JP5973186B2 - オイルセパレータ - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、コンプレッサで圧縮された圧縮空気を筐体内に導入して衝突板に衝突させることで当該圧縮空気に含まれる油分を分離して回収するオイルセパレータにおいて、前記衝突板と空間とから構成され、導入口よりも横断面積が大きい膨張室と、前記膨張室の下部を加熱する加熱手段と、を備えたことをその要旨としている。
同構成によれば、着脱機構によってドレン溜め部が筐体から取り外しできるので、ドレン溜め部を洗浄することができる。特に、ドレン溜め部の内壁に油分が付着した際には、油分の除去が容易となる。また、ドレン溜め部を使い捨てにすれば、油分を容易に回収することができる。
以下、本発明のオイルセパレータをエアドライヤの排気系統に具体化した第1の実施形態について図1〜図7を参照して説明する。
図6に示されるように、ドレン溜め部50のリブ52の底面51側には、加熱手段としてのヒータ41を収容する円柱状の収容部23が形成されている。ドレン溜め部50の外面にはヒータ41を挿入する挿入口24が形成され、挿入口24から収容部23に貫通している。ヒータ41は、円柱状であって、ドレン溜め部50の外面から収容部23に挿入して設置されている。ヒータ41は、電源に接続されている。
導入口14から一次膨張室31内に導入された空気は、ウレタンフォーム38によって油水分が捕獲されながら通過して、一次膨張室31の第1衝突板34の第1貫通孔34cを通過する。このとき、第1貫通孔34c以外の第1立設板34aに衝突した油水分が空気から分離される。そして、第1貫通孔34cを通過した空気は、第1邪魔板34bと第2邪魔板35bとによって形成された極狭部36に向かい通過する。このとき、第2立設板35aと第2邪魔板35bとに衝突した油水分が空気から分離される。
(1)膨張室31,32の下部にヒータ41を備えたので、衝突板34,35に衝突して膨張室31,32の下部に溜まったドレンがヒータ41によって加熱され、油分とともに溜まった水分を蒸発させることができる。よって、溜まったドレンから水分を減らすことで油分の濃度を高め、貯留量を減らすことができ、ひいてはドレンの回収時期を長期化することができる。さらに、ヒータ41によって筐体11を加熱することで、寒冷地において水分が凍結してドレンをドレン排出口17から排出できない状態になることを防止することができる。
以下、本発明のオイルセパレータをエアドライヤの排気系統に具体化した第2の実施形態について、図7及び図8を参照して説明する。この実施形態のオイルセパレータは、ドレン溜め部に溜めたドレンから水分を分離してからヒータで加熱する点が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、この実施形態のオイルセパレータは、図1に示す第1の実施形態のオイルセパレータとほぼ同様の構成を備えている。
次に、前述のように構成されたオイルセパレータ3の作用について図8を参照して説明する。
(4)第1ドレン受け55において水分のみに分離して、この水分をヒータ41で蒸発させるので、水分を蒸発させるために必要な熱量を抑制して、水分を蒸発させることができる。
・上記実施形態では、筐体11の開口部18と蓋19との間に密閉シート20を設けたが、密閉シート20を省略してもよい。なお、筐体11の開口部18と蓋19との間において密閉が保たれることが望ましい。
・上記実施形態では、隔壁30の下部に連通孔33を形成したが、各膨張室31,32にドレン排出口17を形成した場合には、隔壁30の連通孔33を省略してもよい。
・上記実施形態では、ウレタンフォーム38→衝突板34,35→隔壁30(オリフィス孔30a)→衝突板34,35→クラッシュドアルミ39の順で配置した。しかしながら、エアドライヤ2(コンプレッサ1)から排出される油水分量によって、これらの配置を代えたり、一部の部材を省略したり、一部の部材を増加したり、部材を変更したりしてもよい。
・上記実施形態では、導入口14を正面12に形成し、排出口15を背面に形成したが、垂直方向に空間の余裕があれば、上面の蓋19や開口部16に導入口14や排出口15を形成してもよい。
・上記実施形態では、筐体11とドレン連通部45との着脱機構を嵌装構造としたが、係合構造等の他の構成を採用してもよい。
・上記第1の実施形態では、ヒータ41をリブ52(40)に設置したが、ヒータ41をリブ52(40)以外の場所に設置してもよい。
・上記実施形態では、一次膨張室31と二次膨張室32とをほぼ同じ大きさとしたが、一次膨張室31の容積よりも二次膨張室32の容積を大きくしてもよい。このようにすれば、飽和水蒸気圧がさらに低下して油水分が凝集し易くなり、粒子の質量が増加して衝突板に衝突し易くなる。よって、二次膨張室32において一次膨張室31よりも空気から分離した多くの油水分を溜めることができる。
Claims (5)
- コンプレッサで圧縮された圧縮空気を筐体内に導入して衝突板に衝突させることで当該圧縮空気に含まれる油分を分離して回収するオイルセパレータにおいて、
前記衝突板と空間とから構成され、導入口よりも横断面積が大きい膨張室と、
前記膨張室の下部を加熱する加熱手段と、を備えた
ことを特徴とするオイルセパレータ。 - 請求項1に記載のオイルセパレータにおいて、
前記筐体の下部には、前記加熱手段を収容する収容部が設けられ、
前記加熱手段は、前記筐体を加熱する
ことを特徴とするオイルセパレータ。 - 請求項1に記載のオイルセパレータにおいて、
前記筐体の下部には、前記加熱手段を前記筐体内に挿入する挿入孔が設けられ、
前記加熱手段は、前記膨張室の下部に溜まったドレンを加熱する
ことを特徴とするオイルセパレータ。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のオイルセパレータにおいて、
前記筐体の下部に分離した油分を溜めるドレン溜め部を備え、
前記ドレン溜め部において分離した水分のみを前記加熱手段が加熱する
ことを特徴とするオイルセパレータ。 - 請求項4に記載のオイルセパレータにおいて、
前記ドレン溜め部は、取り外し可能な着脱機構を備える
ことを特徴とするオイルセパレータ。
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