JP5587449B1 - スイッチ付き同軸コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】高生産性、低コストで、操作性が良く、しかも耐久性の高い複数端子の切り替えが可能なスイッチ付き同軸コネクタを提供する。
【解決手段】絶縁物601が接続板400と切り換えバネ500の少なくとも一方において厚み方向で係合した状態で固着され、絶縁物601が剥離しにくい構造となっている。同軸プラグが嵌合していないとき、接続板400と切り換えバネ500が電気的に接続され、第1の同軸プラグが嵌合すると、絶縁物601により切り換えバネ500が押し下げられ、第4の接触部504が第3の接触部402から離間し、接続板400と切り換えバネ500が電気的に遮断され、中心導体と接続板400が電気的に接続され、第2の同軸プラグが嵌合すると、第4の接触部504が第3の接触部402から離間し、接続板400と切り換えバネ500が電気的に遮断され、中心導体と切り換えバネ500が電気的に接続される。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板上に実装される同軸コネクタ、特に、高周波信号回路、アンテナ等を切り換えるためのスイッチ機構を備えたスイッチ付き同軸コネクタに関する。
携帯電話機、ハンドヘルド型コンピュータ、タブレッド型コンピュータのような携帯式の情報通信機器において、内蔵される高周波回路の検査用にスイッチ付き同軸コネクタが広く使用されている。従来のスイッチ付き同軸コネクタとして、例えば、同軸プラグの中心導体を受入れ可能な孔を有する絶縁ハウジングと、この絶縁ハウジングの外側に設けられた外部導体と、孔の下方に設けられた固定端子及び可動端子とから成るものがある。さらに、固定端子は、接触部を備え、可動端子は、絶縁ハウジングに固定される固定部と、同軸プラグの中心導体と当接可能且つ接触部と接触可能な弾性部とを備えている(例えば、特開2007−141665号公報(特許文献1)等参照)。
この従来のスイッチ付き同軸コネクタにおいて、同軸プラグが装着されていないときは、可動端子は弾性部の弾性力により固定端子の接触部に押し付けられて、固定端子と可動端子は電気的に接続された状態を保持する。一方、同軸プラグが装着されているときは、同軸プラグの中心導体の下端部は、コネクタの縦孔に挿通する。この状態で中心導体は弾性部に当接し、弾性部は中心導体の先端部により押し下げられ、弾性変形し、接触部から離間し、固定端子と可動端子は電気的に切り離されると同時に、中心導体と可動端子が電気接続された状態となる。これにより、可動端子から固定端子へ流れていた信号を可動端子から中心導体へ流して、可動端子に接続されている高周波回路を検査することができる。
特開2007−141665号公報 特開2008−226588号公報
近年、携帯式の情報通信機器の高周波回路やアンテナ等を切り換えてそれらの両方の測定や検査を行う必要性が高まってきた。従来のスイッチ付き同軸コネクタは、集積回路、電子部品等を実装した後に検査を行う場合、例えばアンテナを一時的に切り離して高周波回路のみに接続して検査を行うことは可能であったが、高周波回路を一時的に切り離してアンテナのみに接続して検査を行うことはできなかった。
そこで、複数の端子に切り換えられるスイッチ付き同軸コネクタの開発が必要になってくる。このような高周波回路とアンテナの両方の特性を測定可能なスイッチ付き同軸コネクタとして、例えば、特開2008−226588号公報(特許文献2)に記載された技術がある。特許文献2記載のスイッチ付き同軸コネクタは、プラグ側に樹脂製突起を設け、コネクタ嵌合時に、樹脂製突起がレセプタクルの第1スイッチバネに当接して押し下げて第1スイッチバネとの電気接続を遮断し、第2スイッチバネとの電気接続を維持し、また逆に、樹脂製突起がレセプタクルの第2スイッチバネに当接して押し下げて第2スイッチバネとの電気接続を遮断し、第1スイッチバネとの電気接続を維持することによって、プラグの樹脂製突起の位置を替えて電気接続を切り換えるものである。
しかしながら、特許文献2記載のスイッチ付き同軸コネクタは、同軸コネクタの構造が非常に複雑になり製造効率も低く、大型化するものであった。また、プラグコネクタの嵌合時の方向が決められているので、使い勝手が悪かった。
そこで、本発明の目的は、高生産性、低コストで、操作性が良く、しかも耐久性の高い、複数端子の切り替えが可能なスイッチ付き同軸コネクタを提供することにある。本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、本発明に係る同軸コネクタは、基板上に実装されるスイッチ付き同軸コネクタであって、同軸プラグの中心導体を上方から受け入れ可能な孔を有する絶縁ハウジングと、前記絶縁ハウジングの外側に設けられ、前記同軸プラグの外部導体が着脱可能な外部導体と、前記孔内に露出するように設けられる接続部材と、前記孔の下方かつ前記接続部材の下方に設けられ、前記同軸プラグの中心導体の受け入れによって下方に弾性変位可能な切り換えバネと、を備え、前記接続部材と前記切り換えバネの間に絶縁物が配置されるように、前記絶縁物が前記接続部材と前記切り換えバネの少なくとも一方において厚み方向で係合した状態で固着されており、前記接続部材と前記切り換えバネとの接続を切り離すために、前記同軸プラグの中心導体を挿入することで、前記切り換えバネを直接的に押して変位させて切り離すか、或いは、前記接続部材を押すことで前記絶縁部材を介して切り換えバネを間接的に変位させて切り離すことを特徴とするものである。
また、本発明に係る同軸コネクタは、基板上に実装されるスイッチ付き同軸コネクタであって、第1及び第2の同軸プラグの中心導体を上方から受け入れ可能な孔を有する絶縁ハウジングと、前記絶縁ハウジングの外側に設けられ、前記第1及び第2の同軸プラグの外部導体が着脱可能な外部導体と、前記孔の下方に設けられ、前記同軸プラグの中心導体の受け入れによって下方に弾性変位可能な接続板と、前記孔の下方かつ前記接続板の下方に設けられ、前記同軸プラグの中心導体の受け入れによって下方に弾性変位可能な切り換えバネと、を備え、前記接続板と切り換えバネの間には、少なくとも一方に、その厚み方向に係合固着された絶縁物を備え、前記接続板は、前記第1の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合しているとき、前記第1の同軸プラグの中心導体の外延部が接触する第1の接触部を上面に有し、前記切り換えバネは、前記第2の同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合しているとき、前記第2の同軸プラグの中心導体が接触する第2の接触部を上面に有し、前記接続板は、前記第1及び第2の同軸プラグの中心導体のいずれもが前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合していないとき、前記切り換えバネの後記第4の接触部に接触する第3の接触部を下面に有し、前記切り換えバネは、前記第1及び第2の同軸プラグの中心導体のいずれもが前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合していないとき、前記接続板の前記第3の接触部に接触する第4の接触部を上面に有することを特徴とするものである。
本発明によれば、複数端子の切り替えが可能なスイッチ付き同軸コネクタにおいて
(1)高生産性、低コストで生産できる。
(2)同軸プラグ挿着時の回転角度の制限がなく操作性良くできる。
(3)絶縁物が接続部材と切り換えバネの少なくとも一方において厚み方向で係合した状態で固着されているので、耐久性が高くなる。
本発明の一実施の形態による同軸コネクタの全体構成を示す平面図である。 図1のA−A切断面における断面図である。 図1のA−A切断面における斜視断面図である。 本発明の一実施の形態による同軸コネクタの分解斜視図である。 絶縁物が一体成形された切り換えバネの構成例を示す斜視図である。 絶縁物が一体成形される前の切り換えバネの構成例を示す斜視図である。 絶縁物が一体成形された切り換えバネの第1の変形例を示す斜視図である。 絶縁物が一体成形される前の切り換えバネの第1の変形例を示す斜視図である。 絶縁物が一体成形された切り換えバネの第2の変形例を示す斜視図である。 絶縁物が一体成形される前の切り換えバネの第2の変形例を示す斜視図である。 絶縁物が一体成形された切り換えバネの第3の変形例を示す斜視図である。 絶縁物が一体成形される前の切り換えバネの第3の変形例を示す斜視図である。 接続板の変形例を示す斜視図である。 下側絶縁ハウジングと切り換えバネを組み合わせた構成を示す斜視図である。 上側絶縁ハウジングと接続板と外部導体を組み合わせた構成を示す斜視図である。 外延部を持つ同軸プラグを同軸コネクタに嵌合した状態を示す図である。 外延部を持たない同軸プラグを同軸コネクタに嵌合した状態を示す図である。 本発明の他の実施の形態において、同軸コネクタの接続板の下面に絶縁物を設けた構成を示す斜視図である。 図18に示した実施の形態において、同軸コネクタの接続板の下面に絶縁物を設けた構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)はA−A切断面における断面図である。 本発明の他の実施の形態において、同軸コネクタの接続板の下面に絶縁物を設けた構成を示す斜視図である。 図20に示した実施の形態において、同軸コネクタの接続板の下面に絶縁物を設けた構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)はA−A切断面における断面図である。 本発明の他の実施の形態において、同軸コネクタの接続板の下面に絶縁物を設けた構成を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらは互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
図1は本発明の一実施の形態による同軸コネクタの全体構成を示す平面図、図2は図1のA−A切断面による断面図、図3は図1のA−A切断面による斜視断面図、図4は同軸コネクタの分解斜視図である。まず、図1〜図4により、本実施の形態による同軸コネクタの構成を説明する。本実施の形態による同軸コネクタ100は、基板上に実装されるスイッチ付き同軸コネクタであって、同軸プラグ700a、700b(図16、図17等参照)の中心導体701a、701bを上方から受け入れ可能な縦孔203を有する絶縁ハウジング200(絶縁ハウジング200は上側絶縁ハウジング200a及び下側絶縁ハウジング200bで構成される。)と、絶縁ハウジング200の外側に設けられ、同軸プラグ700a、700bの外部導体702a、702bが着脱可能な外部導体300と、縦孔203の下方に設けられた接続板400と、縦孔203の下方かつ接続板400の下方に設けられた切り換えバネ500と、切り換えバネ500の両面に一体成形で形成された絶縁物601などから構成される。同軸コネクタ100は、基板上に実装可能であり、外部に露出した接続板400の基板接続部401や切り換えバネ500の基板接続部501を通じて基板の回路に接続されることにより、基板回路の一部を形成し得る。
本実施の形態による同軸コネクタ100は、携帯電話機、スマートフォン、ノート型パーソナルコンピュータ、タブレット型パーソナルコンピュータのような携帯式の情報通信機器において、内蔵される高周波回路およびアンテナの特性試験、検査用などに使用される。また、高周波回路用に、外部導体300はシールドされ、接続板400及び切り換えバネ500はインピーダンス整合がとられている。
絶縁ハウジング200は、例えば、プラスチック等の絶縁性の樹脂で形成される。絶縁ハウジング200は、本体部分が略直方体形状であり、その略中心の上部が円筒状となっている。また、絶縁ハウジング200の上面には、すり鉢状の凹部202が形成され、この凹部202の底面中央部には、同軸プラグ700a、700bの中心導体701a、701bを上方から受け入れ可能な縦孔203が穿設されている。さらに、この縦孔203の下方には、この縦孔203と連通する横長の空間204が形成され、同軸プラグ700a、700bが装着されると、中心導体701a、701bの先端部が縦孔203を挿通し、空間204に達するようになっている。なお、絶縁ハウジング200は、例えば2つの構成部品(上側絶縁ハウジング200a及び下側絶縁ハウジング200b)に分けることが可能であり、接続板400及び切り換えバネ500などを組み込むのに好適な構成となっている。
外部導体300は、例えば、金属板等の導電性材料を打ち抜き及び折り曲げ加工することにより形成される。外部導体300の上面には、円筒状の上部301が設けられている。同軸プラグ挿入時に、同軸プラグ側の外部導体702a、702bの下端部が上部301に当接し、同軸コネクタ100の外部導体300と電気接続されるようになっている。
また、外部導体300の上部301の外周面には半円断面の環状溝302が形成されており、他のタイプの同軸プラグ(図示せず)挿入時に、同軸プラグ側の外部導体702a、702bの下端部がこの環状溝302に嵌合可能となっている。
接続板400は、例えば、ベリリウム銅、りん青銅、三元銅、コルソン銅等の導電性材料の金属板を打ち抜き及び折り曲げ加工することにより形成される。接続板400は、平板状の固定部403と、固定部403から絶縁ハウジング200の中心へ向けて上方に傾斜して延出した弾性変形可能な延出部404と、固定部403の基端側から下方に曲成された端部に設けた基板接続部401などを有する。延出部404は、縦孔203の真下に、該縦孔203よりも径の小さな円形状の孔407を有し、同軸プラグ700bの細い中心導体701bが通り抜けられるようになっている。固定部403は絶縁ハウジング200の側方から絶縁ハウジング200の空間204に水平姿勢で一体成形される。この結果、固定部403は、絶縁ハウジング200の内部に固着され、基板接続部401は、絶縁ハウジング200の外部に露出されたままの状態となる。また、固定部403と延出部404のほぼ中間部分には下方から上方に向けた窪んだ接触部(第3の接触部)402が設けられており、切り換えバネ500の接触部(第4の接触部)504が僅かながら摺動するように接触しており、接触信頼性を高めることができるようになっている。また、接続板400の先端部分は、二股構造になっており、多点接触している。
また、接続板400の延出部404が、上方へ少し跳ね上がって弾性変形可能となっており、その弾性力により同軸プラグ700aの中心導体701aとの接触信頼性を高めることができるようになっている。また、中心導体701aとの接触時に、延出部404が押し下げられて、接続板400の接触部402と、切り換えバネ500の接触部504とが摺動するように接触しているため、接触部402,504のワイピング(クリーニング)効果が更に得られる。なお、絶縁ハウジング200は、例えば2つの構成部品(200a,200b)に分けることが可能であるので、後述する切り換えバネ500の弾性部503の様な上方に延びる弾性片を組み込むのに好適である。
図5は、絶縁物601が一体成形された切り換えバネ500の構成例(完成品)を示す斜視図であり、図5(a)は上側から見た図、図5(b)は、下側から見た図である。図6は、絶縁物601が一体成形される前の切り換えバネ500の構成例(端子のみ)を示す斜視図であり、図6(a)は上側から見た図、図6(b)は、下側から見た図である。
切り換えバネ500は、例えば、ベリリウム銅、りん青銅、三元銅、コルソン銅等の導電性材料の金属板を打ち抜き及び折り曲げ加工することにより形成される。切り換えバネ500は、平板状の固定部502と、この固定部502の基端側から下方に曲成された基板接続部501と、固定部502から先端方向斜め上方に片持ち梁状に延出する弾性部503とを備えている。弾性部503のほぼ中心にある接触部(第2の接触部)509は同軸プラグ700bの細い中心導体701bと当接可能であり、この当接位置より先端側に2股に分かれた2つの接触部(第4の接触部)504を有し、2つの接触部504は、それぞれ、接続板400の2つの接触部(第3の接触部)402の下端と接触可能となっている。
切り換えバネ500の上面には、さらに、同軸プラグ700bの細い中心導体701bの先端部が当接する位置(縦孔203の中心近傍)から外れた位置であって、同軸プラグ700aの外延部を持つ中心導体701aの先端部の一部が当接する部分に絶縁物601(上側部分601a,601b)が形成されている。また、絶縁物601は、切り換えバネ500の2つの孔511a,511b(図6参照)を介して、上側部分601a,601bと下側部分601cが連結している。また、絶縁物601の上側部分601aと上側部分601bは分離しており、下側部分601cにより切り換えバネ500の下面で連結されている。孔511a,511bよりも大きな面積の絶縁物601を切り換えバネ500の上下面に一体的に形成し、挟み込む状態とすることにより、絶縁物601が切り換えバネ500に厚み方向(中心導体701bの先端部が当接し押圧する方向)で係合した状態で固着されるので、絶縁物601が切り換えバネ500に強固に固定され、絶縁物601が切り換えバネ500から剥離しにくくなる。また、切り換えバネ500下側の孔511aと孔511bの間の連結部512は、一段薄くなっており、樹脂一体成形時に、モールドの流動性が良くなり、かつ、モールドの厚さを十分に確保することができるようになっている。また、接続板400に近い絶縁物601bには、接続板400との干渉を避けるように傾斜601dが設けられている。これにより、同軸プラグが挿入されていないとき、第3の接触部402と第4の接触部504の接触が妨げられないようになっている。2箇所の絶縁物601a,601bを繋いだ構造とすることにより、固定強度が強化され、さらに、同軸プラグの中心導体で押圧される箇所の裏面を樹脂で充填することで、バネの塑性変形を防ぐ効果がある。
図7〜図12は、切り換えバネ500の変形例を示す斜視図である。図7は、絶縁物601が一体成形された切り換えバネ500の第1の変形例(完成品)を示す斜視図であり、図8は、絶縁物601が一体成形される前の切り換えバネ500の第1の変形例(端子のみ)を示す斜視図である。図7に示すように、切り換えバネ500の両面を挟み込むようにしてドーナツ状の絶縁物601を一体成形して形成することも可能である。
図9は、絶縁物601が一体成形された切り換えバネ500の第2の変形例(完成品)を示す斜視図であり、(a)は上側から見た図、(b)は下側から見た図である。図10は、絶縁物601が一体成形される前の切り換えバネ500の第2の変形例(端子のみ)を示す斜視図である。図9及び図10に示すように、切り換えバネ500の両側面に切り欠き513を設け、この切り欠き513を挟み込むようにして帯状の絶縁物601を一体成形して形成することも可能である。
図11は、絶縁物601が一体成形された切り換えバネ500の第3の変形例(完成品)を示す斜視図であり、(a)は上側から見た図、(b)は下側から見た図である。図12は、絶縁物601が一体成形される前の切り換えバネ500の第3の変形例(端子のみ)を示す斜視図である。図11及び図12に示すように、切り換えバネ500の弾性部503の接触部509の部分に孔514を設け、その孔514を通して、切り換えバネ500の上下面に絶縁物601を一体成形して形成することも可能である。なお、孔514の直径よりも絶縁物601の直径を大きくすることにより、絶縁物601の剥離が防止される。この第3の変形例の場合、同軸プラグ700bの細い中心導体701bの先端部の中央部分であって、絶縁物601に当接する部分に窪み(凹部)を形成し、中心導体701bの先端部の周辺部分を筒状に突出させて、同軸プラグ嵌合時に、絶縁物601との干渉を避けて、その周辺部分のみが切り換えバネ500に接触するようにする。また、同軸プラグ700aの太い中心導体701aの先端部の中央部分であって、絶縁物601に当接する部分に突起(凸部)を形成し、同軸プラグ嵌合時に、その突起で切り換えバネ500を押し下げて、中心導体701aの周辺部分のみが接続板400に接触するようにする。
図13は、接続板400の変形例を示す斜視図であり、(a)は上側から見た図、(b)は下側から見た図である。図13に示すように、孔407の周辺部の接触部408を下面側から打ち出し加工して上面側に突起した形状としてもよい。このとき、突起の上面に傾斜を設けてエッジ部を形成することによって、ゴミなどの異物が表面に付着が避けられる。
図14は、下側絶縁ハウジング200bと切り換えバネ500を組み合わせた構成を示す斜視図である。これらは、構成部品を組み立てて構成してもよく、金型に樹脂等を流し込み一体成形(モールド)で構成してもよい。図15は、上側絶縁ハウジング200aと接続板400と外部導体300を組み合わせた構成を示す斜視図であり、ひっくり返した状態の図である。これらは、構成部品を組み立てて構成してもよく、金型に樹脂等を流し込み一体成形(モールド)で構成してもよい。本実施の形態による同軸コネクタ100は、図15の構成をひっくり返して図14の構成に被せて外部導体300の両側をかしめることにより、組み立てられる。また、下側絶縁ハウジング200bの支持部206が、接続板400の延出部404の両縁に干渉可能な構成となっているので、同軸プラグ嵌合時に接続板400が強い力で押し下げられても、支持部206で接続板400の所定以上の下方移動が規制されるようになっている。
図16は、外延部705を持つ同軸プラグ700aを同軸コネクタ100に嵌合した状態を示す図であり、(a)は全体図、(b)は同軸コネクタ100近傍の拡大断面図である。図17は、外延部を持たない同軸プラグ700bを同軸コネクタ100に嵌合した状態を示す図であり、(a)は全体図、(b)は同軸コネクタ100近傍の拡大断面図である。
検査には、少なくとも2種類の先端部を持つ同軸プラグが使用される。なお、本明細書において、中心導体の「先端部」とは、中心導体の軸方向の端部であって、同軸コネクタの縦孔に挿入される部分をいう。また、中心導体の「先端部分」とは、「先端部」の一部であって、切り換えバネに当接する部分をいう。また、「外延部」とは、「先端部」の一部であって、「先端部分」の周りに設けられ中心導体の径方向に延びる環状の部分をいう。
アンテナなどの特性を測定するために、接続板400と切り換えバネ500を電気的に遮断して、接続板400と同軸プラグの中心導体とを電気的に接続する場合、中心導体の先端部が大きい直径を持つ第1の同軸プラグ700aを使用する。図16(b)に示すように、同軸プラグ700aの先端部分は、外延部705の下端位置から下方に突出する環状で断面段差状の突起703を有する。突起703は、接続板400の孔407を通り抜ける位置に設けられているが、突起703の外周部分の直径は孔407の直径より大きくなっており、外延部705を形成している。そして、突起703が、切り換えバネ500上の絶縁物601a,601bに当接するようになっている。絶縁物の厚みがあることで、中心導体701aは、切り換えバネ500の接触部509と接触しない構造となっている。また、同軸プラグ700aの挿入時には、中心導体701aの外延部705が接続板400の接触部408に当接するようになっている。また、同軸プラグは、プラグの本体に対して、外部導体702a、702bがプラグ絶縁体と共に上下方向に変位可能に弾性支持されており、中心導体も独立して変移可能に弾性支持されている。
高周波回路などの特性を測定するために、接続板400と切り換えバネ500を電気的に遮断して、切り換えバネ500と同軸プラグの中心導体とを電気的に接続する場合、中心導体の先端部が第1の同軸プラグ700aよりも小さい直径を持つ第2の同軸プラグ700bを使用する。第2の同軸プラグ700bの中心導体701bの先端部の直径は、接続板400の孔407より小さく、孔407を通り抜けるようになっている。そして、中心導体701bの先端部が、切り換えバネ500の接触部509に当接するようになっている。なお、アンテナと高周波回路の接続関係は、逆であってもよい。
同軸プラグ700a、700bが装着されていないときは、切り換えバネ500の接触部(第4の接触部)504は、弾性部503の弾性力により接続板400の接触部(第3の接触部)402に押し付けられて、接続板400と切り換えバネ500は電気的に接続された状態を保持する。
外延部705を持つ第1の同軸プラグ700aが装着されているときは、第1の同軸プラグ700aの外部導体702aの下端部は外部導体300に当接し、同軸プラグの中心導体701aの先端部は、縦孔203に挿通する。この状態で同軸プラグ700aの中心導体701aの先端部分の突起703は、弾性部503の絶縁物601に当接する。このとき、同軸プラグの中心導体の弾性力は弾性部503よりも強いので、弾性部503は同軸プラグの中心導体により押し下げられ、弾性変形し、接触部504が接触部402から離間し、接続板400と切り換えバネ500は電気的に切り離される。また、それと同時に、同軸プラグの中心導体の先端部の外延部705が、接続板400の延出部404の孔407の外縁の接触部(第1の接触部)408に当接し、同軸プラグの中心導体と接続板400が接続された状態となる。これにより、接続板400から切り換えバネ500へ流れていた信号を、接続板400から同軸プラグの中心導体へ流して、アンテナを検査することが可能になる。
第2の接触部509、第4の接触部504及び絶縁物601の位置関係は、第3の接触部402と第4の接触部504との接続を遮断するのに好ましい位置関係となっている。
すなわち、片持ち梁状の切り換えバネ500の自由端側に第4の接触部504があり、その接触部位置よりも基部側に絶縁物601が当接するので、当接した部分の変位量よりも自由端側である第4の接触部504の変位量が大きくなる。
先端部の直径が小さい中心導体を持つ第2の同軸プラグ700bが装着されているときは、第2の同軸プラグ700bの外部導体702bの下端部は外部導体300に当接し、同軸プラグの中心導体702bの先端部は、縦孔203に挿通する。この状態で同軸プラグの中心導体702bは、弾性部503の接触部(第2の接触部)509に当接する。このとき、同軸プラグの中心導体の弾性力は弾性部503よりも強いので、弾性部503は同軸プラグの中心導体により押し下げられ、弾性変形し、接触部504が接触部402から離間し、接続板400と切り換えバネ500は電気的に切り離されると同時に、同軸プラグの中心導体と切り換えバネ500が接続された状態となる。これにより、切り換えバネ500から接続板400へ流れていた信号を、切り換えバネ500から同軸プラグの中心導体へ流して、高周波回路を検査することが可能になる。
図18〜図22は、他の実施の形態において、同軸コネクタの接続板400の下面に絶縁物601を設けた構成を示す斜視図である。図18及び図19に示すように、絶縁物601を接続板400の弾性部503の先端部の下面に設けてもよい。この場合、接続板400が、直径の大きい中心導体の外延部705によって押し下げられることによって、絶縁物601の作用によって切り換えバネ500も押し下げられ、接続板400と切り換えバネ500との接触を遮断することができる。すなわち、図16に示すような突起703がない中心導体であっても、中心導体701a、701bによって直接、絶縁物601を押し下げることなく、接続板400と切り換えバネ500との電気的接続を遮断することができる。
図20及び図21は、図18及び図19と同様に接続板の他の構成例を示す斜視図である。図20及び図21に示すように、接続板400の弾性部503の孔407の周辺部の2箇所に孔515を開け、接続板400の下面から孔515に嵌合して絶縁物601を形成してもよい。この場合、接続板400が、直径の大きい中心導体によって押し下げられることによって、絶縁物601の作用によって切り換えバネ500も押し下げられ、接続板400と切り換えバネ500との接触を遮断することができる。すなわち、図16に示すような突起703がない中心導体であっても、中心導体701a、701bによって直接、絶縁物601を押し下げることなく、接続板400と切り換えバネ500との電気的接続を遮断することができる。
図22は、図20及び図21と同様に接続板の他の構成例を示す斜視図である。図22に示すように、接続板400の弾性部503の孔407の周辺部の2箇所に切り欠き517を設け、接続板400の側面から切り欠き517に嵌合して絶縁物601を形成してもよい。切り欠き517の形状は、接続板400の上面が最も広く下面に向けて狭くなる傾斜状となっている。このような形状で絶縁物601を形成することにより、絶縁物601が接続板400の板厚方向で係合固着した状態となり剥離しにくくなる。また、傾斜の代わりに、アリ溝状やジグザグ状(波状)の形状にしても、同様の効果が得られる。この場合、接続板400が、直径の大きい中心導体によって押し下げられることによって、絶縁物601の作用によって切り換えバネ500も押し下げられ、接続板400と切り換えバネ500との接触を遮断することができる。すなわち、図16に示すような突起703がない中心導体であっても、中心導体701a、701bによって直接、絶縁物601を押し下げることなく、接続板400と切り換えバネ500との電気的接続を遮断することができる。
図20〜図22に示されているように、接続板400を押し、絶縁物601を介して切り換えバネ500を押し下げるばあいには、弾性部503を複数の片にて構成するならば、一方の片が適正に押し下げられなくとも、他方の片が切り換えバネ500を押し下げるメリットがある。
図18〜図22では、変形例として、同軸コネクタの接続板400の下面に絶縁物601を設けた構成例を示したが、接続板400の代わりに切り換えバネ500側に絶縁物601を設けても同様の作用・効果が得られる。例えば、切り換えバネ500の弾性部503の両側に張り出した形で絶縁物601を設け、接続板400の押圧、変形に基づいて切り換えバネ500を変位させる。絶縁物601の取り付けは、図18〜図22の実施例のように、切り換えバネ500に孔を開けて絶縁物601を係合固着したり、傾斜を設けて係合固着したり、切り欠きを設けて係合固着したり、アリ溝状やジグザグ状(波状)の形状で係合固着したりしてもよい。また、切り換えバネ500の下面側の絶縁物601を図20の実施形態のように、板厚内でアリ溝形状で係合固着させ、面から突出しないようにすることもできる。このような構成にすることにより、図18〜図22の実施例と同じく、同軸プラグで絶縁物を直接接触して押さないので、絶縁物のダメージを防止できる。
したがって、前記実施の形態の同軸コネクタによれば、高生産性及び低コストの構造で、しかも耐久性の高い、複数端子の切り替えが可能になる。また、挿着時の回転角度の制限がなく操作性良くできる。更には、絶縁物を一体成形することにより、生産効率が高いものができる。また、絶縁物により隙間が遮られ、ごみが入りにくい。
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。また、前記複数の実施の形態の一部をそれぞれ適宜組み合わせてもよい。
本発明に係るスイッチ付き同軸コネクタは、携帯電話機、スマートフォン、PDA、タブレット形パーソナルコンピュータ等の情報通信機器産業などの幅広い産業分野において利用可能である。
100 同軸コネクタ
200 絶縁ハウジング
202 凹部
203 縦孔
204 空間
300 外部導体
301 上部
302 環状溝
400 接続板
401 基板接続部
402 接触部(第3の接触部)
403 固定部
404 延出部
407 孔
408 接触部(第1の接触部)
500 切り換えバネ
501 基板接続部
502 固定部
503 弾性部
504 接触部(第4の接触部)
505 突起
509 接触部(第2の接触部)
511 孔
512 連結部
513 切り欠き
514 孔
515 孔
517 切り欠き
601 絶縁物
700 同軸プラグ
701 中心導体
702 外部導体
703 突起
705 外延部

Claims (9)

  1. 基板上に実装されるスイッチ付き同軸コネクタであって、
    同軸プラグの中心導体を上方から受け入れ可能な孔を有する絶縁ハウジングと、
    前記絶縁ハウジングの外側に設けられ、前記同軸プラグの外部導体が着脱可能な外部導体と、
    前記孔内に露出するように設けられ、前記孔よりも小さい開口を有する接続部材と、
    前記孔の下方かつ前記接続部材の下方に設けられ、前記同軸プラグの中心導体の受け入れによって下方に弾性変位可能な切り換えバネと、を備え、
    前記接続部材と前記切り換えバネの間に絶縁物が配置されるように、前記絶縁物が前記切り換えバネの弾性部において厚み方向で係合した状態で固着されており、
    前記接続部材と前記切り換えバネとの接続を切り離すために、前記同軸プラグの中心導体を挿入することで、前記中心導体の先端部分が前記絶縁物に接触し、前記接続部材の前記開口の下方領域に位置する前記切り換えバネの前記絶縁物を直接的に押して変位させて切り離し、前記絶縁物により前記中心導体と前記切り換えバネが電気的に絶縁された状態で、前記中心導体の外延部が前記接続部材に接触して前記中心導体と前記接続部材が電気的に接続されることを特徴とするスイッチ付き同軸コネクタ。
  2. 基板上に実装されるスイッチ付き同軸コネクタであって、
    同軸プラグの中心導体を上方から受け入れ可能な孔を有する絶縁ハウジングと、
    前記絶縁ハウジングの外側に設けられ、前記同軸プラグの外部導体が着脱可能な外部導体と、
    前記孔内に露出するように設けられ、前記孔よりも小さい開口を有する接続部材と、
    前記孔の下方かつ前記接続部材の下方に設けられ、前記同軸プラグの中心導体の受け入れによって下方に弾性変位可能な切り換えバネと、を備え、
    前記接続部材と前記切り換えバネの間に絶縁物が配置されるように、前記接続部材と前記切り換えバネの少なくとも一方の弾性部において、前記接続部材と前記切り換えバネの接触部よりも前記接続部材の延出方向の位置で、前記絶縁物が厚み方向で係合した状態で固着されており、
    前記接続部材と前記切り換えバネとの接続を切り離すために、前記同軸プラグの中心導体を挿入することで、前記接続部材を押すことで前記接続部材が弾性変位して前記接続部材の前記開口の下方領域外に位置する前記絶縁物が押し下げられ、前記絶縁物を介して切り換えバネを間接的に変位させて切り離すことを特徴とするスイッチ付き同軸コネクタ。
  3. 前記絶縁物は、前記接続部材と前記切り換えバネの少なくとも一方の上面及び下面に露出した部分を有し、前記上面及び下面の絶縁物は連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
  4. 前記接続部材と前記切り換えバネの少なくとも一方は、孔を有し、その孔を通して前記上面と前記下面の絶縁物が連結されていることを特徴とする請求項3に記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
  5. 前記接続部材と前記切り換えバネの少なくとも一方は、側面に切り欠きを有し、その切り欠きを通して前記上面と前記下面の絶縁物が連結されていることを特徴とする請求項3に記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
  6. 前記絶縁物は、樹脂により、前記接続部材と前記切り換えバネの少なくとも一方とともに一体成形されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
  7. 前記接続部材は、弾性変位が可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
  8. 前記接続部材は、前記絶縁ハウジングの支持部で所定以上の下方移動が規制されることを特徴とする請求項7に記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
  9. 基板上に実装され、同軸プラグが着脱可能なスイッチ付き同軸コネクタであって、
    前記同軸プラグの中心導体を上方から受け入れ可能な孔を有する絶縁ハウジングと、
    前記絶縁ハウジングの外側に設けられ、前記同軸プラグの外部導体が着脱可能な外部導体と、
    前記孔の下方に設けられ、前記孔よりも小さい開口を有し、前記同軸プラグの中心導体の受け入れによって下方に弾性変位可能な接続板と、
    前記孔の下方かつ前記接続板の下方に設けられ、前記同軸プラグの中心導体の受け入れによって下方に弾性変位可能な切り換えバネと、を備え、
    前記接続板と前記切り換えバネの間には、少なくとも一方の弾性部に、その厚み方向に係合固着された絶縁物を備え、
    前記接続板は、前記孔内に前記同軸プラグの中心導体と接触する第1の接触部を上面に有するとともに、下面に前記切り換えバネと接触する第2の接触部を有し、
    前記切り換えバネは、前記接続板と接触する第3の接触部を有し、
    前記同軸プラグの中心導体が前記絶縁ハウジングの前記孔に嵌合しているとき、前記同軸プラグの中心導体が前記第1の接触部に接触して電気的に接続され、前記接続板の弾性変位によって、前記第2の接触部よりも前記接続板の延出方向に設けられた前記接続板の前記開口の下方領域外に位置する前記絶縁物が押し下げられて前記切り換えバネを下方に弾性変位させるとともに前記接続板との接触を接離させることを特徴とするスイッチ付き同軸コネクタ。
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