JP2015022968A - コネクタ - Google Patents

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英彦 岩澤
拓久 岩本
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Abstract

【課題】電線の不導通発生を低減できると共にハウジングへの電線取付けが容易となり、更に、カバーの中途嵌合を目視にて容易に検知することができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ11は、ハウジング13と、一端側に相手側コネクタの相手端子と電気的に接触する電気接触部41を有するとともに他端側に電線29の端末部29aが圧着される圧着部45を有してハウジング13に圧入保持される端子15と、ハウジング13に形成されて端末部29aを線径方向から挟持する電線挿入溝39と、ハウジング13に着脱自在に取り付けられて電線挿入溝39に挟持された端末部29aを覆うカバー17と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関する。
コネクタは、雌雄コネクタのハウジング同士を互いに嵌合した状態において、それぞれのハウジングに保持された端子の接触部同士が接触することにより両コネクタ同士の間での信号や電力の伝送を可能にしている(例えば、特許文献1等参照)。
図8に示すこのコネクタ501は、自動車の自動変速機に備えられる電磁ソレノイドに電力を供給する電力供給線の中継部に使用されるものであり、互いに嵌合して用いられる雄雌コネクタのうちの雄コネクタである。コネクタ501は、ハウジング503と、ハウジング503に保持された二つの端子505と、ハウジング503に着脱自在に取り付けられるカバー部材507とを有し、二つの端子505に二本の電線509(電力供給線)が取り付けられる構成となっている。ハウジング503は、これら端子505を金型に2つ並べた状態で電気絶縁性の樹脂を注入することにより(いわゆるインサートモールドにより)、2つの端子505と一体に成形される。
端子505は、垂直方向に延びた接触部511と、水平方向に延びたリード部513とを有する。リード部513の端部には、電線509の芯線515が圧着される圧着部517が設けられる。圧着部517は、芯線515が挿入された状態で上下方向から押圧力を加える(プレスする)ことにより、芯線515に外方から密着するようにして結合される。カバー部材507は、樹脂成形されており、二本の電線509が貫通され、且つこれら電線509が互いに平行な姿勢に保持される二つの電線貫通孔519を有している。
端子505に電線509を取り付けるには、先ずハウジング503とカバー部材507とが分離した状態において、それぞれの電線509をカバー部材507の電線貫通孔519に挿入取り付けした後、芯線515を端子505の圧着部517に挿入する。この状態で圧着部517を図8の上下方向からプレスすれば、芯線515が圧着部内に圧着される。二本の電線509がそれぞれ対応する端子505に取り付けられたら、カバー部材507が移動されてハウジング503に取り付けられる。
このコネクタ501によれば、カバー部材507がハウジング503に対して着脱自在であるので、電線509の芯線515が端子505に取り付けられる直前まで圧着部517をカバー部材507により覆っておくことができ、圧着部517へのごみや埃等の付着を効果的に防止することができる。その上、芯線515は圧着により端子505に取り付けられるので、溶接や蝋付け等により芯線を端子に取り付けていた従来と比べて芯線515の端子505への取り付け作業が簡易化され、製造コストを安価にすることができる。
特開2004−327209号公報
しかしながら、上述した従来のコネクタ501は、電線509がカバー部材507の電線貫通孔519に挿通されているのみである。そして、ハーネス組付け作業時には、電線509を持ちながら圧着、コネクタ501へのカバー嵌め、ブラケット等への固定を実施しており、常に電線509から圧着部517へ外力が加わっている状態である。更に、車輌振動等により電線509から伝わる外力も圧着部517へ加わりやすい。このため、上記コネクタ501に接続された電線509は、芯線切れによる不導通の可能性があった。
また、ハウジング503への電線509の取付け時には、ハウジング503に一体成形された二連の端子505に電線509の芯線515を同時に圧着しなければならず、圧着作業に作業者の熟練を要し、生産性がよくないという問題がある。
更に、カバー部材507の取り付け状態は、図9に示すコネクタ上面からの目視により、ハウジング503とカバー部材507の合わせ面521よりカバー部材507が後方(図9の下方)に飛び出した場合は中途嵌合と確認できるが、カバー部材507とハウジング503との間にガタつきがあるため、カバー部材507の中途嵌合検知が判別しにくいという問題があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、電線の不導通発生を低減できると共にハウジングへの電線取付けが容易となり、更に、カバーの中途嵌合を目視にて容易に検知することができるコネクタを提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) ハウジングと、一端側に相手側コネクタの相手端子と電気的に接触する電気接触部を有するとともに他端側に電線の端末部が電気的に接続される電線接続部を有して前記ハウジングに圧入保持される端子と、前記ハウジングに形成されて前記端末部を線径方向から挟持する電線挿入溝と、前記ハウジングに着脱自在に取り付けられて前記電線挿入溝に挟持された前記端末部を覆うカバーと、を備えることを特徴とするコネクタ。
上記(1)の構成のコネクタによれば、電線接続部に電線の端末部が接続された端子は、電気接触部側がハウジングに圧入保持される。そこで、ハウジングへ電線を取付ける際、作業者は、予め電線の端末部に接続された端子の電気接触部をハウジングに圧入するという通常作業を行えばよく、ハウジングに一体成形された端子に電線の端末部を圧着するような熟練作業を必要としない。
また、ハウジングの電線挿入溝に端末部が挟持されてハウジングから導出された電線は、電線可動範囲が制限される。即ち、電線を伝って電線接続部に加わろうとする外力(引張り力や曲げ力)の少なくとも一部分が、電線挿入溝によってハウジング側に支持される。これにより、ハウジングに取付けられた端子の電線接続部には、電線からの外力が直接加わらなくなり、電線接続部の芯線切れ等による不導通を低減することができる。
(2) 上記(1)の構成のコネクタであって、前記ハウジングの側壁に突設されたロック突起と、前記カバーに突設されて前記ロック突起に係止されるロック穴が形成されたロックアームと、前記側壁に突設されて前記ロックアームの板厚分張り出したアーム保護壁と、を備えることを特徴とするコネクタ。
上記(2)の構成のコネクタによれば、ロックアームの板厚分の高さを有するアーム保護壁が、ロック突起が突設されたハウジングの側壁に突設される。ロックアームは、ロック穴がロック突起に係止された正規の係止位置では、アーム保護壁の突出先端と面一となる。即ち、アーム保護壁からロックアームが突出していれば、ロックアームが中途嵌合状態であることとなる。その結果、カバーの中途嵌合を容易に検知することができる。
(3) 上記(1)または(2)の構成のコネクタであって、前記カバーが、薄肉ヒンジ部を介して前記ハウジングに一体成形されていることを特徴とするコネクタ。
上記(3)の構成のコネクタによれば、ハウジングとカバーが単一の部品となるので、部品点数が少なくなり、部品管理が容易となる。
本発明に係るコネクタによれば、電線の不導通発生を低減できると共にハウジングへの電線取付けが容易となり、更に、カバーの中途嵌合を目視にて容易に検知することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の一実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。 (a)は図1のA−A断面図、(b)は(a)に示したカバーの装着途中状態を示す断面図である。 (a)は電線の端末部に接続された端子がハウジングに圧入された状態のコネクタを示す斜視図、(b)はハウジングにカバーを装着された状態のコネクタの斜視図である。 (a)はコネクタとブラケットの分解斜視図、(b)はブラケットに固定されたコネクタの斜視図である。 カバー装着後の電線の可動範囲を想像線で表した断面図である。 (a)はカバーの中途嵌合を説明するコネクタの平面図、(b)は(a)を矢印B方向から見た拡大矢視図である。 (a)はアーム保護壁が無い場合のロックアームの捲れを表す作用図、(b)はアーム保護壁によるロックアームの捲れ防止を説明する作用図である。 従来のコネクタの分解斜視図である。 図8に示したコネクタの平面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るコネクタ11は、例えば自動車の自動変速機に備えられる電磁ソレノイドに電力を供給する電力供給線の中継部に使用されるものであり、互いに嵌合して用いられる雄雌コネクタのうちの雄コネクタである。このコネクタ11は、ハウジング13と、端子15と、カバー17と、を備える。
ハウジング13は、絶縁性の合成樹脂材料により一体成形される。なお、本実施形態では、ハウジング13が薄肉ヒンジ部19を介してカバー17と一体に成形されているが、本発明のコネクタは、これに限らず、ハウジングとカバーとが別体に構成されてもよい。
ハウジング13は、本体部21が略直方体形状に形成され、本体部21の長手方向両側には一対の挿入板部23が起立して設けられている。一対の挿入板部23に挟まれる本体部21の中央部には、仕切板部25が起立して設けられている。一対の挿入板部23の内側には、一対の端子装着孔27が穿設されている。これら一対の端子装着孔27の間は、仕切板部25によって仕切られている。
本体部21の後方側(電線29が導出される側)には、下面が開口する箱状のホルダ部31がハウジング13の一部分として一体に連設されている。ホルダ部31の両側は側壁33となり、それぞれの側壁33の外面には、ロック突起35が突設されている。側壁33の後方側は、立ち壁37によって塞がれている。そこで、ホルダ部31は、本体部21と一対の側壁33と立ち壁37とに包囲されて下面が開口した箱状に形成されている。立ち壁37には、端子装着孔27に対応して一対の電線挿入溝39が形成されている。電線挿入溝39は、立ち壁37の下端面から上方に向かってU字状に切り欠き形成されている。この電線挿入溝39の溝幅は、端子15に接続される電線29の被覆外径と同一か、それよりも若干狭く形成されている。これにより、電線挿入溝39は、電線29の端末部29aを線径方向から挟持することができるように構成されている。
端子15は、一端側に相手側コネクタの相手端子(図示略)と電気的に接触する電気接触部41を有するとともに、他端側に電線29の端末部29aにおける芯線43が圧着されて電気的に接続される圧着部(電線接続部)45を有してハウジング13に圧入保持される。電気接触部41は、端子装着孔27に圧入されるように、端子装着孔27と同一か若干大きい断面形状を有する。端子15は、電気接触部41がハウジング13の端子装着孔27に圧入されることで、ハウジング13に対して高精度に位置決めされる。端子装着孔27に圧入される電気接触部41から垂直に曲げられた他端側に連設された圧着部45には、電気接触部41側から一対の芯線圧着片47と一対の被覆加締め片49とが連設されている。そして、一対の芯線圧着片47の間には、電線29の外被を剥くことで露出した芯線43が圧着され、一対の被覆加締め片49の間には、電線29が外被の外周側から加締められて固定される。
このようにして電線29の端末部29aに固定された端子15は、電気接触部41が、ハウジング13の端子装着孔27に下方より圧入される。ハウジング13に電気接触部41が圧入されたL字状の端子15は、圧着部45がホルダ部31の内方に位置し、電線29がホルダ部31から後方に導出される。ホルダ部31から導出される電線29は、ホルダ部31の立ち壁37に設けられた電線挿入溝39に端末部29aが線径方向から挟持されて外方へ導出される。電線挿入溝39は、従来の閉じた電線貫通孔519(図8参照)と異なり、開放された開口となるので、電線29の端末部29aを電線29の軸線と直交する方向から電線挿入溝39へ挿入できる。従って、端子15が圧着済みの電線29を電線挿入溝39へ挿入できる。これにより、コネクタ11は、ハウジング13にインサート成形されていない別体の端子15を使用可能にしている。
ハウジング13には、本体部21を挟んでホルダ部31と反対側に、カバー17が薄肉ヒンジ部19を介して接続されている。即ち、コネクタ11は、本体部21、ホルダ部31、及びカバー17が一体に成形されている。薄肉ヒンジ部19は、例えば薄肉の矩形板状に形成され、可撓性を高めるための肉抜き穴51(図1参照)が設けられている。
カバー17は、薄肉ヒンジ部19に接続された矩形状の基板部53からなる。基板部上面55には、一対のブラケット係止部57が突設される。ブラケット係止部57は、円周方向に分断された複数の起立可撓片59の一部に固定爪61が外側に設けられている。このブラケット係止部57は、ブラケット63(図4参照)に穿設されたコネクタ固定穴65に係止固定される。
基板部53の両側には、枠状のロックアーム67が基板部53と垂直に突設されている。ロックアーム67には、矩形状のロック穴69が形成される。ロックアーム67は、図2及び図3に示すように、薄肉ヒンジ部19によってカバー17が矢印C方向に回転され、基板部53がホルダ部31の下面を塞いで配置された位置で、ホルダ部31の側壁33に重なる。即ち、一対のロックアーム67は、ホルダ部31の両側壁33を両側から挟む。側壁33にそれぞれ重なったロックアーム67は、側壁33のロック突起35がロック穴69に進入して係止される。これにより、カバー17がハウジング13に固定された状態に装着される。カバー17の固定解除は、ロックアーム67が側壁33から離反する方向に弾性変形させられ、ロック突起35からロック穴69が外されることにより可能となる。
カバー17の基板部53には、薄肉ヒンジ部19を挟んで両側に、一対の係止爪71(図2参照)が形成されている。一方、ハウジング13のホルダ部31には、薄肉ヒンジ部19を挟んで両側に、係止爪71に対応して一対の係止爪固定部73が形成されている。図2(b)に示すように、カバー17は、薄肉ヒンジ部19を中心に回転される際、基板部53の係止爪71がハウジング13の係止爪固定部73に引っ掛けられて回転される。即ち、係止爪71及び係止爪固定部73は、カバー17が回転される際の支点となる。このように、カバー17は、係止爪71と係止爪固定部73が係止され、ロックアーム67がロック突起35にロックされることで、ハウジング13に着脱自在に取り付けられている。なお、本明細書中、「着脱自在」とは、カバー17とハウジング13が別体であること、または、カバー17とハウジング13が一体であることを問わない。
ハウジング13(ホルダ部31)のロック突起35が突設されたそれぞれの側壁33には、アーム保護壁75が突設されている。アーム保護壁75は、側壁33から外側へロックアーム67の板厚分張り出して形成されている。係止爪71及び係止爪固定部73を支点として回転されたカバー17は、ロックアーム67のロック穴69がロック突起35に係止されると、アーム保護壁75と本体部21との間に収まる。ロックアーム67は、ロック穴69がロック突起35に係止された正規のロック位置で、側壁33に密接する。側壁33に密接したロックアーム67は、アーム保護壁75の突出先端面と面一に配置される。即ち、コネクタ11を後方側(電線29の導出される側)から見た場合、ロックアーム67はアーム保護壁75に隠れることになる。換言すれば、アーム保護壁75から出っ張った状態のロックアーム67は、正規のロック位置となっていない(中途嵌合である)こととして、視認よる検知が容易となる。
次に、上記構成を有するコネクタ11の作用を説明する。
図1に示したように、本実施形態に係るコネクタ11によれば、圧着部45に電線29の末端部における芯線43が圧着された端子15は、電気接触部41がハウジング13に圧入保持される。そこで、ハウジング13へ電線29を取付ける際、作業者は、予め電線29の端末部29aに圧着部45が圧着接続された端子15の電気接触部41をハウジング13の端子装着孔27に圧入するという通常作業を行えばよく、ハウジング503に一体成形された端子505の圧着部517に電線509の芯線515を圧着する従来の圧着作業(図8参照)のような熟練作業を必要としない。
また、コネクタ11では、ハウジング13とカバー17が薄肉ヒンジ部19によって一体に成形でき、ハウジング13とカバー17が単一の部品となる。これにより、部品点数が少なくなり、部品管理が容易となる。
そして、端子15が圧入保持されたハウジング13に対して、図2に示す係止爪71及び係止爪固定部73を支点として、図3(a)に示すように、カバー17が矢印C方向に回転される。カバー17がホルダ部31の下面を塞ぐ位置まで回転されると、カバー17のロックアーム67がホルダ部31のロック突起35に係止され、カバー17がハウジング13に固定される。そこで、本体部21及びホルダ部31の下面は、カバー17によって塞がれる。即ち、カバー17は、ホルダ部31及びホルダ部31との間で、端子15の圧着部45を覆う。端子15との接続部分がカバー17によって覆われた電線29は、図3(b)に示すように、立ち壁37に形成された電線挿入溝39からハウジング13の外方へ導出される。
カバー17がハウジング13の下面に固定されることで、基板部53に設けられたブラケット係止部57がコネクタ11の下面に配置される。図4(a)に示すように、コネクタ11は、ブラケット63のコネクタ固定穴65に、ブラケット係止部57が一致するように配置されている。ブラケット係止部57がコネクタ固定穴65に挿入されて、ブラケット係止部57の固定爪61がコネクタ固定穴65の裏側に係止されることで、図4(b)に示すように、コネクタ11がブラケット63に固定される。
そして、ハウジング13の電線挿入溝39に端末部29aが挟持されてハウジング13から導出された電線29は、図5に示すように、電線可動範囲が制限される。即ち、電線29を伝って圧着部45に加わろうとする外力(引張り力や曲げ力)の少なくとも一部分が、電線挿入溝39によってハウジング13側に支持される。これにより、ハウジング13に取付けられた端子15の圧着部45には、電線29からの外力が直接加わらなくなり、圧着部45の芯線切れ等による不導通を低減することができる。
図6(a)に示すように、本実施形態に係るコネクタ11によれば、ロック突起35が突設されたハウジング13の側壁33に、ロックアーム67の板厚分の高さを有するアーム保護壁75が突設されている。ロックアーム67は、ロック穴69がロック突起35に係止された正規の係止位置では、アーム保護壁75の突出先端と面一となる。即ち、図6(b)に示すように、アーム保護壁75からロックアーム67が突出していれば、ロックアーム67が中途嵌合状態であることとなる。その結果、カバー17の中途嵌合を容易に検知することができる。
図7(a)はアーム保護壁75が無い場合のロックアーム67の捲れを表す作用図、(b)はアーム保護壁75によるロックアーム67の捲れ防止を説明する作用図である。
本実施形態に係るコネクタ11によれば、ハウジング13とロックアーム67との境は、図7(b)に示すように、ハウジング13の後端面側(電線導出面側)がアーム保護壁75によって覆われる。これにより、図7(a)に示したアーム保護壁75が無い場合のように、他の電線29がハウジング13の側壁33とロックアーム67との間に進入しなく(割り込めなく)なる。その結果、電線29等がロックアーム67を捲ることによるロックアーム67の係止解除、即ち、カバー外れが防止される。
従って、本実施形態に係るコネクタ11によれば、電線29の不導通発生を低減できると共にハウジング13への電線取付けが容易となり、更に、カバー17の中途嵌合を目視にて容易に検知することができる。
ここで、上述した本発明に係るコネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下に簡潔に纏めて列記する。
[1] ハウジング13と、一端側に相手側コネクタの相手端子と電気的に接触する電気接触部41を有するとともに他端側に電線29の端末部29aが電気的に接続される電線接続部(圧着部)45を有して前記ハウジング13に圧入保持される端子15と、前記ハウジング13に形成されて前記端末部29aを線径方向から挟持する電線挿入溝39と、前記ハウジング13に着脱自在に取り付けられて前記電線挿入溝39に挟持された前記端末部29aを覆うカバー17と、を備えることを特徴とするコネクタ11。
[2] 上記[1]の構成のコネクタ11であって、前記ハウジング13の側壁33に突設されたロック突起35と、前記カバー17に突設されて前記ロック突起35に係止されるロック穴69が形成されたロックアーム67と、前記側壁33に突設されて前記ロックアーム67の板厚分張り出したアーム保護壁75と、を備えることを特徴とするコネクタ11。
[3] 上記[1]または[2]の構成のコネクタ11であって、前記カバー17が、薄肉ヒンジ部19を介して前記ハウジング13に一体成形されていることを特徴とするコネクタ11。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
11…コネクタ
13…ハウジング
15…端子
17…カバー
19…薄肉ヒンジ部
29…電線
33…側壁
35…ロック突起
39…電線挿入溝
41…電気接触部
43…芯線
45…圧着部(電線接続部)
67…ロックアーム
69…ロック穴
75…アーム保護壁

Claims (3)

  1. ハウジングと、
    一端側に相手側コネクタの相手端子と電気的に接触する電気接触部を有するとともに他端側に電線の端末部が電気的に接続される電線接続部を有して前記ハウジングに圧入保持される端子と、
    前記ハウジングに形成されて前記端末部を線径方向から挟持する電線挿入溝と、
    前記ハウジングに着脱自在に取り付けられて前記電線挿入溝に挟持された前記端末部を覆うカバーと、
    を備えることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタであって、
    前記ハウジングの側壁に突設されたロック突起と、
    前記カバーに突設されて前記ロック突起に係止されるロック穴が形成されたロックアームと、
    前記側壁に突設されて前記ロックアームの板厚分張り出したアーム保護壁と、
    を備えることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコネクタであって、
    前記カバーが、薄肉ヒンジ部を介して前記ハウジングに一体成形されていることを特徴とするコネクタ。
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