JP2013246130A - 河川マイルマーカー表示システム - Google Patents

河川マイルマーカー表示システム Download PDF

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Abstract

【課題】 河川用地図が不要で、レーダ装置のレーダ映像上で容易にマイルマーカーを表示できる河川マイルマーカー表示システムを提供する。
【解決手段】 基準局からの距離を標記するマイルマーカーを河川のレーダ映像上に表示する河川マイルマーカー表示システム1であって、自船Sの空中線2で受信したレーダエコーのビデオ波形に基づいてレーダ映像を生成する信号処理部12と、自船Sの位置を検出するGPS受信機3と、各マイルマーカーの標記情報と設置位置を含むマイルマーカー情報200と、自船Sの位置とマイルマーカー情報とに基づいてレーダ映像内に存在するマイルマーカーの標記情報をレーダ映像に重ねて画面に表示するレーダシステム制御部14と、を備える、ことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、河川における基準局からの距離を標記するマイルマーカーを、レーダ映像上に表示する河川マイルマーカー表示システムに関するものである。
マイルマーカーは、鉄道、道路、河川などの基準局の起点から現在位置までの距離を標記する距離標識の一つであり、起点の地名と距離とが各々標記されるものである。このマイルマーカーは、特に、河川においては、鉄道や道路に比べて周囲に目印や目標物が少ないため、船員はマイルマーカーを視認することで自船の現在位置を特定する。
そこで、河川を航行する船舶には、河川マイルマーカー表示システムが搭載されているものがあり、マイルマーカーを操舵室などに配設された画面に表示可能になっている。具体的には、従来の河川マイルマーカー表示システムは、マイルマーカーを含む河川用地図(電子地図)と、GPS(Global Positioning System)受信機によって取得した自船の現在位置とに基づいて、河川用地図上に自船の現在位置とともにマイルマーカーを表示するようになっている。
また、自船の現在位置に基づいて、船舶用レーダ装置により得られたレーダ映像と河川用地図の映像とを重ね合わせて表示したり、並列に表示したりすることによって各種情報を得る技術が知られている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
このように従来の河川マイルマーカー表示システムは、自船の現在位置に基づいて、河川用地図をレーダ映像などの情報にオーバーレイする(重ね合わせる)ことで、各種情報とともにマイルマーカーを表示するものである。
特開2001−281331号公報 特開2002−372583号公報 特開2005−096674号公報
しかしながら、従来の河川マイルマーカー表示システムでは、河川用地図を参照しなければマイルマーカー情報が得られなかった。このため、河川用地図を購入する必要があり、設備費用(システム費用)が高額になるという問題があった。また、レーダ装置を用いた場合は、情報量の多い河川用地図を表示すると、レーダ装置の表示処理に高負荷がかかるため、レーダ装置の表示処理能力が低い場合は処理速度が著しく低下したり、処理が不可能となるおそれがあった。
そこでこの発明は、河川用地図が不要で、レーダ装置のレーダ映像上で容易にマイルマーカーを表示できる河川マイルマーカー表示システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、基準局からの距離を標記するマイルマーカーを河川のレーダ映像上に表示する河川マイルマーカー表示システムであって、自船の空中線で受信したレーダエコーのビデオ波形に基づいてレーダ映像を生成するレーダ映像生成手段と、自船の位置を検出する位置検出手段と、各マイルマーカーの標記情報と設置位置を含むマイルマーカー情報を記憶するマーカー情報記憶手段と、前記自船の位置と前記マイルマーカー情報とに基づいて前記レーダ映像内に存在するマイルマーカーの標記情報を前記レーダ映像に重ねて画面に表示する処理手段と、を備える、ことを特徴とする河川マイルマーカー表示システムである。
この発明によれば、各マイルマーカーの標記情報と設置位置とを含むマイルマーカー情報をマーカー情報記憶手段に記憶し、自船の位置情報を位置検出手段により検出するとともに、自船の空中線で受信したビデオ波形に基づくレーダ映像を生成することで、当該レーダ映像内に存在すべきマイルマーカーの標記情報が位置情報に基づいてマーカー情報記憶手段から読み出されてレーダ映像に重ねて画面に表示される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の河川マイルマーカー表示システムにおいて、自船の航行軌跡を記憶する軌跡記憶手段を備え、前記処理手段は、前記航行軌跡と前記自船の位置とに基づいて、次に通過すると予測されるマイルマーカーを前記マーカー情報記憶手段から割り出し、該マイルマーカーを画面に表示する、ことを特徴とする。
この発明によれば、軌跡記憶手段を備えて航行軌跡を記憶することで、この航行軌跡と自船の位置とに基づいて、マーカー情報記憶手段から割り出して、次に通過すると予測されるマイルマーカーが画面に表示される。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の河川マイルマーカー表示システムにおいて、自船の速度を計測する速度計測手段を備え、前記処理手段は、前記自船の位置と速度と前記マイルマーカー情報とに基づいて、入力されたマイルマーカーに到達するまでに要する時間を算出して画面に表示する、ことを特徴とする。
この発明によれば、速度計測手段により自船の速度が計測され、この計測された速度とともに、自船の位置と速度とマイルマーカー情報とに基づくことで、処理手段が、入力されたマイルマーカーに到達するまでに要する時間を算出して画面に表示される。
請求項1に記載の発明によれば、自船の位置と マーカー情報記憶手段に記憶したマーカー情報とに基づいて、レーダ映像内に存在すべきマイルマーカーの標記情報を取得することができる。つまり、河川用地図を用いなくても、レーダ映像内に存在すべきマイルマーカーの標記情報を取得することができるので、データ量の多い河川用地図を表示するような高負荷の処理が不要となるので、レーダ映像とともに迅速にマイルマーカー情報を表示することができる。その結果、レーダ装置の表示処理能力に負担をかけることがなく、表示処理能力の低いレーダ装置であっても適用することが可能になる。また、河川用地図を購入する必要がないため、自船に搭載された装置の設備費用を大幅に低減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、次に通過すると予測されるマイルマーカーが画面に表示されるため、船員が自船Sの進行方向を容易に把握することができる。その結果、自船Sの進行方向の誤認を防止して、安全に航行できる。
請求項3に記載の発明によれば、入力されたマイルマーカーに到達するまでに要する時間を算出して画面に表示できるため、船員が人為的に時間を算出する手間がなくなる。その結果、航行時の不要な作業(時間の算出)が低減されて航行をスムーズに行うことができる。
この発明の実施の形態1に係る河川マイルマーカー表示システムの構成を示す概略構成ブロック図である。 図1の河川マイルマーカー表示システムにおいて、航行時に表示される画面を示す概略図である。 図2の河川マイルマーカー表示システムにおいて、接岸時に表示される画面を示す概略図である。 図1のレーダシステム制御部のマイルマーカー映像生成タスクによる処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る河川マイルマーカー表示システムにおいて、航行時に表示される画面を示す概略図である。 この発明の実施の形態3に係る河川マイルマーカー表示システムの構成を示す概略構成ブロック図である。
以下、この実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1ないし図4は、この発明の実施1の形態を示している。河川マイルマーカー表示システム1は、基準局(例えば河口)からの距離を標記するマイルマーカーMを、河川Rのレーダ映像上に表示するものである。
ここで、図1に示すように、各マイルマーカーMの標記情報と設置位置(緯度、経度)を含むマイルマーカー情報200は、インターネットなどの通信回線NWを介して公開されており、ダウンロード可能である。マイルマーカーMの標記情報には、河川IDと、基準局からの距離(マイル数)であるポストナンバーとから構成されるポスト名を含んでいる。ポスト名は、具体的には例えば、河川ID「MI」(ミシシッピ川)、ポストナンバー「195」の場合は、「MI195」となる。そして、このポスト名が、後述する処理においてマイルマーカーMとして表示部7に表示されるようになっている。また、マイルマーカー情報200は、通信回線NWに接続されたパーソナルコンピュータ(PC)300に配設された接続端子(USBポート)に接続した外部記憶装置(USBメモリ)400に、ダウンロードするものとする。
河川マイルマーカー表示システム1は、主として、空中線としての空中線部2と、位置検出手段としてのGPS受信機3と、方位センサ4と、操作部6と、表示部7と、外部メモリ接続部8と、これらを制御などする制御部10とを有している。
空中線部2は、船舶用レーダ装置であって、自船Sの周囲に存在する物標、例えば陸地(河岸)Bや他船を探知するためのものである。空中線部2は、航行中は常時、自船Sから広範囲かつ全方向に対して無線信号を送信して、その無線信号を受信した物標からの反射波(レーダエコー)を受信し、後述する制御部10のADC(Analog Digital Converter)11にレーダビデオ波形として伝送するようになっている。また、空中線部2は、後述する空中線部制御部13によって、送信パルス信号ごとに無線信号を送信し、その送信パルス信号ごとにレーダエコーを受信するように制御されている。さらに、空中線部2は、空中線部制御部13によってその回転が制御されている。
GPS受信機3は、航行中は常時、GPSアンテナで受信したGPS信号に基づいて位置情報に換算することによって、自船Sの現在位置(緯度、経度)を取得し、後述する制御部10のレーダシステム制御部14に伝送するものである。
方位センサ4は、例えばジャイロコンパスで構成されており、自船Sの船首方位を計測して、後述する制御部10のレーダシステム制御部14に伝送するものである。
操作部6は、操舵室などに配設されるコントローラであり、河川マイルマーカー表示システム1に対する操作を行えるようになっている。例えば、操作部6は、自船Sの目的地(目的マイルマーカー)や通過点(通過マイルマーカー)などの入力、設定や、表示部7に表示するレーダ映像の表示レンジを調節するために表示倍率(拡大率、縮小率)の入力、設定などを行う。
表示部7は、操舵室などに配設されるものであり、液晶ディスプレイなどの表示装置で構成され、図2に示すように河川Rのレーダ映像と、レーダ映像内に存在するマイルマーカーMを重ねて表示する。表示部7は、主として、例えばレーダ映像表示部70と、航行情報表示部71と、警報設定情報表示部72と、その他設定情報表示部73と、自船情報等表示部74とを有している。レーダ映像表示部70には、河川Rのレーダ映像を表示する。具体的には例えば、レーダ映像表示部70には、河川Rのレーダ映像とともに自船Sから近いマイルマーカーM〜Mの設置位置に、そのポスト名(「MI295」〜「MI297」)が表示されている。航行情報表示部71は、航行中の河川名711、自船Sから最も近いマイルマーカーMのポスト名712、目的マイルマーカー713、714、などを表示するようになっている。また、警報設定情報表示部72には、操作部6によって入力、設定された警報のON/OFFの設定状態を表示し、その他設定情報表示部73には、その他の河川マイルマーカー表示システム1の設定情報を表示し、自船情報等表示部74には、自船Sの船速などを表示するようになっている。
また、表示部7は、操作部6を介して拡大率、縮小率を調節し、表示レンジを変更可能となっている。例えば、拡大率を大として表示レンジを小に(表示範囲を狭く)すると、表示部7は図3に示すように自船Sの現在位置周辺が拡大された表示となる。
外部メモリ接続部8は、例えばUSBメモリ400などの外部記憶媒体を接続可能となっている。この外部メモリ接続部8に、USBメモリ400が接続されると、データ読取機能を有するプログラム、タスクが起動されて、USBメモリ400に記憶されたマイルマーカー情報200は、制御部10のシステムメモリ141が記憶するようにプログラミングされている。
制御部10は、空中線部2と、GPS受信機3と、方位センサ4と、操作部6と、表示部7と、外部メモリ接続部8とをそれぞれ制御する機能を有している。制御部10は、主として、ADC11と、レーダ映像生成手段としての信号処理部12と、座標変換用メモリ121と、信号処理用メモリ122と、空中線部制御部13と、処理手段としてのレーダシステム制御部14と、表示制御部15と、グラフィックメモリ151、I/F16とを有している。
ADC11は、空中線部2から受信したレーダビデオ波形をサンプリングするとともに、アナログ信号からデジタル信号に変換し、信号処理部12に伝送するものである。
信号処理部12は、デジタル信号に変換されたレーダビデオ波形に基づいて、レーダ映像を生成する機能を有している。具体的には、信号処理部12は、ADC11から受信したレーダビデオ波形を、第1レイヤとして表示部7に表示するために、座標の変換処理、レーダエコーの減衰量の調節、干渉除去などの処理を行ってデータを生成する機能を有するプログラム、タスクである。座標の変換処理とは、空中線部2の角度や、方位センサ4で測定した自船Sの船首方位に基づいて、レーダビデオ波形を表示部7に表示可能となるように座標を変換する処理である。その際、座標変換のデータを、座標変換用メモリ121に一時的に記憶する。また、干渉除去とは、レーダエコーに含まれる水面からの反射波などのノイズを除去する処理である。この信号処理部12は、処理に係るデータを一時的に信号処理用メモリ122に記憶する。そして、信号処理部12によって処理されたデータは、システムメモリ141が記憶する。
空中線部制御部13は、空中線部2の無線信号の送信およびレーダエコーの受信のタイミングや、空中線部2の回転制御などをしている。
レーダシステム制御部14は、自船Sの現在位置とマイルマーカー情報とに基づいて、レーダ映像内に存在するマイルマーカーMの標記情報をレーダ映像に重ねて画面に表示する機能を有するプログラム、タスクである。このレーダシステム制御部14における処理は、航行中は常時起動され、実行されるようにプログラミングされている。このレーダシステム制御部14は、具体的には、以下の処理を行う複数のプログラム、タスクで構成されている。
まず、レーダシステム制御部14は、信号処理部12によって生成されたデータを各方位方向でレンジビン(データ単位)ごとにシステムメモリ141から取り出して、レーダ映像を生成して、第1レイヤに表示するデータをグラフィックメモリ151に伝送する機能を有するプログラム、タスクを有している(レーダ映像生成タスク)。つまり、レーダ映像生成タスクは、信号処理部12から表示部7に表示可能なデータを受信し、データ単位毎のレーダ映像を生成して、第1のレイヤに表示するデータをグラフィックメモリ151に伝送するようになっている。
また、レーダシステム制御部14は、GPS受信機3や方位センサ4で受信したデータに基づいて、例えば設定された目的マイルマーカーや通過マイルマーカーなどの位置情報と関連付けられた図形、シンボルマークなどを、自船Sの現在位置から計算される画面上の位置に表示するデータ、つまり、第2レイヤに表示するデータをグラフィックメモリ151に伝送する機能を有するプログラム、タスクを有している(第2レイヤ生成タスク)。
さらに、レーダシステム制御部14は、システムメモリ141に記憶しているマイルマーカー情報200に基づいて、自船Sの現在位置から計算される画面上の位置に表示するデータ、つまり、第2レイヤに表示するデータをグラフィックメモリ151に伝送する機能を有するプログラム、タスクを有している(マイルマーカー映像生成タスク)。マイルマーカー映像生成タスクは、具体的には、図4に示すフローチャートに基づいた処理を行う。
まず、自船Sの現在位置を取得し(ステップS11)、表示部7に表示されるレーダ映像の表示範囲を取得する(ステップS12)。ここで、レーダ映像の表示範囲とは、操作部6を介して設定された表示部7の表示レンジによって、例えば自船Sの現在位置を中心とした半径Xkmの円などになっている。そして、レーダ映像の表示範囲に含まれる、つまり、自船Sの現在位置に近いマイルマーカー情報200に基づいて表示部7に表示すべきマイルマーカーMを取得する(ステップS13)。そして、取得したマイルマーカーMから、1つのマイルマーカーMを取得する(ステップS14)。そして、該マイルマーカーMについて、表示部7における表示位置を算出する(ステップS15)。つまり、該マイルマーカーMの設置位置に基づいて、レーダ映像の該当位置に表示されるように表示位置を算出する。そして、ステップS13で取得したすべてのマイルマーカーMについて処理が終了したか否かを判定する(ステップS16)。終了していないと判定した場合(「NO」の場合)は、ステップS14に戻ってすべてのマイルマーカーMについて処理が終了するまでステップS14からステップS16の処理を繰り返す。終了したと判定した場合(「YES」の場合)は、すべてのマイルマーカーMが算出した表示位置に表示されるように第2レイヤに表示するデータとしてグラフィックメモリ151に伝送して(ステップS17)、このタスクの処理を終了する。
このようなレーダ映像生成タスクと、第2レイヤ生成タスクと、マイルマーカー映像生成タスクとの処理は同期がとられており、各タスクで生成されたデータによって表示部7のレーダ映像表示部70に表示する映像は整合性を持って形成されるようになっている。
システムメモリ141は、マイルマーカー情報200と、信号処理部12によって処理されたデータを記憶している。ここで、システムメモリ141に、マイルマーカー情報200を記憶しているのは、レーダシステム制御部14による処理を高速化するためである。
表示制御部15は、グラフィックメモリ151に記憶されている第1レイヤのレーダ映像に、第2レイヤの図形やシンボルマーク、マイルマーカーM、さらに画面構成上必要な情報を重ね合わせて、表示部7に表示する機能を有するプログラム、タスクである。表示制御部15は、グラフィックメモリ151に記憶されているデータが更新されるたびに、表示部7に表示する映像をリフレッシュするようにプログラミングされており、表示部7には常に最新の映像が表示されるようになっている。
グラフィックメモリ151は、第1レイヤに表示するためのレーダ映像と、第2レイヤに表示するための図形やシンボルマーク、マイルマーカーMなどを記憶している。
このようにして、図2および図3に示すように表示部7は、船舶の航行中は自船Sの現在位置における映像(第1および第2のレイヤー)を常に表示している。
次に、このような構成の河川マイルマーカー表示システム1において、マイルマーカーMをレーダ映像上に表示する表示方法および作用について説明する。
まず、PC300に配設されたUSBポートに接続したUSBメモリ400に、マイルマーカー情報200がダウンロードされる。そして、マイルマーカー情報200を記憶したUSBメモリ400が、外部メモリ接続部8に接続されると、データ読取機能を有するプログラム、タスクが起動されて、I/F16を介してシステムメモリ141にマイルマーカー情報200が記憶される。
つぎに、船舶が航行を開始すると、河川マイルマーカー表示システム1が起動される。これにより、船舶の航行中は常時、空中線部2と、GPS受信機3と、方位センサ4とが作動しており、レーダビデオ波形や自船Sの現在位置などのデータが随時、制御部10に伝送されている。
そして、信号処理部12においては、ADC11から受信したレーダビデオ波形を第1レイヤとして表示部7に表示するための処理が行われて、そのデータがシステムメモリ141に記憶される。つぎに、レーダシステム制御部14のレーダ映像生成タスクによって、第1のレイヤに表示するためのデータが生成されると、そのデータがグラフィックメモリ151に記憶される。
また、レーダシステム制御部14の第2レイヤ生成タスクによって、目的マイルマーカーや通過マイルマーカーなどの位置情報と関連付けられた図形、シンボルマークなどのデータ、つまり、第2レイヤに表示するデータが生成されると、そのデータがグラフィックメモリ151に記憶される。
さらに、レーダシステム制御部14のマイルマーカー映像生成タスクによって、自船Sの現在位置に近いマイルマーカーMが第2レイヤに表示するデータとして生成されると、そのデータがグラフィックメモリ151に記憶される。
つづいて、表示制御部15によって、グラフィックメモリ151に記憶されている第1レイヤのレーダ映像に、第2レイヤの図形やシンボルマーク、マイルマーカーM、さらに画面構成上必要な情報が重ね合わせられて、図2に示すように表示部7に表示される。
そして、自船Sが航行して現在位置が変わり、グラフィックメモリ151に記憶されているデータが更新されるたびに、表示部7に表示される映像がリフレッシュされる。つまり、表示部7には常に最新の映像が表示される。
このようにして、表示部7には、常に自船Sの周囲にあるマイルマーカーMが、河川Rのレーダ映像上に表示される。
以上のように、河川マイルマーカー表示システム1によれば、自船Sの現在位置とシステムメモリ141に記憶したマイルマーカー情報200とに基づいて、表示部7のレーダ映像内に存在すべきマイルマーカーMを取得することができる。また、取得したマイルマーカーMは、レーダ映像に重ねて表示するため、河川用地図を用いなくてもマイルマーカーMを表示することができる。その結果、河川用地図を表示するような高負荷な表示処理がなくなるため、表示処理能力の低い既存のレーダ装置であっても処理能力を低下することなく適用することができる。また、河川用地図を購入する必要がなくなるので、設備費用を大幅に低減することができる。
また、河川用地図を用いなくても、図2に示すようにレーダ映像で地形が特定され河岸Bを把握することができるので、安価な構成で航行に必要なマイルマーカーMを表示するだけで、適切な航行支援が可能である。
(実施の形態2)
この実施の形態では、河川マイルマーカー表示システムは、システムメモリ141に自船Sの航行軌跡を記憶する軌跡記憶手段としての軌跡データベース(図示略)を備え、レーダシステム制御部14は、航行軌跡と自船Sの現在位置とに基づいて、次に通過すると予測されるマイルマーカーMをシステムメモリ141に記憶したマイルマーカー情報200から割り出し、該マイルマーカーMを画面に表示する機能を有するプログラム、タスク(マイルマーカー通過予測タスク)を有している点でのみ実施の形態1における河川マイルマーカー表示システム1と異なる。このため、実施の形態1と同等の構成については、その説明を省略する。以下の実施の形態においても同様である。
具体的には、レーダシステム制御部14は、マイルマーカー映像生成タスクの処理後に、マイルマーカー通過予測タスクによって、マイルマーカー映像生成タスクのステップS13で取得した表示部7に表示すべきマイルマーカーMの中から、軌跡データベースに記憶している航行軌跡と自船Sの現在位置とに基づいて、次に通過すると予測されるマイルマーカーMをシステムメモリ141に記憶したマイルマーカー情報200から割り出す。すなわち、航行軌跡から自船の進行方向を判定し、その進行方向に沿って、通過したマイルマーカーMの次のマイルマーカーMを取得する。そして、グラフィックメモリ151に記憶されている該マイルマーカーMが例えばフォントを大として強調表示されるようなデータとなるようにグラフィックメモリ151に伝送して(上書きして)、このタスクの処理を終了する。
このように、図5に示すように次に通過すると予測されるマイルマーカーMが、他のマイルマーカーM、Mと区別されて強調表示されて画面に表示されるため、船員が自船Sの進行方向を容易に把握することができる。その結果、自船Sの進行方向の誤認を防止して、安全に航行できる。
つまり、例えば図3に示すように、自船Sが接岸する際に表示部7の表示レンジを狭くし、レーダ映像からは自船Sの進行方向が識別困難となった場合であっても、次に通過すると予測されるマイルマーカーMが強調表示されることによって、自船Sの進行方向を把握することができる。具体的には例えば、下流側から上流側に航行している際に、積荷の積み上げ、積み下ろしのために、積荷の積まれた側を接岸するために下流側に船首を向けて(進行方向とは逆側に船首を向けて)接岸したような場合であっても、次の進行方向を誤認せず、容易に把握することができる。
(実施の形態3)
この実施の形態では、図6に示すように河川マイルマーカー表示システム100は、自船Sの船速を計測する速度センサ5を備え、レーダシステム制御部14は、自船Sの位置と速度とシステムメモリ141に記憶したマイルマーカー情報200とに基づいて、操作部6によって入力、設定された目的マイルマーカーまたは通過マイルマーカーに到達するまでに要する時間を算出して画面に表示する機能を有するプログラム、タスク(到着予測時間算出タスク)を有している点でのみ実施の形態1における河川マイルマーカー表示システム1と異なる。
具体的には、操作部6を介して目的マイルマーカーまたは通過マイルマーカー(設定マイルマーカー)が入力、設定されると、レーダシステム制御部14は、到着予測時間算出タスクを起動する。そして、自船Sの現在位置と設定マイルマーカーとの距離を算出し、その距離を自船Sの速度で除することによって所要時間を算出して、マイルマーカー到着予測時間を算出する。そして算出したマイルマーカー到着予測時間を図2に示すように表示部7の航行情報表示部71の到着予測時間表示部715に表示する。この到着予測時間算出タスクは、所定間隔で起動されるようにプログラミングされており、常に最新の自船Sの現在位置と速度とに基づいてマイルマーカー到着予測時間を算出し、表示するようになっている。
このように、この河川マイルマーカー表示システムによれば、入力された設定マイルマーカーに到達するまでに要する時間を算出して画面に表示できるため、船員が人為的に時間を算出する手間がなくなる。その結果、航行時の不要な作業(時間の算出)が低減されて航行をスムーズに行うことができる。この際に、速度センサ5によって計測された自船Sの速度を用いることで、河川の流速が考慮されているため、より正確なマイルマーカー到着予測時間を算出することができる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、河川マイルマーカー表示システム1の表示部7のみに表示するように説明したが、これに限定されるものでなく、グラフィックメモリ151に記憶している第1レイヤのレーダ映像、第2レイヤの図形やシンボルマーク、マイルマーカーMを、他の航法支援装置(例えば河川用地図表示装置)へ伝送して表示することも可能である。
また、マイルマーカー情報200は、システムメモリ141ではなく、高速で読取可能な外部記憶媒体から直接読み出すようにしてもよい。
さらに、速度センサ5を配設せずに、GPS受信機3で受信したGPS信号に基づいて換算した位置情報の時間変化から、速度を算出するようにしてもよいことはもちろんである。
1 河川マイルマーカー表示システム
12 信号処理部(レーダ映像生成手段)
14 レーダシステム制御部(処理手段)
15 表示制御部
2 空中線部(空中線)
3 GPS受信機(位置検出手段)
4 方位センサ
5 速度センサ(速度計測手段)
6 操作部
7 表示部(画面)
8 外部メモリ接続部
200 マイルマーカー情報
300 パーソナルコンピュータ
400 USBメモリ
100 河川マイルマーカー表示システム
M マイルマーカー
S 自船

Claims (3)

  1. 基準局からの距離を標記するマイルマーカーを、河川のレーダ映像上に表示する河川マイルマーカー表示システムであって、
    自船の空中線で受信したレーダエコーのビデオ波形に基づいて、レーダ映像を生成するレーダ映像生成手段と、
    自船の位置を検出する位置検出手段と、
    各マイルマーカーの標記情報と設置位置を含むマイルマーカー情報を記憶するマーカー情報記憶手段と、
    前記自船の位置と前記マイルマーカー情報とに基づいて、前記レーダ映像内に存在するマイルマーカーの標記情報を前記レーダ映像に重ねて画面に表示する処理手段と、
    を備えることを特徴とする河川マイルマーカー表示システム。
  2. 自船の航行軌跡を記憶する軌跡記憶手段を備え、
    前記処理手段は、前記航行軌跡と前記自船の位置とに基づいて、次に通過すると予測されるマイルマーカーを前記マーカー情報記憶手段から割り出し、該マイルマーカーを画面に表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の河川マイルマーカー表示システム。
  3. 自船の速度を計測する速度計測手段を備え、
    前記処理手段は、前記自船の位置と速度と前記マイルマーカー情報とに基づいて、入力されたマイルマーカーに到達するまでに要する時間を算出して画面に表示する、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の河川マイルマーカー表示システム。
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