JP2013239881A - 車両接近通報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度変化、電源電圧変動、経年劣化等の要因に伴う発音体での発音の音圧の変化を抑制し、通報性を低下させることを抑制する。
【解決手段】スピーカ40から出力される通報音を集音するマイク24を備え、マイク24から出力される信号に基づいて発音体40から出力される通報音の音圧が一定となるように音声信号を補正する(S106)。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両に搭載され、発音体から通報音を発生させることにより、車両が接近していることを周囲に通報する車両接近通報装置に関するものである。
近年、電気自動車(EV車)やハイブリッド車(HV車)などでは、その構造的に発生騒音が小さく、これらの車両の接近を歩行者が気付き難いということから、歩行者などの周囲に車両が近くにいるという認知度を上げるために擬似走行音を発生させる車両接近通報装置が搭載されつつある(例えば、特許文献1参照)。
この車両接近通報装置では、スピーカを介して擬似走行音などの接近通報音を発音しているが、スピーカ出力音圧については、大きければ通報性はあがるが騒音性が問題になり、逆に、小さければ騒音性は満足するが通報性が下がってしまうという問題がある。このため、通報性と騒音性の双方を満足できるレベルでスピーカ出力音圧が設定される。
特開2009−35195号公報
しかしながら、車両接近通報装置は、車両に搭載されるものであり、スピーカが車両の環境温度に応じた影響を受けることになる。具体的には、スピーカは車室外、例えばエンジンルーム内に搭載されることになり、そのエンジンルーム内の使用温度範囲が−40〜110℃といった広い温度範囲(150℃幅)となり、スピーカが受ける影響が大きくなる。例えば、スピーカのボイスコイル材料は銅であり、銅の抵抗率の温度係数が約4000ppm/℃となるため、ボイスコイルインピーダンスは、150℃幅で約60%変化することになる。すなわち、スピーカ出力音圧は、次式で表されることになるため、温度上昇に伴って低下し、150℃幅だと温度変化の影響だけで単純に4dB低下してしまう。
(数1)
[1/スピーカインピーダンス]∝[スピーカ電流]∝[スピーカ出力音圧]
特に、スピーカ搭載位置がエンジンルーム内であった場合、車両の走行前後にエンジンルーム内の温度が大きく上昇するため、スピーカからの発音の音圧が低下し、通報性を低下させるという問題がある。
また、発音体の音圧は、電源電圧変動やスピーカの経年劣化等の要因によっても変化する。すなわち、温度変化だけでなく、電源電圧変動やスピーカの経年劣化等の要因によっても発音体の音圧が変化し、通報性を低下させるという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、温度変化、電源電圧変動、経年劣化等の要因に伴う発音体での発音の音圧の変化を抑制し、通報性を低下させることを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、車両に搭載され、発音体(40)から通報音を発生させることにより、車両が接近していることを周囲に通報する車両接近通報装置であって、発音体(40)から通報音を発生させるための音声信号を生成する音声信号生成手段と、発音体(40)から出力される通報音を集音するマイク(24)と、を備え、音声信号生成手段は、マイク(24)から出力される信号に基づいて発音体(40)から出力される通報音の音圧が一定となるように音声信号を補正する補正手段(S106)を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、発音体(40)から出力される通報音を集音するマイク(24)を備え、マイク(24)から出力される信号に基づいて発音体(40)から出力される通報音の音圧が一定となるように音声信号が補正されるので、温度変化、電源電圧変動、経年劣化等の要因に伴う発音体での発音の音圧の変化を抑制し、通報性を低下させることを抑制することができる。
また、請求項2に記載の発明は、発音体(40)から通報音を発生させる回路を搭載した回路基板(25)と、発音体(40)および回路基板(25)を収納する筐体(1〜3)と、を備え、発音体(40)は、通報音を発生させる振動板(40a)を有し、筐体内には、当該筐体(1〜3)の内壁、振動板(40a)および回路基板(25)によって密閉空間が形成されており、マイク(24)は、密閉空間内に配置されていることを特徴としている。
車両接近通報装置は、車両のエンジンルーム内等、車室外に取り付けられるため高い防水性能や防塵性能が要求される。特に、通報音を集音するマイク(24)の特性が水滴や埃等によって変化してしまうと、通報音の音圧を一定とするような音声信号の補正を行うことができなくなることが考えられるが、上記した構成によれば、発音体(40)から通報音を発生させる回路を搭載した回路基板(25)と、発音体(40)および回路基板(25)を収納する筐体(1〜3)と、を備え、発音体(40)は、通報音を発生させる振動板(40a)を有し、筐体内には、当該筐体(1〜3)の内壁、振動板(40a)および回路基板(25)によって密閉空間が形成されており、マイク(24)は、密閉空間内に配置されているので、水滴や埃等によるマイク(24)の特性の変化を抑制することができ、更に、周囲の騒音による影響を低減することもできる。
また、請求項3に記載の発明は、マイク(24)は、密閉空間と接する回路基板(25)上に搭載されていることを特徴としている。
このような構成によれば、マイク(24)は、密閉空間と接する回路基板(25)上に搭載されているので、例えば、マイク(24)と回路基板(25)との間を接続する配線を不要とすることができ、小型化が可能である。また、信頼性を向上することができ、更に、組み付け時の作業性を向上することもできる。
また、請求項4に記載の発明は、発音体(40)を収納する筐体(1〜3)を備え、発音体(40)は、通報音を発生させる振動板(40a)を有し、筐体内には、当該筐体(1〜3)の内壁と振動板(40a)によって密閉空間が形成されており、マイク(24)は、密閉空間内に配置されていることを特徴としている。
通報音を集音するマイク(24)の特性が水滴や埃等によって変化してしまうと、通報音の音圧を一定とするような音声信号の補正を行うことができなくなることが考えられるが、上記した構成によれば、発音体(40)を収納する筐体(1〜3)を備え、発音体(40)は、通報音を発生させる振動板(40a)を有し、筐体内には、当該筐体(1〜3)の内壁と振動板(40a)によって密閉空間が形成されており、マイク(24)は、密閉空間内に配置されているので、請求項2に記載された発明と同様に、水滴や埃等によるマイク(24)の特性の変化を特性することができる。また、周囲の騒音による影響を低減することもできる。
また、請求項5に記載の発明は、マイク(24)から出力される信号に基づいて発音体(40)の故障を判定する故障判定手段(S104)と、故障判定手段(S104)により発音体(40)が故障であると判定された場合、発音体(40)が故障であることを示す信号を出力して故障を通知する故障通知手段(S108)と、を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、マイク(24)から出力される信号に基づいて発音体(40)の故障を判定し、発音体(40)が故障であると判定した場合、発音体(40)が故障であることを示す信号を出力して故障を通知するので、ユーザに発音体(40)の故障を容易に認識させることが可能である。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(a)は本発明の一実施形態に係る車両接近通報装置の正面図、(b)は車両接近通報装置の側面図、(c)は車両接近通報装置の下面図である。 図1(a)中のII−II線に沿った断面図である。 車両接近通報装置のブロック構成図である。 車両接近通報装置の制御部のフローチャートである。 スピーカボイスコイルの抵抗率の温度特性を示した図である。 温度と音圧レベルとの関係を示した図である。
本発明の一実施形態に係る車両接近通報装置の構造を図1に示す。(a)は本車両接近通報装置の正面図、(b)は車両接近通報装置の側面図、(c)は車両接近通報装置の下面図である。なお、本車両接近通報装置は、車両のエンジンルーム内等に取り付けられ、スピーカ等の発音体から通報音を発生させることにより、車両が接近していることを周囲に通報するものである。
車両接近通報装置は、樹脂製の第1ケース1、樹脂製の第2ケース2および樹脂製のカバー3によって筐体が構成されている。
図2に、図1(a)中のII−II線に沿った断面図を示す。図に示すように、第1ケース1は、略円筒状のケース筒部11を備えている。このケース筒部11の一端側開口部に、円筒状の第2ケース2が固着され、ケース筒部11の他端側開口部に、この開口部を覆う円盤状のカバー3が嵌合されている。
ケース筒部11の内部には、隔壁12が設けられている。ケース筒部11内の空間は、この隔壁12により2分割されている。より詳細には、ケース筒部11と隔壁12と第2ケース2とによって第1空間4が形成され、ケース筒部11と隔壁12とカバー3とによって第2空間5が形成されている。
第1空間4と第2空間5との間には、これらの空間を遮るように、通報音を発生させるスピーカの振動子40aが設けられている。より詳細には、スピーカの振動子40aを、ケース筒部11と隔壁12とに挟み込み固着している。これにより、ケース筒部11と隔壁12と第2ケース2とスピーカの振動子40aとによって第1空間4を密閉空間としている。この第1空間4には、スピーカより出力される通報音を集音するマイク24等を搭載したプリント基板(回路基板)25が配置されている。なお、マイク24は、スピーカの振動子40aよりも第2ケース2側の密閉された第1空間4と接するプリント基板25上に搭載されている。
図3に、本車両接近通報装置のブロック構成を示す。車両接近通報装置20には、車両の車速に応じた車速信号を車両接近通報装置20へ出力する車速センサ30が接続されている。
車両接近通報装置20は、制御部21、ローパスフィルタ(以下、LPFという)22、パワーアンプ(以下、AMPという)23、マイク24、マイクアンプ25およびスピーカ40を備えている。
制御部21は、CPU、メモリ、I/O等を備えたマイクロコンピュータとして構成されており、CPUはメモリに記憶されたプログラムに従って各種処理を実施する。制御部21のメモリには、PCMデータなどの接近通報音データも記憶されている。
また、制御部21は、音声信号を生成する音声信号生成部(図示せず)を有している。本実施形態における音声信号生成部は、CPUより出力されるデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換回路を有している。このD/A変換回路により、音声信号の振幅や周波数等を変更することが可能となっている。制御部21は、メモリに記憶された接近通報音データを用いて音声信号(電圧波形信号)を生成し、生成した音声信号を出力する。
LPF22は、制御部21の信号生成部より入力される音声信号(電圧波形信号)に含まれる高周波のノイズ成分を除去するために設けられている。
AMP23は、LPF22を介して制御部21より入力される信号の電圧を増幅し、この増幅した電圧を出力する。スピーカ40が発音する音圧は、AMP23から供給される電流の大きさ(振幅)に応じて決まり、AMP23から供給される電流の大きさは、音声信号生成部より出力される音声信号(電圧波形信号)の出力波形によって決まる。
スピーカ40は、図2に示した振動子40aを有しており、AMP23から供給される電流に応じた音圧の通報音を振動子40aより発生させる。
マイク24は、スピーカ40より出力される通報音を集音するために設けられている。マイクアンプ25は、マイク24より出力される信号を増幅するものである。なお、本実施形態では、マイク24として、コンデンサーマイクが用いられている。
なお、制御部21、LPF22、AMP23、マイク24、マイクアンプ25等を構成している回路部品は、図2に示したプリント基板25に搭載されている。
本実施形態における制御部21は、スピーカ40から出力される通報音を集音するマイク30より入力される信号に基づいてスピーカ40から出力される通報音の音圧が一定となるように音声信号(電圧波形信号)を補正する。
図4に、制御部21のフローチャートを示す。本車両接近通報装置20は、車両のイグニッションスイッチがオン状態となると動作状態となる。制御部21は、車速センサ30より入力される車速信号に基づいて車速が所定速度(例えば20km/h)未満か否かを判定し、車速が所定速度未満であると判定した場合、図4に示す処理を実施する。
まず、音声信号(電圧波形信号)を生成する(S100)。予め定められた振幅および周波数の電圧波形信号を生成し、生成した電圧波形信号をLFP22と接続された信号出力端子から出力する。
なお、この電圧波形信号は、LFP22を介してAMP23に入力され、AMP23により増幅される。そして、AMP23より供給される電流に応じた音圧の通報音がスピーカ40から出力される。
次に、スピーカ40から出力される通報音の音圧を特定する(S102)。スピーカ40から出力される通報音の音圧は、マイク30より入力される信号に基づいて特定することができる。具体的には、マイク30より入力される信号に基づいて通報音の音圧の積分値を算出し、この通報音の音圧の積分値から平均出力音圧を算出する。
次に、通報音の音圧が第1の基準値範囲内か否かに基づいてスピーカ40が故障しているか否かを判定する(S104)。
ここで、スピーカ40から正常に通報音が出力されており、スピーカ40より出力される通報音の音圧が第1の基準値範囲内となっている場合、S104の判定はYESとなり、次に、スピーカ40より出力される通報音の音圧が一定となるように音声信号を補正する(S106)。本実施形態では、スピーカ40より出力される通報音の音圧が一定となるようにするための振幅係数kを求め、この振幅係数kをS100にて生成した電圧波形信号に掛け合わせることで、補正後の電圧波形信号を生成し、それを信号生成部から出力する。
具体的には、メモリには、マイク30より入力される信号に基づいて特定される通報音の平均出力音圧とスピーカ40より出力される通報音の音圧レベルの関係を示した演算式もしくはマップが記憶されており、その演算式に通報音の平均出力音圧を代入して振幅係数kを算出したり、マップから通報音の平均出力音圧に対応する振幅係数kを選択したりしている。
なお、スピーカ40より出力される通報音の音圧が低くなりマイク30より入力される信号に基づいて特定される通報音の平均出力音圧が第2の基準値よりも低くなると、振幅係数kを大きくしてスピーカ40より出力される通報音の音圧が高くなる。反対に、スピーカ40より出力される通報音の音圧が高くなりマイク30より入力される信号に基づいて特定される通報音の平均出力音圧が第2の基準値よりも高くなると、振幅係数kを小さくしてスピーカ40より出力される通報音の音圧が低くなる。
このようにして、スピーカ40より出力される通報音の音圧が一定となるように制御される。
また、例えば、経時劣化等によるスピーカ40の故障によりスピーカ40から報知音が出力されず、スピーカ40からの通報音の音圧が第1の基準値範囲内から外れた場合には、S104の判定はNOとなり、次に、スピーカ40が故障であることを示す信号を出力して故障を通知する(S108)。本車両接近通報装置は、メータ表示を行うためのメータECU等と通信接続するための外部接続インタフェースを有しており、スピーカ40からの通報音の音圧が第1の基準値範囲内から外れた場合には、その外部接続インタフェースを介してスピーカ40が故障であることを示す信号を出力する。なお、メータECUは、スピーカ40が故障であることを示す信号を受信すると、メータ内に設けられたスピーカの故障を示すLEDを点灯させるようになっている。
図5は、スピーカボイスコイルの抵抗率の温度特性を示した図であり、図6は、温度と音圧レベルとの関係を示した図である。図5に示すように、例えば、スピーカ3のボイスコイル材料は銅であり、銅の抵抗率の温度係数が約4000ppm/℃となるため、ボイスコイルインピーダンスは、150℃幅で約60%変化することになる。
このため、図6の破線で示したように、温度変化に伴って接近通報音電圧波形信号の電圧レベルを変更しなかった場合、実際にスピーカ3から出力される車両接近通報音の音圧レベルは温度上昇に伴って低下する。例えば、−40〜110℃に変化した場合のように、150℃幅だと温度変化の影響だけで単純に4dB低下してしまう。したがって、スピーカ40より出力される通報音の音圧が一定となるようにするための振幅係数kを演算し、その振幅係数kを接近通報音電圧波形信号に掛け合わせることでスピーカ3での発音の音圧レベルを補正でき、スピーカ3から車両接近通報音を発音したときに、その音圧レベルが一定値となるようにする。
なお、温度変化だけでなく、電源電圧変動やスピーカの経年劣化等の要因によってもスピーカ40の音圧が変化し、通報性が低下する場合があるが、電源電圧変動やスピーカの経年劣化等の要因によりスピーカ40の音圧が変化した場合にも、その音圧レベルが一定値となるように制御される。
上記した構成によれば、スピーカ40から通報音を発生させるための音声信号を生成する音声信号生成部と、スピーカ40から出力される通報音を集音するマイク24を備え、マイク24から出力される信号に基づいてスピーカ40から出力される通報音の音圧が一定となるように音声信号が補正されるので、温度変化、電源電圧変動、経年劣化等の要因に伴う発音体での発音の音圧の変化を抑制し、通報性を低下させることを抑制することができる。
車両接近通報装置20は、車両のエンジンルーム内等、車室外に取り付けられるため高い防水性能や防塵性能が要求される。特に、通報音を集音するマイク24の特性が水滴や埃等によって変化してしまうと、通報音の音圧を一定とするような音声信号の補正を行うことができなってしまうことが考えられるが、上記した構成によれば、スピーカ40から通報音を発生させる回路を搭載したプリント基板25と、スピーカ40および回路基板25を収納する筐体1〜3と、を備え、スピーカ40は、通報音を発生させる振動板40aを有し、筐体内には、当該筐体1〜3の内壁、振動板40aおよび回路基板25によって密閉空間が形成されており、マイク24は、密閉空間内に配置されているので、水滴や埃等によるマイク24の特性の変化を抑制することができ、更に、周囲の騒音による影響を低減することもできる。
また、マイク24は、プリント基板25上に搭載されているので、例えば、マイク24と回路基板25との間を接続する配線を不要とすることができ、小型化が可能である。また、信頼性を向上することができ、更に、組み付け時の作業性を向上することもできる。
また、マイク24から出力される信号に基づいてスピーカ40の故障を判定し、スピーカ40が故障であると判定した場合、スピーカ40が故障であることを示す信号を出力して故障を通知するので、ユーザにスピーカ40の故障を容易に認識させることが可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
上記実施形態では、筐体内に、当該筐体1〜3の内壁と振動板40aによって密閉空間を形成し、更に、この密閉空間内にマイク24を搭載した回路基板25を配置して、当該筐体1〜3の内壁、振動板40aおよび回路基板25によって密閉空間を形成し、この密閉空間内にマイク24を配置した構成を示したが、筐体1〜3の内壁と振動板40aによって密閉空間を形成することなく、筐体1〜3の内壁、振動板40aおよび回路基板25によって密閉空間を形成し、この密閉空間内にマイク24を配置した構成としてもよい。
また、上記実施形態では、筐体内に、当該筐体1〜3の内壁、振動板40aおよび回路基板25によって密閉空間を形成し、この密閉空間内にマイク24を配置した構成を示したが、回路基板25を利用することなく、筐体内に、当該筐体
1〜3の内壁と振動板40aによって密閉空間を形成し、この密閉空間内にマイク24を配置するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、発音体としてスピーカ40を用いたが、ブザー等を用いることもできる。
また、上記実施形態では、マイク24として、コンデンサーマイクを用いたが、コンデンサーマイクに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、音声信号生成手段として、制御部21のCPUより出力されるデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換回路を有する音声信号生成部を例に説明したが、このような構成に限定されるものではない。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、制御部21の音声信号生成部が音声信号生成手段に相当し、S106が補正手段に相当し、S104が故障判定手段に相当し、S108が故障通知手段に相当する。
1 第1ケース
2 第2ケース
3 カバー
20 車両接近通報装置
24 マイク
30 車速センサ
40 スピーカ
40a 振動子

Claims (5)

  1. 車両に搭載され、発音体(40)から通報音を発生させることにより、車両が接近していることを周囲に通報する車両接近通報装置であって、
    前記発音体(40)から通報音を発生させるための音声信号を生成する音声信号生成手段と、
    前記発音体(40)から出力される前記通報音を集音するマイク(24)と、を備え、
    前記音声信号生成手段は、前記マイク(24)から出力される信号に基づいて前記発音体(40)から出力される前記通報音の音圧が一定となるように前記音声信号を補正する補正手段(S106)を備えたことを特徴とする車両接近通報装置。
  2. 前記発音体(40)から通報音を発生させる回路を搭載した回路基板(25)と、
    前記発音体(40)および前記回路基板(25)を収納する筐体(1〜3)と、を備え、
    前記発音体(40)は、前記通報音を発生させる振動板(40a)を有し、
    前記筐体内には、当該筐体(1〜3)の内壁、前記振動板(40a)および前記回路基板(25)によって密閉空間が形成されており、
    前記マイク(24)は、前記密閉空間内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両接近通報装置。
  3. 前記マイク(24)は、前記密閉空間と接する前記回路基板(25)上に搭載されていることを特徴とする請求項2に記載の車両接近通報装置。
  4. 前記発音体(40)を収納する筐体(1〜3)を備え、
    前記発音体(40)は、前記通報音を発生させる振動板(40a)を有し、
    前記筐体内には、当該筐体(1〜3)の内壁と前記振動板(40a)によって密閉空間が形成されており、
    前記マイク(24)は、前記密閉空間内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両接近通報装置。
  5. 前記マイク(24)から出力される信号に基づいて前記発音体(40)の故障を判定する故障判定手段(S104)と、
    前記故障判定手段(S104)により前記発音体(40)が故障であると判定された場合、前記発音体(40)が故障であることを示す信号を出力して故障を通知する故障通知手段(S108)と、を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車両接近通報装置。
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