方部分、フットレスト17および後方連結部材19がヒンジ(屈曲点)を有し、これらの部材が、上述したように前後方向に小型化するように折り畳まれた後に、さらに、ヒンジを中心として屈曲し得るようにしてもよい。また、上述した実施の形態において説明したベビーカー10のベビーカー本体11において、ハンドル13が背面押し位置と対面押し位置との間を揺動可能に構成されている例を示したが、これに限られず、ハンドル13が背面押し位置に固定されたままに構成されていてもよい。
10 ベビーカー
11 ベビーカー本体
15 フレーム部
40 ガード部材、ガードアーム
40a 取り付け部
40b ガード部
41 保持部材
45 端部生地
50 積層体
51 プレス部
53 輪状部
54 固定具
56 第1部材
56a 一方の端部
56b 他方の端部
57 第2部材
57a 一方の端部
57b 他方の端部
58 連結具
60 芯材
61 第1熱接着性繊維集合体
62 第2熱接着性繊維集合体
63 第3熱接着性繊維集合体
64 第1熱可塑性エラストマー層
65 第2熱可塑性エラストマー層
66 接合層
71 第1外材
72 第2外材
73 第1表生地
74 第2表生地
75 接合層
76 接合層
77 接合層
81 金型
82 金型

Claims (17)

  1. ベビーカーの幅方向に互いから離間して当該ベビーカーに取り付けられる一対の取り付け部と、前記一対の取り付け部の間を延びるガード部と、を有するガード部材であって、
    少なくとも前記ガード部の一部分を構成する積層体であって、芯材と、前記芯材の一方の側に設けられた第1外材と、前記芯材の他方の側に設けられた第2外材と、を含む積層体を備え、
    前記積層体は、前記ガード部を構成する部分における前記ガード部の長手方向に直交する断面内で両端部となる位置において、圧縮された状態で一体化している、ガード部材。
  2. 前記積層体は、前記ガード部を構成する部分における前記ガード部の長手方向に直交する断面内で両端部となる位置において、熱プレス加工により一体化している、請求項1に記載のガード部材。
  3. 前記第1外材および前記芯材は、前記両端部となる位置以外においても互いに接合され、
    前記第2外材および前記芯材は、前記両端部となる位置以外においても互いに接合されている、請求項1または2に記載のガード部材。
  4. 前記芯材は、熱可塑性材料を含んで構成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のガード部材。
  5. 前記芯材は、熱接着性繊維集合体および熱可塑性エラストマー層の少なくとも一つを含んでいる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のガード部材。
  6. 前記芯材は、前記積層体の積層方向に直交する面を中心として非対称な層構成となっている、請求項1〜5のいずれか一項に記載のガード部材。
  7. 前記積層体に含まれている隣り合う二つの層は、互いに接触している領域において互いに接合され、前記積層体が一体化している、請求項1〜6のいずれか一項に記載のガード部材。
  8. 前記第1外材の前記芯材とは反対側となる面に接合された第1表生地と、
    前記第2外材の前記芯材とは反対側となる面に接合された第2表生地と、をさらに備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載のガード部材。
  9. 前記積層体は、周縁部となる周状の領域において、圧縮された状態で一体化している、請求項1〜8に記載のガード部材。
  10. 前記取り付け部を構成する保持部材であって、前記ベビーカーに取り付けられる一対の保持部材を、さらに備え、
    前記積層体の長手方向における端部は、前記取り付け部を構成し、各保持部材によって保持され、
    前記積層体の長手方向における当該端部は、圧縮された状態で一体化している部位である、請求項9に記載のガード部材。
  11. 前記取り付け部を構成し前記ベビーカーに固定される一方の端部を有した第1部材と、
    前記取り付け部を構成し前記ベビーカーに固定される一方の端部を有した第2部材と、
    前記第1部材の他方の端部と前記第2部材の他方の端部とを開放可能に連結する連結具と、を備え、
    前記第1部材および前記第2部材の少なくとも一方が、前記積層体からなる、請求項1〜8のいずれか一項に記載のガード部材。
  12. 前記積層体は、周縁部となる周状の領域において、圧縮された状態で一体化しており、
    前記積層体の前記ベビーカーに固定される一方の端部は、圧縮された状態で一体化している部位である、請求項11に記載のガード部材。
  13. 前記積層体は、周縁部となる周状の領域において、圧縮された状態で一体化しており、
    前記積層体の前記連結具に連結される他方の端部は、圧縮された状態で一体化している部位である、請求項11または12に記載のガード部材。
  14. 前記第1部材が前記積層体からなるとともに、前記第2部材が前記積層体からなる、請求項11〜13のいずれか一項に記載のガード部材。
  15. ベビーカーの幅方向に互いから離間して当該ベビーカーに取り付けられる一対の取り付け部と、前記一対の取り付け部の間を延びるガード部と、を有するガード部材であって、
    少なくとも前記ガード部の一部分を構成する積層体であって、熱プレスによって一体化している積層体を備える、ガード部材。
  16. ベビーカーの幅方向に互いから離間して当該ベビーカーに取り付けられる一対の取り付け部と、前記一対の取り付け部の間を延びるガード部と、を有するガード部材であって、
    前記取り付け部を構成し前記ベビーカーに固定される一方の端部を有した第1部材と、
    前記取り付け部を構成し前記ベビーカーに固定される一方の端部を有した第2部材と、
    前記第1部材の他方の端部と前記第2部材の他方の端部とを開放可能に連結する連結具と、を備える、ガード部材。
  17. 請求項1〜16のいずれか一項に記載のガード部材を備えるベビーカー。
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