JP2013238923A - タッチパネル用前面板、タッチパネル用前面板とタッチパネルセンサーとの一体型センサー基板、およびこれらを備えた表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチパネル用前面板の額縁部の遮光性、体積抵抗率、および、誘電率を向上する。
【解決手段】タッチパネルに使用されるタッチパネル用前面板であって、前面板には、その一面上の周縁部に形成され、所定の形状の表示領域を区画する額縁部を備え、額縁部がカーボンを含有してスクリーン印刷法で形成され、額縁部の光学濃度(OD値)が4.0以上で、かつ、体積抵抗率が1.0×109Ω・cm以上、誘電率が35以下である。
【選択図】図5
【解決手段】タッチパネルに使用されるタッチパネル用前面板であって、前面板には、その一面上の周縁部に形成され、所定の形状の表示領域を区画する額縁部を備え、額縁部がカーボンを含有してスクリーン印刷法で形成され、額縁部の光学濃度(OD値)が4.0以上で、かつ、体積抵抗率が1.0×109Ω・cm以上、誘電率が35以下である。
【選択図】図5
Description
本発明は表示装置用のタッチパネル用前面板に関し、より詳細には周縁部に額縁部を備えたタッチパネル用前面板に関する。
近年、携帯電話機や、携帯情報端末などの電子機器の操作部にはタッチパネルが採用されている。タッチパネルは、液晶パネルや有機EL(Electro−Luminescence)などの表示デバイスの表示画面上に、指などの接触位置を検出可能な位置入力装置を貼り合わせて構成される。タッチパネルの方式としては、抵抗膜式、静電容量式、光学式、超音波式に大別されるが、それぞれメリット/デメリットがあるため用途に応じて使い分けられている。静電容量式には、更に、表面型と投影型とがある。投影型静電容量式タッチパネルは、X方向及びY方向にグリッド上に配列された複数の電極を備え、マルチタッチが可能であり、現在急速に普及しつつある。
投影型静電容量式のタッチパネルセンサー基板には、フィルムタイプとガラスタイプがある。フィルムタイプには、軽量・割れにくい、というメリットがあるものの、高精細配線パターンの形成が困難で、配線を覆う額縁部が大きくなり、表示エリアが狭くなるという問題や、表面の平滑性の差により、ガラスタイプより見栄えが悪いという問題がある。スマートフォンやタブレットコンピュータでは、ガラスタイプが採用されることが多く、今後は、ガラスタイプの普及が見込まれる。
投影型静電容量式タッチパネルセンサー基板は、一般的に5層構造、すなわち、金属配線、X方向用及びY方向用の2層の透明電極、2層の透明電極間の層間絶縁層、表面の保護層からなる。また、層間絶縁層を有機膜で形成することによってガラス基板の片面に2層の透明電極層を形成した片面構造と、ガラス基板を層間絶縁層としても使用し、2層の透明電極層をガラスの両面に分けて形成した両面構造の2つに大別される。
ここで、携帯電話機などのディスプレイには、最表面には前面板(カバーガラス)を設けた構造を採用することが一般的である。この前面板には周辺部の配線などを隠すための遮光性の高い材料からなる額縁部が形成される。この額縁部には、機器のデザインに応じて様々な色や模様を施すことができる。額縁部に色や模様を施す場合、スクリーン印刷で額縁部を形成することが一般的である。ただし、額縁部に色々な色や模様を施すとコストアップに繋がるため、額縁部は黒色とするのが主流である(例えば、特許文献1参照)。
図14に、従来の携帯電話機などに使われるタッチパネルの前面板の一例を示す。図14において、(a)は断面図であり、(b)は平面図である。また、図14(b)に示す二点鎖線は、(a)の断面図の切断位置を表す。
図14(a)、(b)に示すように、前面板102上には矩形枠状の額縁部103が形成され、額縁部103の内側が表示領域110となっている。
この黒色の額縁部をスクリーン印刷で形成するときに使用するインキは、隠蔽性・着色力の点から、一般的には、カーボンを顔料として分散させた材料が使用される。額縁部には表示領域からの漏れ光を遮断する目的や、額縁部に設けられるLEDランプなどのサイン用開口窓周辺の漏れ光を遮断する目的で、高い遮光性が求められている。
従来、額縁部の遮光性を向上させる目的で、組成物中に含まれる遮光成分であるカーボンの含有量を多くする試みがなされている。しかしながら、後工程で熱履歴を加えた際、カーボンを多く分散させた材料は体積抵抗率が低く、誘電率も高くなってしまうためタッチパネルを駆動させた際、誤動作を起こしてしまう不具合や、ガラスとの密着性が低下する不具合があった。
またカーボンの含有量を上げずに膜厚を厚くすることによっても遮光性を向上することができる。しかし額縁部の膜厚を厚くすると、後工程で絶縁膜、保護膜などを形成する際、額縁部周辺にムラが発生する不具合や、膜厚を均一に成膜できない不具合があった。
本発明は、上記の不都合を解決することを目的とし、以下の構成を特徴とする。
本発明の第1の局面は、タッチパネルに使用されるタッチパネル用前面板であって、前面板には、その一面上の周縁部に形成され、所定の形状の表示領域を区画する額縁部を備え、額縁部がカーボンを含有してスクリーン印刷法で形成され、額縁部の光学濃度(OD値)が4.0以上で、かつ、体積抵抗率が1.0×109Ω・cm以上、誘電率が35以下であることを特徴とする。
本発明の第2の局面は、上述のカーボンの含有量が全固形分に対して、重量比24%〜70%の範囲であることを特徴とする。
本発明の第3の局面は、上述の額縁部が、樹脂、エチレン性不飽和二重結合を有する化合物、溶剤を含有する材料からなり、樹脂aとエチレン性不飽和二重結合を有する化合物bとの重量比がb/a=0.5〜0.8の範囲となることを特徴とする。
本発明の第4の局面は、上述のタッチパネル用前面板にタッチパネルセンサーを形成した、タッチパネル用前面板とタッチパネルセンサーとの一体型センサー基板である。
本発明の第5の局面は、複数の画素が行列状に配列された画素領域を有し、入力信号に基づいて、画素領域に画素を構成する表示パネルと、画素領域を覆うように取り付けられるタッチパネルセンサーと、上述のタッチパネル用前面板とを備える表示装置である。
本発明の第6の局面は、複数の画素が行列状に配列された画素領域を有し、入力信号に基づいて、前記画素領域に画素を構成する表示パネルと、前記画素領域を覆うように取り付けられる、上述の一体型センサー基板とを備える表示装置である。
本発明によれば、上述の特徴を有することから、下記に示すことが可能となる。
タッチパネルに使用される前面板であって、この前面板にはその一面上の周縁部に形成され、所定の形状の表示領域を区画する額縁部を備え、前面板は透明な材料よりなり、前記額縁部がカーボンを含有し、前記額縁部の光学濃度(OD値)が4.0以上で、かつ、額縁部を構成する材料の体積抵抗率が1.0×109Ω・cm以上であって、誘電率が35以下であるので、静電容量結合方式のタッチパネルであっても、前面板の額縁部が悪影響を及ぼすことなく、タッチパネルの応答性を確保できる。
そして、本発明は、さらに、前面板とタッチパネルセンサーとの一体型センサー基板に関する。前記額縁部がカーボンを含有し、前記額縁部の光学濃度(OD値)が4.0以上で、かつ、額縁部を構成する材料の体積抵抗率が1.0×109Ω・cm以上であって、誘電率が35以下であるので、額縁部上に金属配線を直接形成することができ、前面板とタッチパネルセンサーとを一体化した一体型センサー基板を供給できる。また、本発明によれば、このようなタッチパネル用前面板や一体型センサー基板を用いた表示装置を提供できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について、詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1乃至図5を参照して、本発明の第1の実施形態に係るタッチパネルセンサーについて説明する。本実施形態に係るタッチパネルセンサーは、前面板とタッチセンサーとが一体に直接形成されている。また、金属配線を額縁部に設ける構成となっている。
図1乃至図5を参照して、本発明の第1の実施形態に係るタッチパネルセンサーについて説明する。本実施形態に係るタッチパネルセンサーは、前面板とタッチセンサーとが一体に直接形成されている。また、金属配線を額縁部に設ける構成となっている。
図1は、本実施形態に係るタッチパネルセンサー1の平面図である。図2は、図1に示したタッチパネルセンサー1の積層構造の詳細を示す平面図であって、図1の絶縁保護膜9の形成前の状態を示す。図3は、図1に示したA−Aラインに沿う断面図であり、図4は、図1に示したB−Bラインに沿う断面図である。図1〜4では、図示を簡略化するために、X方向及びY方向のそれぞれに2ラインの電極パターンが模式的に示されているが、実際には、X方向及びY方向に更に多くの電極が設けられる。図5は、本実施形態に係るタッチパネルセンサーに表示デバイスを直接貼りつけ、一体としたときの形態を示すもので、図1に示したA−Aラインに沿う断面図に相当するものである。
タッチパネルセンサー1は、液晶パネル21や有機ELパネルなどの表示デバイスと組み合わせて用いられる位置入力装置である。タッチパネルセンサー1は、X方向に延びる複数の電極及びY方向に延びる複数の電極を有し、指が接触または近接した電極の静電容量変化を検出することによって、指の接触位置の座標を特定する。
具体的には、タッチパネルセンサー1は、前面板2と、額縁部3と、複数のジャンパ配線4と、第1の絶縁膜5と、金属配線6と、複数の透明電極7及び8と、絶縁保護膜9を備える。
前面板2は、タッチパネルセンサー1の最表面となる透明な前面板であり、使用者によってタッチされる部材である。本実施形態では、前面板2として強化ガラスを使用した例を説明するが、ガラスに代えて、耐熱性透明樹脂材料を前面板として使用しても良い。また、ガラス表面に樹脂材料からなる透明板を貼ったりして、複数の層から形成してもよい。
額縁部3は、カーボンを含有し、前記額縁部の光学濃度(OD値)が4.0以上で、かつ、体積抵抗率が1.0×109Ω・cm以上であって、誘電率が35以下となる材料を用いて前面板2の一方の面に形成される。額縁部3は、中央の窓部分に所定形状の表示領域10を区画し、タッチパネルセンサー1の周縁部に設けられる配線を隠す役割を果たす。ここで、誘電率とは、媒質の誘電率εと真空の誘電率ε0の比ε/ε0で表される比誘電率をいう。
額縁部3は、前面板2の周縁部に表示領域10を区画するよう矩形枠状に形成されている。なお、額縁部3の平面形状は、本実施形態のような矩形枠状に限定されず、ハート型、たまご型、丸型など、任意である。また、額縁部3の外周縁形状(外形)と内周縁形状(表示領域10の形状)とは相似であっても良いし、非相似でも良い。
図3及び4に示すように、前面板2の一方の面と直交する額縁部3の切断面は、順テーパー形状である。ここで、額縁部3の切断面の形状については、例えば、逆テーパー(オーバーハング形状)である場合には、タッチパネルセンサー1の透明電極7などの配線が断線するおそれがあることになる。このため、額縁部3の切断面の形状については順テーパーであると断線に対して有利となる。そこで、額縁部3はインキ処方およびスクリーン印刷条件にて順テーパー形状となるようにスクリーン印刷法を用いて形成されている。
額縁部3は、熱硬化型のスクリーン印刷向けインキで形成された熱硬化物からなる。本実施形態において好適に用いられるスクリーン印刷向けインキとは、少なくともカーボン、樹脂、溶剤を含有し、薄膜化かつ絶縁材としてエチレン性不飽和二重結合を有する化合物を含有するインキである。
本実施形態では、インキは、カーボンブラック以外の少なくとも2種類以上の顔料の混合物を含んでもよい。
額縁に遮光性を付与する色材としては、カーボンブラック顔料が好適である。カーボンブラック顔料としては、具体的には三菱化学社製のカーボンブラック#2400、#2350、#2300、#2200、#1000、#980、#970、#960、#950、#900、#850、MCF88、#650、MA600、MA7、MA8、MA11、MA100、MA220、IL30B、IL31B、IL7B、IL11B、IL52B、#4000、#4010、#55、#52、#50、#47、#45、#44、#40、#33、#32、#30、#20、#10、#5、CF9、#3050、#3150、#3250、#3750、#3950、ダイヤブラックA、ダイヤブラックN220M、ダイヤブラックN234、ダイヤブラックI、ダイヤブラックLI、ダイヤブラックII、ダイヤブラック339、ダイヤブラックSH、ダイヤブラックSHA、ダイヤブラックLH、ダイヤブラックH、ダイヤブラックHA、ダイヤブラックSF、ダイヤブラックN550M、ダイヤブラックE、ダイヤブラックG、ダイヤブラックR、ダイヤブラックN760M、ダイヤブラックLR、および、キャンカーブ社製のカーボンブラックサーマックスN990、N991、N907、N908、N990、N991、N908、および、旭カーボン社製のカーボンブラック旭#80、旭#70、旭#70L、旭F−200、旭#66、旭#66HN、旭#60H、旭#60U、旭#60、旭#55、旭#50H、旭#51、旭#50U、旭#50、旭#35、旭#15、アサヒサーマル、デグサ社製のカーボンブラックColorBlack Fw200、ColorBlack Fw2、ColorBlack Fw2V、ColorBlack Fw1、ColorBlack Fw18、ColorBlackS170、ColorBlack S160、SpecialBlack6、SpecialBlack5、SpecialBlack4、SpecialBlack4A、PrintexU、PrintexV、Printex140U、Printex140V、御国色素社製のカーボンブラックMHIブラック♯220、MHIブラック♯201、MHIブラック♯236、MHIブラック♯273等が挙げられる。
遮光材料として、上記の無機顔料に補助顔料として有機顔料を加えても良い。有機顔料は無機顔料の補色を呈するものを適切に選択して加えることにより次の様な効果が得られる。例えば、カーボンブラックは赤みがかった黒色を呈する。したがって、カーボンブラックに補助顔料として赤色の補色である青色を呈する有機顔料を加えることによりカーボンブラックの赤みが消え、全体としてより好ましい黒色を呈する。有機顔料の具体例を以下にカラーインデックス<C.I.>ナンバーで示す。
〔Pigment Blue〕:
<C.I>1,1:2,1:x,9:x,15,15:1,15:2,15:3,15:4,15:5,15:6,16,24,24:x,56,60,61,62
〔Pigment Green〕:
<C.I>1,1:x,2,2:x,4,7,10,36
〔Pigment Orange〕:
<C.I>2,5,13,16,17:1,31,34,36,38,43,46,48,49,51,52,59,60,61,62,64
〔Pigment Red〕:
<C.I>1,2,3,4,5,6,7,9,10,14,17,22,23,31,38,41,48:1,48:2,48:3,48:4,49,49:1,49:2,52:1,52:2,53:1,57:1,60:1,63:1,66,67,81:1,81:3,81:x,83,88,90,112,119,122,123,144,146,149,166,168,169,170,171,172,175,176,177,178,179,184,185,187,188,190,200,202,206,207,208,209,210,216,224,226,254
〔Pigment Violet〕:
<C.I>1,1:x,3,3:3,3:x,5:1,19,23,27,32,42
〔Pigment Yellow〕:
<C.I>1,3,12,13,14,16,17,24,55,60,65,73,74,81,83,93,95,97,98,100,101,104,106,108,109,110,113,114,116,117,119,120,126,127,128,129,138,139,150,151,152,153,154,156,175
〔Pigment Blue〕:
<C.I>1,1:2,1:x,9:x,15,15:1,15:2,15:3,15:4,15:5,15:6,16,24,24:x,56,60,61,62
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<C.I>1,1:x,2,2:x,4,7,10,36
〔Pigment Orange〕:
<C.I>2,5,13,16,17:1,31,34,36,38,43,46,48,49,51,52,59,60,61,62,64
〔Pigment Red〕:
<C.I>1,2,3,4,5,6,7,9,10,14,17,22,23,31,38,41,48:1,48:2,48:3,48:4,49,49:1,49:2,52:1,52:2,53:1,57:1,60:1,63:1,66,67,81:1,81:3,81:x,83,88,90,112,119,122,123,144,146,149,166,168,169,170,171,172,175,176,177,178,179,184,185,187,188,190,200,202,206,207,208,209,210,216,224,226,254
〔Pigment Violet〕:
<C.I>1,1:x,3,3:3,3:x,5:1,19,23,27,32,42
〔Pigment Yellow〕:
<C.I>1,3,12,13,14,16,17,24,55,60,65,73,74,81,83,93,95,97,98,100,101,104,106,108,109,110,113,114,116,117,119,120,126,127,128,129,138,139,150,151,152,153,154,156,175
これらの顔料はそのままの状態では顔料同士が凝集しているため、分散処理が必要である。顔料に分散剤及び溶剤を加えてミルベースをつくり、それをボールミル、サンドミル、ビーズミル、3本ロール、ペイントシェーカー、超音波、バブルホモジナイザーなどの方法により分散することができる。これらの処理方法は2つ以上組み合わせることも可能である。分散剤には樹脂あるいは公知の分散剤が使用可能である。
本発明に係るカーボンブラック顔料の含有量としては、遮光膜形成用黒色樹脂組成物の全固形分中の24%〜70%(重量比)の範囲で使用することが良い。含有量が23%未満では、顔料濃度に樹脂量が多く、額縁としての光学濃度(OD値)が小さくなり、パネル化した際に配線が見え、光漏れなど発生してしまう。一方、70%を超えると、インキの分散性がわるくなり、カーボンが均一に分散されなくなってしまう。
本発明において適用される樹脂としては、顔料分散剤として高分子分散剤を用いると、経時の分散安定性に優れるので好ましい。高分子分散剤としては、例えば、透明樹脂には、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、および感光性樹脂が含まれる。熱可塑性樹脂としては、例えば、ブチラール樹脂、スチレンーマレイン酸共重合体、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル系樹脂、アルキッド樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ゴム系樹脂、環化ゴム系樹脂、セルロース類、ポリブタジエン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイミド樹脂等が挙げられる。また、熱硬化性樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フマル酸樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂等が挙げられる。熱硬化性樹脂は、メラミン樹脂とイソシアネート基を含有する化合物とを反応させてなるものを用いてもよい。ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ポリカルボン酸グリシジルエステル、ポリオールポリグリシジルエステル、脂肪族又は脂環式エポキシ樹脂、アミンエポキシ樹脂、トリフェノールメタン型エポキシ樹脂、ジヒドロキシベンゼン型エポキシ樹脂などのエポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸を反応させて得られるエポキシ(メタ)アクリレート、ポリカルボナート等の樹脂等やカルド樹脂も使用できる。
本発明において適用されるエチレン性不飽和結合を有する化合物として、例えば、ノニルフェニルカルビトールアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、2−エチルヘキシルカルビトール、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニルジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラメチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、グリセロール(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エステル類が挙げられ、多官能アクリレート及び/又は多官能メタクリレートを使用する場合は、単独、及び二種類以上を混合して使用しても良い。
黒色の額縁部形成に用いるスクリーン印刷用インキの固形分中の樹脂aとエチレン性不飽和二重結合を有する化合物bの重量比がb/a=0.5〜0.8の範囲が好適である。本発明者らは、鋭意検討の結果、カーボンを含有したスクリーン印刷用インキ中に、上記範囲の比率でエチレン性不飽和二重結合を有する化合物を含有することで、形成した硬化膜の体積抵抗率を1.0×109Ω・cm以上、誘電率を35以下に調整可能であることを見出し、本発明に至った。b/aが0.5より小さい場合、スクリーン印刷用インキ中のエチレン性不飽和二重結合を有する化合物の量が少なくなることで二重結合当量も少なくなりガラスとの密着性が低くなる。逆にb/aが0.8以上の場合、エチレン性不飽和二重結合を有する化合物の量が多くなることでベーク時に塗膜が膜縮みしやすく、しわが発生するため見栄えが悪くなる。
溶剤としては、トルエン、メタノール、エタノール、エチルセロソルブ、エチルセロソルプアセテート、メチルセロソルブ、メチルセロソルブアセテート、ジグライム、シクロヘキサノン、エチルベンゼン、キシレン、酢酸イソアミル、酢酸nアミル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、トリエチレングリコール、トリエチリングリコールモノメチルエーテル、トリエチリングリコールモノメチルエーテルアセテート、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、液体ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、乳酸エステル、及びエチルエトキシプロピオネートなどが挙げられ、これらを単独で、あるいは二種以上混合して使用することができる。また、本発明の効果を損なわない範囲内で、各種の添加剤等を配合することができる。
また本実施形態に用いるスクリーン印刷用インキには樹脂と反応させることで架橋密度をあげるためイソシアネート樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、アクリルエポキシ樹脂などを添加してもよい。前述の成分の他に、消泡剤、レベリング剤なども適宜添加することができる。
本実施形態に用いるスクリーン印刷用インキの熱硬化物から構成される額縁部3について、入光する可視光を十分に遮光するため、額縁部3の光学濃度(OD値)が、4以上であることが好ましい。
また、本実施形態に用いるスクリーン印刷用インキの光硬化物の誘電率は、好ましくは35以下、より好ましくは4.0以下とする必要がある。静電容量結合方式のタッチパネルの応答性を確保するためである。また、誘電率を35以下とすると、顔料系レジストの静電容量の形成を抑えることができる。
また、本実施形態の額縁部3上には、金属配線6および透明電極7、8が形成されるため、電気的な絶縁性を確保する必要がある。すなわち、従来のカーボンを樹脂で被覆させた顔料系レジストの体積抵抗率が1×108Ω・cmでも不十分であり、エチレン性不飽和結合の絶縁材料を添加した熱硬化物の体積抵抗率は、1×109Ω・cm以上が好ましく、1×1012Ω・cm以上がより好ましい。インキの熱硬化物の体積抵抗率が、1×109Ω・cm未満の場合、顔料系レジストの光硬化物である額縁上に形成された金属配線および透明電極配線が短絡(ショート)することとなり、タッチパネルセンサーが正常に動作しなくなるためである。
ジャンパ配線4は、導電性を有する材料を用いて形成され、表示領域10内のカバー上に、表示領域10の一辺と平行なX方向及びこれと直交するY方向に間欠的かつ行列状に配列されている。ジャンパ配線4は、X方向に整列する透明電極7を接続するためのものである。
複数の第1の絶縁膜5は、ジャンパ配線4の各々に対応して設けられる。第1の絶縁膜5の各々は、対応するジャンパ配線4と交差してY方向に延びるように形成され、X方向におけるジャンパ配線4の中央部と部分的に重なっている。第1の絶縁膜5は、ジャンパ配線4と透明電極8との間の層間絶縁膜として機能する。ジャンパ配線4と透明電極7とのX方向の接続を可能とするため、第1の絶縁膜5はジャンパ配線4の両端部とは重なっていない。
金属配線6は、額縁部3上に直接形成され、表示領域10の周縁部に位置する透明電極7及び8に電気的に接続されている。本実施形態では、金属配線6は、Mo/Al/Mo(モリブデン/アルミニウム/モリブデン)の積層体からなるが、これ以外にAu(金)やAg(銀)、Ag合金などによって形成されても良い。
透明電極7は、X座標を検出するためのものである。透明電極7は、電気伝導性と透明性とを有する材料を用いて、表示領域10内の前面板2上に形成されている。透明電極7は、X方向及びY方向に間欠的かつ行列状に配列され、X方向に隣接するジャンパ配線4に電気的に接続されている。透明電極7は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)によって形成される。
透明電極8は、Y座標を検出するためのものである。本実施形態では、透明電極8は、透明電極7と同一材料を用いて、透明電極7と同一工程で形成される。透明電極8は、Y方向に整列する透明電極7の各列間をY方向に延び、図3及び4に示すように、第1の絶縁膜5上でジャンパ配線4と立体交差している。
絶縁保護膜9は、ジャンパ配線4と、金属配線6と、透明電極7及び8と、額縁部3とを覆うように、金属配線6の引き出し配線に当たる部分を除き前面板2のほぼ全面に形成されている。絶縁保護膜9は、前面板2上に形成された各構成要素を保護する保護膜として機能する。
なお、本実施形態に係るタッチパネルセンサー1においては、ジャンパ配線4と、絶縁膜5と、透明電極7及び8と、絶縁保護膜9とがセンサー層に相当する。
図5に、本実施形態に係るタッチパネルセンサー1に表示デバイスとして液晶パネル21を直接貼りつけて一体としたときの形態を示す。図5に示すように、液晶パネル21は偏光板22及び27、前面ガラス23、カラーフィルタ24、液晶/電極/TFTなどの層25、及び背面ガラス26を備えている。
液晶パネル21は図示しないバックライトで背面ガラス26側から照明される。液晶パネル21に表示された画像は、前面板2に形成された額縁部3の内側の表示領域10を介して視認され、タッチパネルセンサー1により操作される。また、タッチパネルセンサー1は、液晶パネル21と比べ、額縁部3がある分だけ大きな幅となっている。
また、本実施形態で用いるスクリーン印刷用インキは、誘電率が低く、かつ、体積抵抗率が高いため、額縁部3の絶縁が不要となり、額縁部3上に直接センサー層や金属配線6を形成することができる。また、額縁部3を覆う絶縁膜が不要であることによって工程数が減少するので、コストダウン及び歩留まりの向上を実現できる。
(第2の実施形態)
図6を参照して、本発明の第2の実施形態に係るタッチパネルセンサーについて説明する。第2の実施形態において、第1の実施形態と同じ部分は同一符号を付し、説明を省略し、異なった部分だけを説明する。図6は、本実施形態に係るタッチパネルセンサー1に液晶パネル21を直接貼りつけて一体としたときの形態を示す。なお、本実施形態でも、額縁部3の切断面は第1の実施形態と同じ順テーパー形状であるが、以降、図面では順テーパー形状に記載するのを省略する。
図6を参照して、本発明の第2の実施形態に係るタッチパネルセンサーについて説明する。第2の実施形態において、第1の実施形態と同じ部分は同一符号を付し、説明を省略し、異なった部分だけを説明する。図6は、本実施形態に係るタッチパネルセンサー1に液晶パネル21を直接貼りつけて一体としたときの形態を示す。なお、本実施形態でも、額縁部3の切断面は第1の実施形態と同じ順テーパー形状であるが、以降、図面では順テーパー形状に記載するのを省略する。
本実施形態に係るタッチパネルセンサー1は、前面板2にタッチセンサーを一体に直接形成した構成となっている点は第1の実施形態と同一であるが、額縁部3に第2の絶縁膜11を形成してから金属配線6を設ける構成となっている点が異なる。
(第3の実施形態)
図7(a)、(b)を参照して、本発明の第3の実施形態に係るタッチパネルセンサーについて説明する。この第3の実施形態において、今まで説明した実施形態と同じ部分は同一符号を付し、説明を省略し、異なった部分だけを説明する。図7(a)は、組み立て前の状態を示し、図7(b)は、本実施形態に係るタッチパネルセンサー1に液晶パネル21を一体としたときの形態を示す。
図7(a)、(b)を参照して、本発明の第3の実施形態に係るタッチパネルセンサーについて説明する。この第3の実施形態において、今まで説明した実施形態と同じ部分は同一符号を付し、説明を省略し、異なった部分だけを説明する。図7(a)は、組み立て前の状態を示し、図7(b)は、本実施形態に係るタッチパネルセンサー1に液晶パネル21を一体としたときの形態を示す。
本実施形態においては、タッチパネルセンサー1は前面板2と、タッチセンサー用ガラス31との2つの部分から構成される。前面部2には、額縁部3が形成されている。タッチセンサー用ガラス31には、第1および第2の実施形態と同様、その一面に複数のジャンパ配線4と第1の絶縁膜5と透明電極8など(図7では省略して記載してある)と、金属配線6が形成される。液晶パネル21には、端部にスペーサ28が配設される。タッチセンサー用ガラス31と液晶パネル21との間には、スペーサ28の分だけ、エアギャップ層29が形成される。
上述した各実施形態では、タッチパネルセンサーとして投影型静電容量式タッチパネルを用いて説明したが、静電容量式に限定されるわけではなく、額縁部を有する種々の方式のタッチパネルに応用できることは勿論である。
また、上述した各実施形態では、額縁部を設けた携帯電話機などのディスプレイを用いて説明したが、これに限定されるわけではない。
本発明を更に詳しく説明するために以下に実施例を上げるが、本発明はこの実施例のみに限定されるものではない。なお、この実施例では、前述の第1の実施形態で説明した構成についての製造方法について、詳説する。
図8〜13は、本実施例に係るタッチパネルセンサー1の製造工程を示す図である。図8〜13において、(a)は断面図であり、(b)は平面図である。また、図8〜13の(b)に示す二点鎖線は、(a)の断面図の切断位置を表す。
<1.額縁部3の形成>
まず、前面板2の一方面の上に、後述するスクリーン印刷用黒色インキをスクリーン印刷法により塗布した。次に150℃・15分での熱処理を行い、図8に示す額縁部3を形成した。
まず、前面板2の一方面の上に、後述するスクリーン印刷用黒色インキをスクリーン印刷法により塗布した。次に150℃・15分での熱処理を行い、図8に示す額縁部3を形成した。
<2.ジャンパ配線4の形成>
まず、図8に示す形成物の上に、DCマグネトロンスパッタ方式にて、170°Cにて加熱しながらスパッタする加熱スパッタによってITO膜を形成した。次に、一般的なノボラック系ポジレジストをスピンコートし、105°Cにてプレベークして、その後、100mJにて露光したのち、NaOH(水酸化ナトリウム)、Na2CO3を混合したアルカリ水溶液にてポジ現像を行った。ここで、露光はプロキシミティー露光方式(超高圧水銀ランプ)を使用し、露光用フォトマスクとしてはソーダガラスにCrでパターンを施したものを用いた。そして、シュウ酸((COOH)2)を用いてエッチングし、ポジレジストを全面露光したのち、NaOH、Na2CO3を混合したアルカリ水溶液にてポジレジストを剥離して、図9に示すように、ITO膜によりジャンパ配線4を形成した。
まず、図8に示す形成物の上に、DCマグネトロンスパッタ方式にて、170°Cにて加熱しながらスパッタする加熱スパッタによってITO膜を形成した。次に、一般的なノボラック系ポジレジストをスピンコートし、105°Cにてプレベークして、その後、100mJにて露光したのち、NaOH(水酸化ナトリウム)、Na2CO3を混合したアルカリ水溶液にてポジ現像を行った。ここで、露光はプロキシミティー露光方式(超高圧水銀ランプ)を使用し、露光用フォトマスクとしてはソーダガラスにCrでパターンを施したものを用いた。そして、シュウ酸((COOH)2)を用いてエッチングし、ポジレジストを全面露光したのち、NaOH、Na2CO3を混合したアルカリ水溶液にてポジレジストを剥離して、図9に示すように、ITO膜によりジャンパ配線4を形成した。
<3.第1の絶縁膜5の形成>
まず、図9に示す形成物の上に、絶縁材料(大阪有機化学工業製、製品番号:CHIRON−ZA100)をスピンコートにより塗布した。次に、80°Cにてプレベークして溶剤分を除去し、プロキシミティー露光方式(超高圧水銀ランプ)を使用し250mJにて露光した。ここで、露光用フォトマスクとしてはクオーツガラスにCrでパターンを施したものを用いた。次に、Na2CO3、NaHCO3を混合したアルカリ水溶液にて現像した。そして、235°C×20分の熱処理を行った。このようにして、図10に示すように、ジャンパ配線4上の第1の絶縁膜5を形成した。
まず、図9に示す形成物の上に、絶縁材料(大阪有機化学工業製、製品番号:CHIRON−ZA100)をスピンコートにより塗布した。次に、80°Cにてプレベークして溶剤分を除去し、プロキシミティー露光方式(超高圧水銀ランプ)を使用し250mJにて露光した。ここで、露光用フォトマスクとしてはクオーツガラスにCrでパターンを施したものを用いた。次に、Na2CO3、NaHCO3を混合したアルカリ水溶液にて現像した。そして、235°C×20分の熱処理を行った。このようにして、図10に示すように、ジャンパ配線4上の第1の絶縁膜5を形成した。
<4.金属配線6の形成>
まず、図10に示す形成物の上に、DCマグネトロンスパッタ方式にて、真空中でMoの層、Alの層、Moの層を順次形成し、3層積層構造のMo/Al/Mo積層体を形成した。次に、一般的なノボラック系ポジレジストをスピンコートし、105°Cにてプレベークして、その後、100mJにて露光したのち、NaOH、Na2CO3を混合したアルカリ水溶液にてポジ現像を行った。ここで、露光はプロキシミティー露光方式(超高圧水銀ランプ)を使用し、露光用フォトマスクとしてはソーダガラスにCrでパターンを施したものを用いた。そして、燐酸・硝酸・水の3成分系のエッチャント(エッチング液)にてエッチングし、ポジレジストを全面露光したのち、珪酸塩を含む水溶性のアルカリ剥離液にてポジレジストを剥離した。このようにして、図11に示すように、額縁部3上に金属配線6を形成した。
まず、図10に示す形成物の上に、DCマグネトロンスパッタ方式にて、真空中でMoの層、Alの層、Moの層を順次形成し、3層積層構造のMo/Al/Mo積層体を形成した。次に、一般的なノボラック系ポジレジストをスピンコートし、105°Cにてプレベークして、その後、100mJにて露光したのち、NaOH、Na2CO3を混合したアルカリ水溶液にてポジ現像を行った。ここで、露光はプロキシミティー露光方式(超高圧水銀ランプ)を使用し、露光用フォトマスクとしてはソーダガラスにCrでパターンを施したものを用いた。そして、燐酸・硝酸・水の3成分系のエッチャント(エッチング液)にてエッチングし、ポジレジストを全面露光したのち、珪酸塩を含む水溶性のアルカリ剥離液にてポジレジストを剥離した。このようにして、図11に示すように、額縁部3上に金属配線6を形成した。
<5.透明電極7および8の形成>
まず、図11に示す形成物の上に、DCマグネトロンスパッタ方式にて、170°Cにて加熱しながらスパッタする加熱スパッタによってITO膜を形成した。次に、一般的なノボラック系ポジレジストをスピンコートし、105°Cにてプレベークして、その後、100mJにて露光したのち、NaOH、Na2CO3を混合したアルカリ水溶液にてポジ現像を行った。ここで、露光はプロキシミティー露光方式(超高圧水銀ランプ)を使用し、露光用フォトマスクとしてはソーダガラスにCrでパターンを施したものを用いた。そして、シュウ酸を用いてエッチングし、ポジレジストを全面露光したのち、NaOH、Na2CO3を混合したアルカリ水溶液にてポジレジストを剥離した。このようにして、図12に示すように、ITO膜により透明電極7、8を形成した。
まず、図11に示す形成物の上に、DCマグネトロンスパッタ方式にて、170°Cにて加熱しながらスパッタする加熱スパッタによってITO膜を形成した。次に、一般的なノボラック系ポジレジストをスピンコートし、105°Cにてプレベークして、その後、100mJにて露光したのち、NaOH、Na2CO3を混合したアルカリ水溶液にてポジ現像を行った。ここで、露光はプロキシミティー露光方式(超高圧水銀ランプ)を使用し、露光用フォトマスクとしてはソーダガラスにCrでパターンを施したものを用いた。そして、シュウ酸を用いてエッチングし、ポジレジストを全面露光したのち、NaOH、Na2CO3を混合したアルカリ水溶液にてポジレジストを剥離した。このようにして、図12に示すように、ITO膜により透明電極7、8を形成した。
<6.絶縁保護膜9の形成>
まず、図12に示す形成物の上に、オーバーコート材料(JSR製、製品番号:NN901)をスピンコートにより塗布した。次に、80°Cにてプレベークして溶剤分を除去し、プロキシミティー露光方式(超高圧水銀ランプ)を使用し150mJにて露光した。ここで、露光用フォトマスクとしてはクオーツガラスにCrでパターンを施したものを用いた。次に、Na2CO3、NaHCO3を混合したアルカリ水溶液にて現像した。そして、225°C×20分の熱処理を行った。このようにして、図13に示すように、絶縁保護膜9を形成して、タッチパネルセンサー1を製造し完成させた。
まず、図12に示す形成物の上に、オーバーコート材料(JSR製、製品番号:NN901)をスピンコートにより塗布した。次に、80°Cにてプレベークして溶剤分を除去し、プロキシミティー露光方式(超高圧水銀ランプ)を使用し150mJにて露光した。ここで、露光用フォトマスクとしてはクオーツガラスにCrでパターンを施したものを用いた。次に、Na2CO3、NaHCO3を混合したアルカリ水溶液にて現像した。そして、225°C×20分の熱処理を行った。このようにして、図13に示すように、絶縁保護膜9を形成して、タッチパネルセンサー1を製造し完成させた。
<7.カーボン系インキについて>
以下のインキ1〜5を調整し、額縁部3を構成する組成物1〜5として用いた。インキ1〜4は、それぞれ本発明の実施例1〜4に対応し、インキ5は比較例に対応する。
[インキ1の調整]
カーボンブラック 25部
酸化チタン 25部
アクリル分散樹脂 30部
シラン系消泡剤 1部
有機溶剤 1-メトキシ-2-プロピルアセテート 19部
分散後のインキ1を100とした場合、イソシアネート硬化剤を10部添加し、絶縁材料として東亞合成(株)社製のジペンタエリスリトールペンタおよびヘキサーアクリレートM403を絶縁材/アクリル分散樹脂=0.5になるよう添加した。
[インキ2の調整]
カーボンブラック 25部
酸化チタン 25部
アクリル分散樹脂 30部
シラン系消泡剤 1部
有機溶剤 1-メトキシ-2-プロピルアセテート 19部
分散後のインキ2を100とした場合、イソシアネート硬化剤を10部添加し、絶縁材料として東亞合成(株)社製のジペンタエリスリトールペンタおよびヘキサーアクリレートM405を絶縁材/アクリル分散樹脂=0.5になるよう添加した。
[インキ3の調整]
カーボンブラック 25部
酸化チタン 25部
アクリル分散樹脂 30部
シラン系消泡剤 1部
有機溶剤 1-メトキシ-2-プロピルアセテート 19部
分散後のインキ3を100とした場合、イソシアネート硬化剤を10部添加し、絶縁材料として大阪有機化学工業(株)社製のV#1000を絶縁材/アクリル分散樹脂=0.5になるよう添加した。
[インキ4の調整]
カーボンブラック 25部
酸化チタン 25部
アクリル分散樹脂 30部
シラン系消泡剤 1部
有機溶剤 1-メトキシ-2-プロピルアセテート 19部
分散後のインキ4を100とした場合、イソシアネート硬化剤を10部添加し、絶縁材料として東亞合成化学(株)社製のDPCA60を絶縁材/アクリル分散樹脂=0.5になるよう添加した。
[インキ5の調整]
カーボンブラック 25部
酸化チタン 25部
アクリル分散樹脂 30部
シラン系消泡剤 1部
有機溶剤 1-メトキシ-2-プロピルアセテート 19部
分散後のインキ5を100とした場合、イソシアネート硬化剤を10部添加しインキを調整した。
以下のインキ1〜5を調整し、額縁部3を構成する組成物1〜5として用いた。インキ1〜4は、それぞれ本発明の実施例1〜4に対応し、インキ5は比較例に対応する。
[インキ1の調整]
カーボンブラック 25部
酸化チタン 25部
アクリル分散樹脂 30部
シラン系消泡剤 1部
有機溶剤 1-メトキシ-2-プロピルアセテート 19部
分散後のインキ1を100とした場合、イソシアネート硬化剤を10部添加し、絶縁材料として東亞合成(株)社製のジペンタエリスリトールペンタおよびヘキサーアクリレートM403を絶縁材/アクリル分散樹脂=0.5になるよう添加した。
[インキ2の調整]
カーボンブラック 25部
酸化チタン 25部
アクリル分散樹脂 30部
シラン系消泡剤 1部
有機溶剤 1-メトキシ-2-プロピルアセテート 19部
分散後のインキ2を100とした場合、イソシアネート硬化剤を10部添加し、絶縁材料として東亞合成(株)社製のジペンタエリスリトールペンタおよびヘキサーアクリレートM405を絶縁材/アクリル分散樹脂=0.5になるよう添加した。
[インキ3の調整]
カーボンブラック 25部
酸化チタン 25部
アクリル分散樹脂 30部
シラン系消泡剤 1部
有機溶剤 1-メトキシ-2-プロピルアセテート 19部
分散後のインキ3を100とした場合、イソシアネート硬化剤を10部添加し、絶縁材料として大阪有機化学工業(株)社製のV#1000を絶縁材/アクリル分散樹脂=0.5になるよう添加した。
[インキ4の調整]
カーボンブラック 25部
酸化チタン 25部
アクリル分散樹脂 30部
シラン系消泡剤 1部
有機溶剤 1-メトキシ-2-プロピルアセテート 19部
分散後のインキ4を100とした場合、イソシアネート硬化剤を10部添加し、絶縁材料として東亞合成化学(株)社製のDPCA60を絶縁材/アクリル分散樹脂=0.5になるよう添加した。
[インキ5の調整]
カーボンブラック 25部
酸化チタン 25部
アクリル分散樹脂 30部
シラン系消泡剤 1部
有機溶剤 1-メトキシ-2-プロピルアセテート 19部
分散後のインキ5を100とした場合、イソシアネート硬化剤を10部添加しインキを調整した。
[投影型静電容量方式タッチパネルセンサーの評価方法]
(OD測定)
遮光性の指標となる光学濃度(OD値)については、マクベスD―200IIを用いて測定を行った。
(比誘電率の測定)
後述する実施例でのベゼル層の比誘電率は、Solartron社製インピーダンスアナライザ1260型を用い、電圧5Vの条件にて、5Hz、1MHz、100MHzの周波数で測定した。測定試料は、導電膜をパターン形成したガラス基板上に着色層を塗布・硬膜し(膜厚は5μmとした)、さらにこの着色層の上に導電膜パターンを形成したものである。
(体積抵抗率)
塗膜の体積抵抗率を、微小電流測定器(Keithley社製「237型」)によって測定した。
(通電試験)
本発明により製造されるタッチパネルセンサーが、電気回路として問題ないか確認するために通電試験を実施した。ラインアンドスペース(L/S)が30μm/30μmの寸法のフォトマスクを用いて取出配線を形成したタッチパネルセンサーを作製した。タッチパネルセンサーの取出配線の外部回路の接続部と第一透明電極及び第二透明電極の間をテスター(オーム電機製デジタルマルチテスターMCD-007)を用いて導通確認を実施した。判定基準として、導通が確認されたものを○、導通不良が発生したものを×とした。
(OD測定)
遮光性の指標となる光学濃度(OD値)については、マクベスD―200IIを用いて測定を行った。
(比誘電率の測定)
後述する実施例でのベゼル層の比誘電率は、Solartron社製インピーダンスアナライザ1260型を用い、電圧5Vの条件にて、5Hz、1MHz、100MHzの周波数で測定した。測定試料は、導電膜をパターン形成したガラス基板上に着色層を塗布・硬膜し(膜厚は5μmとした)、さらにこの着色層の上に導電膜パターンを形成したものである。
(体積抵抗率)
塗膜の体積抵抗率を、微小電流測定器(Keithley社製「237型」)によって測定した。
(通電試験)
本発明により製造されるタッチパネルセンサーが、電気回路として問題ないか確認するために通電試験を実施した。ラインアンドスペース(L/S)が30μm/30μmの寸法のフォトマスクを用いて取出配線を形成したタッチパネルセンサーを作製した。タッチパネルセンサーの取出配線の外部回路の接続部と第一透明電極及び第二透明電極の間をテスター(オーム電機製デジタルマルチテスターMCD-007)を用いて導通確認を実施した。判定基準として、導通が確認されたものを○、導通不良が発生したものを×とした。
以下に、評価結果を示す。
本発明において額縁部を構成する材料は、エチレン性不飽和二重結合を有する化合物を添加した実施例1〜4において確認されたように光学濃度(OD値)が4以上を満たし、体積抵抗率が1.0×109Ω・cm以上であって、誘電率が35以下であるので、額縁部上に金属配線を直接形成することができ、通電試験で金属配線の導通を確認した。一方、エチレン性不飽和二重結合を有する化合物を添加しない比較例1は、光学濃度が4未満でかつ、体積抵抗率が1.0×109Ω・cm未満、誘電率が35以上であるため金属配線に導通不良が発生した。
本発明は、携帯電話機や、携帯情報端末などの電子機器用の位置入力装置として利用す
ることができる。
ることができる。
1 タッチパネルセンサー
2、102 前面板(カバーガラス)
3、103 額縁部
4 ジャンパ配線
5 第1の絶縁膜
6 金属配線
7、8 透明電極
9 絶縁保護膜
10、110 表示領域
11 第2の絶縁膜
21 液晶パネル
22、27 偏光板
23 前面ガラス
24 カラーフィルタ
25 液晶/電極/TFT等の層
26 背面ガラス
28 スペーサ
29 エアギャップ層
31 タッチセンサー用ガラス
2、102 前面板(カバーガラス)
3、103 額縁部
4 ジャンパ配線
5 第1の絶縁膜
6 金属配線
7、8 透明電極
9 絶縁保護膜
10、110 表示領域
11 第2の絶縁膜
21 液晶パネル
22、27 偏光板
23 前面ガラス
24 カラーフィルタ
25 液晶/電極/TFT等の層
26 背面ガラス
28 スペーサ
29 エアギャップ層
31 タッチセンサー用ガラス
Claims (6)
- タッチパネルに使用されるタッチパネル用前面板であって、
前記前面板には、その一面上の周縁部に形成され、所定の形状の表示領域を区画する額縁部を備え、
前記額縁部がカーボンを含有してスクリーン印刷法で形成され、
前記額縁部の光学濃度(OD値)が4.0以上で、かつ、体積抵抗率が1.0×109Ω・cm以上、誘電率が35以下であることを特徴とする、タッチパネル用前面板。 - 前記カーボンの含有量が全固形分に対して、重量比24%〜70%の範囲であることを特徴とする、請求項1に記載のタッチパネル用前面板。
- 前記額縁部は、樹脂aとエチレン性不飽和二重結合を有する化合物と溶剤とを含有する材料からなり、前記樹脂aと前記エチレン性不飽和二重結合を有する化合物bとの重量比がb/a=0.5〜0.8の範囲となることを特徴とする、請求項1または2に記載のタッチパネル用前面板。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のタッチパネル用前面板に、タッチパネルセンサーを形成することを特徴とする、タッチパネル用前面板とタッチパネルセンサーとの一体型センサー基板。
- 複数の画素が行列状に配列された画素領域を有し、入力信号に基づいて、前記画素領域に画素を構成する表示パネルと、
前記画素領域を覆うように取り付けられるタッチパネルセンサーと、
請求項1〜3のいずれかに記載のタッチパネル用前面板とを備えることを特徴とする、表示装置。 - 複数の画素が行列状に配列された画素領域を有し、入力信号に基づいて、前記画素領域に画素を構成する表示パネルと、
前記画素領域を覆うように取り付けられる、請求項4に記載の一体型センサー基板とを備えることを特徴とする、表示装置。
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WO2014069544A1 (ja) * | 2012-11-01 | 2014-05-08 | 富士フイルム株式会社 | 感光性組成物、これを用いた灰色硬化膜、灰色画素及び固体撮像素子 |
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2012
- 2012-05-11 JP JP2012109866A patent/JP2013238923A/ja active Pending
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