JP2010157072A - 減圧弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部の部品を必要とすることなく減圧機能を解除でき、減圧解除を行なう部分が外部に突出したり露出したりすることを防ぎつつ、通常使用時と減圧機能の解除時との切り換えを容易に実施できる減圧弁を提供することにある。
【解決手段】上流側入口10と下流側出口11とを有する減圧弁本体1内に弁体3を有する弁棒4を上下動自在に設け、この弁棒4をダイヤフラム7の下流側流体圧とスプリング5の弾発力とで調圧可能に設けた減圧弁である。この減圧弁は、減圧弁本体1の上端を被蓋するキャップ8の内側に先端に凸部31を有する反転操作杆9の何れか一端側を装着して減圧弁本体1に内蔵させると共に、この減圧機能を解除する際は、反転操作杆9の凸部31側を下端に、かつ、上端側をキャップ8に装着してこの凸部31で弁棒4を押圧させ、通常使用時は、凸部31側をキャップ8の内側に装着して当該キャップ8を弁棒4に対して非押圧状態とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、集合住宅等に設置されるメータユニットに給水圧力の調整を図るために取付けられる減圧弁に関する。
従来より、通常、マンション等の集合住宅内の給水設備には水道メータ取付け用のメータユニットが敷設され、更に、このメータユニットの一次側には減圧弁が取付けられている。減圧弁は、二次側の圧力を一次側の流体圧力よりも低い所定の一定圧力に保持するようになっており、集合住宅等の下層階に近づくほど給水圧が高くなろうとする現象を抑制して給水圧の上昇から給水器具を保護したり、集合住宅の各階相互における給水圧力の調整を図ろうとしたりする役割を果たしている。
この種の水道設備に用いられる減圧弁は、一般的に、弁体と、この弁体を開閉する弁棒と、二次側の圧力を受圧するダイヤフラムと、弁棒の開度を調節するためのスプリングととを有する構造になっている。そして、この減圧弁は、ダイヤフラムとスプリングとにより二次側と一次側との間の圧力を調整してこの圧力差を維持するようになっている。
ところで、給水配管の施工後には耐圧検査が実施されるため、この耐圧検査を適正に行うために、一般的に減圧弁には減圧機能を強制的に解除する機構が設けられている。このような解除機構を具備する減圧弁として、例えば、特許文献1や2の減圧弁が提案されている。
同文献1は、別体の強制開弁機構を具えており、キャップを取り外した状態で、この強制開弁機構の開弁治具を弁の上方突出部にねじ結合することにより、ダイヤフラムと弁体を押して最大開度位置に保持しようとするものである。
また、同文献2は、調節バネの上方に蓋体が設けられ、この蓋体には断面凹状の凹面が設けられている。この蓋体は螺着によって上端開口部に取付けられ、この蓋体を反転させて凹面の反転面により弁棒を押し下げることで、減圧機能を解除しようとしている。
特許第3533468号公報 特許第3502080号公報
しかしながら、特許文献1の減圧弁は、耐圧検査時において減圧機能を解除するために、外部に設けられた強制開弁機構をキャップと交換して取付ける必要があった。このため、作業性が悪く、また、この交換時に強制開弁機構やキャップを紛失するおそれもあった。更に、この強制開弁機構により部品点数が増加することで部品管理が面倒になりコストも増加していた。
また、この減圧弁は、通常時の圧力調整時に異常な圧力が受圧部であるダイヤフラムに加わった場合、弁体がシートに食い込んで弁が作動し難くなることがあった。
一方、同文献2は、蓋体に設けた凹面を反転させて減圧機能を解除する機構であるため、通常使用時と減圧機能の解除時とでは蓋体の装着高さが異なっていた。このため、減圧弁を配設する位置によって蓋体が周囲に接触した状態になる可能性があった。また、蓋体を何れの状態に装着した場合にも、この蓋体に形成された取付け用の雄ねじが常時外部に露出するため、この雄ねじが汚れたり劣化して蓋体の着脱作業に支障をきたすことがあった。
本発明は、従来の課題点を解決するために開発したものであり、その目的とするところは、外部の部品を必要とすることなく減圧機能を解除でき、減圧解除を行なう部分が外部に突出したり露出したりすることを防ぎつつ、通常使用時と減圧機能の解除時とにおける切り換えを容易に実施できる減圧弁を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、上流側入口と下流側出口とを有する減圧弁本体内に弁体を有する弁棒を上下動自在に設け、この弁棒をダイヤフラムの下流側流体圧とスプリングの弾発力とで調圧可能に設けた減圧弁において、減圧弁本体の上端を被蓋するキャップの内側に先端に凸部を有する反転操作杆の何れか一端側を装着して減圧弁本体に内蔵させると共に、この減圧機能を解除する際は、反転操作杆の凸部側を下端に、かつ、上端側をキャップに装着してこの凸部で弁棒を押圧させ、通常使用時は、凸部側をキャップの内側に装着して当該キャップを弁棒に対して非押圧状態とした減圧弁である。
請求項2に係る発明は、反転操作杆の凸部をキャップに形成した嵌合部に嵌合させた減圧弁である。
請求項3に係る発明は、嵌合部をキャップの外面に貫通させて開口部と連通させた減圧弁である。
請求項4に係る発明は、凸部側をキャップの嵌合部に嵌合して反転操作杆の下端面と弁棒の上端面との間に所定の隙間を形成した減圧弁である。
請求項5に係る発明は、反転操作杆を装着するキャップの装着部に反転操作杆の外周をシールするシール部材を内装した減圧弁である。
請求項6に係る発明は、反転操作杆の少なくとも凸部側の端部近傍位置の外周面にシール部材に係止する係止溝を形成した減圧弁である。
請求項1に係る発明によると、反転操作杆の装着方向を変えるだけで外部の部品を必要とすることなく減圧機能を解除できる。このため、部品を収容するための付属品等を別途準備する必要もない。しかも、通常使用時と減圧機能の解除時との何れの場合においても反転操作杆が外部に突出したり露出したりすることがなく省スペース化を図ることができ、反転操作杆の反転作業を容易に行うことができる。また、外部にねじ等の鋭敏な部位も露出することがないため、反転操作杆の切り換え作業時の怪我等を防ぐことができる。更に、弁棒が外部に露出しないため、スプリングの弾発力を特殊な工具を必要とすることなく簡単に調圧状態を調節することが可能になる。
請求項2に係る発明によると、通常使用時と減圧機能の解除時との切り換え時において、反転操作杆をワンタッチで反転させて着脱することができる。また、通常使用時には、反転操作杆がキャップから脱落することを防いで、キャップの取り外し時にもキャップと反転操作杆とを一体に抜き出すことが可能である。また、減圧機能の解除時には確実に凸部が弁棒を押圧した状態にでき、通常使用時には確実に凸部が嵌合部に収納した状態になって弁棒を非押圧状態とすることができる。
請求項3に係る発明によると、減圧機能の解除時と通常使用時とにおける反転操作杆の装着状態を開口部を介して外部から視認することができ、耐圧検査等の終了時に反転操作杆の戻し忘れを防ぐこともできる。
請求項4に係る発明によると、減圧弁本体の調圧動作時に弁体の動作を規制でき、急激な圧力変動等による弁棒の大きな上昇を防いで減圧弁本体の損傷や故障等を防止することができる。
請求項5に係る発明によると、キャップと反転操作杆との間をシールでき、仮に、ダイヤフラムが損傷した場合でも外部への流体漏れを確実に防ぐことが可能である。
請求項6に係る発明によると、反転操作杆がキャップに対して強固に一体化し、キャップの取り外し時にもキャップと反転操作杆とを一体に抜き出すことができる。また、シール部材によるシール性能が向上する。
以下に、本発明における減圧弁の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1、2においては、本発明の減圧弁の第1実施形態を示している。この減圧弁本体1を構成するボデー2内には、弁体3と、弁棒4と、スプリング5と、調節ねじ6と、ダイヤフラム7とが内蔵されている。また、この減圧弁本体1にはキャップ8と反転操作杆9とが設けられている。
図1、2において、ボデー2は弁箱2aとケース体2bとから成っている。弁箱2a内には、上流側入口10と下流側出口11とが形成され、この上流側入口10と下流側出口11との間には、弁体3が着座可能な弁座12が形成されている。一方、ケース体2bは、ダイヤフラム7を挟んだ状態で弁箱2aに固着されている。この構造により、弁箱2a内部には流体が流れ、ケース体2bの内部はこの弁箱2aから隔離された状態になっている。
弁棒4には、上下動自在に弁体3が取付けられ、弁棒4は、上流側入口10と下流側出口11との境界部分に設けられ、この弁棒4の上下動により弁体3が弁座12に接離可能になっている。また、弁棒4の上部側にはダイヤフラム7を介して受圧体15がボルト(またはナット)16により固着されている。これにより、弁棒4は、受圧体15と一体化された状態でケース体2bとダイヤフラム7との間の空間に配設されている。また、弁棒4の略中間付近にはOリング17が装着され、このOリング17により、弁棒4と弁箱2aとの間がシールされている。
また、弁体3は、環状に形成されて弁棒4の下部付近に設けられている。この弁体3は、弁棒4に形成された拡径鍔部4aと、容体状の保持部材13とによって挟まれた状態で、ボルト部材(またはナット部材)14により弁棒4に位置決め固着され、その上面側には弁座12に当接可能なシール面3aが形成されている。この弁体3は、弁棒4が下降したときに弁座12から離間し、また、弁棒4が上昇したときにシール面3aが弁座12に当接シールする。
調節ねじ6は、外周側におねじ部20を有し、このおねじ部20は、ケース体2b内側の上部側に形成されためねじ部21に螺合可能に設けられている。調節ねじ6は、適宜の工具を用いて、おねじ部20とめねじ部21との螺合により受圧体15との間隔が調節された状態でケース体2bの内側に取付けられる。調節ねじ6と受圧体15との間にスプリング5が弾発した状態で装着されている。
スプリング5は、調節ねじ6の調節位置により適宜の弾発力を有した状態で配設され、受圧体15とダイヤフラム7とを介して弁体3を開弁方向、すなわち、図1における下方向に弾発している。
このような構成により、減圧弁本体1は、ダイヤフラム7の下流側流体圧と、スプリング5との弾発力とにより弁棒4(弁体3)が上下動することで内部圧力が調圧可能になっている。
この減圧弁本体1において、キャップ8は、減圧弁本体1の上端を被蓋するようにボデー2に着脱可能に取付けられ、このキャップ8の内側に反転操作杆9が装着されている。
図1〜図3において、キャップ8の下面側には装着部22が形成され、この装着部22に反転操作杆9を装着可能になっている。また、この装着部22には装着溝27が形成され、この装着溝27内には反転操作杆9の外周をシールするシール部材28が内装されている。
キャップ8には、装着部22に続けて嵌合部23が形成されている。嵌合部23は、反転操作杆9の外径よりも縮径して形成されている、更に、この嵌合部23は、キャップ8の外面に貫通させ、このキャップ8に形成された開口部24と連通している。これにより、キャップ8に反転操作杆9を装着したときに、嵌合部23を介して開口部24より反転操作杆9の一端面25又は他端面26側を外方から視認可能になっている。
更に、キャップ8は、下方外周に雄ねじ29を有し、この雄ねじ29は、ケース体2bに形成されためねじ部21に螺合可能になっている。また、キャップ8の上方外周には拡径状の把持部30が形成されている。
図3(a)に示すように、反転操作杆9は、略棒状に形成されてキャップ8の装着部22に装着可能になっている。この反転操作杆9の両端近傍位置の外周面には、シール部材28に係止する係止溝32が形成されている。この係止溝32は、少なくとも、後述する凸部31側の端部近傍位置に設ければよい。また、反転操作杆9の先端には凸部31が形成され、この凸部31は、キャップ8の嵌合部23に着脱自在になっている。
反転操作杆9は、凸部31側、又は、他方側の何れか一端側をキャップ8に装着して減圧弁本体1に内蔵できるようになっている。
減圧機能を解除する際は、図3(c)に示すように、反転操作杆9の凸部31側を下端に、かつ、上端側をキャップ8に装着して凸部31で弁棒4を押圧させた状態にする。この場合、図2において、キャップ8の嵌合部23の収容高さをB、凸部31の高さをH、反転操作杆9の凸部31以外の拡径部分の長さをLとすると、反転操作杆9は、凸部31がキャップ8の装着部22に嵌った状態になり、収容高さB内に凸部31が入ることがなく、収容高さBの下方側には反転操作杆9の長さLと高さHとが続いている。
このため、凸部31が弁棒4をスプリング5の弾発方向に押圧し、弁体3が開弁状態に解除される。
一方、通常使用時は、凸部31側をキャップ8の内側に装着して当該キャップ8を弁棒4に対して非押圧状態にする。この場合には、図1において、凸部31が嵌合部23に嵌合した状態で反転操作杆9がキャップ8に嵌った状態になり、収容高さBの下方側には反転操作杆9の長さLが続いている。
このため、凸部31側をキャップ8の嵌合部23に嵌合した反転操作杆9の他端面である下端面26と弁棒4の上端面34との間に所定の隙間hが形成される。このとき、収容高さB>高さH>隙間hの関係になっており、この隙間hが確保されることで弁棒4が非押圧状態になる。
ここで、通常時(圧力調整時)における弁体3の動作を述べる。この場合、予め調節ねじ6によりスプリング5の弾発力を調節して、下流側出口11の圧力が一定圧力になるように調整しておく。
減圧弁本体1の二次側圧力が下がった場合には、ダイヤフラム7がこの圧力を受け、このダイヤフラム7と弁棒4とが固定されていることにより弁棒4をスプリング5の弾発力に抗して押圧する。このとき、この押圧力よりもスプリング5の弾発力が上回っているため、スプリング5は、弁棒4を弁開方向に圧力差のバランスがとれるまで押し返す。一方、二次側圧力が予め調整した圧力よりも上がった場合には、スプリング5の弾発力によりもダイヤフラム7が弁棒4を押圧する力が上回り、弁体3を閉方向にさせる方向に弁棒4が移動する。このように、スプリング5の弾発力と弁棒4とが互いにバランスをとる動作を繰り返すことにより、弁体3の開度が可変動作して圧力調節が行なわれる。
このとき、調節ねじ6を弁体3側に移動させる方向に回転することにより、下流側出口11の圧力を高めに設定することができる。一方、調節ねじ6を弁体3側とは反対方向に移動させる方向に回転することにより、下流側出口11の圧力を低めに設定することができる。減圧弁本体1内を圧力調節する場合には、下流側出口11以降の下流側に図示しない圧力計を取付け、一旦減圧弁本体1内を減圧した後に、圧力計に合わせてこの減圧弁本体1内を所定の圧力に圧力調節すればよい。
反転操作杆9は、上記の何れの状態に装着された場合でも、係止溝32がシール部材28に係止し、キャップ8から自然に抜けることが防がれている。この係止の時には、作業者は、反転操作杆9が適切な位置に保持されたことを、触感で認識することができる。
ここで、係合溝32を凸部31側のみに設ける場合には、減圧機能を解除した後、キャップ8を取り外せば反転操作杆9がキャップ8から自重で抜けることとなり、凸部31側をキャップ8の内側に装着して当該キャップ8を弁棒4に対して非押圧状態とする、通常使用時の係合を促すことができる。
また、反転操作杆9の一端面25、又は他端面26、或は双方の面には、例えば、シールや着色等を施したり、或は、何れか一方側の形状を変えたりすることで、図3(c)に示すような適宜の識別部33を設けるようにしてもよい。この場合、この識別部33をキャップ8の開口部24から視認することで反転操作杆9の装着状態が簡単に識別できる。
なお、本実施形態における減圧弁本体1には、連通弁40と、ストレーナ41が設けられている。ここで、それぞれの構造について説明する。
図5、6において、本実施形態における連通弁40は、減圧弁本体1のボデー2の2次側に内蔵される。この連通弁40は、図6に示すように、バルブボデー42と、連通弁体43と、ばね44と、止め具45とを有している。バルブボデー42は、中空の筒形状からなり、その外周には雄ネジ46が形成されている。また、バルブボデー42の外周側には、シール用のゴムリング47が装着されている。連通弁体43は、Oリング48が取付けられた状態でバルブボデー42内に内装され、更に、この連通弁体43とバルブボデー42との間にばね44が弾発状態で止め具45により止められている。この構成により、連通弁体43をばね44の弾発力に抗して摺動させたときには、この連通弁体43とバルブボデー42との間に図示しない空隙が生じ、この空隙を介して減圧弁本体1内部と外部とが連通できるようになっている。
連通弁40は、減圧弁本体1の2次側の当該位置に形成された継手部分である雌ネジ49に対して、雄ネジ46を螺着する螺子込み形になっており、常時には、連通弁体43がばね44の弾発力によって閉状態になっている。そして、連通弁40は、雌ネジ49に図示しない圧力計を取付けたり検査用ポンプを接続して、配管設置された減圧弁本体1やその他の配管機器の耐圧検査や、減圧弁本体1の設定圧力の変更及び確認を行なうときに使用され、図示しない器具等を雌ネジ49に螺子込む際には、前記構造により螺子込みと同時に連通弁体43が自動的に開放するようになっている。また、このとき、減圧弁本体1内部からの出水が連通弁体43により防止される。
上記のように、連通弁40を減圧弁本体1内部の圧力計等の器具との継手部分(雌ネジ49)内に内蔵しているので、連通弁を減圧弁本体の外部に接続する場合に比較して接続箇所(器具等との中継箇所)の数が減り、漏水の危険性が少なくなっている。また、減圧弁本体1全体を小型化することができ、連通弁40をインサート型式として小型化していることから製造コストが低減可能となる。更に、減圧弁本体1と外部器具とを直接接続することで継手が不要になり、継手を製作するための加工工数と製造コストとを低減できる。また、このように継手部分が無いことにより、器具を外す際に継手を設けたときのように共回りすることがなく、このときの漏水の危険性もない。連通弁40の組込み時においては、この連通弁40を減圧弁本体1の外部から組み込むことができ、減圧弁本体1側における組込み対向面側からの加工が不要になり、組付けも容易になる。
続いて、図1、4、6において、本実施形態におけるストレーナ41は、減圧弁本体1のボデー2内の1次側に内蔵される。このストレーナ41は、キャップ部材51と、スクリーン52とを有している。キャップ部材51は、ボデー2に形成されたメネジ53に螺着可能なオネジ54を有し、また、このオネジ54に続いて耐圧シール用のシール体55が取付けられている。スクリーン52は、網状に形成されて異物を除去できるようになっており、キャップ部材51に嵌めこまれることでこのキャップ部材51に一体化されている。
ストレーナ41は、減圧弁本体1の1次側にメネジ53に対してオネジ54を螺着して収容され、このとき、スクリーン52が減圧弁本体1内の所定位置に固定保持されて流体内に含まれるゴミ等の異物を除去できるようになっている。一方、洗管後のキャップ部材51を緩めると、スクリーン52をこのキャップ部材51と一体に減圧弁本体1から取り外すことができる。このため、ストレーナ41を減圧弁本体1から一旦取り外した後に、キャップ部材51からスクリーン52を取り外して清掃又は交換し、元の状態に戻すことが可能になっている。また、スクリーン52の保守点検を行なうことで、減圧弁本体1の、特に、弁体3とダイヤフラム7とを異物から保護することが可能になるため、この減圧弁本体1の耐久性が向上する。
このように、ストレーナ41は、キャップ部材51にスクリーン52が一体化された状態で減圧弁本体1に取り付けられているので、部品点数が減り、製造コストを低減できる。また、特別な工具を使用することなく、素手で着脱できる構造に設けることができる。この場合、レンチ等の工具が不必要であるため作業性が良くなり、例えば、減圧弁本体1が主に設置されるパイプシャフト等の暗所や狭い場所での保守作業も容易になる。
次に、本発明の減圧弁の上記実施形態における作用を説明する。
本発明の減圧弁本体1は、減圧弁本体1の上端を被蓋するキャップ8の内側に反転操作杆9を装着して減圧弁本体1に内蔵させると共に、減圧機能を解除する際は、反転操作杆9の凸部31側を下端に、かつ、上端側をキャップ8に装着してこの凸部31で弁棒4を押圧させ、通常使用時は、凸部31側をキャップ8の内側に装着して当該キャップ8を弁棒4に対して非押圧状態としているので、耐圧検査時等において減圧機能を解除する際には、把持部30を把持して回転することで反転操作杆9をキャップ8と共に減圧弁本体1から取り外し、この反転操作杆9を反転させてキャップ8に装着し、このキャップ8を減圧弁本体1に取付けることにより、凸部31の高さHにより弁棒4を押圧して強制的に弁開状態にすることができる。これにより、弁体3を境界とする上流側入口10と下流側出口11とが隔たりの無い状態で連通する。このため、耐圧検査等を容易に実施でき、この耐圧検査時には作業性が向上し、また、キャップ8と反転操作杆9以外の別部品を取り外すことがないため部品の紛失を防ぐことができる。また、部品点数が少ないため、部品管理が容易であり、製作時における加工工数等も抑えられる。
更に、通常使用時と減圧機能の解除時との双方において、キャップ8は、同じ装着状態で装着されるため、減圧弁本体1全体の高さが変わることがなく、この減圧弁本体1が狭い場所に設置されていても周囲との接触が防がれる。また、反転操作杆9は、減圧弁本体1に取付けられ、しかも、キャップ8内にはシール部材28が設けられているので、キャップ8の内側や反転操作杆9が外部に露出することがなく、これらに汚れが付着したり劣化したりすることが防がれる。
通常使用時においては、反転操作杆9と弁棒4との間に所定の隙間hを確保していることにより、ダイヤフラム7やダイヤフラム7を装着した弁棒4の動きが妨げられることがない。しかも、この隙間hは僅かな寸法であるため、下流側出口11から異常な高圧が加わってダイヤフラム7が大きく持ち上げられたとしても、弁棒4の上端面34が反転操作杆9の下端面26に当接して弁棒4の動きが規制され、弁体3が弁座12に食い込むことが防がれる。このことにより、減圧弁本体1の損傷や故障も防止できる。
なお、キャップ8側と反転操作杆9とをシールするシール部材28は、キャップ8側に1つ配置するだけでよいことから、部品点数が少なくて済み、また、反転操作杆9側にシール部材28用の装着溝を形成する必要がないので、係止溝32は浅いもので済むことから、反転操作杆9の強度低下を抑制することができ、減圧機能の解除時に生じようとする反力にも十分耐えることができる。
続いて、本発明における減圧弁の他の実施形態を述べる。なお、以降の実施形態において、それ以前に説明した実施形態と同一部分は同一符号によって表し、その説明を省略する。
図7は、本発明の減圧弁の第2実施形態を示している。図7(a)においては、反転操作杆60の凸部61側をキャップ62の内側に装着した状態を示し、また、図7(b)においては、凸部31側を下端側にして装着した状態を示している。この実施形態では、嵌合部63をキャップ62の外面に貫通させることなく形成しているため、反転操作杆60とキャップ62との装着部分が外部と連通することがなく、この部分からの流体漏れを確実に防ぐことができる。
また、この構造では、第1実施形態の場合と同様に、嵌合部63が装着部64に続けて形成されており、減圧機能の解除時には、この嵌合部63と装着部64とに対して、それぞれ凸部61と拡径部分とが嵌合した状態になっている。このように、キャップ62と反転操作杆60とを、いわゆる、2段構造の装着構造に設けることで、図のように、キャップ62内のシール部材を省略した場合にも、通常使用時においてキャップ62から反転操作杆60の脱落を防ぐことができる。
図8は、本発明の減圧弁の第3実施形態を示している。図8(a)においては、反転操作杆65の凸部66をキャップ67の内側に装着した状態を示し、また、図8(b)においては、凸部66側を下端側にして装着した状態を示している。この実施形態についても、第2実施形態と同様に、嵌合部68をキャップ67の外面に貫通させることなく形成し、更には、キャップ67に対して装着部が省略されている。このため、通常使用時においては、図8(a)に示すように、凸部66が嵌合部68に嵌合した状態になり、キャップ67と反転操作杆65とを、いわゆる、1段構造の装着構造に設けることで、キャップ67の加工部分が減り、加工工数を少なくして製作コストの低減を図ることが可能になる。
図9は、本発明の減圧弁の第4実施形態を示している。図9(a)においては、凸部71側をキャップ72の内側に装着した状態を示し、また、図9(b)においては、凸部71を下端側にして装着した状態を示している。この実施形態では、キャップ72における反転操作杆70の装着側に雌ねじ部73を設けると共に嵌合部74をこの雌ねじ部73から貫通して形成し、一方、反転操作杆70の両端側には、雌ねじ部73に螺着可能な雄ねじ部75、75を形成したものである。この構成により、通常使用時と減圧機能の解除時との何れの場合にも、キャップ72に対して反転操作杆70を螺合によって装着できるため、キャップ72から反転操作杆70が脱落することが防がれ、キャップ72をボデー2から取り外す際にキャップ72と反転操作杆70とを一体に取り外すことが可能になる。
図10は、本発明の減圧弁の第5実施形態を示している。図10(a)においては、凸部77側をキャップ78に装着した状態を示し、また、図10(b)においては、凸部77を下端側にしてキャップ78に装着した状態を示している。この実施形態では、図9の実施形態と同様に、キャップ78に雌ねじ部79、反転操作杆76の両端側に雄ねじ部80、80を形成し、また、図7の実施形態と同様に、キャップ78に対して嵌合部81を貫通することなく形成したものである。この場合、図9の実施形態と同様に、キャップ78と反転操作杆76との装着を強固にできると共に、図7の実施形態と同様して流体漏れを防ぐことが可能になる。
図11は、本発明の減圧弁の第6実施形態を示している。図11(a)においては、凸部86側をキャップ87に装着した状態を示し、また、図11(b)においては、凸部86側をキャップ87に装着した状態を示している。この実施形態では、図10の実施形態における2段構造のキャップと反転操作杆との装着構造を、1段構造の装着構造に変えたものである。この場合、図8の実施形態と同様に加工工数の削減が可能となる。
本発明の減圧弁の第1実施形態を示した断面図である。 図1の減圧弁の弁体を開弁状態に解除した状態を示す断面図である。 キャップと反転操作杆とを示した斜視図である。(a)は、キャップと反転操作杆との分解斜視図である。(b)は、反転操作杆の凸部をキャップに装着した状態を示す斜視図である。(c)は、凸部側を下端にしてキャップに装着した状態を示す斜視図である。 図1のストレーナ部材を取り外した状態を示した断面図である。 本発明の減圧弁の一部切欠き側面図である。 ストレーナ部材と減圧弁との分離状態を示した斜視図である。 本発明の減圧弁の第2実施形態を示した要部拡大断面図である。(a)は、凸部側をキャップに装着した状態を示す要部拡大断面図である。(b)は、凸部側を下端にして装着した状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の減圧弁の第3実施形態を示した要部拡大断面図である。(a)は、凸部側をキャップに装着した状態を示す要部拡大断面図である。(b)は、凸部側を下端にして装着した状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の減圧弁の第4実施形態を示した要部拡大断面図である。(a)は、凸部側をキャップに装着した状態を示す要部拡大断面図である。(b)は、凸部側を下端にして装着した状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の減圧弁の第5実施形態を示した要部拡大断面図である。(a)は、凸部側をキャップに装着した状態を示す要部拡大断面図である。(b)は、凸部側を下端にして装着した状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の減圧弁の第6実施形態を示した要部拡大断面図である。(a)は、凸部側をキャップに装着した状態を示す要部拡大断面図である。(b)は、凸部側を下端にして装着した状態を示す要部拡大断面図である。
符号の説明
1 減圧弁本体
3 弁体
4 弁棒
5 スプリング
7 ダイヤフラム
8 キャップ
9 反転操作杆
10 上流側入口
11 下流側出口
22 装着部
23 嵌合部
24 開口部
26 下端面
28 シール部材
31 凸部
32 係止溝
34 上端面
h 隙間

Claims (6)

  1. 上流側入口と下流側出口とを有する減圧弁本体内に弁体を有する弁棒を上下動自在に設け、この弁棒をダイヤフラムの下流側流体圧とスプリングの弾発力とで調圧可能に設けた減圧弁において、前記減圧弁本体の上端を被蓋するキャップの内側に先端に凸部を有する反転操作杆の何れか一端側を装着して前記減圧弁本体に内蔵させると共に、この減圧機能を解除する際は、前記反転操作杆の凸部側を下端に、かつ、上端側をキャップに装着してこの凸部で前記弁棒を押圧させ、通常使用時は、前記凸部側を前記キャップの内側に装着して当該キャップを前記弁棒に対して非押圧状態としたことを特徴とする減圧弁。
  2. 前記反転操作杆の凸部を前記キャップに形成した嵌合部に嵌合させた請求項1に記載の減圧弁。
  3. 前記嵌合部を前記キャップの外面に貫通させて開口部と連通させた請求項2に記載の減圧弁。
  4. 前記凸部側を前記キャップの嵌合部に嵌合して前記反転操作杆の下端面と前記弁棒の上端面との間に所定の隙間を形成した請求項1乃至3の何れか1項に記載の減圧弁。
  5. 前記反転操作杆を装着するキャップの装着部に反転操作杆の外周をシールするシール部材を内装した請求項1乃至4の何れか1項に記載の減圧弁。
  6. 前記反転操作杆の少なくとも凸部側の端部近傍位置の外周面に前記シール部材に係止する係止溝を形成した請求項5に記載の減圧弁。
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