JP2011083321A - クッションパッド及びクッションパッドの製造方法 - Google Patents

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JP2011083321A JP2009236466A JP2009236466A JP2011083321A JP 2011083321 A JP2011083321 A JP 2011083321A JP 2009236466 A JP2009236466 A JP 2009236466A JP 2009236466 A JP2009236466 A JP 2009236466A JP 2011083321 A JP2011083321 A JP 2011083321A
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Noriyuki Okabe
憲幸 岡部
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Abstract

【課題】座り心地が良く、製作コストを低廉化することができ、不良品がでるのを抑制することができるクッションパッド及びクッションパッドの製造方法を提供する。
【解決手段】発泡成形されたクッションパッド本体1と、裁断された補強布用基布11の一対の接合部30同士が接合されて立体形状に形成され、クッションパッド本体1の裏面1Uにクッションパッド本体1の発泡成形により積層一体化された補強布10とから成るクッションパッドであって、補強布用基布11の一対の接合部30同士を超音波溶着又は超音波溶断して接合してある。
【選択図】図5

Description

本発明は、
発泡成形されたクッションパッド本体と、
裁断された補強布用基布の一対の接合部同士が接合されて立体形状に形成され、前記クッションパッド本体の裏面に前記クッションパッド本体の発泡成形により積層一体化された補強布とから成るクッションパッド及びクッションパッドの製造方法に関する。
自動車などのシートとして用いられるクッションパッドは、軟質ポリウレタンフォームなどから成る弾力性を備えた軟質フォームの成形品から成る。このようなクッションパッドは、シートフレームに組み付けられてシートとして構成されるが、使用時にシートフレームとの摩擦により異音が発生したり損傷したりするという問題がある。
そこで、異音やクッションパッドの損傷を防止できるように、軟質フォームから成るクッションパッド本体の裏面に、裏打ち部材として不織布などの補強布を軟質フォームの発泡成形により積層一体化している。
すなわち、裁断した補強布用基布の一対の接合部同士を接合して形成した立体形状の補強布を成形型の立体形状の型面に重ね合わせ、
成形型に発泡樹脂原液(ウレタン原液)を供給し発泡させてクッションパッド本体の裏面に前記補強布を積層一体化している。
従来、裁断した補強布用基布の一対の接合部同士を接合して立体形状の補強布を形成する手段として、一対の接合部同士を、金属針を用いて縫い合わせていた(特許文献1参照)。
特開2005−245882号公報
上記従来の構造によれば、
(1) 裁断した補強布の一対の接合部同士を接合して立体形状の補強布を形成するのに、一対の接合部同士をミシンで縫い合わせていたために、縫い代が大きくなって凸部となり、その凸部が表皮材を介して着座者に違和感を感じさせ、座り心地が悪くなりやすかった。
(2) 一対の接合部同士を金属針を用いて縫い合わせていたために、縫製後に検針工程が必要で、検針工程に時間と手間がかかって製作コストが高くなっていた。
(3) 縫製による手段では接合部の接合が十分ではなく、図12に示すように、発泡成形中に縫製部の隙間Sから発泡樹脂原液20が染み出して不良品が出ることがあった。符号10は補強布、30は接合部である。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、座り心地が良く、製作コストを低廉化することができ、不良品が出るのを抑制することができるクッションパッド及びクッションパッドの製造方法を提供する点にある。
請求項1の構成による発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
発泡成形されたクッションパッド本体と、
裁断された補強布用基布の一対の接合部同士が接合されて立体形状に形成され、前記クッションパッド本体の裏面に前記クッションパッド本体の発泡成形により積層一体化された補強布とから成るクッションパッドであって、
前記補強布用基布の一対の接合部同士を超音波溶着又は超音波溶断して接合してある。
[作用・効果]
前記補強布用基布の一対の接合部同士を超音波溶着又は超音波溶断して接合してあるから、一対の接合部同士をミシンで縫い合わせる手段のように接合代(縫い代)が大きくなることがなく、接合代部の凸部を小さくすることができて、着座者が表皮材を介して前記凸部を感じにくくすることができる。これにより座り心地を良くすることができる。
また、金属針を用いないから検針工程が不要であり、検針工程にかけていた時間と手間を省くことができて、製作コストを低廉化することができる。
そして、縫製による手段に比べて接合部の接合強度を十分強くすることができる。その結果、接合部から発泡樹脂原液が染み出すことを防止することができて、不良品が出ることを抑制することができる。
請求項2の構成による発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
発泡成形されたクッションパッド本体と、
裁断された補強布用基布の一対の接合部同士が接合されて立体形状に形成され、前記クッションパッド本体の裏面に前記クッションパッド本体の発泡成形により積層一体化された補強布とから成るクッションパッドであって、
前記補強布用基布の一対の接合部の基端部同士を超音波溶着して接合し、
前記基端部から離間した前記一対の接合部の先端部同士を超音波溶断して接合してある。
[作用・効果]
前記補強布用基布の一対の接合部の基端部同士を超音波溶着して接合し、
前記基端部から離間した前記一対の接合部の先端部同士を超音波溶断して接合してあるから、一対の接合部同士をミシンで縫い合わせる手段のように接合代(縫い代)が大きくなることがなく、接合代部の凸部を小さくすることができて、着座者が表皮材を介して前記凸部を感じにくくすることができる。これにより座り心地を良くすることができる。
また、金属針を用いないから検針工程が不要であり、検針工程にかけていた時間と手間を省くことができて、製作コストを低廉化することができる。
そして、縫製による手段に比べて接合部の接合強度を十分強くすることができる。すなわち、補強布用基布の一対の接合部の基端部同士を超音波溶着して接合することで、一対の接合部の接合強度を十分強くすることができ、しかも、前記基端部から離間した一対の接合部の先端部同士を超音波溶断して接合してあるから、接合強度をさらに強くすることができる。
その結果、接合部から発泡樹脂原液が染み出すことを防止することができて、不良品が出ることを抑制することができる。
請求項3の構成による発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
請求項2による発明の構成において、
前記接合部の長手方向と直交する方向における前記溶断部と溶着部の間隔を、前記接合部の長手方向と直交する方向における前記溶着部の長さと同一に設定してある。
[作用・効果]
請求項2の構成による上記の作用に加えて、次の作用を奏することができる。
前記接合部の長手方向と直交する方向における前記溶断部と溶着部の間隔を、前記接合部の長手方向と直交する方向における前記溶着部の長さと同一に設定してあるから、前記間隔が長くなり過ぎることや短くなり過ぎることを回避することができる。
その結果、前記間隔が長くなり過ぎたときの不具合、すなわち、溶断部と溶着部の間の接合部部分が表皮材を介して着座者に凸部として感じられて座り心地が悪くなる不具合を回避することができる。また、前記溶断部と溶着部の間隔を十分確保することができて、接合部の接合強度を強くすることができる。
請求項4の構成による発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
請求項1〜3のいずれか一つによる発明の構成において、
前記接合部の長手方向と直交する方向に長い筋状の溶着部を、前記接合部の長手方向に間隔を空けて多数配設して、前記補強布用基布の一対の接合部同士を接合してある。
[作用・効果]
請求項1〜3のいずれか一つの構成による上記の作用に加えて、次の作用を奏することができる。
一対の接合部には、これらを接合部の長手方向と直交する方向に剥がそうとする力が加わるが、本発明の構成によれば、前記接合部の長手方向と直交する方向に長い筋状の溶着部を、前記接合部の長手方向に間隔を空けて多数配設して、前記補強布用基布の一対の接合部同士を接合してあるから、上記の剥がそうとする力に十分抗することができて、一対の接合部を剥がれにくくすることができ、一対の接合部の接合強度を十分強くすることができる。
請求項5の構成による発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
請求項1〜4のいずれか一つによる発明の構成において、
着座者の大腿部と臀部を受け止めるシートクッションパッドであり、
クッションパッド本体の前壁の裏面に重ね合わせる第1補強布用基布部分と、
前記クッションパッド本体の側壁の裏面に重ね合わせる第2補強布用基布部分との間に切り込みを形成して構成した一対の切り込み端縁部で前記一対の接合部を各別に構成してある。
[作用・効果]
請求項1〜4のいずれか一つの構成による上記の作用に加えて、次の作用を奏することができる。
クッションパッド本体の前壁とクッションパッド本体の側壁とで形成されるコーナー部は着座者の大腿部が載る個所であり、このような個所に凸部があると座り心地が悪いと感じやすくなるが、本発明の上記構成によれば、上記の個所に対応する補強布用基布の一対の接合部同士を超音波溶着及び/又は超音波溶断して接合してあるから、接合代部の凸部をできるだけ小さくすることができ、着座者が表皮材を介して前記凸部を感じにくくすることができて座り心地を良くすることができる。
請求項6の構成による発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
裁断した補強布用基布の一対の接合部同士を接合する補強布接合工程と、
前記一対の接合部同士を接合して形成した立体形状の補強布を成形型の型面に重ね合わせる補強布装着工程と、
前記成形型に発泡樹脂原液を供給して発泡させる発泡工程と、
クッションパッド本体の裏面に前記補強布が積層一体化したクッションパッドを前記成形型から取り出す脱型工程とから成り、
前記補強布接合工程で、前記補強布用基布の一対の接合部同士を超音波溶着又は超音波溶断して接合するクッションパッドの製造方法。
[作用・効果]
裁断した補強布用基布の一対の接合部同士を補強布接合工程で接合し、前記一対の接合部同士を接合して形成した立体形状の補強布を補強布装着工程で成形型の型面に重ね合わせ、発泡工程で成形型に発泡樹脂原液を供給して発泡させ、クッションパッド本体の裏面に補強布が積層一体化したクッションパッドを脱型工程で成形型から取り出す。
また、前記補強布接合工程で、前記補強布用基布の一対の接合部同士を超音波溶着又は超音波溶断により接合する。
これにより、請求項1の構成による上記作用と同様の作用を奏することができる。
請求項7の構成による発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
裁断した補強布用基布の一対の接合部同士を接合する補強布接合工程と、
前記一対の接合部同士を接合して形成した立体形状の補強布を成形型の型面に重ね合わせる補強布装着工程と、
前記成形型に発泡樹脂原液を供給して発泡させる発泡工程と、
クッションパッド本体の裏面に前記補強布が積層一体化したクッションパッドを前記成形型から取り出す脱型工程とから成り、
前記補強布接合工程で、前記補強布用基布の一対の接合部の基端部同士を超音波溶着して接合し、前記基端部から離間した前記一対の接合部の先端部同士を超音波溶断して接合するクッションパッドの製造方法。
[作用・効果]
裁断した補強布用基布の一対の接合部同士を補強布接合工程で接合し、前記一対の接合部同士を接合して形成した立体形状の補強布を補強布装着工程で成形型の型面に重ね合わせ、発泡工程で成形型に発泡樹脂原液を供給して発泡させ、クッションパッド本体の裏面に補強布が積層一体化したクッションパッドを脱型工程で成形型から取り出す。
また前記補強布接合工程で、前記補強布用基布の一対の接合部の基端部同士を超音波溶着して接合し、前記基端部から離間した前記一対の接合部の先端部同士を超音波溶断して接合する。
これにより、請求項2の構成による上記作用と同様の作用を奏することができる。
本発明によれば、
座り心地が良く、製作コストを低廉化することができ、不良品がでるのを抑制することができるクッションパッド及びクッションパッドの製造方法を提供することができた。
シートクッションパッド(クッションパッド)の斜視図 図1のA−A断面図 図1のB−B断面図 補強布用基布を示す図 接合部の接合状態を示す斜視図 成形型による成形状態を示す縦断面図 ミシン型の超音波溶着溶断装置の斜視図 発泡成形中の溶着部を示す模式図 発泡成形中の溶断部を示す模式図 発泡成形中の溶着溶断部を示す模式図 溶着溶断部を示す模式図 発泡成形中の従来の接合部の接合構造を示す模式図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1〜図3に自動車用のシートクッションパッド100(クッションパッドに相当)を示してある。このシートクッションパッド100は、発泡成形されたクッションパッド本体1と、裁断された補強布用基布11の一対の接合部30同士が接合されて立体形状に形成され、クッションパッド本体1の裏面1Uにクッションパッド本体1の発泡成形により積層一体化された補強布10とから成る。
詳しくは、図4〜図6に示すように、打抜き加工により裁断した補強布用基布11の一対の接合部30同士(後述の一対の切り込み端縁部同士)を接合して形成した立体形状の補強布10を成形型の上型13の型面13Mに重ね合わせ、成形型の下型12に発泡樹脂原液20(ウレタン原液)を供給して発泡させ、クッションパッド本体1の裏面1Uに補強布10を積層一体化して前記シートクッションパッド100を構成してある。
補強布用基布11の裁断は打抜き加工により行うことができるが、補強布用基布11を打抜き加工以外の手段で裁断することもできる。クッションパッド本体1は軟質ポリウレタンフォームで成形されている。
前記クッションパッド本体1は、乗員(着座者)の大腿部と臀部を受け止めるセンター部2と、センター部2の幅方向両側において隆起した左右一対のサイド部3L,3R(側壁に相当)とから成る。左右一対のサイド部3L,3Rの隆起量は小さく設定してあり、サイド部3L,3Rはセンター部2に対してなだらかに連なっている。
センター部2とサイド部3L,3Rとの間、及び、センター部2の前端部とセンター部2の車両前後方向中間部との間には断面U字状、平面視J字状の溝4を形成してある。そして、この溝4の底部の裏側に、溝4の長手方向に沿うワイヤー(図示せず)を埋設し、このワイヤーに表皮材側の係止部材(一例としてフック)を係止させるように構成してある。
また、センター部2の後端部の車幅方向中間部から車両後方側に突出する突出部5を設けてある。突出部5は車幅方向に長く形成されており、突出部5の裏側に車幅方向に沿う断面円弧状の凹部53が形成されている。前記突出部5が車幅方向に沿う車体側のフレームに上方から嵌合して取り付けられる。
クッションパッド本体1の前壁6の裏側に、前壁6の長手方向に沿う下側開放の凹部51を形成し、左右一対のサイド部3L,3Rの裏側に、サイド部3L,3Rの長手方向に沿う下側開放の凹部52を形成してある。
図1に示すように、左側のサイド部3Lの車両後方側の後半部に、車両前後方向に長い第1角孔8を上下方向に貫通・形成してある。サイド部3L,3Rは車両前方側ほど上下方向の長さが長くなるように形成され、サイド部3の上面が車両前方側ほど上方に位置している。
前記補強布10は、シートクッションパッド100の使用時に、フレームとの間のこすれ音の発生を抑制したり、クッションパッド本体1を保護したりする役割を果たしている。補強布10としては、不織布・編織物、これらの積層複合体など、限定されることなく使用することができる。
図4に示すように、前記補強布用基布11はシートクッションパッド100の裏面に対応する形状に形成されており、クッションパッド本体1の前壁6の凹部51の裏面51U(図2参照)に重ね合わせる第1補強布用基布部分21と、クッションパッド本体1の左側のサイド部3Lの裏面52Uに重ね合わせる第2補強布用基布部分22L(図4は下面図であるので図4の紙面右側の第2補強布用基布部分22L)との間にV字状の切り込み37を形成し、一対の切り込み端縁部で前記一対の接合部30を各別に構成してある。前記第1補強布用基布部分21と、クッションパッド本体1の右側のサイド部3Rの裏面52U(図3参照)に重ね合わせる第2補強布用基布部分22Rとの間にもV字状の切り込み37を形成してあり、一対の切り込み端縁部で前記一対の接合部30を各別に構成してある。
また、左側のサイド部3Lの裏面52Uに重ね合わせる第2補強布用基布部分22Lに、左側のサイド部3Lの第1角孔8を開放させる第2角孔48を、左側のサイド部3Lの第1角孔8と同一形状に形成してある。そして、前記突出部5の裏面53Uに重ね合わせる第3補強布用基布部分23を、車両後方側に対応する方向に凸の山形状に形成し、補強布用基布11の周縁部に、成形型の上型13に突設した複数の装着ピンを各別に挿通・係止させる複数の係止孔29を分散させて形成してある。
図5,図8に示すように、前記補強布用基布11の一対の接合部30同士を超音波溶着して接合してある。詳しくは、前記接合部30の長手方向30Nと直交する方向30Tに長い筋状の溶着部25を、接合部30の長手方向30Nに間隔を空けて多数配設して、補強布用基布11の一対の接合部30同士を接合してある。
上記のように、前記補強布用基布11の一対の接合部30同士を超音波溶着して接合してあるから、一対の接合部30同士をミシンで縫い合わせる手段のように接合代(縫い代)が大きくなることがなく、接合代部の凸部を小さくすることができて、着座者が表皮材を介して前記凸部を感じにくくすることができる。これにより座り心地を良くすることができる。
また、金属針を用いないから検針工程が不要であり、検針工程にかけていた時間と手間を省くことができて、製作コストを低廉化することができる。
そして、縫製による手段に比べて接合部30の接合強度を十分強くすることができる。図12に示す従来の技術では、接合部30の隙間Sから発泡樹脂原液20が染み出しやすい不具合がある。これに対して、本発明では、このような不具合を回避することができ、接合部30から発泡樹脂原液が染み出すことを防止することができて、不良品が出ることを抑制することができる。
一対の接合部30には、これらを接合部30の長手方向30Nと直交する方向30Tに剥がそうとする力が加わるが、本発明の構成によれば、前記接合部30の長手方向30Nと直交する方向30Tに長い筋状の溶着部25を、前記接合部30の長手方向30Nに間隔を空けて多数配設して、前記補強布用基布11の一対の接合部30同士を接合してあるから、上記の剥がそうとする力に十分抗することができて、一対の接合部30を剥がれにくくすることができ、一対の接合部30の接合強度を十分強くすることができる。
クッションパッド本体1の前壁6とクッションパッド本体1のサイド部3L,3Rとで形成されるコーナー部は着座者の大腿部が載る個所であり、このような個所に凸部があると座り心地が悪いと感じやすくなるが、本発明の上記構成によれば、上記の個所に対応する補強布用基布11の一対の接合部30同士を超音波溶着して接合してあるから、接合代部の凸部をできるだけ小さくすることができ、前記凸部が表皮材を介して着座者に感じられにくくすることができて座り心地を良くすることができる。
[シートクッションパッド100の製造方法]
シートクッションパッド100の製造方法は次の工程から成る。
(1) 補強布接合工程
打抜き加工により裁断した補強布用基布11の一対の接合部30同士を、図7に示すミシン型の超音波溶着溶断装置55を用いて上記のように超音波溶着して接合する。超音波溶着溶断装置55とこの超音波溶着溶断装置55による超音波溶着とについては後で詳しく説明する。
(2) 補強布装着工程
一対の接合部30同士を接合して形成した立体形状の補強布10を成形型の上型13の型面13Mに重ね合わせ、上型13に突設した複数の装着ピンを、補強布用基布11の周縁部に形成した複数の係止孔29に各別に挿通・係止させる。
(3) 発泡工程
成形型の下型12に発泡樹脂原液20を供給し、下型12に上型13を被せて発泡樹脂原液20を発泡させる。これにより、クッションパッド本体1の裏面1Uに補強布10が積層一体化される。
(4) 脱型工程
下型12に対して上型13を開き、クッションパッド本体1の裏面1Uに補強布10が積層一体化したシートクッションパッド100を下型12から取り出す。
[超音波溶着溶断装置55の構造]
図7に示すように、超音波溶着溶断装置55はミシン型であり、
補強布用基布11を載置するキャスター67付きの支柱66に支持された長方形状のテーブル60と、
テーブル60に載置した補強布用基布11の一対の接合部30を押圧する加工ローラ61を備えた押圧機構部62と、
加工ローラ61に超音波振動を与える超音波振動部63と、
加工ローラ61を昇降操作するためのぺダル64とを備えている。
押圧機構部62には、一対の接合部30を押圧して接合部30の姿勢を整える押圧ローラ65を設けてある。加工ローラ61と押圧ローラ65は横軸芯周り回転する。また、加工ローラ61は押圧ローラ65よりも作業者側(超音波溶着溶断装置55を操作する作業者の手前側)に位置する。
そして、加工ローラ61を補強布用基布11の一対の接合部30上を転動させながら一対の接合部30同士を接合する。
これにより、例えば作業者の力で一対の接合部30を押圧する場合よりも、一対の接合部30に強い押圧力を加えて一対の接合部30同士を接合することができ、一対の接合部30の接合強度を強くすることができる。
本実施形態では、超音波溶着溶断装置55として、
株式会社プロコの超音波溶着機 PUSシリーズのうちPUS−1150WA<アームタイプ・幅広型>(以上、商品名)」を用いている。
この超音波溶着機において、
工具ホーン振幅は80μm(p−p)
超音波発振器の最大超音波出力は500W
発振周波数は20KHzである。
押圧機構部62には、エアーシリンダで加工ローラ61を昇降させる昇降機構(図示せず)を設けてある。加工ローラ61は、テーブル60の下側に配置されたぺダル64の足踏み操作によって昇降する。これにより加工ローラ61の昇降を簡単に行うことができる。
[超音波溶着溶断装置55による接合部30の接合]
(1) 図4に示すように、クッションパッド本体1の前壁6の凹部51の裏面51Uに重ね合わせる第1補強布用基布部分21の一対の接合部30のうち、左側(図4は下面図であるので図4の紙面右側)の接合部30を、クッションパッド本体1の左側のサイド部3Lの裏面52Uに重ね合わせる第2補強布用基布部分22L側の接合部30に上から重ね合わせる。
(2) 互いに重ね合わせた一対の接合部30同士をそれらの基端部30Kから先端部30Sに向かって超音波溶着する。基端部30Kとは切り込み37の内奥部側の端部、先端部30Sとは切り込み方向で前記内奥部とは反対側の端部である。
(3) クッションパッド本体1の右側のサイド部3Rの裏面52Uに重ね合わせる第2補強布用基布部分22R側の接合部30を、クッションパッド本体1の前壁6の凹部51の裏面51Uに重ね合わせる第1補強布用基布部分21の右側(図4は下面図であるので図4の紙面左側)の接合部30に上から重ね合わせる。
(4) 互いに重ね合わせた一対の接合部30同士をそれらの基端部30Kから先端部30Sに向かって超音波溶着する。
(5) 第1補強布用基布部分21の長手方向中間部であって、かつ、第1補強布用基布部分21の長手方向と直交する方向の中間部のうち、前記長手方向に間隔を空けて位置する一対の中間部分21Tを、第1補強布用基布部分21の長手方向に沿う軸心周りにそれぞれ折り曲げて、重なりあった部分同士を超音波溶着してくせづけする。
この場合、一方の中間部分21Tを超音波溶着した後、補強布用基布11を横方向にずらして他方の中間部分21Tを超音波溶着する。
図5に、超音波溶着した接合部30を示してある。接合部30の長手方向30Nと直交する方向30Tにおける溶着部25の長さL1は1.5mmであり、厚みは0.6mmである。
[第2実施形態]
本実施形態は第1実施形態とは、前記一対の接合部30同士を、超音波溶着に換えて超音波溶断により接合する点で異なる。その他の構造は同じである。
図4,図6,図9に示すように、打抜き加工により裁断した補強布用基布11の一対の接合部30同士(一対の切り込み端縁部同士)を超音波溶断して接合してあり、このように接合して形成した立体形状の補強布10を成形型の上型13の型面13Mに重ね合わせ、成形型の下型12に発泡樹脂原液20を供給して発泡させ、クッションパッド本体1の裏面1Uに補強布10を積層一体化して前記シートクッションパッド100を構成してある。超音波溶断とは、一対の接合部30同士を超音波により溶断しながら接合することである。
[第2実施形態のシートクッションパッド100の製造方法]
シートクッションパッド100の製造方法は、第1実施形態のシートクッションパッド100の製造方法とほぼ同じで、前記(1)の補強布接合工程が次のように異なっている。
(1) 補強布接合工程
打抜き加工により裁断した補強布用基布11の一対の接合部30同士を、前記ミシン型の超音波溶着溶断装置55を用いて超音波溶断して接合する。
上記のように、前記補強布用基布11の一対の接合部30同士を超音波溶断して接合してあるから、一対の接合部30同士をミシンで縫い合わせる手段のように接合代(縫い代)が大きくなることがなく、接合代部の凸部を小さくすることができて、着座者が表皮材を介して前記凸部を感じにくくすることができる。これにより座り心地を良くすることができる。
また、金属針を用いないから検針工程が不要であり、検針工程にかけていた時間と手間を省くことができて、製作コストを低廉化することができる。
そして、縫製による手段に比べて接合部30の接合強度を十分強くすることができる。図12に示す従来の技術では、接合部30の隙間Sから発泡樹脂原液20が染み出しやすい不具合がある。これに対して、本発明では、このような不具合を回避することができ、接合部30から発泡樹脂原液が染み出すことを防止することができて、不良品が出ることを抑制することができる。
[第3実施形態]
本実施形態は第1実施形態とは、前記一対の接合部30同士を、超音波溶着に加えて超音波溶断により接合する点で異なる。その他の構造は同じである。
図4,図6,図10,図11に示すように、打抜き加工により裁断した補強布用基布11の一対の接合部30(一対の切り込み端縁部)の基端部30K同士を超音波溶着して接合し、前記基端部30Kから離間した一対の接合部30の先端部30S同士を超音波溶断して接合してある。
このように接合して形成した立体形状の補強布10を成形型の上型13の型面13Mに重ね合わせ、成形型の下型12に発泡樹脂原液20を供給して発泡させ、クッションパッド本体1の裏面1Uに補強布10を積層一体化して前記シートクッションパッド100を構成してある。前述のように、基端部30Kとは切り込み37の内奥部側の端部、先端部30Sとは切り込み方向で前記内奥部とは反対側の端部である。
図11に示すように、接合部30の長手方向30Nと直交する方向30Tにおける前記溶着部25の長さL1は1.5mm、接合部30の長手方向30Nと直交する方向30Tにおける溶断部26と溶着部25の間隔L2は1.5mmである。溶着部25の厚みは0.6mmである。
このように、前記接合部30の長手方向30Nと直交する方向30Tにおける前記溶断部26と溶着部25の間隔L2を、前記接合部30の長手方向30Nと直交する方向30Tにおける前記溶着部25の長さL1と同一に設定してあるから、前記間隔L2が長くなり過ぎることや短くなり過ぎることを回避することができる。
その結果、前記間隔L2が長くなり過ぎたときの不具合、すなわち、溶断部26と溶着部25の間の接合部部分30Aが表皮材を介して着座者に凸部として感じられて座り心地が悪くなる不具合を回避することができる。また、前記溶断部26と溶着部25の間隔L2を十分確保することができて、接合部の接合強度を強くすることができる。
[第3実施形態のシートクッションパッド100の製造方法]
シートクッションパッド100の製造方法は、第1実施形態のシートクッションパッド100の製造方法とほぼ同じで、前記(1)の補強布接合工程が次のように異なっている。
(1) 補強布接合工程
打抜き加工により裁断した補強布用基布11の一対の接合部30の基端部30K同士を、ミシン型の超音波溶着溶断装置55を用いて超音波溶着して接合し、基端部30Kから離間した一対の接合部30の先端部30S同士を超音波溶断して接合する。
第3実施形態の発明によれば、
前記補強布用基布11の一対の接合部30の基端部30K同士を超音波溶着して接合し、前記基端部30Kから離間した前記一対の接合部30の先端部30S同士を超音波溶断して接合してあるから、一対の接合部30同士をミシンで縫い合わせる手段のように接合代(縫い代)が大きくなることがなく、接合代部の凸部を小さくすることができて、着座者が表皮材を介して前記凸部を感じにくくすることができる。これにより座り心地を良くすることができる。
また、金属針を用いないから検針工程が不要であり、検針工程にかけていた時間と手間を省くことができて、製作コストを低廉化することができる。
そして、縫製による手段に比べて接合部30の接合強度を十分強くすることができる。すなわち、補強布用基布11の一対の接合部30の基端部30K同士を超音波溶着して接合することで、一対の接合部30の接合強度を十分強くすることができ、しかも、前記基端部30Kから離間した一対の接合部30の先端部30S同士を超音波溶断して接合してあるから、接合強度をさらに強くすることができる。その結果、接合部30から発泡樹脂原液20が染み出すことを防止することができて、不良品が出ることを抑制することができる。
[別実施形態]
(1) 本発明のクッションパッドは、自動車用のシートバックパッドにも適用することができ、自動車用以外のクッションパッドにも適用することができる。
(2) 各実施形態で挙げた数値は一例であり、別の数値であってもよい。
1 クッションパッド本体
1U クッションパッド本体の裏面
2 センター部
3L 側壁(左側のサイド部)
3R 側壁(右側のサイド部)
4 溝
5 突出部
6 前壁
8 第1角孔
10 補強布
11 補強布用基布
12 成形型(下型)
13 成形型(上型)
13M 上型の型面
20 発泡樹脂原液
21 第1補強布用基布部分
21T 中間部分
22L 第2補強布用基布部分(左側のサイド部の裏面に重ね合わせる第2補強布用基布部分)
22R 第2補強布用基布部分(右側のサイド部の裏面に重ね合わせる第2補強布用基布部分)
23 第3補強布用基布部分
25 溶着部
26 溶断部
29 係止孔
30 接合部(切り込み端縁部)
30A 接合部部分
30K 基端部
30S 先端部
30N 接合部の長手方向
30T 接合部の長手方向と直交する方向
37 切り込み
48 第2角孔
51 凹部(前壁の裏側の凹部)
51U 前壁の裏面
52 凹部(サイド部の裏側の凹部)
52U サイド部の裏面
53 凹部(突出部の裏側の凹部)
55 ミシン型の超音波溶着溶断装置
60 テーブル
61 加工ローラ
62 押圧機構部
63 超音波振動部
64 ペダル
65 押圧ローラ
100 シートクッションパッド(クッションパッド)
L1 溶着部の長さ
L2 溶断部と溶着部の間隔

Claims (7)

  1. 発泡成形されたクッションパッド本体と、
    裁断された補強布用基布の一対の接合部同士が接合されて立体形状に形成され、前記クッションパッド本体の裏面に前記クッションパッド本体の発泡成形により積層一体化された補強布とから成るクッションパッドであって、
    前記補強布用基布の一対の接合部同士を超音波溶着又は超音波溶断して接合してあるクッションパッド。
  2. 発泡成形されたクッションパッド本体と、
    裁断された補強布用基布の一対の接合部同士が接合されて立体形状に形成され、前記クッションパッド本体の裏面に前記クッションパッド本体の発泡成形により積層一体化された補強布とから成るクッションパッドであって、
    前記補強布用基布の一対の接合部の基端部同士を超音波溶着して接合し、
    前記基端部から離間した前記一対の接合部の先端部同士を超音波溶断して接合してあるクッションパッド。
  3. 前記接合部の長手方向と直交する方向における前記溶断部と溶着部の間隔を、前記接合部の長手方向と直交する方向における前記溶着部の長さと同一に設定してある請求項2記載のクッションパッド。
  4. 前記接合部の長手方向と直交する方向に長い筋状の溶着部を、前記接合部の長手方向に間隔を空けて多数配設して、前記補強布用基布の一対の接合部同士を接合してある請求項1〜3のいずれか一つに記載のクッションパッド。
  5. 着座者の大腿部と臀部を受け止めるシートクッションパッドであり、
    クッションパッド本体の前壁の裏面に重ね合わせる第1補強布用基布部分と、
    前記クッションパッド本体の側壁の裏面に重ね合わせる第2補強布用基布部分との間に切り込みを形成して構成した一対の切り込み端縁部で前記一対の接合部を各別に構成してある請求項1〜4のいずれか一つに記載のクッションパッド。
  6. 裁断した補強布用基布の一対の接合部同士を接合する補強布接合工程と、
    前記一対の接合部同士を接合して形成した立体形状の補強布を成形型の型面に重ね合わせる補強布装着工程と、
    前記成形型に発泡樹脂原液を供給して発泡させる発泡工程と、
    クッションパッド本体の裏面に前記補強布が積層一体化したクッションパッドを前記成形型から取り出す脱型工程とから成り、
    前記補強布接合工程で、前記補強布用基布の一対の接合部同士を超音波溶着又は超音波溶断して接合するクッションパッドの製造方法。
  7. 裁断した補強布用基布の一対の接合部同士を接合する補強布接合工程と、
    前記一対の接合部同士を接合して形成した立体形状の補強布を成形型の型面に重ね合わせる補強布装着工程と、
    前記成形型に発泡樹脂原液を供給して発泡させる発泡工程と、
    クッションパッド本体の裏面に前記補強布が積層一体化したクッションパッドを前記成形型から取り出す脱型工程とから成り、
    前記補強布接合工程で、前記補強布用基布の一対の接合部の基端部同士を超音波溶着して接合し、前記基端部から離間した前記一対の接合部の先端部同士を超音波溶断して接合するクッションパッドの製造方法。
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