JP2013226999A - 足掛け台 - Google Patents

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清澄 今井
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Abstract

【課題】足を床に付け椅子に座着する場合、リクライニング姿勢を含めその姿勢を快適にすると共に、座着姿勢を継続する場合に発生する疲労や下肢血行不良を改善する事のできる足掛け台を提供する。
【解決手段】前面部には後方向に高くなる傾斜面2を有する足掛け(載せ)台1を椅子の前方に距離をおき設置し、必要に応じて、足先を伸ばし、その傾斜面に沿って意図する場所に足を載せ、下肢を有効に使って身体の調整保持を行う。さらに足を上げ足載せ台1に足を預ける事により屈折した足を伸ばし、あるいは回転体を使って足の運動を行う事等によって疲労、血行不良を改善する。
【選択図】図1

Description

事務用や作業用、または車両や航空機用乗客椅子等(一般的な椅子)に座り、足を床に付け椅座姿勢を継続する場合、その姿勢を快適にする足掛け(載せ)台に関する。
各種異なる工夫を凝らした椅子が存在するが、椅子の居住性を高めるため、背もたれの角度や座部の高さと角度の調整装置(リクライニング装置)に関する発明(特許文献1)や足掛け台に関する発明がある(特許文献2、3、4、5)。さらに、足裏を刺激し、その効果で疲労を回復し健康を増進する発明がある(文献6、7)。
特開2008−74238 シート装置 特開2007−75512 レッグレスト装置 特開2002−225614 航空機および自動車用足掛け台 特開平9−263167 自動車用足乗せ台 特開2007−29672 足置き台 特開2010−253914 竹踏みステップ 特開2010−172421 足裏マッサージ器
発明が解決しようとする課題
足を床に付け上半身をほぼ直立して着座しその椅座姿勢を継続する場合には、時間経過と共に身体の疲労増加の要因等も加わり、上半身は前後左右に位置角度を変え、同様に下肢もその位置角度を変える。一般的には、上半身をほぼ直立した椅座姿勢で疲労感や緊張感を緩和する場合、椅子やその使用環境等による各種の制約条件にもよるが、あらゆる場面で等しく座着者のとり得る姿勢は、過度のリクライニング姿勢(仰臥姿勢)は憚ることが多いため、椅座姿勢を保持しながら上半身をやや後傾し、背もたれに上半身を預けたリクライニング姿勢で、下肢もリクライニングの目的と身体全体の安定のため足先をやや前方に伸ばした姿勢となる。
このリクライニング姿勢では、上半身が後傾するため、座部上面の臀部で「前ずれ」現象を起こす。この動きは僅かでも徐徐に進行し、身体の安定は喪失しリクライニング感を阻害する。
背部が大きく後傾し仰臥姿勢となる特殊な椅子は「前ずれ」を起こさないが、一般的な椅子でリクライニング姿勢をとる場合、「前ずれ」を防止する単純な座部角度調整付き椅子では、足が浮き上がる等の別の問題がある。特許文献1による椅子は、この不具合を改良した椅子であるが、「前ずれ」現象は発生し複雑化した椅子はより高価となる。この様に、シンプルな椅子では無論、複雑な調整装置を有する椅子でも多くの場合に、椅座姿勢でのリクライニング時には「前ずれ」現象が発生する。
このリクライニング時に発生する「前ずれ」に対処するためには、時折姿勢の矯正が必要となる。この現象は、多くの椅子で誰しも体験済みで、自然発生する不快な「前ずれ」現象の防止策としては、意識してより強く足を床に付け踏ん張って前ずれを防ぐか、「前ずれ」を起こし移動した臀部を時折元に戻したり、足先を前方に伸ばし足先角度を変え足で踏ん張り易くしてし「前ずれ」を止める。
レッグレスト装置(特許文献2)は、椅座者が足を前方に伸ばした状態でくつろげるよう下腿部(脹脛部)を下方から持ち上げる装置で、椅子前方に広いスペースを必要とし、先が床先から離れ、上半身のバランスがとり難くなり、特殊な姿勢となるため一般的でない。
航空機および自動車用足掛け台(特許文献3)は、足掛け台の収納を良くする装置である。
自動車用の足乗せ台(特許文献4)は、椅子前スペースを邪魔しない椅子より離れた場所に設置し、足を伸ばす事ができるが、足を置く位置が常に同じでその他の足乗せ台の機能にも乏しい。
足置き台(特許文献5)は、座部下面床に設置し必要に応じ足元に引き出し利用する発明であるが、座着状況の変化によっては、むしろ自らの足の自由な動きの邪魔となる場合があり、椅子前が左右の座着者の歩行路の場合には、一旦引き出すと安全な歩行の邪魔となり危険で、その為の収納や引き出しを行うのが煩わしい。さらに、血行促進の効果を高める足を伸ばし安定した姿勢(膝の屈折を伸ばし、足先を持ち上げた姿勢)で足を預ける事ができずその効果に乏しい等の問題がある。
竹踏みステップ(特許文献6)は、足裏刺激による健康増進器具であるが、椅座の姿勢で本器具を用いるには、馴れない動作を必要とし苦痛を伴う、限定した嗜好性の強い器具である。
足裏マッサージ器(特許文献7)は靴を履いた状態の椅座姿勢では、突起物の効果は少く、設置場所や、使用時間、使用頻度等から特殊な場所での使用に限定され、運動も単調で局部的なため、運動を継続し難く、血行不良等を効果的に改善しにくい。
課題を解決するための手段
この様な情況に鑑み、椅子から離れた前方に、足の位置や角度の調整、および運動などが容易に行える足掛け台を設け、その効果によりシンプルな椅子や複雑な調整機構を有する椅子でも、より安定した椅座姿勢を保持でき、特にリクライニング姿勢時に発生する「前ずれ」を起こりにくくし、運動不足のため発生する下肢の血行不良等を改善する。
図3でリクライニング姿勢で発生する「前ずれ」現象を説明する。上半身が直立椅座姿勢A1からリクライニング姿勢A2となる場合、上半身の体重W1は傾斜した荷重W2で臀部に加わる。そのため臀部には、座部シート上で椅子の前方向に動く力Pを生じ、臀部は「前ずれ」現象を起こす。このため膝位置B1はB2に移動して、膝を中心とする上腿と下腿の角度(膝角度)αが減少するので、「前ずれ」を防ぐ足下での踏ん張りがより難しくなり、「前ずれ」はより止め難く、身体はより安定感を失う。
この臀部での「前ずれ」を効果的に防止するため、足先を前方に伸ばし(C1、C2)、膝角度αを出来るだけ鈍角とし、同時に足掛け台1に足を載せ足先を持ち上げ、足先による蹴り(踏ん張ばり)が可能となる下肢姿勢をとる必要がある。
この姿勢を実現する足掛け台1の位置は、直立した椅座姿勢での自然な足位置を避け、通常椅子より離れた前方に存在する机または椅子等の下部空間で座着者が足を伸ばして無理なく届く距離内に設置する。
足掛け台1の構成は、その前面には椅子から離れる方向(後方向)に直線、或いは曲面で高くなる傾斜面2を有する。着座者が足先を伸ばしこの傾斜面2に足を載せると、膝角度αは大きくなり、脚力で上体を支え易くする。さらに、伸ばす足先に応じて足掛け台上の足先を持ち上げ(図4、C3、C4)、下腿と足底の角度βをより小さくする(足底と床面角度は大きくする)事により足底での滑りを起こりにくくし、傾斜面による足先の前方へのずれ防止効果と相俟って、足先で踏み込む力を効果的に活用でき、その結果、下肢を使って身体全体の姿勢を無理なく容易に調整できる作用を増す。
また、この足掛け台1の頂部に足を載せ足の運動を容易にする回転体を左右に設け、一方の足は静止した傾斜面2上に足を載せ下肢に力を込めて足掛け台を押し上体を安定させる。他方の足は回転体に足を載せ、足の伸縮・上下運動を行う(図5、D1、D2)。特に、リクライニング時には、片方の足で確りと上体を支えるので、他方の足の運動が容易となり、楽な姿勢で効果的な運動を行う事ができる。また、左右の足の運動を交互に行い易く、継続して無理なく運動を継続できる。
さらに、足掛け台の最頂部には、足を伸ばし、足先を持ち上げ足首部を足掛け台に預け、筋肉を弛緩させ下肢の関節を伸ばした姿勢を保持できる上面を設ける。
発明の効果
椅座姿勢で適時足掛け台に足を載せ、足先を用いて効果的に姿勢調整ができる。特にリクライニング姿勢時には下半身が安定し、「前ずれ」現象を防止できるので、リクライニング感を損なわない。椅子の前方に机や椅子があり、その下部床面にスペースがある場合に適合する足掛け台である。
長時間着座する場合に発生する疲労、下肢血行不良を改善する下肢の運動が座着姿勢で容易となり、片足を足を伸ばし、足先を上げ、足を載せる事によって椅座姿勢でも下肢の鬱血の改善に貢献する。
足を伸ばして使用する位置に設置するため、直立した椅座姿勢での自然な足位置の邪魔をせず、椅子前が左右の座着者の通路の場合にも邪魔とはならない。
本足掛け台で足先を持ち上げた姿勢は、歩行や身体のバランス調整で常に重要な役割を持つ使い慣れた足先に力が入れやすくなり、その結果身体の微妙な調整が容易となるばかりでなく、好みの角度で足掛け台に足を載せ足先に力を入れる動作は、歩行動作に似た大腿部や下腿部筋肉に強い刺激を与え足の血行にも役立ち、身体をリフレッシュする。
発明の実施の形態例を図1、2に基づいて説明する。図1は椅子側から見た斜視図である。足掛け台1の前部(椅子側)には、傾斜面2を設け、其の背部には支持軸3a、3b,4a,4bで(3b、4a、4bは図で指示せず)回転自在に支持された左右一対のローラ3,4を設ける。台座5は使用条件や設置床の状況、椅子や其の設置スペースなど各種条件により固定方法を選択するが、本図はボルト,ナット6により床面に固定した例を示す。設置床の状況によっては下部にマットを装着した一体型としてもよい。
図2は、図1の背面V矢視による側面図である。足掛け台座5には、其の後部にローラ保持リブ 5a,5b,5c、5dを有し、支持軸3a,3b,4a,4bでローラ3,4を回転自在に保持する。ローラ3,4の最頂部高さは、傾斜面2の最頂部とほぼ同一面で、足の左右の移動が容易に行える高さとする。
また傾斜面2は僅かな前方への足位置変化で足先を持ち上げる凹曲面の例であるが、ほぼ膝を中心に円弧を描く足先が傾斜部の頂部に近づくと、傾斜面が急激に立ち上がり足先が斜面から離れ難い形状とする。傾斜面は表面は滑りにくい凹凸を設けるが、頂部付近には踝部(アキレス筋部)載せる為極端な凹凸面を避ける。傾斜面2の表面には、例えば滑りにくいゴム質材等を貼り付けても良い。
回転ローラ3.4は外面が平坦な円筒のローラの例を示すが、左右の軸心方向に径の変化する球面コロ状とし、ローラに載せる位置により、足裏の角度が左右に変化する形状や頂部が回転により連続して軸方向に変化する螺旋状山形としてもよい。
また回転ローラ3.4部は、足掛け台と一体型の固定とし、その最頂部を滑りやすい表面とするか、滑材を貼り付けたものでも良い。
以上のように構成された足掛け台を椅子の前方ほぼ30cm以上の距離を置き設置し、椅子前の床面スペースを確保する。
本発明の実施形態を示す斜傾図 図1のV方向(背面)から見た側面図 座着時の姿勢 足掛け台と足位置(傾斜面) 足掛け台と足位置(ローラ面)
1 足掛け台
2 傾斜面
3,4 ローラ
5 台座
6 ボルト、ナット

Claims (2)

  1. 椅子の前方に設置する足掛け台において、その前面部に足の一部、または足全体を載せる後方部に高くなる直線、あるいは曲面よりなる傾斜面を有し、足を伸ばし足を載せる位置を変える事によりにより、その傾斜面に沿って足先の角度を連続して変えることができ、その頂部には、伸ばした足の踝部(アキレス腱部)を預ける事ができる面を有し、椅子の前方に椅子より離れて設置する事を特徴とする足掛け台。
  2. 前記足掛け台において、その上面の一部に、回転体、または滑りやすくした部分を持つ事を特徴とする足掛け台。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220338619A1 (en) * 2021-04-27 2022-10-27 Michael Giacopelli Portable and adjustable leg rests
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