JP2013229124A - 電線対基板コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】電線対基板コネクタの不確実な嵌合を回避する技術を提供する。
【解決手段】プラグハウジング8には、嵌合方向に延びる一対のロック片17が形成されている。各ロック片17は、嵌合方向に延びるアーム部20と、アーム部20の嵌合方向の先端部20aに形成された爪部21と、を有して構成されている。プラグコネクタ4は、プラグコネクタ4の一対のロック片17がレセプタクルコネクタ6を抱え込むことでレセプタクルコネクタ6に固定されるように構成されている。レセプタクルコネクタ6は、レセプタクルハウジング10を基板3のコネクタ搭載面5に固定させるための補助金具11を有する。レセプタクルハウジング10の側壁32には、補助金具11をレセプタクルハウジング10に取り付けるための基板3のコネクタ搭載面5に対して直交する方向に延びる切れ目gが形成されている。補助金具11は、切れ目gを埋める切れ目埋め部65を有している。
【選択図】図15

Description

本発明は、電線対基板コネクタに関する。
この種の技術として、特許文献1は、フレキシブルケーブル500の端部に形成された端子部501をフレキシブルケーブル用コネクタ502のケーブル挿入口503に挿入すると、ケーブル挿入口503の上側に併設された複数のコネクタピン504が端子部501に接続されるように構成されたフレキシブルケーブル接続構造を開示している。フレキシブルケーブル用コネクタ502の左右側面の締結溝505には、フレキシブルケーブル用コネクタ502をプリント基板に締結するための金属製のL字状ブラケット506が圧入されている。
特開2010-267411号公報
ところで、本願発明の発明者は、ケーブル側のプラグコネクタが基板側のレセプタクルコネクタを左右から抱え込む形式の電気コネクタを開発している。この電気コネクタでは、先端に爪が形成されたアームをプラグコネクタに設けている。プラグコネクタをレセプタクルコネクタに嵌合させる際、爪がレセプタクルコネクタの左右側面に接触することでアームが撓み、爪はレセプタクルコネクタの左右側面上をスライドする。そして、爪がレセプタクルコネクタの左右側面を乗り越えると、アームの弾性復元力により爪がレセプタクルコネクタの背面側に弾性変位する。
しかしながら、特許文献1に開示のフレキシブルケーブル用コネクタ502を流用しようとすると、フレキシブルケーブル用コネクタ502の左右側面に形成された締結溝505の存在により、爪がフレキシブルケーブル用コネクタ502の左右側面を乗り越える前に、アームの弾性復元力により爪が締結溝505内へと弾性変位する。従って、作業者にとっては、アームの弾性復元力により爪が締結溝505内へと弾性変位した際に、爪がフレキシブルケーブル用コネクタ502の背面側へと弾性変位したものと誤解してしまう。そして、この誤解は、電気コネクタの不確実な嵌合を招く。
本願発明の目的は、電線対基板コネクタの不確実な嵌合を回避する技術を提供することにある。
本願発明の第1の観点によれば、電線を保持するプラグハウジングを有するプラグコネクタと、前記電線に対応するレセプタクルコンタクトと、前記レセプタクルコンタクトを保持するレセプタクルハウジングと、を有し、基板のコネクタ搭載面に搭載されるレセプタクルコネクタと、を備え、前記プラグコネクタを前記レセプタクルコネクタへ嵌合させることで、前記電線が前記レセプタクルコンタクトと導通する、電線対基板コネクタであって、前記プラグコネクタを前記レセプタクルコネクタへ嵌合させる方向としての嵌合方向は、前記基板の前記コネクタ搭載面に対して平行であり、前記プラグハウジングには、前記嵌合方向に延びる一対のロック片が形成されており、各ロック片は、前記嵌合方向に延びるアーム部と、前記アーム部の前記嵌合方向の先端部に形成された爪部と、を有して構成されており、前記プラグコネクタは、前記プラグコネクタの前記一対のロック片が前記レセプタクルコネクタを抱え込むことで前記レセプタクルコネクタに固定されるように構成されており、前記レセプタクルコネクタは、前記レセプタクルハウジングを前記基板の前記コネクタ搭載面に固定させるための補助金具を有し、前記レセプタクルハウジングの側壁には、前記補助金具を前記レセプタクルハウジングに取り付けるための、前記基板の前記コネクタ搭載面に対して直交する方向に延びる切れ目が形成されており、前記補助金具は、前記切れ目を埋める切れ目埋め部を有している、電線対基板コネクタが提供される。
好ましくは、前記補助金具は、前記切れ目埋め部と、前記レセプタクルハウジングの前記側壁内に保持されるハウジング被保持部と、前記基板の前記コネクタ搭載面に固定される基板被固定部と、前記ハウジング被保持部と前記基板被固定部とを連結する連結部と、を有し、前記レセプタクルハウジングの前記側壁の前記切れ目は、前記補助金具を前記レセプタクルハウジングの前記側壁に取り付ける際に、前記連結部が通過するものである。
好ましくは、前記補助金具は、前記ハウジング被保持部の前記嵌合方向と反対の方向としての反嵌合方向側の端部に接続すると共に折り返されて形成される第1折り返し部を有し、前記折り目消失部は、前記第1折り返し部を介して前記ハウジング被保持部に保持されている。
好ましくは、前記第1折り返し部は、前記レセプタクルハウジングの前記側壁よりも前記反嵌合方向側に突出している。
好ましくは、前記補助金具は、前記第1折り返し部に接続すると共に、前記切れ目を跨ぐように前記嵌合方向に延びる橋渡しガイド部を更に有する。
好ましくは、前記補助金具は、前記橋渡しガイド部の前記嵌合方向側の端部に接続すると共に、折り返されて形成される第2折り返し部と、前記第2折り返し部に接続すると共に、前記反嵌合方向に延びる引っ掛け部と、を有し、前記レセプタクルハウジングの前記側壁には、前記補助金具の前記引っ掛け部が挿入される引っ掛け部挿入溝が形成されている。
好ましくは、前記折り目消失部は、前記橋渡しガイド部に接続している。
本願発明の第2の観点によれば、電線を保持するプラグハウジングを有するプラグコネクタと、前記電線に対応するレセプタクルコンタクトと、前記レセプタクルコンタクトを保持するレセプタクルハウジングと、を有し、基板のコネクタ搭載面に搭載されるレセプタクルコネクタと、を備え、前記プラグコネクタを前記レセプタクルコネクタへ嵌合させることで、前記電線が前記レセプタクルコンタクトと導通する、電線対基板コネクタであって、前記プラグコネクタを前記レセプタクルコネクタへ嵌合させる方向としての嵌合方向は、前記基板の前記コネクタ搭載面に対して平行であり、前記プラグハウジングには、前記嵌合方向に延びる一対のロック片が形成されており、各ロック片は、前記嵌合方向に延びるアーム部と、前記アーム部の前記嵌合方向の先端部に形成された爪部と、を有して構成されており、前記プラグコネクタは、前記プラグコネクタの前記一対のロック片が前記レセプタクルコネクタを抱え込むことで前記レセプタクルコネクタに固定されるように構成されており、前記レセプタクルコネクタは、前記レセプタクルハウジングを前記基板の前記コネクタ搭載面に固定させるための補助金具を有し、前記レセプタクルハウジングの側壁には、前記補助金具を前記レセプタクルハウジングに取り付けるための、前記基板の前記コネクタ搭載面に対して直交する方向に延びる切れ目が形成されており、
前記補助金具は、前記切れ目を跨ぐように延びる橋渡し部を更に有する、
電線対基板コネクタが提供される。
好ましくは、前記補助金具は、前記橋渡し部と、前記レセプタクルハウジングの前記側壁内に保持されるハウジング被保持部と、前記基板の前記コネクタ搭載面に固定される基板被固定部と、前記ハウジング被保持部と前記基板被固定部とを連結する連結部と、を有し、前記レセプタクルハウジングの前記側壁の前記切れ目は、前記補助金具を前記レセプタクルハウジングの前記側壁に取り付ける際に、前記連結部が通過するものである。
本願発明の第3の観点によれば、電線を保持するプラグハウジングを有するプラグコネクタと、前記電線に対応するレセプタクルコンタクトと、前記レセプタクルコンタクトを保持するレセプタクルハウジングと、を有し、基板のコネクタ搭載面に搭載されるレセプタクルコネクタと、を備え、前記プラグコネクタを前記レセプタクルコネクタへ嵌合させることで、前記電線が前記レセプタクルコンタクトと導通する、電線対基板コネクタであって、前記プラグコネクタを前記レセプタクルコネクタへ嵌合させる方向としての嵌合方向は、前記基板の前記コネクタ搭載面に対して平行であり、前記プラグハウジングには、前記嵌合方向に延びる一対のロック片が形成されており、各ロック片は、前記嵌合方向に延びるアーム部と、前記アーム部の前記嵌合方向の先端部に形成された爪部と、を有して構成されており、前記プラグコネクタは、前記プラグコネクタの前記一対のロック片が前記レセプタクルコネクタを抱え込むことで前記レセプタクルコネクタに固定されるように構成されており、前記レセプタクルコネクタは、前記レセプタクルハウジングを前記基板の前記コネクタ搭載面に固定させるための補助金具を有し、前記レセプタクルハウジングの側壁には、前記補助金具を前記レセプタクルハウジングに取り付けるための、前記基板の前記コネクタ搭載面に対して直交する方向に延びる切れ目が形成されており、前記補助金具は、前記切れ目を覆い隠す切れ目カバー部を更に有する、電線対基板コネクタが提供される。
好ましくは、前記補助金具は、前記切れ目カバー部と、前記レセプタクルハウジングの前記側壁内に保持されるハウジング被保持部と、前記基板の前記コネクタ搭載面に固定される基板被固定部と、前記ハウジング被保持部と前記基板被固定部とを連結する連結部と、を有し、前記レセプタクルハウジングの前記側壁の前記切れ目は、前記補助金具を前記レセプタクルハウジングの前記側壁に取り付ける際に、前記連結部が通過するものである。
本願発明によれば、前記切れ目が埋められているので、各ロック片の前記爪部が前記嵌合方向にスムーズに進むことができるようになる。そして、各ロック片の前記爪部が前記嵌合方向に進むに際し特段の違和感がないので、前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタとの不確実な嵌合が回避される。
図1は、基板に搭載されたレセプタクルコネクタに、電線が取り付けられたプラグコネクタを対向させた状態を示す斜視図である。(第1実施形態) 図2は、基板に搭載されたレセプタクルコネクタに対する、電線が取り付けられたプラグコネクタの嵌合の途中状態を示す斜視図である。(第1実施形態) 図3は、基板に搭載されたレセプタクルコネクタに対する、電線が取り付けられたプラグコネクタの嵌合の完了状態を示す斜視図である。(第1実施形態) 図4は、プラグコネクタの分解斜視図である。(第1実施形態) 図5は、レセプタクルコネクタの分解斜視図である。(第1実施形態) 図6は、レセプタクルハウジングの斜視図である。(第1実施形態) 図7は、レセプタクルハウジングの別の角度から見た斜視図である。(第1実施形態) 図8は、図6のA部拡大図である。(第1実施形態) 図9は、図8の一部切り欠き図である。(第1実施形態) 図10は、図7のB部拡大図である。(第1実施形態) 図11は、補助金具の斜視図である。(第1実施形態) 図12は、補助金具の別の角度から見た斜視図である。(第1実施形態) 図13は、補助金具の別の角度から見た斜視図である。(第1実施形態) 図14は、レセプタクルコンタクトの斜視図である。(第1実施形態) 図15は、レセプタクルコネクタの斜視図である。(第1実施形態) 図16は、レセプタクルコネクタの別の角度から見た斜視図である。(第1実施形態) 図17は、図15のC部拡大図である。(第1実施形態) 図18は、図16のD部拡大図である。(第1実施形態) 図19は、図3のE部拡大図である。(第1実施形態) 図20は、レセプタクルコネクタの平面図である。(第2実施形態) 図21は、図20のF部拡大図である。(第2実施形態) 図22は、レセプタクルハウジングの斜視図である。(第3実施形態) 図23は、レセプタクルハウジングの別の角度から見た斜視図である。(第3実施形態) 図24は、レセプタクルハウジングの別の角度から見た斜視図である。(第3実施形態) 図25は、図22のG部拡大図である。(第3実施形態) 図26は、図23のH部拡大図である。(第3実施形態) 図27は、図24のJ部拡大図である。(第3実施形態) 図28は、補助金具の斜視図である。(第3実施形態) 図29は、補助金具の平面図である。(第3実施形態) 図30は、レセプタクルコネクタの斜視図である。(第3実施形態) 図31は、図30のK部拡大図である。(第3実施形態) 図32は、レセプタクルハウジングの斜視図である。(第4実施形態) 図33は、レセプタクルハウジングの別の角度から見た斜視図である。(第4実施形態) 図34は、図32のL部拡大図である。(第4実施形態) 図35は、図33のM部拡大図である。(第4実施形態) 図36は、補助金具の斜視図である。(第4実施形態) 図37は、補助金具の別の角度から見た斜視図である。(第4実施形態) 図38は、レセプタクルコネクタの斜視図である。(第4実施形態) 図39は、図38のN部拡大図である。(第4実施形態) 図40は、特許文献1の図1に相当する図である。
(第1実施形態)
以下、図1〜図19を参照して、本願発明の第1実施形態を説明する。
図1〜図3には、電線対基板コネクタ1を用いて複数の電線2を基板3に接続している様子を示している。図1〜図3に示すように、電線対基板コネクタ1は、複数の電線2を保持するプラグコネクタ4と、基板3のコネクタ搭載面5に搭載されるレセプタクルコネクタ6と、を備えて構成されている。
図4に示すように、プラグコネクタ4は、複数のプラグコンタクト7と、プラグハウジング8と、を備えて構成されている。複数のプラグコンタクト7は、複数の電線2の端部に夫々取り付けられるものである。プラグハウジング8は、複数のプラグコンタクト7を保持するものである。従って、プラグハウジング8は、複数の電線2を保持している。
図5に示すように、レセプタクルコネクタ6は、複数のレセプタクルコンタクト9と、レセプタクルハウジング10と、一対の補助金具11と、を備えて構成されている。複数のレセプタクルコンタクト9は、複数の電線2に対応している。レセプタクルハウジング10は、複数のレセプタクルコンタクト9を保持するものである。
図1〜図3に示すように、複数の電線2は、相互に束ねられていない単線又は撚り線である。これに代えて、複数の電線2は、フラットケーブルとして束ねられていてもよい。フラットケーブルとは、被覆された電線2を同一ピッチで複数本並べて相互に融着したものである。あるいは、複数の電線2は、フレキシブルフラットケーブルとして束ねられていてもよい。フレキシブルフラットケーブルとは、平板型の導体を複数本並べて被覆したリボン状の線材である。この他、複数の電線2は、フレキシブルプリント基板として束ねられていてもよい。フレキシブルプリント基板とは、柔軟性があり大きく変形させることが可能なプリント基板である。
基板3は、紙エポキシ基板やガラスエポキシ基板によって構成されている。基板3のコネクタ搭載面5には、例えば表面実装型LEDチップ12が搭載されている。そして、表面実装型LEDチップ12から放射されたLED光が遮られることのないよう、電線対基板コネクタ1には低背化が求められている。
そして、図1〜図3に示すように、プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6へ嵌合させることで、各電線2がプラグコンタクト7を介してレセプタクルコンタクト9と導通するようになっている。
ここで、「コネクタ脱着方向」及び「基板直交方向」、「コネクタ幅方向」を定義する。コネクタ脱着方向は、図1〜図3に示すように、プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6に嵌合させたり、プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6から抜去したりする方向である。コネクタ脱着方向のうちプラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6に嵌合させる方向を嵌合方向とし、プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6から抜去する方向を抜去方向(反嵌合方向)とする。嵌合方向は、抜去方向と反対の方向である。本実施形態において、コネクタ脱着方向は、基板3のコネクタ搭載面5に対して平行である。基板直交方向は、基板3のコネクタ搭載面5に対して直交する方向である。基板直交方向のうち基板3のコネクタ搭載面5に近づく方向を基板近接方向とし、基板3のコネクタ搭載面5から離れる方向を基板離間方向とする。基板直交方向は、コネクタ脱着方向に対して直交する関係にある。コネクタ幅方向は、コネクタ脱着方向及び基板直交方向に対して直交する方向である。コネクタ幅方向のうち電線対基板コネクタ1の中央に向かう方向をコネクタ幅中央方向とし、電線対基板コネクタ1の中央から離れる方向をコネクタ幅反中央方向とする。
(プラグコネクタ4)
図4に示すように、プラグコネクタ4は、前述の通り、複数のプラグコンタクト7と、プラグハウジング8と、を備えて構成されている。
プラグハウジング8は、プラグコンタクト収容部15と、レセプタクルハウジング被挿入部16と、一対のロック片17と、一対のロック片連結部18によって構成されている。
プラグコンタクト収容部15には、複数のプラグコンタクト収容室19が形成されている。各プラグコンタクト収容室19は、各プラグコンタクト7が夫々圧入されるものである。複数のプラグコンタクト収容室19は、コネクタ幅方向に一定のピッチで形成されている。
レセプタクルハウジング被挿入部16は、プラグコンタクト収容部15の嵌合方向の端部に接続し、嵌合方向に突出して形成されている。
一対のロック片17は、プラグコンタクト収容部15及びレセプタクルハウジング被挿入部16をコネクタ幅方向で挟むように配置されている。各ロック片17は、嵌合方向に延びるように細長く形成されている。各ロック片17は、アーム部20と、爪部21と、を有して構成されている。アーム部20は、嵌合方向に延びるように細長く形成されている。爪部21は、アーム部20の嵌合方向の先端部20aに形成されている。爪部21は、アーム部20の先端部20aに接続し、コネクタ幅中央方向に突出して形成されている。爪部21は、傾斜ガイド面22と、ロック面23と、を有している。傾斜ガイド面22は、爪部21の嵌合方向側の面であって、嵌合方向に向かうにつれてコネクタ幅反中央方向に向かうように傾斜する平面である。ロック面23は、爪部21の抜去方向側の面であって、コネクタ脱着方向に対して直交する平面である。各ロック片17は、アーム部20の長手方向の中途部20bにおいて、各ロック片連結部18を介して、プラグコンタクト収容部15の嵌合方向の端部であってコネクタ幅反中央方向の端部に連結されている。各ロック片17は、各ロック片連結部18を基板直交方向に対して略平行となる回転軸として、揺動可能にプラグコンタクト収容部15によって支持されている。即ち、各ロック片17の揺動の回転軸は、基板直交方向に対して略平行である。
各電線2の端部に取り付けられたプラグコンタクト7は、プラグハウジング8のプラグコンタクト収容部15のプラグコンタクト収容室19に挿入されると、その一部がレセプタクルハウジング被挿入部16に形成された隙間から外部に露出する。
(レセプタクルコネクタ6)
図5に示すように、前述の通り、レセプタクルコネクタ6は、複数のレセプタクルコンタクト9と、レセプタクルハウジング10と、一対の補助金具11と、を備えて構成されている。
図6及び図7に示すように、レセプタクルハウジング10は、抜去方向に開口する箱型形状として構成されている。即ち、レセプタクルハウジング10は、天板30と、底板31、側壁32、背板33を有して中空直方体形状に形成されている。レセプタクルハウジング10には、抜去方向に開口するプラグ挿入孔34が形成されている。図6に示すように、天板30は、基板離間方向を向く上面30aを有している。図7に示すように、底板31は、基板近接方向を向く下面31aを有している。
次に、図6〜図10を参照して、側壁32を詳しく説明する。
図6及び図7に示すように、側壁32は、側壁本体35と、金具保持部36と、によって構成されている。側壁本体35は、コネクタ幅方向に対して直交する板体である。側壁本体35は、反中央方向を向く側面35aを有している。金具保持部36は、補助金具11を保持するための部分であって、側壁本体35の抜去方向寄りの部分からコネクタ幅反中央方向に突出して形成されている。
図8〜図10に示すように、金具保持部36は、後方L字部37と、前方L字部38と、肩部39(図9参照)と、によって構成されている。後方L字部37は、前方L字部38よりも嵌合方向側に配置されている。前方L字部38は、後方L字部37よりも抜去方向側に配置されている。後方L字部37の基板直交方向の高さは、側壁本体35の基板直交方向の高さと略等しい。前方L字部38の基板直交方向の高さは、側壁本体35の基板直交方向の高さの略半分である。
後方L字部37は、後方L字基部40と、後方L字先端部41と、によって構成されている。後方L字基部40は、側面35aに接続し、コネクタ幅反中央方向に突出する平板である。後方L字基部40は、コネクタ脱着方向に対して直交している。後方L字先端部41は、後方L字基部40のコネクタ幅反中央方向の端部に接続し、抜去方向に突出する平板である。後方L字先端部41は、コネクタ幅方向に対して直交している。後方L字先端部41には、窪み42が形成されている。窪み42は、基板離間方向及び抜去方向、コネクタ幅反中央方向に開口する。窪み42は、後方L字先端部41の基板離間方向側及び抜去方向側、コネクタ幅反中央方向側に形成されている。後方L字先端部41は、後方切れ目形成面43、橋渡しガイド受け面44、橋渡しガイド抑え面45を有している。後方切れ目形成面43は、後方L字先端部41の抜去方向側の先端の平面である。後方切れ目形成面43は、コネクタ脱着方向に対して直交している。橋渡しガイド受け面44は、窪み42の基板近接方向側を区画する平面である。橋渡しガイド受け面44は、基板直交方向に対して直交している。橋渡しガイド抑え面45は、窪み42のコネクタ幅中央方向側を区画する平面である。橋渡しガイド抑え面45は、コネクタ幅方向に対して直交している。
前方L字部38は、前方L字基部50と、前方L字先端部51と、によって構成されている。前方L字基部50は、側面35aの抜去方向側の端部であって基板近接方向寄りの部分に接続し、コネクタ幅反中央方向に突出する角柱体である。前方L字基部50は、基板離間方向を向く上面52を有している。前方L字先端部51は、前方L字基部50のコネクタ幅反中央方向の端部に接続し、嵌合方向に突出する角柱体である。前方L字先端部51は、基板離間方向を向く上面53と、嵌合方向を向く前方切れ目形成面54を有している。前方L字部38は、ガイド傾斜面55を有している。ガイド傾斜面55は、前方L字基部50と前方L字先端部51の接続部分に形成されている。ガイド傾斜面55は、嵌合方向に向かうにつれてコネクタ幅反中央方向に向かうように傾斜して形成されている。
そして、後方L字部37の後方L字先端部41の後方切れ目形成面43と、前方L字部38の前方L字先端部51の前方切れ目形成面54と、の間には切れ目gが形成されている。切れ目gは、補助金具11をレセプタクルハウジング10に取り付けるための、基板直交方向に延びる空間である。後方切れ目形成面43は、切れ目gの嵌合方向側を区画する。前方切れ目形成面54は、切れ目gの抜去方向側を区画する。
肩部39は、図9に示すように、後方L字基部40の基板近接方向寄りの部分に接続し、抜去方向に突出する部分である。肩部39は、コネクタ幅方向において側壁本体35と後方L字先端部41の間に挟まれるように形成されている。肩部39は、基板離間方向を向く上面56を有している。
図10に示すように、金具保持部36の基板近接方向側には、基板離間方向に窪むハンダ避け窪み57が形成されている。
次に、図11〜図13を参照して、一対の補助金具11について説明する。一対の補助金具11は、レセプタクルコネクタ6のコネクタ幅方向の中央を挟んで対称の形状であるから、一方についてのみ説明し、他方の説明は省略する。
補助金具11は、レセプタクルハウジング10を基板3のコネクタ搭載面5に固定させるための部品である。補助金具11は、ハウジング被保持部60と基板被固定部61、連結部62、第1折り返し部63、橋渡しガイド部64、切れ目埋め部65によって構成されている。
ハウジング被保持部60は、レセプタクルハウジング10の側壁32の金具保持部36に保持される部分である。ハウジング被保持部60は、コネクタ幅方向に対して直交する平板である。図13に示すように、ハウジング被保持部60は、被圧入部66、前方肩部67、後方肩部68によって構成されている。前方肩部67は、被圧入部66の基板離間方向側の端部であって抜去方向側の端部に接続し、抜去方向に突出して形成されている。前方肩部67は、基板近接方向を向く座面67aを有する。後方肩部68は、被圧入部66の基板離間方向側の端部であって嵌合方向側の端部に接続し、嵌合方向に突出して形成されている。後方肩部68は、基板近接方向を向く座面68aを有する。
基板被固定部61は、基板3のコネクタ搭載面5にハンダ付けで固定される部分である。基板被固定部61は、基板直交方向に対して直交する平板である。基板被固定部61は、基板近接方向に見て、ハウジング被保持部60よりもコネクタ幅反中央方向側に配置されている。
連結部62は、ハウジング被保持部60と基板被固定部61とを連結する部分である。連結部62は、ハウジング被保持部60の基板近接方向側の端部と、基板被固定部61のコネクタ幅中央方向側の端部と、に接続している。連結部62は、滑らかに湾曲して形成されている。
第1折り返し部63は、ハウジング被保持部60の抜去方向側の端部に接続すると共に、コネクタ幅反中央方向側に180度、折り返されて形成される部分である。詳しくは、第1折り返し部63は、ハウジング被保持部60の前方肩部67の抜去方向側の端部に接続している。第1折り返し部63は、湾曲して形成されている。図12に示すように、第1折り返し部63は、基板近接方向を向く下面63aを有している。
橋渡しガイド部64は、第1折り返し部63のコネクタ幅反中央方向側の端部に接続すると共に、切れ目g(図8を併せて参照)を跨ぐように嵌合方向に延びる部分である。図12に示すように、橋渡しガイド部64は、基板近接方向を向く前方下面64aと、基板近接方向を向く後方下面64bと、を有している。前方下面64aは、切れ目埋め部65よりも抜去方向側に位置している。後方下面64bは、切れ目埋め部65よりも嵌合方向側に位置している。
切れ目埋め部65は、切れ目g(図8を併せて参照)を埋めるための部分である。切れ目埋め部65は、橋渡しガイド部64の長手方向中途部に接続し、基板近接方向に突出して形成されている。切れ目埋め部65は、橋渡しガイド部64と第1折り返し部63を介してハウジング被保持部60に保持されている。従って、切れ目埋め部65は、第1折り返し部63を介してハウジング被保持部60に保持されていると言及できる。
次に、図14を参照して、各レセプタクルコンタクト9を説明する。図14に示すように、各レセプタクルコンタクト9は、抜去方向側に開口するU字部70と、基板接続脚部71と、によって構成されている。基板接続脚部71は、U字部70の嵌合方向側の端部に接続して形成されている。
(レセプタクルコネクタ6の組立方法)
次に、レセプタクルコネクタ6の組立方法を説明する。図15〜図18には、レセプタクルコネクタ6の組立が完了した状態を示しているので適宜に参照されたい。
先ず、図6に示すレセプタクルハウジング10の背板33の複数のコンタクト挿入孔に複数のレセプタクルコンタクト9を圧入する。次に、図6に示すレセプタクルハウジング10の側壁32の金具保持部36に補助金具11を基板近接方向で取り付ける。
具体的には、図11に示す補助金具11を、図8に示す金具保持部36の基板離間方向側に位置決めした上で、補助金具11を金具保持部36に向かって基板近接方向に降下させる。すると、図13に示す補助金具11の連結部62が図8に示す切れ目g内に進入すると共に、図13に示すハウジング被保持部60の被圧入部66が図9に示す前方L字部38の前方L字基部50と肩部39との間に圧入される。
補助金具11を金具保持部36に向かって基板近接方向に継続して降下させると、やがて、(a)図13に示すハウジング被保持部60の前方肩部67の座面67aが図8に示す前方L字部38の前方L字基部50の上面52に着座する。(b)同時に、図13に示すハウジング被保持部60の後方肩部68の座面68aが図9に示す肩部39の上面56に着座する。(c)同時に、図12に示す第1折り返し部63の下面63aが図8に示す前方L字部38の前方L字基部50の上面52に着座する。(d)同時に、図12に示す橋渡しガイド部64の前方下面64aが、図8に示す前方L字部38の前方L字先端部51の上面53に着座する。(e)同時に、図12に示す橋渡しガイド部64の後方下面64bが、図8に示す後方L字部37の後方L字先端部41の橋渡しガイド受け面44に着座する。以上により、レセプタクルコネクタ6の組立作業が完了する。この状態で、図11に示す橋渡しガイド部64は、図8に示す後方L字部37の後方L字先端部41の橋渡しガイド抑え面45に対向している。この橋渡しガイド抑え面45の存在により、図11に示す橋渡しガイド部64のコネクタ幅中央方向への弾性変形は禁止されることになる。
(レセプタクルコネクタ6の搭載方法)
次に、レセプタクルコネクタ6を基板3のコネクタ搭載面5上に搭載する方法を説明する。レセプタクルコネクタ6を基板3のコネクタ搭載面5上に搭載するには、図17に示す補助金具11の基板被固定部61を、基板3のコネクタ搭載面5上に形成された図略のパッドにハンダ付けする。この際、図10に示すように側壁32の金具保持部36にはハンダ避け窪み57が形成されているので、補助金具11の基板被固定部61を基板3のコネクタ搭載面5上にハンダ付けする際にハンダが万が一過度に盛り上がっても、その盛り上がりがレセプタクルハウジング10自体を基板離間方向へ浮き上がらせることがない。一方、図14に示す各レセプタクルコンタクト9の基板接続脚部71を、基板3のコネクタ搭載面5上に形成された図略の電極パッドにハンダ付けする。以上により、レセプタクルコネクタ6を基板3のコネクタ搭載面5上に搭載する作業が完了する。上記(a)〜(e)で説明したように、補助金具11はレセプタクルハウジング10を基板近接方向に向かって押さえ付ける位置関係となっているので、レセプタクルハウジング10を基板離間方向に持ち上げようとする力がレセプタクルハウジング10に作用しても、レセプタクルハウジング10は、補助金具11によって効果的に基板近接方向側に押さえ付けられることになる。
(電線対基板コネクタ1の嵌合作業)
次に、プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6に嵌合させる作業について説明する。プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6に嵌合させるには、先ず、図1に示すように、プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6の抜去方向側に位置決めした上で、プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6に向かって前進させる。すると、図2及び図3に示すように、プラグコネクタ4の一対のロック片17がレセプタクルコネクタ6をコネクタ幅方向で抱え込むことで、プラグコネクタ4はレセプタクルコネクタ6に固定される。
具体的には、プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6に向かって前進させると、図4に示すロック片17の爪部21の傾斜ガイド面22が図17に示す前方L字部38のガイド傾斜面55に接触する。この接触により傾斜ガイド面22は、ガイド傾斜面55からコネクタ幅反中央方向の力を受け、ロック片17の回転を伴いつつ、コネクタ幅反中央方向へ弾性変位する。プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6に向かって更に前進させると、図4に示すロック片17の爪部21は、ロック片17の弾性復元力により、側壁32の金具保持部36に向かってコネクタ幅中央方向に押さえ付けられながら嵌合方向へ進むことになる。このとき、金具保持部36を構成する後方L字部37と前方L字部38との間の切れ目g(図8参照)が、補助金具11の切れ目埋め部65によって埋められて消失しているので、以下の問題が解決される。即ち、金具保持部36を構成する後方L字部37と前方L字部38との間の切れ目gが残存していると、ロック片17の爪部21が、ロック片17の弾性復元力により、切れ目g内に嵌ってしまい、この嵌った時の感触で、作業者は、プラグコネクタ4がレセプタクルコネクタ6に嵌合したものと勘違いして、プラグコネクタ4とレセプタクルコネクタ6との不確実な嵌合を招く問題が発生する。しかしながら、本実施形態では、金具保持部36を構成する後方L字部37と前方L字部38との間の切れ目gが切れ目埋め部65によって埋められているので、各ロック片17の爪部21が嵌合方向にスムーズに進むことができるようになる。そして、各ロック片17の爪部21が嵌合方向に進むに際し特段の違和感がないので、プラグコネクタ4とレセプタクルコネクタ6との不確実な嵌合が回避される。
また、本実施形態では、図17に示すように、補助金具11は、切れ目g(図8参照)を跨ぐように延びる橋渡しガイド部64を更に有している。従って、ロック片17の爪部21は、切れ目gを跨ぐ際に、橋渡しガイド部64上をスライドして嵌合方向に進むことができる。この結果、プラグコネクタ4とレセプタクルコネクタ6との不確実な嵌合が一層回避されることになる。
図19には、ロック片17の爪部21のロック面23が、金具保持部36の後方L字部37の後方L字基部40の背面40aに引っ掛かっている様子を示している。
(電線対基板コネクタ1の抜去作業)
次に、プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6から抜去する作業を説明する。プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6から抜去するには、図19の状態で、爪部21がコネクタ幅反中央方向へ弾性変位するようにロック片17を回転させて、爪部21が後方L字部37に引っ掛かっている状態を解消させた上で、プラグコネクタ4を抜去方向に引き抜けばよい。
以上に本願発明の第1実施形態を説明したが、上記第1実施形態の特長は以下の通りである。
(1)電線対基板コネクタ1は、電線2を保持するプラグハウジング8を有するプラグコネクタ4と、電線2に対応するレセプタクルコンタクト9と、レセプタクルコンタクト9を保持するレセプタクルハウジング10と、を有し、基板3のコネクタ搭載面5に搭載されるレセプタクルコネクタ6と、を備える。プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6へ嵌合させることで、電線2がレセプタクルコンタクト9と導通する。プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6へ嵌合させる方向としての嵌合方向は、基板3のコネクタ搭載面5に対して平行である。プラグハウジング8には、嵌合方向に延びる一対のロック片17が形成されている。各ロック片17は、嵌合方向に延びるアーム部20と、アーム部20の嵌合方向の先端部20aに形成された爪部21と、を有して構成されている。プラグコネクタ4は、プラグコネクタ4の一対のロック片17がレセプタクルコネクタ6を抱え込むことでレセプタクルコネクタ6に固定されるように構成されている。レセプタクルコネクタ6は、レセプタクルハウジング10を基板3のコネクタ搭載面5に固定させるための補助金具11を有する。レセプタクルハウジング10の側壁32には、補助金具11をレセプタクルハウジング10に取り付けるための基板3のコネクタ搭載面5に対して直交する方向に延びる切れ目gが形成されている。補助金具11は、切れ目gを埋める切れ目埋め部65を有している。以上の構成によれば、切れ目gが埋められているので、各ロック片17の爪部21が嵌合方向にスムーズに進むことができるようになる。そして、各ロック片17の爪部21が嵌合方向に進むに際し特段の違和感がないので、プラグコネクタ4とレセプタクルコネクタ6との不確実な嵌合が回避される。
(2、9、11)補助金具11は、切れ目埋め部65と、レセプタクルハウジング10の側壁32内に保持されるハウジング被保持部60と、基板3のコネクタ搭載面5に固定される基板被固定部61と、ハウジング被保持部60と基板被固定部61とを連結する連結部62と、を有する。レセプタクルハウジング10の側壁32の切れ目gは、補助金具11をレセプタクルハウジング10の側壁32に取り付ける際に、連結部62が通過するものである。
(3)補助金具11は、ハウジング被保持部60の抜去方向(嵌合方向と反対の方向としての反嵌合方向)側の端部に接続すると共に折り返されて形成される第1折り返し部63を有する。切れ目埋め部65は、第1折り返し部63を介してハウジング被保持部60に保持されている。
(5、8)補助金具11は、第1折り返し部63に接続すると共に、切れ目gを跨ぐように嵌合方向に延びる橋渡しガイド部64を更に有する。以上の構成によれば、各ロック片17の爪部21が嵌合方向に一層スムーズに進むことができるようになる。
(7)切れ目埋め部65は、橋渡しガイド部64に接続している。
以上に第1実施形態を説明したが、上記の第1実施形態は例えば以下のように変更できる。
図11に示すように、上記第1実施形態において、切れ目埋め部65は、ハウジング被保持部60によって保持されることとしたが、これに代えて、基板被固定部61によって保持されるようにしてもよい。
また、図19に示すように、上記第1実施形態において、ロック片17の爪部21は、レセプタクルハウジング10の側壁32の金具保持部36に引っ掛かることとしたが、これに代えて、ロック片17の爪部21は、補助金具11に引っ掛かるようにしてもよい。
(第2実施形態)
次に、図20及び図21を参照しつつ、本願発明の第2実施形態を説明する。ここでは、本実施形態が上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する説明は適宜省略する。また、上記第1実施形態の各構成要素に対応する構成要素には原則として同一の符号を付すこととする。
側壁32は、前面32aを有している。前面32aは、抜去方向を向き、コネクタ脱着方向に対して直交する平面である。本実施形態では、図21に示すように、補助金具11の第1折り返し部63がレセプタクルハウジング10の側壁32の前面32aよりも抜去方向側に突出している。以上の構成によれば、第1折り返し部63が、プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6に嵌合する際に二点鎖線で示す爪部21をコネクタ幅反中央方向へと押し退けるガイドとして機能することになる。
以上に本願発明の第2実施形態を説明したが、第2実施形態は、以下の特長を有している。
(4)第1折り返し部63は、レセプタクルハウジング10の側壁32よりも抜去方向側に突出している。以上の構成によれば、第1折り返し部63が、プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6に嵌合する際に爪部21を外側へと押し退けるガイドとして機能することになる。
(第3実施形態)
次に、図22〜図31を参照しつつ、本願発明の第3実施形態を説明する。ここでは、本実施形態が上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する説明は適宜省略する。また、上記第1実施形態の各構成要素に対応する構成要素には原則として同一の符号を付すこととする。
上記第1実施形態では、図8に示すように、後方L字先端部41に、基板離間方向及び抜去方向、コネクタ幅反中央方向に開口する窪み42を形成している。しかし、これに代えて、本実施形態では、図25及び図26に示すように、後方L字先端部41には、基板離間方向及びコネクタ脱着方向、コネクタ幅反中央方向に開口する窪み80が形成されている。窪み80は、後方L字先端部41の基板離間方向側及びコネクタ幅反中央方向側に形成されている。後方L字先端部41は、後方切れ目形成面43、橋渡しガイド受け面81、橋渡しガイド抑え面82を有している。後方切れ目形成面43は、後方L字先端部41の抜去方向側の先端の平面である。後方切れ目形成面43は、コネクタ脱着方向に対して直交している。橋渡しガイド受け面81は、窪み80の基板近接方向側を区画する平面である。橋渡しガイド受け面81は、基板直交方向に対して直交している。橋渡しガイド抑え面82は、窪み80のコネクタ幅中央方向側を区画する平面である。橋渡しガイド抑え面82は、コネクタ幅方向に対して直交している。
また、本実施形態では、図27に示すように、後方L字基部40に、基板離間方向及び嵌合方向に開口する引っ掛け部挿入溝83が形成されている。引っ掛け部挿入溝83は、後方L字基部40の基板離間方向側及び嵌合方向側、コネクタ幅中央方向側に形成されている。後方L字基部40は、引っ掛け部受け面84を有している。引っ掛け部受け面84は、引っ掛け部挿入溝83の基板近接方向側を区画する平面である。引っ掛け部受け面84は、基板直交方向に対して直交している。側壁本体35の側面35aは、引っ掛け部挿入溝83のコネクタ幅中央方向側を区画している。
次に、図28及び図29を参照して、補助金具11を説明する。
本実施形態の補助金具11は、上記第1実施形態のようにハウジング被保持部60及び基板被固定部61、連結部62、第1折り返し部63、橋渡しガイド部64を備えている。補助金具11は、更に、第2折り返し部85と引っ掛け部86を有している。
第2折り返し部85は、橋渡しガイド部64の嵌合方向側の端部に接続すると共に、コネクタ幅中央方向側に180度、折り返されて形成される部分である。第2折り返し部85は、湾曲して形成されている。第2折り返し部85は、基板近接方向を向く下面85aを有している。
引っ掛け部86は、第2折り返し部85のコネクタ幅中央方向側の端部に接続すると共に、抜去方向に延びる部分である。引っ掛け部86は、基板近接方向を向く下面86aを有している。
(レセプタクルコネクタ6の組立方法)
次に、レセプタクルコネクタ6の組立方法を説明する。図30及び図31には、レセプタクルコネクタ6の組立が完了した状態を示しているので適宜に参照されたい。
図28に示す補助金具11を、図25に示す金具保持部36の基板離間方向側に位置決めした上で、補助金具11を金具保持部36に向かって基板近接方向に降下させる。すると、図28に示す補助金具11の連結部62が図25に示す切れ目g内に進入すると共に、図28に示すハウジング被保持部60の被圧入部66が図25に示す前方L字部38の前方L字基部50と図26に示す肩部39との間に圧入される。
補助金具11を金具保持部36に向かって基板近接方向に継続して降下させると、やがて、上述した(a)〜(d)に加え、(f)同時に、図28に示す橋渡しガイド部64の後方下面64bが図25に示す後方L字部37の後方L字先端部41の橋渡しガイド受け面81に着座する。(g)同時に、図28に示す引っ掛け部86の下面86aが、図27に示す引っ掛け部挿入溝83の引っ掛け部受け面84に着座する。このとき、図28に示す引っ掛け部86は、図27に示す引っ掛け部挿入溝83内に収容されることになる。以上により、レセプタクルコネクタ6の組立作業が完了する。この状態で、図28に示す橋渡しガイド部64は、図27に示す後方L字部37の後方L字先端部41の橋渡しガイド抑え面82に対向している。この橋渡しガイド抑え面82の存在により、図28に示す橋渡しガイド部64のコネクタ幅中央方向への弾性変形は禁止されることになる。また、図28に示す引っ掛け部86が図27に示す引っ掛け部挿入溝83内に収容されることで、図28に示す橋渡しガイド部64のコネクタ幅反中央方向への弾性変形が禁止されることになる。
(電線対基板コネクタ1の抜去作業)
次に、プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6から抜去する作業を説明する。プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6から抜去するには、爪部21がコネクタ幅反中央方向へ弾性変位するようにロック片17を回転させた上で(図19を併せて参照)、プラグコネクタ4を抜去方向に引き抜けばよい。このとき、橋渡しガイド部64のコネクタ幅反中央方向への弾性変形が禁止されているので、以下の問題が解決される。即ち、橋渡しガイド部64のコネクタ幅反中央方向への弾性変形が禁止されていないと、爪部21をコネクタ幅反中央方向へ弾性変位させる際に、爪部21が第2折り返し部85をコネクタ幅反中央方向へ同時に引っ張ってしまい、爪部21の第2折り返し部85に対する引っ掛かりがなかなか解除されないという問題が生じる。これに対し、橋渡しガイド部64のコネクタ幅反中央方向への弾性変形が禁止されているので、爪部21がコネクタ幅反中央方向へ弾性変位すると、爪部21の第2折り返し部85に対する引っ掛かりが速やかに解除されることになる。
以上に本願発明の第3実施形態を説明したが、第3実施形態は、以下の特長を有している。
(6)補助金具11は、橋渡しガイド部64の嵌合方向側の端部に接続すると共に、折り返されて形成される第2折り返し部85と、第2折り返し部85に接続すると共に、抜去方向に延びる引っ掛け部86と、を有する。レセプタクルハウジング10の側壁32には、補助金具11の引っ掛け部86が挿入される引っ掛け部挿入溝83が形成されている。以上の構成によれば、橋渡しガイド部64のコネクタ幅反中央方向への弾性変形を防止することができる。
以上に本願発明の第3実施形態を説明したが、上記第3実施形態は以下のように変更できる。
即ち、上記第2実施形態のように、第1折り返し部63をレセプタクルハウジング10よりも抜去方向へ突出させることとしてもよい。
(第4実施形態)
次に、図32〜39を参照しつつ、本願発明の第4実施形態を説明する。ここでは、本実施形態が上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する説明は適宜省略する。また、上記第1実施形態の各構成要素に対応する構成要素には原則として同一の符号を付すこととする。
上記第1実施形態では、図8に示すように、前方L字基部50は、側面35aの抜去方向側の端部であって基板近接方向寄りの部分に接続し、コネクタ幅反中央方向に突出する角柱体であるとした。これに対し、本実施形態において前方L字基部50は、図34に示すように、側面35aの抜去方向側の端部よりも若干嵌合方向寄りの部分であって、基板近接方向寄りの部分に接続し、コネクタ幅反中央方向に突出する角柱体である。また、本実施形態における前方L字基部50の突出長さは、上記第1実施形態の前方L字基部50の突出長さの略半分である。本実施形態において前方L字先端部51は、コネクタ幅反中央方向を向く切れ目カバー抑え面90を有している。
また、上記第1実施形態において後方L字部37の後方L字先端部41には、図8に示すように、基板離間方向及び抜去方向、コネクタ幅反中央方向に開口する窪み42が形成されているとした。これに対して、本実施形態において後方L字部37の後方L字先端部41には、図34に示すように、基板直交方向及び抜去方向、コネクタ幅反中央方向に開口する窪み91が形成されている。即ち、窪み91は、後方L字先端部41の抜去方向側及びコネクタ幅反中央方向側に形成されている。後方L字先端部41は、後方切れ目形成面43、切れ目カバー抑え面92を有している。切れ目カバー抑え面92は、窪み91のコネクタ幅中央方向側を区画する平面である。切れ目カバー抑え面92は、コネクタ幅方向に対して直交している。
次に、図36及び図37を参照して、補助金具11を説明する。
本実施形態における補助金具11は、ハウジング被保持部60と基板被固定部61、連結部62、第1折り返し部93、切れ目カバー部94を有して構成されている。一方、補助金具11は、図11に示す切れ目埋め部65を有していない。
第1折り返し部93は、ハウジング被保持部60の抜去方向側の端部に接続すると共に、コネクタ幅反中央方向側に180度、折り返されて形成される部分である。詳しくは、第1折り返し部93は、ハウジング被保持部60の前方肩部67の抜去方向側の端部に接続している。第1折り返し部93は、湾曲して形成されている。本実施形態の第1折り返し部93は、上記第1実施形態の第1折り返し部63(図11を併せて参照)と比較して、基板直交方向のサイズが大きい。
切れ目カバー部94は、第1折り返し部93のコネクタ幅反中央方向側の端部に接続すると共に、切れ目g(図8を併せて参照)を覆い隠すように嵌合方向に延びる部分である。
(レセプタクルコネクタ6の組立方法)
次に、レセプタクルコネクタ6の組立方法を説明する。図38及び図39には、レセプタクルコネクタ6の組立が完了した状態を示しているので適宜に参照されたい。
図36に示す補助金具11を、図34に示す金具保持部36の基板離間方向側に位置決めした上で、補助金具11を金具保持部36に向かって基板近接方向に降下させる。すると、図36に示す補助金具11の連結部62が図34に示す切れ目g内に進入すると共に、図36に示すハウジング被保持部60の被圧入部66が図34に示す前方L字部38の前方L字基部50と図35に示す肩部39との間に圧入される。
補助金具11を金具保持部36に向かって基板近接方向に継続して降下させると、やがて、上述した(a)及び(b)の着座が行われる。このとき、図39に示す切れ目カバー部94は、切れ目gを完全に覆い隠している。以上により、レセプタクルコネクタ6の組立作業が完了する。この切れ目カバー部94の存在により、以下の問題が解決される。即ち、金具保持部36を構成する後方L字部37と前方L字部38との間の切れ目gが残存していると、ロック片17の爪部21が、ロック片17の弾性復元力により、切れ目g内に嵌ってしまい、この嵌った時の感触で、作業者は、プラグコネクタ4がレセプタクルコネクタ6に嵌合したものと勘違いして、プラグコネクタ4とレセプタクルコネクタ6との不確実な嵌合を招く問題が発生する。しかしながら、本実施形態では、金具保持部36を構成する後方L字部37と前方L字部38との間の切れ目gが切れ目カバー部94によって覆い隠されているので、各ロック片17の爪部21が嵌合方向にスムーズに進むことができるようになる。そして、各ロック片17の爪部21が嵌合方向に進むに際し特段の違和感がないので、プラグコネクタ4とレセプタクルコネクタ6との不確実な嵌合が回避される。
(10)電線対基板コネクタ1は、電線2を保持するプラグハウジング8を有するプラグコネクタ4と、電線2に対応するレセプタクルコンタクト9と、レセプタクルコンタクト9を保持するレセプタクルハウジング10と、を有し、基板3のコネクタ搭載面5に搭載されるレセプタクルコネクタ6と、を備える。プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6へ嵌合させることで、電線2がレセプタクルコンタクト9と導通する。プラグコネクタ4をレセプタクルコネクタ6へ嵌合させる方向としての嵌合方向は、基板3のコネクタ搭載面5に対して平行である。プラグハウジング8には、嵌合方向に延びる一対のロック片17が形成されている。各ロック片17は、嵌合方向に延びるアーム部20と、アーム部20の嵌合方向の先端部20aに形成された爪部21と、を有して構成されている。プラグコネクタ4は、プラグコネクタ4の一対のロック片17がレセプタクルコネクタ6を抱え込むことでレセプタクルコネクタ6に固定されるように構成されている。レセプタクルコネクタ6は、レセプタクルハウジング10を基板3のコネクタ搭載面5に固定させるための補助金具11を有する。レセプタクルハウジング10の側壁32には、補助金具11をレセプタクルハウジング10に取り付けるための基板3のコネクタ搭載面5に対して直交する方向に延びる切れ目gが形成されている。補助金具11は、切れ目gを覆い隠す切れ目カバー部94を更に有する。以上の構成によれば、各ロック片17の爪部21が嵌合方向にスムーズに進むことができるようになる。従って、各ロック片17の爪部21が嵌合方向に進むに際し特段の違和感が抑制されるので、プラグコネクタ4とレセプタクルコネクタ6との不確実な嵌合が回避される。
以上に本願発明の第4実施形態を説明したが、上記第4実施形態は、以下のように変更できる。
即ち、上記第2実施形態のように、第1折り返し部93をレセプタクルハウジング10よりも抜去方向へ突出させることとしてもよい。
また、上記第3実施形態の第2折り返し部85と引っ掛け部86は、合理的な範囲内で、本実施形態の補助金具11に適用してもよい。
また、図39において、補助金具11の切れ目カバー部94と後方L字部37との間のコネクタ脱着方向における隙間の延びる方向は、基板直交方向に対して傾斜していることが好ましい。この場合、各ロック片17の爪部21が嵌合方向に一層スムーズに進むことができるようになる。
1 電線対基板コネクタ
2 電線
3 基板
4 プラグコネクタ
5 コネクタ搭載面
6 レセプタクルコネクタ
7 プラグコンタクト
8 プラグハウジング
9 レセプタクルコンタクト
10 レセプタクルハウジング
11 補助金具
12 表面実装型LEDチップ
15 プラグコンタクト収容部
16 レセプタクルハウジング被挿入部
17 ロック片
18 ロック片連結部
19 プラグコンタクト収容室
20 アーム部
20a 先端部
20b 中途部
21 爪部
22 傾斜ガイド面
23 ロック面
30 天板
30a 上面
31 底板
31a 下面
32 側壁
32a 前面
33 背板
34 プラグ挿入孔
35 側壁本体
35a 側面
36 金具保持部
37 後方L字部
38 前方L字部
39 肩部
40 後方L字基部
40a 背面
41 後方L字先端部
42 窪み
43 後方切れ目形成面
44 橋渡しガイド受け面
45 橋渡しガイド抑え面
50 前方L字基部
51 前方L字先端部
52 上面
53 上面
54 前方切れ目形成面
55 ガイド傾斜面
56 上面
57 ハンダ避け窪み
60 ハウジング被保持部
61 基板被固定部
62 連結部
63 第1折り返し部
63a 下面
64 橋渡しガイド部
64a 前方下面
64b 後方下面
65 切れ目埋め部
66 被圧入部
67 前方肩部
67a 座面
68 後方肩部
68a 座面
70 U字部
71 基板接続脚部
80 窪み
81 橋渡しガイド受け面
82 橋渡しガイド抑え面
83 引っ掛け部挿入溝
84 引っ掛け部受け面
85 第2折り返し部
85a 下面
86 引っ掛け部
86a 下面
90 切れ目カバー抑え面
91 窪み
92 切れ目カバー抑え面
93 第1折り返し部
94 切れ目カバー部
g 切れ目

Claims (11)

  1. 電線を保持するプラグハウジングを有するプラグコネクタと、
    前記電線に対応するレセプタクルコンタクトと、前記レセプタクルコンタクトを保持するレセプタクルハウジングと、を有し、基板のコネクタ搭載面に搭載されるレセプタクルコネクタと、
    を備え、
    前記プラグコネクタを前記レセプタクルコネクタへ嵌合させることで、前記電線が前記レセプタクルコンタクトと導通する、電線対基板コネクタであって、
    前記プラグコネクタを前記レセプタクルコネクタへ嵌合させる方向としての嵌合方向は、前記基板の前記コネクタ搭載面に対して平行であり、
    前記プラグハウジングには、前記嵌合方向に延びる一対のロック片が形成されており、
    各ロック片は、前記嵌合方向に延びるアーム部と、前記アーム部の前記嵌合方向の先端部に形成された爪部と、を有して構成されており、
    前記プラグコネクタは、前記プラグコネクタの前記一対のロック片が前記レセプタクルコネクタを抱え込むことで前記レセプタクルコネクタに固定されるように構成されており、
    前記レセプタクルコネクタは、前記レセプタクルハウジングを前記基板の前記コネクタ搭載面に固定させるための補助金具を有し、
    前記レセプタクルハウジングの側壁には、前記補助金具を前記レセプタクルハウジングに取り付けるための、前記基板の前記コネクタ搭載面に対して直交する方向に延びる切れ目が形成されており、
    前記補助金具は、前記切れ目を埋める切れ目埋め部を有している、
    電線対基板コネクタ。
  2. 請求項1に記載の電線対基板コネクタであって、
    前記補助金具は、
    前記切れ目埋め部と、
    前記レセプタクルハウジングの前記側壁内に保持されるハウジング被保持部と、
    前記基板の前記コネクタ搭載面に固定される基板被固定部と、
    前記ハウジング被保持部と前記基板被固定部とを連結する連結部と、
    を有し、
    前記レセプタクルハウジングの前記側壁の前記切れ目は、前記補助金具を前記レセプタクルハウジングの前記側壁に取り付ける際に、前記連結部が通過するものである、
    電線対基板コネクタ。
  3. 請求項2に記載の電線対基板コネクタであって、
    前記補助金具は、前記ハウジング被保持部の前記嵌合方向と反対の方向としての反嵌合方向側の端部に接続すると共に折り返されて形成される第1折り返し部を有し、
    前記折り目消失部は、前記第1折り返し部を介して前記ハウジング被保持部に保持されている、
    電線対基板コネクタ。
  4. 請求項3に記載の電線対基板コネクタであって、
    前記第1折り返し部は、前記レセプタクルハウジングの前記側壁よりも前記反嵌合方向側に突出している、
    電線対基板コネクタ。
  5. 請求項3又は4に記載の電線対基板コネクタであって、
    前記補助金具は、前記第1折り返し部に接続すると共に、前記切れ目を跨ぐように前記嵌合方向に延びる橋渡しガイド部を更に有する、
    電線対基板コネクタ。
  6. 請求項5に記載の電線対基板コネクタであって、
    前記補助金具は、
    前記橋渡しガイド部の前記嵌合方向側の端部に接続すると共に、折り返されて形成される第2折り返し部と、
    前記第2折り返し部に接続すると共に、前記反嵌合方向に延びる引っ掛け部と、
    を有し、
    前記レセプタクルハウジングの前記側壁には、前記補助金具の前記引っ掛け部が挿入される引っ掛け部挿入溝が形成されている、
    電線対基板コネクタ。
  7. 請求項5又は6に記載の電線対基板コネクタであって、
    前記折り目消失部は、前記橋渡しガイド部に接続している、
    電線対基板コネクタ。
  8. 電線を保持するプラグハウジングを有するプラグコネクタと、
    前記電線に対応するレセプタクルコンタクトと、前記レセプタクルコンタクトを保持するレセプタクルハウジングと、を有し、基板のコネクタ搭載面に搭載されるレセプタクルコネクタと、
    を備え、
    前記プラグコネクタを前記レセプタクルコネクタへ嵌合させることで、前記電線が前記レセプタクルコンタクトと導通する、電線対基板コネクタであって、
    前記プラグコネクタを前記レセプタクルコネクタへ嵌合させる方向としての嵌合方向は、前記基板の前記コネクタ搭載面に対して平行であり、
    前記プラグハウジングには、前記嵌合方向に延びる一対のロック片が形成されており、
    各ロック片は、前記嵌合方向に延びるアーム部と、前記アーム部の前記嵌合方向の先端部に形成された爪部と、を有して構成されており、
    前記プラグコネクタは、前記プラグコネクタの前記一対のロック片が前記レセプタクルコネクタを抱え込むことで前記レセプタクルコネクタに固定されるように構成されており、
    前記レセプタクルコネクタは、前記レセプタクルハウジングを前記基板の前記コネクタ搭載面に固定させるための補助金具を有し、
    前記レセプタクルハウジングの側壁には、前記補助金具を前記レセプタクルハウジングに取り付けるための、前記基板の前記コネクタ搭載面に対して直交する方向に延びる切れ目が形成されており、
    前記補助金具は、前記切れ目を跨ぐように延びる橋渡し部を更に有する、
    電線対基板コネクタ。
  9. 請求項8に記載の電線対基板コネクタであって、
    前記補助金具は、
    前記橋渡し部と、
    前記レセプタクルハウジングの前記側壁内に保持されるハウジング被保持部と、
    前記基板の前記コネクタ搭載面に固定される基板被固定部と、
    前記ハウジング被保持部と前記基板被固定部とを連結する連結部と、
    を有し、
    前記レセプタクルハウジングの前記側壁の前記切れ目は、前記補助金具を前記レセプタクルハウジングの前記側壁に取り付ける際に、前記連結部が通過するものである、
    電線対基板コネクタ。
  10. 電線を保持するプラグハウジングを有するプラグコネクタと、
    前記電線に対応するレセプタクルコンタクトと、前記レセプタクルコンタクトを保持するレセプタクルハウジングと、を有し、基板のコネクタ搭載面に搭載されるレセプタクルコネクタと、
    を備え、
    前記プラグコネクタを前記レセプタクルコネクタへ嵌合させることで、前記電線が前記レセプタクルコンタクトと導通する、電線対基板コネクタであって、
    前記プラグコネクタを前記レセプタクルコネクタへ嵌合させる方向としての嵌合方向は、前記基板の前記コネクタ搭載面に対して平行であり、
    前記プラグハウジングには、前記嵌合方向に延びる一対のロック片が形成されており、
    各ロック片は、前記嵌合方向に延びるアーム部と、前記アーム部の前記嵌合方向の先端部に形成された爪部と、を有して構成されており、
    前記プラグコネクタは、前記プラグコネクタの前記一対のロック片が前記レセプタクルコネクタを抱え込むことで前記レセプタクルコネクタに固定されるように構成されており、
    前記レセプタクルコネクタは、前記レセプタクルハウジングを前記基板の前記コネクタ搭載面に固定させるための補助金具を有し、
    前記レセプタクルハウジングの側壁には、前記補助金具を前記レセプタクルハウジングに取り付けるための、前記基板の前記コネクタ搭載面に対して直交する方向に延びる切れ目が形成されており、
    前記補助金具は、前記切れ目を覆い隠す切れ目カバー部を更に有する、
    電線対基板コネクタ。
  11. 請求項10に記載の電線対基板コネクタであって、
    前記補助金具は、
    前記切れ目カバー部と、
    前記レセプタクルハウジングの前記側壁内に保持されるハウジング被保持部と、
    前記基板の前記コネクタ搭載面に固定される基板被固定部と、
    前記ハウジング被保持部と前記基板被固定部とを連結する連結部と、
    を有し、
    前記レセプタクルハウジングの前記側壁の前記切れ目は、前記補助金具を前記レセプタクルハウジングの前記側壁に取り付ける際に、前記連結部が通過するものである、
    電線対基板コネクタ。
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