JP4558352B2 - エレベータの故障時救出運転装置 - Google Patents

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この発明は、エレベータの故障時救出運転装置に関し、特に、永久磁石式同期電動機を用いてエレベータのかごを昇降させるように構成したエレベータの故障時救出運転装置に関するものである。
従来、エレベータの制御装置に故障が発生した場合、エレベータのかご位置を保持するブレーキを開放し、永久磁石式同期電動機の発電制動により、異常増速を防止しつつ、エレベータのかごの積載荷重と釣合いおもりとの重量差により、エレベータのかごを移動させ、乗客を救出する方法が広く一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−143115号公報
然しながら、上記2000−143115号公報等に記載されているような、従来のエレベータの故障時救出運転方法では、永久磁石式同期電動機を短絡して発電制動により制動力を得て、エレベータのかごが規定の速度以上に増速する異常増速を防いでおり、従って、エレベータのかごの積載荷重が最大積載荷重であっても異常増速しないだけの制動力を発生させる必要があり、その制動力を得るには永久磁石式同期電動機が大型になるという問題点があった。
一方で、エレベータのかごの積載荷重が最大積載荷重に近く、釣合いおもりとの重量差が大きいと、エレベータのかごの異常増速を抑えるために発電制動は有効であるが、エレベータのかごの最大積載荷重が定格負荷の50%に近いと、エレベータのかごの積載荷重と釣合いおもりとの重量差が少なくなり、更に発電制動による制動力がかかるので、極めて微速でしかエレベータのかごが移動せず、それだけ救出に時間がかかってしまうという問題点あった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、発電制動によって得られる制動力を必要とせずに永久磁石式同期電動機を小型にでき、また、エレベータのかごの積載荷重と釣合いおもりとの重量差が少ない状態でもエレベータ故障時の救出運転を速やかに行うことができるエレベータの故障時救出運転装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの故障時救出運転装置は、永久磁石式同期電動機によりロープを介して乗客を乗せたかごを昇降するエレベータと、このエレベータのかごを静止保持するブレーキと、前記電動機を制御する制御装置とを備えたものにおいて、エレベータが故障した時に、ブレーキを開放するブレーキ開放手段と、このブレーキの開放によるエレベータのかごの移動距離または速度を検出し、その検出結果に基づいてブレーキを動作させるブレーキ駆動手段とを備え、ブレーキ駆動手段は、エレベータがサービスする各階床とエレベータのかごの床位置を合わせた距離毎に前記ブレーキを動作させるものである。
この発明は、永久磁石式同期電動機の発電制動力を必要としないので、永久磁石式同期電動機を小型にすることができ、また、エレベータのかごの積載荷重と釣合いおもりとの重量差が小さい場合でも、回生ブレーキが作用しないので、速やかに救出運転を行うことが可能である。
以下、この発明の一実施の形態を、図1〜図6を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータの故障時救出運転装置を示す構成図である。
図1において、乗客が乗るエレベータのかご1と巻上機の負荷等を軽減するための釣合いおもり2が、シーブ4およびそらせ車5に巻き掛けられたロープ3により連結される。また、シーブ4を駆動する永久磁石式同期電動機6が設けられ、この永久磁石式同期電動機6は電動機駆動装置7により駆動され、電動機駆動装置7はエレベータ制御装置8により制御される。また、エレベータ制御装置8に故障検出リレー9が接続され、その常閉接点9a〜9cが永久磁石式同期電動機6と電動機駆動装置7の間に配設される。
エレベータ制御装置8はエレベータの故障を検出しており、エレベータの故障が検出されると、故障検出リレー9を励磁し、この故障検出リレー9が励磁されると、その常閉接点9a〜9cが開いて永久磁石式同期電動機6と電動機駆動装置7が遮断される。かご1の所定位置にはカム10が固定され、このカム10はかご1が床11に着床するとリセットスイッチ12と係合してその常閉接点12aを開くように働く。
永久磁石式同期電動機6に対してエレベータのかご1を静止保持するブレーキ13aと13bが設けられ、ブレーキ13aの一端は後述のリミットスイッチ14の常閉接点14a、ブレーキ13a,13bを開放するためのブレーキ開放手段としてのブレーキ開放スイッチ15およびリミットスイッチ12の常閉接点12aを介してブレーキ開放用のバッテリ電源16の正極(+)側に接続され、ブレーキ13aの他端はバッテリ電源16の負極(−)側に直接接続される。また、ブレーキ13bの一端はブレーキ開放スイッチ15およびリミットスイッチ12の常閉接点12aを介してバッテリ電源16の正極(+)側に接続され、ブレーキ13bの他端はバッテリ電源16の負極(−)側に直接接続される。
なお、ブレーキ開放スイッチ15は、エレベータの保守員が安全に作業できるようにエレベータの乗り場等任意の場所で操作が可能となるように設置されている。また、かご1が定格速度を越えて落下した際に非常止め(図示しない)を動作させるガバナ17が設けられ、このガバナ17はガバナロープ18により直接かご1に接続される。
そして、本実施の形態では、かご1に直接接続のガバナロープ18が懸架されたガバナ17にかご1の移動距離を検出する検出板19が取り付けられる。この検出板19の円周に一定間隔に刻まれた溝を検出して動作するリミットスイッチ14が設けられ、このリミットスイッチ14の常閉接点として、ブレーキ13aの径路に設けられ、リミットスイッチ14の動作から一定時間開放される時延形の常閉接点14aが用いられる。なお、検出板19とミットスイッチ14およびその時延形の常閉接点14aは、実質的にブレーキを動作させるブレーキ駆動手段を構成する。
次に、動作について、図2および図3を参照して説明する。
例えば、電動機駆動装置7に故障が発生した場合、永久磁石式同期電動機6はこの電動機駆動装置7から切り離されるが、ここでは、仮にかご1の積載荷重と釣合いおもり2との重量差は僅かにかご1の積載荷重が重く、かご1が床11の上方で停止するものとして動作を説明する。
図3のステップS1において、電動機駆動装置7が故障したか否かを判別し、故障してなければ、ステップS2において、通常運転を持続し、故障していれば、ステップS3において、故障検出リレー9により常閉接点9a〜9cを開放して永久磁石式同期電動機6を電動機駆動装置7から切り離す。すると、上述の仮定から、ここでは、かご1の積載荷重と釣合いおもり2との重量差は僅かにかご1の積載荷重が重く、かご1は床11の上方で停止する。
そこで、ステップS4において、エレベータの保守員によって、図2(d)に示すように、時点t1でブレーキ開放スイッチ15を操作してオンとするとブレーキ13a,13bが開放され、ステップS5において、、図2(a)に一点鎖線aで示すように、かご1の速度vが徐々に上り、かご1が下降を開始し、一定距離進むのに合わせて、かご1にガバナロープ18を介して接続されているガバナ17に取り付けた検出板19が回転する。そして、ステップS6において、検出板19の回転によりその円周に一定間隔に刻まれた溝をリミットスイッチ14が検出して、図2(b)に示すように、時点t2で動作し、これにより、図2(c)に示すように、一定時間、時延形の常閉接点14aが開放され、ステップS7において、ブレーキ13aが動作し、かご1は緩やかに停止する。
なお、図2(a)において、一点鎖線aの特性は、上述の如くかご1の積載荷重と釣合いおもり2との重量差が僅かな場合、つまり重量差が小さい場合であるが、破線bで示す特性は、かご1の積載荷重と釣合いおもり2との重量差が大きい場合を示している。
次に、ステップS8において、図2(c)に示すように、時延形の常閉接点14aの時延動作が完了し、接点が時点t3で閉成されると、この時点では、図2(d)に示すように、ブレーキ開放スイッチ15がオン状態にあるので、再びブレーキ13aが開放され、かご1は再び下降を始める。以下、時点t4〜t6等についても同様の動作を繰り返し、かご1は床11に近づいてゆく。
そして、ステップS9において、かご1が床11に到着したか否かを判別し、到着していなければ、ステップS6に戻って上述と同様の動作を繰り返す。一方、かご1が床11に到着すれば、ステップS10において、時点t7で保守員がブレーキ開放スイッチ15の操作を止めるか、カム10がリセットスイッチ12と係合してその常閉接点12aを開けば、ブレーキ13a、13bが動作して、床11上でかご1の移動が停止され、かご1内の乗客が救出される。この時、床11と上方階の床(図示しない)との距離と、検出板19の円周が合わせてあれば、床11とかご1の床面とを合わせた位置で、かご1を停止させることも可能となる。
以上のように、この実施の形態1によれば、かごに直接接続されているガバナロープを用い、このガバナロープが懸架されるガバナに取り付けられてブレーキ駆動用のリセットスイッチと連動する検出板を用いてかごの移動を検出するようにしたので、通常運転時に使用する制御装置に異常が生じた場合でも動作可能で、極めて信頼性の高い故障時救出運転装置とすることができる。
また、一定距離をかこが移動したらブレーキを動作させる構成としたので、永久磁石式同期電動機が発電制動力を保有する必要がなく、従って、発電制動力を必要とする永久磁石式同期電動機を備えた場合に比して小型にできる。また、エレベータのかごの積載荷重と釣合いおもりの重量差が少なくエレベータのかごの増速が極めて少ない場合にも、回生ブレーキが作用しないので、速やかにエレベータのかごを移動させることができ、従来に比して短時間で故障時救出運転を行うことができる。また、エレベータのかごの積載荷重と釣合いおもりとの重量差が大きい場合でも、一定距離をかこが移動したらブレーキを動作させるので、異常増速することもなく救出運転が可能である。
また、そらせ車やシーブ、永久磁石式同期電動機の制御に使用されるエンコーダ(図示しない)などを利用して距離を求めても同様に動作させることが可能である。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2によるエレベータの故障時救出運転装置を示す構成図である。なお、図3において、図1と対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
本実施の形態では、上記実施の形態1で用いたかご1の移動距離を検出する検出板19およびリミットスイッチ14の代わりに、ガバナ17に取り付けられた検出板20と、この検出板20を介してかご1の速度を検出する速度検出機21とを用い、リミットスイッチ14の時延形の常閉接点14aの代わりに、速度検出機21の出力によりその開閉を制御される時延形の常閉接点21aを用いる。なお、検出板20と速度検出機21およびその時延形の常閉接点21aは、実質的にブレーキを動作させるブレーキ駆動手段を構成する。
次に、動作について、図5および図6を参照して説明する。
例えば、電動機駆動装置7に故障が発生した場合、永久磁石式同期電動機6はこの電動機駆動装置7から切り離されるが、ここでは、仮にかご1の積載荷重と釣合いおもり2との重量差は遥かにかご1の積載荷重が重く、かご1が床11の上方で停止するものとして動作を説明する。
図6のステップS1において、電動機駆動装置7が故障したか否かを判別し、故障してなければ、ステップS2において、通常運転を持続し、故障していれば、ステップS3において、故障検出リレー9により常閉接点9a〜9cを開放して永久磁石式同期電動機6を電動機駆動装置7から切り離す。すると、上述の仮定から、ここでは、かご1の積載荷重と釣合いおもり2との重量差は遥かにかご1の積載荷重が重く、かご1は床11の上方で停止する。
そこで、ステップS4において、エレベータの保守員によって、図5(d)に示すように、時点t11でブレーキ開放スイッチ15を操作してオンとするとブレーキ13a,13bが開放され、ステップS5において、図5(a)に破線dで示すように、かご1の速度vは、かご1の重量が定格負荷の50%より十分に重い場合、素早く上り、かご1が下降を開始し、かご1がある速度で進むのに合わせてかご1にガバナロープ18を介して接続されているガバナ17に取り付けた検出板20が回転する。そして、ステップS11において、検出板20の動きからこれと連動するかご1の移動速度を速度検出機21で検出し、図5(b)に示すように、かご1の移動速度が一定速度に達したことが時点t12で検出されると、これにより、図5(c)に示すように、一定時間、時延形の常閉接点21aが開放する。次いで、ステップS7において、ブレーキ13aが動作し、かご1は緩やかに床11の上方で停止する。
なお、図5(a)において、一点鎖線cの特性は、かご1の積載荷重と釣合いおもり2との重量差が僅かな場合、つまり重量差が小さい場合であるが、破線dで示す特性は、上述の如くかご1の積載荷重と釣合いおもり2との重量差が大きい場合を示している。
次に、ステップS8において、図5(c)に示すように、時延形の常閉接点21aの時延動作が完了し、接点が時点t13で閉成されると、この時点では、図5(d)に示すように、ブレーキ開放スイッチ15がオン状態にあるので、再びブレーキ13aが開放され、かご1は再び下降を始める。以下、時点t14〜t18等についても同様の動作を繰り返し、かご1は床11に近づいてゆく。
そして、ステップS9において、かご1が床11に到着したか否かを判別し、到着していなければ、ステップS6に戻って上述と同様の動作を繰り返す。一方、かご1が床11に到着すれば、ステップS10において、時点t19で保守員がブレーキ開放スイッチ15の操作を止めるか、カム10がリセットスイッチ12と係合してその常閉接点12aを開けば、ブレーキ13a、13bが動作して、床11上でかご1の移動が停止され、かご1内の乗客が救出される。この時、床11と上方階の床(図示しない)との距離と、検出板19の円周が合わせてあれば、床11とかご1の床面とを合わせた位置で、かご1を停止させることも可能となる。
以上のように、この実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様に、永久磁石式同期電動機の小型化、故障時救出運転の時間の短縮化が出来ると共に、かごに直接接続されているガバナロープを用い、このガバナロープが懸架されるガバナに取り付けられてブレーキ駆動用の速度検出機と連動する検出板を用いてかごの速度を検出するようにしたので、通常運転時に使用する制御装置に異常が生じた場合でも動作可能で、極めて信頼性の高い故障時救出運転装置とすることができる。
また、エレベータのかごの移動速度が一定速度に達したらブレーキを動作させる構成とした場合、エレベータのかごの積載荷重と釣合いおもりとの重量差が大きくエレベータのかごの増速が極めて大きい場合、時間当たりのブレーキ動作回数は多くなり、逆にエレベータのかごの積載荷重と釣合いおもりとの重量差が小さい場合は、時間当たりのブレーキ動作回数は少なくなるが、エレベータのかごの平均速度がどちらの場合も等しくなるように作用するので、エレベータのかごの積載荷重と釣合いおもりとの重量差に拘わらず、同様な救出運転の時間とすることができる。
また、そらせ車やシーブ、永久磁石式同期電動機の制御に使用されるエンコーダ(図示しない)などを利用して速度を求めても同様に動作させることが可能である。
実施の形態3.
なお、上記実施の形態1、2におけるエレベータのかご1を静止保持するブレーキ13は、少なくとも2つ以上のブレーキシュウ(図示せず)を有し、ブレーキ13を動作させてエレベータかご1を停止させる際に、ーつまたは複数のブレーキシュウを選択的に、ブレーキドラムないしはブレーキディスク(いずれも、図示せず)に押し付けるようにしてもよい。これにより、停止時のショックも、通常2つ以上設けられるブレーキシュウを選択的に動作させることで、制動力を調節し、停止時のショックを和らげることが可能である。
実施の形態4.
また、検出板19とミットスイッチ14およびその時延形の常閉接点14aからなり、ブレーキ13aを動作させるブレーキ駆動手段は、エレベータがサービスする各階床とエレベータのかご1の床位置を合わせた距離毎に動作させるようにしてもよい。これにより、エレベータ故障時に、乗客を効率よく救出することができる。
実施の形態5.
また、エレベータのかご1の移動速度は、調速機(図示せず)を用いて検出するようにしてもよい。これにより、エレベータのかご1の移動速度を検出する検出手段を専用に設ける必要が無く、コストの低廉化が図れる。
この発明の実施の形態1によるエレベータの故障時救出運転装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるエレベータの故障時救出運転装置の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータの故障時救出運転装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるエレベータの故障時救出運転装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータの故障時救出運転装置の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータの故障時救出運転装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 エレベータのかご、 2 釣合いおもり、 3 ロープ、 6 永久磁石式同期電動機、 8 エレベータ制御装置、13a,13b ブレーキ、 14 リミットスイッチ、 14a リミットスイッチの時延形常閉接点、 15 ブレーキ開放スイッチ、 16 バッテリ電源、 17 ガバナ、 18 ガバナロープ、 19,20 検出板、 21 速度検出機、 21a 速度検出機の時延形常閉接点。

Claims (4)

  1. 永久磁石式同期電動機によりロープを介して乗客を乗せたかごを昇降するエレベータと、該エレベータのかごを静止保持するブレーキと、前記電動機を制御する制御装置とを備えたものにおいて、
    エレベータが故障した時に、前記ブレーキを開放するブレーキ開放手段と、
    該ブレーキの開放による前記エレベータのかごの移動距離または速度を検出し、その検出結果に基づいて前記ブレーキを動作させるブレーキ駆動手段と
    を備え
    前記ブレーキ駆動手段は、エレベータがサービスする各階床と前記エレベータのかごの床位置を合わせた距離毎に前記ブレーキを動作させることを特徴とするエレベータの故障時救出運転装置。
  2. 前記ブレーキ駆動手段は、前記エレベータのかごの移動速度が規定の速度に達する毎に前記ブレーキを動作させることを特徴とする請求項1記載のエレベータの故障時救出運転装置。
  3. 前記ブレーキ駆動手段は、前記エレベータのかごの移動速度を調速機から検出することを特徴とする請求項記載のエレベータの故障時救出運転装置。
  4. 前記エレベータのかごを静止保持するブレーキは、少なくとも2つ以上のブレーキシュウを有し、前記ブレーキを動作させて前記エレベータのかごを停止させる際に、つまたは複数のブレーキシュウを選択的に、ブレーキドラムまたはブレーキディスクに押し付けることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエレベータの故障時救出運転装置。
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