JP2000211691A - コンテナ― - Google Patents

コンテナ―

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JP2000211691A
JP2000211691A JP11016985A JP1698599A JP2000211691A JP 2000211691 A JP2000211691 A JP 2000211691A JP 11016985 A JP11016985 A JP 11016985A JP 1698599 A JP1698599 A JP 1698599A JP 2000211691 A JP2000211691 A JP 2000211691A
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mouth
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JP11016985A
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Akira Ichihara
晃 市原
Takashi Nito
隆嗣 仁藤
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Kawatetsu Container Co Ltd
Original Assignee
Kawatetsu Container Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 容易に開閉蓋を開閉することができるととも
に、コンテナーを積み重ねても安全に使用することがで
きるコンテナーを得るにある。 【解決手段】 支持枠内に収納されたパレット1に支持
される下部にはバルブを有する排出パイプ14が設けら
れ、支持枠の上面よりも下部に位置する上部には口部が
形成された液体や粉体が収納される内装タンク12と、
内装タンクの口部を開閉する上面が支持枠の上面よりも
下部に位置する開閉蓋20と、口部の外側部位の内装タ
ンクの上面に形成された上面が支持枠の上面よりも下部
に位置する枢支部、枢支部と対向する口部の外側部位の
内装タンクの上面に回動可能に取付けられた締め付けナ
ットが取付けられた係止具、一端が枢支部に枢支され他
端が係止具に着脱可能に係止される係止部が形成された
ほぼ中央部で開閉蓋のほぼ中央部を支持する開閉蓋開閉
バー30とからなる開閉蓋開閉機構とでコンテナーを構
成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高粘度液体や低粘度
液体を350〜3000リッター程収納したり、鉄粉等
の粉体を1000キログラム程収納し、フォークリフト
を用いてトラックの荷台への積み込みや積み下ろしを行
なうことができるコンテナーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の液体を収納するコンテナ
ーはパレットの上面に液体を収納することができる内装
タンク支持台を溶接固定するとともに、該内装タンク支
持台に下端部にバルブが設けられた排出パイプが設けら
れ、上部に開閉蓋が取付けられた内装タンクを支持させ
た後、前記排出パイプが位置する部位だけを開口部にし
た鋼板を用いた側面パネルを前記パレットおよび該側面
パネル同志を溶接により固定し、上面に前記内装タンク
の開閉蓋が開閉できる開口部を形成した天板を溶接固定
して、高さが約150センチメートル、幅寸法および奥
行き寸法が約112センチメートルに形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種のコンテ
ナーは、内装タンクの上部の開閉蓋の取付けは開閉蓋の
周囲を多数本のボルトで締め付け固定したり、所定量回
動させることにより着脱させることができる開閉蓋が使
用されているが、前者は多数本のボルトの着脱作業に手
数がかかり面倒であるという欠点があり、後者は開閉蓋
が振動等によって緩んでしまったり、あるいはきつく締
まった場合には発火を防止するために木鎚でたたいて開
閉しなければならず、危険で面倒であるという欠点があ
った。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
安全で簡単な操作で容易に開閉蓋を開閉することができ
るとともに、コンテナーを積み重ねて使用しても安全に
使用することができるコンテナーを提供することを目的
としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明かになるであろう。ただし、図面はも
っぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲
を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はフォークリフトのフォークが挿入できるよ
うに形成された四角形状のパレットと、このパレットに
下端部が固定された該パレットの四角部に支柱を有する
積み重ね状態でコンテナーを支持することができる支持
枠と、この支持枠内に収納された、前記パレットに支持
される下部にはバルブを有する排出パイプが設けられ、
該支持枠の上面よりも下部に位置する上部には口部が形
成された液体や粉体が収納される内装タンクと、この内
装タンクの口部を開閉する上面が前記支持枠の上面より
も下部に位置する開閉蓋と、前記口部の外側部位の前記
内装タンクの上面に形成された上面が前記支持枠の上面
よりも下部に位置する枢支部、この枢支部と対向する前
記口部の外側部位の前記内装タンクの上面に回動可能に
取付けられた締め付けナットが取付けられた上面が前記
支持枠の上面よりも下部に位置する係止具、一端が前記
枢支部に枢支され、他端が前記係止具に着脱可能に係止
される係止部が形成されたほぼ中央部で前記開閉蓋のほ
ぼ中央部を支持する上面が前記支持枠の上面よりも下部
に位置する開閉蓋開閉バーとからなる開閉蓋開閉機構と
でコンテナーを構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図14に示す本発明の第1の実
施の形態において、1はフォークリフトのフォークが挿
入できるように金属材で形成された四角形状のパレット
で、このパレット1は図4に示すように、四角枠形状の
下部枠体2と、この下部枠体2の四角部および各辺のほ
ぼ中央部に固定された上方へ突出する8本の脚部材3
と、この8本の脚部材3の上部に固定された格子枠状の
上部枠体4とで構成されている。
【0009】5は前記パレット1のほぼ中央部に溶接等
によって固定された金属材製の内装タンク支持台で、こ
の内装タンク支持台5は図5に示すように、コ字状に形
成された内装タンク支持台本体6と、この内装タンク支
持台本体6の下端部を外方へ曲げ加工して形成した取付
け片7と、前記内装タンク支持台本体6の上部に上端部
が順次拡開状となるように曲げ加工して形成された内装
タンク支持部8と、前記内装タンク支持台本体6の開口
部6aの上部寄りの部位の一側面に一端部がヒンジ部材
9等で回動可能に取付けられ、他端が前記内装タンク支
持台本体6の開口部6aの上部寄りの部位の他側面に蝶
ボルト10等によって着脱可能に取付けられた開放阻止
バー11とで構成されている。
【0010】12は前記内装タンク支持台5に支持され
る周壁が四角形状の内装タンクで、この内装タンク12
は図6および図7に示すように、液体や粉体が収納され
る合成樹脂材やステンレス材製の内装タンク本体12a
と、この内装タンク本体12aの下部に一側方向に突出
するように設けられた開閉バルブ13が介装された排出
パイプ14と、前記内装タンク本体12aの上部中央部
に形成された自動充填ノズル15で自動充填しても、あ
らかじめ設定された量を必要量の空間部16を残して充
填することができる口径と高さの寸法の口部17と、こ
の口部17の上端部に取付けられたシール用のOリング
18と、このOリング18によって密封できるように前
記口部17を開閉するほぼ中央部にチャンネル状の取付
け金具19が取付けられた開閉蓋20と、前記口部17
の外側部位の前記内装タンク12の上面に形成された枢
支部21、この枢支部21と対向する前記口部17の外
側部位の前記内装タンク12の上面の支持片22に枢支
ピン23によって回動可能に取付けられた締付けナット
24が取付けられた係止具25、傾斜状態で下方へ突出
された一端が前記枢支部21に枢支ピン26で枢支さ
れ、他端部にほぼアングル状に形成された係止部27が
前記係止具25に着脱可能に係止されるほぼ中央部の透
孔28に前記開閉蓋20の取付け金具19に取付けられ
た該透孔28よりも小径の枢支ピン29で開閉蓋20を
支持する開閉蓋開閉バー30とからなる開閉蓋開閉機構
31とで構成されている。
【0011】32は前記内装タンク12の開閉蓋20を
開閉蓋開閉機構31によって密封状態にした状態で、該
内装タンク12を覆うことができるように前記パレット
1に溶接等によって下端部が固定された支持枠で、この
支持枠32は前記パレット1に溶接等によって固定され
るアングル材を用いて四角枠状に形成された下部支持枠
33と、この下部支持枠33の四角部に下端部が溶接等
によって固定された、金属板をほぼ直角に曲げかつ両側
先端部が内側に折り曲げ加工の立設する支柱34、3
4、34、34と、前部を除くこれらの支柱34、3
4、34、34間を覆うように該支柱34、34、3
4、34に両端部が溶接等によって固定された側壁板3
5、35、35と、前部に位置する前記支柱34、34
間のほぼ中央下部位置を開口36するように覆う該支柱
34、34に両端部が溶接等によって固定された前部壁
板37と、この前部壁板37、前記側壁板35、35、
35および前記支柱34、34、34、34の上部を覆
うように溶接等によって固定されたアングル材を用いて
四角枠状に形成された天板枠38およびこの天板枠38
の四角部に溶接等によって固定された三角形状で積み重
ねられるコンテナーをスライド移動不能に支持できる補
強プレート39、39、39、39とからなる天板40
と、前記前部壁板37および前記側壁板35、35、3
5の外側ほぼ3分の1および3分の2部分を補強するよ
うに前記支柱34、34、34、34の外側面より外方
へ突出しないように両端部が溶接等によって固定された
上部補強用バー41、41、41、41および下部補強
用バー42、42、42、42と、前記内装タンク12
の縦溝43、43、43、43内に挿入される、下端部
が前記下部支持枠33に支持され、上端部が前記天板枠
38に取付けられた補強バー44、44、44、44と
で構成されている。なお、前記内装タンク12に縦溝4
3、43、43、43が形成されていないものを使用し
た場合には前記補強バー44、44、44、44は不要
である。
【0012】45は前記支持枠32に取付けられた梯子
で、この梯子45は図11ないし図14に示すように、
前記支持枠32の前面側の一方の支柱34の内側面34
aに形成された複数個、本発明の実施の形態では3個の
縦長状の切欠部46、46、46、この切欠部46、4
6、46の上部を除く側部に形成されたストッパー片4
7、47、47とからなるステップバー支持部48、4
8、48と、前記一方の支柱34の内側面34aと対向
する部位に並列するように前記天板枠38と上部補強用
バー41、該上部補強用バー41と前記下部補強用バー
42および該下部補強用バー42と前記下部支持枠33
とに外側面が外方に突出することなく、上下端部を溶接
等によって固定されたチャンネル状の梯子用支柱49、
49、49と、この梯子用支柱49、49、49の前記
一方の支柱34に形成したステップバー支持部48、4
8、48と対向する内側面49a、49a、49aに形
成されたステップバー支持部50、50、50と、この
ステップバー支持部50、50、50に一端部が支持さ
れ、他端部が前記一方の支柱34に形成されたステップ
バー支持部48、48、48に支持された、不使用時に
は一方の支柱34と梯子用支柱49、49、49の外側
面より突出しないように収納され、上昇させて前方へ引
き出す使用時には外方へ突出するほぼハット形鋼形状の
ステップバー51、51、51と、このステップバー5
1、51、51の突出状態を保持するように取付けられ
た保持鎖52、52、52とで構成されている。
【0013】上記構成のコンテナー53は開閉蓋開閉機
構31の締付けナット24を緩めて開閉蓋開閉バー30
の係止部27より係止具25を外し、開閉蓋開閉バー3
0を回動させることにより、開閉蓋20も該開閉蓋開閉
バー30に支持された状態で持ち上げて回動され、口部
17が開放される。
【0014】この状態で自動充填ノズル15を口部17
に差し込み、内部にエマルジョン、ラテックス、金属表
面処理剤、水処理剤、塗料、界面活性剤、酸類、アルカ
リ類等の化学工業薬品や飲料水、醤油、食酢、液糖、食
品添加物等の食品の液体を充填することにより、自動的
にあらかじめ設定された量の液体を上部に所定量の空間
部16を残して充填される。
【0015】液体の充填が完了すると開閉蓋開閉バー3
0を回動させ、係止部27に係止具25を係止させるこ
とにより、自動的に口部17は開閉蓋20によって覆わ
れ、係止具25の締付けナット24を締付け方向に回動
することにより、開閉蓋20を押し圧するように開閉蓋
開閉バー30が回動し、口部17のOリング18に開閉
蓋20の内壁面が押し圧状態で密着し、完全に密封され
る。
【0016】開閉蓋20が閉じられると、フォークリフ
トを用いてトラックの荷台への積み重ね状態での積み込
みや積み下ろしを行ない、使用現場で排出パイプ14の
開閉バルブ13を開放して、充填された液体の取り出し
を行なう。
【0017】なお、内装タンク12への液体の充填時や
内装タンク12内の点検時にコンテナー53の上部に上
がり下りする場合、梯子45のステップバー51、5
1、51を図13に示すように上方へスライド移動させ
た後、前方へ回動させ、ストッパー片47、47、47
に係止させることにより、ステップバー51、51、5
1が外方へ突出し、該ステップバー51、51、51に
足をかけて行なう。不使用時には図14に示すように、
ステップバー51、51、51を上方へ回動させ、下降
させることによりストッパー片47、47、47によっ
て外方へ突出するのが阻止された収納状態となる。
【0018】
【発明の異なる実施の形態】次に、図15ないし図36
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0019】図15ないし図17に示す本発明の第2の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、開閉蓋開閉バー30によって、ほぼ中
央部を点状態で押し圧することができる取付け金具19
Aを用いた開閉蓋20Aを使用した点で、このように形
成された開閉蓋20Aを用いてコンテナー53Aを構成
しても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効
果が得られる。なお、前記取付け金具19Aは開閉蓋2
0Aのほぼ中央部に溶接等によって固定されるほぼ中央
部に支持杆54が形成された固定金具55と、この固定
金具55の支持杆54の上端部に溶接等によってほぼ中
央底面が固定された枢支ピン29によって開閉蓋開閉バ
ー30のほぼ中央部に枢支されるチャンネル状の取付け
金具本体56とで構成されている。
【0020】図18ないし図20に示す本発明の第3の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、ステンレス材製の内装タンク本体12
bを用いた内装タンク12Aをパレット1に溶接等によ
って固定された枠組みだけの支持枠32Aの下部補強用
バー42に下部を支持固定させた点で、このように構成
したコンテナー53Bにしても前記本発明の第1の実施
の形態と同様な作用効果が得られるとともに、内装タン
ク支持台や壁板を用いない支持枠32Aを用いるため、
構造が簡単で、安価に製造することができる。
【0021】図21ないし図24に示す本発明の第4の
実施の形態において、前記本発明の第3の実施の形態と
主に異なる点は、開閉蓋開閉機構31Aで、この開閉蓋
開閉機構31Aは開閉蓋開閉バー30の他端部に形成さ
れた係止部27AにほぼU字状の係止具25Aを着脱可
能に係止できるようにするとともに、開閉蓋開閉バー3
0のほぼ中央部に形成されたねじ孔57と螺合される締
め付けボルト58の先端部に回転可能に開閉蓋20Bを
取り付けた点で、このように構成した開閉蓋開閉機構3
1Aを用いたコンテナー53Cにしても開閉蓋開閉機構
31Aの締め付けボルト58の締め付けによって開閉蓋
20Bを内装タンク12Aの口部17に押圧して密封す
ることができるとともに、この密封状態では開閉蓋開閉
機構31Aの上部が支持枠32Aの上面よりも下部に位
置するので、前記本発明の第3の実施の形態と同様な作
用効果が得られる。
【0022】図25ないし図27に示す本発明の第5の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、四角部より下方に突出し下端部がパレ
ット1に固定される脚部材59、59、59、59およ
び四角部より上方に突出し積み重ね状態でコンテナー1
を支持することができる支持体60、60、60、60
が溶接等によって固定された金属材製の内装タンク12
Bを用いた点で、このように形成された内装タンク12
Bを用いたコンテナー53Dにしても前記本発明の第1
の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0023】図28ないし図30に示す本発明の第6の
実施の形態において、前記本発明の第4の実施の形態と
主に異なる点は、所定間隔で下方に突出し下端部がパレ
ット1に固定される本発明の実施の形態では3本の脚部
材59、59、59およびパレット1の角部と対応する
ように上方に突出し積み重ね状態でコンテナー1を支持
することができる四角枠部材61を介して支持体60、
60、60、60が溶接等によって固定された金属材製
の丸形内装タンク12Cを用いた点で、このように形成
された内装タンク12Cを用いたコンテナー53Eにし
ても前記本発明の第4の実施の形態と同様な作用効果が
得られる。
【0024】図31ないし図33に示す本発明の第7の
実施の形態において、前記本発明の第6の実施の形態と
主に異なる点は、前部に開口部62が形成された筒状の
脚部材59Aを用いた点で、このように形成された金属
材製の丸形内装タンク12Dを用いたコンテナー53F
にしても前記本発明の第6の実施の形態と同様な作用効
果が得られる。なお、本発明の実施の形態において、支
持枠をパレットに固定的に取付けてもよい。
【0025】図34ないし図36に示す本発明の第8の
実施の形態において、前記本発明の第7の実施の形態と
主に異なる点は、半円弧状の一対の脚部材59B、59
Bを用いた点で、このように形成された金属材製の丸形
内装タンク12Eを用いたコンテナー53Gにしても前
記本発明の第7の実施の形態と同様な作用効果が得られ
る。なお、本発明の実施の形態において、支持枠をパレ
ットに固定的に取付けてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0027】(1)フォークリフトのフォークが挿入で
きるように形成された四角形状のパレットと、このパレ
ットに下端部が固定された該パレットの四角部に支柱を
有する積み重ね状態でコンテナーを支持することができ
る支持枠と、この支持枠内に収納された、前記パレット
に支持される下部にはバルブを有する排出パイプが設け
られ、該支持枠の上面よりも下部に位置する上部には口
部が形成された液体や粉体が収納される内装タンクと、
この内装タンクの口部を開閉する上面が前記支持枠の上
面よりも下部に位置する開閉蓋と、前記口部の外側部位
の前記内装タンクの上面に形成された上面が前記支持枠
の上面よりも下部に位置する枢支部、この枢支部と対向
する前記口部の外側部位の前記内装タンクの上面に回動
可能に取付けられた締め付けナットが取付けられた上面
が前記支持枠の上面よりも下部に位置する係止具、一端
が前記枢支部に枢支され、他端が前記係止具に着脱可能
に係止される係止部が形成されたほぼ中央部で前記開閉
蓋のほぼ中央部を支持する上面が前記支持枠の上面より
も下部に位置する開閉蓋開閉バーとからなる開閉蓋開閉
機構とで構成されているので、開閉蓋の開閉を開閉蓋開
閉バーの先端部の係止部に係止具を着脱させ、締付けナ
ットの締付け、緩めによって行なうことができる。した
がって、開閉蓋の開閉操作が従来のように多数本のボル
トの着脱や木槌を用いて回動させる等の手数が不用で、
楽な作業で安全に行なうことができる。
【0028】(2)前記(1)によって、内装タンクに
取付けられた開閉蓋開閉機構が支持枠の上面よりも開閉
蓋の密閉時に上方へ突出しない。したがって、上部にコ
ンテナーを積み重ねても、開閉蓋の密閉状態に悪影響が
生じる等の不都合が生じるのを確実に防止することがで
きる。
【0029】(3)前記(1)によって、構造が簡単で
あるので、製造が容易で、コストの低減を図ることがで
きる。
【0030】(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同
様な効果が得られるとともに、自動充填ノズルを用いて
充填しても、あらかじめ設定された量を充填するととも
に、上部に必要量の空間を残して充填することができ
る。したがって、充填を効率よく行なうことができる。
【0031】(5)請求項3、4も前記(1)〜(3)
と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の正面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の平面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の一部破断側面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態のパレットの説明
図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の内装タンク支持台
の説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の内装タンクの側面
図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の内装タンクの一部
破断平面図。
【図8】図6の8−8線に沿う断面図。
【図9】本発明の第1の実施の形態の開閉蓋開閉機構の
説明図。
【図10】本発明の第1の実施の形態の開閉蓋を開放し
た状態の説明図。
【図11】図1の11−11線に沿う要部拡大断面図。
【図12】図1の12−12線に沿う要部拡大断面図。
【図13】本発明の第1の実施の形態のステップを使用
する状態にする説明図。
【図14】本発明の第1の実施の形態のステップを収納
状態にする説明図。
【図15】本発明の第2の実施の形態の正面図。
【図16】本発明の第2の実施の形態の開閉蓋部の一部
破断正面図。
【図17】本発明の第2の実施の形態の開閉蓋部の一部
破断平面図。
【図18】本発明の第3の実施の形態の正面図。
【図19】本発明の第3の実施の形態の一部破断側面
図。
【図20】本発明の第3の実施の形態の一部破断平面
図。
【図21】本発明の第4の実施の形態の正面図。
【図22】本発明の第4の実施の形態の平面図。
【図23】本発明の第4の実施の形態の一部破断側面
図。
【図24】本発明の第4の実施の形態の開閉蓋開閉機構
の説明図。
【図25】本発明の第5の実施の形態の正面図。
【図26】本発明の第5の実施の形態の平面図。
【図27】本発明の第5の実施の形態の一部破断側面
図。
【図28】本発明の第6の実施の形態の正面図。
【図29】本発明の第6の実施の形態の平面図。
【図30】本発明の第6の実施の形態の一部破断側面
図。
【図31】本発明の第7の実施の形態の正面図。
【図32】図31の32−32線に沿う断面図。
【図33】本発明の第7の実施の形態の側面図。
【図34】本発明の第8の実施の形態の正面図。
【図35】図34の35−35線に沿う断面図。
【図36】本発明の第8の実施の形態の側面図。
【符号の説明】
1:パレット、 2:下部枠体、3:脚部材、
4:上部枠体、5:内装タンク支持台、
6:内装タンク支持台本体、7:取付け片、
8:内装タンク支持部、9:ヒンジ部材、 1
0:蝶ボルト、11:開放阻止バー、 12、12A
〜12E:内装タンク、13:開閉バルブ、 1
4:排出パイプ、15:自動充填ノズル、 16:空間
部、17:口部、 18:Oリング、19、
19A:取付け金具、20、20A、20B:開閉蓋、
21:枢支部、 22:支持片、23:枢支ピ
ン、 24:締付けナット、25、25A:係止
具、 26:枢支ピン、27、27A:係止部、 2
8:透孔、29:枢支ピン、 30:開閉蓋開閉
バー、31、31A:開閉蓋開閉機構、32、32A:
支持枠、 33:下部支持枠、34:支柱、
35:側壁板、36:開口、 37:前部
壁板、38:天板枠、 39:補強プレート、
40:天板、 41:上部補強用バー、4
2:下部補強用バー、 43:縦溝、44:補強バー、
45:梯子、46:切欠部、 47:
ストッパー片、48:ステップバー支持部、49:梯子
用支柱、 50:ステップバー支持部、51:ステ
ップバー、 52:保持鎖、53、53A〜53G:
コンテナー、54:支持杆、 55:固定金
具、56:取付け金具本体、 57:ねじ孔、58:締
め付けボルト、 59:脚部材、60:支持体、
61:四角枠部材、62:開口部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォークリフトのフォークが挿入できる
    ように形成された四角形状のパレットと、このパレット
    に下端部が固定された該パレットの四角部に支柱を有す
    る積み重ね状態でコンテナーを支持することができる支
    持枠と、この支持枠内に収納された、前記パレットに支
    持される下部にはバルブを有する排出パイプが設けら
    れ、該支持枠の上面よりも下部に位置する上部には口部
    が形成された液体や粉体が収納される内装タンクと、こ
    の内装タンクの口部を開閉する上面が前記支持枠の上面
    よりも下部に位置する開閉蓋と、前記口部の外側部位の
    前記内装タンクの上面に形成された上面が前記支持枠の
    上面よりも下部に位置する枢支部、この枢支部と対向す
    る前記口部の外側部位の前記内装タンクの上面に回動可
    能に取付けられた締め付けナットが取付けられた上面が
    前記支持枠の上面よりも下部に位置する係止具、一端が
    前記枢支部に枢支され、他端が前記係止具に着脱可能に
    係止される係止部が形成されたほぼ中央部で前記開閉蓋
    のほぼ中央部を支持する上面が前記支持枠の上面よりも
    下部に位置する開閉蓋開閉バーとからなる開閉蓋開閉機
    構とを備えることを特徴とするコンテナー。
  2. 【請求項2】 フォークリフトのフォークが挿入できる
    ように形成された四角形状のパレットと、このパレット
    に下端部が固定された該パレットの四角部に支柱を有す
    る積み重ね状態でコンテナーを支持することができる支
    持枠と、この支持枠内に収納された前記パレットに支持
    される下部にはバルブを有する排出パイプが設けられ、
    該支持枠の上面よりも下部に位置する上部には自動充填
    ノズルで自動充填する場合に、あらかじめ設定された量
    の液体や粉体を充填することができる寸法の口部が形成
    された内装タンクと、この内装タンクの口部を開閉する
    上面が前記支持枠の上面よりも下部に位置する開閉蓋
    と、前記口部の外側部位の前記内装タンクの上面に形成
    された上面が前記支持枠の上面よりも下部に位置する枢
    支部、この枢支部と対向する前記口部の外側部位の前記
    内装タンクの上面に回動可能に取付けられた締め付けナ
    ットが取付けられた上面が前記支持枠の上面よりも下部
    に位置する係止具、一端が前記枢支部に枢支され、他端
    が前記係止具に着脱可能に係止される係止部が形成され
    たほぼ中央部で前記開閉蓋のほぼ中央部を支持する上面
    が前記支持枠の上面よりも下部に位置する開閉蓋開閉バ
    ーとからなる開閉蓋開閉機構とを備えることを特徴とす
    るコンテナー。
  3. 【請求項3】 フォークリフトのフォークが挿入できる
    ように形成された四角形状のパレットと、このパレット
    に下端部が固定された該パレットの四角部に支柱を有す
    る積み重ね状態でコンテナーを支持することができる支
    持枠と、この支持枠内に収納された、前記パレットに支
    持される下部にはバルブを有する排出パイプが設けら
    れ、該支持枠の上面よりも下部に位置する上部には口部
    が形成された液体や粉体が収納される内装タンクと、こ
    の内装タンクの口部を開閉する上面が前記支持枠の上面
    よりも下部に位置する開閉蓋と、前記口部の外側部位の
    前記内装タンクの上面に形成された上面が前記支持枠の
    上面よりも下部に位置する枢支部、この枢支部と対向す
    る前記口部の外側部位の前記内装タンクの上面に回動可
    能に取付けられた上面が前記支持枠の上面よりも下部に
    位置する係止具、一端が前記枢支部に枢支され、他端が
    前記係止具に着脱可能に係止される係止部が形成された
    開閉蓋開閉バー、この開閉蓋開閉バーのほぼ中央部に螺
    合された先端部に前記開閉蓋のほぼ中央部が回転可能に
    取付けられた該開閉蓋を密閉するように押圧することが
    できる上面が前記支持枠の上面よりも下部に位置する締
    め付けボルトとからなる開閉蓋開閉機構とを備えること
    を特徴とするコンテナー。
  4. 【請求項4】 フォークリフトのフォークが挿入できる
    ように形成された四角形状のパレットと、このパレット
    に下方に突出する脚部材の下端部が固定された下部には
    バルブを有する排出パイプが設けられ、上部には口部が
    形成された液体や粉体が収納される内装タンクと、この
    内装タンクの上方に突出し積み重ね状態でコンテナーを
    支持することができる支持体と、この支持体内に収納さ
    れた前記内装タンクの口部を開閉する上面が前記支持体
    の上面よりも下部に位置する開閉蓋と、前記口部の外側
    部位の前記内装タンクの上面に形成された上面が前記支
    持体の上面よりも下部に位置する枢支部、この枢支部と
    対向する前記口部の外側部位の前記内装タンクの上面に
    回動可能に取付けられた締め付けナットが取付けられた
    上面が前記支持体の上面よりも下部に位置する係止具、
    一端が前記枢支部に枢支され、他端が前記係止具に着脱
    可能に係止される係止部が形成されたほぼ中央部で前記
    開閉蓋のほぼ中央部を支持する上面が前記支持体の上面
    よりも下部に位置する開閉蓋開閉バーとからなる開閉蓋
    開閉機構とを備えることを特徴とするコンテナー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019131683A1 (ja) * 2017-12-28 2019-07-04 サントリーホールディングス株式会社 ウォーターサーバー及びウォーターサーバーへの給水方法

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