JP2013227098A - ダブルデッキエレベータシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ダブルデッキ型乗りかご機構が着床しているとき、階間調整装置などが誤動作しても、上かご、下かごの階間を一定値に保持でき、階間調整装置の異常に起因する事故の発生を未然に防止する。
【解決手段】ダブルデッキ型乗りかご機構5を指定階に向かわせているとき、階間調整装置11によってダブルデッキ型乗り機構5の階間調整動作を行って、上かご3、下かご5の間隔を調整しつつ、ダブルデッキ型乗りかご機構5が目的階に着床させる。上かごドア20、下かごドア25、着床階の各ホールドア12を開状態にするとき、階間調整ブレーキ電源開閉回路46の常開接点66と、階間調整モータ電源開閉回路49の常開接点68とを開状態にして、電源回路44と、ブレーキ駆動回路47との間を電気的に遮断するとともに、電源回路44と、モータ駆動回路50との間を電気的に遮断する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、上かごと下かごとの階間変動を防止するようにしたダブルデッキエレベータシステムに関する。
上かごと下かごとが連結して昇降するダブルデッキエレベータシステムとして、階間調整機能付きのものが知られている。
このダブルデッキエレベータシステムでは、着床階の階間隔に応じて、ダブルデッキ型乗りかご機構のかご枠に取り付けられた上かごと下かごとの間隔を調整する機能を備え、乗場呼び釦、上かご内操作盤、下かご内操作盤などからの呼びで指示された階に向かって走行しているとき、階間調整機能によって上かごと、下かごとの間隔を調整しつつ、目的階に着床する。
特開2011−20788号公報
ところで、このような従来の階間調整機能付きダブルデッキエレベータシステムでは、階間調整装置に不具合が発生すると、上かごまたは下かごが移動するおそれがある。このため、従来、階間調整装置の不具合が検知されると、ブレーキが動作して上かごまたは下かごの移動を停止させるようにしている。
しかしながら、戸開した状態で着床レベル領域を超えた場合には、階間調整装置に不具合が発生したものと判定して階間調整装置のブレーキが動作し、その結果、戸開した状態で、上かごと下かごとの間隔が変動してしまうおそれがあった。
本発明の実施形態は、ダブルデッキ型乗りかご機構が着床しているとき、階間調整装置のブレーキ駆動回路、モータ駆動回路などが誤動作しても、上かご、下かごの階間を一定値に保持することができるダブルデッキエレベータシステムを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明の実施形態は、階間調整ブレーキ解放電圧を生成して階間調整ブレーキに供給し、ダブルデッキ型乗りかご機構を構成する上かごと下かごとの間隔を調整自在にするブレーキ駆動回路と、前記ダブルデッキ型乗りかご機構が停止して戸開している間、前記ブレーキ駆動回路の電源を遮断して、前記階間調整ブレーキ解放電圧の生成を禁止する階間調整ブレーキ電源開閉回路と、階間調整モータ駆動電圧を生成して階間調整モータに供給し、前記上かごと下かごとの間隔を調整するモータ駆動回路と、前記ダブルデッキ型乗りかご機構が停止して戸開している間、前記モータ駆動回路の電源を遮断して、前記階間調整モータ駆動電圧の生成を禁止する階間調整モータ電源開閉回路と、を備えたことを特徴としている。
ダブルデッキエレベータシステムの第1の実施形態を示す構成図。 図1に示すダブルデッキエレベータシステムの回路構成例を示すブロック図。 図2に示すドア開閉制御回路内に設けられるドア開指令生成部の詳細な構成例を示す回路図。 図2に示す階間調整制御回路内に設けられる階間調整モータ動作指令、階間調整ブレーキ動作指令生成部の詳細な構成例を示す回路図。 図1に示すダブルデッキエレベータシステムの動作例を示すタイミングチャート。 図1に示すダブルデッキエレベータシステムの動作例を示すタイミングチャート。
《第1の実施形態》
図1は第1の実施形態のダブルデッキエレベータシステムを示す構成図である。
この図に示すダブルデッキエレベータシステム1は、建物内の各階毎に設けられる乗場ドア機構2a〜2nと、上かご3および下かご4を有し建物内に形成されたエレベータシャフト内に昇降自在に配置されるダブルデッキ型乗りかご機構5と、駆動力を発生してダブルデッキ型乗りかご機構5を昇降させる昇降機構6とを備えている。また、このダブルデッキエレベータシステム1は、エレベータシャフトの上部に配置され各乗場に設けられた乗場呼び釦7a〜7nやダブルデッキ型乗りかご機構5の上かご3内に設けられるかご内操作盤8、下かご4内に設けられるかご内操作盤9などから出力される呼び信号に応じて昇降機構6、各乗場ドア機構2a〜2n、ダブルデッキ型乗りかご機構5などの動作を制御するエレベータ制御装置10と、上かご3と下かご4との間隔を調整する階間調整装置11とを備えている。
各乗場ドア機構2a〜2nは各々、乗場呼び釦7a〜7nと、乗り場に設けられるホールドア12と、図2の回路図に示すように、ホールドア12が開いているとき開状態になり、閉じているとき閉状態になるドア閉検出スイッチ13とを備えている。
ダブルデッキ型乗りかご機構5は、上かご3と下かご4とが取り付けられるかご枠15と、階間調整用の複数本のねじ棒16と、各ねじ棒16を回転駆動する複数の階間調整モータ17と、上かごドア制御機構18と、上かごドア閉検出スイッチ19とを備えている。上かごドア制御機構18は、上かご3の上部に配置され、ドア開指令DOP(U(upper))が供給されているときに上かごドア20を開き、それ以外のときに上かごドア20を閉じる。上かごドア閉検出スイッチ19は、上かご3の上部に配置され、上かごドア20が開いているときに開状態になり、閉じているときに閉状態になる。
さらに、ダブルデッキ型乗りかご機構5は、下かごドア制御機構21と、下かごドア閉検出スイッチ22と、複数の階間調整ブレーキ23と、階間調整ブレーキスイッチ24とを備えている。下かごドア制御機構21は、下かご4の上部に配置され、ドア開指令DOP(L)が供給されているときに下かごドア25を開き、それ以外のときに下かごドア25を閉じる。下かごドア閉検出スイッチ22は、下かご4の上部に配置され、下かごドア25が開いているときに開状態になり、閉じているときに閉状態になる。各階間調整ブレーキ23は、各階間調整モータ17などに取り付けられ、階間調整ブレーキ解放電圧が供給されていないときに各階間調整モータ17のブレーキドラムなどにブレーキを掛ける。階間調整ブレーキスイッチ24は各階間調整ブレーキ23が解放しているとき、これ検出して階間調整ブレーキ動作信号BASを階間調整装置11に出力する
昇降機構6は、エレベータシャフト内の壁に取り付けられる複数のガイドレールに昇降自在に取り付けられる釣り合い重り30と、ダブルデッキ型乗りかご機構5と釣り合い重り30とを連結する主ロープ31と、エレベータシャフトの上部に配置され、主ロープ31を走行させてダブルデッキ型乗りかご機構5と釣り合い重り30とをつるべ式に昇降させる巻上機32と、巻上機32のブレーキドラムの回転を規制してブレーキをかけるブレーキ機構33とを備えている。
エレベータ制御装置10は、図2に示すように、エレベータ制御回路34とドア開閉制御回路40とを備えている。
エレベータ制御回路34は、階間調整装置11から階間調整モータ異常検知信号MES、階間調整ブレーキ異常検知信号BESなどが出力されていないとき、乗場呼び釦7a〜7n、上かご3内のかご内操作盤8、または下かご4内のかご内操作盤9から出力される呼び信号に応じてブレーキ解放電圧、昇降駆動電圧を生成し、ブレーキ機構33や巻上機32などを駆動制御する。また、階間調整起動指令KRUN1を生成して階間調整装置11に供給し、上かご3、下かご4の間隔を調整する制御を実行する。さらに、ダブルデッキ型乗りかご機構5が昇降して目的階に着床したとき、ダブルデッキ型乗りかご機構5が着床している階の乗場呼び釦が操作されたとき、ダブルデッキ型乗りかご機構5がいずれかの階に着床している状態で、上かご3内のかご内操作盤8の開釦が操作されたとき、または下かご4内のかご内操作盤9の開釦が操作されたときなどに、自動戸開指令(DOPA)、(DOPB)を生成する処理を実行する。さらに、階間調整装置11から階間調整ブレーキ異常検知信号BES、または階間調整モータ異常検知信号MESなどが供給されたとき、ダブルデッキ型乗りかご機構5の運行を停止する処理を実行する。
エレベータ制御装置10のドア開閉制御回路40は、図3に示すように、階間調整モータ電源投入指令検出接点35と、階間調整ブレーキ電源投入検出接点36と、2つの自動戸開指令検出接点37,38と、ドア開指令リレー39とを備えている。
階間調整モータ電源投入指令検出接点35は、階間調整装置11から階間調整モータ電源投入指令KMMC(ANS)が出力されているとき開状態となる。階間調整ブレーキ電源投入検出接点36は階間調整装置11から階間調整ブレーキ電源投入指令KBMC(ANS)が出力されているとき開状態となる。2つの自動戸開指令検出接点37,38はエレベータ制御回路34から自動戸開指令(DOPA),(DOPB)が出力されているとき、閉状態になる。ドア開指令リレー39は、階間調整モータ電源投入指令検出接点35、階間調整ブレーキ電源投入検出接点36、及び各自動戸開指令検出接点37,38が全て閉状態になっているとき、励磁されてドア開指令DOP(U(upper))、ドア開指令DOP(D(lower))を生成する。
また、階間調整装置11は、図2に示すように、階間調整監視回路41と、戸閉検出回路42と、階間調整制御回路43と、電源回路44と、階間調整ブレーキ電源遮断回路45と、階間調整ブレーキ電源開閉回路46と、ブレーキ駆動回路47と、階間調整モータ電源遮断回路48と、階間調整モータ電源開閉回路49と、モータ駆動回路50と、階間調整モータ電流検出回路51とを備えている。
階間調整監視回路41は、階間調整制御回路43から階間調整ブレーキ電源投入指令KBMCが出力されている状態で、例えば1秒以上、各階間調整ブレーキスイッチ24から、各階間調整ブレーキ23が解放されたことを示す階間調整ブレーキ動作信号BASが出力されていないとき、または階間調整制御回路43から階間調整モータ電源投入指令KMMCが出力されている状態で、例えば1秒以上、各階間調整モータ電流検出回路51から階間調整モータ電流検知信号MISが出力されていないとき、ブレーキ駆動回路47、各階間調整ブレーキ23、モータ駆動回路50、各階間調整モータ17などに何らかの異常が発生したと判定してブレーキ電源遮断指令KBCCを生成し、階間調整ブレーキ電源遮断回路45に供給するとともに、モータ電源遮断指令KMCCを生成し、階間調整モータ電源遮断回路48に供給する。さらに、階間調整ブレーキ異常検知信号BES、階間調整モータ異常検知信号MESを生成し、エレベータ制御回路34に供給し、エレベータの運転を中止させる。
戸閉検出回路42は、全ドア閉検知リレー52を備えている。この全ドア閉検知リレー52は、各乗場ドア機構2a〜2nのドア閉検出スイッチ13、上かご3の上かごドア閉検出スイッチ19、および下かご4の下かごドア閉検出スイッチ22と直列に接続されている。そして、各乗場ドア機構2a〜2nに設けられたホールドア12、上かごドア20、および下かごドア25が全て閉じられてリレー駆動電圧が供給されているとき、全ドア閉検知リレー52を励磁させて戸閉検出信号DCLを生成し、階間調整制御回路43に供給する。
階間調整制御回路43は、図4に示すように、戸閉検出接点53と、階間調整起動指令接点54と、階間調整モータ電源投入リレー55と、階間調整モータ電源投入検出接点56と、階間調整起動指令接点57と、階間調整モータ動作指令リレー58とを備えている。
戸閉検出接点53は、戸閉検出回路42から戸閉検出信号DCLが出力されているとき閉状態になる。階間調整起動指令接点54は、エレベータ制御装置10から階間調整起動指令KRUN1が出力されているとき閉状態になる。階間調整モータ電源投入リレー55は、これら戸閉検出接点53、階間調整起動指令接点54が閉状態になっているとき励磁されて、階間調整モータ電源投入指令KMMC、階間調整モータ電源投入指令KMMC(ANS)を出力する。階間調整モータ電源投入検出接点56は、階間調整モータ電源投入リレー55から階間調整モータ電源投入指令KMMC(ANS)が出力されているとき閉状態になる。階間調整起動指令接点57は、エレベータ制御装置10から階間調整起動指令KRUN1が出力されているとき閉状態になる。階間調整モータ動作指令リレー58は、これら階間調整モータ電源投入検出接点56、階間調整起動指令接点57とが閉状態になっているとき、励磁されて階間調整モータ動作指令KMTを出力する。
さらに、階間調整制御回路43は、戸閉検出接点59と、階間調整制御指令接点60と、階間調整ブレーキ電源投入リレー61と、階間調整ブレーキ電源投入検出接点62と、階間調整制御指令接点63と、階間調整ブレーキ動作指令リレー64とを備えている。
戸閉検出接点59は、戸閉検出回路42から戸閉検出信号DCLが出力されているとき、閉状態になる。階間調整制御指令接点60は、エレベータ制御装置10から階間調整起動指令KRUN1が出力されて、各階間調整モータ17の駆動が可能になり、階間調整制御回路43内にある階間調整制御指令生成部(図示は省略する)から階間調整制御指令KRUN2が出力されているとき、閉状態になる。階間調整ブレーキ電源投入リレー61は、これら戸閉検出接点59、階間調整制御指令接点60が閉状態になっているとき励磁されて、階間調整ブレーキ電源投入指令KBMC、階間調整ブレーキ電源投入指令KBMC(ANS)を出力する。階間調整ブレーキ電源投入検出接点62は、階間調整ブレーキ電源投入リレー61から階間調整ブレーキ電源投入指令KBMC(ANS)が出力されているとき閉状態になる。階間調整制御指令接点63は、階間調整制御指令生成部(図示は省略する)から階間調整制御指令KRUN2(階間調整モータ17が駆動可能であることを示す信号)が出力されているとき閉状態になる。階間調整ブレーキ動作指令リレー64は、これら階間調整ブレーキ電源投入検出接点62、階間調整制御指令接点63とが閉状態になっているとき励磁されて、階間調整ブレーキ開放指令KBKを出力する。
また、電源回路44は、商用電源などから供給される電力を取り込み、指定された電圧値の電源電圧(階間調整ブレーキ用の電源電圧)を生成して、階間調整ブレーキ電源遮断回路45に供給するとともに、指定された電圧値の電源電圧(階間調整モータ用の電源電圧)を生成して、階間調整モータ電源遮断回路48に電源を供給する。
階間調整ブレーキ電源遮断回路45は、常閉接点65を備えている。この常閉接点65は、階間調整監視回路41からブレーキ電源遮断指令KBCCが出力されていないとき、を閉状態になって、電源回路44から出力される電源電圧を通過させ、階間調整ブレーキ電源開閉回路46に供給する。また、階間調整監視回路41からブレーキ電源遮断指令KBCCが出力されているとき、開状態になって、電源回路44から出力される電源電圧を遮断し、階間調整ブレーキ電源開閉回路46に対する電源供給を停止する。
階間調整ブレーキ電源開閉回路46は、常開接点66を備えている。この常開接点66は、階間調整制御回路43から階間調整ブレーキ電源閉指令KBMCが出力されているとき、閉状態になって、階間調整ブレーキ電源遮断回路45から出力される電源電圧を通過させ、ブレーキ駆動回路47に供給する。また、階間調整制御回路43から階間調整ブレーキ電源閉指令KBMCが出力されていないとき、開状態になって、階間調整ブレーキ電源遮断回路45から出力される電源電圧を遮断し、ブレーキ駆動回路47に対する電源供給を停止する。
ブレーキ駆動回路47は、階間調整ブレーキ電源開閉回路46から電源電圧が供給され、階間調整制御回路43から階間調整ブレーキ開放指令KBKが供給されているとき、複数の階間調整ブレーキ解放電圧を生成するとともに、これらを各階間調整ブレーキ23に供給して、ブレーキ動作を解放させ、上かご3、下かご4の階間を調整し得るようにする。
また、階間調整モータ電源遮断回路48は、常閉接点67を備えている。この常閉接点67は、階間調整監視回路41からモータ電源遮断指令KMCCが出力されていないとき、閉状態になって、電源回路44から出力される電源電圧を通過させ、階間調整モータ電源開閉回路49に供給する。また、階間調整監視回路41からモータ電源遮断指令KMCCが出力されているとき、開状態になって、電源回路44から出力される電源電圧を遮断し、階間調整モータ電源開閉回路49に対する電源供給を停止する。
階間調整モータ電源開閉回路49は、常開接点68を備えている。この常開接点68は、階間調整制御回路43から階間調整モータ電源閉指令KMMCが出力されているとき、閉状態になって、階間調整モータ電源遮断回路48から出力される電源電圧を通過させ、モータ駆動回路50に供給する。また、階間調整制御回路43から階間調整モータ電源閉指令KMMCが出力されていないとき、開状態になって、階間調整モータ電源遮断回路48から出力される電源電圧を遮断し、モータ駆動回路50に対する電源供給を停止する。
モータ駆動回路50は、階間調整モータ電源開閉回路49から電源電圧が供給され、階間調整制御回路43から階間調整モータ動作指令KMTが出力されているとき、階間調整制御回路43からの指示に応じた極性(または、相方向)、電圧値の階間調整モータ駆動電圧を生成して、各階間調整モータ17に供給し、上かご3、下かご4の間隔を調整する。
また、各階間調整モータ電流検出回路51は、モータ駆動回路50と各階間調整モータ17との間に各々、介挿され、モータ駆動回路50から階間調整モータ駆動電圧が出力されるとともに、階間調整モータ電流が出力されているとき、これを検知して、階間調整モータ電流検知信号MISを生成し、階間調整監視回路41に供給する。
次に、図1乃至図6を参照しながら、ダブルデッキエレベータシステム1の動作を説明する。
まず、各乗場ドア機構2a〜2nに設けられた乗場呼び釦7a〜7n、ダブルデッキ型乗りかご機構5の上かご3内、下かご4内に設けられる各かご内操作盤8、9などが操作されておらず、これら各乗場呼び釦7a〜7n、各かご内操作盤8、9から呼び信号が出力されていないときには、エレベータ制御装置10内に設けられたエレベータ制御回路34によって、巻上機32の駆動が停止され、巻上機32の巻上げドラムにブレーキが掛けられ、ダブルデッキ型乗りかご機構5が停止状態にされる。また、ドア開閉制御回路40によって、ドア開指令DOP(U(upper))、ドア開指令DOP(D(lower))が生成されて、上かごドア20及び下かごドア25と、これら上かご3、下かご4が停止している各階のホールドア12とが開状態にされる。
また、このとき、各階間調整モータ17、各階間調整ブレーキ23が正常であれば、階間調整監視回路41によって検知され、ブレーキ電源遮断指令KBCC、モータ電源遮断指令KMCC、階間調整ブレーキ異常検知信号BES、階間調整モータ異常検知信号MESは生成されない。
このとき、階間調整ブレーキ電源遮断回路45の常閉接点65は閉状態であり、電源回路44から出力される電源電圧が電源回路44→階間調整ブレーキ電源遮断回路45→階間調整ブレーキ電源開閉回路46なる経路で、階間調整ブレーキ電源開閉回路46に供給される。また、階間調整モータ電源遮断回路48の常閉接点67が閉状態にされて、電源回路44から出力される電源電圧が電源回路44→階間調整モータ電源遮断回路48→階間調整モータ電源開閉回路49なる経路で、階間調整モータ電源開閉回路49に供給される。
この状態で、各乗場呼び釦7a〜7n、上かご3内、下かご4内に設けられる各かご内操作盤8、9などのいずれか、例えば、上かご3内に乗り込んだ乗客によって、かご内操作盤8上に設けられた行先釦(図示は省略する)が押されて、呼び信号が出力されると、エレベータ制御回路34によって検知され、図5の(c)に示すように、ドア開閉制御回路40からドア開指令DOP(U(upper))、ドア開指令DOP(D(lower))の出力が停止し、上かごドア制御機構18、下かごドア制御機構21によって、上かごドア20、下かごドア25とともに、上かご3、下かご4が停止している各階のホールドア12が閉状態になる。
そして、各乗場ドア機構2a〜2nに設けられたドア閉検出スイッチ13、ダブルデッキ型乗りかご機構5の上かご3に設けられた上かごドア閉検出スイッチ19、下かご4に設けられた下かごドア閉検出スイッチ22が全て閉状態にされたとき、戸閉検出回路42の全ドア閉検知リレー52が励磁され、図5の(d)に示すように、戸閉検出信号DCLが生成され、階間調整制御回路43に供給される。
また、上かごドア20及び下かごドア25と、上かご3、下かご4が停止している各階のホールドア12とが完全に閉状態にされたとき、エレベータ制御回路34によって検知されて、図5の(e)に示すように、エレベータ走行指令ERUNが生成される。また、ダブルデッキ型乗りかご機構5の現在位置(停止階)と、呼び信号で指定された階(目的階、着床予定階)との階差、予め設定された走行パターン、例えば図5の(a)に示すようなエレベータ速度特性を持つ走行パターンなどに対応した昇降駆動電圧などが生成されて、ダブルデッキ型乗りかご機構5の昇降が開始される。
また、この動作と並行し、エレベータ制御回路34によって、図5の(f)に示すように、階間調整起動指令KRUN1が生成されると、階間調整制御回路43によって、図5の(g)に示すように、階間調整モータ電源投入指令KMMCが生成されて、階間調整モータ電源開閉回路49の常開接点68が閉状態にされ、電源回路44→階間調整モータ電源遮断回路48→階間調整モータ電源開閉回路49→モータ駆動回路50なる経路で、モータ駆動回路50に電源電圧が供給されるとともに、図5の(h)に示すように、階間調整モータ動作指令KMTが生成されて、モータ駆動回路50に供給される。
これにより、モータ駆動回路50によって、階間調整制御回路43からの指示に応じた極性(または、相方向)、電圧値の階間調整モータ駆動電圧が生成されて、各階間調整モータ17に供給される。
この後、階間調整制御回路43によって、図5の(i)に示すように、階間調整制御指令KRUN2が生成されると、図5の(j)に示すように、階間調整ブレーキ電源投入指令KBMCが生成されて、階間調整ブレーキ電源開閉回路46の常開接点66が閉状態にされ、電源回路44→階間調整ブレーキ電源遮断回路45→階間調整ブレーキ電源開閉回路46→ブレーキ駆動回路47なる経路で、ブレーキ駆動回路47に電源電圧が供給されるとともに、図5の(k)に示すように、階間調整ブレーキ開放指令KBKが生成されて、ブレーキ駆動回路47に供給される。
これにより、ブレーキ駆動回路47によって、階間調整ブレーキ解放電圧が生成されて各階間調整ブレーキ23に各々、供給され、各階間調整モータ17のブレーキが解放される。
この結果、モータ駆動回路50からの階間調整モータ駆動電圧が印加されている各階間調整モータ17の駆動力が有効になり、図5の(b)に示す階間調整速度で、着床予定階の階間と同じ間隔になるまで、上かご3、下かご4の階間が調整される。
次いで、上かご3、下かご4の階間調整が完了し、階間調整制御回路43により、これが検知されて、階間調整制御指令KRUN2、階間調整ブレーキ開放指令KBKの出力が停止され、ブレーキ駆動回路47から階間調整ブレーキ解放電圧の出力が停止されると、各階間調整ブレーキ23によって、各階間調整モータ17にブレーキが掛けられ、上かご3、下かご4の階間が固定されるとともに、階間調整ブレーキ電源投入指令KBMCの出力が停止され、階間調整ブレーキ電源開閉回路46の常開接点66が開状態にされ、電源回路44と、ブレーキ駆動回路47との間が電気的に遮断される。
この後、階間調整制御回路43により、階間調整モータ動作指令KMTの出力が停止され、モータ駆動回路50から階間調整モータ駆動電圧の出力が停止され、各階間調整モータ17が完全に停止される。また、階間調整モータ電源投入指令KMMCの出力が停止され、階間調整モータ電源開閉回路49の常開接点68が開状態にされ、電源回路44と、モータ駆動回路50との間が電気的に遮断される。
また、この動作と並行し、ダブルデッキ型乗りかご機構5が着床予定階で完全に停止したとき、エレベータ制御装置10内にあるエレベータ制御回路34によって、階間調整制御回路43から階間調整ブレーキ電源投入指令KBMC、階間調整モータ電源投入指令KMMCが出力されているかどうかがチェックされる。
そして、ダブルデッキ型乗りかご機構5が着床予定階で完全に停止した時点で、階間調整制御回路43から階間調整ブレーキ電源投入指令KBMC、階間調整モータ電源投入指令KMMCが出力されていなければ、ダブルデッキ型乗りかご機構5が着床予定階で完全に停止した時点で、エレベータ制御回路34によって、自動戸開指令(DOPA)、(DOPB)が生成されるとともに、ドア開閉制御回路40によってドア開指令DOP(U(upper))、ドア開指令DOP(D(lower))が生成される。そして、これらドア開指令DOP(U(upper))、ドア開指令DOP(D(lower))がダブルデッキ型乗りかご機構5の上かごドア制御機構18、下かごドア制御機構21に各々、供給されて、上かごドア20、下かごドア25、着床階の各ホールドア12が開状態にされる。
また、図6の(a)〜(k)に示すように、ダブルデッキ型乗りかご機構5が着床予定階で完全に停止した時点で、階間調整制御回路43から階間調整ブレーキ電源投入指令KBMC、階間調整モータ電源投入指令KMMCが出力されていれば、階間調整制御回路43から階間調整ブレーキ電源投入指令KBMC、階間調整モータ電源投入指令KMMCが出力されなくなるまで、エレベータ制御回路34によって、自動戸開指令(DOPA)、(DOPB)の生成が禁止される。
この後、階間調整制御回路43から階間調整ブレーキ電源投入指令KBMC、階間調整モータ電源投入指令KMMCの出力が停止されたとき、エレベータ制御回路34によって、自動戸開指令(DOPA)、(DOPB)が生成されるとともに、ドア開閉制御回路40によってドア開指令DOP(U(upper))、ドア開指令DOP(D(lower))が生成されろ。そして、これらドア開指令DOP(U(upper))、ドア開指令DOP(D(lower))がダブルデッキ型乗りかご機構5の上かごドア制御機構18、下かごドア制御機構21に各々、供給されて、上かごドア20、下かごドア25、着床階の各ホールドア12が開状態にされる。
このように、第1の実施形態では、階間調整装置11によってダブルデッキ型乗り機構5の階間調整動作を行いつつ、上かご3、下かご5の間隔を調整して目的階に着床し、上かごドア20、下かごドア25、着床階の各ホールドア12を開状態にする際、階間調整ブレーキ電源開閉回路46の常開接点66と、階間調整モータ電源開閉回路49の常開接点68とを開状態にして、電源回路44と、ブレーキ駆動回路47との間を完全に遮断するとともに、電源回路44と、モータ駆動回路50との間を完全に遮断するようにしている。このため、ダブルデッキ型乗りかご機構5が着床しているとき、階間調整装置11のブレーキ駆動回路47、モータ駆動回路50などが誤動作しても、上かご3、下かご4の階間を一定値に保持でき、上かご3、下かご4が着床している乗り場側の床面と、上かご3、下かご4の床面との間に段差が発生するのを未然に防止することができる。
また、第1の実施形態では、ブレーキ駆動回路47に電源電圧が供給されるとともに、モータ駆動回路50に電源電圧が供給されているとき、ダブルデッキ型乗りかご機構5の戸開動作を禁止し、ブレーキ駆動回路47に対する電源電圧が遮断されるとともに、モータ駆動回路50に対する電源電圧が遮断されているとき、前記ダブルデッキ型乗りかご機構5の戸開動作を許可するようにしている。このため、階間調整装置11のブレーキ駆動回路47、モータ駆動回路50などが誤動作しても、上かご3、下かご4の階間を一定値に保持できる。
また、第1の実施形態では、階間調整モータ電源開閉回路49に対する指示内容と階間調整モータ電源開閉回路49の電源遮断状況とをチェックし、指示内容と電源遮断状況とが不一致のとき、階間調整モータ電源遮断回路48の常閉接点67を開状態にして、モータ駆動回路50に対する電源電圧を遮断し、階間調整モータ駆動電圧の生成を禁止するようにしている。このため、階間調整装置11のモータ駆動回路50のみならず、モータ駆動回路50に電源電圧を供給/遮断している階間調整モータ電源開閉回路49などが誤動作しても、上かご3、下かご4の階間一定値にを保持できる。
また、第1の実施形態では、階間調整ブレーキ電源開閉回路46に対する指示内容と階間調整ブレーキ電源開閉回路の電源遮断状況とをチェックし、前記指示内容と電源遮断状況とが不一致のとき、階間調整ブレーキ電源遮断回路45の常閉接点65を開状態にして、ブレーキ駆動回路47に対する電源電圧を遮断し、階間調整ブレーキ解放電圧の生成を禁止するようにしている。このため、階間調整装置11のブレーキ駆動回路47のみならず、ブレーキ駆動回路47に電源電圧を供給/遮断している階間調整ブレーキ電源開閉回路46などが誤動作しても、上かご3、下かご4の階間を一定値に保持できる。
また、第1の実施形態では、階間調整モータ電流検出回路51によって、階間調整モータ17に供給される階間調整モータ電流の状態を検出するとともに、階間調整監視回路41によって、階間調整モータ電源開閉回路49に対する指示内容と階間調整モータ電流検出回路51の電流検出結果とが一致しているかどうかを監視し、これらが不一致のとき、モータ駆動回路50に対する電源電圧を遮断して、階間調整モータ駆動電圧の生成を禁止するようにしている。このため、階間調整装置11のモータ駆動回路50、モータ駆動回路50対する電源電圧を供給/遮断している階間調整モータ電源開閉回路49などが誤動作しても、さらにこれらモータ駆動回路50、階間調整モータ電源開閉回路49などをメンテナンスする時などに、接続ミスなどが発生しても、上かご3、下かご4の階間を一定値に保持できる。
また、第1の実施形態では、階間調整ブレーキスイッチ24によって、階間調整ブレーキ23の開閉状態を検出するとともに、階間調整監視回路41によって、階間調整ブレーキ電源開閉回路46に対する指示内容と階間調整ブレーキスイッチ24の検出結果とが一致しているかどうかを監視し、これらが不一致のとき、ブレーキ駆動回路47に対する電源電圧を遮断して、階間調整ブレーキ解放電圧の生成を禁止するようにしている。このため、階間調整装置11のブレーキ駆動回路47、ブレーキ駆動回路47に対する電源電圧を供給/遮断している階間調整ブレーキ電源開閉回路46などが誤動作しても、さらにこれらブレーキ駆動回路47、階間調整ブレーキ電源開閉回路46などをメンテナンスする時などに、接続ミスなどが発生しても、上かご3、下かご4の階間を一定値に保持できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…ダブルデッキエレベータシステム
2a〜2n…乗場ドア機構
5…ダブルデッキ型乗りかご機構
6…昇降機構
7a〜7n…乗場呼び釦
8,9…かご内操作盤
10…エレベータ制御装置
11…階間調整装置
12…ホールドア
13…ドア閉検出スイッチ
15…かご枠
16…ねじ棒
17…階間調整モータ
18…上かどドア制御機構
19…ドア閉検出スイッチ
20…上かごドア
21…下かごドア制御機構
22…ドア閉検出スイッチ
23…階間調整ブレーキ
24…階間調整ブレーキスイッチ
25…下かごドア
31…主ロープ
32…巻上機
33…ブレーキ機構
34…エレベータ制御回路
35…階間調整モータ電源投入指令検出接点
36…階間調整ブレーキ電源投入検出接点
37…自動戸開指令検出接点
39…ドア開指令リレー
40…ドア開閉制御回路
41…階間調整監視回路
42…戸閉検出回路
43…階間調整制御回路
44…電源回路
45…階間調整ブレーキ電源遮断回路
46…階間調整ブレーキ電源開閉回路
47…ブレーキ駆動回路
48…階間調整モータ電源遮断回路
49…階間調整モータ電源開閉回路
50…モータ駆動回路
51…階間調整モータ電流検出回路
52…全ドア閉検知リレー
53…戸閉検出接点
54…階間調整起動指令接点
55…階間調整モータ電源投入リレー
56…階間調整モータ電源投入検出接点
57…階間調整起動指令接点
58…階間調整モータ動作指令リレー
59…戸閉検出接点
60…階間調整制御指令接点
61…階間調整ブレーキ電源投入リレー
62…階間調整ブレーキ電源投入検出接点
63…階間調整制御指令接点
64…階間調整ブレーキ動作指令リレー
65,67…常閉接点
66,68…常開接点
67…常閉接点

Claims (6)

  1. 階間調整ブレーキ解放電圧を生成して階間調整ブレーキに供給し、ダブルデッキ型乗りかご機構を構成する上かごと下かごとの間隔を調整自在にするブレーキ駆動回路と、
    前記ダブルデッキ型乗りかご機構が停止して戸開している間、前記ブレーキ駆動回路の電源を遮断して、前記階間調整ブレーキ解放電圧の生成を禁止する階間調整ブレーキ電源開閉回路と、
    階間調整モータ駆動電圧を生成して階間調整モータに供給し、前記上かごと下かごとの間隔を調整するモータ駆動回路と、
    前記ダブルデッキ型乗りかご機構が停止して戸開している間、前記モータ駆動回路の電源を遮断して、前記階間調整モータ駆動電圧の生成を禁止する階間調整モータ電源開閉回路と、
    を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベータシステム。
  2. 請求項1に記載のダブルデッキエレベータシステムにおいて、
    前記ブレーキ駆動回路及び前記モータ駆動回路の双方に電源が供給されているとき、前記ダブルデッキ型乗りかご機構の戸開動作を禁止し、前記ブレーキ駆動回路及び前記モータ駆動回路の双方の電源が遮断されているとき、前記ダブルデッキ型乗りかご機構の戸開動作を許可するドア開閉回路、
    を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベータシステム。
  3. 請求項1または2に記載のダブルデッキエレベータシステムにおいて、
    前記階間調整モータ電源開閉回路に対する指示内容と前記階間調整モータ電源開閉回路の電源遮断状況とをチェックし、前記指示内容と前記電源遮断状況とが不一致のとき、前記モータ駆動回路の電源を遮断して、前記階間調整モータ駆動電圧の生成を禁止する階間調整モータ電源遮断回路、
    を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベータシステム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のダブルデッキエレベータシステムにおいて、
    前記階間調整ブレーキ電源開閉回路に対する指示内容と前記階間調整ブレーキ電源開閉回路の電源遮断状況とをチェックし、前記指示内容と前記電源遮断状況とが不一致のとき、前記ブレーキ駆動回路の電源を遮断して、前記階間調整ブレーキ解放電圧の生成を禁止する階間調整ブレーキ電源遮断回路、
    を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベータシステム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のダブルデッキエレベータシステムにおいて、
    前記階間調整モータに供給される電流の状態を検出する階間調整モータ電流検出回路と、
    前記階間調整モータ電源開閉回路に対する指示内容と前記階間調整モータ電流検出回路の電流検出結果とが不一致のとき、前記モータ駆動回路の電源を遮断して、前記階間調整モータ駆動電圧の生成を禁止する階間調整モータ監視回路と、
    を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベータシステム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のダブルデッキエレベータシステムにおいて、
    前記階間調整ブレーキの開閉状態を検出する階間調整ブレーキスイッチと、
    前記階間調整ブレーキ電源開閉回路に対する指示内容と前記階間調整ブレーキスイッチの検出結果とが不一致のとき、前記ブレーキ駆動回路の電源を遮断して、前記階間調整ブレーキ解放電圧の生成を禁止する階間調整ブレーキ監視回路と、
    を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベータシステム。
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