JP6267892B2 - コネクタの一括シールド構造及び一括シールド方法 - Google Patents

コネクタの一括シールド構造及び一括シールド方法 Download PDF

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Description

本発明は、コネクタの一括シールド構造に関する。
装置側コネクタに対してハーネス側コネクタを接続するコネクタ構造において、電磁シールドを必要とするものがある。
図8(a)に示すように、例えば特許文献1に開示されているインバータユニット側コネクタ(装置側コネクタ)501は、樹脂モールドハウジング503、導電性ボディ505、及び導電性ボディ505を挟み込むように装着される導電性カバー507を備えている。このインバータユニット側コネクタ501は、図示しないインバータユニットに直付けされている。インバータユニット側コネクタ501には、ワイヤハーネス側シールドコネクタ(ハーネス側コネクタ)509が嵌合される。
図8(b)に示すように、ワイヤハーネス側シールドコネクタ509は、シールド機能を有するアウタケース511と、接続端子(図示略)を収容するハウジング513と、シールドシェル515と、シールドシェル515にネジ部材517の螺合により固定されるシェルホルダ519とから構成されている。
ワイヤハーネス側シールドコネクタ509は、インバータユニット側コネクタ501と嵌合接続された状態で、アウタケース511のシールドシェル接触面521が、インバータユニット側コネクタ501の導電性ボディ接触面523に突き当てられ、図示しない取付ボルトによりボルト締結されることにより、シールド接続が行われる。シールドシェル515の後端部からは、複数本のシールド電線525が導出されている。外周側に折り返されたシールド電線525の編組の外周には、シールドターミナル527が、編組と導通状態で加締めにより固定される。それぞれのシールド電線525に固定されたシールドターミナル527は、シールドシェル515にシェルホルダ519がネジ部材517の螺合により固定された状態で、表面がシールドシェル515とシェルホルダ519の内面に同時に挟まれる。それぞれのシールド電線525は、螺合されるネジ部材517の軸力により、シールドターミナル527がシールドシェル515に導通される。即ち、それぞれのシールド電線525がシールドシェル515に一括してアースされたワイヤハーネス側シールドコネクタ509は、インバータユニット側コネクタ501に嵌合接続され、ボルト締結されることで、インバータユニット側コネクタ501に対して一括シールド接続される。
特開2007−115428号公報
しかしながら、上述したワイヤハーネス側シールドコネクタ509の一括シールド構造では、シールドシェル515にホルダ固定部529が形成され、ネジ部材517を用いてシェルホルダ519がホルダ固定部529に螺着され、シールドターミナル527を介して、複数のシールド電線525がシールドシェル515に一括してアースされる。このため、ホルダ固定部529、ネジ部材517、シェルホルダ519を設けるスペースをワイヤハーネス側シールドコネクタ509に確保する必要があった。また、ワイヤハーネス側シールドコネクタ509をインバータユニット側コネクタ501と嵌合接続した状態でボルト締結しなければならず、ボルト締結の為の作業スペースが必要となる。その結果、シールド構造が大型化するという問題があった。
更に、シェルホルダ519をシールドシェル515に固定するネジ部材517や、ワイヤハーネス側シールドコネクタ509をインバータユニット側コネクタ501にボルト締結する取付ボルトを螺合する為の締結作業工数が必要となり、コストアップを招くという問題があった。そして、これら問題点は、インバータユニット側コネクタ501に嵌合接続されるワイヤハーネス側シールドコネクタ509の数が増えるほど顕著となる。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、ネジ部材締結が不要となって、コンパクトで安価なコネクタの一括シールド構造を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) グランドに電気的に接続されると共に導電性金属で形成された筐体と、前記筐体に固定されて相手側端子を収容するため絶縁性の合成樹脂で形成された装置側コネクタハウジングと、電線シールドによって電磁シールドされた電線の端部に接続された端子を収容して前記装置側コネクタハウジングと嵌合接続されるハーネス側コネクタハウジングと、前記ハーネス側コネクタハウジングの少なくとも一部分を覆って前記電線シールドに接続される導電性のハーネス側コネクタシェルと、前記装置側コネクタハウジングにインサート成形されて設けられ、前記筐体に接触して前記グランドに電気的に接続される導電性の装置側コネクタシェルと、前記ハーネス側コネクタシェルと前記装置側コネクタシェルを着脱自在に係止するためのロック係止機構と、を備え、前記装置側コネクタハウジングは、筒状のコネクタ結合部と、前記コネクタ結合部から外方に突設されたフランジ部と、を備え、前記装置側コネクタハウジングにインサート成形された前記装置側コネクタシェルは、前記コネクタ結合部の内周に露出する筒状部と、前記筒状部から外方へ突設されて前記フランジ部の前記筐体側に露出する鍔部と、を備え、前記筒状部は、前記ハーネス側コネクタシェルを包囲し、前記鍔部は、前記フランジ部と前記筐体の固定部間に挟まれることで前記筐体と接触していることを特徴とするコネクタの一括シールド構造。
(2) 上記(1)に記載のコネクタの一括シールド構造であって、前記筐体の固定部には結合部挿入穴が形成され、前記コネクタ結合部における前記ハーネス側コネクタハウジングと嵌合接続される側の端部が前記結合部挿入穴に挿入され、前記鍔部と前記筐体の固定部とが対面接触するように、前記筐体と前記装置側コネクタハウジングとが連結されていることを特徴とするコネクタの一括シールド構造。
上記(1)及び上記(2)の構成のコネクタの一括シールド構造によれば、装置側コネクタハウジングが固定される筐体には、接地回路であるグランドが接続される。装置側コネクタハウジングに嵌合接続されるハーネス側コネクタハウジングは、ハーネス側コネクタシェルによって覆われている。電線を覆って電磁シールドする電線シールドは、ハーネス側コネクタシェルに接続される。ハーネス側コネクタハウジングは、装置側コネクタハウジングに結合されると、ハーネス側コネクタシェルと装置側コネクタシェルとがロック係止機構により係止される。即ち、ハーネス側コネクタシェルと装置側コネクタシェルが導通接続される。これにより、電線シールドは、ハーネス側コネクタシェル及び装置側コネクタシェルを介して筐体のグランドに電気的に接続される。このように、ハーネス側コネクタシェルが装置側コネクタシェルにロック係止されて導通接続されることによって、装置側コネクタとハーネス側コネクタとをコンパクトにシールド接続することができ、ネジ部材締結が不要となる。
更に、上記(及び上記(2)の構成のコネクタの一括シールド構造によれば、装置側コネクタハウジングが筐体に固定される際、装置側コネクタシェルの鍔部が双方の固定部間に挟まれることにより、装置側コネクタシェルは筐体を介してグランドに電気的に接続される。そして、装置側コネクタシェルの筒状部は、内方に配置されたハーネス側コネクタハウジングにおける装置側コネクタハウジングとの結合部を確実に電磁シールドすることができる。
(3) 上記(1)又は上記(2)の構成のコネクタの一括シールド構造であって、前記筒状部の内方には、複数の前記ハーネス側コネクタハウジングが配置されることを特徴とするコネクタの一括シールド構造。
上記(3)の構成のコネクタの一括シールド構造によれば、筒状部は、内方に配置される複数のハーネス側コネクタハウジングと装置側コネクタハウジングとの結合部を一括して電磁シールドすることができる。
(4) 上記(1)〜上記(3)の何れか1つの構成のコネクタの一括シールド構造であって、前記ロック係止機構が、前記ハーネス側コネクタシェルに対応して前記筒状部に穿設される係止孔と、前記ハーネス側コネクタシェルに一体成形されて前記係止孔に係止される弾性係止片と、を有することを特徴とするコネクタの一括シールド構造。
上記(4)の構成のコネクタの一括シールド構造によれば、ハーネス側コネクタシェルを着脱自在に係止するために装置側コネクタシェルに設けられるロック係止機構が、筒状部に穿設される係止孔と、ハーネス側コネクタシェルに一体成形された弾性係止片とで構成される。そこで、ロック係止機構を簡単な構造で構成することができる。特に、それぞれのハーネス側コネクタシェルに一体成形された弾性係止片に対応する複数の係止孔を筒状部に穿設するという簡単な構造で、装置側コネクタシェルは複数のハーネス側コネクタシェルを着脱自在に係止することができる。
(5) 相手側端子を収容するため絶縁性の合成樹脂で形成された装置側コネクタハウジング、グランドに電気的に接続されると共に導電性金属で形成された筐体に固定、ハーネス側コネクタハウジング、電線シールドによって電磁シールドされた電線の端部に接続された端子を収容して前記装置側コネクタハウジングと嵌合接続、導電性のハーネス側コネクタシェル、前記ハーネス側コネクタハウジングの少なくとも一部分を覆って前記電線シールドに接続、前記筐体に接触して前記グランドに電気的に接続される導電性の装置側コネクタシェル、前記装置側コネクタハウジングにインサート成形して、ロック係止機構により、前記ハーネス側コネクタシェルと前記装置側コネクタシェルを着脱自在に係止し、前記装置側コネクタハウジングは、筒状のコネクタ結合部と、前記コネクタ結合部から外方に突設されたフランジ部と、を備え、前記装置側コネクタハウジングにインサート成形された前記装置側コネクタシェルは、前記コネクタ結合部の内周に露出する筒状部と、前記筒状部から外方へ突設されて前記フランジ部の前記筐体側に露出する鍔部と、を備え、前記筒状部は、前記ハーネス側コネクタシェルを包囲し、前記鍔部は、前記フランジ部と前記筐体の固定部間に挟まれることで前記筐体と接触している
ことを特徴とするコネクタの一括シールド方法。
本発明に係るコネクタの一括シールド構造によれば、ネジ部材締結が不要となってコンパクトで安価になる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の一実施形態に係るコネクタの一括シールド構造を備えた装置側コネクタとハーネス側コネクタが結合される前の状態を筐体を切欠いて示す斜視図である。 (a)は図1に示した装置側コネクタとハーネス側コネクタが結合された状態を示す斜視図、(b)は(a)を装置側コネクタ側から見た斜視図である。 (a)は図1に示した装置側コネクタの斜視図、(b)は(a)に取り付けられている装置側コネクタシェルの斜視図である。 (a)は図1に示したハーネス側コネクタの側面図、(b)は(a)の正面図、(c)は(b)の平面図である。 結合前の装置側コネクタとハーネス側コネクタの縦断面図である。 結合後の装置側コネクタとハーネス側コネクタの縦断面図である。 図6の要部拡大図である。 (a)は従来のシールドコネクタ構造を示す平面図、(b)は(a)に示すワイヤハーネス側シールドコネクタの分解斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るコネクタの一括シールド構造は、例えば、筐体11に固定された装置側コネクタ13と、装置側コネクタ13に嵌合接続されるハーネス側コネクタ15とのコネクタ接続部に好適に使用される。
図1及び図2に示すように、導電性金属で形成された筐体11には、ボルト21が螺合される一対のネジ固定部23が形成される。一対のネジ固定部23は、筐体11の底壁25から離間して起立した一対の平行な側壁27に設けられている。一対の側壁27は、装置側コネクタ13の取り付け側が固定壁29によって連結されている。固定壁29には、装置側コネクタ13のコネクタ結合部31が挿入される結合部挿入穴33が穿設されている。筐体11は、例えばインバータユニットのケースであり、インバータユニットには、接地回路が設けられている。筐体11は、この接地回路であるグランドに接続されたシールドケースとなっている。
筐体11内には、一対の側壁27の間に、ハーネス側コネクタ15の装着用空間35が構成されている。本実施形態では、筐体11内に配索された電線61に一端に接続された2つのハーネス側コネクタ15が、装置側コネクタ13に結合される。装置側コネクタ13と2つのハーネス側コネクタ15とは、それぞれ後述するロック係止機構によってロック係止される。
筐体11に固定される装置側コネクタ13は、図3に示すように、絶縁性の合成樹脂で形成されてオス端子(相手側端子)49を収容する装置側コネクタハウジング37と、装置側コネクタハウジング37に設けられた導電性の装置側コネクタシェル19とを有する。
装置側コネクタハウジング37は、直方体形状の箱状に形成され、筐体11の外側に向けて、ハーネス側コネクタ15とは異なるコネクタ(図示略)と結合される嵌合開口部39(図2(b)参照)が開口されている。装置側コネクタハウジング37の両側部には、フランジ部41が一体に形成されている。フランジ部41には、図3(a)に示すように、ボルト21が挿通される一対のボルト挿通穴43がそれぞれ穿設される。装置側コネクタハウジング37は、このボルト挿通穴43に挿通されたボルト21が、筐体11のネジ固定部23に螺合されることで、筐体11の外側に固定される。
フランジ部41の一対のボルト挿通穴43の間には、略矩形筒状のコネクタ結合部31が突設されている。コネクタ結合部31には、上下に長い長穴となる左右一対のハーネス側コネクタ結合穴45が凹設される。更に、ハーネス側コネクタ結合穴45の上下には、外周側に開放する係止片進入溝47が形成されている。このフランジ部41とコネクタ結合部31には、装置側コネクタシェル19がインサート成形されている。そして、係止片進入溝47の外周は、装置側コネクタシェル19の筒状部75によって塞がれる。
図5に示すように、装置側コネクタハウジング37には、複数の棒状のオス端子49がインサート成形等によって収容されている。オス端子49は、一端が嵌合開口部39に突出され、他端がハーネス側コネクタ結合穴45に突出されている。これにより、筐体11の外側から結合されるハーネス側コネクタ15とは異なるコネクタと、筐体11の内側から結合されるハーネス側コネクタ15とが、導通接続される。なお、装置側コネクタハウジング37の上下面には、一対の軸部51が突設されている。これら軸部51は、低挿入力機構に備えられるレバー(図示せず)の係合軸部となる。
ハーネス側コネクタ15は、図4に示すように、絶縁性の合成樹脂で形成されてメス端子59を収容して装置側コネクタハウジング37と嵌合接続されるハーネス側コネクタハウジング53と、ハーネス側コネクタハウジング53の少なくとも一部分を覆う導電性のハーネス側コネクタシェル17とを有する。
ハーネス側コネクタハウジング53は、直方体形状に形成され、一端にオス端子49の進入する複数のオス端子受入孔55が開口されている。ハーネス側コネクタハウジング53の他端には、筒状の電線導出部57(図5参照)が突設される。ハーネス側コネクタハウジング53の内方には、複数のメス端子59(図7参照)が収容されている。それぞれのメス端子59には、束ねられることで電線61を構成している複数の芯線(図示略)が接続されている。電線61は、電線導出部57の内方を通じて外方に導出される。
電線61は、複数の芯線を束ねた外周が、絶縁性の外被によって被覆されている。電線61は、この外被の外側が電線シールド63によって覆われることで、電磁シールドされている。電線シールド63としては、例えば金属箔や金属線を編んだ編組を用いることができる。即ち、ハーネス側コネクタ15には、電線シールド63によって電磁シールドされた電線61が接続される。
ハーネス側コネクタシェル17は、ハーネス側コネクタハウジング53の少なくとも一部分(本実施形態においては、ハーネス側コネクタハウジング53の図中上下面及び背面)を覆い電線シールド63に接続されている。ハーネス側コネクタシェル17は、例えば導電性を有する金属板をプレス成形することで、ハーネス側コネクタハウジング53の外側面に倣って覆う略U字状に形成されている。ハーネス側コネクタシェル17は、ハーネス側コネクタハウジング53のオス端子受入孔55が開口する側が開放され、開放端と反対側には、電線導出部57の外周に嵌合するシールド接触筒65が形成される。シールド接触筒65の外側には、電線シールド63が被せられる。シールド接触筒65の外側に被せられた電線シールド63の外側には、更に加締めリング67が加締め付けられる。これにより、電線シールド63は、電線導出部57と加締めリング67とによって、ハーネス側コネクタシェル17のシールド接触筒65に加締め付けられて固定される。
ハーネス側コネクタシェル17の一対の開放自由端は、U字状に曲げられて外側に突出する弾性係止片69が一体形成されている。更に、弾性係止片69には、外側に突出する係止爪71が切り起こし加工等に形成されている。弾性係止片69は、装置側コネクタシェル19の後述する係止孔77に、係止爪71が係止及び係止解除可能となってロック係止機構を構成する。
装置側コネクタシェル19は、図3(b)に示すように、導電性を有する金属板をプレス成形することで形成され、ハーネス側コネクタシェル17を包囲する筒状部75と、筒状部75から半径方向外方へ突設されて装置側コネクタハウジング37のフランジ部41と筐体11の外側面との固定部間に挟まれる鍔部73と、を備える。装置側コネクタハウジング37にインサート成形された装置側コネクタシェル19は、鍔部73がフランジ部41の筐体11側に露出することで、筐体11に接触してグランドに導通接続される。
装置側コネクタシェル19の鍔部73は、装置側コネクタハウジング37のフランジ部41と略同形状の外形状を有して形成される。また、この鍔部73にも、一対のボルト挿通穴43が左右両側に穿設される。即ち、ボルト21は、フランジ部41と鍔部73のボルト挿通穴43を貫通して筐体11に締結固定される。
装置側コネクタハウジング37にインサート成形された装置側コネクタシェル19の筒状部75は、装置側コネクタハウジング37のコネクタ結合部31の内周に露出される。即ち、筒状部75は、ハーネス側コネクタ15が装置側コネクタ13に嵌合接続された際、ハーネス側コネクタシェル17を内方に包囲する。
装置側コネクタシェル19の筒状部75には、それぞれのハーネス側コネクタシェル17に対応して係止孔77が穿設される。係止孔77は、それぞれのハーネス側コネクタシェル17における弾性係止片69の係止爪71に対応して配置されている。ハーネス側コネクタハウジング53にハーネス側コネクタシェル17が取り付けられたハーネス側コネクタ15は、装置側コネクタハウジング37のハーネス側コネクタ結合穴45に挿入される。すると、ハーネス側コネクタシェル17の弾性係止片69が内側に弾性変形しながら係止片進入溝47に進入する。係止片進入溝47の外側には、装置側コネクタシェル19における筒状部75の係止孔77が配置されている。従って、ハーネス側コネクタ15が正規位置まで挿入されると、弾性係止片69が外側に弾性復帰して、係止爪71が係止孔77に係止される(図7参照)。これにより、ハーネス側コネクタシェル17が装置側コネクタシェル19に対して着脱自在に係止される。そこで、ハーネス側コネクタ15は、装置側コネクタ13からの結合解除が規制され、離脱不能にロック係止される。即ち、装置側コネクタハウジング37とハーネス側コネクタ15とは、オス端子49とメス端子59との接触抵抗と、装置側コネクタシェル19とハーネス側コネクタシェル17との係止力とによって離脱不能にロック係止することができ、従来のコネクタハウジングにおけるロック構造が不要となる。
次に、上記構成を有するハーネス側コネクタ15と装置側コネクタ13とのコネクタ接続部に適用したコネクタの一括シールド構造の作用を説明する。
上述した本実施形態に係るコネクタの一括シールド構造では、装置側コネクタ13の装置側コネクタハウジング37が固定される筐体11には、インバータユニットの接地回路であるグランドが接続される。
図5に示すように、装置側コネクタ13の装置側コネクタハウジング37には、装置側コネクタシェル19がインサート成形されている。装置側コネクタ13に設けられた装置側コネクタシェル19は、図6に示すように、装置側コネクタ13が筐体11に固定されると、筐体11の外側面と装置側コネクタ13のフランジ部41との間で鍔部73が挟持されて接触し、筐体11のグランドに電気的に接続される。
装置側コネクタ13には、電線61の一端に取り付けられた2つのハーネス側コネクタ15が接続される。ここで、装置側コネクタ13の装置側コネクタハウジング37は、2つのハーネス側コネクタ15が接続されるコネクタ結合部31(図3参照)を有する。ハーネス側コネクタ15のハーネス側コネクタハウジング53は、ハーネス側コネクタシェル17によって上下面及び背面が覆われている。電線61は、電線シールド63によって覆われている。電線シールド63は、ハーネス側コネクタ15を覆うハーネス側コネクタシェル17の電線導出部57に加締めリング67によって加締め固定される。
ハーネス側コネクタ15は、装置側コネクタ13に結合されると、ハーネス側コネクタハウジング53に収容されたメス端子59が、装置側コネクタハウジング37に収容されたオス端子49の装置側コネクタ端子部79に接続される。同時に、ハーネス側コネクタシェル17と装置側コネクタシェル19とがロック係止機構により係止される。即ち、ハーネス側コネクタシェル17と装置側コネクタシェル19が導通接続される。これにより、電線シールド63は、ハーネス側コネクタシェル17及び装置側コネクタシェル19を介して筐体11のグランドに電気的に接続されることになる。
このように、ハーネス側コネクタシェル17が装置側コネクタシェル19にロック係止されて導通接続されることによって、装置側コネクタ13と2つのハーネス側コネクタ15とをコンパクトにシールド接続することができ、ネジ部材締結が不要となる。
装置側コネクタシェル19やハーネス側コネクタシェル17は、装置側コネクタハウジング37やハーネス側コネクタハウジング53の外殻として形成できるので、板厚分の僅かなスペースしか必要としない。
また、本実施形態のコネクタの一括シールド構造によれば、装置側コネクタ13の装置側コネクタハウジング37が筐体11に固定される際、装置側コネクタシェル19の鍔部73が双方の固定部間に挟まれることにより、装置側コネクタシェル19は筐体11を介してグランドに電気的に接続される。そして、装置側コネクタシェル19の筒状部75は、内方に配置されたハーネス側コネクタハウジング53における装置側コネクタハウジング37との結合部(メス端子59とオス端子49の接続部)を確実に電磁シールドすることができる。
更に、本実施形態のコネクタの一括シールド構造によれば、ハーネス側コネクタ15におけるハーネス側コネクタシェル17を着脱自在に係止するために装置側コネクタシェル19に設けられるロック係止機構が、筒状部75に穿設される係止孔77と、ハーネス側コネクタシェル17に一体成形された弾性係止片69とで構成される。そこで、ロック係止機構を簡単な構造で構成することができる。特に、それぞれのハーネス側コネクタシェル17に一体成形された弾性係止片69に対応する複数の係止孔77を筒状部75に穿設するという簡単な構造で、装置側コネクタシェル19は複数(本実施形態では2つ)のハーネス側コネクタシェル17を着脱自在に係止することができる。
ここで、上述した本発明に係るコネクタの一括シールド構造の実施形態の特徴をそれぞれ以下に簡潔に纏めて列記する。
[1] グランドに電気的に接続される筐体11と、前記筐体11に固定されて相手側端子(オス端子)49を収容する装置側コネクタハウジング37と、電線シールド63によって電磁シールドされた電線61の端部に接続された端子(メス端子)59を収容して前記装置側コネクタハウジング37と嵌合接続されるハーネス側コネクタハウジング53と、前記ハーネス側コネクタハウジング53の少なくとも一部分を覆って前記電線シールド63に接続される導電性のハーネス側コネクタシェル17と、前記装置側コネクタハウジング37に設けられて前記筐体11に接触して前記グランドに電気的に接続される導電性の装置側コネクタシェル19と、前記ハーネス側コネクタシェル17と前記装置側コネクタシェル19を着脱自在に係止するためのロック係止機構(係止孔及び弾性係止片)77,69と、を備えることを特徴とするコネクタの一括シールド構造。
[2] 上記[1]の構成のコネクタの一括シールド構造であって、前記装置側コネクタシェル19が、前記ハーネス側コネクタシェル17を包囲する筒状部75と、前記筒状部75から外方へ突設されて前記装置側コネクタハウジング37と前記筐体11の固定部間に挟まれる鍔部73と、を備えることを特徴とするコネクタの一括シールド構造。
[3] 上記[2]の構成のコネクタの一括シールド構造であって、前記筒状部75の内方には、複数の前記ハーネス側コネクタハウジング53が配置されることを特徴とするコネクタの一括シールド構造。
[4] 上記[2]又は[3]の構成のコネクタの一括シールド構造であって、前記ロック係止機構が、前記ハーネス側コネクタシェル17に対応して前記筒状部75に穿設される係止孔77と、前記ハーネス側コネクタシェル17に一体成形されて前記係止孔77に係止される弾性係止片69と、を有することを特徴とするコネクタの一括シールド構造。
従って、本実施形態に係るコネクタの一括シールド構造によれば、ネジ部材締結が不要となってコンパクトで安価になる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
11…筐体
13…装置側コネクタ
15…ハーネス側コネクタ
17…ハーネス側コネクタシェル
19…装置側コネクタシェル
49…オス端子(相手側端子)
59…メス端子(端子)
61…電線
63…電線シールド
69…弾性係止片(ロック係止機構)
73…鍔部
75…筒状部
77…係止孔(ロック係止機構)

Claims (5)

  1. グランドに電気的に接続されると共に導電性金属で形成された筐体と、
    前記筐体に固定されて相手側端子を収容するため絶縁性の合成樹脂で形成された装置側コネクタハウジングと、
    電線シールドによって電磁シールドされた電線の端部に接続された端子を収容して前記装置側コネクタハウジングと嵌合接続されるハーネス側コネクタハウジングと、
    前記ハーネス側コネクタハウジングの少なくとも一部分を覆って前記電線シールドに接続される導電性のハーネス側コネクタシェルと、
    前記装置側コネクタハウジングにインサート成形されて設けられ、前記筐体に接触して前記グランドに電気的に接続される導電性の装置側コネクタシェルと、
    前記ハーネス側コネクタシェルと前記装置側コネクタシェルを着脱自在に係止するためのロック係止機構と、
    を備え
    前記装置側コネクタハウジングは、筒状のコネクタ結合部と、前記コネクタ結合部から外方に突設されたフランジ部と、を備え、
    前記装置側コネクタハウジングにインサート成形された前記装置側コネクタシェルは、前記コネクタ結合部の内周に露出する筒状部と、前記筒状部から外方へ突設されて前記フランジ部の前記筐体側に露出する鍔部と、を備え、
    前記筒状部は、前記ハーネス側コネクタシェルを包囲し、前記鍔部は、前記フランジ部と前記筐体の固定部間に挟まれることで前記筐体と接触していることを特徴とするコネクタの一括シールド構造。
  2. 請求項1に記載のコネクタの一括シールド構造であって、
    前記筐体の固定部には結合部挿入穴が形成され、前記コネクタ結合部における前記ハーネス側コネクタハウジングと嵌合接続される側の端部が前記結合部挿入穴に挿入され、前記鍔部と前記筐体の固定部とが対面接触するように、前記筐体と前記装置側コネクタハウジングとが連結されていることを特徴とするコネクタの一括シールド構造。
  3. 請求項1又は2に記載のコネクタの一括シールド構造であって、
    前記筒状部の内方には、複数の前記ハーネス側コネクタハウジングが配置されることを特徴とするコネクタの一括シールド構造。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のコネクタの一括シールド構造であって、
    前記ロック係止機構が、前記ハーネス側コネクタシェルに対応して前記筒状部に穿設される係止孔と、前記ハーネス側コネクタシェルに一体成形されて前記係止孔に係止される弾性係止片と、を有することを特徴とするコネクタの一括シールド構造。
  5. 相手側端子を収容するため絶縁性の合成樹脂で形成された装置側コネクタハウジング、グランドに電気的に接続されると共に導電性金属で形成された筐体に固定
    ハーネス側コネクタハウジング、電線シールドによって電磁シールドされた電線の端部に接続された端子を収容して前記装置側コネクタハウジングと嵌合接続
    導電性のハーネス側コネクタシェル、前記ハーネス側コネクタハウジングの少なくとも一部分を覆って前記電線シールドに接続
    前記筐体に接触して前記グランドに電気的に接続される導電性の装置側コネクタシェル、前記装置側コネクタハウジングにインサート成形して
    ロック係止機構により、前記ハーネス側コネクタシェルと前記装置側コネクタシェルを着脱自在に係止し、
    前記装置側コネクタハウジングは、筒状のコネクタ結合部と、前記コネクタ結合部から外方に突設されたフランジ部と、を備え、
    前記装置側コネクタハウジングにインサート成形された前記装置側コネクタシェルは、前記コネクタ結合部の内周に露出する筒状部と、前記筒状部から外方へ突設されて前記フランジ部の前記筐体側に露出する鍔部と、を備え、
    前記筒状部は、前記ハーネス側コネクタシェルを包囲し、前記鍔部は、前記フランジ部と前記筐体の固定部間に挟まれることで前記筐体と接触している
    ことを特徴とするコネクタの一括シールド方法。
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