JPH03103689A

JPH03103689A - 流体制御器における流路シール部への異物かみ込み防止装置

Info

Publication number: JPH03103689A
Application number: JP23657689A
Authority: JP
Inventors: Yoshiteru Sonoda; 園田　芳輝; Tadashi Yasumoto; 直史安本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-09-12
Filing date: 1989-09-12
Publication date: 1991-04-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、流体の流れをＯＮ−ＯＦＦ制御するのに用
いられる流体制御器において、流路シール部への異物か
み込みを防止する装置に関する。

従来の技術従来、上部チャンバと下部チャンバ間の仕切壁に形或さ
れた連通孔、下部チャンバに通じたインレットおよび上
部チャンバに通じたアウトレットを有するボディと、連
通孔を開閉するプラグとを備えている流体制御器は知ら
れている。

上記流体制御器において、流体に異物が混入されている
と、流体が連通孔を通過する際、異物がプラグとそのシ
ートの間にかみ込まれ、かみ込まれた異物によってプラ
グおよびシートが傷付けられて流路シール部から洩れを
生じることがあった。

流路シール部への異物かみ込み防止装置としては、イン
レットまたはこれに接続された配管内にフィルタが挿入
されたものが知られている。

また、異物のかみ込みを防止するものではないが、プラ
グおよびシートの少なくともいずれか一方に硬化処理を
施すことにより、流路シール部にかみ込まれた異物によ
ってプラグおよびシートが傷付かなくしたことも知られ
ている。

発明が解決しようとする課題上記フィルタを用いた装置では、フィルタが目詰まりを
起こす度に、制御器から配管を外してフィルタを掃除ま
たは交換し、その後制御器に配管を接続しなければなら
ず、面倒である。

また、シートおよびプラグに硬化処理を施すと、傷付き
防止には若干の効果があるが、一旦傷付いてしまうと、
修理が難しい。

この発明の目的は、上記流体制御器において、流路シー
ル部への異物かみ込みを防止することができ、しかも保
守点検を必要としない流路シール部への異物かみ込み防
止装置を提供することにある。

課題を解決するための手段この発明による流路シール部への異物かみ込み防止装置
は、上記流体制御器において、下部チャンバの底壁に点
検口が設けられ、点検口の縁部に底蓋が着脱自在に取付
けられ、連通孔の下端開口縁部と底蓋の間に、点検口を
通過しうる垂直筒状フィルタが介在されているものであ
る。

作　　用この発明による流路シール部への異物かみ込み防止装置
では、下部チャンバの底壁に点検口が設けられ、点検口
の縁部に底蓋が着脱自在に取付けられ、連通孔の下端開
口縁部と底蓋の間に、点検口を通過しうる垂直筒状フィ
ルタが介在されているか゛ら、点検口の縁部から底蓋を
取り外せば、点検口を通じてフィルタをボデイの外に取
出すことができる。

また、フィルタによって流体に混入した異物が濾過され
る。

実　　施　　例この発明の実施例を図面を参照してつぎに説明する。

流体制御器は、上端開ロチャンバ１１を有・するボディ
ｌ２と、ボディｌ２の上端開口を閉鎖してぃる上蓋ｔ３
と、上！！ｌ３を貫通している垂直ステム１４と、ステ
ムｌ４の下端にねじ止められているプラグｌ５とを備え
ている。

チャンハｌｌ内は仕切壁２ｌによって上下２つのチャン
ハ２２．　２３に仕切られている。上部チャンバ２２お
よび下部チャンバ２３の水平断面はいずれも円形である
。下部チャンバ２３に通じたインレット２４および上部
チャンバ２２に通じたアウトレット２５がボディｌ２に
それぞれ設けられている。

上部チャンバ２２周面には雌ねじ２６が形成されている
。仕切壁２ｌには垂直連通孔２７が形成されるとともに
、連通孔２７の上端開口縁部に円錐状シート２８が形成
されている。上蓋１３は、フランジ３ｌ付垂直筒状のも
のである。上蓋ｌ３の外面におけるフランジ３ｌより下
方に下部雄ねじ３２が形成され、これが上部チャンバ２
２の雌ねじ２Ｂにねじ入れられている。上Ｍｌ３の外面
上端寄りのところには上部雄ねじ３３が形威されている
。上Ｍ１３の内面高さの中程には縮径部３４が形威され
るとともに、縮径部３４の内面に雌ねじ３５が形成され
ている。上蓋１３の内面上端寄りのところには上向き段
部３０が形成され、これの上には筒状シール部材３Ｂが
のせられ、これを押さえ付けるように袋ナット３７が上
部雄ねじ８３にねじはめられている。ステム１４の高さ
の中程には雄ねじ３８が形或され、これが上蓋１３の雌
ねじ３５にねじ入れられている。ステムｌ４の上端には
ハンドル３９が取付けられている。ブラグＩ５はシート
２８に密接される下向き円錐面４ｌを有している。

下部チャンバ２３の底壁には点検口５１が設けられ、こ
れには底蓋５２が施されている。点検口５ｌの周面には
雌ねじ５３が設けられている。底蓋５２の上面には上方
突出嵌合部５４が設けられるとともに、これの外面に雄
ねじ５５が設けられてこれが点検口５ｌの雌ねじ５３に
ねじ入れられている。

そして、連通孔２７の下端開口縁部と底蓋５２の間にフ
ィルタ５Ｂが介在されている。フィルタ５６は、金網ま
たははプラスチック若しくは金属製の多孔体により、点
検口５１を通過しうる大きさの垂直筒状に形成されたも
のである。また、嵌合部５４の先端には、フィルタ５６
の下端に強制的にはめ入れられた圧入部５７が設けられ
ている。

底蓋５２を回転させて点検口５ｔから抜き去ると、底Ｍ
５２に付いてフィルタ５Ｂが下部チャンバ２３から出て
くる。そして、フィルタ５６を掃除または交換し、その
後フィルタ５６を下部チャンバ２３に押入して点検口５
１に底蓋５２を施せばよい。

発明の効果この発明によれば、点検口の縁部から底蓋を取り外せば
、点検口を通じてフィルタをボデイの外に取出すことが
できるから、制御器から配管を外すことなく、簡単にフ
ィルタを掃除または交換することができる。

また、フィルタによって流体に混入した異物が濾過され
るから、シール部に異物がかみ込まれることがない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示す制御器の垂直縦断面図で
ある。１２・・・ボディ、１５・・・プラグ、２１・・・仕切
壁、２２・・・上部チャンバ、２３・・・下部チャンバ
、２４・・・インレット、２５・・・アウトレット、２
７・・・連通孔、５１・・・点検口、５２・・・底蓋、
５６・・・フィルタ。以　　上

Claims

【特許請求の範囲】上部チャンバ２２と下部チャンバ２３間の仕切壁２１に
形成された連通孔２７、下部チャンバ２３に通じたイン
レット２４および上部チャンバ２２に通じたアウトレッ
ト２５を有するボディ１２と、連通孔２７を開閉するプ
ラグ１５と、を備えている流体制御器において、下部チャンバ２３の底壁に点検口５１が設けられ、点検
口５１の縁部に底蓋５２が着脱自在に取付けられ、連通
孔２７の下端開口縁部と底蓋５２の間に、点検口５１を
通過しうる垂直筒状フィルタ５６が介在されている、流路シール部への異物かみ込み防止装置。