JP2013233937A - ウォーターサーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒータの電力消費量が少なくて済み、また、より短い期間内に加熱殺菌処理を完了させることが可能なウォーターサーバを提供する。
【解決手段】容器1に詰められた飲料水を供給する配管系統中に、温水タンク3と冷水タンク6とが介装され、温水タンク3の飲料水を加熱する加熱手段4と、殺菌処理のために高温水を温水タンク3からタンク導管部C2に向けて逆流させるポンプ10と、タンク導管部C2から冷水タンク6に進入した高温水を温水タンク3に戻す循環路C8,C9とを備え、温水タンク3の冷水タンク6に対する容積倍率をaとし、温水タンク3の保持温度をTH以上とし、冷水タンク6の保持温度をTL以上とし、殺菌処理に必要な最低温度をTPとしたときに、容積倍率aは不等式:a≧(TP−TL)/(TH−TP)が満足されるように決められている。
【選択図】図2

Description

本発明は、容器に詰められた飲料水を配管系統を介して供給するウォーターサーバであって、容器に詰められた飲料水を配管系統を介して供給するウォーターサーバであって、前記配管系統中に、飲料水を温水状態で貯留する温水タンクと、飲料水を冷水状態で貯留する冷水タンクとが介装されており、前記温水タンクの飲料水を加熱して高温水にする加熱手段と、前記高温水を前記温水タンクから、少なくとも前記配管系統における前記容器から前記温水タンクまでを含むタンク導管部に向けて逆流させるポンプと、前記タンク導管部に向けて逆流され、前記冷水タンクに進入した前記高温水を再び前記温水タンクに戻すための循環路と、少なくとも前記加熱手段と前記ポンプを制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記ポンプによって前記高温水を所定期間に亘って逆流させて、少なくとも前記タンク導管部と前記冷水タンクと前記循環路内とを殺菌する殺菌処理を行うウォーターサーバに関する。
この種のウォーターサーバに関連する先行技術文献情報として下記に示す特許文献1がある。この特許文献1に記されたウォーターサーバでは、自然循環(対流)やポンプによって高温水を配管系統に逆流させる形態の殺菌処理を定期的に実施させることで、配管系統を微生物の繁殖していない状態に維持することができる。
特開2006−199352号公報(0014段落、図5)
特許文献1に記されたウォーターサーバでは、自然循環(対流)やポンプによって高温水を配管系統に逆流させる操作によって、配管系統内の加熱殺菌が行われる。しかし、比較的容積の大きな冷水タンクの飲料水を温水タンクに逆流させては温水タンクのヒータで加熱し、再びタンク導管部に向けて逆流させるという循環を、冷水タンクを含む配管系統の飲料水の全体が、加熱殺菌処理に必要な温度(例えば55℃以上)に達するまで継続する必要があった。その結果、ヒータの電力消費量が加熱殺菌時には通常の運転時よりも増大するという問題や加熱殺菌に長い時間を要するという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上に例示した従来技術が与える課題に鑑み、ヒータの電力消費量が少なくて済み、また、より短い期間内に加熱殺菌処理を完了させることが可能なウォーターサーバを提供することにある。
本発明の特徴構成は、
容器に詰められた飲料水を配管系統を介して供給するウォーターサーバであって、
前記配管系統中に、飲料水を温水状態で貯留する温水タンクと、飲料水を冷水状態で貯留する冷水タンクとが介装されており、
前記温水タンクの飲料水を加熱して高温水にする加熱手段と、
前記高温水を前記温水タンクから、少なくとも前記配管系統における前記容器から前記温水タンクまでを含むタンク導管部に向けて逆流させるポンプと、
前記タンク導管部に向けて逆流され、前記冷水タンクに進入した前記高温水を再び前記タンクに戻すための循環路と、
少なくとも前記加熱手段と前記ポンプを制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記ポンプによって前記高温水を所定期間に亘って逆流させて、少なくとも前記タンク導管部と前記冷水タンクと前記循環路内とを殺菌する殺菌処理を行い、
前記温水タンクの前記冷水タンクに対する容積倍率をaとし、前記温水タンクにおける飲料水の設定保持温度をTH以上とし、前記冷水タンクにおける飲料水の設定保持温度をTL以上とし、前記配管系統または前記冷水タンクの内側に潜在的に存在する微生物の加熱殺菌処理に必要な最低温度をTPとしたとき、
不等式:a≧(TP−TL)/(TH−TP)が満足されるように前記容積倍率:aが決められている点にある。
上記の特徴構成によるウォーターサーバでは、温水タンクの冷水タンクに対する容積比が、上述の不等式が満足されるように決められているため、配管系統内を加熱殺菌する際には、ポンプによる逆流によって各々現状の温度の温水タンクの飲料水と冷水タンクの飲料水とが混ぜられると、冷水タンクを含む配管系統の飲料水の全体が、加熱殺菌処理に必要な最低温度:TPに達する。したがって、温水タンクのヒータを新たに駆動する必要がないので電力消費量が少なくて済み、また、ポンプによって温水タンクの飲料水と冷水タンクの飲料水とを混ぜるだけでよいため、短い期間内に冷水タンクを含む配管系統の飲料水の全体を加熱殺菌処理できる。
すなわち、温水タンクの冷水タンクに対する容積倍率はaなので、仮に冷水タンクの容積をV(cc)とすれば、温水タンクの容積はaV(cc)となる。そこで、仮に温水タンクの飲料水の温度がTH(℃)で冷水タンクの飲料水の温度がTL(℃)とすると、温水タンクの飲料水と冷水タンクの飲料水とを系内で均等に混合したときの全飲料水の温度TA(℃)は、等式:TA=(TH・aV+TL・V)/(aV+V) ―――(1)によって与えられる。
したがって、不等式:TA≧TP ―――――(2)、すなわち、
(TH・aV+TL・V)/(aV+V)≧TP ―――(3)が満足されれば、各々現状の温度の温水タンクの飲料水と冷水タンクの飲料水とが混ぜられると、冷水タンクを含む配管系統の飲料水の全体が加熱殺菌処理に必要な温度:TPに達する。
上記の不等式(3)を変形していくと、
(aTH+TL)/(a+1)≧TP ――(4)
aTH+TL≧(a+1)TP ―――――(5)
aTH+TL≧aTP+TP ――――――(6)
a(TH−TP)≧TP−TL ―――――(7)
a≧(TP−TL)/(TH−TP) ――(8)
したがって、不等式(8):a≧(TP−TL)/(TH−TP)が満足されるように容積倍率:aを決めておけば、各々現状の温度の温水タンクの飲料水と冷水タンクの飲料水とが混ぜられると、冷水タンクを含む配管系統の飲料水の全体が加熱殺菌処理に必要な温度:TPに達することになる。
本発明の他の特徴構成は、前記温水タンクと前記冷水タンクの少なくともいずれか一方にタンク内の容積を変更する容積調節手段が設けられている点にある。
本構成であれば、例えば、殺菌対象とする微生物の特性などに応じて、微生物の加熱殺菌処理に必要な最低温度:TPが変更された場合でも、その温度TPの設定変更に際して、前記不等式が満足されるように容積倍率aを変更することが可能となるため、例えば微生物生息環境の異なる様々な地域への適用などが容易となる。
給水モードにおけるウォーターサーバを示す略図である。 殺菌処理中のウォーターサーバを示す略図である。
以下に本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
(ウォーターサーバの概略構成)
図1に例示された本発明に係るウォーターサーバは、飲料水が充填された容器1を設置するための容器収納部2と、容器1から供給される飲料水を貯留するための温水タンク3及び冷水タンク6とを有する。
ここでは、容器1は樹脂製のタンクが段ボール製などの箱状のケースに収納されたバッグインボックス型とされているが、これに限る必要はなく、十分な密封性があればよい。
容器収納部2は、容器1内の飲料水を外側から温度調節する冷却装置などを装備しており、容器1内の飲料水を微生物の繁殖しにくい約4〜10℃などに保持することもできる。
容器1は容器収納部2の内部にて飲料水の出入りを許すスパウト1Aが下方を向いた反転姿勢で支持されており、容器1の飲料水は自重によって導管C1を介して下方に供給される。導管C1の下端には左右に分岐した分岐部Xによって2つの導管C2、C6が接続されており、飲料水の一部は導管C2を介して温水タンク3に充填され、飲料水の他の一部は導管C6を介して冷水タンク6に充填される。
温水タンク3は内部の飲料水を後述する所定の温度範囲の温水状態に保持するためのヒータ4(加熱手段の一例)を底部付近に備え、冷水タンク6は内部の飲料水を所定の温度範囲(ここでは4〜10℃)の冷水状態に保持するための冷却機7を備えている。
温水タンク3の上面には、給水用の導管C3と蒸気抜き用の導管C4とが接続されており、冷水タンク6の上面には給水用の導管C7が接続されている。ユーザーが給水用導管C3に設けられた温水コックV1を開けると給水用の導管C3の端部から温水が供給され、給水用の導管C7に設けられた冷水コックV4を開けると給水用の導管C7の端部から冷水が供給される。
温水タンク3と冷水タンク6には貯留中の飲料水の温度を検出する温度センサ(不図示)が設けられており、ウォーターサーバには、これらの温度センサの検出値に基づいて、温水タンク3と冷水タンク6に貯留中の飲料水を設定された温度に調節する制御装置20が設けられている。容器収納部2にも冷却機能が備えられた構成とする場合、制御装置20は容器収納部2のための冷却装置の制御も行う。
ウォーターサーバの外表面などには、温水タンク3の飲料水の温度を設定変更するための温水調節ボタン(不図示)が設置されている。温水調節ボタンは、「通常」と「省エネ」と「高温」の3つのボタンからなる。
制御装置20は、「通常」ボタンが操作されている状態ではヒータ4を温水タンク3の飲料水が例えば約85℃前後に保持されるように制御し、「省エネ」ボタンが操作されている状態ではヒータ4を温水タンク3の飲料水が例えば約68〜75℃に保持されるように制御し、「高温」ボタンが操作されると温水タンク3の飲料水を例えば93℃に一旦昇温させ、その後は約85℃前後(または約68〜75℃)に保持するように制御する。 また、ここでは、基本的にウォーターサーバの使用頻度が少ない深夜は自動的に上述の「省エネ」モードに切り換えられるものとする。
(殺菌処理機構の構成)
前述した導管C1,C2,C3,C6,C7はいずれも飲料水を供給する配管系統を構成するが、ウォーターサーバは、これらの配管系統の一部(主として導管C2,C6,C7)と冷水タンク6の内部とを定期的に、特にウォーターサーバの使用頻度が少ない深夜を中心に殺菌処理する殺菌処理機構を備えている。
殺菌処理機構は、ヒータ4によって温水タンク3内に形成されている高温水を、導管C2,C6、冷水タンク6、導管C7の一部などに向けて逆流させるポンプ10と、ポンプ10によってこれらの箇所に送られた飲料水を再び温水タンク3に戻すための導管C8,C9(いずれも循環路の一例)とを備えている。
導管C8は給水用の導管C7の冷水注出バルブV4よりも上流側からポンプ10の入力部まで延設されており、導管C9はポンプ10の出力部から温水タンク3のドレン用の導管C5に介装された開閉バルブV3よりも上流側の部位まで延設されている。冷水タンク6のドレン用の導管C10にも開閉バルブV5が介装されている。
制御装置20の殺菌処理手段は、殺菌処理を終了するためにポンプ10の運転を停止した時点では開閉バルブV6を再び閉鎖状態に切り換える。
制御装置20の殺菌処理手段は、ポンプ10を深夜などウォーターサーバの使用頻度の少ない時間帯に例えば約2時間に亘って運転させる殺菌処理を1日に1回の周期で実施する。殺菌処理の期間及び周期やポンプ10の運転パターンは適用地域の気候や季節によって変更可能である。
(2つのタンクの容積比)
本発明に係るウォーターサーバでは、温水タンク3の冷水タンク6に対する容積比:aが所定の基準に基づいて決定されている。
すなわち、温水タンク3の冷水タンク6に対する容積比:aは、ヒータ4による温水タンク3の再加熱を行うことなく、各々現状の温度の温水タンク3と冷水タンク6の飲料水とが混ぜられると、冷水タンク6を含む配管系統の飲料水の全体が加熱殺菌処理に必要な温度:TPに達するように決定されている。
そのために、一般式で表すと、温水タンク3における飲料水の設定保持温度をTH以上とし、冷水タンク6における飲料水の設定保持温度をTL以上とし、微生物の加熱殺菌処理に必要な最低加熱温度をTPとしたとき、図2に付記するように、温水タンク3の冷水タンク6に対する容積倍率:aは、不等式:(TP−TL)/(TH−TP)≦aが満足されるように決められている。
具体的な数値例を挙げると、前述したように、冷水タンク6の飲料水は約4〜10℃に保持されており、殺菌処理が実施される深夜の時間帯は、原則的に温水タンク3の飲料水は約68〜75℃に保持されているので、温水タンク3における飲料水の設定保持温度:THを68℃とし、冷水タンク6における飲料水の設定保持温度:TLを4℃と考えることができる。
そこで、微生物の加熱殺菌処理に必要な最低加熱温度:TPを55℃とすると、
a≧(TP−TL)/(TH−TP) ――(8)から
a≧(55−4)/(68−55) ――(9)
a≧51/13≒3.9 ―――――――(10)が得られ、
温水タンク3の冷水タンク6に対する容積倍率:aが約3.9以上、例えば4であれば、すなわち温水タンク3の容積が冷水タンク6の容積の4倍あれば、ヒータ4による温水タンク3の再加熱を行うことなく、各々現状の温度の温水タンク3と冷水タンク6の飲料水とが混ぜられると、冷水タンク6を含む配管系統の飲料水の全体が加熱殺菌処理に必要な55℃に達することになる。
(邪魔板の構成)
ところで、ポンプ10の運転による飲料水の循環では、ポンプ10の下流側に位置する導管C8とC9の飲料水が温水タンク3に進入するが、この導管C8とC9内は室温に近い温度で保持され易いので、微生物が繁殖する虞がある。
そこで、温水タンク3の内部には、導管C9から温水タンク3に進入した飲料水が導管C2の下端から分岐点Xへと直接逆流する可能性を排除するために、同飲料水を温水タンク3内で積極的に拡散させるための邪魔板5が設けられている。
ここでは、邪魔板5は、温水タンク3の底部における、ドレン用の導管C5の始点と導管C2の下端とを隔離する位置に立設され、温水タンク3の天井部に向かって延出されている。
温水タンク3の図1の紙面の厚さ方向で互いに対向する一対の側面と邪魔板5との間にも間隙は設けられていないため(温水タンク3の排水のための小さな間隙は残されている)、導管C9から温水タンク3の邪魔板5よりも図で左側の領域に進入した飲料水は、邪魔板5の上端と温水タンク3の天井部の下面との間に残された唯一の間隙を介して邪魔板5の右側の領域に進入することができる。
尚、例えば導管C9から温水タンク3への流入部に、導管C9の上端から温水タンク3内の上端付近まで延びた流入管(不図示)を設けることで、水流制御手段としての邪魔板5と同様の効果を得ることも可能であり、この場合は邪魔板5を省略してもよい。
〔別実施形態〕
対象とする微生物の特性などに応じて、微生物の加熱殺菌処理に必要な最低温度:TPが変更されても、上述の不等式(10)が満足されるように、温水タンク3と冷水タンク6の容積比:aを調節可能な形態で実施してもよい。容積比:aを調節するための手段としては、例えば、温水タンク3または冷水タンク6の一部をタンク本体に対してスライド自在に設けておいてもよく、或いは、タンクの容積を実質的に縮小するための、スペーサ状の排水手段をタンク内に装入してもよい。
容器に詰められた飲料水を配管系統を介して供給するウォーターサーバに従来見られた課題を解決するための技術として利用可能な発明である。
1 容器
2 容器収納部
3 温水タンク
4 ヒータ(加熱手段)
6 冷水タンク
10 ポンプ
20 制御装置
C1 導管
C2 導管(配管系統)
C3 給水用の導管(配管系統、温水)
C6 導管(配管系統)
C7 給水用の導管(配管系統、冷水)
C8 導管(循環路)
C9 導管(循環路)
X 分岐部(配管系統の始点付近)

Claims (2)

  1. 容器に詰められた飲料水を配管系統を介して供給するウォーターサーバであって、
    前記配管系統中に、飲料水を温水状態で貯留する温水タンクと、飲料水を冷水状態で貯留する冷水タンクとが介装されており、
    前記温水タンクの飲料水を加熱して高温水にする加熱手段と、
    前記高温水を前記温水タンクから、少なくとも前記配管系統における前記容器から前記温水タンクまでを含むタンク導管部に向けて逆流させるポンプと、
    前記タンク導管部に向けて逆流され、前記冷水タンクに進入した前記高温水を再び前記温水タンクに戻すための循環路と、
    少なくとも前記加熱手段と前記ポンプを制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記ポンプによって前記高温水を所定期間に亘って逆流させて、少なくとも前記タンク導管部と前記冷水タンクと前記循環路内とを殺菌する殺菌処理を行い、
    前記温水タンクの前記冷水タンクに対する容積倍率をaとし、前記温水タンクにおける飲料水の設定保持温度をTH以上とし、前記冷水タンクにおける飲料水の設定保持温度をTL以上とし、前記配管系統または前記冷水タンクの内側に潜在的に存在する微生物の加熱殺菌処理に必要な最低温度をTPとしたとき、
    不等式:a≧(TP−TL)/(TH−TP)が満足されるように前記容積倍率:aが決められていることを特徴とするウォーターサーバ。
  2. 前記温水タンクと前記冷水タンクの少なくともいずれか一方にタンク内の容積を変更する容積調節手段が設けられている請求項1に記載のウォーターサーバ。
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