JPWO2019131683A1 - ウォーターサーバー及びウォーターサーバーへの給水方法 - Google Patents

ウォーターサーバー及びウォーターサーバーへの給水方法 Download PDF

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Abstract

冷水が貯留される冷水タンク(11)と、冷水タンク(11)へ供給すべき水が封入された給水容器(14)であって、冷水タンク(11)へ接続される給水容器(14)と、冷水タンク(11)に生じている空間容量が給水容器(14)の内容量より多いか少ないかを検知するタンク容量検知手段(15)と、を具備し、冷水タンク(11)の容量が給水容器(14)の内容量よりも大であり、冷水タンク(11)に生じている空間容量が給水容器(14)の内容量より多いことがタンク容量検知手段(15)によって検知された場合に、冷水タンク(11)に接続された給水容器(14)内の全量の水が冷水タンク(11)に供給されるウォーターサーバー(10)。

Description

本発明は、飲用のための冷水あるいはそれに加えて温水を利用者の要求に応じて注出するウォーターサーバーに関するものである。
水道水ではない、給水ボトル等の容器に充填された水から冷水あるいはそれに加えて温水を作り出して利用者に提供するウォーターサーバーが知られており、そのようなウォーターサーバーの例として特許文献1に記載されたものを挙げることができる。特許文献1のウォーターサーバーは、冷水タンク、温水タンク、及び冷水タンクに水を供給する交換可能な給水ボトルを備えている。給水ボトルは冷却されないのでその中の水は常温である。また、給水ボトル内の水は、飲用されるためにウォーターサーバーから注出されるにつれて徐々に減少してゆく。なお、給水ボトルは、通常は、専門の業者によってウォーターサーバー設置場所までの運搬およびそこでの交換が行なわれる。交換時には、通常、給水ボトルと接続される冷水タンクの継手部分の清掃も行なわれる。
このようなウォーターサーバーでは、冷水タンクを含む冷水経路の殺菌を定期的に行うことが必要である。これは、例えば、給水ボトルと冷水タンクとの継手部分の清掃が不十分であったりすると、そこに付着した微生物が給水ボトル内に侵入し、常温の給水ボトル内で増殖し、その結果、微生物を含んだ水が給水ボトルから冷水タンクに供給されることも起こり得るからである。このように、常温の給水ボトルから冷水タンクに流れ込んだ微生物を殺菌するためにも、冷水タンク等の殺菌は定められた頻度で確実に実施されなければならない。また、この殺菌は、特許文献1の場合も含めて、高温タンクで得られた高温水を冷水タンクへ送り込む高温水殺菌によって行なわれることが多い。
特開2016−210467号公報
その一方で、高温水殺菌中及びその実施後の数時間はウォーターサーバーの稼働が制限されること、及び高温水殺菌実施とその後の冷水タンクの再冷却に消費される電力の大きさから、高温水殺菌の実施頻度を下げることも望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑みて為されたものであって、良好な衛生状態がより長く維持されるウォーターサーバー及びウォーターサーバーへの給水方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明によれば、冷水が貯留される冷水タンクと、冷水タンクへ供給すべき水が封入された給水容器であって、冷水タンクへ接続される給水容器と、冷水タンクの容量が給水容器の内容量よりも大であり、冷水タンクに生じている空間容量が給水容器の内容量より多いか少ないかを検知するタンク容量検知手段と、を具備し、冷水タンクに生じている空間容量が給水容器の内容量より多いことがタンク容量検知手段によって検知された場合に、冷水タンクに接続された給水容器内の全量の水が冷水タンクに供給されるウォーターサーバーが提供される。
さらに、上述の目的を達成するために、本発明によれば、ウォーターサーバーが備える冷水タンクへ供給すべき水の封入された給水容器を準備する段階と、冷水タンク内に生じている空間容量が給水容器内の水の量よりも大であることを確認する段階と、給水容器を冷水タンクの流入口部に接続し、流入口部を介して給水容器内の全量の水を冷水タンクに供給する段階とを含むウォーターサーバーへの給水方法が提供される。
これによると、給水容器の交換時にそのボトル内の水は全て冷水タンクへ供給されるので、常温で増殖した微生物を含んだ水が給水容器から冷水タンクへ供給される可能性は完全に排除される。その結果、冷水タンクの良好な衛生状態が長期間維持されて、冷水タンクに対する高温水殺菌の実施頻度を低下させることが可能になる。
本発明の実施形態によるウォーターサーバーの構成を示す模式的な図である。
以下、本発明の第1の実施形態によるウォーターサーバー10について図1を参照して説明する。
第1の実施形態によるウォーターサーバー10は、飲料用の冷水及び温水を、内部に備えられたタンクから利用者の要求に応じて注出するように構成されている。そのため、ウォーターサーバー10は、冷水タンク11、冷水タンク11に連通された温水タンク12、冷水タンク11の入口管路11aの先端の流入口部に継手13を介して接続される給水ボトル14、冷水タンク11に生じている空間容量が給水ボトル14の内容量より多いか少ないかを検知するタンク容量検知手段15、複数の電磁弁16〜19、制御部20、及び図示しない筐体等を具備する。制御部20は、図示しない電線によって複数の電磁弁16〜19及びタンク容量検知手段15と電気的に接続されている。また、ウォーターサーバー10は、何れも図示しないが、冷水タンク11を冷却するための冷却装置、及び温水タンク12を加熱するための加熱装置も具備する。
給水ボトル14、冷水タンク11、温水タンク12の上下方向の配置は図1に示されたとおりであって、ウォーターサーバー10で生じる水の供給は水頭差により生じる。また、本実施形態のウォーターサーバー10では、給水ボトル14内の水は、給水ボトル14が冷水タンク11に接続された段階でその全量が冷水タンク11に供給されるように構成されており、したがって冷水タンク11には空になった給水ボトル14が接続されている。
ウォーターサーバー10には、冷水及び温水の注出口である冷水注出口21及び温水注出口22が備えられていて、それら注出口の下にコップ等を置く棚(図示せず)が設けられている。また、冷水注出口21及び温水注出口22の近くの筐体の外面には、冷水ボタン(図示せず)及び温水ボタン(図示せず)が配置されている。冷水注出口21及び温水注出口22の上流側には冷水注水電磁弁16及び温水注水電磁弁17がそれぞれ配置されている。冷水ボタンが利用者によって押されると、冷水注水電磁弁16が開弁して冷水注出口21から冷水が注出される。同様に、温水ボタンが利用者によって押されると、温水注水電磁弁17が開弁して温水注出口22から温水が注出される。
本実施形態における給水ボトル14は、合成樹脂製のものであって、その内部には、飲料製造会社の工場で封入された良好な衛生状態の水が含まれている。給水ボトル14は冷水タンク11に接続されると、そこに含まれていた全量の水が冷水タンク11に供給される。給水ボトル14のネック部の先端には、継手13の一方の部材13aが固定されていて、ネック部の先端の注水口は前記一方の部材13aによって封止されている。
給水ボトル14には、冷水タンク11の容量よりも少量の水が封入されている。換言すると、冷水タンク11は、給水ボトル14に充填された水の量よりも多量の水を収容可能な容量を有している。
冷水タンク11は給水ボトル14との接続が可能であるように、上方に延びる入口管路11aを備えている。入口管路11aの先端には継手13の他方の部材13bが固定されている。継手13は、公知のタイプのものであるので詳細には説明しないが、継手13の一方の部材13aと他方の部材13bとが互いに螺合することにより機械的に接続される間に、他方の部材13bが有するパイプ状の穿刺部材(図示せず)の尖った先端が、給水ボトル14の一方の部材13aに設けられた破損しやすい部分(図示せず)を突き破ることによって流体的にも接続されるように構成されている。
冷水タンク11の入口管路11aには、その入口管路11aを開閉する給水電磁弁18も設けられている。給水電磁弁18は、制御部20に電気的に接続されていて、制御部20によってその動作が制御される。
冷水タンク11はその底部に流出口11bを備えており、流出口11bには冷水注出管路23が接続されている。冷水注出管路23の先端に冷水注出口21が設けられ、また管路の開閉を行う冷水注水電磁弁16は冷水注出口21の上流側の冷水注出管路23に配設されている。冷水注水電磁弁16は、制御部20に電気的に接続されていて、冷水タンク11の貯水量に応じてその動作が制限される。つまり、冷水タンク11の貯水量が少ない場合には、冷水ボタンが押されたとしても、制御部20が冷水注水電磁弁16の開放を許可せず、したがって冷水注水電磁弁16は閉じられたままであり、冷水は注出されない。
冷水タンク11には、給水ボトル14からの水の流入を容易にするために、冷水タンク11の内部を大気に開放する通気口24が設けられている。通気口24には、塵埃や微生物の冷水タンク11内への侵入を防ぐためにフィルタユニット25が取り付けられている。フィルタユニット25のフィルタエレメントにはHEPAフィルタが用いられている。
タンク容量検知手段15は、冷水タンク11に取り付けられた第1の水位センサ15aを具備する。第1の水位センサ15aは、冷水タンク11に貯留された水の水位が、予め定められた第1の水位以上か未満かを検知するように配置されている。そのため、第1の水位センサ15aは、制御部20と、ウォーターサーバー10の筐体の正面に設けられた水位表示ランプ(図示せず)とに電気的に接続されている。なお、図1は、冷水タンク11の水位が第1の水位よりも低位にある状態を示している。
第1の水位は、冷水タンク11に貯留された水の水位がその第1の水位未満であるときに冷水タンク11内に生じる空間容量が給水ボトル14に封入された水の量以上となるように定められた水位である。したがって、第1の水位センサ15aによって、冷水タンク11の水位が第1の水位未満であることが検知された場合には、給水ボトル14に封入されていた全量の水を冷水タンク11へ供給することが可能であり、したがって制御部20は給水電磁弁18を開弁する。
これに対して、冷水タンク11の水位が第1の水位以上であることが検知された場合には、そのとき冷水タンク11に生じている空間容量は給水ボトル14の内容量未満であり、したがって制御部20は、給水ボトル14から冷水タンク11へ水が供給されないように、給水電磁弁18を閉弁する。もし、冷水タンク11の水位が第1の水位以上である場合に、給水ボトル14から冷水タンク11へ水が供給されたとすると、冷水タンク11の通気口24から水が溢れ出るか、そうでなければ、給水ボトル14内に従来と同様に常温の水が残され、したがって微生物の増殖する可能性が除去されない。本実施形態においては、そのような事態を防ぐために、第1の水位センサ15aによって、冷水タンク11に生じている空間容量が検知され、給水ボトル14の全量の水が冷水タンク11で受け入れ可能である場合にだけ制御部20が給水電磁弁18を開弁する。
本実施形態のタンク容量検知手段15は第2の水位センサ15bを更に具備する。第2の水位センサ15bは、冷水タンク11に貯留された水の水位が、第1の水位よりも低位の予め定められた第2の水位以上か未満かを検知するように配置されている。第2の水位は、冷水タンク11の渇水状態を検知するために設定されている。第2の水位センサ15bによって、冷水タンク11に貯留された水の水位が第2の水位未満であることが検知された場合には、制御部20は、渇水状態を表示するために筐体の正面に設けられた渇水ランプ(図示せず)を点灯させる。また、この場合には冷水ボタンが押されたとしても制御部20は冷水注水電磁弁16の開弁を許可しない。さらに、本実施形態では、渇水ランプが点灯してから所定時間経過すると、制御部20は、渇水状態を報知する警報音を鳴動させる。
冷水タンク11の外周囲には、図示しないが、冷却装置の冷却パイプが巻き付けられている。冷却装置は、冷媒の圧縮と膨張を利用する公知のタイプのものであり、冷水タンク11に巻き付けられる冷却パイプはエバポレータとして機能するものである。
冷水タンク11とその下方に配置される温水タンク12とは、上端部にフランジ状の部分が設けられている第1の接続管路26によって連通されている。第1の接続管路26を通して冷水タンク11から温水タンク12へ水が供給される。更に、冷水タンク11と温水タンク12とは、第2の接続管路27によっても連通されている。ただし、第2の接続管路27には、その管路を開閉する熱動弁19が配設されていて、通常は熱動弁19によって第2の接続管路27は閉じられている。熱動弁19が開弁されると、第1の接続管路26と第2の接続管路27は、冷水タンク11と温水タンク12との間の循環路を形成する。本実施形態では、第1の接続管路26には下降流が流れ、第2の接続管路27には上昇流が流れるようになっている。
温水タンク12にはその上部に流出口12bが設けられており、流出口12bには温水注出管路28が接続されている。温水注出管路28の先端には温水注出口22が設けられている。温水注水電磁弁17は温水注出口22の上流側の温水注出管路28に配設されてその管路の開閉を行う。
温水タンク12の底面の外面には図示しない電気ヒーターが取り付けられている。電気ヒーターは、飲用者に供給される温水の温度が望ましい温度となるように、制御部20によって間歇作動される。また、本実施形態では、温水タンク12の高温水を使って冷水タンク11側が高温水殺菌されるが、その際にも電気ヒーターが作動される。
冷水タンク11側の高温水殺菌は、冷水タンク11内の冷水を高温水に置換することによって行なわれる。そのため、制御部20からの指令により熱動弁19を開放することにより第2の接続管路27を開放し、電気ヒーターを連続作動させて温水タンク12内の温水を加熱し続ける。そうすると、温水タンク12内の温水が、第2の接続管路27と第1の接続管路26を介して、自然対流によって冷水タンク11との間で循環する。電気ヒーターをある一定以上の時間連続作動させることによって、冷水タンク11内の水の温度を殺菌に適した例えば90°C以上に上昇させることが可能である。冷水タンク11の高温水殺菌を実施することによって、冷水タンク11内の水が殺菌されることはもちろん、高温水に触れる冷水タンク11の内面及び冷水タンク11から延びる管路の内面が殺菌され、更に、高温水の熱が伝導して高温になる冷水タンク11の部分やその周囲の部分も殺菌される。
第1の実施形態によるウォーターサーバー10によると、給水ボトル14の交換時にそのボトル内の水は全て冷水タンク11へ供給される。そのため、常温環境で増殖した微生物を含んだ水が給水ボトル14から冷水タンク11へ供給される可能性が完全に排除される。その結果、冷水タンク11の良好な衛生状態が長期間維持されて、冷水タンク11に対する高温水殺菌の実施頻度を低下させることが可能になる。従来、高温水洗浄の実施頻度は毎日一回と定められていることが多いが、本実施形態のウォーターサーバー10によると、高温水殺菌の実施頻度が毎週一回であっても、注出される冷水の衛生状態が良好に維持されることが確認されている。
次に、本発明の第2の実施形態による、ウォーターサーバー10への給水方法について説明する。ここでは、第1の実施形態によるウォーターサーバー10が用いられるものとして説明する。
最初に、冷水タンク11へ供給すべき水が充填された給水ボトル14を準備する。
次に、冷水タンク11内に生じている空間容量が給水ボトル14内の水の量よりも多いことを確認する。これは、本実施形態では、ウォーターサーバー10のタンク容量確認手段の第1の水位センサ15aからの信号に基づいて制御部20によって行なわれる。そして制御部20は、冷水タンク11から延びる入口管路11aに配設された給水電磁弁18を開弁する。
次に、冷水タンク11に接続されている空の給水ボトル14を冷水タンク11の入口管路11aの先端の流入口部から取り外す。このとき、前記流入口部の継手13を清掃することが望ましい。
次に、準備された新しい給水ボトル14を倒立させて、給水ボトル14のネック部の先端を冷水タンク11の入口管路11aの先端の流入口部に接続する。この接続は、給水ボトル14のネック部の先端に固定された継手13の一方の部材13aを、冷水タンク11の流入口部に固定された継手13の他方の部材13bにねじ込むことにより行なわれる。また、本実施形態では、前述した継手13の構造により、接続することによって給水ボトル14が開封され、開封されると給水ボトル14内の水が冷水タンク11に供給される。また、冷水タンク11内に生じている空間容量が給水ボトル14の内容量よりも多いことが確認されているので、給水ボトル14内の全量の水は、本実施形態では概ね60分以内に、冷水タンク11に供給される。以上で、冷水タンク11への水の供給が完了する。
給水ボトル14の全量の水が冷水タンク11へ供給されるのに要する時間は、給水ボトル14の容量や継手13のパイプ状の穿刺部材の口径等によって変化することが理解されよう。例えば、継手13の前記穿刺部材の口径を増大したり、継手13に空気穴を設けたりすることにより水の供給に要する時間を数分以内に短縮することも可能である。
第1の実施形態の場合と同様に、第2の実施形態によるウォーターサーバーへの給水方法により、冷水タンク11の良好な衛生状態が長期間維持されて、冷水タンク11に対する高温水殺菌の実施頻度を低下させることが可能になることが理解されよう。
その他の実施形態
第1の実施形態によるウォーターサーバー10は、タンク容量確認手段の第1の水位センサ15aからの信号に基づいて制御部20が給水電磁弁18の開閉を制御するように構成されていたが、給水電磁弁18を有さず、第1の水位センサ15aからの信号は水位表示ランプにのみ表示される実施形態も可能である。この場合、給水ボトル14の交換者は、水位表示ランプの情報により、給水ボトル14の交換を実施するか否かを判断することができる。
さらに、第1の水位センサ15aに代えて、単純な目視タイプの水位計が冷水タンク11に備えられる実施形態も可能である。
第2の実施形態によるウォーターサーバーへの給水方法において、制御部20や給水電磁弁18を備えるウォーターサーバー10が用いられていたが、それら制御部20や給水電磁弁18を備えないウォーターサーバーへの給水方法の実施形態も可能である。その場合、冷水タンク11内に生じている空間容量の確認は、給水ボトル交換者が、水位表示ランプ等の表示を確認することにより行なわれ、確認の結果、給水ボトルの交換が可能であると判断した場合に、交換者は給水ボトルを冷水タンクへ接続すればよい。
第1の実施形態によるウォーターサーバー10は、給水が終わって空になった給水ボトル14が冷水タンク11に接続されたままになっているが、給水が終わった段階で空になった給水ボトル14を冷水タンク11から切り離せるように、冷水タンク11の流入口部を塞ぐ蓋を備える実施形態も可能である。
同様に、第2の実施形態によるウォーターサーバーへの給水方法に対して、全量の水の供給が完了したなら給水ボトル14を冷水タンク11から切り離し、冷水タンク11の流入口部を蓋等によって封鎖することを加える実施形態も可能である。
第2の実施形態では、給水ボトル14は、倒立させられて冷水タンク11の入口管路11aの流入口部と接続される間に開封されたが、給水ボトル14を正立状態で開封する実施形態も可能である。その場合、給水ボトル14の注出口と冷水タンク11の流入口部を連通する柔軟なチューブ付きの継手を準備し、正立状態で開封した給水ボトル14と冷水タンク11の流入口部を前記継手によって接続してから、給水ボトル14を冷水タンク11の上方に持ち上げて倒立させればよい。
第1の実施形態のウォーターサーバーは冷水と温水を要求に応じて選択的に注出するように構成されていたが、冷水だけを注出するウォーターサーバーの実施形態も可能である。その場合のウォーターサーバーは、温水タンクとそれに関連する管路や電磁弁を有しない。また、冷水タンクには、冷却管路だけでなく、高温水殺菌を行うための電気ヒーターも取り付けられる。
10 ウォーターサーバー
11 冷水タンク
12 温水タンク
13 継手
14 給水ボトル
15 容量検知手段
16 冷水注水電磁弁
17 温水注水電磁弁
18 給水電磁弁
20 制御部

Claims (10)

  1. 冷水が貯留される冷水タンクと、
    前記冷水タンクへ供給すべき水が封入された給水容器であって、前記冷水タンクへ接続される給水容器と、
    前記冷水タンクの容量が前記給水容器の内容量よりも大であり、
    前記冷水タンクに生じている空間容量が前記給水容器の内容量より多いか少ないかを検知するタンク容量検知手段と、を具備し、
    前記冷水タンクに生じている空間容量が前記給水容器の内容量より多いことが前記タンク容量検知手段によって検知された場合に、前記冷水タンクに接続された前記給水容器内の全量の水が前記冷水タンクに供給されることを特徴とする、ウォーターサーバー。
  2. 制御部と、
    前記給水容器からの水が流入する前記冷水タンクの流入口部に配設された給水電磁弁と、を更に具備しており、
    前記制御部は、前記タンク容量検知手段によって検知された、前記冷水タンクに生じている空間容量が前記給水容器の内容量より多い場合には前記給水電磁弁を開放し、少ない場合には前記給水電磁弁を閉じる、請求項1に記載のウォーターサーバー。
  3. 前記タンク容量検知手段は、前記冷水タンクに貯留された水の水位が予め定められた第1の水位以上か未満かを検知する第1の水位センサを具備しており、
    前記第1の水位は、前記冷水タンクに貯留された水の水位が該第1の水位未満であるときに前記冷水タンク内に生じる空間容量が前記給水容器の内容量以上となるように定められた水位である、請求項1又は2に記載のウォーターサーバー。
  4. 該ウォーターサーバーの冷水注出口に配設された冷水注出電磁弁を更に具備しており、
    前記タンク容量検知手段は、前記冷水タンクの水位が前記第1の水位よりも低位の予め定められた第2の水位以上か未満かを検知する第2の水位センサをさらに具備しており、
    前記制御部は、前記第2の水位センサによって検知された前記冷水タンクに貯留された水の水位が、前記第2の水位以上である場合には前記冷水注出電磁弁の開放を許可する一方で、前記第2の水位未満である場合には前記冷水注出電磁弁の開放を不許可にする、請求項3に記載のウォーターサーバー。
  5. 前記冷水タンクに貯留された水の水位が前記第2の水位未満であることが前記第2の水位センサによって検知されて所定時間が経過したとき、前記制御部は警報を発する、請求項4に記載のウォーターサーバー。
  6. 前記給水容器から前記冷水タンクへの水の供給が終わった後も、前記冷水タンクには前記給水容器が接続されたままである、請求項1〜5のいずれか一項に記載のウォーターサーバー。
  7. 前記冷水タンクの流入口部を閉じる蓋を更に具備し、
    前記給水容器から前記冷水タンクへの水の供給が終わった後には、前記冷水タンクから前記給水容器が切り離されて、前記流入口部が前記蓋によって閉じられる、請求項1〜5のいずれか一項に記載のウォーターサーバー。
  8. 冷水に加えて温水を選択的に注出するために、前記冷水タンクに連通された温水タンクを更に具備し、
    前記温水タンクから前記冷水タンクに対して殺菌のために温水が供給されるように構成されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載のウォーターサーバー。
  9. ウォーターサーバーが備える冷水タンクへ供給すべき水の封入された給水容器を準備する段階と、
    前記冷水タンク内に生じている空間容量が前記給水容器内の水の量よりも大であることを確認する段階と、
    前記給水容器を前記冷水タンクの流入口部に接続し、前記流入口部を介して前記給水容器内の全量の水を前記冷水タンクに供給する段階と、
    を含むことを特徴とする、ウォーターサーバーへの給水方法。
  10. 前記供給する段階の後に、
    前記給水容器を前記冷水タンクの前記流入口部から切り離す段階と、
    前記冷水タンクの前記流入口部を封鎖する段階と、
    を更に含む、請求項9に記載のウォーターサーバーへの給水方法。
JP2019562055A 2017-12-28 2018-12-25 ウォーターサーバー及びウォーターサーバーへの給水方法 Active JP6944542B2 (ja)

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