JP2013234593A - オイルセパレータ - Google Patents
オイルセパレータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013234593A JP2013234593A JP2012106869A JP2012106869A JP2013234593A JP 2013234593 A JP2013234593 A JP 2013234593A JP 2012106869 A JP2012106869 A JP 2012106869A JP 2012106869 A JP2012106869 A JP 2012106869A JP 2013234593 A JP2013234593 A JP 2013234593A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- oil separator
- air
- drain
- introduction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Compressor (AREA)
Abstract
【解決手段】オイルセパレータ3は、筐体11内に導入した油分を含む空気を衝突材に衝突させることで油分を分離して回収する。オイルセパレータ3は、空気を筐体11内に導入する導入口14が筐体11の水平方向に開口し、導入口14が形成され、筐体11の流路断面積よりも小さい導入部15と、導入部15に形成され、分離した油分の導入口14への逆流を規制する規制板53とを備える。
【選択図】図4
Description
請求項1に記載の発明は、筐体内に導入した油分を含む空気を衝突材に衝突させることで油分を分離して回収するオイルセパレータにおいて、空気を前記筐体内に導入する導入口が前記筐体の水平方向に開口し、前記導入口が形成され、前記筐体の流路断面積よりも小さい導入部と、前記導入部に形成され、分離した油分の前記導入口への逆流を規制する規制部材と、を備えることをその要旨としている。
同構成によれば、規制板が導入部の流路の下部を覆うので、筐体がかなり傾いたとしても導入口への油分の流れ込みが規制板によって規制されるので、導入口への油分の流れ込みを更に抑制することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のオイルセパレータにおいて、前記規制部材は、前記導入口から空気が導入されると流路断面積を拡大し、前記導入口からの空気の導入が止まると流路断面積を元に戻す逆流抑制機構を備えることをその要旨としている。
図1に示されるように、トラック、バス、建機等の車両は、コンプレッサ1から送られる圧縮空気を利用してブレーキやサスペンション等のシステムを制御している。このため、エア系統のコンプレッサ1の下流には、圧縮空気中の油水分を除去し、乾燥空気を提供するためのエアドライヤ2が設けられている。エアドライヤ2内には、乾燥剤が設けられている。そして、エアドライヤ2は、油水分を除去する除湿作用と、乾燥剤に吸着させた油水分を取り除き外部に放出する再生作用とを行う。
図4に示されるように、導入部15の正面には、筐体11内から導入口14へのドレンの逆流を規制する規制板53が設けられている。規制板53は、導入部15内の底面52に立設されている。導入部15内の底面52は、ドレン連通板43の上面よりも上方に位置している。よって、導入部15の内端部には、ドレン連通板43に対して段差となる段差部54が設けられている。この段差部54の高さによってドレンの逆流を規制することができる。また、車両の加速度の変化や振動によって跳ね上がったドレンが導入口14に直接入ることを規制板53によって規制することができる。すなわち、規制板53と段差部54とは、ドレン溜め部45に溜めたドレンが導入口14に逆流することを規制する規制部材として機能する。
エアドライヤ2から排出されたパージエアがオイルセパレータ3に導入される。パージエアには、油水分が含まれた空気である。
ドレン溜め部45に溜まったドレンは、ヒータ26によって加熱されてドレン内の水分が蒸発される。そして、油分の濃度が高いドレンがドレン排出口17から排出できる。
(1)規制板53を導入部15に形成した。このため、筐体11内から導入口14側への油分を含むドレンの流れ込みが規制板53によって規制されるので、導入口14へのドレンの流れ込みを抑制することができる。
・上記構成において、規制板53の最下部に、導入口14と規制板53との間に溜まったドレンを一次膨張室31へ導く微小な貫通孔を設けることが好ましい。
・上記実施形態では、筐体11の開口部18と蓋19との間にOリング20を設けたが、Oリング20を省略してもよい。なお、筐体11の開口部18と蓋19との間において密閉が保たれることが望ましい。
・上記実施形態では、オイルセパレータ3をエア系統のコンプレッサ1の下流であるエアドライヤ2の排気系統に設けた。しかしながら、オイルセパレータ3をエア系統のコンプレッサ1の下流であってエアドライヤ2の上流に設けてもよい。このようにすれば、コンプレッサ1の潤滑油等が含まれる空気から油分を分離して、清浄エアをエアドライヤ2に供給することができる。よって、エアドライヤ2に設けられる乾燥剤における油分による劣化を抑制することができる。
Claims (6)
- 筐体内に導入した油分を含む空気を衝突材に衝突させることで油分を分離して回収するオイルセパレータにおいて、
空気を前記筐体内に導入する導入口が前記筐体の水平方向に開口し、
前記導入口が形成され、前記筐体の流路断面積よりも小さい導入部と、
前記導入部に形成され、分離した油分の前記導入口への逆流を規制する規制部材と、を備える
ことを特徴とするオイルセパレータ。 - 請求項1に記載のオイルセパレータにおいて、
前記規制部材は、前記導入部内の底面から立設して、前記導入口の正面に位置する規制板である
ことを特徴とするオイルセパレータ。 - 請求項2に記載のオイルセパレータにおいて、
前記規制板は、前記導入部の流路の下部を覆う状態で形成される
ことを特徴とするオイルセパレータ。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のオイルセパレータにおいて、
空気を通過させる膨張室と、
前記膨張室において分離した油分を溜める溜め部と、
前記膨張室と前記溜め部との間に設けられる連通板と、を備え、
前記連通板は、前記導入部内の底面に対して低く形成され、
前記規制部材は、前記導入部内の底面と前記連通板との段差部である
ことを特徴とするオイルセパレータ。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のオイルセパレータにおいて、
空気を通過させる膨張室と、
前記膨張室において分離した油分を溜める溜め部と、
前記膨張室と前記溜め部との間に設けられる連通板と、
前記連通板の下面に設置され、前記溜め部に溜まった油分の流れを規制するバッフル板と、を備える
ことを特徴とするオイルセパレータ。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載のオイルセパレータにおいて、
前記規制部材は、前記導入口から空気が導入されると流路断面積を拡大し、前記導入口からの空気の導入が止まると流路断面積を元に戻す逆流抑制機構を備える
ことを特徴とするオイルセパレータ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012106869A JP5996927B2 (ja) | 2012-05-08 | 2012-05-08 | オイルセパレータ |
US14/380,847 US10082057B2 (en) | 2012-02-27 | 2013-02-27 | Oil separator |
CN201610592267.3A CN106150978B (zh) | 2012-02-27 | 2013-02-27 | 分油器 |
EP13754685.9A EP2835534B1 (en) | 2012-02-27 | 2013-02-27 | System comprising air dryer and oil separator |
CN201380010722.9A CN104271949B (zh) | 2012-02-27 | 2013-02-27 | 分油器 |
PCT/JP2013/055187 WO2013129495A1 (ja) | 2012-02-27 | 2013-02-27 | オイルセパレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012106869A JP5996927B2 (ja) | 2012-05-08 | 2012-05-08 | オイルセパレータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013234593A true JP2013234593A (ja) | 2013-11-21 |
JP5996927B2 JP5996927B2 (ja) | 2016-09-21 |
Family
ID=49760902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012106869A Active JP5996927B2 (ja) | 2012-02-27 | 2012-05-08 | オイルセパレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5996927B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6955593B2 (ja) * | 2015-05-20 | 2021-10-27 | ナブテスコオートモーティブ株式会社 | オイルセパレータ |
Citations (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53122007A (en) * | 1977-01-31 | 1978-10-25 | Bachmann Max | Crank case ventilation valve for internal combustion engine |
JPS6271322U (ja) * | 1986-06-02 | 1987-05-07 | ||
US5205849A (en) * | 1992-06-29 | 1993-04-27 | Ransburg Corporation | Air filter having a low internal pressure drop |
JPH07243318A (ja) * | 1994-02-28 | 1995-09-19 | Tsuchiya Mfg Co Ltd | オイルミストセパレ−タ |
JPH08173740A (ja) * | 1994-12-27 | 1996-07-09 | Tokai Rubber Ind Ltd | ミスト除去装置 |
JPH10296038A (ja) * | 1997-04-28 | 1998-11-10 | Nabco Ltd | 圧縮空気供給システムおよびエアドライヤ |
JP2000045749A (ja) * | 1998-07-31 | 2000-02-15 | Tennex Corp | ブローバイガスにおけるオイルの分離装置 |
JP2006316641A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Toyota Motor Corp | オイルセパレータ及びブローバイガス還元装置 |
DE102006008516A1 (de) * | 2006-02-23 | 2007-08-30 | Fev Motorentechnik Gmbh | Zylinderkopf einer Brennkraftmaschine |
JP2007247623A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-09-27 | Kojima Press Co Ltd | ブローバイガス用オイルセパレータ |
JP2008002377A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Mahle Filter Systems Japan Corp | オイルミストセパレータ |
JP2008019857A (ja) * | 2006-07-13 | 2008-01-31 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 横置き型バルクオイルセパレータ及びリザーバ |
JP2010501788A (ja) * | 2006-09-02 | 2010-01-21 | マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | クランク室の排気装置 |
JP2011085118A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Honda Motor Co Ltd | ブリーザ機構付きエンジン |
JP2011157927A (ja) * | 2010-02-03 | 2011-08-18 | Toyota Boshoku Corp | オイルセパレータ |
-
2012
- 2012-05-08 JP JP2012106869A patent/JP5996927B2/ja active Active
Patent Citations (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53122007A (en) * | 1977-01-31 | 1978-10-25 | Bachmann Max | Crank case ventilation valve for internal combustion engine |
JPS6271322U (ja) * | 1986-06-02 | 1987-05-07 | ||
US5205849A (en) * | 1992-06-29 | 1993-04-27 | Ransburg Corporation | Air filter having a low internal pressure drop |
JPH07243318A (ja) * | 1994-02-28 | 1995-09-19 | Tsuchiya Mfg Co Ltd | オイルミストセパレ−タ |
JPH08173740A (ja) * | 1994-12-27 | 1996-07-09 | Tokai Rubber Ind Ltd | ミスト除去装置 |
JPH10296038A (ja) * | 1997-04-28 | 1998-11-10 | Nabco Ltd | 圧縮空気供給システムおよびエアドライヤ |
JP2000045749A (ja) * | 1998-07-31 | 2000-02-15 | Tennex Corp | ブローバイガスにおけるオイルの分離装置 |
JP2006316641A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Toyota Motor Corp | オイルセパレータ及びブローバイガス還元装置 |
DE102006008516A1 (de) * | 2006-02-23 | 2007-08-30 | Fev Motorentechnik Gmbh | Zylinderkopf einer Brennkraftmaschine |
JP2007247623A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-09-27 | Kojima Press Co Ltd | ブローバイガス用オイルセパレータ |
JP2008002377A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Mahle Filter Systems Japan Corp | オイルミストセパレータ |
JP2008019857A (ja) * | 2006-07-13 | 2008-01-31 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 横置き型バルクオイルセパレータ及びリザーバ |
JP2010501788A (ja) * | 2006-09-02 | 2010-01-21 | マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | クランク室の排気装置 |
JP2011085118A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Honda Motor Co Ltd | ブリーザ機構付きエンジン |
JP2011157927A (ja) * | 2010-02-03 | 2011-08-18 | Toyota Boshoku Corp | オイルセパレータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5996927B2 (ja) | 2016-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7381682B2 (ja) | 車両 | |
JP6238382B2 (ja) | オイルセパレータ | |
JP6652587B2 (ja) | 圧縮空気供給システム | |
WO2013129495A1 (ja) | オイルセパレータ | |
WO2013168758A1 (ja) | オイルセパレータ | |
JP2013234632A (ja) | オイルセパレータ | |
WO2013129497A1 (ja) | オイルセパレータ | |
JP6096472B2 (ja) | オイルセパレータ | |
JP5996927B2 (ja) | オイルセパレータ | |
JP5973185B2 (ja) | オイルセパレータ | |
JP6073079B2 (ja) | オイルセパレータ | |
JP6211300B2 (ja) | オイルセパレータ | |
JP2017131889A (ja) | エア系統 | |
WO2015182583A1 (ja) | エアドライヤ | |
JP6441392B2 (ja) | オイルセパレータ、圧縮空気供給装置、及び車両 | |
JP2016089757A (ja) | 車両のオイルキャッチタンク | |
JP2016089756A (ja) | 車両のオイルキャッチタンク | |
JP2014008471A (ja) | オイルセパレータ | |
JP6247351B2 (ja) | オイルセパレータ | |
JP5973186B2 (ja) | オイルセパレータ | |
JP2013173126A (ja) | オイルセパレータ | |
JP2013173125A (ja) | オイルセパレータ | |
JP2013173124A (ja) | オイルセパレータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20150417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160426 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160627 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160816 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160825 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5996927 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |