JP2013232560A - 炭化珪素半導体装置の製造方法 - Google Patents

炭化珪素半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電極材料の層間絶縁膜への拡散を防止し、かつ電極形成不良を防止することができ、さらに、絶縁膜と半導体との接合界面における界面特性劣化を防止することができる炭化珪素半導体装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】n+型炭化珪素基板1のおもて面に堆積されたn型炭化珪素エピタキシャル層2の表面には、MOS構造が形成されている。MOS構造を構成するゲート導電膜9は、層間絶縁膜10で覆われている。層間絶縁膜10は、第1層間絶縁膜と、第2層間絶縁膜とが積層されてなる。第1層間絶縁膜は、リンおよびボロンを含まない絶縁体で構成される。第2層間絶縁膜は、リンおよびボロンを含む絶縁体で構成される。層間絶縁膜10は、キャップ絶縁膜11で覆われている。キャップ絶縁膜11は、バリアメタル膜12で覆われている。バリアメタル膜12の表面の一部とコンタクトホールとを覆うように、ソース電極13が設けられている。
【選択図】図1

Description

この発明は、炭化珪素半導体装置の製造方法に関する。
従来、電力損失を大幅に低減することができるパワー半導体装置として、炭化珪素(SiC)からなるMOS(金属−酸化膜−半導体からなる絶縁ゲート)構造の炭化珪素半導体装置が公知である(例えば、下記特許文献1参照。)。下記特許文献1では、ゲート電極上に形成される層間絶縁膜として低温酸化(LTO:Low Temperature Oxidation)膜を形成した場合、その後の熱処理工程においてクラックが発生し、LTO膜上に形成されるおもて面電極の形状不良が発生するという問題に対して、層間絶縁膜としてBPSG(Boron Phosphorus Silicon Glass)膜を形成し、クラックや電極形成不良の発生を防止する方法を提案している。
また、下記特許文献1では、おもて面電極として形成されるソース電極の電極材料としてn型半導体に対してオーミック性を示す例えばニッケル(Ni)などの電極材料を用いる場合、この電極材料がBPSG膜中に拡散し、BPSG膜の絶縁性が低下するという問題が確認されている。このような問題を解消する方法として、下記特許文献1では、BPSG膜をリフロー処理した後に、ニッケル拡散のバリア層となるTEOS(Tetra Ethyl Oxy Silicate)膜をBPSG膜上に形成することにより、BPSG膜上に形成されるおもて面電極の電極材料であるニッケルがBPSG膜中に拡散することを防止する方法が提案されている。
特開2009−4573号公報
しかしながら、上記特許文献1では、次の問題が生じる。図7は、従来のMOS型炭化珪素半導体装置の構成の一部を模式的に示す断面図である。図8は、層間絶縁膜中のリン濃度およびボロン濃度と層間絶縁膜のテーパー角度との関係を示す特性図である。図9は、従来の層間絶縁膜のリフロー温度とゲート絶縁膜・炭化珪素半導体界面の界面準位密度との関係を示す特性図である。BPSG膜中のリン(P)およびボロン(B)の不純物濃度が低い場合、BPSG膜の軟化点が高くなり、BPSG膜で形成された層間絶縁膜104のリフロー性が悪化する。
層間絶縁膜104のリフロー性が悪化した場合、図8に示すように層間絶縁膜104のテーパー角度θが例えば90°以下となるため、層間絶縁膜104上に形成されるTEOS膜のステップカバレッジが悪化する。TEOS膜のステップカバレッジが悪化することにより、電極形成不良の発生する虞がある。層間絶縁膜104のテーパー角度θとは、ゲート絶縁膜102を介して炭化珪素基板101上に形成されたゲート電極103により、層間絶縁膜104に形成された段差部105の、炭化珪素基板101主面に対する角度に対する傾きである。
層間絶縁膜104の平坦性は、リフロー温度を高くすることにより改善することができる。しかしながら、MOS構造の炭化珪素半導体装置の作製(製造)において、ゲート絶縁膜102形成後に900℃以上の温度で熱処理を行った場合、図9に示すようにゲート絶縁膜102と炭化珪素基板101との界面(ゲート絶縁膜・炭化珪素半導体界面)の界面準位密度が増加し、チャネル移動度が低下するという問題がある。
ソース電極の電極材料の層間絶縁膜中への拡散を防止する別の方法として、層間絶縁膜とソース電極との間にバリアメタル膜として窒化チタン(TiN)膜、またはチタン(Ti)と窒化チタンとの積層膜を形成する方法が公知である。しかしながら、層間絶縁膜としてBPSG膜を形成する場合、BPSG膜中のボロンはチタンとの密着性が悪いため、ソース電極が剥離しやすいという問題がある。
層間絶縁膜とソース電極との間にチタンを主成分とするバリアメタル膜を形成する場合、層間絶縁膜として形成するBPSG膜中のボロン濃度を低くすることで層間絶縁膜とソース電極との密着性を改善することができる。しかしながら、上述したようにBPSG膜中のボロン濃度を低くした場合、BPSG膜中のボロン濃度の低下に伴い、層間絶縁膜の平坦性が悪くなり、バリアメタル膜のステップカバレッジが悪化するという問題が生じる。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、絶縁性の高い層間絶縁膜を有する炭化珪素半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。また、この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、電極形成不良を防止することができる炭化珪素半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。また、この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、絶縁膜と半導体との接合界面における界面特性劣化を防止することができる炭化珪素半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、炭化珪素基板の第1主面に、前記炭化珪素基板よりも不純物濃度が低い第1導電型炭化珪素エピタキシャル層を成長させる工程と、前記第1導電型炭化珪素エピタキシャル層の表面に、金属−酸化膜−半導体からなる絶縁ゲート構造を形成する工程と、リンおよびボロンを含まない不純物からなる第1層間絶縁膜で前記絶縁ゲート構造を構成するゲート導電膜を覆う工程と、リンおよびボロンを含む不純物からなる第2層間絶縁膜で前記第1層間絶縁膜を覆う工程と、熱処理によって、前記第2層間絶縁膜を平坦化する工程と、前記第1層間絶縁膜および前記第2層間絶縁膜を深さ方向に貫通するコンタクトホールを形成する工程と、前記第2層間絶縁膜中のボロンの拡散を防ぐためのキャップ絶縁膜で前記第2層間絶縁膜を覆う工程と、少なくともチタンを含むバリアメタル膜で前記キャップ絶縁膜を覆う工程と、前記バリアメタル膜の表面と前記コンタクトホールとを覆うように入力電極を形成する工程と、前記炭化珪素基板の第2主面に出力電極を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記第2層間絶縁膜中に含まれる不純物の総不純物濃度は4wt%以上12wt%未満であることを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記第2層間絶縁膜中のボロン濃度は2wt%以上5.5wt%未満であることを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記キャップ絶縁膜は、TEOS、NSG、HTO、窒化シリコン、LTO、PSGおよびボロン濃度1wt%未満のBPSGのいずれか1つを主成分とする単層膜、もしくは2つ以上が積層されてなる積層膜からなることを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記熱処理の温度は、750℃以上900℃未満であることを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記キャップ絶縁膜の厚さは、前記第2層間絶縁膜の厚さの30%以下であることを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、上述した発明において、化学気相成長法により、大気圧より低い減圧状態で前記ゲート導電膜を形成することを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記熱処理は、水素を4mol%含む雰囲気中で行うことを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記絶縁ゲート構造を形成する工程は、前記第1導電型炭化珪素エピタキシャル層の表面層に、第1の第2導電型半導体領域を選択的に形成する工程と、前記第1導電型炭化珪素エピタキシャル層および前記第1の第2導電型半導体領域の表面に、前記第1の第2導電型半導体領域よりも不純物濃度が低い第2導電型炭化珪素エピタキシャル層を成長させる工程と、前記第2導電型炭化珪素エピタキシャル層の表面層に、前記炭化珪素基板よりも不純物濃度が高い第1の第1導電型半導体領域を形成する工程と、前記第1の第1導電型半導体領域に接し、かつ前記第2導電型炭化珪素エピタキシャル層を貫通し前記第1の第2導電型半導体領域に接するように、前記第2導電型炭化珪素エピタキシャル層よりも不純物濃度が高い第2の第2導電型半導体領域を形成する工程と、前記第2導電型炭化珪素エピタキシャル層を貫通し前記第1導電型炭化珪素エピタキシャル層に達するように、前記第1導電型炭化珪素エピタキシャル層よりも不純物濃度が高く、かつ前記第1の第1導電型半導体領域よりも不純物濃度が低い第1導電型チャネル領域を形成する工程と、前記第2導電型炭化珪素エピタキシャル層の、前記第1の第1導電型半導体領域と前記第1導電型チャネル領域とに挟まれた部分の表面に、ゲート絶縁膜を介して前記ゲート導電膜を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
上述した発明によれば、層間絶縁膜上にバリアメタル膜を形成することにより、入力電極を構成する電極材料が層間絶縁膜へ拡散することを防止することができる。これにより、層間絶縁膜の絶縁性が低下することを防止することができる。
また、上述した発明によれば、層間絶縁膜の少なくとも最表面層以外(第1層間絶縁膜)をリンおよびボロンを含まない不純物からなる絶縁体で構成することにより、層間絶縁膜中のリンおよびボロンの不純物濃度を低くすることができる。これにより、層間絶縁膜上に形成したバリアメタル膜が剥離することを防止することができる。また、層間絶縁膜の少なくとも最表面層(第2層間絶縁膜)がリンおよびボロンを含む不純物からなる絶縁体で構成されるため、熱処理により層間絶縁膜を軟化させることができ、層間絶縁膜の良好な平坦性を実現することができる。これにより、層間絶縁膜上に形成されるバリアメタル膜の良好なカバレッジを実現することができる。
また、上述した発明によれば、層間絶縁膜の最下層(第1層間絶縁膜)をリンおよびボロンを含まない不純物からなる絶縁体で構成し、かつ層間絶縁膜の表面にキャップ膜を形成することにより、層間絶縁膜中のボロンが拡散することを防止することができる。これにより、層間絶縁膜の軟化点が高くなることを防止することができる。また、層間絶縁膜の少なくとも最表面層(第2層間絶縁膜)は700℃以上900℃未満の低温度での熱処理で軟化可能な程度にリンおよびボロンを含む不純物からなる絶縁体で構成されるため、絶縁ゲート構造を構成するゲート絶縁膜−炭化珪素半導体界面の界面準位密度が増加することを防止することができる。したがって、チャネル移動度が低下することを防止することができる。
本発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法によれば、絶縁性の高い層間絶縁膜を有する炭化珪素半導体装置を提供することができるという効果を奏する。また、本発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法によれば、電極形成不良を防止することができるという効果を奏する。また、本発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法によれば、絶縁膜と半導体との接合界面における界面特性劣化を防止することができるという効果を奏する。
実施の形態にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法により製造される半導体装置の一例を示す断面図である。 実施の形態にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 実施の形態にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 実施の形態にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 実施の形態にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 実施の形態にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 従来のMOS型炭化珪素半導体装置の構成の一部を模式的に示す断面図である。 層間絶縁膜中のリン濃度およびボロン濃度と層間絶縁膜のテーパー角度との関係を示す特性図である。 従来の層間絶縁膜のリフロー温度とゲート絶縁膜・炭化珪素半導体界面の界面準位密度との関係を示す特性図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。本明細書および添付図面においては、nまたはpを冠記した層や領域では、それぞれ電子または正孔が多数キャリアであることを意味する。また、nやpに付す+および−は、それぞれそれが付されていない層や領域よりも高不純物濃度および低不純物濃度であることを意味する。なお、以下の実施の形態の説明および添付図面において、同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(実施の形態)
まず、実施の形態にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法により作製(製造)される炭化珪素半導体装置について、炭化珪素MOSFET(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)を例に説明する。図1は、実施の形態にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法により製造される半導体装置の一例を示す断面図である。図1に示すように、実施の形態にかかる炭化珪素半導体装置において、n+型炭化珪素基板1のおもて面(第1主面)には、n型炭化珪素エピタキシャル層(第1導電型炭化珪素エピタキシャル層)2が堆積されている。
n型炭化珪素エピタキシャル層2の表面には、MOS(金属−酸化膜−半導体からなる絶縁ゲート)構造が形成されている。具体的には、n型炭化珪素エピタキシャル層2のn+型炭化珪素基板1側に対して反対側の表面層には、p+型ベース領域(第1の第2導電型半導体領域)3が選択的に設けられている。n型炭化珪素エピタキシャル層2およびp+型ベース領域3の表面には、p-型炭化珪素エピタキシャル層(第2導電型炭化珪素エピタキシャル層)4が堆積されている。p-型炭化珪素エピタキシャル層4は、p+型ベース領域3とともにベース領域を構成する。
-型炭化珪素エピタキシャル層4のp+型ベース領域3上の部分には、p+型ベース領域3側に対して反対側の表面層に、n+型ソース領域(第1の第1導電型半導体領域)5およびp+型コンタクト領域(第2の第2導電型半導体領域)6が選択的に設けられている。p+型コンタクト領域6は、深さ方向にp-型炭化珪素エピタキシャル層4を貫通しp+型ベース領域3に達する。また、p+型コンタクト領域6は、n+型ソース領域5の、後述するn型チャネル領域7側に対して反対側に、n+型ソース領域5に接するように設けられている。
-型炭化珪素エピタキシャル層4のn型炭化珪素エピタキシャル層2上の部分には、深さ方向にp-型炭化珪素エピタキシャル層4を貫通しn型炭化珪素エピタキシャル層2に達するn型チャネル領域7が設けられている。n型チャネル領域7は、n+型ソース領域5に接していない。n型チャネル領域7は、n型炭化珪素エピタキシャル層2とともにドリフト領域を構成する。p-型炭化珪素エピタキシャル層4の、n+型ソース領域5とn型チャネル領域7とに挟まれた部分の表面には、ゲート絶縁膜8を介してゲート導電膜(ゲート電極)9が設けられている。ゲート導電膜9は、層間絶縁膜10で覆われている。
層間絶縁膜10は、第1層間絶縁膜(不図示)と、第2層間絶縁膜(不図示)とがゲート導電膜9側から順に積層されてなる。第1層間絶縁膜は、リンおよびボロンを含まない不純物からなる絶縁体で構成される。具体的には、第1層間絶縁膜は、例えば、不純物を含まない酸化シリコン(SiO2)系ガラス(NSG:Non−Doped Silicon Glass)からなる。第1層間絶縁膜は、層間絶縁膜10中のボロン(B)の拡散を防ぐ機能を有する。第2層間絶縁膜は、リンおよびボロンを含む不純物からなる絶縁体で構成される。具体的には、第2層間絶縁膜は、例えば熱処理により軟化可能なBPSG膜からなる。
層間絶縁膜10は、キャップ絶縁膜11で覆われている。キャップ絶縁膜11は、例えば、TEOS膜、NSG膜、熱酸化(HTO:Hot Thermal Oxide)膜、窒化シリコン(SiN)膜、LTO膜、PSG(Phosphorus Silicon Glass)膜、およびボロン濃度1wt%未満のBPSG膜のいずれかの単層膜、またはこれら2つ以上が積層されてなる積層膜であるのがよい。キャップ絶縁膜11は、層間絶縁膜10中のボロン(B)の拡散を防止する機能を有する。キャップ絶縁膜11は、少なくともチタン(Ti)を含むバリアメタル膜12で覆われている。バリアメタル膜12は、例えば窒化チタン(TiN)でできていてもよい。バリアメタル膜12は、ソース電極13やおもて面電極層14を構成する電極材料の層間絶縁膜10中への拡散を防止する機能を有する。
バリアメタル膜12、キャップ絶縁膜11および層間絶縁膜10を深さ方向に貫通するコンタクトホールが設けられている。バリアメタル膜12の表面の一部とコンタクトホールとを覆い、コンタクトホールを介してn+型ソース領域5およびp+型コンタクト領域6に接するソース電極(第1電極)13が設けられている。ソース電極13は、層間絶縁膜10によってゲート導電膜9と電気的に絶縁されている。ソース電極13は、例えばニッケルからなる。
バリアメタル膜12およびソース電極13の表面には、例えばアルミシリサイド(Al−Si)からなるおもて面電極層14が設けられている。n+型炭化珪素基板1の裏面(第2主面)全面には、n+型炭化珪素基板1とオーミック接合を形成する例えばニッケル(Ni)およびチタン(Ti)からなる裏面オーミック電極15が設けられている。裏面オーミック電極15の表面には、例えばチタン、ニッケルおよび金(Au)が裏面オーミック電極15側から順に積層されてなる裏面電極層16が設けられている。裏面オーミック電極15および裏面電極層16は、ドレイン電極(出力電極)である。
次に、実施の形態にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法について説明する。図2〜6は、実施の形態にかかる炭化珪素半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。まず、図2に示すように、例えば厚さ340μmのn+型炭化珪素基板1を用意する。n+型炭化珪素基板1は、例えば炭化珪素の四層周期六方晶(4H−SiC)からなる炭化珪素単結晶基板である。n+型炭化珪素基板1のおもて面は、例えば(000−1)面であってもよい。なお、本明細書では、ミラー指数の表記において、“−”はその直後の指数につくバーを意味しており、指数の前に“−”を付けることで負の指数を表している。
次に、n+型炭化珪素基板1のおもて面に、n型炭化珪素エピタキシャル層2を形成する。n型炭化珪素エピタキシャル層2の不純物濃度および厚さは、例えば、それぞれ5×1015cm-3および10μmであってもよい。次に、例えばアルミニウム(Al)のイオン注入によって、n型炭化珪素エピタキシャル層2の表面層にp+型ベース領域3を選択的に形成する。p+型ベース領域3の不純物濃度は、2×1018cm-3であってもよい。
次に、n型炭化珪素エピタキシャル層2およびp+型ベース領域3の表面に、p-型炭化珪素エピタキシャル層4を形成する。p-型炭化珪素エピタキシャル層4の不純物濃度および厚さは、例えばそれぞれ5×1015cm-3および0.5μmであってもよい。次に、例えばリン(P)のイオン注入によって、p-型炭化珪素エピタキシャル層4の表面層にn+型ソース領域5を選択的に形成する。n+型ソース領域5の不純物濃度は、例えば2×1020cm-3であってもよい。
次に、図3に示すように、アルミニウムのイオン注入によって、n+型ソース領域5に接し、かつp-型炭化珪素エピタキシャル層4を深さ方向に貫通しp+型ベース領域3に達するp+型コンタクト領域6を選択的に形成する。p+型コンタクト領域6の不純物濃度は、例えば8×1020cm-3であってもよい。次に、窒素(N)のイオン注入によって、p-型炭化珪素エピタキシャル層4を深さ方向に貫通しn型炭化珪素エピタキシャル層2に達するn型チャネル領域7を選択的に形成する。次に、1600℃の温度で3分間の熱処理を行い、イオン注入により導入した不純物を活性化する。
次に、図4に示すように、例えばドライ雰囲気において1100℃の温度で熱酸化を行い、n+型ソース領域5の一部からn型チャネル領域7にわたって、p-型炭化珪素エピタキシャル層4の、n+型ソース領域5とn型チャネル領域7とに挟まれた部分の表面にゲート絶縁膜8を厚さ50nmで形成する。次に、ゲート絶縁膜8上に、リンをドープしたポリシリコン(poly−Si)からなるゲート導電膜9を厚さ500nmで形成する。ゲート導電膜9は、例えば、大気圧より低い減圧状態で薄膜を化学気相成長(Chemical Vapor Deposition)させる減圧CVD(LP−CVD:Low Pressure−CVD)によって形成してもよい。
次に、ゲート導電膜9上に、層間絶縁膜10として例えばNSGからなる第1層間絶縁膜10aを厚さ200nmで形成する。さらに、第1層間絶縁膜10a上に、層間絶縁膜10として例えばリン濃度2.7wt%およびボロン濃度3.6wt%のBPSGからなる第2層間絶縁膜10bを厚さ700nmで形成する。第2層間絶縁膜10b中に含まれる不純物の総不純物濃度は、4wt%以上12wt%未満であるのが好ましい。第2層間絶縁膜10b中のボロン濃度は、2wt%以上5.5wt%未満であるのが好ましい。これにより、750℃以上900℃以下程度のリフロー温度で、平坦性が良好な層間絶縁膜10を形成することができる。
次に、図5に示すように、例えば水素(H2)を窒素(N2)で4mol%に希釈した気体雰囲気中において800℃の温度で10分間の熱アニール処理(リフロー)を行い、層間絶縁膜10を平坦化する。次に、ドライエッチングによって、層間絶縁膜10を選択的に除去し、n+型ソース領域5およびp+型コンタクト領域6が露出するコンタクトホールを形成する。次に、図6に示すように、層間絶縁膜10を覆うキャップ絶縁膜11を厚さ160nmで形成する。キャップ絶縁膜11の厚さは、第2層間絶縁膜10bの厚さの30%以下であるのが好ましい。その理由は、後のシンタリングアニール時にキャップ膜にクラックが発生するのを防ぐためである。
次に、ドライエッチングによってキャップ絶縁膜11を選択的に除去し、n+型ソース領域5およびp+型コンタクト領域6が露出するコンタクトホールを再度形成する。次に、キャップ絶縁膜11を覆うように窒化チタンからなるバリアメタル膜12を厚さ100nmで形成する。次に、バリアメタル膜12をパターニングし、コンタクトホールにn+型ソース領域5およびp+型コンタクト領域6を露出させる。次に、コンタクトホール内に埋め込むように、バリアメタル膜12の表面の一部とコンタクトホールとを覆うソース電極13を厚さ60μmで成膜する。
次に、n+型炭化珪素基板1の裏面である例えば(0001)面を清浄化する。次に、ニッケル膜とチタン膜とを順に積層し裏面オーミック電極15を形成する。次に、水素を含む雰囲気中において975℃の温度で2分間の熱処理を行い、裏面オーミック電極15をシンタリング(焼結)させる。次に、バリアメタル膜12およびソース電極13を覆うように、例えばアルミシリサイドからなるおもて面電極層14を形成する。次に、裏面オーミック電極15上に、チタン膜、ニッケル膜、および金膜を順に積層し裏面電極層16を形成する。これにより、図1に示す炭化珪素半導体装置が完成する。
以上説明したように、実施の形態によれば、層間絶縁膜上にバリアメタル膜を形成することにより、ソース電極を構成する電極材料が層間絶縁膜へ拡散することを防止することができる。これにより、層間絶縁膜の絶縁性が低下することを防止することができる。
また、実施の形態によれば、層間絶縁膜の少なくとも最表面層以外(第1層間絶縁膜)をリンおよびボロンを含まない不純物からなる絶縁体で構成することにより、層間絶縁膜中のリンおよびボロンの不純物濃度を低くすることができる。これにより、層間絶縁膜上に形成したバリアメタル膜が剥離することを防止することができる。また、層間絶縁膜の少なくとも最表面層(第2層間絶縁膜)がリンおよびボロンを含む不純物からなる絶縁体で構成されるため、熱処理により層間絶縁膜を軟化させることができ、層間絶縁膜の良好な平坦性を実現することができる。これにより、層間絶縁膜上に形成されるバリアメタル膜の良好なカバレッジを実現することができる。したがって、ソース電極形成不良を防止することができる。
また、実施の形態によれば、層間絶縁膜の最下層(第1層間絶縁膜)をリンおよびボロンを含まない不純物からなる絶縁体で構成し、かつ層間絶縁膜の表面にキャップ膜を形成することにより、層間絶縁膜中のボロンが拡散することを防止することができる。これにより、層間絶縁膜の軟化点が高くなることを防止することができる。また、層間絶縁膜の少なくとも最表面層は700℃以上900℃未満の低いリフロー温度での熱処理で軟化可能な程度にリンおよびボロンを含む不純物からなる絶縁体で構成されるため、絶縁ゲート構造を構成するゲート絶縁膜−炭化珪素半導体界面の界面準位密度が増加することを防止することができる。したがって、チャネル移動度が低下することを防止することができる。
以上において本発明では、MOSFETを例に説明しているが、上述した実施の形態に限らず、IGBTなど層間絶縁膜上に電極が形成される半導体装置にも適用することが可能である。例えば、本発明をIGBTに適用する場合、n+型半導体基板に代えて、p+型半導体基板を用いればよい。また、上述した実施の形態では、2層の絶縁膜が積層されてなる層間絶縁膜を例に説明しているが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で3層以上の絶縁膜が積層されてなる層間絶縁膜を形成してもよい。また、各実施の形態では第1導電型をn型とし、第2導電型をp型としたが、本発明は第1導電型をp型とし、第2導電型をn型としても同様に成り立つ。
以上のように、本発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、電力変換装置や種々の産業用機械などの電源装置に使用されるパワー半導体装置に有用である。
1 n+型炭化珪素基板
2 n型炭化珪素エピタキシャル層
3 p+ベース領域
4 p-型炭化珪素エピタキシャル層
5 n+ソース領域
6 p+コンタクト領域
7 n型チャネル領域
8 ゲート絶縁膜
9 ゲート導電膜
10 層間絶縁膜
10a 第1層間絶縁膜
10b 第2層間絶縁膜
11 キャップ絶縁膜
12 バリアメタル膜
13 ソース電極
14 おもて面電極層
15 裏面オーミック電極
16 裏面電極層

Claims (9)

  1. 炭化珪素基板の第1主面に、前記炭化珪素基板よりも不純物濃度が低い第1導電型炭化珪素エピタキシャル層を成長させる工程と、
    前記第1導電型炭化珪素エピタキシャル層の表面に、金属−酸化膜−半導体からなる絶縁ゲート構造を形成する工程と、
    リンおよびボロンを含まない不純物からなる第1層間絶縁膜で前記絶縁ゲート構造を構成するゲート導電膜を覆う工程と、
    リンおよびボロンを含む不純物からなる第2層間絶縁膜で前記第1層間絶縁膜を覆う工程と、
    熱処理によって、前記第2層間絶縁膜を平坦化する工程と、
    前記第1層間絶縁膜および前記第2層間絶縁膜を深さ方向に貫通するコンタクトホールを形成する工程と、
    前記第2層間絶縁膜中のボロンの拡散を防ぐためのキャップ絶縁膜で前記第2層間絶縁膜を覆う工程と、
    少なくともチタンを含むバリアメタル膜で前記キャップ絶縁膜を覆う工程と、
    前記バリアメタル膜の表面の一部と前記コンタクトホールとを覆うように入力電極を形成する工程と、
    前記炭化珪素基板の第2主面に出力電極を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする炭化珪素半導体装置の製造方法。
  2. 前記第2層間絶縁膜中に含まれる不純物の総不純物濃度は4wt%以上12wt%未満であることを特徴とする請求項1に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  3. 前記第2層間絶縁膜中のボロン濃度は2wt%以上5.5wt%未満であることを特徴とする請求項1または2に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  4. 前記キャップ絶縁膜は、TEOS、NSG、HTO、窒化シリコン、LTO、PSGおよびボロン濃度1wt%未満のBPSGのいずれか1つを主成分とする単層膜、もしくは2つ以上が積層されてなる積層膜からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  5. 前記熱処理の温度は、750℃以上900℃未満であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  6. 前記キャップ絶縁膜の厚さは、前記第2層間絶縁膜の厚さの30%以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  7. 化学気相成長法により、大気圧より低い減圧状態で前記ゲート導電膜を形成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  8. 前記熱処理は、水素を4mol%含む雰囲気中で行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  9. 前記絶縁ゲート構造を形成する工程は、
    前記第1導電型炭化珪素エピタキシャル層の表面層に、第1の第2導電型半導体領域を選択的に形成する工程と、
    前記第1導電型炭化珪素エピタキシャル層および前記第1の第2導電型半導体領域の表面に、前記第1の第2導電型半導体領域よりも不純物濃度が低い第2導電型炭化珪素エピタキシャル層を成長させる工程と、
    前記第2導電型炭化珪素エピタキシャル層の表面層に、前記炭化珪素基板よりも不純物濃度が高い第1の第1導電型半導体領域を形成する工程と、
    前記第1の第1導電型半導体領域に接し、かつ前記第2導電型炭化珪素エピタキシャル層を貫通し前記第1の第2導電型半導体領域に接するように、前記第2導電型炭化珪素エピタキシャル層よりも不純物濃度が高い第2の第2導電型半導体領域を形成する工程と、
    前記第2導電型炭化珪素エピタキシャル層を貫通し前記第1導電型炭化珪素エピタキシャル層に達するように、前記第1導電型炭化珪素エピタキシャル層よりも不純物濃度が高く、かつ前記第1の第1導電型半導体領域よりも不純物濃度が低い第1導電型チャネル領域を形成する工程と、
    前記第2導電型炭化珪素エピタキシャル層の、前記第1の第1導電型半導体領域と前記第1導電型チャネル領域とに挟まれた部分の表面に、ゲート絶縁膜を介して前記ゲート導電膜を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
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