JP2013231442A - 密閉型圧縮機、及びこの密閉型圧縮機を備えた冷凍サイクル装置 - Google Patents

密閉型圧縮機、及びこの密閉型圧縮機を備えた冷凍サイクル装置 Download PDF

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Abstract

【課題】冷凍機油が圧縮機構の吐出口より吐出された冷媒ガスとともに圧縮機上部空間に流れ込まないようにした密閉型圧縮機等を提供する。
【解決手段】密閉容器1内に、冷媒を吸入して圧縮する圧縮機構20と、固定子11、及び中心部に駆動軸14を有し駆動軸14の外側において軸方向に冷媒ガスが通る穴である冷媒流路16が設けられた回転子12からなり、電動機構10の駆動軸14の軸方向に、下部が冷凍機油内に開口し、上部が回転子12の下端部近傍において軸方向と直交する出口を有する冷凍機油の流路30を設け、冷凍機油の流路30の出口31から回転子12に設けた冷媒流路16の外側に至る排出通路18を設け、排出通路18の出口部19を冷媒流路16の外側に設け、回転子12の下面に永久磁石脱落防止用の端板17を設けるとともに、端板17の下側にバランスウエイトを設け、バランスウエイトに排出通路を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、密閉型圧縮機、及びこの密閉型圧縮機を備えた冷凍サイクル装置に係り、より詳しくは、圧縮機構に供給する冷凍機油を圧縮機の上部空間に流出させないようにした密閉型圧縮機、及びこの密閉型圧縮機を備えた冷凍サイクル装置に関するものである。
従来の密閉型圧縮機は駆動軸の内部に冷凍機油の流路が形成され、この流路の出口の下方に圧縮機構の吐出口があり、駆動軸の内部に形成された冷凍機油の流路の出口の上方には、圧縮機の上部空間に通じる回転子の冷媒ガスが通る穴が配してある。そして、駆動軸の内部に形成された冷凍機油の流路の出口より排出された冷凍機油の一部(余剰分)が、圧縮機構から吐出された冷媒ガスとともに吐出管のある圧縮機の上部空間に流れ込み、冷凍サイクル装置内へ流入する。
しかしながら、冷凍サイクル装置内に過度に冷凍機油が流入すると、冷凍サイクル装置の熱交換率が低下して冷凍サイクル装置の性能が低下する。また、密閉容器内に封入されている冷凍機油が過度に減少すると、圧縮機構の気密性が低下して圧縮性能が低下したり、各摺動部における十分な性能を確保することができないため故障の原因になるなど、密閉型圧縮機の性能を維持することができなくなる。
このような問題を解決するため、従来の密閉型圧縮機に、密閉容器内に封入されている冷凍機油が冷凍サイクル装置に過度に流出するのを制御するために、電動機構の回転子の上部にカップ状(円盤形状)の油分離器を付設したものがある。このカップ状の油分離器は駆動軸の回転とともに回転し、圧縮機の上部空間に吐出する冷媒ガスに含まれた冷凍機油を遠心分離作用によって外側に吹き飛ばし、冷凍機油が冷媒ガスとともに吐出管に流れ込むのを抑制する(例えば、特許文献1参照)。
実開平7−10486号公報(第2頁、第4図)
特許文献1の密閉型圧縮機では、高速回転時には圧縮機構より吐出される冷媒ガスの流出速度が増すため、油分離機構によっても十分な油分離効果が得られず、圧縮機上部空間へ流れ込む冷凍機油の量が増加するという問題があった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、冷凍機油が圧縮機構の吐出口より吐出された冷媒ガスとともに圧縮機上部空間に流れ込まないようにした密閉型圧縮機、及びこの密閉型圧縮機を備えた冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
本発明に係る密閉型圧縮機は、密閉容器内に、冷媒を吸入して圧縮する圧縮機構と、 固定子、及び中心部に駆動軸を有し該駆動軸の外側において軸方向に冷媒流路が設けられた回転子からなり、前記圧縮機構を駆動する電動機構とが収容され、前記密閉容器の下部に冷凍機油が貯留された密閉型圧縮機であって、前記電動機構の駆動軸の軸方向に、下部が前記冷凍機油内に開口し、上部が前記回転子の下端部近傍において軸方向と直交する出口を有する冷凍機油の流路を設け、該冷凍機油の流路の出口から前記回転子に設けた冷媒流路の外側に至る排出通路を設け、前記排出通路の出口部を前記冷媒流路の外側に設け、前記回転子の下面に永久磁石脱落防止用の端板を設けるとともに、該端板の下側にバランスウエイトを設け、前記バランスウエイトに前記排出通路を設けたものである。
また、本発明に係る冷凍サイクル装置は、上記の密閉型圧縮機を備えたものである。
本発明によれば、駆動軸の内部に形成された冷凍機油の流路の出口より排出される冷凍機油が、回転子の冷媒流路の外側で排出されるため、余剰分の冷凍機油が圧縮機構の吐出口より排出される冷媒ガスととともに回転子の冷媒流路を通って圧縮機構上部の空間に流れ込むことがなくなり、冷媒ガスだけを空間容器から吐出させることができる。こうして、冷凍サイクル装置に流出する冷凍機油の量を減少させることができ、冷凍機油の減少による冷凍サイクル装置の性能低下および圧縮機自体の性能劣化を抑制し、圧縮機構の信頼性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係る密閉型圧縮機の縦断面図である。 図1の要部の斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る密閉型圧縮機の要部の斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る密閉型圧縮機の要部の斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る密閉型圧縮機の要部の斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る密閉型圧縮機を備えた冷凍サイクル装置の模式的説明図である。
実施の形態1.
図1、図2に示すように、密閉型圧縮機は、有底円筒状で上部開口部が蓋体によって閉塞された密閉容器1内に、電動機構(電動機)10と、この電動機構10によって駆動され、冷媒ガスを吸入して圧縮する圧縮機構(圧縮機)20とが設置されており、密閉容器1内の下部には圧縮機構20の摺動部を潤滑する冷凍機油が貯留されている。
電動機構10は、固定子11と、中心部に駆動軸(回転軸)14が挿通固定され永久磁石および積層鉄心からなる回転子12とを備え、回転子12は密閉容器1の上部に固定された固定子11内に回転自在に配置されて、回転モータを構成している。このとき、駆動軸14の下端部は、密閉容器1の下部に貯留された冷凍機油内に位置する。
そして、回転子12には、中心部の軸方向に駆動軸14が挿通固定される駆動軸挿通穴15が設けられており、さらに外周側の軸方向には冷媒ガスが通る穴(冷媒流路)16が設けられている。また、電動機構10の回転子12の下側には、永久磁石脱落防止用の端板17が設けられている。
圧縮機構20は電動機構10の駆動軸14に連結されており、駆動軸14の内部には冷凍機油の流路30が軸方向に形成され、その下部が密閉容器1の下部に貯留された冷凍機油内に開口し、上部は閉じられて回転子12の下側において流路30と直交する流路の出口31が設けられている。そして、回転子12の下面に設けられた端板17には、駆動軸14の流路の出口31と連通するほぼU字状の排出通路18が設けられており、この排出通路18の出口部19を、回転子12の冷媒ガスが通る穴16よりも外側に位置させ、この出口部19から余剰の冷凍機油を排出するようになっている。この排出通路18はほぼU字状としたが、凹状等であってもよい(以下、同様)。
圧縮機構20の駆動軸14にはシリンダー21のシリンダー室内に位置する偏心軸部が設けられており、偏心軸部の外周にはリング状のローリングピストンが摺動自在に嵌合されている。
シリンダー21の上面には駆動軸14を回転自在に支持する上軸受22が設けられており、シリンダー21のシリンダー室の一方の端面(電動機構10側の端面)を閉塞している。また、シリンダー室の下面には駆動軸14を回転自在に支持する下軸受25が設けられており、シリンダー21のシリンダー室の他方の端面(冷凍機油側の端面)を閉塞している。
上軸受22にはその上面(電動機構10側)に吐出マフラー23が取り付けられており、上軸受22の吐出弁から吐出される高温、高圧の冷媒ガスは、一旦、吐出マフラー23に入り、その後、吐出マフラー23の吐出口24から密閉容器1内に吐出されるようになっている。
密閉容器1の横には吸入マフラー40が設けられており、冷凍サイクルからの低圧の冷媒ガスを吸入し、液冷媒が戻る場合に液冷媒が直接シリンダー21のシリンダー室に吸入されるのを抑制する。この吸入マフラー40は、シリンダー21の吸入ポートに吸入管41を介して接続され、溶接等により密閉容器1の側面に固定されている。
上記のように構成した本発明の作用を説明する。
外部から電力が供給され、密閉型圧縮機の電動機構10が駆動されて駆動軸14が回転すると、圧縮機構20のシリンダー室内に配設されたローリングピストンが、シリンダー室内を偏心回転する。そして、冷凍サイクル装置の低圧側の低温の冷媒が吸入マフラー40から吸入され、シリンダー室内を偏心回転するローリングピストンにより圧縮される。こうして、高温、高圧となった冷媒ガスは、吐出マフラー23の吐出口24から密閉容器1に吐出され、密閉容器1と電動機構10の固定子11との隙間、電動機構10の回転子12と固定子11との隙間、および回転子12に設けた冷媒流路16を通過して、吐出管2から冷凍サイクル装置に吐出される。
このとき、密閉容器1の下部に貯留されている冷凍機油は、駆動軸14が回転すると駆動軸14内部の冷凍機油の流路30を上昇し、流路の出口31から、端板17に設けられた排出通路18を経て、回転子12の冷媒ガスが通る穴16よりも外側に位置する出口部19から流出し、圧縮機構20の各摺動部に気密油および潤滑油として供給され、密閉容器1の下部に落下し、再循環する。
こうして、冷凍機油が回転子12の冷媒ガスが通る穴16を通って圧縮機構20の上部空間へ過剰に流れ込むことがなく、冷媒ガスだけを密閉容器1から吐出させる。
実施の形態1によれば、端板17に冷凍機油の排出通路18を設け、余剰の冷凍機油は回転子12の冷媒ガスが通る穴(冷媒流路)16の外側に排出されるようにしたので、余剰分の冷凍機油が回転子12の冷媒ガスが通る穴16を通って圧縮機構20の上部空間へ流れ込むのが防止され、冷媒ガスだけを密閉容器1から吐出させることができる。このため、従来の密閉型圧縮機のように、回転子12の上部に油分離機構を設ける必要がなく、これらの別部品を備えた場合に比べて製造コストを低減することができる。そして、冷凍サイクル装置に放出される冷凍機油の量を減少させることができるため、冷凍機油の減少による冷凍サイクル装置の性能低下および圧縮機構自体の性能劣化を抑制することができる。
実態の形態2.
図3において、密閉型圧縮機は、電動機構10の回転子12の下面に永久磁石脱落防止用の端板17が設けられており、端板17の下側にはさらにバランスウエイト17aが設けられている。そして、バランスウエイト17aに、駆動軸14の流路の出口31と連通するほぼU字状の排出通路18aを設け、この排出通路18aの出口部19aを、回転子12の冷媒ガスが通る穴16よりも外側に位置させて、この出口部19aから余剰の冷凍機油を排出する。
その他の構成、作用は、実施の形態1で示した場合と実質的に同様なので説明を省略する。
実施の形態2によれば、バランスウエイト17aに冷凍機油の排出通路18aを設け、余剰の冷凍機油は回転子12の冷媒ガスが通る穴16の外側で排出されるようにしたので、新たな部品を設けることなく冷凍機油の低減を防止することができ、また、コストアップすることなく搭載されている冷凍サイクル装置の性能向上をはかることができる。
実施の形態3.
図4において、密閉型圧縮機は、電動機構10の回転子12の下面に永久磁石脱落防止用として端板17が設けられており、端板17の下側にはさらに流路形成板17bが設けられている。そして、流路形成板17bに、駆動軸14の流路の出口31と連通するほぼU字状の排出通路18bを設け、この排出通路18bの出口部19bを、回転子12の冷媒ガスが通る穴16よりも外側に位置させて、この出口部19bから余剰の冷凍機油を排出する。
その他の構成、作用は、実施の形態1で示した場合と実質的に同様なので説明を省略する。
実施の形態3によれば、流路形成板17bに冷凍機油の排出通路18bを設け、余剰の冷凍機油は回転子12の冷媒ガスが通る穴16の外側で排出されるようにしたので、余剰分の冷凍機油が回転子12の冷媒ガスが通る穴16を通って圧縮機構20の上部空間へ持上げられなくなり、冷媒ガスだけを密閉容器1から吐出させることができる。これにより、冷凍サイクル装置に放出される冷凍機油の量を減少させることができ、冷凍機油の減少による冷凍サイクル装置の性能低下および圧縮機構自体の性能劣化を抑制することができる。
さらに、排出通路18bを有する流路形成板17bを追加するだけでよいので、端板17の形状にとらわれることなく通路の形状を自由に設定することができる。また見かけ上、端板が2枚に増えることになるから、端板としての剛性が高まり、永久磁石脱落防止機能が高まる。また、機能が十分であれば板厚を薄くすることによって原価低減を図ることができる。
実施の形態4.
図5において、密閉型圧縮機は、電動機構10の回転子12の下面に永久磁石脱落防止用として端板17が設けられており、駆動軸14の内部に形成された冷凍機油の流路30の出口31をこの端板17の下側に端板17から所定の間隔を隔てて設けてある。そして、駆動軸14の流路の出口31がある部分の外周を所定幅の円筒部31aで覆い、この円筒部31aに駆動軸14の流路の出口31に対応した穴部31bを設け、この穴部31bにパイプを設けて排出通路18cを形成したものである。このパイプ状の排出通路18cの出口部19cを、回転子12の冷媒ガスが通る穴16よりも外側に位置させて、この出口部19cから余剰の冷凍機油を排出する。
実施の形態4によれば、パイプ状の排出通路18cを端板17の下側に端板17と所定の間隔を隔てて設けたので、排出通路18cを自由な位置に取付けることができ、余剰分の冷凍機油は回転子12の冷媒ガスが通る穴16の外側で排出されるようにしたため、余剰分の冷凍機油が回転子12の冷媒ガスが通る穴16を通って圧縮機構20の上部空間へ流れ込むことがなくなり、冷媒ガスだけを密閉容器1から吐出させることができる。これにより、冷凍サイクル装置に放出される冷凍機油の量を減少させることができ、冷凍機油の減少による冷凍サイクル装置の性能低下および圧縮機自体の性能劣化を抑制することができる。
実施の形態5.
図6に示す冷凍サイクル装置は、蒸発器である室内熱交換器50、四方弁51、本発明に係る密閉型圧縮機1a、凝縮器である室外熱交換器52、絞り装置53が、順次、冷媒配管54により接続されている。
冷媒は、冷凍サイクル装置内を循環し、蒸発工程(蒸発器である室内熱交換器50)で吸熱により集めた熱を、凝縮工程(凝縮器である室外熱交換器52)で放熱して、冷凍作用を行う。この際、密閉型圧縮機1aは冷媒を凝縮させるために、冷媒ガスを圧縮して高圧のガスにするが、圧縮機構20の回転子12では排出通路18、18a〜18cの出口部19、19a〜19cを、回転子12の冷媒ガスが通る穴16よりも外側に位置するようにしたので、運転に際しては余剰の冷凍機油は回転子12の冷媒ガスが通る穴16の外側で排出され、回転子12の冷媒ガスが通る穴16を通って密閉容器1の上部空間へ流れ込むことがなく、冷媒ガスだけが密閉容器1から吐出する。
実施の形態5によれば、冷凍サイクル装置に冷凍機油が流入することがないので、熱交換率が低下したり、冷凍機関の減少により密閉型圧縮機が故障したりすることがなく、信頼性の高い冷凍サイクル装置を得ることができる。
1 密閉容器、10 電動機構、11 固定子、12 回転子、14 駆動軸、16 冷媒ガスが通る穴(冷媒流路)、17 端板、17a バランスウエイト、17b 流路形成板、18、18a〜18c 排出通路、19、19a〜19c 出口部、20 圧縮機構、30 冷凍機油の流路、31 流路の出口。

Claims (6)

  1. 密閉容器内に、冷媒を吸入して圧縮する圧縮機構と、
    固定子、及び中心部に駆動軸を有し該駆動軸の外側において軸方向に冷媒流路が設けられた回転子からなり、前記圧縮機構を駆動する電動機構とが収容され、
    前記密閉容器の下部に冷凍機油が貯留された密閉型圧縮機であって、
    前記電動機構の駆動軸の軸方向に、下部が前記冷凍機油内に開口し、上部が前記回転子の下端部近傍において軸方向と直交する出口を有する冷凍機油の流路を設け、該冷凍機油の流路の出口から前記回転子に設けた冷媒流路の外側に至る排出通路を設け、前記排出通路の出口部を前記冷媒流路の外側に設け、
    前記回転子の下面に永久磁石脱落防止用の端板を設けるとともに、該端板の下側にバランスウエイトを設け、前記バランスウエイトに前記排出通路を設けた
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 密閉容器内に、冷媒を吸入して圧縮する圧縮機構と、
    固定子、及び中心部に駆動軸を有し該駆動軸の外側において軸方向に冷媒流路が設けられた回転子からなり、前記圧縮機構を駆動する電動機構とが収容され、
    前記密閉容器の下部に冷凍機油が貯留された密閉型圧縮機であって、
    前記電動機構の駆動軸の軸方向に、下部が前記冷凍機油内に開口し、上部が前記回転子の下端部近傍において軸方向と直交する出口を有する冷凍機油の流路を設け、該冷凍機油の流路の出口から前記回転子に設けた冷媒流路の外側に至る排出通路を設け、前記排出通路の出口部を前記冷媒流路の外側に設け、
    前記回転子の下面に永久磁石脱落防止用の端板を設けるとともに、該端板の下側に流路形成板を設け、前記流路形成板に前記排出通路を設けた
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  3. 前記排出通路がほぼU字状または凹状であることを特徴とする請求項1または2に記載の密閉型圧縮機。
  4. 密閉容器内に、冷媒を吸入して圧縮する圧縮機構と、
    固定子、及び中心部に駆動軸を有し該駆動軸の外側において軸方向に冷媒流路が設けられた回転子からなり、前記圧縮機構を駆動する電動機構とが収容され、
    前記密閉容器の下部に冷凍機油が貯留された密閉型圧縮機であって、
    前記電動機構の駆動軸の軸方向に、下部が前記冷凍機油内に開口し、上部が前記回転子の下端部近傍において軸方向と直交する出口を有する冷凍機油の流路を設け、該冷凍機油の流路の出口から前記回転子に設けた冷媒流路の外側に至る排出通路を設け、前記排出通路の出口部を前記冷媒流路の外側に設け、
    前記回転子の下面に永久磁石脱落防止用の端板を設け、該端板より所定の間隔を隔てて前記排出通路を設けた
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  5. 前記排出通路をパイプ状に形成したことを特徴とする請求項4記載の密閉型圧縮機。
  6. 前記請求項1〜5のいずれかの密閉型圧縮機を備えたことを特徴とする冷凍サイクル装置。
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