JP2013238304A - 弁装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弁箱4内部に設けられ、弁座6が配置される仕切壁5と、仕切壁5の上流側に取付け取外し可能に配置され、弁座6に流入する流体に混入する異物を除去するフィルタ10と、弁箱4に設けられ、フィルタ10の着脱口7と、着脱口7を開閉する蓋部材8と、を具備した構成とした。
【選択図】図1
Description
その役割として弁は、プラント配管内に流れる水や空気、ガス等の流体の流量を制御する機能や、上流側から下流側へ流体が流れるのを許容あるいは阻止する(仕切る)機能、また、弁外部へ流体が流出する(外部漏洩する)のを防ぐ機能(耐圧機能)を有している。
なお、弁の流量を安定させるために、弁座の上流側に渦成分を低減させるための渦成分低減手段を設けたものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
このため、従来は、プラントの建設時に配管の洗浄作業を行い、洗浄作業後に弁装置を分解して弁装置の内部(特に弁座、弁体)に付着したゴミ等の異物の除去を行っていた。
また、以下では、上流側から下流側へ流体が流れるのを止める(仕切る)機能を有する弁装置に本発明を適用しているが、流体の流量を制御する制御機能を備えた弁装置についても好適に適用することができる。
図1に示すように、弁装置1は、入口流路2および出口流路3を有する弁箱4を備え、弁箱4内に設けられた仕切壁5と、仕切壁5に装着された弁座6と、弁座6と一体的に設けられたフィルタ10と、フィルタ10の着脱口7と、着脱口7を閉じる蓋部材8と、を備えている。
網目部11の下部外周面には、開口部13が形成されている。開口部13は、図1に示すように、フィルタ収容室2Aにおいて、流体の流入方向(入口流路2の上流方向)に向けて配置される。これにより、入口流路2を流れてきた流体は、開口部13を通じて網目部11の内側に流入し易くなっている。
本実施形態では、弁座6から離れる側となる網目部11の下部側に開口部13が形成されている。これにより、フィルタ収容室2Aの下部側から上部側の弁座6に向けて、網目部11の略全体を利用して流体が効率よく弁座6に流れるようになっている。
その後、フィルタ10の清掃を行い、フランジ部12に新たなガスケットを介在させてフィルタ10をフィルタ収容室2Aに収容し、仕切壁5の開口を通じて弁室3A側に弁座6を押し込むようにして配置する。
そして、固定用ねじ8aを用いて蓋部材8を着脱口7の孔縁に固定し、フィルタ10のフランジ部12を固定する。これにより、弁装置1にフィルタ10を固定する作業が終了する。
その後、弁体15を閉状態にして入口流路2側から洗浄水を弁装置1内に導入する。そうすると、洗浄水は、入口流路2を通じてフィルタ収容室2A内に流入し、フィルタ10の仕切網14に捕捉されていたゴミ等の異物とともに網目部11内を下方へ向けて流れる。そして、洗浄水は、フランジ部12の開口からプラグ孔8b1を通じて仮設ホースに排出される。
これにより、フィルタ10内に捕捉されたゴミ等の異物が弁装置1の外部に洗浄水とともに排出される。
なお、洗浄後の洗浄水排水時に、プラグ孔8b1を通じて仮設ホースに洗浄水を単に排水することによっても、フィルタ10内に捕捉されたゴミ等の異物を弁装置1の外部に排出することが可能である。
これにより、弁座6に弁体15が密着する際に、流体中に流れるゴミ等の異物を挟み込んでしまうシートリーク事象が回避される。これにより、耐圧機能の向上を図ることができる弁装置1が得られる。
図6を参照して第2実施形態の弁装置1について説明する。本実施形態が前記第1実施形態と異なるところは、フィルタ20が上下方向に分割可能に構成されている点である。
フィルタ20は、上フィルタ21と下フィルタ22とからなる。上フィルタ21は、図7、図8(a)、図9に示すように、有底円筒状を呈しており、上端部に弁座6が一体的に設けられている。上フィルタ21の底部21cは、図8(a)に示すように、下方へ向けて膨出しており、側面21aの下部には、周状に凹状とされた係止受部21bが形成されている。
上フィルタ21は、仕切壁5とガイド部材9との間に弁座6が挟持され、底部21c側がフィルタ収容室2A内に突出するようにして配置される(図9参照)。
なお、係止部22bは、円環状に形成されたものに限られることはなく、周方向に間隔を空けて複数の片状とされたものであってもよい。
下フィルタ22の側面22aには、開口部23が形成されている。
そして、洗浄作業時に、開口部23を通じて下フィルタ22内に流入した洗浄水は、上フィルタ21の底部21cを通じて上フィルタ21内に流れ、弁座6(仕切壁5)から弁室3A内に流れる。その際、ゴミ等の異物がある場合には、これが上フィルタ21の底部21cにより捕捉される。また、側面21a,22aを通じてフィルタ20内に洗浄水が通過する際にも、側面21a,22aによってゴミ等の異物がある場合にこれが捕捉される。
その後、上フィルタ21の底部21cの清掃や下フィルタ22の清掃を行い、フランジ部24に新たなガスケットを介在させて下フィルタ22をフィルタ収容室2Aに収容する。そうすると、上フィルタ21の係止受部21bに下フィルタ22の係止部22bが係止され、上フィルタ21に下フィルタ22が連結される。
2A フィルタ収容室
4 弁箱
5 仕切壁
6 弁座
7 着脱口
8 蓋部材
9 ガイド部材
10 フィルタ
12 フランジ部
20 フィルタ
Claims (7)
- 弁箱内部に設けられ、弁座が配置される仕切壁と、前記仕切壁の上流側に取付け取外し可能に配置され、前記弁座に流入する流体に混入する異物を除去するフィルタと、前記弁箱に設けられ、前記フィルタの着脱口と、前記着脱口を開閉する蓋部材と、を具備することを特徴とする弁装置。
- 前記フィルタには、開口部が設けられており、前記フィルタは、前記仕切壁の上流側において前記開口部が流体の流入方向に向けて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
- 前記フィルタは、前記弁座と一体的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
- 前記仕切壁の下流側に設けられ、弁体をガイドするガイド部材を備え、前記弁座は、前記仕切壁の下流側において、前記仕切壁と前記ガイド部材との間に挟持されて固定されることを特徴とする請求項3に記載の弁装置。
- 前記フィルタは、略円筒状であり、軸方向の一端部に前記弁座が設けられ、他端部にフランジ部が設けられており、前記フランジ部は、前記着脱口の開口縁と前記蓋部材との間に挟持されて固定されることを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
- 前記フィルタは、略円筒状であり、軸方向に分割可能であることを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
- 前記着脱口には、配管洗浄のための仮設配管が取付可能であることを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
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- 2012-05-17 JP JP2012113414A patent/JP5988687B2/ja active Active
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