JP2013235797A - 同軸コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】高生産性、低コストで、操作性が良く、複数端子の切り替えが可能なスイッチ付き同軸コネクタを提供する。
【解決手段】同軸プラグが嵌合していないとき、第3の接触部402と第4の接触部504が接触し、第1の端子400と第2の端子500が電気的に接続され、第1の同軸プラグが嵌合すると、中心導体の外延部が第1の接触部408に当接し、絶縁物601により第2の端子500が押し下げられ、第4の接触部504が第3の接触部402から離間し、第1の端子400と第2の端子500が電気的に遮断され、中心導体と第1の端子400が電気的に接続され、第2の同軸プラグが嵌合すると、中心導体が第2の接触部509に当接し、第2の端子500が押し下げられ、第4の接触部504が第3の接触部402から離間し、第1の端子400と第2の端子500が電気的に遮断され、中心導体と第2の端子500が電気的に接続される。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板上に実装される同軸コネクタ、特に、高周波信号回路、アンテナ等を切り換えるためのスイッチ機構を備えたスイッチ付き同軸コネクタに関する。
携帯電話機のような携帯式の情報通信機器において、内蔵される高周波回路の検査用にスイッチ付き同軸コネクタが広く使用されている。従来のスイッチ付き同軸コネクタとして、例えば、同軸プラグの中心導体を受入れ可能な孔を有する絶縁ハウジングと、この絶縁ハウジングの外側に設けられた外部導体と、孔の下方に設けられた固定端子及び可動端子とから成るものがある。さらに、固定端子は、接触部を備え、可動端子は、絶縁ハウジングに固定される固定部と、同軸プラグの中心導体と当接可能且つ接触部と接触可能な弾性部とを備えている(例えば、特開2007−141665号公報(特許文献1)等参照)。
この従来のスイッチ付き同軸コネクタにおいて、同軸プラグが装着されていないときは、可動端子は弾性部の弾性力により固定端子の接触部に押し付けられて、固定端子と可動端子は電気的に接続された状態を保持する。一方、同軸プラグが装着されているときは、同軸プラグの中心導体の下端部は、コネクタの縦孔に挿通する。この状態で中心導体は弾性部に当接し、弾性部は中心導体により押し下げられ、弾性変形し、接触部から離間し、固定端子と可動端子は電気的に切り離されると同時に、中心導体と可動端子が接続された状態となる。これにより、可動端子から固定端子へ流れていた信号を可動端子から中心導体へ流して、可動端子に接続されている高周波回路を検査することができる。
特開2007−141665号公報 特開2008−226588号公報
近年、携帯式の情報通信機器の小型化などの要請が高まり、高周波回路や中央処理回路などの内部回路のみならず、アンテナ等の実装部品の小型化や実装技術の改善が必要となってきた。そのため、高周波回路やアンテナ等を切り換えてそれらの両方の測定や検査を行う必要性が高まってきた。従来のスイッチ付き同軸コネクタは、集積回路、電子部品等を実装した後に検査を行う場合、例えばアンテナを一時的に切り離して高周波回路のみに接続して検査を行うことは可能であったが、高周波回路を一時的に切り離してアンテナのみに接続して検査を行うことはできなかった。
そこで、複数の端子に切り換えられるスイッチ付き同軸コネクタの開発が必要になってくる。このような高周波回路とアンテナの両方の特性を測定可能なスイッチ付き同軸コネクタとして、例えば、特開2008−226588号公報(特許文献2)に記載された技術がある。特許文献2記載のスイッチ付き同軸コネクタは、プラグ側に樹脂製突起を設け、コネクタ嵌合時に、樹脂製突起がレセプタクルの第1スイッチバネに当接して押し下げて第1スイッチバネとの電気接続を遮断し、第2スイッチバネとの電気接続を維持し、また逆に、樹脂製突起がレセプタクルの第2スイッチバネに当接して押し下げて第2スイッチバネとの電気接続を遮断し、第1スイッチバネとの電気接続を維持することによって、プラグの樹脂製突起の位置を替えて電気接続を切り換えるものである。
しかしながら、特許文献2記載のスイッチ付き同軸コネクタは、同軸コネクタの構造が非常に複雑になり製造効率も低く、大型化するものであった。また、プラグコネクタの嵌合時の方向が決められているので、使い勝手が悪かった。
そこで、本発明の目的は、高生産性、低コストで、操作性が良く、複数端子の切り替えが可能なスイッチ付き同軸コネクタを提供することにある。本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、本発明に係る同軸コネクタは、基板上に実装されるスイッチ付き同軸コネクタであって、第1及び第2の同軸プラグの中心導体を上方から受け入れ可能な孔を有する絶縁ハウジングと、前記絶縁ハウジングの外側に設けられ、前記第1及び第2の同軸プラグの外部導体が着脱可能な外部導体と、前記孔の下方に設けられた第1の端子と、前記孔の下方かつ前記第1の端子の下方に設けられ、前記同軸プラグの中心導体の受け入れによって下方に弾性変位可能な第2の端子と、前記第1の端子と前記第2の端子との間に設けられた絶縁物と、を備えるものである。
さらに、前記第1の同軸プラグの中心導体の先端部は、前記第2の同軸プラグの中心導体の先端部よりも径方向に大きな外延部を有し、前記第1の端子は、前記第1の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合しているとき、前記第1の同軸プラグの中心導体の外延部が接触する第1の接触部を上面に有し、前記第2の端子は、前記第2の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合しているとき、前記第2の同軸プラグの中心導体が接触する第2の接触部を上面に有し、前記第1の端子は、前記第1及び第2の同軸プラグの中心導体のいずれもが前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合していないとき、前記第2の端子の後記第4の接触部に接触する第3の接触部を下面に有し、前記第2の端子は、前記第1及び第2の同軸プラグの中心導体のいずれもが前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合していないとき、前記第1の端子の前記第3の接触部に接触する第4の接触部を上面に有する。
そして、前記第1及び第2の同軸プラグの中心導体のいずれもが前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合していないとき、前記第3の接触部と第4の接触部とが接触し、前記第1の端子と前記第2の端子とが電気的に接続され、前記第1の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合すると、前記第1の同軸プラグの中心導体の外延部が前記第1の接触部に当接し、前記絶縁物により前記第2の端子が押し下げられることにより前記第4の接触部が前記第3の接触部から離間し、前記第1の端子と前記第2の端子とが電気的に遮断され、前記第1の同軸プラグの中心導体と前記第1の端子とが電気的に接続され、前記第2の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合すると、前記第2の同軸プラグの中心導体が前記第2の接触部に当接し、前記第2の同軸プラグの中心導体により前記第2の端子が押し下げられることにより前記第4の接触部が前記第3の接触部から離間し、前記第1の端子と前記第2の端子とが電気的に遮断され、前記第2の同軸プラグの中心導体と前記第2の端子とが電気的に接続される。
また、本発明に係る同軸コネクタは、基板上に実装されるスイッチ付き同軸コネクタであって、第1及び第2の同軸プラグの中心導体を上方から受け入れ可能な孔を有する絶縁ハウジングと、前記絶縁ハウジングの外側に設けられ、前記第1及び第2の同軸プラグの外部導体が着脱可能な外部導体と、前記孔の下方に設けられ、前記同軸プラグの中心導体の受け入れによって下方に弾性変位可能な第1の端子と、前記孔の下方かつ前記第1の端子の下方に設けられ、前記同軸プラグの中心導体の受け入れによって下方に弾性変位可能な第2の端子と、を備えるものである。
さらに、前記第1の同軸プラグの中心導体の先端部は、絶縁物と、前記第2の同軸プラグの中心導体の先端部よりも径方向に大きな外延部とを有し、前記第1の端子は、前記第1の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合しているとき、前記第1の同軸プラグの中心導体の外延部が接触する第1の接触部を上面に有し、前記第2の端子は、前記第2の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合しているとき、前記第2の同軸プラグの中心導体が接触する第2の接触部を上面に有し、前記第1の端子は、前記第1及び第2の同軸プラグの中心導体のいずれもが前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合していないとき、前記第2の端子の後記第4の接触部に接触する第3の接触部を下面に有し、前記第2の端子は、前記第1及び第2の同軸プラグの中心導体のいずれもが前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合していないとき、前記第1の端子の前記第3の接触部に接触する第4の接触部を上面に有する。
そして、前記第1及び第2の同軸プラグの中心導体のいずれもが前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合していないとき、前記第3の接触部と第4の接触部とが接触し、前記第1の端子と前記第2の端子とが電気的に接続され、前記第1の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合すると、前記第1の同軸プラグの中心導体の外延部が前記第1の接触部に当接し、前記第1の同軸プラグの前記絶縁物により前記第2の端子が押し下げられることにより前記第4の接触部が前記第3の接触部から離間し、前記第1の端子と前記第2の端子とが電気的に遮断され、前記第1の同軸プラグの中心導体と前記第1の端子とが電気的に接続され、前記第2の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合すると、前記第2の同軸プラグの中心導体が前記第2の接触部に当接し、前記第2の同軸プラグの中心導体により前記第2の端子が押し下げられることにより前記第4の接触部が前記第3の接触部から離間し、前記第1の端子と前記第2の端子とが電気的に遮断され、前記第2の同軸プラグの中心導体と前記第2の端子とが電気的に接続される。
本発明によれば、複数端子の切り替えが可能なスイッチ付き同軸コネクタにおいて
(1)高生産性、低コストで生産できる。
(2)挿着時の回転角度の制限がなく操作性良くできる。
本発明の一実施の形態による同軸コネクタの全体構成を示す斜視図である。 図1のA−A切断面における断面図である。 図1のB−B切断面における断面図である。 第1の端子の構成例を示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態による同軸コネクタを示す断面図である。 第2の端子の構成例を示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態による同軸コネクタの第2の端子の上面に絶縁物を設けた構成例を示す斜視図である。 外延部を持つ同軸プラグを同軸コネクタに嵌合した状態を示す図である。 外延部を持たない同軸プラグを同軸コネクタに嵌合した状態を示す図である。 本発明の他の実施の形態による同軸コネクタの第1の端子の下面と第2の端子の上面の両方に絶縁物を設けた構成例を示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態による同軸コネクタの第1の端子の下面に絶縁物を設けた構成例を示す斜視図である。 第1の端子の他の構成例を示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態による同軸コネクタに同軸プラグを嵌合した状態を示す図である。 本発明の他の実施の形態による同軸コネクタに同軸プラグを嵌合した状態を示す図である。 本発明の他の実施の形態による同軸コネクタを示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらは互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
図1は本発明の一実施の形態による同軸コネクタの全体構成を示す斜視図、図2は図1のA−A切断面による断面図、図3は図1のB−B切断面による断面図である。まず、図1〜図3により、本実施の形態による同軸コネクタの構成を説明する。本実施の形態による同軸コネクタ100は、基板上に実装されるスイッチ付き同軸コネクタであって、同軸プラグ700a、700b(図8、図9等参照)の中心導体701a、701bを上方から受け入れ可能な縦孔203を有する絶縁ハウジング200と、絶縁ハウジング200の外側に設けられ、同軸プラグ700a、700bの外部導体702a、702bが着脱可能な外部導体300と、縦孔203の下方に設けられた第1の端子400と、縦孔203の下方かつ第1の端子400の下方に設けられた第2の端子500と、第1の端子400と第2の端子500との間に設けられた絶縁物601などから構成される。同軸コネクタ100は、基板上に実装可能であり、外部に露出した第1の端子400の基板接続部401や第2の端子500の基板接続部501を通じて基板に接続されることにより、基板回路の一部を形成し得る。
本実施の形態による同軸コネクタ100は、携帯電話機、スマートフォン、ノート型パーソナルコンピュータ、タブレット型パーソナルコンピュータのような携帯式の情報通信機器において、内蔵される高周波回路およびアンテナの特性試験、検査用などに使用される。また、高周波回路用に、外部導体300はシールドされ、第1の端子400及び第2の端子500はインピーダンス整合がとられている。
絶縁ハウジング200は、例えば、プラスチック等の絶縁性の樹脂で形成される。絶縁ハウジング200は、本体部分が略直方体形状であり、その略中心の上部が円筒状となっている。また、絶縁ハウジング200の上面には、すり鉢状の凹部202が形成され、この凹部202の底面中央部には、同軸プラグ700a、700bの中心導体701a、701bを上方から受け入れ可能な縦孔203が穿設されている。さらに、この縦孔203の下方には、この縦孔203と連通する横長の空間204が形成され、同軸プラグ700a、700bが装着されると、中心導体701a、701bの先端部が縦孔203を挿通し、空間204に達するようになっている。なお、絶縁ハウジング200は、例えば2つの構成部品に分けることが可能であり、第1の端子400及び第2の端子500などを組み込むのに好適な構成となっている。
外部導体300は、例えば、金属板等の導電性材料を打ち抜き及び折り曲げ加工することにより形成される。外部導体300の上面には、円筒状の上部301が設けられている。同軸プラグ挿入時に、同軸プラグ側の外部導体702a、702bの下端部が上部301に当接し、同軸コネクタ100の外部導体300と電気接続されるようになっている。また、外部導体300の上部301の外周面には半円断面の環状溝302が形成されており、他のタイプの同軸プラグ(図示せず)挿入時に、同軸プラグ側の外部導体702a、702bの下端部がこの環状溝302に嵌合可能となっている。
図4は、第1の端子400の構成例を示す斜視図である。第1の端子400は、例えば、ベリリウム銅、りん青銅、三元銅、コルソン銅等の導電性材料の金属板を打ち抜き及び折り曲げ加工することにより形成される。第1の端子400は、平板状の固定部403と、固定部403から絶縁ハウジング200の中心へ向けて延出した延出部404と、固定部403の基端側から下方にコ字状に曲成された端部に設けた基板接続部401と、それらの間の腕部405などを有する。延出部404は、縦孔203の真下に、該縦孔203よりも径の小さな円形状の孔407を有し、同軸プラグ700bの細い中心導体701bが通り抜けられるようになっている。固定部403の側部には楔状の突起406が形成されており、これらの突起406を介して固定部403は絶縁ハウジング200の側方から絶縁ハウジング200の挿入孔を通じて空間204に水平姿勢で圧入される。この結果、固定部403は、絶縁ハウジング200の内部に設置され、それ以外の腕部405と基板接続部401は、絶縁ハウジング200の外部に露出されたままの状態となる。また、固定部403と延出部404のほぼ中間部分には下方に突出する接触部(第3の接触部)402が設けられており、第2の端子500の接触部(第4の接触部)504との接触圧力を高め、接触信頼性を高めることができるようになっている。
図5は、本発明の他の実施の形態による同軸コネクタを示す断面図である。図5に示す同軸コネクタ100aは、第1の端子400aの延出部404aが、上方へ少し跳ね上がって弾性変形可能となっており、その弾性力により同軸プラグ700a、700bの中心導体701a、701bとの接触信頼性を高めることができるようになっている。また、中心導体701a、701bとの接触時に、延出部404aが押し下げられて、第1の端子400aの接触部402aと、第2の端子500の接触部504とが擦れるため、接触部402a,504のクリーニング効果が得られる。なお、絶縁ハウジングは、例えば2つの構成部品に分けることが可能であるので、延出部404aの様な上方に延びる弾性片を組み込むのに好適である。
図6は、第2の端子500の構成例を示す斜視図である。第2の端子500は、例えば、ベリリウム銅、りん青銅、三元銅、コルソン銅等の導電性材料の金属板を打ち抜き及び折り曲げ加工することにより形成される。第2の端子500は、平板状の固定部502と、この固定部502の基端側から下方にU字状に曲成された基板接続部501(図2参照)と、固定部502から先端方向斜め上方に片持ち梁状に延出する弾性部503とを備えている。弾性部503のほぼ中心にある接触部(第2の接触部)509は同軸プラグ700bの細い中心導体701bと当接可能であり、この当接位置より先端側に接触部(第4の接触部)504を有し、接触部504は、第1の端子400の接触部(第3の接触部)402の下端と接触可能となっている。固定部502の側部には楔状の突起505が形成され、固定部502は突起505を介して第1の端子400の圧入方向の反対側から絶縁ハウジング200の空間204に水平姿勢で圧入される。弾性部503の両側外周部506は、当接位置の近傍から第2の端子500の固定部502に向かって拡幅され、凹状に湾曲した形状を成している。また、弾性部503には、当接位置より固定部502側に切欠部507が設けられ、この切欠部507は、弾性部503に沿って延びている。また、固定部502には、立ち上り片508が設けられており、立ち上り片508により、横の挿入孔からの異物の侵入を防止している。
第2の端子500の上面には、さらに、同軸プラグ700bの細い中心導体701bの先端部が当接する位置(縦孔203の中心近傍)から外れた位置であって、同軸プラグ700aの外延部を持つ中心導体701aの先端部の一部が当接する部分に絶縁皮膜(レジスト)が弾性部503の延出方向に直交する様に2本の並列する溝状に塗布され、2つの絶縁物601a,601bを形成している。また、第1の端子400に近い絶縁物601bは、第1の端子400との干渉を避けるように短くなっている。これにより、同軸プラグが挿入されていないとき、第3の接触部402と第4の接触部504の接触が妨げられないようになっている。なお、絶縁物601,602は、絶縁物を被覆する代わりに樹脂の一体成形などにより形成してもよい。また、絶縁物601,602は、絶縁物を被覆する代わりに、第2の端子500の表面をレーザー照射等で酸化させて酸化皮膜を形成してもよい。
図7は、本発明の他の実施の形態による同軸コネクタの第2の端子500の上面に設けられた絶縁物601を示す斜視図である。図7に示すように、絶縁物601の形態として種々の形をとることができる。例えば、図7(a)のように、第2の端子500aの上面に絶縁皮膜を塗布してドーナツ状の絶縁物601cを形成することも可能である。また、図7(b)のように、第2の端子500bの上面に樹脂を一体成形して円筒状の絶縁物601dを形成することも可能である。
図8は、外延部705を持つ同軸プラグ700aを同軸コネクタ100に嵌合した状態を示す図であり、(a)は全体図、(b)は同軸コネクタ100近傍の拡大断面図である。図9は、外延部を持たない同軸プラグ700bを同軸コネクタ100に嵌合した状態を示す図であり、(a)は全体図、(b)は同軸コネクタ100近傍の拡大断面図である。検査には、少なくとも2種類の先端部を持つ同軸プラグが使用される。なお、本明細書において、中心導体の「先端部」とは、中心導体の軸方向の端部であって、同軸コネクタの縦孔に挿入される部分をいう。また、中心導体の「先端部分」とは、「先端部」の一部であって、第2の端子に当接する部分をいう。また、「外延部」とは、「先端部」の一部であって、「先端部分」の周りに設けられた環状の部分をいう。
アンテナなどの特性を測定するために、第1の端子400と第2の端子500を電気的に遮断して、第1の端子400と同軸プラグの中心導体とを電気的に接続する場合、中心導体の先端部が大きい直径を持つ第1の同軸プラグ700aを使用する。図8(b)に示すように、同軸プラグ700aの先端部分は、外延部705の下端位置から下方に突出する環状で断面段差状の突起703を有し、その突起703の内側には円筒状の凹部704が第1端子の下面と同位置まで削るように設けられている。突起703は、第1の端子400の孔407を通り抜ける位置に設けられているが、突起703の外周部分の直径は孔407の直径より大きくなっており、外延部705を形成している。そして、突起703が、第2の端子500上の絶縁物601a,601bに当接するようになっている。突起703の内側中心部分は凹部704となっていること、或いは、絶縁物の厚みがあることで、中心導体701aは、第2の端子500の接触部509と接触しない構造となっている。また、同軸プラグ700aの挿入時には、中心導体701aが第1の端子400の接触部408に当接するようになっている。なお、凹部704があるので、第2の端子500からのアイソレーションが少なくなる。また、同軸プラグは、プラグの本体に対して、外部導体702a、702bがプラグ絶縁体と共に上下方向に変位可能に弾性支持されており、中心導体も独立して変移可能に弾性支持されている。
高周波回路などの特性を測定するために、第1の端子400と第2の端子500を電気的に遮断して、第2の端子500と同軸プラグの中心導体とを電気的に接続する場合、中心導体の先端部が第1の同軸プラグ700aよりも小さい直径を持つ第2の同軸プラグ700bを使用する。第2の同軸プラグ700bの中心導体701bの先端部の直径は、第1の端子400の孔407より小さく、孔407を通り抜けるようになっている。そして、中心導体701bの先端部が、第2の端子500の接触部509に当接するようになっている。なお、アンテナと高周波回路の接続関係は、逆であってもよい。
同軸プラグ700a、700bが装着されていないときは、第2の端子500の接触部(第4の接触部)504は、弾性部503の弾性力により第1の端子400の接触部(第3の接触部)402に押し付けられて、第1の端子400と第2の端子500は電気的に接続された状態を保持する。
外延部705を持つ第1の同軸プラグ700aが装着されているときは、第1の同軸プラグ700aの外部導体702aの下端部は外部導体300に当接し、同軸プラグの中心導体701aの先端部は、縦孔203に挿通する。この状態で同軸プラグ700aの中心導体701aの先端部分の突起703は、弾性部503の絶縁物601に当接する。このとき、同軸プラグの中心導体の弾性力は弾性部503よりも強いので、弾性部503は同軸プラグの中心導体により押し下げられ、弾性変形し、接触部504が接触部402から離間し、第1の端子400と第2の端子500は電気的に切り離される。また、それと同時に、同軸プラグの中心導体の先端部の外延部705が、第1の端子400の延出部404の孔407の外縁の接触部(第1の接触部)408に当接し、同軸プラグの中心導体と第1の端子400が接続された状態となる。これにより、第1の端子400から第2の端子500へ流れていた信号を、第1の端子400から同軸プラグの中心導体へ流して、アンテナを検査することが可能になる。
第2の接触部509、第4の接触部504及び絶縁物601の位置関係は、第3の接触部402と第4の接触部504との接続を遮断するのに好ましい位置関係となっている。すなわち、片持ち梁状の第2の端子500の自由端側に第4の接触部504があり、その接触部位置よりも基部側に絶縁物601が当接するので、当接した部分の変位量よりも自由端側である第4の接触部504の変位量が大きくなる。
先端部の直径が小さい中心導体を持つ第2の同軸プラグ700bが装着されているときは、第2の同軸プラグ700bの外部導体702bの下端部は外部導体300に当接し、同軸プラグの中心導体702bの先端部は、縦孔203に挿通する。この状態で同軸プラグの中心導体702bは、弾性部503の接触部(第2の接触部)509に当接する。このとき、同軸プラグの中心導体の弾性力は弾性部503よりも強いので、弾性部503は同軸プラグの中心導体により押し下げられ、弾性変形し、接触部504が接触部402から離間し、第1の端子400と第2の端子500は電気的に切り離されると同時に、同軸プラグの中心導体と第2の端子500が接続された状態となる。これにより、第2の端子500から第1の端子400へ流れていた信号を、第2の端子500から同軸プラグの中心導体へ流して、高周波回路を検査することが可能になる。
図10は、本発明の他の実施の形態による同軸コネクタの第1の端子400の下面と第2の端子500の上面の両方に絶縁物601を設けた構成を示す斜視図であり、(a)は第2の端子500cの構成、(b)は第1の端子400bと第2の端子500cとを組み合わせた図である。図10に示すように、第1の端子400の下面と第2の端子500の上面の両方に絶縁物601を設けても、同様の効果を得ることができる。この場合、第1の端子400bが、直径の大きい中心導体によって押し下げられることによって、第1の端子400bの下面の絶縁物601e,601fと端子500cの上面の絶縁物601g,601hが当接し、第2の端子500cも押し下げられ、第1の端子400bと第2の端子500cとの接触を遮断することができる。すなわち、図8に示すような突起703がない中心導体であっても、中心導体701a、701bによって直接、絶縁物601を押し下げることなく、第1の端子400bと第2の端子500cとの電気的接続を遮断することができる。
図11は、本発明の他の実施の形態による同軸コネクタの第1の端子400の下面に絶縁物601を設けた構成を示す斜視図である。図11に示すように、絶縁物601e,601fを端子400bの下面に設けてもよい。この場合、第1の端子400bが、直径の大きい中心導体によって押し下げられることによって、絶縁物601e,601fの作用によって第2の端子500も押し下げられ、第1の端子400bと第2の端子500との接触を遮断することができる。すなわち、図8に示すような突起703がない中心導体であっても、中心導体701a、701bによって直接、絶縁物601を押し下げることなく、第1の端子400bと第2の端子500との電気的接続を遮断することができる。
図12は、図5と同様に第1の端子の他の構成例を示す斜視図である。図12に示す第1の端子400cは、孔の周辺に、同軸プラグの中心導体の外延部が当接する部分に切り起こし状の弾性変形する第1の接触部408cを備えている。これにより、同軸プラグの嵌合時に、図5の弾性部404aのように端子400cの延出部404c全体が弾性変形するのではなく、接触部408cのみが弾性変形する。
図13及び図14は、本発明の他の実施の形態による同軸コネクタに同軸プラグを嵌合した状態を示す図であり、(a)は全体図、(b)は同軸コネクタ100b近傍の拡大断面図である。図13及び図14に示す同軸コネクタ100bは、第2の端子500の第2の接触部509の位置に絶縁物601kを備えている。また、図13に示すように、径の小さい同軸プラグ701cには、先端部分の中心(絶縁物601kが当接する部分)に凹部704cが設けられ、その周辺に突起703cが設けられている。また、図14に示すように、径の大きい同軸プラグ701dには、先端部分の中心(絶縁物601kが当接する部分)に突起703dが設けられ、その周辺に外延部705dが設けられている。このように、同軸プラグ701dに外延部705dを設け、同軸プラグ701cから外延部を省略することにより、前記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
図15は、本発明の他の実施の形態による同軸コネクタを示す断面図であり、(a)は同軸コネクタのみ、(b)は同軸コネクタに同軸プラグを嵌合して中心導体が同軸コネクタの孔に挿入されていない状態、(c)は同軸コネクタに同軸プラグを嵌合して中心導体が同軸コネクタの孔に挿入された状態を示す。図15に示す同軸コネクタ100dは、絶縁物601を備えていない。その代わり、同軸プラグ700e側に絶縁物601lを備えている。同軸プラグ700eの中心導体701eの先端部分には、絶縁物601lが設けられ、その周辺に外延部705eが設けられている。これにより、同軸プラグ700eの中心導体701eの先端部を同軸コネクタ100dの孔に挿入したとき、絶縁物601lにより第2の端子500dが押し下げられ、第1の端子400dと第2の端子500dとの電気接続が遮断され、中心導体701eの外延部705eが第1の端子400dに当接し電気接続される。このような構成により、前記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、特に図示していないが、絶縁物601を第1の端子400又は第2の端子500の表面に設けるのではなく、第1の端子400と第2の端子500との間に、浮いた状態で配置してもよい。また、図7(b)の絶縁物601dを第2の端子500bの表面に固定することなく、第1の端子400の孔407の中に可動状態で配置してもよい。この場合、同軸プラグを嵌合しないとき、すなわち第1の端子400と第2の端子500とが接触しているとき、円筒状の絶縁物601dの上面が、第1の端子400の上面より上に突出するように構成すれば、先端部分が平らな太い中心導体を嵌合したとき、絶縁物601dが押し下げられて第1の端子400と第2の端子500と接続が遮断され、太い中心導体の外延部705が第1の端子400に当接して電気的に接続される。本明細書において、「第1の端子400と第2の端子500との間」とは、絶縁物の一部が間に有ればよい。例えば、浮いた絶縁物の場合、絶縁物の一部が第1の端子400の表面よりも上方に突出することも含むものである。
したがって、前記実施の形態の同軸コネクタによれば、高生産性及び低コストの構造で複数端子の切り替えが可能になる。また、挿着時の回転角度の制限がなく操作性良くできる。更には、絶縁皮膜(レジスト)を塗布することにより、生産効率が高いものができる。また、絶縁皮膜を塗布することにより、高さ方向に非常に制限のある構造に極めて有効である。また、絶縁物により隙間が遮られ、ごみが入りにくい。
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。また、前記複数の実施の形態の一部をそれぞれ適宜組み合わせてもよい。
本発明に係るスイッチ付き同軸コネクタは、携帯電話機、スマートフォン、PDA、タブレット形パーソナルコンピュータ等の情報通信機器産業などの幅広い産業分野において利用可能である。
100 同軸コネクタ
200 絶縁ハウジング
202 凹部
203 縦孔
204 空間
300 外部導体
301 上部
302 環状溝
400 第1の端子
401 基板接続部
402 接触部(第3の接触部)
403 固定部
404 延出部
405 腕部
406 突起
407 孔
408 接触部(第1の接触部)
500 第2の端子
501 基板接続部
502 固定部
503 弾性部
504 接触部(第4の接触部)
505 突起
506 両側外周部
507 切欠部
508 立ち上り片
509 接触部(第2の接触部)
601 絶縁物
700 同軸プラグ
701 中心導体
702 外部導体
703 突起
704 凹部
705 外延部

Claims (7)

  1. 基板上に実装されるスイッチ付き同軸コネクタであって、
    第1及び第2の同軸プラグの中心導体を上方から受け入れ可能な孔を有する絶縁ハウジングと、
    前記絶縁ハウジングの外側に設けられ、前記第1及び第2の同軸プラグの外部導体が着脱可能な外部導体と、
    前記孔の下方に設けられた第1の端子と、
    前記孔の下方かつ前記第1の端子の下方に設けられ、前記同軸プラグの中心導体の受け入れによって下方に弾性変位可能な第2の端子と、
    前記第1の端子と前記第2の端子との間に設けられた絶縁物と、を備え、
    前記第1の同軸プラグの中心導体の先端部は、前記第2の同軸プラグの中心導体の先端部よりも径方向に大きな外延部を有し、
    前記第1の端子は、前記第1の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合しているとき、前記第1の同軸プラグの中心導体の外延部が接触する第1の接触部を上面に有し、
    前記第2の端子は、前記第2の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合しているとき、前記第2の同軸プラグの中心導体が接触する第2の接触部を上面に有し、
    前記第1の端子は、前記第1及び第2の同軸プラグの中心導体のいずれもが前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合していないとき、前記第2の端子の後記第4の接触部に接触する第3の接触部を下面に有し、
    前記第2の端子は、前記第1及び第2の同軸プラグの中心導体のいずれもが前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合していないとき、前記第1の端子の前記第3の接触部に接触する第4の接触部を上面に有し、
    前記第1及び第2の同軸プラグの中心導体のいずれもが前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合していないとき、前記第3の接触部と第4の接触部とが接触し、前記第1の端子と前記第2の端子とが電気的に接続され、
    前記第1の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合すると、前記第1の同軸プラグの中心導体の外延部が前記第1の接触部に当接し、前記絶縁物により前記第2の端子が押し下げられることにより前記第4の接触部が前記第3の接触部から離間し、前記第1の端子と前記第2の端子とが電気的に遮断され、前記第1の同軸プラグの中心導体と前記第1の端子とが電気的に接続され、
    前記第2の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合すると、前記第2の同軸プラグの中心導体が前記第2の接触部に当接し、前記第2の同軸プラグの中心導体により前記第2の端子が押し下げられることにより前記第4の接触部が前記第3の接触部から離間し、前記第1の端子と前記第2の端子とが電気的に遮断され、前記第2の同軸プラグの中心導体と前記第2の端子とが電気的に接続される、ように構成されていることを特徴とする同軸コネクタ。
  2. 前記絶縁物は、前記第2の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合しているとき、前記第2の同軸プラグの中心導体の先端部が当接する部分以外の部分に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の同軸コネクタ。
  3. 前記絶縁物は、前記第1の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合しているとき、前記第1の同軸プラグの中心導体の先端部の一部が当接する部分に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の同軸コネクタ。
  4. 前記絶縁物は、前記第1の端子及び前記第2の端子の少なくとも一方の面上に塗布された絶縁皮膜であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の同軸コネクタ。
  5. 前記絶縁物は、前記第1の端子及び前記第2の端子の少なくとも一方の面上に一体成形されたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の同軸コネクタ。
  6. 基板上に実装されるスイッチ付き同軸コネクタであって、
    第1及び第2の同軸プラグの中心導体を上方から受け入れ可能な孔を有する絶縁ハウジングと、
    前記絶縁ハウジングの外側に設けられ、前記第1及び第2の同軸プラグの外部導体が着脱可能な外部導体と、
    前記孔の下方に設けられた第1の端子と、
    前記孔の下方かつ前記第1の端子の下方に設けられ、前記同軸プラグの中心導体の受け入れによって下方に弾性変位可能な第2の端子と、
    前記第1の端子と前記第2の端子との間に設けられた絶縁物と、を備え、
    前記第1の同軸プラグの中心導体の先端部は、前記第2の同軸プラグの中心導体の先端部よりも径方向に大きな外延部を有し、
    前記第1の端子は、前記第1の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合しているとき、前記第1の同軸プラグの中心導体の外延部が接触する第1の接触部を上面に有し、
    前記第2の端子は、前記第2の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合しているとき、前記第2の同軸プラグの中心導体が接触する第2の接触部を上面に有し、
    前記第1の端子は、前記第1及び第2の同軸プラグの中心導体のいずれもが前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合していないとき、前記第2の端子の後記第4の接触部に接触する第3の接触部を下面に有し、
    前記第2の端子は、前記第1及び第2の同軸プラグの中心導体のいずれもが前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合していないとき、前記第1の端子の前記第3の接触部に接触する第4の接触部を上面に有することを特徴とする同軸コネクタ。
  7. 基板上に実装されるスイッチ付き同軸コネクタであって、
    第1及び第2の同軸プラグの中心導体を上方から受け入れ可能な孔を有する絶縁ハウジングと、
    前記絶縁ハウジングの外側に設けられ、前記第1及び第2の同軸プラグの外部導体が着脱可能な外部導体と、
    前記孔の下方に設けられ、前記同軸プラグの中心導体の受け入れによって下方に弾性変位可能な第1の端子と、
    前記孔の下方かつ前記第1の端子の下方に設けられ、前記同軸プラグの中心導体の受け入れによって下方に弾性変位可能な第2の端子と、を備え、
    前記第1の同軸プラグの中心導体の先端部は、絶縁物と、前記第2の同軸プラグの中心導体の先端部よりも径方向に大きな外延部とを有し、
    前記第1の端子は、前記第1の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合しているとき、前記第1の同軸プラグの中心導体の外延部が接触する第1の接触部を上面に有し、
    前記第2の端子は、前記第2の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合しているとき、前記第2の同軸プラグの中心導体が接触する第2の接触部を上面に有し、
    前記第1の端子は、前記第1及び第2の同軸プラグの中心導体のいずれもが前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合していないとき、前記第2の端子の後記第4の接触部に接触する第3の接触部を下面に有し、
    前記第2の端子は、前記第1及び第2の同軸プラグの中心導体のいずれもが前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合していないとき、前記第1の端子の前記第3の接触部に接触する第4の接触部を上面に有し、
    前記第1及び第2の同軸プラグの中心導体のいずれもが前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合していないとき、前記第3の接触部と第4の接触部とが接触し、前記第1の端子と前記第2の端子とが電気的に接続され、
    前記第1の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合すると、前記第1の同軸プラグの中心導体の外延部が前記第1の接触部に当接し、前記第1の同軸プラグの前記絶縁物により前記第2の端子が押し下げられることにより前記第4の接触部が前記第3の接触部から離間し、前記第1の端子と前記第2の端子とが電気的に遮断され、前記第1の同軸プラグの中心導体と前記第1の端子とが電気的に接続され、
    前記第2の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合すると、前記第2の同軸プラグの中心導体が前記第2の接触部に当接し、前記第2の同軸プラグの中心導体により前記第2の端子が押し下げられることにより前記第4の接触部が前記第3の接触部から離間し、前記第1の端子と前記第2の端子とが電気的に遮断され、前記第2の同軸プラグの中心導体と前記第2の端子とが電気的に接続される、ように構成されていることを特徴とする同軸コネクタ。
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