JP2878596B2 - 運搬用容器 - Google Patents

運搬用容器

Info

Publication number
JP2878596B2
JP2878596B2 JP6096250A JP9625094A JP2878596B2 JP 2878596 B2 JP2878596 B2 JP 2878596B2 JP 6096250 A JP6096250 A JP 6096250A JP 9625094 A JP9625094 A JP 9625094A JP 2878596 B2 JP2878596 B2 JP 2878596B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
fork
corner
frame
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6096250A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07300138A (ja
Inventor
成伸 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gifu Plastic Industry Co Ltd filed Critical Gifu Plastic Industry Co Ltd
Priority to JP6096250A priority Critical patent/JP2878596B2/ja
Publication of JPH07300138A publication Critical patent/JPH07300138A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2878596B2 publication Critical patent/JP2878596B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Pallets (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農水産物や冷凍食品な
どを中に入れて運搬するための運搬用容器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から農水産物や冷凍食品などを中に
入れて運搬するための大型の運搬用容器が知られてい
る。この大型の運搬用容器は容器体の下面部にキャスタ
ーを取付けて移動しやすいようにしたり、あるいは、フ
ォーク挿入用凹部を設けてフォーク挿入用凹部にフォー
クリフトのフォークを差し込んで移動するようにしてい
た。
【0003】ところが、従来の運搬容器にあっては、キ
ャスターを有するキャスター基台が容器体の下面部に垂
直方向のボルトにより固定してあった。このため、容器
体の下面部にボルトを挿通するための孔が必要となる。
一方、容器体内には農水産物を入れたり、冷凍食品を入
れたりするのであるが、農水産物に水が含まれているも
のの場合、水が上記孔から漏れたり、あるいは、冷凍食
品の水が上記孔から漏れたり、あるいは、冷凍食品を上
記容器体内に入れたまま内部に水を入れて解凍する際に
水が上記孔から漏れるという問題があった。
【0004】一方、大型の運搬用容器40を90°回動
して横倒しにすることで、内容物や水を出したりするこ
とがあるが、この場合、図16(a)のようにフォーク
挿入用凹部12にフォークリフトのフォーク31を差し
込み、次に図16(b)のようにフォーク31により運
搬用容器40を持ち上げながら、運搬用容器のフォーク
リフトと反対側の端部下端を支点として90°回動して
横倒しにすることが行われているが運搬用容器40は
合成樹脂により形成してあるため、運搬用容器40の下
面に一体に形成されたフォーク挿入用凹部12は下方が
開口した形状にしか形成できず、縦断面ロ字状には形成
できなかった。このため、上記のように運搬用容器40
を90°回転して横倒しするに当たり、フォーク挿入用
凹部12は下方が開口しているため、フォーク31によ
り持ち上げた際に図16(c)に示すように内容物を入
れた運搬用容器40の重心Oが上記回動支点を通る垂直
を通過した時点で、運搬用容器40が急に横倒しに
なり、大量の内容物が一度に外部に放出されてしまっ
て、後の整理が大変となっていた。また、上記動作中、
フォーク挿入用凹部12は合成樹脂製であるため、フォ
ーク31の先端が接する部分に多大な荷重がかかるた
め、損傷してしまうという問題があった。また、フォー
ク31をフォーク挿入用凹部12に挿入する際、あやま
ってキャスターをフォーク31により破損したりするお
それがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とす
るところは、容器体にキャスター基台や断面ロ字状のフ
ォーク挿入用の枠体を取付けるに当たり、容器体から水
漏れが生じないように取付けることができ、また、フォ
ークリフトのフォークを利用して運搬用容器を90°回
動して横倒しするに当たり、容器体の損傷を防止し、ま
た、回動途中で内容物が一定程度排出するまで反転でき
ないように保持することができる運搬用容器を提供する
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の運搬用容器は、
水が漏らない容器体1の下面部に脚部2を垂下し、該下
面部の4隅部に位置する隅脚部2aが断面ロ字状に形成
されると共に、隅脚部2aの外面側のうち底板部7の外
周側の2辺側には隙間9を介して外側脚壁2eが設けら
れており、隅脚部2a内にはキャスターを有する断面ロ
字状に形成されたキャスター基台4bが嵌め込まれ、隅
脚部2aと長辺側中央脚部2bとの間に形成されるフォ
ーク挿入用凹部12には断面ロ字状に形成されたフォー
ク挿入用の枠体6が嵌め込まれ、上記脚部2とキャスタ
ー基台4bと枠体6とを横向きに共通のボルト5で螺着
して一体化して成ることを特徴とするものである。
【0007】
【0008】
【作用】上記の構成の本発明によれば、水が漏らない容
器体1の下面部に脚部2を垂下し、該下面部の4隅部に
位置する隅脚部2aが断面ロ字状に形成されると共に、
隅脚部2aの外面側のうち底板部7の外周側の2辺側に
は隙間9を介して外側脚壁2eが設けられており、隅脚
部2a内にはキャスターを有する断面ロ字状に形成され
たキャスター基台4bが嵌め込まれ、隅脚部2aと長辺
側中央脚部2bとの間に形成されるフォーク挿入用凹部
12には断面ロ字状に形成されたフォーク挿入用の枠体
6が嵌め込まれ、上記脚部2とキャスター基台4bと枠
体6とを横向きに共通のボルト5で螺着して一体化する
ことで、水の漏らない容器体1の下面部にボルト挿入用
の孔を設けることなく、脚部2とキャスター基台4と
ォーク挿入用の枠体6と共通のボルト5により取付け
ることができる。
【0009】
【0010】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。本発明の運搬用容器40は、合成樹脂製の
容器体1の下面部にキャスター3を有するキャスター基
台4と、フォーク挿入用の断面ロ字状をした枠体6とを
取付けた構成となっている。合成樹脂製の容器体1は図
2に示すように上方が開口した容器状をしており、水が
漏らない構造となっており、底板部7、側壁部に1乃至
複数個の排水栓30が設けてある。容器体1は大型のも
ので、例えば、図2に示すHが730mm、L1 が17
00mm、L2 が1240mmとなっている。容器体1
の底板部7の下面部には下方に向けて一体に脚部2が垂
設してあり、脚部2は図1、図2、図4乃至図10に示
すように、底板部7の4隅部に設けた下方が開口した平
面視4角形状をした隅脚部2a、底板7の中央部に設
けられた下方が開口した平面視4角形状をした中央脚部
2b、底板部7の長辺側に沿った部分の中央部に設けら
れた下方が開口した平面視4角形状をした長辺側中央脚
部2c、短辺側に沿った部分の中央部に設けられた下方
が開口した平面視4角形状をした短辺側中央脚部2dが
ある。そして、上記、脚部2間がそれぞれ凹部となって
おり、この部分がフォーク挿入用凹部12となってい
る。
【0011】図1に示すように、底板部7の4隅部に設
けた下方が開口した平面視4角形状をした隅脚部2aは
4壁面の内面中央部に補強用の縦リブ35が設けてあ
る。また隅脚部2aの外面側のうち底板部7の外周側の
2辺側には隙間9を介して外側脚壁2eが設けてあり、
隅脚部2aと外側脚壁2eとはリブ2fにより一体化し
てある。隅脚部2aの4壁面のうち底板部7の短辺側と
平行な2壁面、中央脚部2bの4壁面更に、長辺側中央
脚部2cの隅脚部2a及び中央脚部2bと対向する3壁
面、短辺側中央脚部2dの隅脚部2a及び中央脚部2b
と対向する3壁面には、それぞれボルトを挿入するため
の孔8が穿設してある。
【0012】キャスター3はキャスター本体3aにころ
3bを回転自在に取付けたもので、キャスター本体3a
が金属製のキャスター基台4にボルト5あるいは溶接に
より固定してある。キャスター基台4は隅部用と中央部
用との2種類がある。図11には隅部用のキャスター基
台4aが示してある。この隅部用のキャスター基台4a
は上下左右前後の6面を有する内部が中空の6面体であ
り、4隅部に上下にわたってコーナが切欠してあり、更
に前後左右の4側面部の各中央部に上下方向にわたって
嵌め込み用切欠部10が設けてあり、更に、対向する2
側面部及び底面部に雌ねじ部11が設けてある。実施例
においては雌ねじ部11は孔に連通してナットを溶接す
ることで構成してある。ここで、底面部の雌ねじ部11
は上記キャスター本体3aをボルト5で連結する際に該
ボルト5が螺合される。
【0013】中央部用のキャスター基台4bは図12に
示すように両端部が開口する縦断面ロ字状をした角筒状
をしており、両側面部及び底面部に雌ねじ部11が設け
てある。実施例においては雌ねじ部11は孔に連通して
ナットを溶接することで構成してある。ここで、底面部
の雌ねじ部11は上記キャスター本体3aをボルト5で
連結する際に該ボルト5が螺合される。
【0014】フォーク挿入用の断面角形状(実施例では
断面ロ字状)をした枠体6は金属製であって、図13に
示すような形状をしており、両側面部に雌ねじ部11を
設けたものと、一側面部に雌ねじ部11が設けると共に
他側面部にボルト挿入用の孔が設けたのとの2種類が用
いられる。実施例においては雌ねじ部11は孔に連通し
てナットを溶接することで構成してある。
【0015】しかして、平面視4角形状の隅脚部2a内
には下面部にキャスター3を設けたキャスター基台4a
が嵌め込まれる。この場合、嵌め込み用切欠部10が縦
リブ35に嵌め込まれて位置決めがされる。この状態
で、隅脚部2aの壁面に設けた孔8から横向きにボルト
5を挿入して雌ねじ部11に螺合して固着することでキ
ャスター基台4aを取付けるものである。ここで、隅脚
部2aと長辺側中央脚部2cとの間に形成されるフォー
ク挿入用凹部12にはフォーク挿入用の断面ロ字状をし
た枠体6が嵌め込まれ、隅脚部2aと長辺側中央脚部2
cとの壁面部とにボルト5を横向きに挿入することで取
付けるものである。ここで、枠体6の隅脚部2a側の側
面部にはボルト挿入用の孔が位置し、この孔からボルト
5を横向きに挿入し、隅脚部2aの孔8に挿通し、上記
隅脚部2a内に嵌め込んだキャスター基台4aの雌ねじ
部11に螺合する。したがって、この部分においては、
共通のボルト5によりキャスター基台4aと枠体6とが
隅脚部2aに固定される。一方、枠体6の長辺側中央脚
部2c側の側面部には雌ねじ部11が位置し、長辺側中
央脚部2cの側面部に設けた孔8から横向きにして挿入
したボルト5を枠体6の雌ねじ部11に螺合する。
【0016】短辺側中央脚部2dと中央脚部2bとの間
には別のフォーク挿入用の断面ロ字状をした枠体6が嵌
め込まれ、短辺側中央脚部2d及び中央脚部2bに設け
た孔8から横向きにして挿入したボルト5をそれぞれ枠
体6の両側面部の雌ねじ部11に螺合することで枠体6
が取付けられる。また、長辺側中央脚部2cと中央脚部
2bとの間には中央部用のキャスター基台4bが嵌め込
まれ、長辺側中央脚部2c及び中央脚部2bとに設けた
孔8から横向きにして挿入したボルト5をそれぞれ、中
央部用のキャスター基台4bの両側面部に設けた雌ねじ
部11に螺合することで、中央部用のキャスター基台4
bが取付けられる。
【0017】このように、容器体1の下面部に垂下した
脚部2とキャスター基台4とを横向きにボルト5を挿入
して螺着し、また、容器体1の下面部に垂下した脚部2
とフォーク挿入用の断面ロ字状をした枠体6とを横向き
にボルト5を挿入して螺着することで、水の漏らない容
器体1の下面部にボルト挿入用の孔を設けることなく、
キャスター基台4及びフォーク挿入用の断面ロ字状をし
た枠体6をボルト5により取付けることができる。
【0018】また、容器体1の底板部7の下面部には底
板部7補強用のリブ15が設けてあるが、フォーク挿入
用凹部12の入口側(つまり底板部7の外端部側)には
フォークを差込む際にフォークの衝突による破損防止と
ガイドのための傾斜したリブ16が設けてあり、枠体6
はこの傾斜したリブ16よりも内側に配設される。しか
して、上記のような構成の大型の運搬用容器40は、農
水産物や冷凍食品などを中に入れて運搬したり、食品加
工上の貯蔵槽や、水産物加工上の水洗・解凍のための養
殖槽、あるいは水槽として使用したりする。
【0019】移動に当たっては、キャスター3を利用し
て移動したり、あるいは、フォークリフトのフォーク3
1により運搬用容器40を持ち上げて移動したりする。
フォーク31を利用する場合にはフォークを運搬用容器
40の長辺と直交する方向からフォーク挿入用凹部12
内に挿入する。この場合、フォーク挿入用凹部12には
フォーク挿入用の断面ロ字状をした枠体6が嵌め込んで
取付けてあるので、フォーク31は枠体6に挿入される
ことになる。そして、フォーク31により上方に持ち上
げて移動するものである。この際、フォーク31が枠体
6に挿入されるため、合成樹脂製の容器体1の下面部が
フォーク31で破損しないようになっている。なお、フ
ォークリフトのフォーク31を運搬用容器40の短辺と
直交する方向からフォーク挿入用凹部12に差し込んで
もよい。この場合、フォーク31は縦断面ロ字状をした
角筒状の中央部用のキャスター基台4b内を挿通して挿
入される。したがって、下面部の略中央部付近にキャス
ター3を有する中央部用のキャスター基台4bを取付け
たにもかかわらず、中央部用のキャスター基台4bに邪
魔されることなくフォーク31の挿入ができることにな
る。
【0020】一方、上記大型の運搬用容器40におい
て、内容物を排出する場合、上方の開口から少しずつ排
出していたのでは排出に時間がかかる。また、内部の水
を排水する場合、排水栓30を抜いて排水する場合もあ
るが、排水栓30を開くのに手間を要する上に、排水に
時間がかかる。このため、内容物の排出や排水を簡単且
つ速やかに行うために、フォークリフトのフォークを利
用して行う場合がある。
【0021】すなわち、図14(a)のように、フォー
ク31を運搬用容器40の長辺と直交する方向からフォ
ーク挿入用凹部12に途中まで差し込み(実際は端部に
位置する枠体6部分に差し込み)、次に、図14(b)
のようにフォーク31で持ち上げると、運搬用容器40
はフォークリフトと反対側の端部下端を支点として回動
して傾くことで、上面開口から排水や内容物を排出され
る。更に、フォーク31を持ち上げると図14(c)の
ように内容物を入れた運搬用容器40の重心Oが上記回
動の支点を通る垂直線Mを通過してもフォーク31に枠
体6の下面板部6aが当たって、運搬用容器40が急に
横倒しにならないようになっており、このように内容物
を入れた運搬用容器40の重心Oが上記回動の支点を通
る垂直線Mを通過した時点でも傾けた状態で内容物や水
を排出できるので、大量の内容物や水が一度に外部に放
出されてしまって、後の整理が大変となったりすること
がないようにしてある。次に、大部分の内容物や水を排
出した後に、更にフォーク31を持ち上げるとフォーク
31が枠体6の下面板部6aから離れるため、運搬用容
器40は回動して図14(d)のようになり、この時点
で残りの内容物や水が排出されるものである。
【0022】また、フォーク31としてフォーク31が
上下に昇降し且つ垂直面でフォーク31が回動する回動
フォーク31を備えたフォークリフトを使用する場合
は、図15(a)のようにしてフォーク挿入用凹部12
に配設した枠体6にフォーク31を差し込んで上方に持
ち上げ、次に、フォーク31を図15(b)のように左
右いずれかの方向へ回動して運搬用容器40内の内容物
や水を徐々に排出する。この場合、残り水は排水栓30
から排水することができる。図15(b)のように回動
する際、枠体6にフォーク31が差し込んであるため、
フォーク31によりキャスター3が傷つけられることが
なく、また、回動しても運搬用容器40がフォーク31
から外れて落下したりしないものであって、安全で確実
な作業ができる。
【0023】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、水が漏らない合成樹脂製の容器体の下面部に脚部を
垂下し、該下面部の4隅部に位置する隅脚部が断面ロ字
状に形成されると共に、隅脚部の外面側のうち底板部の
外周側の2辺側には隙間を介して外側脚壁が設けられて
おり、隅脚部内にはキャスターを有する断面ロ字状に形
成されたキャスター基台が嵌め込まれ、隅脚部と長辺側
中央脚部との間に形成されるフォーク挿入用凹部には断
面ロ字状に形成されたフォーク挿入用の枠体が嵌め込ま
れ、上記脚部とキャスター基台と枠体とを横向きに共通
のボルトで螺着して一体化してあるので、水の漏らない
容器体の下面部にボルト挿入用の孔を設けることなく、
キャスター基台をボルトにより取付けることができるも
のである。
【0024】
【0025】また、キャスターを有するキャスター基台
とフォーク挿入用の断面ロ字状の枠体と脚部とを横向き
に共通のボルトを螺着してあるので、水の漏らない容器
体の下面部にボルト挿入用の孔を設けることなく、キャ
スター基台とフォーク挿入用の断面ロ字状の枠体とを共
通のボルトにより取付けることができ、取付けが強固に
且つ簡単にできるものである。しかも、合成樹脂製の容
器体の下面部にフォーク挿入用の断面ロ字状の枠体を取
付けることで、枠体によりフォー差込み時における合成
樹脂製の容器体の下面部の損傷を防止でき、更に、運搬
用容器をフォークにより持ち上げて回動しながら内容物
や水を排出する際、内容物を入れた運搬用容器の重心が
回動の支点を通る垂直線を通過してもフォークに枠体の
下面板部が当たって、運搬用容器が急に横倒しになら
ず、この結果、大量の内容物や水が一度に外部に放出さ
れてしまって、後の整理が大変となったりしないように
排水排出できるばかりか、隅脚部及び隅部に取付けられ
たキャスターを破損変形させることもないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の上下逆にした要部分解斜視図である。
【図2】同上の全体斜視図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】同上の底面図である。
【図5】同上の正面図である。
【図6】同上の背面図である。
【図7】同上の右側面図である。
【図8】同上の左側面図である。
【図9】図3のAーA線断面図である。
【図10】図5のBーB線断面図である。
【図11】同上に用いる隅部用のキャスター基台を示
し、(a)は底面図であり、(b)は正面図であり、
(c)は側面図である。
【図12】同上に用いる中央部用のキャスター基台を示
し、(a)は底面図であり、(b)は正面図であり、
(c)は側面図である。
【図13】同上に用いる枠体を示し、(a)は平面図で
あり、(b)は正面図であり、(c)は側面図である。
【図14】(a)(b)(c)(d)は同上の運搬用容
器を90°回動する場合の順序を示す説明図である。
【図15】(a)(b)は同上の運搬用容器を左右いず
れかの方向に回動する場合の順序を示す説明図である。
【図16】(a)(b)(c)は従来例の運搬用容器を
90°回動する場合の順序を示す説明図である。
【符号の説明】
1 容器体 2 脚部 3 キャスター 4 キャスター基台 5 ボルト 6 枠体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水が漏らない合成樹脂製の容器体の下面
    部に脚部を垂下し、該下面部の4隅部に位置する隅脚部
    が断面ロ字状に形成されると共に、隅脚部の外面側のう
    ち底板部の外周側の2辺側には隙間を介して外側脚壁が
    設けられており、隅脚部内にはキャスターを有する断面
    ロ字状に形成されたキャスター基台が嵌め込まれ、隅脚
    部と長辺側中央脚部との間に形成されるフォーク挿入用
    凹部には断面ロ字状に形成されたフォーク挿入用の枠体
    が嵌め込まれ、上記脚部とキャスター基台と枠体とを横
    向きに共通のボルトで螺着して一体化して成ることを特
    徴とする運搬用容器。
JP6096250A 1994-05-10 1994-05-10 運搬用容器 Expired - Fee Related JP2878596B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6096250A JP2878596B2 (ja) 1994-05-10 1994-05-10 運搬用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6096250A JP2878596B2 (ja) 1994-05-10 1994-05-10 運搬用容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07300138A JPH07300138A (ja) 1995-11-14
JP2878596B2 true JP2878596B2 (ja) 1999-04-05

Family

ID=14159974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6096250A Expired - Fee Related JP2878596B2 (ja) 1994-05-10 1994-05-10 運搬用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2878596B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5261075B2 (ja) * 2008-08-27 2013-08-14 株式会社宮島 合成樹脂製パレット
JP5188335B2 (ja) * 2008-09-05 2013-04-24 株式会社宮島 合成樹脂製パレット
JP2016113183A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 株式会社宮島 搬送用パレットにおけるキャスターの固定構造

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56175337U (ja) * 1980-05-19 1981-12-24
JPS60183335A (ja) * 1983-10-10 1985-09-18 日新化成株式会社 収納箱
JPS6293037U (ja) * 1985-12-02 1987-06-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07300138A (ja) 1995-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5105947A (en) Container having a replaceable pallet base
US5544777A (en) Stackable plastic container with drain sump and pallet and method of making the same
US6507958B1 (en) Multi-function base unit for portable stand-alone restroom facility
PT93505A (pt) Recipiente para liquidos
US5752543A (en) Drum containment dolly
JP2878596B2 (ja) 運搬用容器
JPH0188830U (ja)
JPH02188397A (ja) 廃棄物運搬処理装置
JP2881086B2 (ja) 折り畳み運搬用容器
KR100312251B1 (ko) 어상자
JPH0311093Y2 (ja)
JPH08207932A (ja) プラスチック製パレット
JPH0354074Y2 (ja)
JPH0516106Y2 (ja)
KR20010045756A (ko) 어상자
JP3230546B2 (ja) 運搬用容器
JP2602911Y2 (ja) 運搬容器
KR910007769Y1 (ko) 컨테이너식 액상체 이송용 용기조립체
JPH08258842A (ja) コンテナ
JP3035719U (ja) タンク用トレイ
JPH0733649Y2 (ja) 縦型水さし器
JPH0722927U (ja) パレットボックス
JP4053795B2 (ja) 断熱容器
KR200239945Y1 (ko) 식수용기의 배출구
JPH0128022Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990105

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080122

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090122

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees